FXなら安心と信頼のFX|セントラル短資FX

  • 法人のお客さま
  • サイトマップ
  • よくあるご質問
  • お問い合わせ
  • 推奨環境
  1. セントラル短資FX
  2. マーケット情報
  3. マーケットビュー
  4. 2012年バックナンバー
  5. 津田穣のG´Day! (グダイ!) 豪ドルレポート

マーケットビュー

木曜 津田穣のG´Day! (グダイ!) 豪ドルレポート 豪州からホットな最新情報をお届け

再びリスク回避の動き

更新日:2012年4月5日

豪ドルここまでのレビュー

この1週間(3/29〜4/5)のレンジ: 
 AUDUSD: 1.0242-1.0458  AUDYEN: 84.20-86.74

この1週間豪ドルは月曜日に反発したが、その後下げ足を速めた。
先週末に発表された中国の3月製造業PMIが53.1と予想外に強い数字となり、月曜日には前週の調整ムードで軟調推移していた株式市場や商品相場は急反発した。

月曜早朝の為替市場では豪ドル、ユーロなどのリスク通貨は前週のニューヨーク引け値から100ポイント程度久々に上に「窓」を開けたギャップオープンとなり、ユーロは1.330台後半、111円台前半、豪ドルは1.04台半ば、86円台後半の高値を付けた。
しかしこのリスク選好ムードは長くは続かず、週後半に向けてはリスク許容度が大きく減少した。

月曜日に発表されたユーロ圏の2月失業率は10.8%とユーロ導入以降の最高レベルとなり、また3月製造業PMIも弱かった。 火曜日のRBA理事会では予想通りに金利据え置きとなったが、ハト派的な内容から5月利下げ観測が高まった(OZ NOW参照)。 また同日発表された3月のFOMC議事録は、逆にタカ派的なトーンとなったが、追加緩和期待の後退がリスク回避の動きにつながり株式市場や商品相場は下落した。

昨日はスペイン中期国債入札の結果が目標の上限に達せず、加えてECB理事会後のドラギECB総裁会見内容「景気の下振れリスクがあり、出口戦略は時期尚早」も欧州不安を再燃させた。
結局ユーロは週中安値1.31近辺、108円割れまで値を下げ、豪ドルも1.02台半ば、84円台前半まで値を落として明日のイースターホリデーに入ろうとしている。

豪ドル見通し

向う1週間の予想レンジ :
 AUDUSD: 1.0150-1.0450  AUDYEN:82.00-86.00

向う半年の予想レンジ :
 AUDUSD :0.90-1.10  AUDYEN: 70.00-90.00

足元のセンチメント― 依然ベアセンチメント
足元の予想―そろそろ底値確認か

今週はRBA理事会、米FOMC議事録発表、ECB理事会の内容がそれぞれ市場に影響を与えた。
要約すればRBAとECBは慎重なハト派的姿勢であり、一方3月の米FOMC議事録はFOMC声明そのものよりタカ派的な内容で(ちょっとびっくり)出口戦略の前倒しを示唆するものであった。

ただ、面白いことにこの3中銀の声明に対する市場の反応は一様に“リスク回避”であった。
つまりRBAやECBの慎重な姿勢に対してはそのままリスク通貨を売る反応、一方FOMC議事録のタカ派的内容には“追加緩和期待が遠のいた”としてこれまたアセット市場の失望売りを誘ったが、これはまさに現在の市場センチメントを反映していると言えよう。
つまり欧州危機は軽減したが、世界経済はまだまだ脆弱であり、市場オペレーションはあくまでリスク回避が「主」でありリスク選好は「従」との位置づけであろう。

それも無理はない。やっと史上最悪とも言われた欧州債務危機から今抜け出せるか否かとい状況である。本物のリスク選好が市場に戻るには「世界景気の回復→余剰資金の蓄積」というプロセスを経る必要があろう。
そしてそのプロセスを踏む上で最重要がやはり前回も申し上げた世界GDP一位と二位である米中経済動向である。

欧州は道を外さず、地道にやることをやっていただければいい。豪州は生活実感として危機は訪れないであろう。もちろん中国のハードランディングなしという前提条件がつくが。
そして今年から来年にかけての最大の焦点はやはり米経済・金融動向ということになろう。
先日IMFが発表した昨年第四四半期の世界の外貨準備に占める米ドルの割合は一時の60%割れから62.1%に増加し、ユーロは25%に低下したとのことで、徐々に米国が復活しつつある。

