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マーケットビュー

木曜 津田穣のG´Day! (グダイ!) 豪ドルレポート 豪州からホットな最新情報をお届け

バーナンキ相場

更新日:2013年7月11日

豪ドルここまでのレビュー

この1週間(7/4-7/11)の相場レンジ:
AUDUSD: 0.90411-0.92929  AUDYEN: 90.524-93.045

この1週間は政府の債務問題くすぶる欧州や景気減速懸念のある中国の株価はやや軟調推移したが、日米の株価は堅調を維持した。
またエジプトの地政学的懸念や在庫の大幅減から原油は1バレル106ドルまで続伸している。為替市場では昨日のFOMC議事録とバーナンキ議長の講演におけるハト派的内容からドルが大幅に反落した。
週初、ドル/円は101円台で頭打ちとなり反落していたが、弱い指標や金融当局の金融緩和継続スタンスからユーロは1.27台半ば、128円近辺に下落、またポンドも1.48近辺、148円台後半まで値を下げる場面があった。
しかしながら今朝のFOMC議事録やバーナンキFRB議長の講演において米国の金融緩和継続観測が高まり、ドル/円は一時98円台前半に大幅下落。またここまで売り込まれていた欧州通貨や豪ドルのパニックなショートカバーが入り、ユーロは一時1.32近辺、ポンドは1.52近辺、豪ドルは0.93近辺まで急反発するなど荒い相場展開となった。

豪ドルは先週来徐々に底入れし、0.92台前半、93円台前半まで反発していたが、今朝の米FOMC議事録やバーナンキ講演を受けて豪ドル/ドルは一時0.93近辺に上昇、一方豪ドル/円はドル円の急落から91円前半に下落後、一時的に92円を回復するなど不安定な展開となっている。
ユーロ/豪ドルは昨日一日で1週間の値幅を上回り1.38台から1.42台に上昇し、現在は1.41台半ばとなっている。また豪ドル/NZドルは相変わらず1.16台の最安値圏に張り付いている。

豪ドル見通し

向う1週間の予想レンジ :
 AUDUSD:0.9100-0.9400  AUDYEN:90.00-93.00

向う半年の予想レンジ :
 AUDUSD :0.88-1.05   AUDYEN: 85.00-105.00

足元のセンチメント――豪ドルベアセンチメントやや弱まる
足元の予想――下値テストと買い戻しの揉み合い

主要通貨の中期的バイアス :
 ・米ドル―ブル
 ・円―ベア
 ・ユーロ/ドル―ニュートラル
 ・豪ドル/ドル―ニュートラル

7月になってからの為替相場の動きは、月初ドル/円がドル高をリードし、その後は欧州通貨安にバトンタッチする形でドル高が進行していた。
今回のドル高は5月22日のバーナンキ議長の議会証言で量的緩和縮小を示唆したことが大きな要因であったが、この自らの発言に起因するドル高に、昨日は再び自らの発言で終止符を打つという離れ業をやってのけるのは、さすがに世界一市場に影響力を持つ金融当局者であるバーナンキ議長であり、まさにバーナンキ相場と言えるだろう。

振り返ってみれば“米大統領選挙の年と翌年は米ドルが強い”というアノマリー(経験的な規則性)通りに2011年に72台まで下落していたドルインデックスは大統領選の年である昨年84台まで上昇し、その後調整はあったものの今年は85台まで一時上昇した。
つまりアノマリーは的中していたわけだが、やはりバーナンキ議長も内心ドル全面高が気に入らなかったのであろうか。
今週IMFは世界経済見通しの下方修正を行い、米国経済の成長率も今年は前回の1.9%から1.7%に、また来年についても3.0%から2.7%に下方修正している。
かかる中、中国経済の減速懸念があり、欧州債務問題は完治せず、日本はアベノミクスで目一杯の状況である。
つまり日本は米国版の超低金利・量的緩和政策を踏襲し、欧州も最近になり米国版の時間軸作戦をこれまた踏襲し、中国は安定路線にシフトダウンするなど、世界経済の牽引車が不在となる中で、米国に金利上昇/景気けん引役の負担が集中することが時期尚早との判断があるのではなかろうか。

