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マーケットビュー

木曜 津田穣のG´Day! (グダイ!) 豪ドルレポート 豪州からホットな最新情報をお届け

オバマ再選で超低金利は続くか?

更新日:2012年11月8日

豪ドルここまでのレビュー

この1週間(11/1〜11/8)のレンジ: 
 AUDUSD: 1.03384-1.04795   AUDYEN: 82.733-84.126

この1週間は強い米国10月雇用統計の発表や米大統領選などのイベントがあったが、ギリシャの緊縮策の議会採決は予断を許さず、しかもオバマ再選後も、依然としてねじれ議会で“財政の崖”懸念が強まるなど、結局はリスク回避の動きが強まった。

ユーロはギリシャ問題や昨日のドラギECB総裁の「欧州経済懸念発言」などを受けて10月の高値1.31台、104円台から昨日は1.27台前半、101円台後半まで下落。
強い米雇用統計後80円台後半まで上伸したドル円も、係るリスク回避の動きや昨日のオバマ再選を受けて再び80円台を割り込んでいる。

豪ドルは今週のRBA理事会で金利が据え置きとなったことに加えて強めの経済指標(月曜日の9月小売売上高や本日の10月雇用統計など)にもサポートされて一時9月以来の高値1.04台後半、84円台前半まで上昇した。
この結果ユーロ/豪ドルは再び1.22台前半まで軟化している。

豪ドル見通し

向う1週間の予想レンジ :
 AUDUSD:1.0250-1.0550  AUDYEN:82.00-85.00

向う半年の予想レンジ :
 AUDUSD :0.90-1.10   AUDYEN: 70.00-90.00

足元のセンチメント――ややブルセンチメント継続
足元の予想――利食い売りと押し目買いの揉み合い相場

相変わらず欧州問題は一進一退、米大統領選でのオバマ勝利も財政の崖問題でリスク選好には繋がっていない。救いは最近の中国諸指標に回復の兆しが見えることと本日から始まる中国の共産党大会において選出される新指導部への期待感程度か。
4年に一度の一大イベント米大統領選挙もオバマ再選で終了した。ただ議会は再び上院民主党優勢、下院共和党優勢の“ねじれ議会”であり、市場は年末に訪れる“財政の崖”問題を取り沙汰して昨日NYダウは今年最大の300ポイントを超す下げとなった。

オバマ・ロムニー両候補の選挙人獲得数は303対206と当初予想を上回る大差となった。
米国民の人種構成を見ると白人―74%、黒人―13.5%、ヒスパニック―14.8%、アジア人―4.4%などとなっているが、本日の当地新聞に出ていた興味深いデータはオバマ・ロムニー両候補への人種別投票率が<白人>オバマ39%、ロムニー59%、<黒人>オバマ93%、ロムニー6%、<ヒスパニック>オバマ71%、ロムニー27%であったとのこと。

いい加減な結果分析はすべきではないが、やはり有色人種のオバマ支持率の高さもさることながら、国民の三分の二を占める白人層のオバマ・ロムニー支持率の差が有色人種ほど大きくないことがロムニー氏の敗因だろう。

つまりは、富裕層の割合は全世帯の0.01%に過ぎないと言われる米国では、ほぼ全国民が運用利回りの高さより、金利負担の少ない低金利を希望している訳であり、低金利継続のオバマ氏に○を付け、金利上昇懸念のあるロムニー氏に×を付けたとも言える。

ただ市場が懸念するように今後財政の崖問題の解決に手こずれば、米財政管理法に基づく2013年度の強制的な赤字削減額は5600億ドルにも上るとの試算もあり、逆に米長期金利の大幅上昇につながることにでもなれば皮肉な結果となろう。
むしろ“ロムニー氏勝利によりブッシュ減税などの減税措置延長を選ぶべきであった”と後悔することにならなければいいが。

オバマ再選により表面上は金融緩和政策が継続されることになるが、財政赤字問題悪化による米長期金利上昇が回避される場合には、むしろ景気が順調に回復することを意味し、そうなれば市場金利の上昇につながる訳であり、“遅かれ早かれ米金利は上昇する”との持論を変更する必要はないと考える。

豪ドルはRBAによる金利据え置きに小売売上や雇用統計の良好な数字が重なり再び1.04台、83円台と9月以来の高値圏に来ている。今後RBAが指摘するように中国の景気減速懸念が後退する場合には更にサポート要因が増えることになる。
ただ欧州問題や米国の財政の崖問題など懸念が払拭された訳ではなく、中国が安定的な成長速度に落ち着いたとの確証もない。

