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マーケットビュー

木曜 津田穣のG´Day! (グダイ!) 豪ドルレポート 豪州からホットな最新情報をお届け

ドル円は二歩前進一歩後退

更新日:2013年1月24日

豪ドルここまでのレビュー

この1週間(1/17-1/24)の相場レンジ :
 AUDUSD: 1.04850-1.05777  AUDYEN: 92.536-94.994

この1週間はドル/円相場が大きく振幅し、円クロスもアップ/ダウンを繰り返した。日本政府による“円高・デフレ脱却”政策や日銀への緩和期待からドル円は2年7カ月ぶりに一時90円台まで上昇したが、内外からの円安懸念発言も聞かれ90円台を固めることはできずに昨日は88円台前半まで調整反落したが、本日は当局者のサポート発言に、89円台を回復している。

注目の日銀政策会合では物価上昇目標を従来の1%から2%に引き上げ、無制限の金融緩和の実施が発表されたが、物価目標達成手段が明確ではなく、また2013年の資産買い入れ枠の増額が見送られるなどポジティブサプライズに欠く内容で、会合後はむしろドル/円及び円クロスが調整反落した。

豪ドルは先週木曜日に発表された12月雇用統計が予想を下回ったことや、昨日発表された第四四半期CPIが予想より弱かったことから2月利下げ観測が高まったが、むしろ下値は1.04台後半と限定的であった。

豪ドル/円は先週一時95円台とリーマンショック後の高値を更新したがドル/円の調整にフォローして一時93円割れまで軟化した。

豪ドル見通し

向う1週間の予想レンジ :
 AUDUSD:1.0400-1.0600  AUDYEN:93.00-96.00

向う半年の予想レンジ :
 AUDUSD :0.90-1.10   AUDYEN: 80.00-100.00

足元のセンチメント――ややベアセンチメント
足元の予想――下値は押し目買いでサポートされて再度反発か(特に豪ドル円)

ドル円が2年7カ月ぶりに90円台をヒットした。昨年末から日本の解散総選挙、自民圧勝とアベノミクス、日銀政策会合におけるインフレターゲット2%の設定と進んできたが、やはり日本政府が“円高・デフレ脱却”を政策に掲げた影響は大きい。

もちろんその伏線として2011年1月の東日本大震災とその後の原発問題があり、昨年後半の日本の景気後退(リセッション)入りの可能性に貿易・経常収支の赤字化、更には対GDP比で世界断トツ1000兆円に上る財政赤字など、ファンダメンタルズと円需給両面から確固たる円売り要因があったことは言うまでもない。

また市場環境でも欧州ソブリンリスク懸念の後退や、年末の米国財政の崖問題を取り敢えずクリアし、世界的に市場のリスク許容度が増加している点も円売り戻しを誘った。ただ今週のドル円の反落(90円→88円)を見るにつけ、市場に“にわかドルブル”が満ち溢れ、ドルロングポジションの急激な増加にドル買い材料が追いつかないミスマッチが起こっていたのも確か。

今回11月半ばの80円割れから調整らしい調整もないまま年初に88円台まで上昇したドル円は、その後88.40→86.82、89.67→87.79、90.22→88.06の3回の調整を見たが、その都度下値を徐々に切り上げており、未だ決定的に上昇ラインを下にブレークしていない。昔から“調整の入る相場は健全であり、更に伸び余地がある”と言われるが、今回のドル円相場がまさにそれであり、今後とも“二歩前進一歩後退”を繰り返しながら下値を切り上げる展開が予想される。

さて豪ドル。豪ドル/ドルは年初に1.03台から1.05台に上昇して以来1.05台中心に非常に安定した動きとなっている。金利先安観や不冴えな国内景況が上値を抑える一方、中国経済回復期待と鉄鉱石価格の上昇、市場のリスク許容度の増加、更には豪ドル/円急上昇による円クロスの堅調や同じリスク通貨であるユーロの反発なども間接的に豪ドル/ドルを支えており、言わば売り買い拮抗状態が1.05台での揉み相場を形成しているようだ。

12月の雇用統計とQ4CPIがいずれも予想を下回り2月の利下げは確実視されるが、一部観測があるような更に継続的かつアグレッシブな金融緩和でも実施しない限り、金利の低下にもかかわらず豪ドルが堅調地合いを維持するという“ディカップリング現象”が足元続くだろう。

Q4インフレ率は前期が炭素税導入の影響で+1.4%(前期比)とジャンプアップしたため、今回の+0.2%が非常に低いという印象を与えるが、前年比では前期の+2.0%から今回は+2.2%とむしろ上昇している。ただRBAの重要視するアンダーライイングインフレーション(刈り込む平均値と加重中央値の平均)は前期の+0.75%(前期比)から+0.55%に低下しており、インフレ率の低下傾向は変わらない。

