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マーケットビュー

木曜 津田穣のG´Day! (グダイ!) 豪ドルレポート 豪州からホットな最新情報をお届け

調整反落は健全なドル円相場上昇の証拠

更新日:2013年1月10日

豪ドルここまでのレビュー

年初からここまでの相場(1/2〜1/10)のレンジ :
 AUDUSD: 1.03726-1.05534   AUDYEN: 89.814-92.991

年末の米財政の崖問題もギリギリのところで崖回避法案が可決され、新年への期待感高まる中NYKダウは2007年以来となる13,500ドル台まで上昇し、日経平均も2011年3月以来となる10,600円台を回復している。
かかるセンチメントの改善からリスク選好の円売りに加えて、年末の衆院選で圧勝した安倍自民党の掲げるアベノミクスが「円安・株高政策」を標榜したことも日本の景況感を好転させ、ドル円はリーマンショック後の高値88円台まで、円クロスも総じて同ショック以後の高値圏まで上昇している。

また欧州不安軽減から年末1.32台後半まで上昇していたユーロ/ドルは年初3日に発表された12月のFOMC議事録で量的緩和の年内縮小ないしは停止が示唆されたことから1.30台前半に大きく反落してその後は頭の重い展開に。ただ、ユーロ円はドル円の上昇を背景に114-115円台で堅調推移している。

一方、豪ドル/ドルも年初にはユーロ連れ安となったが、その後は中国景気回復期待や鉄鉱石価格の大幅上昇を好感して1.05台を回復し、本日発表された12月の中国貿易黒字の大幅拡大の報にサポートされて1.05台半ばに上昇し、対円では93円近辺とリーマンショック以降の高値を更新している。

この結果昨年末1.28台を付けたユーロ/豪ドルは再び1.23台半ばに値を落としている。

豪ドル見通し

向う1週間の予想レンジ :
 AUDUSD:1.0400-1.0600  AUDYEN:91.50-94.50

向う半年の予想レンジ :
 AUDUSD :0.90-1.10  AUDYEN: 80.00-100.00

足元のセンチメント―再びややブルセンチメント
足元の予想――利食い売りをこなしながらじり高

不思議なものであれほど欧州在住者からも「所詮ユーロは不完全な欠陥商品であった」と酷評され、ユーロ崩壊の悲観論が渦巻いていた欧州債務問題も市場の焦点から早くも外れつつあるようだ。

ユーロ発足前にロンドンに計5年ほど在住していた小職は欧州大陸を旅行するケースが多かったが、何カ国もの外貨交換でどんなに不便な思いをし、交換手数料の高さに泣かされたことか?この人類の英知に対し「不完全な欠陥商品呼ばわれ」は不遜と言わざるを得ない。もちろん欧州問題の解決までの遠い道のりを割り引いても、である。
さて日本の政治。海江田民主党党首は夏の参院選挙に向けて“野党連合”を呼び掛けているが“野合連合”にならないことを祈る。衆院選で見られた選挙目的の“粗製乱造政党”の愚は犯さないでいただきたい。

私が昔住んでいた英国や今住んでいる豪州では、選挙で敗れて野に下った政党は3年後、4年後を目指して粛々とシャドーキャビネット(陰の内閣)を組織し、それぞれ与党に相対するシャドーミニスター(陰の大臣)を配していつでも政権を取って代われる体制を敷く。 何とか成熟した“二大政党制”を構築してもらいたいものである。

今年の相場のキーワードを考えると三つほどが頭に浮かぶ。

  1. 円安 2.ドル高 3.中国

1.円安

年末の衆院選挙における自民圧勝と安倍政権の掲げるアベノミクスへの期待感で既に10月の78円台から88円台へと10円上昇している。今週に入り86円台に反落したが、これはむしろロングポジションの調整がなされた健全な姿であり中期的な上昇トレンド構築に資するだろう。本来テクニカルには半値戻しの83円程度まで反落してもおかしくないがそれをさせないのが“実需の円売り需要”であり、今回のドル円上昇が投機だけによるものではないことの証左だろう。
1985年から220%下落した後で高々14%戻しただけの相場を“円安ドル高”と決めつける内外エコノミストに口を挟ませる必要はない。
11日(金)の11月国際収支と、22日(火)の日銀会合に注目である。