バーナンキ議長の「foreseeable future(予測可能な限り)」緩和継続という発言はかなり強烈で来年1月の自身の辞任後の「引き継ぎ事項」のようにも聞こえるが、FOMC議事録の内容にしても量的緩和の可能性を否定している訳ではなく、やはりドル買いに大きく傾いた市場ポジションがパニックに陥ったというべきであろう。
事実米債利回りは議事録の“半数は年内のQE終了が適切”に反応してむしろ上昇している。(その後のバーナンキ発言で上げ幅を削ったが)
9月QE縮小を読んでいた市場の金利先高観は一旦冷やされた形だが、FRBの時間軸作戦に大きな変更はないだろう。
ただ“市場との対話”を重要視するバーナンキ議長であるならば、やはりQE縮小観測からの脈絡をもう少し重要視して対話していただきたいと思う次第。

一方、豪ドルは先週来むしろ底入れムードであった。
米国QE縮小観測、資源ブームピークアウト、金利先安観、中国懸念、RBAの豪ドル安誘導とも言える発言など悪材料が尽きず、7月に安値0.90台前半、豪ドル円は6月に88円台を付けたが結局その後は下げ渋っている。
昨日も発表された中国の6月貿易収支が不冴えな結果で豪ドルは一時0.91台後半から0.91台前半に急落したが、その後はむしろ0.92台に反発するなど従来とは違う底堅さを感じる。
こちらの経済紙Financial Reviewでも最近むしろ「豪ドル底入れか?」との記事が散見される。

理由は中国経済が巡航速度に落ち着き、欧州危機も終息に向かえば資源価格の底なし下落は回避されるとの見方。またガソリン価格の高騰など豪州国内物価の上昇が著しく、これ以上の豪ドル安、利下げに否定的なエコノミストの見解も見られる。更に同紙が指摘するのは、一旦豪ドル底打ち感が出始めれば、日本の個人投資家や海外中銀の豪ドル投資が再開するであろうというもの。
また国民に人気の高いラッド首相が返り咲いて精力的に動いていることも海外から見れば、豪ドルサポート要因に映るのかもしれない。
これらの見解は私の見方ともかなり一致するものであり、もし予想が当たるのであれば私の言っている“下落後1-2カ月で(7月末までに)リバウンド説”もまだ捨てたものではないことになる。

主なイベントは11(木)日銀金融政策決定会合、豪州6月雇用統計、米国新規失業保険申請件数、15(月)中国Q2GDP、中国6月小売売上高、16(日)RBA議事録、独/ユーロ圏ZEW景況感調査、米6月CPI、17(水)米6月住宅着工件数/建設許可件数、バーナンキ議長議会証言18(木)ユーロ圏5月経常収支、米ベージュブック、新規失業保険申請件数、バーナンキ議長議会証言

Joe式豪ドル週替わりindex

独自の手法で10項目について豪ドル相場にとっての好悪インパクトをそれぞれ最弱評価から最強評価まで「-10―+10」でランク付けし、現状を総合判断したもの。したがって総合indexは理論的には最弱-100で最強+100となる。Indexが大きくプラス、マイナスに傾いている時がチャンス。
現状分析であり、今後を予測する機能はあまりないが、ポジション造成や閉じる際の参考にはなる。

 

ポイント

今回
index

前回
index

ファンダメンタルズ

*Good
・6月の雇用統計就業者数+10.3千人(予想0.0千人、前回-0.7千人)
失業率5.7%(予想5.6%、前回5.6%)(7/14)
・6月NAB企業信頼感0 (前回-1)(7/9)
・5月貿易収支+670mio (3カ月連続の黒字、予想+53mio、前回+28mio)(7/3)
・5月HIA新築販売+1.6%(前回+3.9%、3カ月連続増加)(7/3)
・6月AIG 製造業PMI 49.6(前回43.8、17ms連続縮小ではあるが)(7/1)

・Q1経常収支-8.5bio(予想-9.0bio、前回-14.8bio)(6/4)・Q1企業収益+3.0%(予想+1.5%、前回-0.5%)(6/3)
・4月住宅建設許可件数+9.0%(予想+4.0%、前回-5.5%)(5/30)

