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マーケットビュー

木曜 津田穣のG´Day! (グダイ!) 豪ドルレポート 豪州からホットな最新情報をお届け

米ドルの動きが難しい?

更新日:2012年7月12日

豪ドルここまでのレビュー

この1週間(7/5〜7/12)のレンジ: 
 AUDUSD: 1.01531-1.03275 AUDYEN: 80.655-82.347

この1週間はEU首脳会議後のユーフォリア現象も剥落し、全般的にはリスク回避的な動きがやや勝り、主要国の株価や商品相場は軟調推移した。欧州問題ではEU首脳会議の目玉”ESMによる銀行への直接資本注入”に対する独を中心とする否定的な見方が依然強くESM構想への不透明感が残った。

また先週から今週にかけて発表された中国のPMI指数は軟調で6月貿易収支では輸入の伸びが鈍化した。米国の6月雇用統計も予想を下回り、先週木曜日の中国、ECB、英国の金融緩和策も市場のリスク許容度を増加するには至らなかった。

今週ユーロは2010年6月以来となる1.22台前半、また一月ぶりに97円近辺まで値を下げている。かかる中、豪ドルは先週木曜日の高値1.03台前半、82円台前半から、金曜日の米雇用統計後に1.01台後半、81円台前半まで大幅下落したが、今週はむしろ対円やユーロなどでのクロス取引での買い需要もあり揉み合い相場となっていた。

ただ、本日発表された6月の豪州雇用統計が就業者数-27千人(予想±0人、前回+38.9千人)、失業率が5.2%(予想5.2%、前回5.1%)と非常に弱かったことから現在1.01台後半、81円近辺まで反落している。

豪ドル見通し

向う1週間の予想レンジ :
 AUDUSD:1.01000-1.04000  AUDYEN:80.500-83.500

向う半年の予想レンジ :
 AUDUSD :0.900-1.100  AUDYEN: 70.000-90.000

足元のセンチメント―― ブル・ベアミックス
足元の予想――下値は押し目買いでサポート。ユーロ底入れなら連れ高も。

6月ギリシャ再選挙における緊縮派の勝利、EU首脳会議における”ESMによる直接銀行への資本注入案”と来て、ギリシャ、スペイン、イタリアなど懸念国の問題も解決に向かうのか?と希望的な見方が出たが、毎度同じで”船頭多くして船進まず”、”総論賛成各論反対”であり、まだまだ欧州問題解決への道のりは遠い。

欧州債務問題は<催促相場→当局対応→リスク回避の巻き戻し→催促相場>のサイクルと申し上げているが、EU首脳会議での当局対応→ショートカバーと来たが、”対応が不十分”であれば再び”催促相場”に戻るのは自明の理である。”催促相場”が訪れなくなった時が欧州問題解決の時であり、市場参加者としては気長に待つしかないだろう。

それにしても欧州問題が”ユーロ離脱”や”ユーロ崩壊”などという極限リスクに晒されていたころは、当事国通貨でありリスク通貨であるユーロや豪ドルを売って円買いをし、リスク回避の巻き戻しが起きると、それら通貨を買い戻しておればよかった。しかしここにきてユーロ不安がやや後退し始めると”米ドルの立場”が非常に分かりにくくなってくる。

つまり、リスク回避の円買い、米ドル買いなどと言われるが、そもそも円はともかく痩せても枯れても取引シェアNO 1の米ドルをリスク通貨の相対通貨にすることに無理がある訳だ。最近は米景気動向も立派なリスク要因の一つであるが、例えば強い米国指標が出た場合には米ドルを買うべきか?あるいはリスク許容度増加からユーロや豪ドルを買って相対通貨米ドルを売るべきか?指標発表後の初期反応と本来のトレンドが往々にしてミスマッチなのもトレーダー泣かせである。

年末にかけてはむしろ市場のフォーカスは欧州問題から米国金融政策、米国大統領選挙。財政の崖問題など米国にシフトするように思われる。過去30年ばかり米国大統領選挙の年と翌年に米ドル円が上昇した年が9年あり下落した年が5年で、総じて大統領選挙とその翌年は米ドルが堅調とのデータもあるが、やはり現職が選挙に向けた景気刺激策を積極的に行い”強い国、強い通貨”を演出するためか?