2.ドル高

従来より、米ドルインデックスでみて2008年、2009年、2011年でトリプルボトムを打っていると指摘しているが、この考えを変えていない。主要国/地域の今年の成長見通しが欧州+0.6%、日本+1.2%、米国+2.1%であり米国は景気格差で有利である。
世界の外貨準備に占める米ドルのポーションは米国の超金融緩和政策にもかかわらず、また巨額の財政赤字国にもかかわらず60%台前半で際立った増減がない。
今後米国の超金融緩和政策に出口が訪れれば、更に米ドルへの資金流入が増加するだろう。
ただし米ドルのアキレス腱は依然として財政赤字問題。
2月末から3月末にかけて期限が到来する強制的歳出削減法案や債務上限引き上げ問題の成り行きには注意を払いたい。

3.中国

昨年9月に一時トン当たり90ドルまで下落していた鉄鉱石は、中国の新指導部選出以来、景気回復期待が高まり新年になってから155ドルを上回るレベルまで回復している。昨年11月の中国共産党大会では“2020年のGDPを2010年の倍を目標とする”ことが明らかにされたが、これは今後毎年の平均成長率が7.0%となり、むしろ安定成長路線への移行を印象付けた。一方中国人民銀行主席エコノミストは「今年以降も8%台の成長が可能」と述べており、今年も世界経済にとって“中国経済の成長速度”が大きなテーマとなるだろう。
一方言論の自由を求める最近の民衆運動を見るにつけ“経済の国際化とイデオロギーの鎖国状態”が併存する中国の政経分離戦略が行き詰まる可能性が指摘される。
リーマンショック、欧州債務問題に続く第三のデザスターが中国のイデオロギー革命に起因する可能性を指摘しておきたい。

 

さて豪ドル。
チャートを見れば豪ドル/ドルは昨年8月あたりから1.01-1.06台での揉み合い相場となる一方、豪ドル/円は昨年10月の80円割れから92円台まで上昇トレンドを築いてきた。
資源ブームのピークアウトと非資源産業不況に対してRBAは2011年後半から6回の利下げを行ったが、豪ドル相場に大きな下落がないのはやはり世界の中央銀行や個人投資家の投資選好の動きが背景にある。

政府の標榜する資源産業から非資源産業への移行に手こずる場合にはRBAによる金融緩和継続の可能性が高まるが、金利低下とは裏腹に投資家需要が豪ドル相場を底支えするだろう。
特に対円では今年の想定レンジ80-100円の、まだ中ほどに位置するとの認識。
今週発表された11月の貿易赤字は-2.63bioと2008年初来の赤字幅で8カ月連続赤字となった。

しかし当地の新聞見出しは「Business makes most of high A$」つまり“豪ドル高を活用する”であり、今回豪ドル高を背景に自動車や鉱山関係重機の輸入が急増したのは、過去の例を見ても景気が上向いてきた証拠であり、豪州の主要輸出品である鉄鉱石価格の回復から12月の貿易収支は大きく改善するとの予想が目につく。 また昨日発表された11月小売売上が予想値+0.3%に対して-0.1%と減少したのは12月のクリスマスセール前の買い控えが予想より強かったとの分析。 国内景況についてもむしろ新年を迎えて底入れするとの見方が多いようだ。

Joe式豪ドル週替わりindex

独自の手法で10項目について豪ドル相場にとっての好悪インパクトをそれぞれ最弱評価から最強評価まで「-10―+10」でランク付けし、現状を総合判断したもの。したがって総合indexは理論的には最弱-100で最強+100となる。Indexが大きくプラス、マイナスに傾いている時がチャンス。
現状分析であり、今後を予測する機能はあまりないが、ポジション造成や閉じる際の参考にはなる。

 

ポイント

今回
index

前回
index

ファンダメンタルズ

良い(強い)
・10月住宅融資残高+1.8%(前回+0.9%)(12/13)
・11月雇用統計就業者数+13.9千人(予想0.0千人、前回+10.2千人)、失業率5.2%(予想5.5%、前回5.5%)(12/6)
・豪州Q3CPI、ヘッドラインCPI(全項目)前年比+2.0%(予想+1.6%、前回+1.2%)、前期比+1.4%(予想+1.0%、前回+0.5%)、アンダーライイングCPI前期比+0.75%(前回+0.6%)、前年比+2.5%(前回+2.15%)(10/24)―予想より強め