なお、今回豪ドル/円94-95円近辺では豪ドル金融資産(定期預金、債券など)で運用していた本邦個人投資家が活発に円転(利食いの豪ドル→円)を行った。一方93円台反落局面では早くも円投(円→豪ドル)の動きが見られ、大きく崩れない豪ドルに業を煮やしている投資家も多いと推察される。

Joe式豪ドル週替わりindex

独自の手法で10項目について豪ドル相場にとっての好悪インパクトをそれぞれ最弱評価から最強評価まで「-10―+10」でランク付けし、現状を総合判断したもの。したがって総合indexは理論的には最弱-100で最強+100となる。Indexが大きくプラス、マイナスに傾いている時がチャンス。
現状分析であり、今後を予測する機能はあまりないが、ポジション造成や閉じる際の参考にはなる。

 

ポイント

今回
index

前回
index

ファンダメンタルズ

良い(強い)
・12月新車販売+2.2%(3ms high、前回-4.1%)、前年比+17.9%(前回+9.7%)(1/16) ・1月WESTPAC消費者信頼感100.6(前回100.00)、+0.6%(前回-4.1%)(1/16)
・11月建設許可件数+2.9%(予想+3.0%、前回-7.6%)(1/10)

悪い(弱い)
・豪州Q4CPI前年比+2.2%(予想+2.4%、前回+2.0%)、前期比+0.2%(予想+0.4%、前回+1.4%)、アンダーライイングCPI前期比+0.55%(前回+0.75%)、前年比+2.5%(前回+2.5%)(1/23)―予想より弱め
・12月雇用統計就業者数-5.5千人(予想+4.5千人、前回+13.9千人)、失業率5.4%(予想5.4%、前回5.2%)(1/17)

・11月住宅融資残高-0.5%(予想+0.5%、4カ月ぶりのマイナス)(1/14)
・12月ANZ求人広告-3.8%(前回-2.9%、9カ月連続マイナス)(1/14)
・11月小売売上高-0.1%(予想+0.3%、前回+0.0%)(1/9)
・11月貿易収支―2.63bio (予想-2.3bio、前回-2.44bio)(1/8)
・11月インターネット求人数宇-3.5%(前回-3.1%、8カ月連続マイナス)(12/19)
・11月NAB企業景況感-5(前回-5)、企業信頼感-9(前回-1)(12/11)
・第3四半期GDP前期比+0.5%(予想+0.6%、前回+0.6%)、前年比+3.1%(予想+3.1%、前回+3.7%)(12/5)
・Q3経常収支-14.9bio(予想-14.55bio、前回-11.8bio)(12/4)
・Q3民間設備投資+2.8%(過去3QTRで最低、予想+2.0%、前回+3.4%)(11/29)
・RBA四半期金融政策報告書(11/9)
2012年のGDP予想3.5%(前回3.5%)、2013年GDP2.75%(前回3.25%)―鉱業投資の下方修正で。インフレ予想(コアも)2012年2.5%(前回2.25%)、2013年2-3%(コアも)(変わらず)(11/9)

-5

-5

市場センチメント
(リスク値)

米下院債務上限暫定引き上げ可決や、欧州危機後退でセンチメント改善。
NYダウ引けは前日比+66ポイントの13,779ドル。本日オフショアでは-6ドル、昨日VIX恐怖指数は+0.02の12.45。

+4

-2

市場ポジション

シカゴIMMの豪ドルポジションは買いコントラクトの89,057にやや増える(1/14付)。短期筋はややロング。豪ドル/円のロングは一時よりかなり減る。

-2

-2

商品相場

原油は95ドル台に、金は1682ドル台に小反落、昨日CRBは-0.60の300.60。スポット鉄鉱石147ドルに反落、石炭は85ドルで小康、中国への景気期待高まる。

-2

-2

金利・為替(当局)

12月の雇用統計不冴えやQ4CPIが予想より弱く2月利下げ観測強まる、12月0.25%利下げ「金融緩和が景気回復に役立つ、世界情勢依然下振れリスク、交易条件はピークから15%下落、設備投資が弱い、豪ドルは予想より強い」(12/4)、
2013年末までに2%までの低下観測も。
米豪10年利回り格差1.464%に縮小。

-3

-3

需給

日本の投信設定が増えてきている。年初も今年の資源輸出カバーが出やすい。根強い中銀の豪ドル債購入観測。中国の景気回復期待で鉄鉱石の輸出回復基調。中国など海外からの直接投資、M&Aに絡む豪ドル買い需要の話。

