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マーケットビュー

木曜 津田穣のG´Day! (グダイ!) 豪ドルレポート 豪州からホットな最新情報をお届け

やや小休止

更新日:2012年10月25日

豪ドルここまでのレビュー

この1週間(10/18〜10/25)のレンジ: 
 AUDUSD: 1.02354-1.04106 AUDYEN: 81.638-83.155

この1週間は欧州問題では独とその他の国の間で不協和音が聞こえたり、米企業決算に対する慎重な見方などからリスク回避の動きが見られ、主要国の株価や商品相場は軟調推移した。

ユーロは1.31台から1.29台に、また104円台から103円割れまで売り戻される展開に。
また今週ドル/円は日本の9月貿易赤字の拡大や来週の日銀会合における追加緩和観測、更には日本企業の海外企業買収の思惑などを背景に一時80.00を付け、今現在も80円の一歩手前で堅調推移している。

豪ドルもユーロ同様にリスク回避の動きに流されたが、発表された10月のHSBC製造業PMIが大幅に改善したことや、昨日発表された第三四半期消費者物価指数が予想より強かったことから、11月利下げ観測後退し、再び1.03台半ば、82円台後半に値を戻している。

豪ドル見通し

向う1週間の予想レンジ :
 AUDUSD:1.0200-1.0500 AUDYEN:81.00-84.000

向う半年の予想レンジ :
 AUDUSD :0.90-1.10  AUDYEN: 70.00-90.00

足元のセンチメント――ややブルセンチメント継続
足元の予想――利食いこなしながら上値テスト

10月中旬以降発表された米国の小売売上や住宅関連指標などが強く米企業決算発表を前に米景気回復期待が強く、加えてEUサミットを挟んで欧州不安も軽減するなど10月になってからリスク選好の動きが活発化した。
しかし先週以降欧州問題でも大きな進展なく、再び米企業業績に対する不安感からダウは大きく反落し(13,550ドルから約500ポイント下落)、盛り上がったリスク選好の動きもやや冷やされた感じ。

ただスペインやギリシャ問題が完全にクリアになった訳ではないが、一時のように猛烈に欧州不安が再燃して問題国の国債利回りが急騰するなどの事態には至らず、さすがに市場のリスク許容度も増加しているとの印象を受ける。

市場の焦点は来週30日(火)の日銀会合における追加緩和の有無、11月6日(火)の米国大統領選挙、7日(水)の欧州委員会、8日(木)の中国第18回共産党大会における新指導部決定というところで、今朝のFOMCの結果発表も無事通過して相場も暫し“小休止”で“嵐の前の静けさ”の状況か。

それにしても今朝のFOMCの結果内容は、先月のQE3の発表の後だけに大きな政策変更は予想通りになかったが、その声明文を読めば依然として“超ハト派的表現”が並ぶ。
バーナンキ議長にしても米大統領選挙戦ではオバマ大統領が優勢とは言われるものの、自分を“ないがしろにしようとする”ロムニー氏に不屈の姿勢を貫いているのだろう。
本当に2015年半ばまで超低金利を維持するのか?検証が今から楽しみだ。

それにしてもドル/円は80円ワンタッチでまたぴったりと動かなくなった。さすがに一旦ブレークした79.00以下に逆戻りする動きは見られないが、城島財務相が日銀に対する緩和圧力を否定するなど、余程80円を超える円安(?)にしたくないらしい。

前回も指摘したように円安要因はたくさんあるが、一方最大のドル高要因である米金利上昇(長期金利は上昇しているが)が今朝のFOMCにおける超ハト派的声明文で裏付けされるように、全く期待できない状況。
「円安要因とドル高要因の相乗効果」が顕現化すればドル円の上昇率は円クロスを上回り最大になる可能性を秘めているのだが。

豪ドルは引き続き好悪材料に挟まれている。
市場の極端な金利先安観(向こう1年で1%低下観測)は別にしても今週発表された”経済・財政中間見通し”では今年の成長見通しを3.25%から3.00%に下方修正し、また交易条件も今財政年度(2012/13)8%下落し2013/14年度に2.75%、2014/15年度に2.0%落ちると悲観的。今後の欧州情勢、中国情勢がポイントだろう。

一方、第三四半期の各種指標をみると9月の失業率は5.4%に悪化したが、就業者数増加は予想を上回り、新車販売や住宅融資なども堅調で、昨日発表された第三四半期の消費者物価指数は予想を大きく上回る強い数字であった。
また最近ギラード首相の人気回復から労働党の支持率が上昇している点も豪ドルフェイバー材料。

私的には今後米ドル堅調地合いから豪ドル/ドルの上値は1.05近辺で押さえられ、一方ドル/円上昇から豪ドル/円は堅調推移と読んでいるが、豪ドルを取り巻く要因そのものも好悪拮抗しており、足元は1.00-1.05の想定レンジを大きく超える動きにはならないだろう。
ドル/円が80円のバリアをクリアしていけば、豪ドル/円の上昇余地が出てこよう。