悪い(弱い)
・11月小売売上高-0.1%(予想+0.3%、前回+0.0%)(1/9)
・11月貿易収支―2.63bio (予想-2.3bio、前回-2.44bio)(1/8)

・11月インターネット求人数宇-3.5%(前回-3.1%、8カ月連続マイナス)(12/19)
・10WESTPAC Leading Index+0.1(前回+0.7)(12/19)
・12月WESTPAC消費者信頼感100.0(前回104.3)-4.1%(前回+5.2%過去4ヶ月間で初めてマイナス)(12/12)
・11月NAB企業景況感-5(前回-5)、企業信頼感-9(前回-1)(12/11)
・第3四半期GDP前期比+0.5%(予想+0.6%、前回+0.6%)、前年比+3.1%(予想+3.1%、前回+3.7%)(12/5)
・Q3経常収支-14.9bio(予想-14.55bio、前回-11.8bio)(12/4)
・Q3民間設備投資+2.8%(過去3QTRで最低、予想+2.0%、前回+3.4%)(11/29)
・RBA四半期金融政策報告書(11/9)
2012年のGDP予想3.5%(前回3.5%)、2013年GDP2.75%(前回3.25%)―鉱業投資の下方修正で。インフレ予想(コアも)2012年2.5%(前回2.25%)、2013年2-3%(コアも)(変わらず)(11/9)

-5

-4

市場センチメント
(リスク値)

米企業決算控えてやや神経質な展開もアルコア決算で安堵感。欧州情勢好転、米財政の崖一服で基本的にはセンチメント改善。
NYダウ引けは前日比+61ポイントの13,390ドル。本日オフショアでは-5ドル、昨日VIX恐怖指数は+0.19の13.81。

+2

-2

市場ポジション

シカゴIMMの豪ドルポジションは買いコントラクトの79,522にやや増える(12/31付)。短期筋は豪ドル/ドルややロングが増える。豪ドル/円のロングも再び増え出す。

-3

-2

商品相場

原油は93ドル台で高止まり、金は1655ドル台に下落、昨日CRBは-0.63の293.97。スポット鉄鉱石157ドルに上昇、石炭は88ドルで小康、中国への景気期待高まる。

+3

+3

金利・為替(当局)

2月利下げ観測依然強い、12月0.25%利下げ「金融緩和が景気回復に役立つ、世界情勢依然下振れリスク、交易条件はピークから15%下落、設備投資が弱い、豪ドルは予想より強い」(12/4)、1月はRBA理事会ないので、クリスマス商戦前のカンフル剤か?
利下げ足元打ち止め感も。しかし2013年2%までの低下観測も。
米豪10年利回り格差1.552%に拡大。

-2

-2

需給

日本の投信設定が増えてきている。年初も今年の資源輸出カバーが出やすい。欧州の中銀の豪ドル債購入一服もアジアや中南米は依然買い。欧州情勢悪化、中国の景気スローダウンなら資源輸出減!中国など海外からの直接投資、M&Aに絡む豪ドル買い需要の話。

+3

+4

テクニカル

豪ドル/ドルは一目均衡表の雲のやや上、豪ドル/円は依然雲のはるか上。ボリンジャーバンドの上部からやや反落したが再び上限付近に反発。RSIは豪ドル/ドル64.23%、豪ドル円は73.22%で豪ドル/円が再び危険水域に入りつつある。豪ドルは1/4から下ヒゲ目立つ。豪ドル円は短期・長期移動平均線が依然として上昇中で上げトレンドは変わらず。