*Bad
・7月WESTPAC消費者信頼感-0.1%(前回+4.7%)、102。0(前回102.2)(7/10)
・6月NAB企業景況感-8 (前回-4)(7/9)
・6月ANZ求人広告-1.8%(前回-2.5%4か月連続マイナス)(7/8)
・5月住宅建設許可件数-1.1%(予想-1.0%、前回+9.5%)(7/4)
・AIGサービスインデックス41.5(前回40.6)(7/3)
・5月小売売上高+0.1%(予想+0.3%、前回-0.2%)(7/3)

・4月住宅融資残高+0.8%(予想+2.0%、前回+5.2%)(6/11)
・第1四半期GDP前期比+0.6%(予想+0.7%、前回+0.6%)、前年比+2.5%(予想+2.7%、前回+3.2%)(6/5)
・Q1民間設備投資(CAPEX)-4.7%(予想+0.5%。前回-2.1%)(5/30)
・Q1建設活動-2.0%(予想+1.0%、過去5四半期で最大の下落(5/29)
・Q1PPI 前期比+0.3(予想+0.2、前回+0.2)(5/3)
・AIGサービスインデックス 44.1(前回49.6、4ms low、15ms連続減速(50以下)(5/3)
・豪州Q1CPI前年比+2.5%(予想+2.8%、前回+2.2%)、前期比+0.3%(予想+0.5%、前回+0.6%)、アンダーライイングCPI前期比+0.4%(前回+0.55%)、前年比+2.4%(前回+2.4%)(4/24)―予想より弱め
・RBA四半期金融政策報告書
2013年GDP2.50%(前回2.5%)。インフレ予想2013年2.25%(前回2-3%)(2013/5/10)

・経済・財政中間見通し(2012/10/22)
GDP 2012/13 3.25%→3.00%に下方修正
2013/14 3.00%据え置き
2012/13財政黒字5月時の15億豪ドル→11億ドルに下方修正
(参考)2013/14 連邦予算案
2013/14連邦予算案― 2012/13年度 194億ドルの財政赤字(オリジナルは15億ドルの黒字予想)、2013/14年度―180億ドル財政赤字、15/16年度は黒字転換予想、GDP予想12/13年度3.0%(従来3.0%)、13/14年度2.75%(従来3.00%)、GDP比債務比率12/13年度-1.3%、13/14年度-1.1%(2013/5/14)

+2

+2

市場センチメント
(リスク値)

欧州情勢、エジプト懸念などあるが、総じて株価堅調(特にオフショアのNYKダウ)でセンチメントやや改善。 昨日NYダウは-8 ptsの15,291ドル。本日オフショアでは+134pts。昨日VIX恐怖指数は-0.14の14.21。

+2

+2

市場ポジション

シカゴIMMの通貨先物ポジションは豪ドル売りコントラクト70,515売り(前週比売りが8,871コントラクト増える)(7/2)。短期筋の豪ドルショートかなり減る。

+2

+3

商品相場

原油は在庫大幅減で106ドル台に続伸、金は1284ドル台に大幅反発、CRBは+2.57の286.17。鉄石は123ドル台で小康、石炭(燃料炭スポット)は72ドル台で小康。

+3

+3

金利・為替(当局)

6月は金利据え置きも声明「一段の緩和余地ある可能性、豪ドルは依然高水準、豪ドル一段と下落する可能性」、スティーブンス総裁講演(7/3)「豪ドルの下落が経済を支援する可能性、豪ドルは豪経済の多くの部門にとって高過ぎる水準、資源ブームからのシフトは大きな試練」米豪10年利回り格差1.154%に縮小。

-4

-5

需給

個人投資家は豪ドル買いにやや躊躇あるいは円転の動きも。豪ドル下落で海外からの直接投資、M&Aに絡む豪ドル買い需要の話。潜在的な輸出の豪ドル買い需要。

+2

+2

テクニカル

豪ドル/ドル、豪ドル/円とも一目均衡表の雲の下でかつスパンAがスパンBの下で弱い。ただ豪ドル/ドルの雲の下限が切れ上がり、豪ドル/円の雲は横ばいに。豪ドル/ドル、豪ドル/円共にボリンジャーバンドの上限に当たって反落。RSIは豪ドル/ドル46.07%、豪ドル/円47.48%でoversoldをかなり解消。豪ドル/ドルはラウンドボトム的、豪ドル/円は緩やかな反発上昇トレンドだが、両ペアともやや頭打ちか。