これらの懸念事項が今後悪化すればRBAとしても当然現下の利下げサイクルを延長するだろう。一方今回のRBA声明で表記されたように内外情勢が徐々に改善されるのであれば、RBAとしては“Wait and see attitude”を継続することになるが、少なくとも金融引き締めは遠い先の話。市場のリスク許容度の大幅増加は考え難く豪ドルの1.05台、85円台では売り圧力が強まるだろう。

注目イベントは中国共産党大会(11/8-11/14)、明日のRBA四半期金融政策報告と中国の10月各種指標、来週(11/11-11/12)のユーロ圏財務相会合におけるギリシャ、スペイン問題の進展など。

Joe式豪ドル週替わりindex

独自の手法で10項目について豪ドル相場にとっての好悪インパクトをそれぞれ最弱評価から最強評価まで「-10―+10」でランク付けし、現状を総合判断したもの。したがって総合indexは理論的には最弱-100で最強+100となる。Indexが大きくプラス、マイナスに傾いている時がチャンス。
現状分析であり、今後を予測する機能はあまりないが、ポジション造成や閉じる際の参考にはなる。

 

ポイント

今回
index

前回
index

ファンダメンタルズ

良い(強い)
・10月雇用統計就業者数+10.7千人(予想+0.5千人、前回+15.5千人)(11/8)
・失業率 5.4%(予想5.5%、前回5.4%)
・9月小売売上高+0.5%(予想+0.4%、前回+0.3%)(11/5)
・10月AIG製造業PMI45.2(前回44.1)(11/1)
・9月住宅建設許可前月比+7.8%(前回+6.4%)(10/31)
・9月民間信用残高前月比+0.3%(予想+0.2%)(10/31)
・豪州Q3CPI、ヘッドラインCPI(全項目)前年比+2.0%(予想+1.6%、前回+1.2%)、前期比+1.4%(予想+1.0%、前回+0.5%)、アンダーライイングCPI前期比+0.75%(前回+0.6%)、前年比+2.5%(前回+2.15%)(10/24)―予想より強め

・9月NAB企業信頼感0(前回-3)(10/9)
・IMF―豪の経済見通しは引き続き良好。RBAの政策は総じて適切。今年の成長予想3.25%(9/20)
・ S&P豪州格付けAAA維持、見通し安定的(9/19)

悪い(弱い)
・AIG10月建設活動指数35.8(前回30.9―29カ月連続縮小)(11/7)
・10月ANZ求人広告-4.6%(前回-3.9%)(11/5)
・9月貿易収支-1,466mio(9カ月連続赤字、予想-1,550mio、前回-1,876mio)(11/5)

・政府経済・財政中間見通し(MYEFO)
GDP 2012/13 3.25%→3.00%に下方修正、2013/14 3.00%据え置き
2012/13財政黒字5月時の15億豪ドル→11億ドルに下方修正(10/22)
・Q3NAB企業景況感-2(前回-3)(10/18)
・9月NAB企業景況感-3(前回0)(10/9)
・第2四半期GDP前期比+0.6%(予想+0.7%、前回+1.4%)、前年比+3.7%(予想+3.7%、前回+4.3%)(9/5)

+5

+4

市場センチメント
(リスク値)

オバマ再選後もネジレ議会解消せず財政懸念強まり、ドラギECB総裁の欧州経済懸念発言等でNYダウ今年最大の下げでセンチメント大幅悪化。 NYダウ引けは前日比-312ポイントの12,932ドル。本日オフショアでは+15ドル、昨日VIX恐怖指数は+1.50の19.08。

-5

-3

市場ポジション

シカゴIMMの豪ドルポジションは52,090買いコントラクトに増える(10/30付)。短期筋のポジションは依然ややロング。

-2

-2

商品相場

原油は84ドル台に反落、金は1718ドルに上昇、昨日CRBは+4.86の297.17。スポット石炭、鉄鉱石はやや上昇、中国減速懸念依然強い。

+2

+2

金利・為替(当局)

RBA11月金利据え置き「金融政策は当面適切と判断、過去の利下げ効果が出つつある」、副総裁Phillip Lowe「豪金利の大幅引き下げの可能性少ない。大規模介入は非常事態のみ」(10/30)、米豪10年利回り格差1.545%にやや拡大。

+3

+3

需給

日本の外貨投信減少。中銀の豪ドル債購入意欲も一服か→しかし下値では中銀の押し目買い需要も(アジア、南米)、欧州情勢悪化、中国の景気スローダウンなら資源輸出減!中国など海外からの直接投資、M&Aに絡む豪ドル買い需要の話。

+2

+2

テクニカル

豪ドル/ドル、豪ドル円共に一目均衡表の雲の上に出たが依然先行スパンAがBの下にあり弱気サイン。ボリンジャーバンドの上限近くで揉み合い。依然として両通貨ペア共に上昇トレンドの上にあるが、一方抵抗線も結構強い。RSIは豪ドル/ドル57.88%、豪ドル/円60.06%と依然ややoverbought。1.0400、83.50のテクニカルポイントに絡む動き。

