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木曜 津田穣のG´Day! (グダイ!) 豪ドルレポート 豪州からホットな最新情報をお届け

ユーロネタに飽きてそろそろ米国ネタ?

更新日:2012年3月1日

豪ドルここまでのレビュー

この1週間(2/23〜3/1)のレンジ : 
 AUDUSD: 1.0598-1.0855  AUDYEN: 85.04-87.51

この1週間の豪ドル相場は“上げた後、不安定に揉み合い”だった。
先週”足元のセンチメント”として“豪ドル/米ドル軟調、豪ドル/円堅調”と申し上げたが豪ドル/円のみならず豪ドル/米ドルもむしろ上値をテストした。この1週間、世界的な金融緩和期待やリスク許容度の増加から株式市場や商品相場は今年の高値圏を示現した。
先週初の中国金融緩和やギリシャ支援決定から欧州債務危機に一服感が出たこと、更には今週のECB3年物オペやバーナンキ議長議会証言への期待感から”リスク選好の円安・ドル安”が顕著となった。

今週初は週末G20でIMFの資本増強が4月に先送りされたことや、ムーディーズなどによるギリシャの履行リスク懸念発言、世銀による中国経済の”成長モデルは持続不可能”発言などから一時リスク回避の動きが活発化し、ドル円は80.00近辺、ユーロ円107円台前半、豪ドル円85円台半ばに反落したが、下げも限定的であった。

また昨日のECBによる第2回三年物資金供給オペが5295億ユーロと前回を上回ったことや、バーナンキFRB議長の半期議会証言でQE3への期待が後退したことから米ドル買い戻しが顕著となりユーロ/ドルは高値1.34台後半から1.33台前半に、また豪ドル/ドルも1.08台半ばから1.07台前半に下落したが、ドル/円が81円台に再び反発したことから円クロスはユーロ/円108円台半ば、豪ドル円87円台半ばまで上伸している。

豪ドル堅調の背景にはリスク選好の動きもさることながら、週初の労働党党首選ではギラード首相の圧勝でとりあえず決着がついたことや、昨日発表された1月の小売売上高が前月比+0.3%(予想+0.3%、前回-0.1%)と4カ月ぶりの高水準となったことも支援材料として働いたもよう。

豪ドル見通し

向う1週間の予想レンジ :
 AUDUSD: 1.0550-1.0850  AUDYEN:85.50-88.50

向う半年の予想レンジ :
 AUDUSD :0.90-1.10  AUDYEN: 70.00-90.00

足元のセンチメント― 豪ドル/米ドル揉み合い、豪ドル/円ブルセンチメント
足元の予想―利食いをこなしつつ上値テスト

ギリシャ問題が表面化してかれこれ1年が経つ。その間のユーロの変動レンジがユーロ/ドル1.26台前半-1.49台前半で現在1.33半ば、ユーロ/円97.前半-123.前半で現在108円台前半であるから、“レンジの中ほどの少し下”ということで、決してユーロ暴落状態ではない訳だ。つまり“ユーロ瓦解”を標榜してユーロ売りポジションを仕込んだものの、なかなか思うようにユーロ瓦解には行きつけず、市場もさすがにユーロ問題に飽きてきたように思える。

“一つのテーマに1年”はやはり流行物好きの為替ディーラーにとっても辛いのだ。
であれば次のターゲットである円安、米国経済・金融、中国経済、中東問題などに移らざるを得ない。このうちやはり米国がまた面白くなってきたのではないか?痩せても枯れても世界最大の経済大国であり、異例のゼロ金利を頑なに守り、しかも秋には大統領選を控えるのだ。

その意味で昨日のバーナンキ議長の半期に一度の議会証言は注目された。
案の定、景気回復基調を認めつつも「雇用市場は依然正常から程遠い。FRBの政策指針は2014年終盤までゼロ金利を維持することが引き続き適切」と述べた。ただ質疑応答では「FRBは低金利の影響を注視しており、条件次第では政策変更も可能。FRBの政策はドルを傷つけてはいない」と保険をかけることも忘れなかった。確かにFRBはデュアル・マンデート(二重委任事項)として雇用最大化とインフレ安定実現の責務を負う。この面から言えば現在インフレ懸念がほとんどない反面、失業率が2000-2007年の平均値5%前後に比べて今回9%まで上昇している(過去40年の最高失業率はプラザ合意の数年前の11%程度、最低失業率は2000年ごろの4%割れ)ことを考えればバーナンキ議長が金融緩和継続を熱弁する理由もわかる。他の中央銀行にはないマンデートを持つためだ。

