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木曜 津田穣のG´Day! (グダイ!) 豪ドルレポート 豪州からホットな最新情報をお届け

金利相場は続くよどこまでも

更新日:2013年11月7日

サマリー

注目のFOMCを通過し、市場の焦点は本日のBOE/ECB理事会と明日の米国10月雇用統計となる。FOMCの結果が事前予想ほどハト派的ではなかったことから一時米ドル買い戻しが活発化したが、それも一巡し市場の目は再び各国の金融政策に向かう。為替市場は金利相場の様相を呈しており金利格差に敏感に反応する。

超低金利政策のアンカー役は日本であり、欧州にも追加緩和の可能性がある。豪州の緩和サイクルは終了観測があるし、米国の緩和縮小の行方は最大の関心事である。また中国や英国は必要とあれば金融引き締め策を取るだろうし、一方ニュージーランドやカナダでは来年の利上げ観測が消えない。

RBAの豪ドル高けん制にもかかわらず豪ドルが堅調である。背景は中国景気回復期待とRBAの緩和終了観測であるが、米国の緩和縮小が表面化すれば対ドルでのブルセンチメントにも変化が訪れる可能性がある。

一方豪ドル円相場はドル円の伸び代が大きいだけに中期的には再び100円を目指す可能性がある。本邦投資家の豪ドル債投資が活発化すれば上昇トレンドが一層明白になるだろう。

豪ドルここまでのレビュー

この1週間(10/31-11/7)の相場レンジ:
AUDUSD: 0.94210-0.95423 AUDYEN: 92.731-94.153

先週はFOMCに市場の目が向かったが、この1週間は緩和継続観測の高い米国や日本の株価は上昇したが、その他市場の株価はやや冴えない展開で、世界経済の不透明感を反映して商品相場(CRBインデックス)も270台と軟調であった。
また事前予想ほどハト派的ではなかったFOMCの結果を受けたドル買い戻しが活発化し、ユーロは一時1.34台前半、ポンドも1.60割れまで反落し、ドル円も99円台手前まで反発したが、かかるドル買い戻しも一巡し、本日のECB/BOE理事会や米国のQ3GDP発表、また明日の10月米雇用統計を控えて、現在ドルがやや売り戻されている。
ただドル/円は下値も98円台半ばであり円クロスも総じて堅調である。

豪ドルは度重なるRBAの豪ドル高けん制にもかかわらず、中国の景気回復期待や金融緩和サイクル終了観測などにサポートされて95セント台、94円台まで反発した。
ただ本日発表の10月雇用統計で(就業者数+1.1千人、失業率5.7%)就業者数が予想を下回ったことから94セント台半ば、93円台前半に反落している。
ユーロ/豪ドルは、先週の高値1.45台から1.41台に下落して現在1.42台に小反発。
また豪ドル/NZドルは、NZ準備銀行の来年は金融引き締め示唆もあり10月末の高値1.15台から1.13台に反落している。

豪ドル見通し

向う1週間の予想レンジ :
 AUDUSD:0.9300-0.9600 AUDYEN:92.00-95.00

向う半年の予想レンジ :
 AUDUSD :0.87-1.00  AUDYEN: 85.00-105.00

足元のセンチメント――ベア・ブル交錯
足元の予想――次のトレンド形成前の保合い

主要通貨の中期的バイアス :
 ・米ドル―ブル(足元ニュートラル)
 ・円―ベア(足元ややベア)
 ・ユーロ/ドル―ニュートラル(足元ややブル)
 ・豪ドル/ドル―ニュートラル(足元ややブル)

豪州の初夏の競馬の祭典メルボルンカップも終わり、ジャカランダの紫色の花が咲き乱れていよいよ豪州も夏に突入である。
余談になるがこのメルボルンカップは毎年11月の第一火曜日開催ということでRBA理事会の結果発表PM2:30の30分後に出走というのも面白い。この日ばかりは普段競馬に興味のない人もほとんどが馬券を買うという一大イベントで、出走時間のPM 3:00前後にはパブやオフィスやレストランなどで国中が湧きあがる。
また2006年には日本馬のデルタブルースとポップロックが“ワンツー・フィニッシュ”という快挙を成し遂げたのも未だに語り草だ。

