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マーケットビュー

木曜 津田穣のG´Day! (グダイ!) 豪ドルレポート 豪州からホットな最新情報をお届け

do whatever it takes(ドラギECB総裁の名言)

更新日:2012年8月2日

豪ドルここまでのレビュー

この1週間(7/26〜8/2)のレンジ: 
 AUDUSD: 1.02899-1.05405 AUDYEN: 80.390-82.443

先週はノボトニーECB理事の「ESMへの銀行免許付与検討中」やドラギECB総裁の「ユーロのためにあらゆる行動を取る用意」発言を受けて週末に向けて市場のリスク許容度が増加し、世界的に株価や商品相場が上昇した。(NYダウは13,000ドル乗せ、CRB Indexは300ドル乗せ)。

今週もリスク選好的な流れを継いだが昨日の米FOMCや本日のECB、BOE理事会などのイベントを控えて様子見気分が強い展開となった。

ユーロは先週安値1.20台半ば、94円台前半から、一時1.23台後半、97円台前半まで反発した後揉み合い状況だが、FOMCにおける追加緩和なしの失望的ドル買いを受けて現在1.22台半ば、96円近辺にやや軟調推移している。

豪ドルも基本的にこのユーロの動きにフォローして先週の安値1.01台後半、79円台半ばから今週は1.05台半ば、82円台半ばまで回復したが、ユーロ同様にFOMCの結果を受けた失望売りに現在1.04台後半、82円台前半に小幅軟化というところ。

円クロスはFOMCの結果を受けたドル円の買い戻し(と言っても78円台半ばで頭が重い)もあり全般的に堅調地合いを維持している。

先週のECB当局のポジティブな発言後も依然として欧州不安は根強く、加えてFOMCでの追加緩和がなかったこと、更には本日のECBにおける緩和期待もあり、豪ドルやユーロなどのリスク通貨の上値も限定的となった一週間であった。

豪ドル見通し

向う1週間の予想レンジ :
 AUDUSD:1.0300-1.0600  AUDYEN:81.00-84.00

向う半年の予想レンジ :
 AUDUSD :0.90-1.10  AUDYEN: 70.00-90.00

足元のセンチメント―― 依然ブル・ベアミックス
足元の予想――クロス中心に堅調推移。ただ高値圏1.05台、82円台での利食い圧力強い

先週初のスペイン、ギリシャ懸念の再燃とその後のノボトニー/ドラギ発言による急激なリスク回避の巻き戻し/あるいは一部リスク選好の動きを見て不安に感じるのは、「欧州問題は何も解決しておらず、当局の口先だけで相場が反転して」いる点であろう。

また今週のFOMC及びECB理事会での追加金融緩和期待で主要国の株価は上昇しているが、早速本日はFOMCで肩透かしを食った。
ただ欧米を同列に論じることはできないだろう。雇用一つとっても米国は6月までの3カ月で雇用者数増加がそれ以前の10万人増加ペースから大きく減速し、失業率も8.1%で底打ちとなっているが、少なくとも雇用者数減少とはなっていない。

一方7/31に発表されたユーロ圏の6月失業率は11.2%と史上最悪となり、失業者数は17.8百万人と5月から12.3万人増加した。スペインの失業率は24.8%、ポルトガル15.4%、アイルランド14.8%、そしてフランスが10.1%といったところ。
毎回欧米系のアナリストの見解を紹介して恐縮だが、彼らの見方は欧州問題ではもはやギリシャの離脱か残存かはさしたる問題ではなく、今後ギリシャは自発的ではなく、強制退去の可能性を残すが、影響は一時的でむしろ離脱によりユーロ圏は強化されると見ている。

より大きなイシュー(問題)はスペインとイタリアであり、具体的な解決策としては「両国の債務再編が許容され、一方ECBは紙幣増刷による量的緩和を実施し、彼らの債券を買い取る必要がある」と見る。しかしこのプロセスに拒絶反応を示しているのが独であるわけで、今回のドラギ総裁の名言「do whatever it takes」もECBの前向きな姿勢というよりは、むしろ“ECBの金融政策で欧州危機の全ては解決できず(同総裁はたびたびこの旨発言している)、EUの政治的解決が優先されるべき”と言うことをEU当局に催促しているものと受け取れる。

米国がQE3を発動しないのは、更なるカンフル剤なしでの景気回復に対する自信の表れでもあり、本日の各国株式市場に大きな下落がないのもそのためだろう。

一方、ECBの追加緩和は待ったなしであり、「do whatever it takes」と言った手前市場の期待を裏切ることは許されないだろう。因みに3期連続GDPマイナスでリセッションが進行中の英国が心配される。

