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マーケットビュー

木曜 津田穣のG´Day! (グダイ!) 豪ドルレポート 豪州からホットな最新情報をお届け

ドル/円が100円一歩手前

更新日:2013年4月11日

豪ドルここまでのレビュー

この1週間(4/4-4/11)の相場レンジ:
AUDUSD: 1.03480-1.05512  AUDYEN: 96.987-105.245

2週間ばかり日本に出張に行っており久しぶりのレポートになるが、その間世の中の動きはどうであったか?

その間の主要イベントとしては、やはり黒田総裁就任後初の日銀金融政策決定会合でドラスティックな金融緩和策が発表になったこと、一方キプロス問題は取り敢えず収まりつつあるといったところであろう。

株式市場では日経(12,468→13,288)とNYKダウ(14,455→14,802)の大幅上昇はあるが、その他市場ではむしろやや調整反落気味であり、また商品相場もやや軟調と言ったところである。

通貨市場での特徴は、やはりというかドル/円が100円一歩手前まで値を伸ばし、また円クロスが大きく上伸していることであろう。
キプロス問題に揺れたユーロは1.27台、119円台まで下落した後、同問題一服から1.31台、130円台まで急反発。
また豪ドルもユーロとパラレルに1.03台、96円台まで下落した後1.05台まで反発。本日発表された3月雇用統計は非常に強かった2月の反動からか、就業者数-36.1千人(予想-7.5千人、前回+74.0千人)、失業率5.6%(予想5.4%、前回5.4%)と予想を下回ったが、豪ドルは今のところ大きく崩れてはいない。

豪ドル見通し

向う1週間の予想レンジ :
 AUDUSD:1.0400-1.0600  AUDYEN:102.00-106.00

向う半年の予想レンジ :
 AUDUSD :0.95-1.10   AUDYEN: 90.00-110.00

足元のセンチメント――ブルセンチメント継続(特に豪ドル/円)
足元の予想――利食をこなしつつ上値テスト
主要通貨の中期的バイアス――
・米ドル―ブル
・円―ベア
・ユーロ/ドル―ニュートラルからややベア
・豪ドル/ドル―ニュートラルからややブル

先週まではアベノミクス効果や黒田効果も徐々に後退し、ドル円も3月上旬に付けた96円台で頭が押さえられ、結局4月初にかけて調整の動きが出て92円台まで値を下げた。
ところが4月4日の黒田総裁就任後初の日銀政策会合で状況は大きく変わった。

黒田総裁は“異次元の金融緩和、市場予想を超えた質量ともに次元が違う”と表現される大規模な金融緩和に打って出た。
最大のポイントは従来の金利による金融政策から量的緩和に方向を転換したことで、具体的には長期国債の購入を月間従来の3.3兆円から7.5兆円に、また平均残存期間も従来の2倍に伸ばしたこと。
FRBの月間買い入れ額が850億ドル(8.2兆円)であるから、米国のGDPが日本の2.6倍であることを考慮すれば、月間の長期債購入ペースは米国の2.3倍と言うことになる。
ラッカー・リッチモンドFED総裁が「日銀の緩和は大規模かつ大胆」と評したのも頷ける。
かかる黒田総裁の果敢な攻め姿勢を市場は評価し、あるいは甘く見ていた連中に一泡吹かせて、ドル円は100円一歩手前まで上昇している。

今回の円安2段ロケット着火の背景には北朝鮮の挑発など地政学的な懸念もあるようだ。
もちろん円下落に手放しの青信号が点灯した訳ではなく、韓国や中国の当局は早速に日本に出し抜かれた格好の日本の超金融緩和に国際的な是非論を呼びかけているし、それに呼応してか昨日黒田総裁もメディアのインタビューに対して「金融緩和で一般的に通貨は下落するがいつまでも続く訳ではない。為替レートが金融政策の目標ではない」などと、やや円安に対してけん制的な発言をして、一時ドル/円の調整売りを誘った。