さて、注目のFOMCも終わり本日のECB/BOE理事会、米国のQ3GDPと明日の米10月雇用統計のイベントを控えて市場も様子見気分だ。
米財政協議の政治相場から本来の金融・経済ファンダメンタルズがワークする相場を切望していた筆者であるが、相変わらず分かりにくい相場が続いている。
理由の一つは分かりにくい相場にあって市場参加者が各国の金利動向に全神経を注ぎ、憶測や思惑で相場が動き、また動かそうとする輩が横行しているからだろう。
つまり世界的な“緊急措置的異例の金融緩和”が解除されるまでは、基本的にはこの金利相場が続くということだろう。

いずれにしても主要国の政策金利が下はゼロから上が豪州とNZの2.5%という小さな金利差の中での金利選好を行う訳で神経質になるのも無理はない。
現在の各国の金融政策を緩和志向→引き締め志向の順で挙げてみれば以下の通りとなるだろう。

  • 1.日本―かなり先まで超金融緩和
  • 2.欧州―足元必要とあれば追加緩和
  • 3.豪州―緩和スタンスだがそろそろ緩和終了
  • 4.米国―足元緩和継続だがいずれかの時点で緩和縮小
  • 5.英国―必要とあれば金融引き締め
  • 6.中国―必要とあれば金融引き締め
  • 7.カナダ・NZ―来年のいずれかの時点で金融引き締め

そして足元の関係国通貨を強い順に並べれば:
GBP>USD>CAD>EUR>NZD>AUD>YEN となり上記の金融政策動向と大きく外れてはいない。
ユーロが強いのがやや気になるが、これはやはり経常黒字経済圏であり、ユーロ下落局面では実需のユーロ買いが下支えするのだろう。

振り返ればバブル崩壊後1990年代半ばからゼロ金利政策を取ってきた日本に対してリーマンショック前の米国金利は4-5%台の水準あったし、豪州も6-7%台の金利水準であった。
私はかねてから金利差を利用した“円キャリートレード”の活発化は世界経済が順調に拡大している証であり、決して悪いことばかりではないと思っている。
各国の金融政策が“緊急避難的超低金利”を脱却して初めて正常な為替市場が戻ってくると思っている。

そして金融市場の正常化をもっとも印象付けるのがやはり米国の“出口戦略”なのであろう。
話は変わるが先週米国の財務省半期為替報告書が発表されたが、私のかねてからの大きな疑問は何故中立な国際機関でもない米国がこのような報告書を今公表するのかということ。
今回も名指しで各国への評価がなされているが私なりの注釈をしてみたい。

  • 1.独
    独の輸出依存度の高さが欧州経済の安定を阻害。世界経済に悪影響を及ぼしている。
    意見→隣の芝生は青く見える
  • 2.日本
    日本は介入願望繰り返し示唆するも過去2年間実施されず。為替政策を引き続き注視。
    意見→ 介入願望(?)まで指摘された日には、、、、
  • 3.中国
    大量の外貨準備にもかかわらず介入再開。人民元著しく過小評価。
    意見→借金元にはあまり大きなことを言えないのでは?
  • 4.全体評価
    米国は30年以上にわたり歴史的事実としてドル安を享受しており、各国への指摘事項と照らし合わせて“身びいき”ではないかと思う。やはり各国の為替政策の評価は国際機関に委ねるべきではないだろうか。

RBAスティーブンス総裁の悲痛な豪ドル高けん制(OZ NOW参照)にも拘わらず豪ドルは堅調だ。
背景には中国経済回復期待やRBAの緩和サイクル終了観測があるのだが、こちらのアナリストの間でも、豪ドル債券投資が再び活発化すれば更なる上昇もありうるとの意見が目立つ。
豪州の度重なる利下げや資源ブームピークアウト観測が原因で今年になって豪ドル債への投資は激減していた。
従来から豪州国債の主な買い手は日本の投資家、中央銀行、各国のソブリン・ウエルスファンドであるが、豪州の緩和サイクル終了観測と共にこれら投資家が再び豪ドル債に戻ってきているとの観測が聞かれる。

実際日本の投資家は今年7月から徐々にボンドマーケットに戻りつつあると言う。
豪州経済が立ち直れば金融は引き締めに向かって金利が上昇し、結果としてある程度豪ドルは上昇する訳で、景気回復を歓迎する一方豪ドル高に極端な拒否反応を示すRBAの姿勢にはやや疑問を感じる次第。

