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マーケットビュー

木曜 津田穣のG´Day! (グダイ!) 豪ドルレポート 豪州からホットな最新情報をお届け

円安・ドル高

更新日:2012年3月15日

豪ドルここまでのレビュー

この1週間(3/8〜3/15)のレンジ : 
 AUDUSD: 1.0422-1.0668  AUDYEN: 85.49-87.98

この1週間もギリシャ問題、米経済、中国経済と材料豊富な中、米ドル全面高から豪ドル/ドルは軟調地合いとなる一方、円クロスの上昇から豪ドル円は年初来の高値圏をテストした。
先週はギリシャ債務交換が無事完了し、ドラギECB総裁が欧州経済安定化の兆しを表明して欧州債務問題に一服感が出ていたことからユーロ/ドルは1.33近辺に上昇し、豪ドル/ドルも1.06台後半に連れ高となった。

しかし金曜日に発表された米国2月の雇用統計が前月に続いて強い数字となったことから米ドルが対主要通貨で全面高となり、この動きは今週も継続した。
今週のFOMCで景気判断が上方修正されQE3への期待感が更に後退して米ドル金利のイールドカーブがスティープ化していることも米ドル買いを誘った。

豪ドル、ユーロは対米ドルでは先週の高値からじり安推移し、本日ユーロ/ドルは1.30近辺、また豪ドル/ドルも1.04台前半まで値を下げている。
一方、本日ドル/円は昨年4月以来の高値84円台まで上昇しており、ユーロ/円や豪ドル/円は対ドルでの軟調をドル/円の堅調が上回る形で109円台半ば、88円台一歩手前まで堅調推移している。

なお、先週の中国全人代での“2012年中国GDP目標値7.5%に下方修正”に続いて今週も温首相が“不動産バブル懸念から金融引き締め継続を示唆”したことも豪ドルの上値を重くした。
同じ資源通貨でも米経済との関わりが深く産油国通貨でもあるカナダドルは対豪ドルでも堅調推移している。

豪ドル見通し

向う1週間の予想レンジ :
 AUDUSD: 1.0300-1.0600  AUDYEN:85.50-88.50

向う半年の予想レンジ :
 AUDUSD :0.90-1.10  AUDYEN: 70.00-90.00

足元のセンチメント― 引き続き豪ドル/ドルベア、豪ドル/円ブルセンチメント
足元の予想―豪ドル/円の堅調が豪ドル/ドルの下落速度を遅くする

この1週間の特徴は何といても「円安・ドル高」が進行したということであろう。
ギリシャの債務交換も無事終わり、今週はギリシャ第二次支援が正式に承認された。
フィッチがギリシャ格付けをTRD(一部債務不履行)からBマイナスに引き上げ、S&Pがギリシャのソブリン格付けCCCの回復を示唆したのが印象的であった。
もちろん、スペインやイタリアなど周辺国の債務問題は更に悪化する可能性があるし、ギリシャもデフォルトを免れたというだけで、病気に例えればやっと集中治療室から出たばかりという状態で、まだ病状急変の可能性がないわけではない。
まあ、とはいいつつも、繰り返しになるが市場も1年以上続く“ギリシャ病”に飽きてきており、ギリシャネタで盛り上がることも足元ないだろう。

むしろ予想通りと言うか、米国ネタと中国ネタが最近フォーカスされている。
もちろん米国に関しても秋の大統領選挙などは二の次で、政治ネタで相場は動かず、あくまでも相場を動かすのは経済や金融である。

その意味で今週のFOMCは市場センチメントの転換を感じさせるものであった。
予想通り金融政策変更なしで「少なくとも2014年末まで異例の低FF金利が正当化される」の文言を繰り返したが、この予想通りの結果で“米ドルが買い戻された”ところがミソ。従来なら金融緩和継続=ドル売り反応であったわけだが、市場は金融緩和の長期化を十分織り込む一方、景気判断上昇修正などにドル買い反応した訳で、今後は“金融緩和観測後退”の匂いがすれば、一層ドル買い反応が強くなる可能性があろう。

先週の米雇用統計にしろ、今週の小売売上高にしろ、強い指標が出る訳だから市場は率直に反応しているわけで、ますます「根拠の希薄な2014年末」が空々しく聞こえるだけである。
にもかかわらず「2014年」を繰り返す理由は、偏に“金融超緩和姿勢を強調して市場に安心感を与える”―これだけであろう。