また昨日発表されたムーディーズ・アナリティクスの米経済予想では、米経済成長は来年中盤にかけて2.5%程度だか2014年には4%成長に加速すると言う。また失業率は年内8%を下回り、2015年にはほぼ正常な雇用水準である6%以下に改善するという。
おそらく“米経済の回復”という方向性はほぼ間違いがないわけで、現在のリスク回避が「主」で選好が「従」の勢力図もいずれ米国により書き換えられると思われる。

特に失業率の大台変わり「8%台→7%台」、「7%台→6%台」は市場センチメントに大きな影響を与えるはずであり、明日3月雇用統計以降大いに注目したいところ。
豪ドルは欧州不安後退の反動、中国景気減速懸念、国内経済低迷・政局混迷という悪材料を受けて特に対ドルやユーロで年初来の安値圏まで下落している。
今年の7月に導入される炭素税並びに資源利用税が消費者信頼感を損ね、与党労働党の支持率を押し下げている。

新税実施を補てんする減税・保障措置の国民へのアピールが足りないように思えるが、消費者マインドの冷え込みはなかなか改善されないだろう。
ただ前回も申し上げたが現在回避の対象になっているリスクも内容は既に“通常リスク”に移行しており、世界金融危機や欧州ソブリンリスクが峻烈なころの“極限リスク”と異なる訳で、回避と選好の潮目の周期も短くなるであろうし、豪ドル売りポジションの積み上がりを勘案すれば反転の時期も近いように思う。

イベント的には明日の米3月雇用統計は言うに及ばず、来週9-10日の追加緩和が期待される日銀政策会合、12-16日に予定される北朝鮮ロケット発射実験(15日金日成生誕100年)などがある。

Joe式豪ドル週替わりindex

独自の手法で10項目について豪ドル相場にとっての好悪インパクトをそれぞれ最弱評価から最強評価まで「-10―+10」でランク付けし、現状を総合判断したもの。したがって総合indexは理論的には最弱-100で最強+100となる。Indexが大きくプラス、マイナスに傾いている時がチャンス。
現状分析であり、今後を予測する機能はあまりないが、ポジション造成や閉じる際の参考にはなる。

 

ポイント

今回
index

前回
index

ファンダメンタルズ

良い(強い)
2月民間信用残高+0.4%(予想+0.3%)(3/30)
2月HIA新築住宅販売+0.4%(予想+0.3%)(3/30)
Q1求人倍率+0.7%(前回-3.4%)(3/29)
1月WESTPAC景気先行指数+0.6%(前回+0.7%、依然強い伸び)(3/21))

悪い(弱い)
2月貿易収支-480mio(予想+1100mio、前回-673mio)(4/4)
2月小売売上高+0.2%(予想+0.2%、前回+0.3%)(4/3)
2月住宅建設許可件数-7.8%(予想+0.5%、前回+0.9%)(4/2)

-6

-5

市場センチメント
(リスク値)

スペイン不安、米/中景気減速懸念、中東/朝鮮半島懸念。
NYダウ引けは前日比-124ポイントの13,074ドル。本日オフショアでは-20ドル、VIX恐怖指は+0.78の16.44でセンチメント悪化。

-4

-2

市場ポジション

シカゴIMMのロングは56,574 コントラクト(3/27付)に大幅増加。短期筋のポジションはショート増える。

+4

+3

商品相場

原油101ドル台に下落、金は1621ドルに下落、CRBは-5.79の304.96に大幅下落。

-4

-3

金利(当局)

4月は金利据え置きだが5月利下げ観測高まる。RBAボードメンバー・エドワード「低生産性が問題」。RBAデベル総裁補「豪ドルが経済見通しに大きく影響。現レベル交易条件におおむね沿っている」、スワン財務相「豪ドル高が企業収益を圧迫」、スティーブンスRBA総裁は外資流入に肯定的発言。米豪10年利回り格差1.9%にやや拡大。市場予想は2012年前半に0.25〜0.50%利下げ観測が一般的。

-3

-2

需給

M&Aがらみ豪ドル買い需要。しかし中国はじめ景気減速だと需要減も。80円割れで本邦個人投資家の買い意欲。

+2

+2

テクニカル

豪ドル/ドル、豪ドル/円共にボリンジャバンド下限に下落。短期移動平均線も下向き。今週「三羽ガラス」を形成したとすれば“続落”だが。RSIは豪ドル/ドル34%、豪ドル/円37%で共にoversold。

