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  5. 津田穣のG´Day! (グダイ!) 豪ドルレポート

マーケットビュー

木曜 津田穣のG´Day! (グダイ!) 豪ドルレポート 豪州からホットな最新情報をお届け

ゴールデンウィーク期間中の「マーケットビュー」掲載予定について
4月末から5月上旬のゴールデンウィーク中、誠に勝手ながら『マーケットビュー』は以下のスケジュールで掲載させていただきます。 何卒よろしくお願いいたします。

日付

掲載

ご執筆者

4月26日(木)

津田穣氏

4月27日(金)

野村雅道氏、当社社員

4月30日(月)

×

5月1日(火)

和田仁志氏

5月2日(水)

山中康司氏、津田穣氏

5月3日(木)

×

5月4日(金)

×

5月7日(月)

野村雅道氏、松崎美子氏

5月8日(火)

和田仁志氏

※「○」は掲載日、「×」は掲載をしない日となります。

景気減速と自国通貨安政策

更新日:2012年5月2日

豪ドルここまでのレビュー

この1週間(4/25〜5/2)のレンジ: 
 AUDUSD: 1.0303-1.0473  AUDYEN: 82.11-84.47

この1週間の豪ドル相場は先週末急反発した後は軟調推移となった。
先週は弱い第一四半期CPIで急落した後、米FOMCにおける追加緩和示唆で反発し、スペインの格下げの影響は軽微でむしろ金曜日は予想を下回る米国第一四半期GDPの数字を受けて米ドル全面安となる中、高値豪ドル/ドル1.0473、豪ドル/円84.47まで反発した。

しかし、今週はスペインリセッション入りの報や不冴えな米指標で軟調裡にオープンした後、昨日は市場予想を上回るRBAの50bp利下げ発表を受けて安値豪ドル/ドル1.0305、豪ドル円82.11まで約100ポイント急落する展開となった。

だが、ニューヨーク市場では強い米4月ISM製造業景況指数で不安感が緩み、ダウの4年4か月ぶりの高値への上昇も好感されてリスク回避の巻き戻しも見られて下げ止まり。

本日は豪ドル/ドルは1.03台半ばで揉み合う一方、豪ドル/円はドル円の80円台回復を受けて83円台前半まで値を戻している。

豪ドル見通し

向う1週間の予想レンジ :
 AUDUSD: 1.0200-1.0500  AUDYEN:82.00-85.00

向う半年の予想レンジ :
 AUDUSD :0.90-1.10  AUDYEN: 70.00-90.00

足元のセンチメント―― 悪材料出尽くしから徐々にブルセンチメント回復
足元の予想――下押し後底入れ

引き続き欧州不安(特にスペインと週末の仏大統領選・ギリシャ総選挙)や米経済指標を睨みながらのリスク回避とその巻き戻しの日替わりメニューが続く。
先週のS&Pによるスペイン格下げに加えて今週月曜日に発表されたスペインの第一四半期GDP(前年同期比)が-0.4%となり事実上のリセッション入りが確認された。

一方、週末の仏・ギリシャの選挙では緊縮財政に批判的な野党勢力が優勢と見られるが、ユーロ相場に大きな崩れは見られない。やはりユーロ崩壊の危機に瀕して“極限リスク状態”にあった年初とは違い、目先の不安は乗り切れると市場は読んでいるのであろう。

ただ各国ともに景気後退懸念が未だ払拭できず、最近では震源地の欧州に明るいニュースも見られる反面、欧州不安という地震の余波を受けたBRICsや豪州を含めた資源国の景気スローダウン懸念は逆に増しているようだ。

順調な景気拡大期はいざ知らず、各国ともに国内経済不安が高まると自国通貨安政策に(公言しようがしまいが)シフトすることは歴史が証明している。
古くは1985年のプラザ合意から今日まで延々と続く米国がそうであるし、その米国の非難を受ける中国も、最近では貿易赤字を盾にかなり露骨に人民元が適正水準であることを強調している、欧州は欧州不安をテークチャンスして(?)ユーロ安を享受している。

また日本は極力“円高株安”の回避を狙うが、まだまだ円上昇リスクを払しょくできず、常に政府・日銀の円高懸念は尽きない。

係る自国通貨安政策の流れは先進国のみならず資源国でも最近顕著であり、ブラジル金融緩和により2月末から8.9%のリアル減価を実現した。オセアニアでもNZ金融当局は折に触れてNZドル過大評価を訴えているし、先進国中最も高い成長率と資源ブームを謳歌してきた豪州でも昨日のRBA理事会における“50bp利下げ”背景として“豪ドル高”にはっきりと言及した。