また最近中国の動向が気になる。まず、全人代で2012年のGDP“予想”ならぬ“目標”を7.5%に引き下げたこと、更には1-2月の貿易赤字化ですかさず「人民元は均衡点に近付きつつある」との発言。
つまりは「中国をあまりあてにしてくれるな、中国を頼りにしながらこれ以上の人民元切り上げを迫るな」と言うことであろう。中国は2025年にはGDP世界第一位になると予測される。レアアース輸出規制を行いつつ、国防費は毎年拡大させている。
今後ますます存在感を誇示してくるだろう。

相場については円安・ドル高が今後さらに続くかが焦点。
米国も“巨額の財政赤字・貿易赤字”、いわゆる「双子の赤字」という爆弾を常に抱えている点は否めず、裏のマンデートである“ドル安景気浮揚策”の観点からも決して現時点ではドルの急騰など許容しないであろう。
今回の円安・ドル高相場はまだ若い相場であり伸び代があるが、いずれ壮年期(実際の米金融引き締め開始)から老年期に移ると言うことも忘れるべきではないだろう。
足元は史上安値圏から10円戻しである、昨年4月の高値85.50がターゲットとなるが、 更にレベルを上げるには日本の金融緩和に加えて米国の出口戦略実施という更なる金利格差・景気格差の拡大が必要になろう。

“米ドルの受け皿”である豪ドルは米ドル高に加えて、中国の景気減速懸念、弱い国内経済指標などを背景に対米ドルでは年初の水準まで反落している。
豪州の最大輸出相手国中国の需要減退が最大の不安材料であるが、中国ハードランディングシナリオが既成の事実となっているわけでなく、米国金融引き締めもまだ先の話である点、更に円クロスの堅調地合いを考えれば、現時点では1.00のパリティー以下には割安感があると言わざるを得ない。

Joe式豪ドル週替わりindex

独自の手法で10項目について豪ドル相場にとっての好悪インパクトをそれぞれ最弱評価から最強評価まで「-10―+10」でランク付けし、現状を総合判断したもの。したがって総合indexは理論的には最弱-100で最強+100となる。Indexが大きくプラス、マイナスに傾いている時がチャンス。
現状分析であり、今後を予測する機能はあまりないが、ポジション造成や閉じる際の参考にはなる。

 

ポイント

今回
index

前回
index

ファンダメンタルズ

良い(強い)
2月NAB企業景況感指数+3(前回+2)(3/13)
1月小売売上高+0.3%(予想+0.3%、前回-0.1%)(2/29)

悪い(弱い)
2月新車販売0.0%(前回+1.2%)(3/15)
Q4新規住宅着工-6.9%(前回+4.2%)(3/14)
3月WESTPAC消費者信頼感指数-5.0%(+4.2%)(3/14)
2月NAB企業信頼感指数+1(前回+4)(3/13)

1月貿易収支-673mio(予想+1500mio、前回+1325mio)(3/9)
2月雇用統計就業者数-15.4千人(予想+5千人、前回+46.2千人)、失業率5.2%(予想5.2%、前回5.2%)(3/8)
第4四半期GDP前期比+0.4%(予想+0.8%、前回+0.8%)(3/7)、
Q4経常収支-8374mio(予想-8050mio、前回-5637mio)(3/6)
Q4民間設備投資-0.3%(予想+3.8%、前回+12.3%)(3/1)

-5

-5

市場センチメント
(リスク値)

欧州不安後退、米景気回復期待、中国減速懸念、中東懸念。
NYダウ引けは前日比+16ポイントの13,194ドル。本日オフショアでは+5ドル、VIX恐怖指は+0.51の15.31でセンチメント依然悪くない。

+2

+2

市場ポジション

シカゴIMMのロングは74,919 シカゴIMMのロングは61,720 コントラクト(3/6付)に減少。短期筋のポジション豪ドル/ドルショート増える、豪ドル/円ややロング。

+2

+2

商品相場

原油105ドル台に反落、金は1637ドル大幅下落。CRBは-2.90の315.17。

-2

-1

金利(当局)

