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マーケットビュー

木曜 津田穣のG´Day! (グダイ!) 豪ドルレポート 豪州からホットな最新情報をお届け

ギリシャの怪?

更新日:2012年6月28日

豪ドルここまでのレビュー

この1週間(6/21〜6/28)のレンジ: 
 AUDUSD: 0.9967-1.0203 AUDYEN: 79.30-81.57

この1週間は先週木曜日にスペインの銀行懸念や米景気後退観測からリスク回避の動きが急激に高まったが、今週は本日から始まるEU首脳会議に対する期待感と不安感が交錯して神経質な揉み合い相場となった。
商品相場はやや反発に転じたが、株価はNYダウ以外、日本、中国、欧州では軟調であった。

先週木曜日はムーディーズが大手欧米銀行格付けを一斉に引き下げ、軟調な米指標も加わって“リスク回避のドル買い”が活発化し、ユーロは高値1.27近辺、101円台半ば、また豪ドルも1.02近辺、81円台半ばの高値から急落した。
今週月曜日にはスペインやキプロスが正式にEUに対して銀行支援を要請したが欧州懸念緩和せず、むしろムーディーズのスペインの銀行の格下げもあって、リスク回避の動きが活発化した。

ユーロは週を通して1.24台半ば、98円台後半まで軟調したが、一方豪ドルは月曜日の安値0.99台後半、79円台前半からむしろじり高推移し、その結果ユーロ/豪ドルは6月月初の1.28台後半から1.23台半ばまで下落するなど、ユーロの軟調を尻目に徐々に豪ドルに底入れ感が出た1週間でもあった。

豪ドル見通し

向う1週間の予想レンジ :
 AUDUSD:1.0000-1.0300  AUDYEN:79.50-82.50

向う半年の予想レンジ :
 AUDUSD :0.90-1.10  AUDYEN: 70.00-90.00

足元のセンチメント―― ブル・ベアミックス
足元の予想――押し目買いで徐々に堅調地合

今年も早いもので前半が終わろうとしているが、今月もギリシャの再選挙やスペイン、イタリアの銀行問題など欧州情勢を中心に相場が動いた。正に“欧州問題という太陽”を中心に米国、中国、日本、中東などの惑星がそれぞれの問題を抱えつつ太陽の周りを回っているというところ。

しかし返す返すもギリシャとは不思議な国である。GDPは3,000億ドル程度で日本の約18分の1の小国であるが、統計に含まれない地下経済(脱税や中には犯罪関連)が表(おもて)のGDPの26%程度(以下すべて推定)もあるというのだ。これはギリシャのみならず、“周辺問題国”であるイタリアが23%程度、スペイン、ポルトガルが20%程度、アイルランドが15%とその他優等生国より格段に高いのも皮肉な結果だ(因みに日本は5%程度)。しかも経済規模のみならず財政赤字や国民所得などは全て表(おもて)の数字に基づく訳で、言わば1/4の国民が地下経済で潤い、3/4の国民が耐乏生活を強いられている訳だ。

因みにギリシャは独の高級車ポルシェの保有率が世界一なのだそうだ。理由はこの地下マネー以外にも、昔から同国はインフレが高進し(1980年代は20%近辺で1990年代も11%程度あった)、時間の経過で貨幣価値が下がるため、借金をしてでも高級品志向が強かったこと、また就労人口の3割近くが公務員で収入および将来の年金などの不安がなく、金離れが良かったことなど。ギリシャ支援の要である独の生産する高級車の保有率が最も高いのが被支援国のギリシャであるとは、何という皮肉であろうか。

このような地下経済の実態を当然承知しているメルケル首相などはやはり“ユーロ債務の共有”に首を縦に振れないのであろう。

その他惑星国の事情を見れば、米国はやはりQE3を最終兵器として温存する政策であろう。11月の大統領選が近付いており、オバマ政権としては今後更に欧州問題への介入を強化してくる可能性があろう。
中国では8月追加利下げ観測が高まっているが、これは世界経済にとってウエルカムであろう。
日本の消費税増税と政局混迷が国際金融市場に及ぼす影響は、“ニュースバリューなし”であり、悲しいかな皆無であろう。

先進国の消費税率を見れば豪州の10%は低い方であり、英国17.5%、欧州は大体15%〜25%、米国は消費税はないが州ごとに結構高い小売売上税を定めている。 おまけに日本は豪州などと比べて比較的安価な日用品が巷にあふれているわけで、「今頃時代錯誤な話題で何を揉めているのか?それが元で与党分裂?」と世界中が呆れていることであろう。

