FXなら安心と信頼のFX|セントラル短資FX

  • 法人のお客さま
  • サイトマップ
  • よくあるご質問
  • お問い合わせ
  • 推奨環境
  1. セントラル短資FX
  2. マーケット情報
  3. マーケットビュー
  4. 2013年バックナンバー
  5. 津田穣のG´Day! (グダイ!) 豪ドルレポート

マーケットビュー

木曜 津田穣のG´Day! (グダイ!) 豪ドルレポート 豪州からホットな最新情報をお届け

ドル円はSlow but Steady

更新日:2013年3月7日

豪ドルここまでのレビュー

この1週間(2/28-3/7)の相場レンジ:
 AUDUSD: 1.01144-1.03003 AUDYEN: 94.450-96.361

この1週間はイタリア総選挙後の政局混迷、日銀総裁・副総裁人事関連、中国全人代開催などを材料に相場はアップダウンしたが、本日のBOE、ECB理事会や明日の米雇用統計を控えて様子見気分が強かった。 株価はNYKダウが14,200ドル台の史上最高値を更新し、日経平均がリーマンショック後の高値12,000円を一時付けるなど、総じてリスク選好の動きも活発化した。

ユーロはイタリア総選挙後の不透明感拭えず1.30割れに軟調推移する一方、ドル円の94円台への再上昇を受けてユーロ円は122円を挟んで小じっかり推移した。 2月以降国内の不冴えな指標や中国の不動産規制導入の話を嫌気して軟調推移していた豪ドル/ドルは、今週は理事会の予想通りの金利据え置きや1月小売売上の強い数字、更には中国全人代での温家宝首相による“財政支出拡大発言”を受けて1.01前半で底入れして一時1.03近辺に反発した。

また豪ドル/ドルの反発とドル/円の94円台への上昇を受けて豪ドル/円は先週の安値93円割れから96円台まで値を上げている。 こうしたユーロ軟調、豪ドル底入れを受けて、ユーロ/豪ドル相場は2月の高値1.31台後半から昨日は1.26台半ばまで値を下げている。

豪ドル見通し

向う1週間の予想レンジ :
 AUDUSD:1.0150-1.0350  AUDYEN:95.00-98.00

向う半年の予想レンジ :
 AUDUSD :0.90-1.10   AUDYEN: 80.00-100.00

足元のセンチメント――ブル・ベアマチマチ、豪ドル/円は再びブルに
足元の予想――下値サポートされ上値テスト
主要通貨の中期的バイアス――
・米ドル―ブル
・円―ベア
・ユーロ/ドル―ニュートラル
・豪ドル/ドル―ニュートラル

イタリア総選挙後の政局混迷は後を引いているものの、欧州危機拡大の頃の危機感は感じられない。一方日銀総裁・副総裁人事は滞りなく行われる予定であり、今週のイベントとしては本日のBOEとECB理事会における金融緩和の有無と明日の米2月雇用統計となる。

それにしても市場のダイナミズムという点から観れば、年末年初の大きな円安のうねりも収まったという感が強く、また元の“良く分からない相場”に戻ってしまった。
日々相場に埋没していると“木を見て森を見ず”で自分が大きな流れのどの位置に立っているのかすら分からなくなってくるが、”あの日に帰りたい”と大相場を懐かしんでみても “後の祭り”である。

それにしてもイタリア総選挙の結果を含めて欧州危機が直近のネガティブシナリオの中核にあったが、逆にポジティブシナリオの中心に来るのはやはり中国と米国だ。
豪州株価など先週は中国の不動産規制強化観測で中国の株価急落を嫌気して軟調であったが、今週は”財政支出拡大発表”を受けて一転して上げに転じており、資源価格を含めた商品相場も同じ動きを示す。中国経済は早ければ2017年には米国を抜いて世界第一位となる可能性が指摘されており、良きにつけ悪しきにつけ益々存在感を高めるだろう。

今年1月に世銀は今年の世界成長見通しを昨年6月時点の3.0%から2.4%に下方修正し、IMFも4中旬に発表予定の世界経済見通しを下方修正する可能性を示唆した。
その主因を米国の債務上限引き上げが難航する場合の影響や中国経済の減速に挙げているが、こうした国際機関はおろか民間のエコノミストの景気見通しも、今後何度も下方修正・上方修正される性格のもので、現時点で米国や中国に起因する下方修正には疑いを感じざるを得ない。

特に米国経済については最近住宅関連やISM景況感指数などのセンチメント系に改善が著しく、明日の雇用統計にもポジティブサプライズの可能性があろう。
欧米の景気格差が拡大していることは明白であり、為替もその方向に既に反応しつつある。目先のテーマは「円安からドル高」に移行しつつある訳で円安非難をかわすためにも日本にとって好都合である。