-2

-3

米ドル強弱

ドルインデックスは83.09に大幅下落、ユーロは1.30台に急反発。

+3

+2

中国関連

6月中国貿易収支+27.1bio(予想+27.8bio、前回+20.4bio)(輸出-3.1%、輸入-0.7%で不冴え)(7/10)、金融緩和期待後退―中国国務院が穏健で中立的な金融政策維持で緩和期待後退、景気減速・短期金融市場不安、6月非製造業PMI 53.9(前回54.3)、6月製造業PMI 50.1(予想50.1、前回50.8)、6月HSBC製造業PMI 48.2(予想48.2、前回49.2)、5月鉱工業生産+9.2%(予想+9.4%、前回+9.3%)、5月小売売上高+12.9%(予想+12.9%、前回+12.8%)(6/9)、5月CPI+2.1%(予想+2.5%、前回+2.4%)、5月PPI-2.9%(予想-2.5%、前回-2.6%)(6/9)、IMF中国GDP見通し下方修正(2013年 8.00−APR―→7.75%、2014年8.00%→7.50%)(5/29)人民元高6.17台(過去最高)、中国銀行業監督管理委員会が銀行に対して内需や環境関連への融資拡大を指示で株反発(4/19)、Q1GDP+7.75(予想+8.0%、前回+7.9%)、周中国人民銀行総裁は不動産バブル懸念を述べる(3/13) 全人代では財政支出拡大提言(3/5)不動産規制強化で不動産株急落(3/4)、政府は不動産価格抑制を検討か、2012年GDP+7.8%。本日上海総合指数は+33pts。

-4

-4

その他(政治、産業界など)

(豪州国内)
ラッド新首相はギラード女史より強いイメージ、豪ドル下落を産業界は好感、予算案発表後S&P、ムーディーズは豪州トリプルA格据え置き、見通し安定的(5/14)、9/14下院総選挙発表―労働党支持率低下→保守党(産業界寄り)勝利で豪ドル安?鉱山使用料(ロイヤルティー)引き上げ検討への反感強い、資源産業/非資源産業格差問題、IMFは資源ブームけん引による豪州の輸出は減速見通し。
7/9オーストラリアン紙世論調査
<各政党支持率>労働党38%(前回29%)、保守連合42%(47%)<二大政党間>労働党支持率50%(前回43%)、野党保守連合(自由党・国民党)50%(前回57%)、首相適任ラッド首相53%(前回41%)、アボット支持31%(前回50%)。

+3

+2

総合index(現状)

やや買いバイアス

+7

+4

*Good、Badは豪ドルにとって好材料、悪材料という意味

【豪ドル/ドル チャート】

※チャートはクリックで拡大できます

【豪ドル/円 チャート】

※チャートはクリックで拡大できます

OZ NOW

ラッド首相の労働党改革案

首相の座に返り咲いて以来、精力的に国内各地を飛び回っているラッド首相であるが、7月9日付のオーストラリアン紙の最新の世論調査では、二大政党間支持率では労働党と保守連合の支持率が50%対50%と拮抗し、各政党支持率でも労働党が38%まで回復する一方保守連合は42%まで支持率が低下した。また首相適任者ではラッド首相が53%と自由党党首のアボット氏の31%を大きく引き離している。

また、今週ラッド首相は党改革案を発表したがそれによると、労働党党首は全党員の意思により選出され、全党員の票が50%、連邦党議員の票が50%の比率で決定されるようにし、首相が任期途中で引き降ろされることがないように党規則を改定する意向を述べた。
最終決定は22日に予定される特別党大会でなされる予定。

この党改革に対してアボット自由党党首はスタントプレーと決め付け「労働党は最初の3年のひどい結果によりラッド首相を首にし、次の3年のひどい結果で今度はギラード首相を首にし、今度は最初に首にされたラッド首相が自分がひどい結果を残そうとも、自分を首にできないように制度を変えようとしている」と辛らつに非難している。
ただアボット人気が最近凋落気味であり、野党陣営にとってはラッド首相の返り咲きにより大きな痛手を蒙る結果となっている。

 

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