上記のようにメルケル独首相も国内における支持率低迷の中で、弱腰外交は許されず、EU首脳会議も紛糾する可能性がある。またユーロ共同債、銀行同盟、財政統合問題なども話し合われるであろうが、目立った進展は期待できず、再び“失望感からのユーロ売り”が活発化する可能性があろう。

豪ドルについては欧州懸念が月初の頃より後退していること、来週のRBA理事会における利下げ観測が後退していること、中国の追加利下げ観測や中国の鉄鉱石輸入拡大観測などがサポート要因となってユーロの軟調を横目に底入れ感が強まっており、来週も堅調地合いを維持すると予想する。 ただEU首脳会議の失望感が再びリスク回避の動きを呼ぶ場合には、やはりユーロにフォローせざるを得ない点は留意したい。

対円では欧州懸念はあるものの、日本の消費税増税に伴う日銀の追加緩和と中国の追加金融緩和観測が高まる場合にはサポート要因となろう。 前回レポートした中銀やソブリンファンドの豪ドル買い需要以外に、日本の個人投資家の豪ドル買いが75-79円レベルで活発であったことは、弊社(Junax Capital)を通る資金の流れでも明らかであった。

豪ドル/ドルや豪ドル/円のみならず、豪ドルはNZドルを除くユーロやカナダドルに対しても6月上旬から上昇トレンドになっているが、やはり先週指摘したようにある程度のリスク回避地合いにあってはむしろ“SAFE HAVEN-安全資産-”としてのニースが高まるということであろう。

特にセントラル短資FXさんでは、7月からユーロ/豪ドル(当地では豪ドル/ユーロだが)、の取扱いを始めるとのことであるが、ユーロと豪ドルは同じ“リスク通貨”という括りであり総じてパラレルに動くが、時には“資源通貨”、“腰かけ通貨 - 一時的な滞留”という豪ドル特有の特色が強調される局面もあり、非常に面白い通貨ペアであると言えよう。

※7月2日(月)より、セントラル短資FX『FXダイレクトプラス』にて、人民元(CNH)/円、ユーロ/豪ドルの取り扱い開始!

Joe式豪ドル週替わりindex

独自の手法で10項目について豪ドル相場にとっての好悪インパクトをそれぞれ最弱評価から最強評価まで「-10―+10」でランク付けし、現状を総合判断したもの。したがって総合indexは理論的には最弱-100で最強+100となる。Indexが大きくプラス、マイナスに傾いている時がチャンス。
現状分析であり、今後を予測する機能はあまりないが、ポジション造成や閉じる際の参考にはなる。

 

ポイント

今回
index

前回
index

ファンダメンタルズ

良い(強い)
・5月新車販売+2.4%(前回-0.7%)(6/18)
・6月のWESTPAC消費者信頼感95.6(前回95.3)(6/13)

・5月雇用統計、就業者数+38.9千人(予想0.0千人、前回+7.0千人)(6/7)
第1四半期GDP前期比+1.3%(予想+0.5%、前回+0.4%)、前年比+4.3%(予想+3.2%、前回+2.3%)(6/6)

悪い(弱い)
・5月HIA新築住宅販売前年比+0.7%(前回+6.9%)(6/28)
・Q1求人倍率前期比-5.3%(前回+0.7%)(6/28)
・Q1住宅着工前期比-12.6%(予想-2.3%)(6/20)
・コンフェレンスボード4月先行指数-1.4%(前回+0.2%、数年ぶりの弱さ)(6/20)
・WESTPAC 4月先行指数0.5%(前回0.5%、下半期にsharp slow down見通し)(6/20)

・5月NAB企業景況感-4(前回0、3 yrs low)、企業信頼感 -2(前回-4)(6/12)

+2

+3

市場センチメント
(リスク値)

欧州不安やや一服。
NYダウ引けは前日比+92ポインの12,627ドル。本日オフショアでは+8ドル、VIX恐怖指は-0.27の19.45、センチメントはやや改善。

+2

+2

市場ポジション

シカゴIMMの豪ドルショートは3,458コントラクト(6/19)に減る。短期筋のポジションはややロング。

-2

-3

商品相場

原油はシリアとトルコ間の緊張もあり80ドル台に反発、金は1575ドルにやや上昇、昨日CRBは+2.44の275.20。

+3

-3

金利・為替(当局)

金利フューチャー市場は7月の利下げを39%織り込み(月初はほぼ100%だった)で7月利下げ観測後退、ギラード首相「豪ドル高依然産業に影響、しかし豪ドル安全資産として魅力」(6/18)スティーブンス総裁「急激すぎる豪ドル安望まず、豪ドル高は消費者に多大の利益」(6/13)、12/13年度予算案で15億豪ドルの黒字化で更なる利下げの可能性に言及。RBA四半期金融政策報告はインフレ、成長見通し共に下方修正(5/4)、5月は予想を上回り50bpの利下げ。年内更に50bp利下げ観測強い。RBA声明では“豪ドル高が景気拡大に影響”。米豪10年利回り格差1.3%にやや縮小。