ドル円は“Slow but Steady”で徐々に100円に向かっていけばよい。
中国最大の政府系ファンドである中国投資有限責任公司の責任者は最近G20後の時間差攻撃で”日本が通貨戦争を始めたこと”を非難し始めたが、経済世界第一に近付くにつれて更にボルテージが上がる可能性がある。
豪ドル/ドルは年初から頭の重い展開で1.06近辺から今週一時1.02近辺まで下落した。
一方豪ドル/円は年初の90円割れから一時97円台半ばまで上昇し現在も96円台と堅調であるが、これは偏にドル/円の上昇による。

「2000年以降の豪ドル/ドルの中間値が80セント近辺」という話は良く聞くが、変動相場制移行後2010年10月に初めて1AUD=1USDのパリティーを達成して以降の相場と、それ以前の相場は別物と考える。つまり中国をはじめとするアジア新興国の経済の急成長と資源ブーム、更にはリーマンショック後の世界的な投資分散需要が豪ドルを押し上げた訳で、余程大きなリスク回避の動きが再燃しない限り豪ドルが大きくパリティーを割り込む可能性は少ないだろう。欧州危機最盛期のころ(2011年10月)の豪ドルの最安値が93セント台そこそこであり、大部分をパリティーの上で過ごしているという事実が物語っている。

豪ドル/円については、昨年までの高値が90円そこそこであったことを想起すれば、これまた今年以降別世界に入ったと考えられ、ドル/円相場の中期的な上昇トレンドが崩れない限り下値も限定的と言わざるを得ず、90-92円台での押し目買いの強さを感じる。
注目イベントは本日のBOE、ECB理事会であるが、金融緩和があればややサプライズであろう。明日の米国2月雇用統計ではポジティブサプライズに備えたい。週末には中国の2月CPI、PPI、小売売上高、鉱工業生産が発表される。
また豪州サイドでは来週12(火)の2月NAB企業景況感と14(木)の2月雇用統計。

Joe式豪ドル週替わりindex

独自の手法で10項目について豪ドル相場にとっての好悪インパクトをそれぞれ最弱評価から最強評価まで「-10―+10」でランク付けし、現状を総合判断したもの。したがって総合indexは理論的には最弱-100で最強+100となる。Indexが大きくプラス、マイナスに傾いている時がチャンス。
現状分析であり、今後を予測する機能はあまりないが、ポジション造成や閉じる際の参考にはなる。

 

ポイント

今回
index

前回
index

ファンダメンタルズ

良い(強い)
・第4四半期GDP前期比+0.6%(予想+0.6%、前回+0.7%)、前年比+3.1%(予想+2.9%、前回+3.1%)(3/6)
・1月小売売上高+0.9%(予想+0.4%、前回-0.4%)(3/5)
・2月ANZ求人広告+3.0%(前回+0.6%)(3/4)

・Q4賃金インデックス前期比+0.8%(予想+0.8%、前回+0.7)、前年比+3.7%(予想+3.8%、前回+3.7%)(2/20)
・2月消費者インフレ期待値2.2%(前回2.0%)(2/14)
・2月WESTPAC消費者信頼感108.3(26ms high、前回100.6)、+7.7%(17mshigh、前回+0.6%)(2/13)
・1月NAB企業信頼感+3(前回+2)、企業景況感-2(前回-5)(2/12)
・1月雇用統計就業者数+10.4千人(予想+6.0千人、前回-3.89千人)、失業率5.4%(予想5.5%、前回5.4%)(2/7)
・12.月NAB企業信頼感+3(前回-9)、企業景況感-4(前回-6)(1/29)

悪い(弱い)
・1月貿易収支-1,057mio (予想-500mio、前回-688mio)(2/5)
・1月建設許可件数-2.4%(予想+2.8%、前回-1.7%)(3/4)
・Q4民間設備投資-1.2%(過去10期で最大落ち込み、予想+1.0%、前回+1.1%←+2.8%から下方修正)(2/28)

・Q4NAB企業信頼感-5(前回-4)(2/7)
・12月小売売上高-0.2%(予想+0.3%、前回-0.2%)(2/6)
・Q4PPI 前期比+0.2(予想¥+0.3、前回+0.6)(2/1)
・豪州Q4CPI前年比+2.2%(予想+2.4%、前回+2.0%)、前期比+0.2%(予想+0.4%、前回+1.4%)、アンダーライイングCPI前期比+0.55%(前回+0.75%)、前年比+2.5%(前回+2.5%)(1/23)―予想より弱め
・RBA四半期金融政策報告書
2013年GDP2.50%(前回2.75%)、インフレ予想2013年3.00%(前回3.25%)(2/8)