足元豪ドルは上記サポート要因により基本的に堅調地合を維持しようが米国のTapering開始がちらつき始めれば、再びセンチメントが変化する可能性もあるだろう。
また最近中国のテロなど政治紛争のニュースが相次ぐが、中国が政治的に不安定化すれば豪州経済に大きなネガティブインパクトを与えることは言うまでもない。

主なイベントは:

11/7(木) ECB/BOE理事会、米国Q3GDP、米新規失業保険申請件数
8(金) 中国10月貿易収支、豪RBA議事録、米10月雇用統計
9(土) 中国10月諸指標(CPI、PPI、小売売上高、鉱工業生産)
11(月) 日本9月国際収支
13(水) ユーロ圏9月鉱工業生産
14(木) 日本Q3GDP、独Q3GDP、米新規失業保険申請件数

Joe式豪ドル週替わりindex

独自の手法で10項目について豪ドル相場にとっての好悪インパクトをそれぞれ最弱評価から最強評価まで「-10―+10」でランク付けし、現状を総合判断したもの。したがって総合indexは理論的には最弱-100で最強+100となる。Indexが大きくプラス、マイナスに傾いている時がチャンス。
現状分析であり、今後を予測する機能はあまりないが、ポジション造成や閉じる際の参考にはなる。

構成要因

ポイント

今回
数値

前回
数値
(10/31)

豪州経済
ファンダメンタルズ

*Good
・9月住宅建設許可件数+14.4%(16ms high、予想+2.8%、前回-1.6%)(10/31)
・豪州Q3CPI前年比+2.2%(予想+1.8%、前回+2.4%)、前期比+1.2%(予想+0.8%、前回+0.4%)、)RBAアンダーライイングCPI前期比+0.65%(予想+0.6%、前回+0.55%)、前年比+2.3%(予想+2.2%、前回+2.4%)(10/23)

・Q3NAB企業信頼感+3(前回-1)(10/17)
・9月NAB企業信頼感+12(前回+6)企業景況感-4(前回-6)(10/8)
・9月ANZ求人広告+0.2%(前回-2.0%7か月振りのプラス!)(10/8)
・9月AIG建設実績インデックス47.6(43.7、4ms high)(10/7)
・8月小売売上高+0.4%(予想+0.3%、前回+0.1%)(10/1)
・Q2GDP前期比+0.6%(予想+0.5%、前回+0.5%)、前年比+2.6%(予想+2.4%、前回+2.5%)(9/4)
・Q2民間設備投資(CAPEX)+4.0%(予想+0.0%。前回-2.1%)(8/29)

*Bad
・10月就業者数+1.1千人(予想+10.0千人、前回+9.1千人)、10月失業率5.7%(予想5.7%、前回5.6%)(11/7)
・9月貿易収支-284mio (予想-500mio、前回-693mio)(11/6.)
・8月WESTPAC リーディングインデックス-0.4%(2011年後半以来最初の下落、前回+0.4%)(10/16)
・8月住宅融資残高-3.9%(予想-2.5%、前回+2.4%)(10/14)
・10月WESTPAC消費者信頼感-2.1%(前回+4.7% largest decline in 5ms)、108.3(前回110.6)(10/9)
・Q2経常収支-9.4bio(予想-8.5bio、前回-8.7bio)(9/3)
・Q2建設活動前期比-0.3%(予想+1.0%、前回-1.9%、2期連続のマイナス)(8/28)
・RBA四半期金融政策報告書
2013年GDP2.25%(前回2.5%)。インフレ予想2013年2.0%(前回2.25%)(2013/8/09)

-3

+5

市場センチメント
(リスク値に対する円キャリーポジション造成・/解消などに関わる)

イベント控えて様子見も株堅調でセンチメント悪くない。円クロス高。
昨日NYダウは+128 ptsの15,746ドル。本日オフショアでは-27pts。昨日VIX恐怖指数は-0.60の12.67。

+2

-2

短期筋推定市場ポジションと調整具合

シカゴIMMの通貨先物ポジションは豪ドル売りコントラクト22,111売り(10/22付)。短期筋はやや買いポジション。

+2

+2

商品相場

原油は94ドル台に反発、金は1316ドル台に小反発、CRBは+0.90の273.90。鉄石は132ドル台に小幅上昇、石炭(燃料炭スポット)は84ドル台に小幅上昇。

-2

-2

金利・為替(当局)