リーマンショック、欧州不安と続いたリスク回避とその巻き戻しに辟易して「たまには米ドル中心のトレードをしてみたい」と思うのは私だけであろうか(筆者は昔からドルストレートが好きだった)。

今週は中国週間で中国指標のオンパレードだが、来週は米国週間で6月小売売上高、CPI、対米証券投資、鉱工業生産指数、住宅着工、景気先行指数、7月フィラデルフィア連銀景況指数と続く。6月雇用統計が弱かったが、これらの重要指標の結果が月末のFOMCに影響を与える。

さて、本日の豪州6月雇用統計は就業者数-27千人と久しぶりに大幅マイナスとなった。5月の+38.9千人の反動か、あるいは7月からの炭素税導入を控えてコストカットのための人員整理か?ただ5月の数字同様単月の数字にあまり一喜一憂する必要はないだろう。

今や外需依存型の豪州経済の行方は、残念ながら欧州、中国、米国などの主要国の経済次第と言わざるを得ないだろが、これらの国/地の経済のハードランディングが避けられる限り、過度に悲観的な見方は必要ないと思われる。

因みに7月初に発表された当地有名エコノミスト21人の半年後の為替・金利予想は:
AUD/USD 中央値 1.00  最高 1.05  最低 0.90
RBA Cash Rate 中央値 3.25% 最高 3.50  最低 2.75%
またGDP見通し(中央値)は2012年3.50%、2013年3.30%
為替についてはブルとベアに二極化しているようだ。

豪ドル/米ドルは 現在1.0200近辺であるがちょうど今年の高値1.08台半ばと安値0.95台後半の中間、豪ドル/円は 81.10近辺とこれも高値88円台半ばと安値74円台半ばの中間にあり、現レベルは結構居心地がいいのかもしれない。セントラル短資FXさんでも7月から直取が始まったユーロ/豪ドルは現在1.2000近辺と史上安値圏にあり、相対的な豪ドルクロスの堅調が豪ドル相場を下支えする展開が足元続こう。

Joe式豪ドル週替わりindex

独自の手法で10項目について豪ドル相場にとっての好悪インパクトをそれぞれ最弱評価から最強評価まで「-10―+10」でランク付けし、現状を総合判断したもの。したがって総合indexは理論的には最弱-100で最強+100となる。Indexが大きくプラス、マイナスに傾いている時がチャンス。
現状分析であり、今後を予測する機能はあまりないが、ポジション造成や閉じる際の参考にはなる。

 

ポイント

今回
index

前回
index

ファンダメンタルズ

良い(強い)
・7月WESTPAC消費者信頼感指数99.1(前回95.6)(7/11)
・5月貿易収支-285mio(予想-500mio、前回-208mio(7/5)

・5月小売売上高+0.5%(予想+0.2%、前回+0.1%←-0.2%から上方修正)(7/4)
・5月住宅建設許可件数+27.37%(予想+5.0%、前回-8.7%)(7/3)
・第1四半期GDP前期比+1.3%(予想+0.5%、前回+0.4%)、前年比+4.3%(予想+3.2%、前回+2.3%)(6/6)

悪い(弱い)
・6月雇用統計失業率5.2%(予想5.2%、前回5.1%)就業者数-27千人(予想±0、前回+38.9千人)(7/12)
・5月住宅融資-1.2%(前回+0.8%)(7/11)
・6月NAB企業信頼感-3(前回-2)、企業景況感-1(前回-4)(7/10)
・6月ANZ 求人広告-1.2%(前回-2.6%)(7/9)

・6月TD Securities Inflation m/m -0.2%(前回+0.0%)、y/y+1.6%(前回+1.8%)(7/2)
・5月HIA新築住宅販売前年比+0.7%(前回+6.9%)(6/28)

-4

+4

市場センチメント
(リスク値)

ミックスセンチメント。
NYダウ引けは前日比-48ドルの12,604ドル、本日オフショアでは-12ドル、VIX恐怖指は-0.77の17.95、センチメントはやや改善。

+2

+2

市場ポジション

シカゴIMMの豪ドルポジションはロングに転換9,348買いコントラクト(7/3)。短期筋のポジションは依然ややロング。

-2

-2

商品相場

原油は85ドル台に小反発、金は1,570ドルに小反落、CRBは+2.15の290.79。

+2

-2

金利・為替(当局)

7月は予想通り金利据え置き、8月の利下げ観測はやや後退、ロウ副総裁「危機の影響がなければ金利は1.5%高かった」(7/11)。ギラード首相「豪ドル高依然産業に影響、しかし豪ドル安全資産として魅力」(6/18)スティーブンス総裁「急激すぎる豪ドル安望まず、豪ドル高は消費者に多大の利益」(6/13)、12/13年度予算案で15億豪ドルの黒字化で更なる利下げの可能性に言及。RBA四半期金融政策報告はインフレ、成長見通し共に下方修正(5/4)、5月は予想を上回り50bpの利下げ。年内もう1回利下げ観測が一般的。米豪10年利回り格差1.4%にやや縮小。