一方前回も申し上げたがFRBと米国財務省はドル安景気浮揚策と財政赤字海外ファイナンスと言う“裏のデュアル・マンデート”を持つことも今や明白である。
懐かしの「強いドルは米国の国益」が最後に聞かれたのは確か2011年4月26日(ガイトナー財務長官)、4月27日(バーナンキ議長)であったが、当時はFRBドルインデックスが2008年3月の史上安値69.28を抜けて69.03まで下落するという“ドル暴落の危機”があったためのドルサポート発言であった。ただその後、ドルインデックスは底離れしており、もう「強いドル発言」が聞かれることもないだろう。

したがってFRBは今後も“表のデュアル・マンデート”を遵守しつつ“裏のデュアル・マンデート”も粛々とこなしていくのであろう。
しかしながら2014年を待つことなく、米国失業率が目に見えて下降し始めた時が米金融政策の転換点となり、ドルブルセンチメントが蘇る時であるように思える。
昨日のバーナンキ議長証言の後、QE3観測と過剰流動性期待の後退から金価格が100ポイント下落し、米ドルが買い戻された事象を見るにつけ、市場も徐々に超低金利政策の収束を見始めているように感じる。

さて豪ドル。豪ドル/円のみならず、豪ドル/ドルも堅調である。先週来リスク選好の動きが活発化したが、ゼロ金利である調達通貨“円売り・米ドル売り”―リスク通貨買いとなるのであるから、致し方ないところ。
特に豪ドル円は80円以下での豪ドル転換機会を逸した本邦投資家の押し目買い意欲が強い。
ただRBAボードメンバーRidout女史の“豪ドル高懸念発言”のみならず、先週の議会証言ではスティーブンスRBA総裁まで「(豪ドル売り)介入を決して行わないとは言っていない」という回りくどい言い方をしている点も要注意。

豪州の製造業も日本同様豪ドル高によるコスト高を嫌った生産拠点の海外移転が急増している。史上高値1.10接近場面ではこれら産業界からの声に、支持率低下にあえぐ労働党政権は耳を傾けざるを得ないだろう。
したがって豪ドル/米ドルについては一方的な上昇よりは足元高値圏での揉み合いが予想される。また豪ドル円については利食い調整を交えつつも堅調地合いを維持しよう。
日銀のより能動的な金融緩和(具体的な数字(CPI+1%)を示したインフレ目途設定)による市場のマネーサプライ増加と経常黒字減少と言う円供給のダブルインパクトの影響は一過性では収まらず、豪ドル円を下支えすることとなろう。

Joe式豪ドル週替わりindex

独自の手法で10項目について豪ドル相場にとっての好悪インパクトをそれぞれ最弱評価から最強評価まで「-10―+10」でランク付けし、現状を総合判断したもの。したがって総合indexは理論的には最弱-100で最強+100となる。Indexが大きくプラス、マイナスに傾いている時がチャンス。
現状分析であり、今後を予測する機能はあまりないが、ポジション造成や閉じる際の参考にはなる。

 

ポイント

今回
index

前回
index

ファンダメンタルズ

良い(強い)
1月小売売上高+0.3%(予想+0.3%、前回-0.1%)(2/29)
12月コンフェレンスボード消費者信頼感指数+0.2(前回-0.3)(2/22)
12月WESTPAC景気先行指数+0.5%(前回-0.1%、過去11カ月で最大の伸び)(2/22)
1月雇用統計、就業者数+46.3千人(予想+10.0千人、前回-35.6千人)
失業率5.1%(予想5.3%、前回5.2%)(2/16)

悪い(弱い)
Q4民間設備投資-0.3%(予想+3.8%、前回+12.3%)(3/1)
1月住宅建設許可件数+0.9%(予想+2.0%、前回-1.0%)(3/1) Q4建設活動-4.6%(予想-0.8%、前回+12.5%)(2/29)

11月平均週給前月比+0.5%(予想+1.0%)前年比+4.3%(予想+4.7%)(2/23)
1月DEWR熟練工求人-0.6%(前回-0.7%、7カ月連続マイナス)(2/22)

-2

+2

市場センチメント
(リスク値)

ギリシャ支援合意で欧州不安一服もEU首脳会議の期待感後退。NYダウ引けは前日比-53ポイントの12,952ドル。本日オフショアでは-16ドル、VIX恐怖指は+0.47の18.47でセンチメントやや悪化。