-3

-3

米ドル強弱

ドルインデックスは80.91に上昇、ユーロ/ドルは1.27台半ばで軟調。

-4

-2

中国関連

新指導部誕生への期待感?10月の製造業PMI50.2(50.2、49.8、3カ月で初めて50を超える)(11/1)、10月HSBC製造業PMI49.1(前回47.9)(10/24)、Q3GDP+7.4%(予想+7.4%、前回+7.6%)、9月鉱工業生産+9.2%(予想+9.0%、前回+8.9%)、9月小売売上高+14.2%(予想+13.2%、前回+13.2%)(10/18)、9月貿易収支+27.7bio(前回+20.7bio、輸入は+2.4%、輸出は+9.9%(10/13)、財政政策・金融政策の発動あるか?6月(3年ぶり)に続いて利下げ(7/5預金金利3.0%、貸出基準金利6.0%)、内需拡大策発表、(5/20) 預金準備率を20.5%→20.0%に引き下げ(5/12)。人民元変動幅を4/16から0.5%→1.0%に拡大。 温首相2012年GDP目標を7.5%に下方修正。本日上海総合指数は-19pts。

+3

+3

その他(政治、産業界など)

(豪州国内)ギラード首相電撃アフガニスタン訪問などで、アボット不人気もあり、支持率上昇か?クイーンズランド州で鉱山使用料(ロイヤリティー)引き上げ決定が不評(9/11) 労働党支持率やや回復(炭素税の悪影響がまだ出ていない)(9/13)、豪州産業グループ(AIG)CEOはRBAによる豪ドル高阻止を希望(8/7)、資源産業/非資源産業格差問題、2012/13年財政黒字転への反発強い。IMFは資源ブームけん引による豪州の輸出は減速見通し。
(10/18-20AFR/Nielsen poll)(二大政党間)労働党支持率48%(前回+1%)、野党保守連合(自由党・国民党)52%(前回-1%)、首相適任ギラード支持50(47)、アボット支持40(44)

+2

+2

総合index(現状)

依然やや買いバイアス

+3

+7

【豪ドル/ドル チャート】

※チャートはクリックで拡大できます

【豪ドル/円 チャート】

※チャートはクリックで拡大できます

OZ NOW

RBA利下げせず

10月は意表を突いた利下げをしたRBAが、今度は大方の市場予想をよそに金利を据え置いた。前からスティーブンス総裁は市場を「あっ」と言わせるのが好きな人間だと思っているが、今回の小職の据え置き予想は当たった。 据え置きの伏線は先週のPhillip Lowe副総裁の言葉「豪州は米国や日本や欧州の中銀により現在行われている超低金利を志向するべきではない」にも表れていた。

少しおかしな話ではあるがスティーブンス総裁が2006年に総裁になって以来、毎年11月の第一火曜日、つまり競馬の“メルボルンカップ”当日に利下げを行ってきた経緯があり、今回も“メルボルンカップデーの贈り物”に対する期待を高めたということもあるようだ。

スティーブンス総裁は「過去6回の利下げ効果が住宅市場や株価にも表れ始めている。民間の借り入れコストは明白に中期的な中間値を下回り、一方貯蓄を目指す人は低金利を嫌ってよりリスクの高いアセットに目を向け始めている」と指摘する。

特に年金生活者(日本と違って自己運用)から金利収入の減少に対する不満が強いのは確か。また10月の利下げの大きな原因の一つであった交易条件の悪化予想について声明文では“昨年のピークから約13%悪化したが今後も歴史的な高水準に留まる公算が高い”とやや楽観視しているが、その背景は9月にトン当たり90ドルまで下がっていた鉄鉱石価格が120ドルまで回復していることもある。

また“欧州情勢から世界経済の見通しリスクは依然下向き”としながらも、“米国は穏やかな成長を記録し、一方最近の中国の指標は同国の成長が安定化してきたことを示唆している”と述べるなど国際情勢がやや好転していることも据え置きの理由であろう。

今回の据え置きに対して小売、建設、製造業などから落胆の声は聞かれるが、やはり先週発表された第三四半期の消費者物価指数、なかでもアンダーライイングインフレーションがRBAのターゲット2-3%の中間地点まで上がってきた影響が大きいだろう。

今回、読みを外したエコノミストたちの中では依然として年内もう1回の利下げ、つまり12月のクリスマス商戦前の利下げを読む向きが多いが、他方年内様子見で1月はRBA理事会が開催されないため、次の利下げは早くとも来年2月との声も聞かれる。 それまでの内外情勢の進展具合が鍵となってくる。

 

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