また本日ルー財務長官の上院証言があるが、おそらく米自動車産業などの輸出関連を代表する議員から円安放置に対する非難が出る可能性があるだろう。先般久しぶりに“強いドルは米国の国益発言”を行ったルー財務長官の真意が見られるかもしれない。

また3月の米雇用に陰りが見られたことなどから、今週予定されるバーナンキ議長の講演でも超金融緩和継続姿勢が確認されそうで、これもドルの上値を重くする可能性があるだろう。
このように100円は時間の問題とは言うものの案外近くて遠いという気もする。

巨大な金額に上る個人FXの建玉情報が市場参加者やカバー銀行に伝わっているように、市場ポジションの逆手を取るストップロス狙いのロング崩しが今後も出るであろうし、引き続き“調整を交えながらの二歩前進一歩後退”相場となりそうだ。

豪ドル/ドルは先週のRBA理事会で金利が据え置かれたことや、改善された2月貿易収支(前回の-1.05bioの赤字から-178mioに赤字縮小)や強い2月小売売上高(+1.3%、予想+0.3%、前回+1.2%←+0.9%から上方修正)を受けて1.05近辺まで上昇した後1.03台に反落した。しかし今週は全般的なリスク選好の流れや、豪ドルと人民元の直接取引の話題、昨日発表された中国3月貿易収支で輸入が大幅に増加したことを好感して1月以来の高値1.05台に上昇した。従来なら中国の貿易赤字は豪ドル売り材料であったが、今回は鉄鉱石や大豆、砂糖などの食糧品の輸入が大幅にアップしたことから、それらの生産元としての豪州にとって好材料という判断から豪ドルが買われたものだ。

この豪ドル上昇に相乗してドル/円も99円台後半に上昇したことから豪ドル/円は一時2007年11月以来の高値105円台まで上昇した。
本日発表された3月雇用統計が前月の反動からか上記のように弱い数字となったが、下値は限定的で、足元は押し目買いでサポートされる展開が予想される。
今回日本の個人投資家のうち70円台、80円台で仕込んだ先発組はやはり100円を待たずに円転した向きが多かった。

ただ、なかなか落ちない豪ドル円にしびれを切らし、あるいはあまり為替レートのレベルにこだわらずに豪州の不動産投資や金利収入目的に資産分散を図る向きは100円を超えても買いの姿勢を崩してはいない。
かかる円クロスの買い意欲が豪ドル/ドルをサポートしている部分もあり、足元豪ドルは対米ドル、対円ともに底堅い動きが予想される。
ユーロ/豪ドルは4月に入ってキプロス問題緩和により1.22台から1.25台に反発したが上値が重かった。ユーロ圏の問題は一進一退であることから基本的にはユーロは対豪ドル軟調地合いとなるだろう。

イベント的には明日のユーロ圏財務相会合、EU財務相理事会、4/15(月)の中国3月諸指標、16(火)の4月独/EU ZEW景況感調査、来週発表される3月の米国住宅関連諸指標や鉱工業生産/設備稼働率といったところ。

Joe式豪ドル週替わりindex

独自の手法で10項目について豪ドル相場にとっての好悪インパクトをそれぞれ最弱評価から最強評価まで「-10―+10」でランク付けし、現状を総合判断したもの。したがって総合indexは理論的には最弱-100で最強+100となる。Indexが大きくプラス、マイナスに傾いている時がチャンス。
現状分析であり、今後を予測する機能はあまりないが、ポジション造成や閉じる際の参考にはなる。

 

ポイント

今回
index

前回
index

ファンダメンタルズ

良い(強い)
・2月小売売上高+1.3%(予想+0.3%、前回+0.9%)(4/4)
・2月住宅建設許可件数+3.1%(予想+2.5%)(4/4)
・2月貿易収支-178mio (予想-1000mio、前回-1057mio)(4/3)

・第4四半期GDP前期比+0.6%(予想+0.6%、前回+0.7%)、前年比+3.1%(予想+2.9%、前回+3.1%)(3/6)
・Q4賃金インデックス前期比+0.8%(予想+0.8%、前回+0.7前年比+3.7%(予想+3.8%)(2/20)