IMFなど国際機関の予測通りに来年、再来年と世界経済が徐々に回復するのであれば係る“通貨安戦争”の火種拡大は回避されるであろうが、悲観的なリスクシナリオに突き進む場合には更に“通貨安戦争”が激化する可能性も忘れてはならない。為替はある通貨が弱くなれば必ずある通貨が相対的に強くなる訳で、全ての通貨が同時に安くなることはあり得ない。

今回のRBAの50bp利下げについてはに簡単にまとめたが、ポイントは果たして今回の利下げで金融緩和サイクルが終了かあるいは、更に継続するのかという点。
RBAはリーマンショックからの回復過程で他国に見られない7度の利上げ(1.75%)を行い昨年末来の利下げ局面で3度の利下げ(1.0%)を行った。前回の利上げサイクル中の最後の2回(2010年5月と11月)は既に欧州不安が進行していた時期で、私的には利上げは不要であったと思うが、今回もアジアの一部やカナダ、欧州などで既にインフレ懸念が確認されている訳で、再び時期を逸した過剰金融緩和を危惧する次第である。

ただ他国に比べて歴史的に金融政策の弾力性に富んだRBAであるため、で述べたように短ければ半年くらいのサイクルで引き締めに再び転じることもある訳で、この辺りはゼロ金利にべったり張り付く日本などはうらやましい限りであろう。

今週金曜日発表されるRBAの“四半期金融政策報告書”で前回(2月)に比べてどの程度景気見通しが下振れされるか注目される。また来週発表される黒字転換を目指した2012/13年度連邦予算案、更には11日(木)の4月雇用統計が3月の大幅増加傾向を継続できるか(雇用回復期待もある)もポイント。

国外では今週金曜日の米4月雇用統計、週末の仏大統領選決選投票・ギリシャ総選挙、来週11日(金)の中国4月諸指標など材料盛りだくさん。

豪ドルは3月以降下降トレンドに入ったが、昨日のRBA利下げでむしろ目先の悪材料出尽くし感がある。更なる景気悪化=利下げスパイラルに陥って豪ドル続落と見る向きもあるが、むしろ財政均衡や利下げ効果による景気浮揚というポジティブな面もある訳で(そのために利下げを行った)、それらの兆候が見え出せば再び豪ドル選好の可能性が高まるものと思われる。

Joe式豪ドル週替わりindex

独自の手法で10項目について豪ドル相場にとっての好悪インパクトをそれぞれ最弱評価から最強評価まで「-10―+10」でランク付けし、現状を総合判断したもの。したがって総合indexは理論的には最弱-100で最強+100となる。Indexが大きくプラス、マイナスに傾いている時がチャンス。
現状分析であり、今後を予測する機能はあまりないが、ポジション造成や閉じる際の参考にはなる。

 

ポイント

今回
index

前回
index

ファンダメンタルズ

良い(強い)
・3月熟練工求人数+0.8%(前回+0.3%)(4/26)
・3月新車販売+4.0%(前回+0.2%)(4/17)

・3月雇用統計―失業率5.2%(予想・前回5.3%)、就業者数+44千人(予想+6.5千人、前回-15.4千人)(4/12)
・3月NAB企業景況感4(前回3)、企業信頼感3(前回1)(4/10)

悪い(弱い)
・4月 TD Securities Inflation前期比+0.3%(前回+0.5%)、前年比+1.9%(前回+1.8%)(4/30)
・HIA新築住宅販売-9.4%(前回+3.0%)(4/30)

・2月コンファレンスボード景気先行指数0.0%(前回1.0%)(4/26)
・第一四半期CPI(ヘッドライン)―前期比+0.1%(予想+0.5%前回+0.0%)、前年比+1.6%(予想+2.2%、前回+3.1%)、RBA(アンダーライイング)前期比+0.35%(前回+0.55%)、前年比+2.15%(前回+2.6%)(4/24)

-5

-5

市場センチメント
(リスク値)

欧州不安一服、米強いISM指標米、NYダウ4年4カ月ぶりの高水準。 NYダウ引けは前日比+65ポインの13,279ドル。本日オフショアでは+9ドル、VIX恐怖指は-0.55の16.60でセンチメント改善。

+2

+3

市場ポジション

シカゴIMMのロングは46,041 コントラクト(4/24)に減少。短期筋のポジションはショートやや増える。特に豪ドル/円

+3

+2

商品相場

原油106ドル台に反発、金は1659ドルにやや反落、CRBは+2.23の305.51。

+3

+3

金利(当局)

5月は予想を上回り50bpの利下げ。更なる利下げ派と利下げ終了派に分かれる。RBA声明では“豪ドル高が景気拡大に影響”。米豪10年利回り格差1.6%に縮小。次の決定は8月の第二四半期CPI発表後との見方も。