11月はRBA金利据え置き。
<声明>豪ドルは不快なほど高水準。米豪10年利回り格差1.561%に拡大。

-4

-4

需給

本邦機関投資家や外国中銀は豪ドル債買い(豪ドル買い)がやや復活か。日本の投資家は7月から豪州債購入開始、海外からの直接投資、M&Aに絡む豪ドル買い需要の話。潜在的な輸出の豪ドル買い需要(特に年末に向けて資源関連)。

+3

+3

テクニカル
(チャート)

豪ドル/ドル、豪ドル/円ともに一目均衡表の雲の上限とボリンジャーバンドの下限が強い支持線となっている。「ミニラウンドボトム」を形成して強いシグナルだったが本日ここまで大陰線。「差し込み線」と見て再び反発か、あるいは「三羽ガラス」に発展して続落か?RSIは豪ドル46.66%、豪ドル円50.95%でほぼニュートラル。

-2

+2

米ドル(ユーロ)強弱

ドルインデックスは80.55に反落、ユーロは1.35台前半に反発。

+2

-2

中国関連

11/9-12三中全会に期待?10月製造業PMI 51.4(予想51.2、18ms high)(11/1)中国人民銀行は2週間ぶりに流動性を供給で株反発(10/29)、中国人民銀行の金融引き締め懸念、10月HSBC製造業PMI(速報値)50.9(予想50.4、前回50.2)(10/24)、9月の新築住宅価格(前年比+9.1%、前回+8.3%、9カ月連続上昇)(10/33)、中国人民銀行金融政策委員宋氏―インフレ上昇により中銀は短期市場の流動性を緩やかに引きしめる可能性(10/22)、Q2GDP+7.8%(予想+7.8%、前回+7.5%)
本日上海総合指数は-2pts。

+3

+3

国内政局・産業界等

住宅価格の上昇に対する懸念、産業界は豪ドル反発を再び懸念(トヨタ人員削減)、保守連合圧勝―産業界は政権交代・安定(過半数)政権を歓迎、資源産業/非資源産業格差問題、IMFは資源ブームけん引による豪州の輸出は減速見通し。

-2

-2

“現状”総合判断
(必ずしも今後の予測とはならず)

やや売りバイアス

-1

+3

*Good、Badは豪ドルにとってという意味

【豪ドル/ドル チャート】

※チャートはクリックで拡大できます

【豪ドル/円 チャート】

※チャートはクリックで拡大できます

OZ NOW

「豪ドル著しく低下予想」から「不快なほど高い」に

今週のRBA理事会でRBAは予想通りに金利を据え置きとしたが、その声明及びスティーブンス総裁の会見では再び強力な豪ドル高けん制を行った。

先週の講演で同総裁は「ファンダメンタルズ、コスト、生産性、交易条件から言っても豪ドル高は支持されず、将来のいずれかの時点で著しく下落するだろう」と述べたが、今回の理事会後は「豪ドルは不快なほど高水準」と更に強く豪ドル高をけん制した。
また従来の声明文では「豪ドル下落は経済の再編成を支援する」と述べていたが今回は「豪州経済がバランスよく拡大するには豪ドル下落が必要だろう」と更に強い表現になっている。

NZ準備銀行は毎月の理事会の度に“NZドル高けん制”を行っているが、最近のRBAの豪ドル高けん制はNZ準備銀行にも勝るとも劣らないとの印象を受ける。
まさに資源大国豪州も資源ブームが去れば、人口23百万人の小国に過ぎず、投機通貨豪ドルの変動に小国経済は耐えられないと言いたいのかもしれない。

ただ同総裁のコメントの後豪ドルは25ポイント下落しただけで、その後は再び95セントまで回復しており、RBAの豪ドル高けん制が効果的と見るアナリストはほとんどいない。
しつこい豪ドル高に対しては介入論も聞かれるがRBAが最後に介入したのはリーマンショック後に豪ドルが60セントまで急落した時であり、パリティーを越える豪ドル高局面でも介入は確認されていない。

また常々RBAは“世界的に量的緩和が進む中介入は無益である”との立場を取っている。
米国のTaperingが開始し、米国が出口戦略を実施すれば金利格差の縮小から豪ドルは対米ドルで軟化するという見方は同総裁のみならず当地アナリストの一般的な見解でもある。
同総裁のややヒステリックな豪ドル高けん制はそれまでの時間稼ぎなのかもしれない。

 

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