-2

-2

米ドル強弱

ドルインデックスは79.72に上昇。

-2

-1

中国関連

3月製造業PMIは53.1(予想50.8、前回51.0)と予想外に強かった。3月HSBC製造業PMI48.1(前回49.7、5カ月連続低下)、温首相2012年GDP目標を7.5%に下方修正。本日上海総合指数は-8ポイント。

-3

-3

その他(政治など)

炭素税・資源利用税の評判悪い。労働党支持率28%、野党支持率47%。「好ましい首相」はギラード氏40%−アボット氏37%、遊技機規制問題で無所属議員の支持失い下院は与党75人:野党74人。豪ドル高弊害論、資源/非資源産業格差論、難民問題。

-2

-2

総合index(現状)

依然売りバイアス

-20

-15

【豪ドルドル チャート】

※チャートはクリックで拡大できます

【豪ドル円 チャート】

※チャートはクリックで拡大できます

OZ NOW

5月利下げ観測強まる

豪連邦準備銀行(RBA)は3日の月例理事会で、事前予想通りに政策金利を4.25%に据え置いた。しかしその声明文の内容や最近の不冴えな豪州経済指標から来月の理事会(5/1)に利下げに踏み切るとの見方が強まっている。
「需要が弱ければ更なる金融緩和の余地あり」は従来と変わらないが、「生産成長のペースは従来も想定よりやや低い」と述べ、インフレ見通しについて「第一四半期のCPI(4/24に発表される)を慎重に見極め、検討する必要がある」と述べている点が、「インフレ率が低ければ利下げに踏み切る」との憶測を呼んでいるもの。

因みに昨年11月、12月とRBAは2カ月連続で利下げを敢行したが、直前の10/26に発表された第三四半期のCPIはヘッドライン(全項目)が前月比+0.6%(予想+0.6%、前回+0.9%)、前年比+3.5%(予想+3.5%、前回+3.6%)とほぼ予想通りであったのに対してRBAが重視するアンダーライイングインフレーションは前期比+0.3%(予想+0.6%)、前年比+2.3%(予想+2.7%)といずれも低い数値であった。

実際に住んでいるとガソリン、電気代などのエネルギー価格や商品価格は高騰しており、インフレ上昇を感じるが、一方、賃金上昇率は抑えられているとの印象である。
また3月になって発表された各種経済指標は雇用、小売売上高、住宅関連と軒並み弱い数字となっており、これも5月利下げ説の根拠となっている。

ただ昨年末の利下げの大きな要因であった欧州不安は後退しており、この点をRBAがどう評価するかもポイントであろう。
足元再びスペインなど新たな欧州不安を指摘する声も聞かれるが、今月の世界並びに豪州経済動向、4/24のインフレ指数、欧州情勢などを注視したい。
なお、豪州の著名エコノミスト18人の6カ月後の政策金利予想は中間値で4.00%、また豪ドル相場は1.05などとなっている。

 

メルマガ無料配信中!

メルマガの配信をご希望の方は右のボタンより登録ページへお進みください。

マーケットビュー メルマガ登録

セントラル短資FXで取引をはじめる 当社でお取引をご検討の方

無料セミナ―を受講する

セントラル短資FXが提供する無料セミナー

「マーケットビュー」執筆陣も出演中。外貨投資の基本からFXのトレードテクニックまで各種セミナーを開催しています。

取引をはじめる

オンラインでスピード口座開設 最短翌営業日で開設

口座開設

!
  • ※当社による情報サービスは、お客さまの投資判断に当たって参考となる情報の提供を唯一の目的としており、断定的な判断の提供や特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
    当社および情報提供者は、情報の正確性、完全性、適時性等を保証するものでは一切なく、情報の内容を予告なく変更する場合があります。また、当該情報の利用によって生じたいかなる損害についても、一切責任を負うものではありません。投資の最終判断は、お客さま自身で行ってくださいますようお願いします。
    当社が提供する情報の著作権は、セントラル短資FX株式会社または情報提供者に帰属します。当社の事前の承諾なく情報の全部または一部を引用、複製、転送などにより利用することを禁じます。
マイページログイン
口座開設
わからないことは
0120-30-8806 携帯電話・PHSからもご利用いただけます。
ご利用いただけない場合 03-6833-0250

受付時間:午前08:00〜午後07:00(平日)