Joe式豪ドル週替わりindex

独自の手法で10項目について豪ドル相場にとっての好悪インパクトをそれぞれ最弱評価から最強評価まで「-10―+10」でランク付けし、現状を総合判断したもの。したがって総合indexは理論的には最弱-100で最強+100となる。Indexが大きくプラス、マイナスに傾いている時がチャンス。
現状分析であり、今後を予測する機能はあまりないが、ポジション造成や閉じる際の参考にはなる。

 

ポイント

今回
index

前回
index

ファンダメンタルズ

良い(強い)
・豪州Q3CPI、ヘッドラインCPI(全項目)前年比+2.0%(予想+1.6%、前回+1.2%)、前期比+1.4%(予想+1.0%、前回+0.5%)、アンダーライイングCPI前期比+0.75%(前回+0.6%)、前年比+2.5%(前回+2.15%)(10/24)―予想より強め
・8月WESTPAC 景気先行指数0.5%(前回0.3%)(10/17)
・8月住宅融資残高+1.8%(前回+1.5%)(10/15)

・9月新車販売+4.7%(前回+4.3%、14ms high)(10/15)
・9月雇用統計就業者数+14.5千人(予想+5千人、前回-9.1千人)(10/11)
・9月NAB企業信頼感0(前回-3)(10/9)
・8月住宅建設許可件数+6.4%(予想+4.7%、前回-17.3%)(10/4)
・Q2求人倍率(前期比+4.2%、前回-5.3%)(9/27)
・IMF―豪の経済見通しは引き続き良好。RBAの政策は総じて適切。今年の成長予想3.25%(9/20)
・ S&P豪州格付けAAA維持、見通し安定的(9/19)

悪い(弱い)
・政府経済・財政中間見通し(MYEFO)
GDP 2012/13 3.25%→3.00%に下方修正、2013/14 3.00%据え置き
2012/13財政黒字5月時の15億豪ドル→11億ドルに下方修正(10/22)
・Q3NAB企業景況感-2(前回-3)(10/18)
・9月雇用統計失業率5.4%(予想5.3%、前回5.1%)(10/11)
・9月NAB企業景況感-3(前回0)(10/9)

・9月ANZ求人広告-2.8%(前回-2.4%)(10/8)
・8月小売売上高+0.2%(予想+0.4%、前回-0.8%)(10/4)
・8月貿易収支-2.027bio(予想-685mio、前回-556mio)(10/3)
・第2四半期GDP前期比+0.6%(予想+0.7%、前回+1.4%)、前年比+3.7%(予想+3.7%、前回+4.3%)(9/5)
・Q2企業収益-0.7%(予想+1.0%、前回-3.75%)(9/3)

+4

-2

市場センチメント
(リスク値)

米企業決算に慎重な見方でセンチメントあまり良くない(1週間前よりかなり悪化)。
NYダウ引けは前日比-25ポイントの13,077ドル。本日オフショアでは+47ドル、昨日VIX恐怖指数は-0.50の18.33。

-3

+4

市場ポジション

シカゴIMMの豪ドルポジションは38,444買いコントラクトに減る(10/16付)。短期筋のポジションはロングやや増える。

-2

-2

商品相場

原油は85ドル台に下落、金は1708ドルに下落、昨日CRBは-2.19の297.69。スポット石炭は小動き、鉄鉱石やや堅調、中国減速懸念依然強い。

-3

-2

金利・為替(当局)

Q3CPIが予想より強く11月追加緩和観測後退、ロウ副総裁「労働市場の軟化と国際情勢が利下げの背景」、10月はやや予想外に利下げ実施(25bp)でRBA声明文でも「予想したより豪ドル高い」、「中国減速、資源投資来年がピーク」と言及、8/10のRBA四半期金融政策報告では今年のGDP予想を+3.0%から+3.75%に上方修正、「継続的な豪ドル高でこれまで以上に成長が損なわれる公算」(8/10)、米豪10年利回り格差1.438%に拡大。

+3

-3

需給

日本の外貨投信減少。中銀の豪ドル債購入意欲も一服か→しかし下値では中銀の押し目買い需要も(アジア、南米)、欧州情勢悪化、中国の景気スローダウンなら資源輸出減!中国など海外からの直接投資、M&Aに絡む豪ドル買い需要の話。

+2

+2

テクニカル

豪ドル/ドルは一目均衡表の雲の下だが、豪ドル円は依然雲の上で、両ペアとも先行スパンAが先行スパンBの上に戻り堅調示唆。ボリンジャーバンドの上限に向けて反発中。RSIは豪ドル55.66%、豪ドル/円65.87%で特に豪ドル円のoverbought増える。一昨日は陰線だが「下ヒゲ」が効いており再び反発ムード。

