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木曜 津田穣のG´Day! (グダイ!) 豪ドルレポート 豪州からホットな最新情報をお届け

調整が入ってこそ健全な相場

更新日:2012年3月8日

豪ドルここまでのレビュー

この1週間(3/1〜3/8)のレンジ : 
 AUDUSD: 1.0508-1.0816  AUDYEN: 84.78-87.98

この1週間の豪ドル相場は“大きく下げてやや戻す”だった。
先週は週末のEU首脳会議や米経済回復に対する期待感などからリスク選好の動きが活発化したが、今週は一転リスク回避の動きがぶり返した。 今週月曜日に開幕した中国全人代で温首相が2012年の中国GDP予想を7.5%に下方修正したことや、ギリシャ支援を巡って債務交換条件の合意期限延長の噂や、債権者の参加率低迷の憶測などがリスク回避の動きを活発化させた。

現在債務交換不発懸念は後退しているが、昨日ギリシャ10年国債は一時初めて40%台を付けており、ユーロは先週の高値1.34台、109円台後半から今週は1.31割れ、105円台半ばまで反落するなど、まだ予断は許せない状況にある。
このような中国、欧州問題に加えて、この1週間は豪州国内でも悪材料が重なった。
今週のRBA理事会は予想通りに金利据え置きとなったが、「今後必要に応じて金融緩和の余地あり」との声明が豪ドルの上値を重くし、また先週来聞こえるRBA関係者(スティーブンス総裁、ロウ副総裁など)、スワン財務相の豪ドル高けん制発言もネガティブ材料視された。

発表された国内指標では先週金曜日のQ4民間設備投資や1月建設許可が予想を下回り、今週発表されたQ4経常赤字の拡大、Q4GDPが予想の前期比0.8%を大きく下回る+0.4%、そして本日発表された2月の雇用統計で失業率は事前予想通りの5.2%であったが、就業者数が前月の大幅アップから-15.4千人に落ち込んだ。
このような内外の悪材料が豪ドル買ポジションの調整売り戻しを誘い、豪ドルは先週の高値1.08台、88円近辺から今週1.05近辺、85円割れまで下落したが、ポジション調整一巡したか、悪い雇用統計後も現在1.06台、86円台へ突入した。

豪ドル見通し

向う1週間の予想レンジ :
 AUDUSD: 1.0450-1.0750  AUDYEN:84.50-87.50

向う半年の予想レンジ :
 AUDUSD :0.90-1.10  AUDYEN: 70.00-90.00

足元のセンチメント― ベアセンチメント徐々に後退
足元の予想―底値固めから反発へ

1月中旬から進んできた“リスク回避の巻き戻し”の動きもさすがに2月末〜3月初めで一服と言うところであろう。 1年以上にわたる欧州債務危機が最悪期を脱しつつあるとはいえ、まだ完治から程遠いことを考えれば、ここまでの回復は上出来だ。欧州債務問題も昨年末の“出口の見えないトンネル状態”から、ユーロ瓦解の懸念が後退し曲がりなりにも解決に向かって歩みつつあるということであろう。

中国経済についての問題点は昨年末から金融緩和政策を打ち出したものの、不動産バブル懸念が抜けきらないなど景気のまだら模様が見られ、更なる金融緩和を積極的に打ち出せないという点であろう。
ただ同じBRICsの一員であるブラジルの2011年GDPが2010年の7.5%から2.7%に急降下したことなど考えれば依然”中国は世界経済の牽引車”に変わりはなく、バブルバーストするとは思えない。
したがって足元のキーフレーズは「欧州債務危機は終息に向かいつつある」、「米国経済は回復基調」、「中国経済はソフトランディング」となり、今週見られた相場の反落も“調整”と位置づけられるのではないだろうか。

“調整が入ってこそ健全な相場”である。
2002年から2008年のリーマンショックまで調整らしい調整も見ずに“猫も杓子も円キャリートレード”で豪ドル/円を60円から107円まで押し上げたような相場は決して健全な相場とは言えない。しばらくは“二歩前進一歩後退”の相場が続こう。