-1

-1

市場ポジション

シカゴIMMのロングは74,919 コントラクト(2/21付)にやや増加。短期筋のポジション豪ドル/円ロングが依然高水準。

-2

-2

商品相場

原油107ドル台に反発、金は1800ドル近辺から1700ドルに大幅下落。CRBは-0.69の322.43。

-1

+2

金利(当局)

2月RBA議事録では“金利設定は適切”。2月は大方の利下げ予想に反して金利据え置きで市場を驚かせる。来月の利下げを市場は65%織り込む。米豪10年債利回り格差2.0%にやや拡大。

+1

+1

需給

M&Aがらみ豪ドル買い需要。しかし中国はじめ景気減速だと需要減も。

+2

+2

テクニカル

豪ドル/米ドル、豪ドル/円共に一目均衡表の雲の上のはるか上で離れすぎ?しかし雲も上昇で強い。ボリンジャーバンドは豪ドル/ドル横ばい、豪ドル/円依然上昇。RSIは豪ドル/米ドル55%、豪ドル/円71%で豪ドル/円は依然overbought。火曜日下ヒゲ、昨日上ヒゲと日替わりメニュー。

+2

-4

米ドル強弱

ドルインデックスは78.75に小反発。

-1

-1

中国関連

2月の製造業PMI51.0(予想50.9、前回50.5)、2/18預金準備率引き下げで株上昇。本日上海総合指数は-2。

+2

+2

その他(政治など)

党首選終わり取りあえず党分裂は避けられた。遊技機規制問題で無所属議員の支持失い下院は与党75人:野党74人。新資源税、炭素税法案下院通過したが与党支持率再び低下(29%)、豪ドル高弊害論、資源/非資源産業格差論、難民問題 スティーブンスRBA総裁議会証言「(豪ドル売り)介入を決して行わないと言っている訳ではない」

-2

-2

総合index(現状)

依然やや売りバイアス

-2

-1

【豪ドルドル チャート】

※チャートはクリックで拡大できます

【豪ドル円 チャート】

※チャートはクリックで拡大できます

OZ NOW

まだまだ続く労働党の混乱

今週月曜日に開かれた労働党党首選でギラード首相はラッド元外相を71票対31票で下して党首に再選された。過去の労働党の党首選で最大の票差だった2003年の24票差を大きく上回った圧勝で、ギラード氏は「問題は決し政治劇は終わった。団結し次の総選挙に勝てると確信している」と語り、一方選挙前に「負けたら二度と挑戦せず」と言っていたラッド氏も「審判を受け入れる。遺恨もない。ギラード氏の首相再選に取り組む」とそろって挙党態勢を強調した。

しかしギラード派議員からはラッド派の大臣を一掃するために内閣改造を行い、首相のリーダーシップ力を党内及び政府に対し示すべきと強気な意見が目立つがそれも簡単ではないようだ。と言うのはビジネス界からは党首選を終えたギラード首相が指導力を発揮し、「ラッド氏を支持した大臣らの処分を伴う内閣改造を行う必要はない」との声が出ているからだ。大規模な内閣改造が行われれば、更に労働党内の混乱を招くだけとの声も聞かれる。

特にラッド氏支持を表明した5大臣のうち、ファーガソン資源・エネルギー相兼観光相とアルバニーズ運輸相への評価が高く、資源会社の業界団体である豪ミネラル・カウンシル(MCA)のフック代表は、「ファーガソン資源相はこれまでで最も素晴らしい大臣の内の一人)とコメント。ロビー団体のインフラストラクチャー・パートナーシップ・オーストラリア(IPA)もアルバニーズ運輸相の続投を主張している。

また自動車業界ではラッド氏を支持したカー製造担当閣外相が米フォードとゼネラルモーターズ(GM)系ホールデンへの公的支援を巡って交渉を行っている段階で、カー氏の続投を要請している。

今回ギラード首相は党首選に圧勝したものの、31人の造反が出たのも確か。調査会社ニューズポールが今月23〜24日に行った調査で「労働党の最も好ましい党首」ではラッド氏が53%とギラード氏の30%を大きく上回った。

「好ましい首相」についてはギラード首相とアボット自由党党首の2氏比較では34%対43%でアボット氏が、またラッド氏とアボット氏では48%と40%でラッド氏支持が上回っており、世論はラッド派であるとの結果が出ていた。
タダでも弱小与党である労働党は、今回の党首選実施で結束が固まったというよりは、更に脆弱性を露呈したとの見方が強い。

 

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