+2

+2

市場センチメント
(リスク値)

米国はじめ世界的に株価上昇でセンチメント改善。
NYダウ引けは前日比+42ポイントの14,296ドル(史上高値更新)。本日オフショアでは-18ドル、昨日VIX恐怖指数は+0.05の13.53。

+3

+3

市場ポジション

シカゴIMMの豪ドルポジションは買いコントラクトの25,695に減る(2/26付)。短期筋はポジション偏りあまりない。

+2

+2

商品相場

原油は90ドル台で小康、金は1582ドル台で小康、昨日CRBは-1.75の289.84。スポット鉄鉱石47ドルにやや反発、石炭は84ドルでやや軟調、中国の景気回復期待高まる。

-3

-2

金利・為替(当局)

3月も据え置き、声明は「必要なら緩和、中国の成長力強い、成長ペースはトレンド下回る可能性、商品価格はかなり高い水準」とミックス。スティーブンス総裁議会証言「豪ドルはやや過大評価されているが介入を正当化しない」(2/22)一部豪銀2013年2%までの低下観測もあるが、一方下半期引き締め観測も。
米豪10年利回り格差1.466%にやや拡大。

+2

+2

需給

日本の投信設定が増えてきている。根強い中銀の豪ドル債購入観測(アジア中銀など)。中国など海外からの直接投資、M&Aに絡む豪ドル買い需要の話。

+2

+3

テクニカル

豪ドル/ドルは依然一目均衡表の雲の下でスパンAがスパンBの下(下げ?)、豪ドル/円は雲の上だが雲近くまで下落(雲は上昇)。ボリンジャーバンドの下限から中ほどに反発。今週月曜日の「下ヒゲ」が効いているが、豪ドル/ドルは依然下降トレンド内。RSIは豪ドル/ドル43.70%で、豪ドル/円55.09%で両通貨ペア違う顔。

+2

+3

米ドル強弱

ドルインデックスは82.52と堅調、ユーロドルは1.29台に下落。

-2

+2

中国関連

<中国関連>2月HSBC非製造業PMI52.1(前回54.0)(3/5)全人代では財政支出拡大提言(3/5)不動産規制強化で不動産株急落(3/4)、2月非製造業PMI 54.5(前回56.2)(3/3)、2月製造業PMI50.1(予想50.5、前回50.4)5ms low(3/1)、2月HSBC製造業PMI(改定)50.4(予想50.6、前回50.4、4ms low)(3/1)、1月中国貿易収支+291.5憶ドル(予想247億ドル、前回316.2憶ドル)(2/8)Q4GDP+7.9%(予想+7.8%、前回+7.4%)(1/18)、2012年GDP+7.8%、12月鉱工業生産+10.3%(予想+10.2%、前回+10.1%)、12月小売売上高+15.2%(予想+15.1%、前回+14.9%)(1/18)、中国人民銀行チーフエコノミスト「2013年GDP見通し8%超見込み」。世銀見通しで来年の中国8.4%成長見通し(12/19)、(新華社)社会科学院2013年8.2%成長可能、中国共産党大会チャイナセブン選出(11/15)―2020年のGDPを2010年の倍が目標、Q3GDP+7.4%(予想+7.4%、前回+7.6%)、2112年6月(3年ぶり)に続いて利下げ(7/5預金金利3.0%、貸出基準金利6.0%)、預金準備率を20.5%→20.0%に引き下げ(5/12)人民元変動幅を4/16から0.5%→1.0%に拡大。上海総合指数本日+2pts

+2

-3

その他(政治、産業界など)

(豪州国内)
選挙に向け与野党とも財政支出拡大か?→赤字の拡大、9/14下院総選挙発表―労働党支持率低下→保守党(産業界寄り)勝利で豪ドル安?Australian Industrial Group (AIG)RBAに再利下げ要求(2/18)、QLD州、NSW州の洪水被害拡大、豪ドル高懸念再燃(ワイン輸出など非資源輸出に打撃)、2012/13年財政黒字転断念(市場好感)、住宅ローン金利低下せず反発強い、鉱山使用料(ロイヤルティー)引き上げ検討への反感強い、豪州産業グループ(AIG)CEOはRBAによる豪ドル高阻止を希望、資源産業/非資源産業格差問題、IMFは資源ブームけん引による豪州の輸出は減速見通し。 (2/14-16AFR/Nielsen poll)(二大政党間)労働党支持率44%(前回-4%)、野党保守連合(自由党・国民党)56%(前回+4%)、首相適任ギラード支持45%(前回50%)、アボット支持49%(前回40%)、難民問題、豪ドル高から鉱山ロイヤルティー(米ドル建)が大幅目減りも。