金利や経済状況を踏まえ、現在「調達通貨」の両雄に位置づけられる円とドルだが、上記のように回復基調にある米国経済に対し、本日発表の日本の1月経常赤字4,373億円、貿易赤字過去最大の1兆3,800億円の報を見るにつけ、いずれは円が「『最強の』(ファンダメンタルズ的には『最弱の』というべきか)調達通貨」になるという思いを強くする。
豪ドルは上述のように内外の悪材料が重なり調整が入ったがその割には下げも限定的で押し目買いが強い。やはり“下げた後は再び上昇”の学習効果ができつつあるためか。
今回はタイミング良く中国のGDP下方修正、利下げに含みを持たせたRBA声明、弱い国内経済指標と悪材料が重なったが、それ以前にかなりの豪ドル買いポジションが溜まっていたのも確か。

年初豪ドル先安を見ていたコモンウエルスバンクが2月末のレポートで「今年6月末-12月末の通貨予想を6月末-12月末 豪ドル/ドル1.08-1.09、豪ドル/円91.80-100.28、ドル/円85.00-92.00」とかなり豪ドル高、円安に修正していることも市場の見方を代弁しており、市場ポジションの積み上がりを感じさせるものであった。
ただ今回の豪ドル1.05割れ、85円割れで調整終了とは言い切れない。引き続きギリシャ債務交換の行方やESM・IMFの資本増強問題、そして本日の米国2月雇用統計など注視する必要がある。また来週火曜日の米FOMC、3/20のユーロ圏財務相会合とギリシャの大量国債償還などが今後のポイントであろう。

現在強い米経済指標=リスク選好のリスク通貨(ユーロ、豪ドルなど)買いという図式だが、これもいずれ強い米経済指標=ドル買いの反応に移行しよう。
来週にかけて豪ドルは下値確認から再び反転となる可能性があろう。

Joe式豪ドル週替わりindex

独自の手法で10項目について豪ドル相場にとっての好悪インパクトをそれぞれ最弱評価から最強評価まで「-10―+10」でランク付けし、現状を総合判断したもの。したがって総合indexは理論的には最弱-100で最強+100となる。Indexが大きくプラス、マイナスに傾いている時がチャンス。
現状分析であり、今後を予測する機能はあまりないが、ポジション造成や閉じる際の参考にはなる。

 

ポイント

今回
index

前回
index

ファンダメンタルズ

良い(強い)
1月小売売上高+0.3%(予想+0.3%、前回-0.1%)(2/29)

悪い(弱い)
2月雇用統計就業者数-15.4千人(予想+5千人、前回+46.2千人)、失業率5.2%(予想5.2%、前回5.2%)(3/8)
第4四半期GDP前期比+0.4%(予想+0.8%、前回+0.8%)(3/7)、 Q4経常収支-8374mio(予想-8050mio、前回-5637mio)( 3/6)

Q4民間設備投資-0.3%(予想+3.8%、前回+12.3%)(3/1)
1月住宅建設許可件数+0.9%(予想+2.0%、前回-1.0%)(3/1)

-5

-2

市場センチメント
(リスク値)

ギリシャ債務交換不安後退。
NYダウ引けは前日比+78ポイントの12,837ドル。本日オフショアでは-8ドル、VIX恐怖指は-1.67の19.20でセンチメントやや改善。

+2

-1

市場ポジション

シカゴIMMのロングは74,919 シカゴIMMのロングは78,201 コントラクト(2/28付)にやや増加。短期筋のポジション豪ドル/円ややショート。

+2

-2

商品相場

原油106ドル台に小幅反発、金は1684ドルにやや反発。CRBは-0.21の314.24。

-1

-1

金利(当局)

3月は据え置き。「著しく悪化した場合は政策緩和余地、成長はトレンド近辺」。RBAロウ副総裁「RBAは豪ドルの過度の上昇に警戒する必要」。スティーブンスRBA総裁議会証言「(豪ドル売り)介入を決して行わないと言っている訳ではない」。米豪10年利回り格差2.0%強にやや拡大。市場予想は2012年前半に0.25〜0.50%利下げ観測が一般的。