別に昔住んでいたから気になる訳ではないが、私が現在住んでいる豪州は2000年にGST(日本の消費税、税率10%)導入とオリンピックへの過剰投資が祟ってリセッションに陥ったが、英国はオリンピックとリセッションを同時に背負い込んでいる訳で、オリンピック後の過剰投資の更なる影響が憂慮される。BOEも追加緩和は必至であろう。

さて豪ドル。
さすがにFOMCの政策据え置きを受けて失望売りが出ているが、これも一過性であろう。
豪ドルはよく“リスク回避局面でもリスク選好局面でも買われる”と言われるが、中程度のリスク回避下ではむしろSAFE HAVEN(安全資産)として買われ、リスク選好地合いにはリスク投資(高金利通貨)として買われるという意味であろう。注意すべきはリーマンショックのようなハイグレードのリスク回避地合いとなると、溜まっていた豪ドルロングポジション投げ売りの雪崩現象が起こるということ。

したがって欧州情勢が急激に悪化しない限り、たとえECBが金融緩和をしてもむしろ豪ドル/ドル買いユーロ/ドル売りのオペレーションが活発化する可能性がある。
ただ長い目で見れば、米国が金融引き締めに向かえば金利差縮小から豪ドル/ドルの頭は押さえられ、一方ドル円上昇から豪ドル/円は大きく崩れないとの見方は変えていない。
市場は本日のECB/BOE理事会や明日の米国7月雇用統計に注目している。
昨日のADP雇用者数は強かったが果たして雇用統計はどうか?暖冬要因はげ落ちの影響が強く見られた4・5・6月から立ち直りを見せる可能性があるが、そうなればFRBによるQE3発動が更に遠ざかることになる。

国内要因では来週8/7(火)のRBA理事会と8/9(木)の7月雇用統計が注目されるが、スティーブンス総裁の最近の発言や本日発表された強い6月小売売上高(前月比+1.0%、予想+0.7%、前回+0.5%から+0.8%に上方修正)などを見ても、据え置きとなる可能性が高いだろう。

Joe式豪ドル週替わりindex

独自の手法で10項目について豪ドル相場にとっての好悪インパクトをそれぞれ最弱評価から最強評価まで「-10―+10」でランク付けし、現状を総合判断したもの。したがって総合indexは理論的には最弱-100で最強+100となる。Indexが大きくプラス、マイナスに傾いている時がチャンス。
現状分析であり、今後を予測する機能はあまりないが、ポジション造成や閉じる際の参考にはなる。

 

ポイント

今回
index

前回
index

ファンダメンタルズ

良い(強い)
・6月小売売上高+1.0%(予想+0.7%、前回+0.8%)(8/2)
・6月貿易収支+9mio(予想-375mio、前回-313mio)(8/2)

・6月住宅建設許可件数-2.5%(予想-15.0%、前回+27.0%)(7/31)
・Q2PPI 前期比+0.5%(+0.3%、-0.3%)、前年比+1.1%(予想+1.0%、前回+1.4%)(7/23)
・7月WESTPAC消費者信頼感指数99.1(前回95.6)(7/11)

悪い(弱い)
・豪州Q2CPI前年比+1.2%(予想+1.3%、前回+1.6%)、前期比+0.5%(予想+0.6%、前回+0.1%)、アンダーライイングCPI前期比+0.6%(前回+0.35%)、前年比+1.95%(前回+2.15%)(7/25)―予想よりやや弱め
・NAB第二四半期企業信頼感-2(前回-1)、景況感-1(+3)(7/19)
・6月雇用統計失業率5.2%(予想5.2%、前回5.1%)就業者数-27千人(予想±0、前回+38.9千人)(7/12)
・5月住宅融資-1.2%(前回+0.8%)(7/11)

+3

-4

市場センチメント
(リスク値)

欧州不安一服だがFOMC政策不変でややセンチメント悪化。
NYダウ引けは前日比-32ドルの12,976ドル、本日オフショアでは+24ドル、VIX恐怖指は+0.03の18.96、 センチメントは全体として依然やや改善。

+2

+2

市場ポジション

シカゴIMMの豪ドルポジションは26,443買いコントラクトに増える(7/24)。短期筋のポジションはややロング。

-2

-2

商品相場

原油は88ドル台にやや反発、金は1602ドルに反落、昨日CRBは-0.28の299.23。

+2

+2

金利・為替(当局)

8月も金利据え置きか、(7/25)Q2CPIは予想よりやや低め、(7/24)スティーブンス総裁やや強気の景気見通し、7月RBA議事録「政策金利を更に調整する必要ないと判断」、ロウ副総裁「豪ドルの過大評価を主張するのは難しい(7/12)、危機の影響がなければ金利は1.5%高かった(7/11)」。米豪10年利回り格差1.58%に拡大。