+3

+3

需給

日本の外貨投信減少。中銀の豪ドル債購入意欲。5月の中国鉄鉱石需要高まる。欧州情勢、中国の景気スローダウンなら資源輸出減!石炭、鉄鉱石.価格増加を見込んだ需要増加(5月に130ドル(トン)だった鉄鉱石は年末150ドル付近まで上昇するとの観測も)、中国など海外からの直接投資、M&Aに絡む豪ドル買い需要の話。
下がったところではアジア・ロシア・欧州中銀の豪ドル買い観測(外貨準備として)。独連銀買い意欲(6/13)

+3

+3

テクニカル

豪ドル/ドル、豪ドル/円共に一目均衡表の雲は依然下降中で、一方ボリンジャーバンドの上限が上昇して、お互いにクロス。先週21日に大陰線出して反落も25日の「下ヒゲ」で反発。RSIは豪ドル/ドル57.80%、豪ドル/円55.27%でややoverbought。下げ一服か?

+2

+3

米ドル強弱

ドルインデックスは82.38にやや反落。

+2

+2

中国関連

8月利下げ観測、6月HSBC製造業PMI48.1(前回48.4、8カ月連続マイナス、7カ月ぶりの低水準)、6/7に3年ぶりに利下げ実施だがあまり好感せず。5月の諸指標(CPI、貿易収支、鉱工業生産、小売売上高)は予想よりやや軟調。5月製造業PMIは50.4(予想52.0)で5カ月ぶりの低水準、温首相「予想より下方圧力強い」、「大規模な景気刺激を導入するつもりない」(5/29)、内需拡大策発表、(5/20)預金準備率を20.5%→20.0%に引き下げ(5/12、しかし株は上昇せず)。人民元変動幅を4/16から0.5%→1.0%に拡大。温首相2012年GDP目標を7.5%に下方修正。本日上海総合指数は+1pts。

-2

-4

その他(政治など)

豪ドル下落は産業界好感。資源産業/非資源産業格差問題、2012/13年財政黒字転への反発強い。IMFは資源ブームけん引による豪州の輸出は減速見通し。炭素税・資源利用税の評判悪い。 (6/22〜6/24)世論調査労働党支持率30%(前回31%)、野党保守連合(自由党・国民党)46%(前回44%)、豪ドル高から鉱山ロイヤルティー(米ドル建)が大幅目減りも。

-3

-3

総合index(現状)

依然買いバイアス

+10

+3

【豪ドルドル チャート】

※チャートはクリックで拡大できます

【豪ドル円 チャート】

※チャートはクリックで拡大できます

OZ NOW

労働党の支持率続落

調査会社ニューズポールが22〜24 日に実施した最新世論調査によると、与党・労働党の支率は30%と、前回調査(7日〜10 日)から1ポイント減少し、2カ月連続で落ち込んだ。一方、野党・保守連合(自由党・国民党)は前回調査比2ポイント増の46%だった。環境政党グリーンズ(緑の党)は同2ポイント減の12%。

「好ましい首相」については、ギラード首相が39%で前回調査から3ポイント減少、アボット自由党党首は横ばいの38%だった。これにより、両者の差は1ポイントに縮小した。 2党間支持率では労働党が前回調査比1ポイント減の45%、保守連合が同1ポイント増の55%と、両者の差は前回調査から2ポイント拡大した。
ギラード首相に対する満足度は前回調査比2ポイント減の30%、不満足度は同1ポイント増の59%。しかしアボット自由党党首の満足度も同1ポイント減の31%、不満足度は同1ポイント減の58%だった。 

要はギラード首相もアボット自由党党首もあまり人気がない訳だが、驚くのは未だにケビン・ラッド前首相はこの両者を抑えて一番人気である点。
今年7月から導入する「炭素価格制度(炭素税)」に関し、豪連邦政府は電力料金など生活費用の負担増が懸念される一般家庭向けに、総額3億2,500 万豪ドル(約263 億3,200 万円)の補助金支給を開始しているが、結果として労働党の支持率上昇には結びつかなかった。

また豪州北西沖クリスマス島の北220 キロのインドネシア領海内で21 日、豪州への亡命希望者とみられる約200 人を乗せた船が転覆し約90 人が行方不明となった。長らくペンディングになっている連邦政府による亡命希望者に対する対応も、今後の支持率を左右する要素になるとみられる。

 

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