-1

-3

需給

M&Aがらみ豪ドル買い需要。しかし中国はじめ景気減速だと需要減も。80円割れで本邦個人投資家の買い意欲。

+2

+2

テクニカル

豪ドル/ドル、豪ドル/円共に下落トレンドから横ばいに。豪ドル/円は昨日陰線の長い下ヒゲで、一旦ボリンジャバンドを下に抜けた後反発。豪ドル/ドルは昨日の大幅下落後揉み合い。RSIは豪ドル/ドル45.89%、豪ドル/円38.69%と特に豪ドル/円でoversold増える。

+2

+2

米ドル強弱

ドルインデックスは78.87にやや上昇。

-1

+3

中国関連

4月HSBC PMI49.3(前回48.3、6カ月連続縮小)、4月製造業PMI53.3(予想53.6、13カ月ぶりの高値)人民元変動幅を4/16から0.5%→1.0%に拡大。温首相2012年GDP目標を7.5%に下方修正。本日上海総合指数は+37。

+1

-1

その他(政治など)

2012/13年財政黒字転換への反発強い。IMFは資源ブームがけん引する豪州の輸出が今後減速する見通し(4/17)
炭素税・資源利用税の評判悪い。労働党支持率28%、野党支持率47%。「好ましい首相」はギラード氏40%−アボット氏37%、遊技機規制問題で無所属議員の支持失い下院は与党75人:野党74人。豪ドル高弊害論、資源/非資源産業格差論、難民問題。

-3

-3

総合index(現状)

やや買いバイアス

+3

+3

【豪ドルドル チャート】

※チャートはクリックで拡大できます

【豪ドル円 チャート】

※チャートはクリックで拡大できます

OZ NOW

RBA 50bpの利下げ

RBAは昨日の定例理事会で市場予想を上回る50bpの利下げを実施し、new cash rateを3.75%とした。発表前に市場は50bpの利下げを28%織り込んだ状態であったが、さすがに意外感強く豪ドルは発表直後100ポイント急落した。

前回も指摘したが今回の利下げの背景は国内景気のスローダウンとインフレ懸念の大幅後退があった。特に国内製造業者は豪ドル高によりもたらされる安価な輸入製品により苦戦を強いられ、観光業者は豪ドル高を嫌った海外客の激減に直面していた。

また4大銀行は今年になってから各行の住宅ローン金利と政策金利を連動させない方針に変更し、資金調達コストの上昇を理由に何度か融資金利を引き上げていたし、金利高も一因となり住宅部門は冷え切った状態であった。
更に来週発表される2012/13年度連邦予算案では財政の黒字転換が図られる見通しで、今後財政支出の減少が予想され、加えて7月から導入される炭素税・資源利用税も国民生活を圧迫することが懸念された。

また今回特にRBAの声明では“豪ドル高”がフォーカスされており、4月の声明では「交易条件の悪化の割には豪ドル高が続く」と穏健な表現であったが、今回は「経済成長は執拗に高止まりする豪ドル高の影響を受けてきた」と強い表現をしている。
当地アナリストの中には、3月のRBAのマーケットオペレーションで$944mioと例月の倍以上の豪ドル売り実施していることにRBAの苛立ちが表れていると指摘する向きもある。

過去を振り返るとRBAが1度に50bp以上の利下げを行ったのは、オリンピック後の大不況時とリーマンショック後に限られる:
・Feb 2001 6.25%→5.75%、Apr 2001 5.50%→5.00%
・Oct 2008 7.00%→6.00%、Nov 2008 6.00%→5.25%、Dec 2008 5.25%→4.25%、
 Feb 2009 4.25%→3.25%
つまり今回もかなりの危機感を持った利下げであると考えられる。

また利下げサイクル最後の利下げから、次の利上げまでの期間を見ると:
1994年と1999年が約1年間と長かったのに対して2001年は5カ月、2009年は6カ月と短くなっているのが特徴である。つまり今後内外の景況が急激かつ大幅に改善すれば、RBAには利上げに転換のフリーハンドがある点も忘れてはいけない。

今回の50bpの利下げは金利市場にもそれなりのインパクト(意外感)があったが、ただし5月と6月合計で50bpの利下げとの見方は元々多かった訳で、2カ月分をまとめて実施したとの解釈で6月連続利下げを読む向きは減少している。

もっともそれまでに国内外の状況が更に悪化すれば連続利下げの可能性も排除できない。 ただ状況に著変がなければ、しばらく内外指標を静観し、8月に発表される第二四半期のCPIの結果を見て次のアクションを起こすとの見方が一般的。

一方HSBCのチーフエコノミストPaul Bloxhamなどは、昨日の50bpの利下げで今回の金融緩和サイクルは終了と見る。
今回の利下げの主な理由の一つが“豪ドル高”にあったことは確かだが、一方財政の黒字転換が達成され、利下げの恩恵で国内景気が回復基調となれば、投資家マネーの選好を受けて 再び豪ドル高が始まると言う考え方もできる。

 

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