+3

+3

需給

日本の外貨投信減少。中銀の豪ドル債購入意欲。欧州情勢悪化、中国の景気スローダウンなら資源輸出減!原料炭はトン当たり217ドルに下落(7/16)、鉄鉱石もトン当たり118ドルまで下落(7/30)しているが、中国のインフレ投資期待ある。中国など海外からの直接投資、M&Aに絡む豪ドル買い需要の話。
下がったところではアジア・ロシア・独など欧州中銀の豪ドル債買い観測(外貨準備運用として)。

+2

+2

テクニカル

豪ドル/ドル、豪ドル/円共に一目均衡表の雲の上で雲がサポート。しかしボリンジャーバンドの上限近くから反落。「上値遊び」で上昇の可能性はあるが、豪ドル/ドルは昨日、一昨日の「上ヒゲ」が気になる。

-2

+2

米ドル強弱

ドルインデックスは83.22に反発。
FOMCの政策変更なし。

-3

+2

中国関連

預金準備率引き下げ観測、7月製造業PMIは50.1(予想50.5、前回50.2)で8カ月最低、3カ月連続下落で依然弱い。7月HSBC製造業PMIは49.5(前回48.2で5ms high)(7/24)、Q2GDPは+7.6%(予想+7.7%、前回+8.1%)でやや弱め(7/13)。6月貿易収支は予想を上回るが輸入の伸び鈍化。6月CPIは+2.2%で弱め。6月(3年ぶり)に続いて利下げ(7/5預金金利3.0%、貸出基準金利6.0%)、温首相「予想より下方圧力強い」、「大規模な景気刺激を導入するつもりない」(5/29)、内需拡大策発表、(5/20)預金準備率を20.5%→20.0%に引き下げ(5/12)。人民元変動幅を4/16から0.5%→1.0%に拡大。温首相2012年GDP目標を7.5%に下方修正。本日上海総合指数は今のところ動意なし。

-3

-3

その他(政治、産業界など)

(ECB)―金融緩和観測

(豪州国内)7/1より炭素税導入開始で評判悪い、豪ドル/人民元直接交換案は朗報、豪ドル下落は産業界好感、資源産業/非資源産業格差問題、2012/13年財政黒字転への反発強い。IMFは資源ブームけん引による豪州の輸出は減速見通し。
(7/26〜7/28世論調査(二党間)労働党支持率44%(前回42%)、野党保守連合56%(前回58%)、豪ドル高から鉱山ロイヤルティー(米ドル建)が大幅目減りも。

-2

-3

総合index(現状)

やや売りバイアス

-2

+1

【豪ドル/ドル チャート】

※チャートはクリックで拡大できます

【豪ドル/円 チャート】

※チャートはクリックで拡大できます

OZ NOW

依然苦戦するギラード首相

ハングパーラメント(少数与党)で難しい政局のかじ取りをするギラード首相の苦戦が続く。
7/1の炭素税導入後初めて結果の出た7/26-28に実施されたAustralian Financial Review/Nielsenの世論調査によると、政党支持率上位3党は自由党・国民党連合が47%(前回から-1%)、労働党が30%(+2%)、緑の党が12%(変わらず)で二党間支持率は労働党が44%(+2%)、野党連合が56%(-2%)であった。

またギラード首相承認率は2ポイント上がって37%となり、これはラッド前首相との党首選が行われた今年2月以来最高となり、一方不承認率は同様に2ポイント下がって58%と2月以来最低となった。
一方トニー・アボット野党連合党首の承認率も39%と過去最低レベルに張り付き、不承認率は1ポイント上がって59%であった。 ただ首相適任者としてアボット党首が48%とギラード首相の43%を引き続き上回っているが、そのギャップは5月以来広がっている。

最近労働党はやや巻き戻しているようだが、それも野党保守連合、特にアボット党首の不人気や敵失によるところが多いとの見方。
また労働党が連立を組む環境保護政党緑の党は今年4月にボブ・ブラウン党首が突然辞任し副党首のクリスティーン・ミラン自首が党首に選出されたが、同女史はより厳格な左翼系と称されており、労働党内部にも緑の党との関係を深めるべきではないとの見方も芽生えており、連立関係も盤石ではない。

今年2月のギラード首相とラッド前首相との党首選でギラード首相が勝利していた時に、ラッド首相は「二度と挑戦しない」と言ったが、その後も依然としてラッド人気は高く、同氏を党首に選出したい向きは党の内外に多い。
豪州の総選挙は2013年の8月〜9月と見られるが、それまでギラード首相が持ちこたえられるか?炭素税の評価が鍵を握るとの見方が強い。

 

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