悪い(弱い)
・3月雇用統計就業者数-36.1千人(予想-7.5千人、前回+74.0千人)、失業率5.6%(予想5.4%、前回5.4%)(4/11)
・4月WESTPAC消費者信頼感104.9(前回110.5)、-5.1%(前回+2.1%)(4/10)
・3月ANZ求人広告-1.5%(前回+3.0%)(4/9)

・1月住宅融資残高-1.5%(予想+0.5%、3カ月連続マイナス、前回-1.5%)(3/13)
・2月NAB企業信頼感+1(前回+3)、企業景況感-3(前回-2)(3/12)
・Q4経常収支-14.6bio(予想-15.3bio、前回-15.0bio)(3/5)
・Q4NAB企業信頼感-5(前回-4)(2/7)
・Q4PPI 前期比+0.2(予想¥+0.3、前回+0.6)(2/1)
・豪州Q4CPI前年比+2.2%(予想+2.4%、前回+2.0%)、前期比+0.2%(予想+0.4%、前回+1.4%)、アンダーライイングCPI前期比+0.55%(前回+0.75%)、前年比+2.5%(前回+2.5%)(1/23)―予想より弱め
・RBA四半期金融政策報告書(2/8)
2013年GDP2.50%(前回2.75%)。インフレ予想2013年3.00%(前回3.25%)(2/8)

・経済・財政中間見通し(10/22)
GDP 2012/13 3.25%→3.00%に下方修正
2013/14 3.00%据え置き
2012/13財政黒字5月時の15億豪ドル→11億ドルに下方修正

(参考) 2012/13連邦予算案―15億豪ドルの黒字転換、11/12年度は44憶豪ドルの赤字予想、GDP予想12/13年度3.25%、13/14年度3.00%、GDP比債務比率11/12年度9.6%、12/13年度9.2%(9/5/2012)

-3

+5

市場センチメント
(リスク値)

北朝鮮問題あるがNYKダウ史上高値更新でセンチメント改善。
NYダウ引けは前日比+128ポイントの14,802ドル。本日オフショアでは-1ドル、昨日VIX恐怖指数は-0.48の12.36。

+2

+3

市場ポジション

シカゴIMMの通貨先物ポジションは豪ドル買いコントラクト83,972買い(前週比買いが1,544コントラクト減る)(4/2)。短期筋のポジションは豪ドルややロング、豪ドル円はロング更に増える。

-4

-2

商品相場

原油は94ドル台に反発、金は1558ドル台に下落、昨日CRBは-0.20の290.79。スポット鉄鉱石139ドルに反発、石炭は82ドル台に小幅反発。

+2

-2

金利・為替(当局)

4月も金利据え置き。RBA理事会でも相変わらず「必要とあれば利下げ」とは言っているが利下げ観測は後退、ステーブンス総裁再任でハト派色継続か。ただ最近の指標は堅調であり今週の雇用統計が注目される。RBA総裁「豪ドルはやや過大評価されているが介入を正当化しない」(2/22)金融緩和終了観測が出ている。
米豪10年利回り格差1.482%に縮小

+2

+4

需給

日本の投信設定が増えてきている。個人投資家の豪ドル資産投資(預金、国債、不動産)、本邦新規外債投資が期待される、依然世界の中銀の豪ドル債投資の話、海外からの直接投資、M&Aに絡む豪ドル買い需要の話。

+3

+2

テクニカル

豪ドル/ドル、豪ドル/円共には一目均衡表の雲の上。ただし豪ドル/ドルは引き続きスパンAがスパンBの下(下げ?)。豪ドル/ドル、豪ドル/円共にボリンジャーバンド上限をやや抜けている。豪ドル/ドル、豪ドル/円共に「三兵」を形成し強いシグナル。RSIは豪ドル65.52%、豪ドル円75.71%で豪ドル円が特にかなりoverbought。