+3

+3

米ドル強弱

ドルインデックスは80.73に反発、ユーロ/ドルは1.30台半ばに下落。

-3

+2

中国関連

12月貿易収支+316億ドル(予想+200億ドル、前回+196.3億ドル、輸出前年比+14.1%、輸入前年比+6.0%)(1/10)、中国人民銀行チーフエコノミスト「2013年GDP見通し8%超見込み」。世銀見通しで来年の中国8.4%成長見通し(12/19)、12月HSBC非製造業PMI 51.7(前回52.1)(1/4)、12月非製造業PMI 56.1(55.6P)(1/3)、12月製造業PMI 50.6(50.9)(1/1)、12月HSBC製造業PMI 51.5(50.9)(12/31)、11月鉱工業生産+10.1%(予想+9.8%、前回+9.6%)、11月小売売上高+14.9%(予想+14.6%、前回+14.5%)(12/9)、(新華社)社会科学院2013年8.2%成長可能、習主席安定成長に関する発言を好感して株価急上昇、2020年のGDPを2010年の倍が目標、Q3GDP+7.4%(予想+7.4%、前回+7.6%)、 2012年6月(3年ぶり)に続いて利下げ(2012/7/5預金金利3.0%、貸出基準金利6.0%)、内需拡大策発表、(2012/5/20)預金準備率を20.5%→20.0%に引き下げ(2012/5/12)。人民元変動幅を4/16から0.5%→1.0%に拡大。本日上海総合指数は+11pts。

+4

+3

その他(政治、産業界など)

(豪州国内)
2012/13年財政黒字転断念(市場好感)、労働党人気やや下落、住宅ローン金利低下せず反発強い、鉱山使用料(ロイヤルティー)引き上げ検討への反感強い、豪州産業グループ(AIG)CEOはRBAによる豪ドル高阻止を希望、資源産業/非資源産業格差問題、IMFは資源ブームけん引による豪州の輸出は減速見通し。
(11/15-17AFR/Nielsen poll)(二大政党間)労働党支持率47%(前回-1%)、野党保守連合(自由党・国民党)53%(前回+1%)、首相適任ギラード支持51(50)、アボット支持42(40)、難民問題、豪ドル高から鉱山ロイヤルティー(米ドル建)が大幅目減りも。

+2

-3

総合index(現状)

やや買いバイアス

+4

+2

【豪ドル/ドル チャート】

※チャートはクリックで拡大できます

【豪ドル/円 チャート】

※チャートはクリックで拡大できます

OZ NOW

年初の著名エコノミスト(19人)四半期予想(3ヶ月先、6ヶ月先)

※チャートはクリックで拡大できます

新年の著名エコノミスト19名(豪州四大銀行など豪州の主な金融機関が中心)の向こう3/6ヶ月予想が出たのでお知らせする。

平均的な見方はオフィシャルキャッシュレートは2013年第1四半期に25bp下げられると言うもの。(現在2月の利下げの確率は40%程度) RBAは資源投資にリードされた成長から非資源産業主体の景気回復への移行を目差しており、資源産業のピークアウトのインパクトを軽減して非資源産業を支援するのが利下げの目的としている。
RBAは2011年11月から2012年12月の間で13回理事会を開催して6回利下げ(うち1回は50bp)をしているが、まだ利下げは不十分との見方である。
ただ豪ドルが今後下落し、また政府が財政の黒字転換を急がない場合にはRBAによる更なる利下げの必要性が減少すると見る。

逆にBOA メリルリンチなどは今後も豪ドルが上昇し、政府が再び財政の黒字転換を急ぐ場合にはRBAは年末2%に向けて利下げを継続すると見る。
昨年豪ドル高が豪州企業収益を圧迫したことは明白であるが、2011年11月に今回の利下げサイクルが始まった時点の豪ドル相場は1.04台であり、合計1.75%の利下げが行われた昨年12月の豪ドル相場が1.04台と、利下げの豪ドル押し下げ効果は見られない。
原因の一つは豪銀の資金調達コストが高いために、キャッシュレートの引き下げ幅ほどは融資金利引き下げを行わず、市場実勢金利が高止まりしていることが挙げられる。
エコノミスト平均値で見た場合第1四半期に25bp利下げが行われ、2.75%のキャッシュレートが年央まで続くと見ているようだ。
つまり一部の大幅利下げ観測は別として、大方はRBAはアセットバブルを警戒して3%以下のアグレッシブな利下げには消極的と見ているようだ。

政策金利が史上最低レベルにあってRBAはインフレ警戒感も持っているようであるが、今後も豪ドル高が更に高進し、資源価格が再び下落して資源産業から非資源産業への産業構造の転換がうまく行かず、結果として雇用環境が更に悪化する場合にはアグレッシブな金融緩和を行う可能性も排除できない。

 

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