+3

+3

米ドル強弱

ドルインデックスは80.00に上昇しているがユーロ/ドルは1.3000に向けて反発。

+2

+3

中国関連

10月HSBC製造業PMI49.1(前回47.9)(10/24)、Q3GDP+7.4%(予想+7.4%、前回+7.6%)、9月鉱工業生産+9.2%(予想+9.0%、前回+8.9%)、9月小売売上高+14.2%(予想+13.2%、前回+13.2%)(10/18)、11/8の指導部交代まで大きな景気刺激策はでないのでは?9月貿易収支+27.7bio(前回+20.7bio、輸入は+2.4%、輸出は+9.9%(10/13)、財政政策・金融政策の発動あるか?9月の製造業PMI49.8(50.1、49.2先月より改善したが依然50割れ)、6月(3年ぶり)に続いて利下げ(7/5預金金利3.0%、貸出基準金利6.0%)、内需拡大策発表、(5/20)預金準備率を20.5%→20.0%に引き下げ(5/12)。人民元変動幅を4/16から0.5%→1.0%に拡大。温首相2012年GDP目標を7.5%に下方修正。本日上海総合指数は+10pts。

+3

+2

その他(政治、産業界など)

(豪州国内)ギラード首相電撃アフガニスタン訪問などで、アボット不人気もあり、支持率上昇か?クイーンズランド州で鉱山使用料(ロイヤリティー)引き上げ決定が不評(9/11) 労働党支持率やや回復(炭素税の悪影響がまだ出ていない)(9/13)、豪州産業グループ(AIG)CEOはRBAによる豪ドル高阻止を希望(8/7)、資源産業/非資源産業格差問題、2012/13年財政黒字転への反発強い。IMFは資源ブームけん引による豪州の輸出は減速見通し。
(10/18-20AFR/Nielsen poll)(二大政党間)労働党支持率48%(前回+1%)、野党保守連合(自由党・国民党)52%(前回-1%)、首相適任ギラード支持50(47)、アボット支持40(44)

+2

-2

総合index(現状)

依然買いバイアス

+11

+11

【豪ドル/ドル チャート】

※チャートはクリックで拡大できます

【豪ドル/円 チャート】

※チャートはクリックで拡大できます

OZ NOW

強かった第三四半期消費者物価指数

昨日発表された注目の第三四半期消費者物価指数はヘッドラインインフレーション(全項目)が前期比+1.4%(予想+1.0%、前回+0.5%)、前年比+2.0%(予想+1.6%、前回+1.2%)、RBAが重視するアンダーライイングインフレーション(より平準化した数値)が前期比+0.75%(予想+0.6%、前回+0.65%)、前年比+2.5%(予想+2.2%、前回+2.1%)といずれも予想を上回る強い結果となった。

主な原因は7月1日から導入された炭素税の影響で電気代が前期比18.5%ジャンプアップしたこと及び、健康保険料割り戻し制度の見直しで医療費が4.5%上昇したことであった。
アナリストの試算によると炭素税導入によりヘッドラインインフレーションは0.3-0.4%嵩上げされたとのこと。
つまり今回の物価上昇の背景は非貿易財という国内要因によって引き起こされている点が注目される。

この結果を受けて11月利下げを読む向きは68%から48%に減っている。
実際筆者が先日支払った電気代(3カ月に1回請求書が来る)は約700ドル(家族2人)であり、請求書には“平均家庭で年間約316ドルの炭素税割り増しとなる”との表記があるが、2-3年前の請求額は3カ月で200-300ドルであったと記憶している。
政府はこの炭素税の影響はone-off(1回限り)と言っているが、ベースが上がったことは確かであろう。

またガソリン価格も最近リッター当たり1.60ドル台と史上高値であり、ガス代、水道代も同様に上がっており、今回の消費者物価の上昇は当然という気もする。
さて今週発表された政府の“経済・財政中間見通し(MYEFO)”では今年のGDP見通しを5月予算時の見通し3.25%から3.0%に引き下げ、また2012/13財政黒字見通しを5月の15億ドルから11億ドルに引き下げた。

スワン財務相は今後緊縮財政を余儀なくされる立場から、RBAによる更なる金融緩和を切望しており、今回のインフレ率上昇も“一過性”と断定しているようであるが、第三四半期の諸指標は9月の失業率上昇以外は大きな悪化を示しておらず、昨年末から既に150pts下げた今回の利下げサイクルが、更に市場が予想するような大幅利下げ(向こう1年で2.00%程度まで)に繋がっていくかは大きな疑問である。

RBAとしては景気の回復とインフレ抑制という二つの難問を抱えることになる。

 

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