+2

+2

米ドル強弱

ドルインデックスは82.62にやや反発、ユーロドルは1.31台から1.30台半ばに反落。

-2

-3

中国関連

3月中国貿易収支-0.88bio(予想+15.15bio、前回+15.23bio)(輸出+10.0%、輸入+14.1%で大幅増加、鉄鉱石、食糧品)(4/10)、3月非製造業PMI 55.6(前回54.5)(4/3)、3月製造業PMI 50.9(予想51.2、前回50.1)(4/1)、、金融引き締め懸念。周中国人民銀行総裁は不動産バブル懸念を述べる(3/13)2月鉱工業生産+9.9%(予想+10.6%、前回+10.0%)、2月小売売上高+12.3%(予想+15.0%、前回+14.3%)(3/9)、、2月HSBC非製造業PMI52.1(前回54.0)(3/5) 全人代では財政支出拡大提言(3/5)不動産規制強化で不動産株急落(3/4)、政府は不動産価格抑制を検討か、昨日上海総合指数は-71pts、2012年GDP+7.8%、。本日上海総合指数は-3pt。

+2

-4

その他(政治、産業界など)

(豪州国内)
選挙に向け与野党とも財政支出拡大か?→赤字の拡大、9/14下院総選挙発表―労働党支持率低下→保守党(産業界寄り)勝利で豪ドル安?
2012/13年財政黒字転断念(市場好感)、住宅ローン金利低下せず反発強い、鉱山使用料(ロイヤルティー)引き上げ検討への反感強い、資源産業/非資源産業格差問題、IMFは資源ブームけん引による豪州の輸出は減速見通し。
(4/6-7AFR/Nielsen poll)(二大政党間)労働党支持率45%(前回+3%)、野党保守連合(自由党・国民党)55%(前回-3%)、首相適任ギラード支持37%(前回+2%)、アボット支持40%(前回-3%)。

-2

-2

総合index(現状)

依然やや買いバイアス

+2

+3

【豪ドル/ドル チャート】

※チャートはクリックで拡大できます

【豪ドル/円 チャート】

※チャートはクリックで拡大できます

OZ NOW

豪ドルと人民元直接取引開始

ギラード首相は8日上海において“豪政府は中国政府と9日より豪ドルと人民元の直接取引開始で合意した”と発表した。
支持率低下が激しい労働党政府にとってはなんとか外交、特に豪州の最大の貿易相手国である中国外交で得点を稼いだ形となった。

人民元は2012年6月、米ドル以外で初めて円との直接取引を開始したが、今回の豪ドルは三番目の通貨と言うことになる。
従来豪ドルと人民元との交換は米ドルや円を介して行われていた訳で、今後直接取引が可能になると、為替手数料を節約できる上に、米ドルの為替レートの変動を受けにくいというメリットがあると言われる。

早速、豪州サイドではWESTPACとANZが直接取引のプライスメーカーとしてのライセンスを付与されたが、WESTPACは中国で40年以上の営業実績があり、またANZは中国で活動する最大の豪銀という位置づけである。中国における外銀活動には種々の規制があるが、中国当局はこの2行への規制要件をある程度緩和するとのこと。
豪州輸出の大部分を占めるコモディティーズは一般的に“米ドル建て”となっており、この慣習がすぐさま変わることはないだろうが、今回の両通貨直接取引開始によりコモディティーズ以外の貿易や投資関連を促進することは間違いのないところ。

因みに四大銀行のなかでCBAとNABは今回プライスメーカーとして除外された。
CBAのディーラーにその辺を聞いてみたら「今回は2行だけだが、行く行くは更にプライスメーカーが増えるだろう」とのこと。また顧客ビジネスにおける豪ドルと人民元の交換は従来より主に米ドルを介して行っているが、「それらの客が2行にすぐさまシフトするとは思わない」と強気なことを言っており、両通貨の直接取引も徐々に拡大するであろうが、爆発的な直接取引増加はないだろうと見ているようだ。
また直取引になっても豪ドル相場自体に及ぼす影響はほとんどないとの見方が一般的である。

 

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