3月は据え置き。「著しく悪化した場合は政策緩和余地、成長はトレンド近辺」。RBAロウ副総裁「RBAは豪ドルの過度の上昇に警戒する必要」。スティーブンスRBA総裁議会証言「(豪ドル売り)介入を決して行わないと言っている訳ではない」。米豪10年利回り格差1.8%に縮小。市場予想は2012年前半に0.25〜0.50%利下げ観測が一般的。

-2

-2

需給

M&Aがらみ豪ドル買い需要。しかし中国はじめ景気減速だと需要減も。80円割れで本邦個人投資家の買い意欲。

+2

+2

テクニカル

豪ドル/ドルは一目均衡表の雲の中に下落しボリンジャバンド下限を下に切りそう。豪ドル/円と豪ドル/ドル違う顔。豪ドル/ドルは短期移動平均線下降。RSIは豪ドル/ドル34%でoversold、豪ドル/円は62%で依然ややoverbought。豪ドル/ドルはラウンドトップで重い、豪ドル/円は依然強いシグナル。

-2

-3

米ドル強弱

ドルインデックスは80.64に上昇。

-2

-1

中国関連

温首相2012年GDP目標を7.5%に下方修正。今週温首相引き締め継続示唆で上海株64ポイント急落(3/14)。

-2

-1

その他(政治など)

党首選終わり取りあえず党分裂は避けられた。遊技機規制問題で無所属議員の支持失い下院は与党75人:野党74人。新資源税、炭素税法案下院通過したが与党支持率再び低下(29%)、豪ドル高弊害論、資源/非資源産業格差論、難民問題。

-2

-2

総合index(現状)

依然売りバイアス

-11

-9

【豪ドルドル チャート】

※チャートはクリックで拡大できます

【豪ドル円 チャート】

※チャートはクリックで拡大できます

OZ NOW

スケールの違う相続争い

米フォーブス誌がこのほど発表した2012年版世界長者番付で、豪州の資源ハンコック・プロスペクティングのジーナ・ラインハート会長が豪州人トップで29位に入った。このジーナ・ラインハートという人、見た目が日本でご活躍のマツコ・デラックスさんに外見が非常に似ているのだが(あくまで主観)、西オーストラリア州の鉄鉱石資源富豪故ラング・ハンコック氏のひとり娘として資源会社「ハンコック・プロスペクティング社」を受け継いで大富豪になり、資産総額は171億豪ドル(約1兆5千億円)と発表されている。

1951年に父ラング・ハンコックは西豪州のピルバラに鉄鉱石の埋蔵を確認して、ここに広大な採掘場を所有し、鉄鉱石やマンガンを採掘した。
このジーナ・ラインハート氏の資産を巡る法廷闘争が最近マスコミをにぎわせている。

実はラインハート氏の法廷闘争も今回が初めてではない。父ハンコック氏の遺産を巡って同氏の3番目の妻であった義母ローズ・ハンコックと裁判で争ったが、ローズは父よりも39歳も若く、ハンコック家の家政婦でもあったことから、当時財産目当ての結婚と揶揄され、この裁判の結審まで12年を要した。

そして今回、ラインハート氏は末娘のジニアを除く自身の3人の子供と総額40億豪ドル(約3,500億円)の家族信託(ファミリートラスト)「ホープ・マーガレット・ハンコック・トラスト」の資産を巡り、法廷闘争を繰り広げている。
ラインハート氏の子4人はハンコック・プロスペクティングにも23.4%出資しているこの家族信託の82.3%が受益分であり、末娘が25歳になれば、このトラストからお金を受け取れる条件になっていた。

しかしラインハート氏は現在3人がビジネスに必要な能力や経験を持ち合わせておらず、家族信託を運営していくには不適格と主張している。
また子供たちが財産分与を今申し出れば、会社として資産が減るだけではなく、巨額の現金を捻出する必要があり、そのため財産分与を50歳になるまで先延ばしするよう子供たちにメールで依頼したとされる。

それに賛同しているのは末娘だけで、上の三人(娘二人、息子1人)は反対してトラストから母ジーナの名を取り外して自分たちで資産管理できるよう裁判で争っている訳だ。もし裁判に勝てば一人当たり10億ドル(875億円)の財産を受け取れる訳で、なんともスケールの大きな法廷闘争にみな釘づけになっている状態である。

 

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