+3

+3

テクニカル

一目均衡表の雲の上で雲がサポートする一方、ボリンジャーバンドの上限で跳ね返されて中ほどに反落、RSIは豪ドル/ドル52.89%、豪ドル/円は56.79%でどちらもややoverbought。一昨日の「上ヒゲ」が効いて下落したが、昨日豪ドル/円は「下ヒゲ」。1.0500、93.00の上昇トレンドラインはサポートされている。

+4

+3

米ドル強弱

ドルインデックスは79.98で小康、ユーロ/ドルは1.33近辺に反落。

-2

-2

中国関連

1月HSBC製造業PMI 51.9(予想51.7前回51.5、22 ms high、5か月連続上昇)(1/24)、Q4GDP+7.9%(予想+7.8%、前回+7.4%)(1/18)、2012年GDP+7.8%、12月鉱工業生産+10.3%(予想+10.2%、前回+10.1%)、12月小売売上高+15.2%(予想+15.1%、前回+14.9%)(1/18)、12月貿易収支+316億ドル(予想+200億ドル、前回+196.3億ドル、輸出前年比+14.1%、輸入前年比+6.0%)(1/10)、中国人民銀行チーフエコノミスト「2013年GDP見通し8%超見込み」。世銀見通しで来年の中国8.4%成長見通し(12/19)、12月HSBC非製造業PMI 51.7(前回52.1)(1/4)、12月非製造業PMI 56.1(55.6P)(1/3)、12月製造業PMI 50.6(50.9)(1/1)、(新華社)社会科学院2013年8.2%成長可能、習主席安定成長に関する発言を好感して株価急上昇、2020年のGDPを2010年の倍が目標、Q3GDP+7.4%(予想+7.4%、前回+7.6%)、 2012年6月(3年ぶり)に続いて利下げ(2012/7/5預金金利3.0%、貸出基準金利6.0%)、預金準備率を20.5%→20.0%に引き下げ(2012/5/12)。人民元変動幅を2012/4/16から0.5%→1.0%に拡大。本日上海総合指数は+5pts。

+4

+3

その他(政治、産業界など)

(豪州国内)
豪ドル高懸念再燃(ワイン輸出など非資源輸出に打撃)、2012/13年財政黒字転断念(市場好感)、宅ローン金利低下せず反発強い、鉱山使用料(ロイヤルティー)引き上げ検討への反感強い、資源産業/非資源産業格差問題、IMFは資源ブームけん引による豪州の輸出は減速見通し。
(1/12-13AFR/Nielsen poll)(二大政党間)労働党支持率49%(前回+2%)、野党保守連合(自由党・国民党)51%(前回-2%)、首相適任ギラード支持45%、アボット支持33%、難民問題、豪ドル高から鉱山ロイヤルティー(米ドル建)が大幅目減りも。

-2

-2

総合index(現状)

やや売りバイアス

-1

-15

【豪ドル/ドル チャート】

※チャートはクリックで拡大できます

【豪ドル/円 チャート】

※チャートはクリックで拡大できます

OZ NOW

日本の復活に期待するアジア、豪州

アベノミクスはともすれば円安政策であり近隣窮乏化政策との諸外国の非難を受けがちであるが、一方東南アジア諸国や豪州が世界第三位の日本経済の需要増や直接投資の増加に期待を寄せているのも事実であり、ポジティブな論調の記事も見受けられる。特にインドネシア、タイ、マレーシアは日本の金融緩和や10.3兆円の緊急経済対策の恩恵を最も受ける国と考えられる。

つまり1990年代初頭に日本の活発な投資活動が東南アジア諸国や豪州の景気を押し上げたように、今回の金融緩和で本邦企業や銀行が再び同地域への投資を拡大させると期待しているのだ。

既にトヨタは昨年11月にインドネシアの自動車生産を増加する旨発表しているが、今週日銀は物価目標を2%に倍加させ、無制限の金融緩和を発表しており、日本経済への期待が更に高まっていると言える。

また日本の金融緩和策はアジアのエマージング市場の株価と通貨を押し上げてきたが、これまた同地域への投資環境を整えていると言える。

更に資源輸出国である豪州、インドネシア、マレーシアは需要拡大から日本への資源輸出増加という直接の大きな恩恵を受けるだろう。

一方同地域への輸出が競合する韓国や中国は円安を伴う日本経済の拡大をあまり快く思っておらず、時に韓国は日本と競合する自動車や電気製品の輸出において円の下落による競争力低下を懸念するだろう。

また日本からの投資がウエルカムのマレーシアやフィリピンやインドネシアもネット輸出国であるだけに、過度の円安に対してはやはり拒絶反応を示す可能性があるだろう。

 

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