+3

+3

需給

6月の鉄鉱石輸出は-4.4%(WAのPort Hedland港)、日本の外貨投信減少。中銀の豪ドル債購入意欲。5月の中国鉄鉱石需要高まる。欧州情勢、中国の景気スローダウンなら資源輸出減!石炭、鉄鉱石.価格増加を見込んだ需要増加(5月に130ドル(トン)だった鉄鉱石は年末150ドル付近まで上昇するとの観測も)、中国など海外からの直接投資、MAに絡む豪ドル買い需要の話。
下がったところではアジア・ロシア・欧&州中銀の豪ドル買い観測(外貨準備として)。独連銀買い意欲(6/13)

+2

+3

テクニカル

豪ドル、豪ドル円共に一目均衡表の雲を上抜き、雲がサポートレベルに。ボリンジャーバンドの上限からやや反落。RSIは豪ドルドル54.54%、豪ドル円53.20%であまり偏りなし。依然として6/28の大陽線の後「上値遊び―極小線の連なり」で一段高の目はある。

+2

+2

米ドル強弱

ドルインデックスは83.64に上昇。

-2

-2

中国関連

6月貿易収支は予想を上回るが輸入の伸び鈍化。今週発表されるQ2GDPに警戒的。6月(3年ぶり)に続いて利下げ(7/5預金金利3.0%、貸出基準金利6.0%)、6月製造業PMIは50.2(予想49.9、前回50.4)で依然弱い。6月HSBC製造業PMIは48.2(前回48.4)で弱い。温首相「予想より下方圧力強い」、「大規模な景気刺激を導入するつもりない」(5/29)、内需拡大策発表、(5/20)預金準備率を20.5%→20.0%に引き下げ(5/12、しかし株は上昇せず)。人民元変動幅を4/16から0.5%→1.0%に拡大。温首相2012年GDP目標を7.5%に下方修正。本日上海総合指数は-7pts。

-4

-4

その他(政治、産業界など)

7/1より炭素税導入開始。豪ドル下落は産業界好感。資源産業/非資源産業格差問題、2012/13年財政黒字転への反発強い。IMFは資源ブームけん引による豪州の輸出は減速見通し。炭素税・資源利用税の評判悪い。
(6/30〜7/2)世論調査労働党支持率28%(前回30%)、野党保守連合(自由党・国民党)62%(前回44%)、豪ドル高から鉱山ロイヤルティー(米ドル建)が大幅目減りも。

-3

-3

総合index(現状)

やや売りバイアス

-4

+1

【豪ドルドル チャート】

※チャートはクリックで拡大できます

【豪ドル円 チャート】

※チャートはクリックで拡大できます

OZ NOW

中国の影響

言うまでもなく世界経済第二位の経済大国中国は豪州の最大の貿易相手国であるのみならず、人口21百万人の豪州で中国国籍の在豪中国人は40万人程度と公表されているが、街で行き交う人を見ても10人の内2-3人はアジア系である。もちろんシンガポーリアン、タイ人、インドネシア人、日本人、韓国人などアジア系は中国以外もいるが、両親が豪州国籍の二世中国人(英語が母国語でいわゆる中国語の話せない中国人)などを含めると100万人は有に超えると思われる。いずれにしても豪州にとっての中国の存在は大きい。

現在スワン財務相兼副首相は香港と北京を訪問中であるが、為替市場における豪ドルと人民元の直接交換の実現について中国政府高官と協議する見通しだ。ただ豪中間に障害がない訳ではない。中国は豪州を地政学的戦略で米国寄りとの見方をしており、豪州も中国の南太平洋における軍事活動に神経質になっている。

外交面では2009年に中国の検察当局が英豪資源大手リオ・ティントの社員4人を産業スパイの容疑で逮捕したこと、また中国の情報大手Huaweiの豪州ナショナル・ブロードバンドネットワーク資本参加が許可されなかったことから両国の関係が悪化した。

ただ中国はこの6月から米ドルに続く第二の通貨として日本円と人民元の直接取引を開始しており、経済的な利便性を政治と切り離して対処する傾向があり、豪州では豪ドルと人民元の直接取引開始に期待が寄せられている。

今週発表された6月の中国貿易収支は黒字の317.3億ドルと予想を上回ったが輸入は前年比+6.3%と予想+11.0%、前回+12.7%を大きく下回った。5月は鉄鉱石や銅の輸入が増え本年度2兆元の景気刺激策効果との見方が強かったが、6月は逆に銅、鉄鉱石、原油輸入が軒並みダウンしており、依然内需減退予測が強い現状である。

実際豪州の鉄鉱石輸出の大半を担う西豪州の Port Hedland港の6月の鉄鉱石輸出は前月比-4.4%の大きな落ち込みとなった。ただ中国は6月、7月と連続で利下げを行っているが、内需拡大を狙った金融緩和の継続は結局豪州にとってフェイバーと見方が一般的である。

 

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