-2

-2

総合index(現状)

やや買いバイアス

+8

+6

【豪ドル/ドル チャート】

※チャートはクリックで拡大できます

【豪ドル/円 チャート】

※チャートはクリックで拡大できます

OZ NOW

RBAのスタンス

今週のRBA理事会でRBAは大方の市場予想通りにオフィシャルキャッシュレートを3.0% に据え置いた。今年になってからRBA理事会では1月休会の後、2月、3月と連続で金融政策を変更しなかったことになる。
市場ではRBAは暫く“wait- and- see”スタンスを取るのではとの見方が広がっている。
先月の”RBA四半期金融報告”では今年の成長見通し・インフレ見通しが下方修正され金利先安観が根強かった。欧州危機は後退したものの、中国の減速や米国の債務上限引き上げ問題に対する新たな懸念が浮上していた。

一方、スティーブンスRBA総裁は2/22の議会証言で「昨年の低金利政策の経済への効果を語るにはやや時期尚早」と述べるとともに、「豪ドルはやや過大評価されているが―当時は1.03台であった―大幅ではなく現在の豪ドル水準は介入を正当化しない」と今回の“据え置き”の伏線となる発言をしている。
理事会後の会見でスティーブンス総裁は「昨年は大幅な金融緩和を実施した。125bp利下げの経済への波及効果を確認したい」と述べている。
2/28に発表されたQ4の民間設備投資は前期比-1.2%と冴えない数字であったが、こちらのエコノミストのみならずスティーブンス総裁も、むしろ来年度における堅調な伸びを予測している。

また豪州株価INDEX S&P.ASX200は4年半ぶりに5000ドルを超えており、1月の小売売上高が前3カ月のマイナスから+0.9%(前月比)とジャンプアップしたことも好感しているようだ。
実際RBA理事会の翌日発表されたQ4GDPは前期比+0.6%、年率+3.1%と予想をやや上回る形となったが、再び資源輸出の伸びが他の分野の弱さを相殺した形となった。
また声明文では“必要とあれば再利下げの可能性”という2月と同じ文言を温存し、スティーブンス総裁自身「資源投資ブームのピークは近づいており、豪ドルは予想外に高い」という従来の警戒姿勢を解いてはいないが、景気も一方方向のダウントレンドではないだけに、暫し内外の情勢を静観するスタンスなのであろう。

先月末RBAのGuy Debelle総裁補はUniversity of Adelaide business schoolでの講演で二つのポイントを指摘している。
・低金利は信用増大そして資産バブルを生み出す恐れがある。
・豪ドル高の副次作用が強まれば更に利下げの余地あり。
RBAにはスティーブンス総裁の下に副総裁のPhilip Lowe氏(今年9月に新総裁になる予定)がおり、その下に職務別に6人の総裁補がいるが、Debelle氏は金融市場担当である。
つまりDebelle総裁補の言葉に集約されるようにRBAは「豪ドル高の弊害を認識しつつ、過度の金融緩和による資産バブルの可能性にも留意する」という難しい舵取りが要求されていることになる。

 

メルマガ無料配信中!

メルマガの配信をご希望の方は右のボタンより登録ページへお進みください。

マーケットビュー メルマガ登録

セントラル短資FXで取引をはじめる 当社でお取引をご検討の方

無料セミナ―を受講する

セントラル短資FXが提供する無料セミナー

「マーケットビュー」執筆陣も出演中。外貨投資の基本からFXのトレードテクニックまで各種セミナーを開催しています。

取引をはじめる

オンラインでスピード口座開設 最短翌営業日で開設

口座開設

!
  • ※当社による情報サービスは、お客さまの投資判断に当たって参考となる情報の提供を唯一の目的としており、断定的な判断の提供や特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
    当社および情報提供者は、情報の正確性、完全性、適時性等を保証するものでは一切なく、情報の内容を予告なく変更する場合があります。また、当該情報の利用によって生じたいかなる損害についても、一切責任を負うものではありません。投資の最終判断は、お客さま自身で行ってくださいますようお願いします。
    当社が提供する情報の著作権は、セントラル短資FX株式会社または情報提供者に帰属します。当社の事前の承諾なく情報の全部または一部を引用、複製、転送などにより利用することを禁じます。
マイページログイン
口座開設
わからないことは
0120-30-8806 携帯電話・PHSからもご利用いただけます。
ご利用いただけない場合 03-6833-0250

受付時間:午前08:00〜午後07:00(平日)