-2

+1

需給

M&Aがらみ豪ドル買い需要。しかし中国はじめ景気減速だと需要減も。80円割れで本邦個人投資家の買い意欲。

+2

+2

テクニカル

豪ドル/ドルは一目均衡表の雲の中に下落。短期移動平均線下降。豪ドル/円もRSI80%超えでかなりのoverboughtから大幅調整。2月末〜3月初に団子天井形成で反落。

-3

+2

米ドル強弱

ドルインデックスは78.75に小反発。

-1

-1

中国関連

温首相2012年GDP予想を7.5%に下方修正。2月の製造業PMI51.0(予想50.9、前回50.5)、2/18預金準備率引き下げで株上昇。本日上海総合指数は+14。

-1

+2

その他(政治など)

党首選終わり取りあえず党分裂は避けられた。遊技機規制問題で無所属議員の支持失い下院は与党75人:野党74人。新資源税、炭素税法案下院通過したが与党支持率再び低下(29%)、豪ドル高弊害論、資源/非資源産業格差論、難民問題。

-2

-2

総合index(現状)

依然売りバイアス

-9

-2

【豪ドルドル チャート】

※チャートはクリックで拡大できます

【豪ドル円 チャート】

※チャートはクリックで拡大できます

OZ NOW

豪州Q4GDP減速

豪政府統計局(ABS)は7日、昨年第4四半期の国内総生産(GDP)成長率が前期比でプラス0.4%だったと発表した。市場予想のプラス0.8%を大きく下回り、伸び幅は2四半期連続で落ち込んだ。前年比では+2.3%(予想+2.4%、前回+2.6%)であった。また第3四半期のGDPを当初発表の前期比プラス1%から同プラス0.8%に下方修正した。 主な落ち込みの原因は設備投資が1%落ちたこと、家計支出の軟調、そして4.7%の交易条件の悪化との分析。

ただ、スワン財務相は「世界的な景気減速や豪ドル高が響いた」としながらも、豪州経済のファンダメンタルズの強さを強調し、第4四半期の落ち込みにもかかわらず向こう2年程度はトレンド成長率3.25%を維持するとの見通しを明らかにし、また「昨年第4四半期のプラス0.4%成長は、ドイツ、日本、英国、イタリアで経済が縮小した中、豪州経済は強い基盤と耐久性があったことを裏付けた」と述べた。

昨年第4四半期のGDP総額は3,373 億4,300 万豪ドル(約28 兆6,200 億円)で、前年同期比では2.3%増加。国民1人当たりのGDPは1万4,812 豪ドルだった。
産業別で見ると:
・鉱業:前期比0.7%増、前年同期比1.9%増
・製造:同1.2%増、同3.5%増
・小売り:同0.5%増、同1.8%増
・金融・保険サービス:同1.4%増、同4.2%増
・教育・訓練:同1%増、同2.6%増
・電気・ガス・水道・廃棄物サービス:同0.9%減、同2.2%減
・建設:同2.4%減、同3.9%増
――などだった。

輸出は前期比2.2%増、輸入は同0.7%増で、鉄鉱石の輸出量は前期から6.1%増えた。
地域別で見ると、
・ニューサウスウェールズ州:前期比0.8%増、前年同期比2%増
・ビクトリア州:同0.5%減、同1.6%増
・クイーンズランド州:同1.2%増、同10%増
・南オーストラリア州:同0.2%増、同0.6%減
・西オーストラリア州:同2.4%減、同11.1%増
・タスマニア州:同0.9%減、同0.7%減
・北部準州:同5.9%増、同6%増
・首都圏特別区:同1.5%増、同2.6%増
――と、資源地域と非資源地域の成長格差が拡大していることを裏付けた。 

スワン財務相はまた、世界的な景気不透明感が漂っていることについて、豪州連邦政府は今後厳しい財政運営に直面すると予想する一方で、2012/13 年度(12 年7月〜13 年6月)予算で黒字転換見通しを変更しなかった。

 

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