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マーケットビュー

木曜 津田穣のG´Day! (グダイ!) 豪ドルレポート 豪州からホットな最新情報をお届け

2か月以上続いた豪ドル上げ相場も小休止か

更新日:2012年2月16日

豪ドルここまでのレビュー

この1週間(2/9〜2/16)のレンジ : 
 AUDUSD: 1.0627-1.0823   AUDYEN: 82.85-84.59

この1週間の豪ドル相場は豪ドル/米ドルが高値から下落し、一方豪ドル/円は新高値へ上昇した。

先週はRBA理事会での金利据え置きに加えてギリシャ政府が改革案で合意するとの期待感強く、ユーロは1.33台前半、103円台前半まで上伸し、豪ドルも1.08台半ば、83円台後半に高値を更新した。
しかし週末にかけては根強いギリシャ懸念と金曜日のRBAの四半期金融政策報告書でGDPとインフレの伸び率見通しが下方修正されたことも圧迫材料となり豪ドルは徐々にピークアウトした。

今週になってギリシャ議会が財政緊縮関連法案を可決したものの、ムーディーズによる欧州9カ国の格下げ及び格付け見通し引き下げがあり、加えてギリシャの第二次支援延期観測やユーロ圏のQ4GDPが前期比-0.3%となったことも地合いを悪くしてユーロは1.3000近辺、102円近辺に軟調推移している。

本日発表された豪州1月雇用統計が予想を大きく上回る強い数字(就業者数+46.3千人、失業率5.1%)となったものの上値は限定的(豪ドル/ドル1.07台前半、豪ドル/円84円台前半)で現在1.07割れ、84円割れに反落している。
なお、ドル円は今週発表された日本のQ4GDPがマイナスになったことや、日銀による追加緩和、更には原油価格の上昇などを受けて78円台半ばまで上昇しており、円クロスの堅調が豪ドルの下落速度を遅くする展開となっている。

豪ドル見通し

向う1週間の予想レンジ :
 AUDUSD: 1.0500-1.0800  AUDYEN:82.00-85.00

向う半年の予想レンジ :
 AUDUSD :0.90-1.10  AUDYEN: 70.00-90.00

足元のセンチメント― ブルベアミックス
足元の予想―下値トライだが、押し目買いで下値サポート

ユーロや豪ドルなどいわゆるリスク通貨の上値が再び重くなってきた。
昨年11月以降これらリスク通貨は大幅に下落したが、豪ドルは一足早く12月中旬にボトムアウトし、一方ユーロも1月のS&Pによる欧州格下げであく抜けして反発に転じてきた。 しかしここにきてギリシャ問題は第二次支援策や債務交換問題について進展と後退を繰り返し、今週はムーディーズによる欧州格下げが駄目押しとなった感がある。

ギリシャについてはショイブレ独財務相の言葉「ギリシャはこれまで何度も約束を破ってきた」に象徴されるように相変わらず不信感が根強い。
“第二次支援や70%の債務減免を実施したはいいが、本当に財政緊縮を果たすのか?”、 “今後ギリシャ再建が進んでも放棄した70%の債権は永久に戻らない。ギリシャのゴネ得ではないか?”こんな思いが疑心暗鬼を生んでいるのだろう。
市場には4月のギリシャ総選挙の結果を見るまで本格的な救済に出動できないという見方が優勢になりつつある。

しかし繰り返しになるがギリシャがユーロ圏を去ろうが留まろうが、影響は一過性であろう。むしろ長い目で見ればユーロ圏財務省構想や、ユーロ加入条件と同時に離脱条件も今後は整備され、より進化したシステムになることだろう。
豪州景気については今年になってから豪州で大手企業の人員削減が相次いでおり、削減数は今月10日までに報道された分だけで、少なくとも3,700人を超え、業種別では特に金融と製造部門が深刻になっている。今週になってからもANZは10月までに1000人の削減計画を発表した。豪州の賃金水準の高さや豪ドル高による低価格の海外製品流入などが企業を苦しめているようだ。

しかし今週発表された景気指標は、12月の住宅融資残高、1月のNAB企業信頼感/景況感、そして本日の予想を大きく上回る強い1月雇用統計といずれも良好であった。
ただ本日の雇用統計後も豪ドルの上値トライは限定的であり、さすがに2カ月ばかり上昇トレンドを築いてきただけにむしろ上値が重い展開となっており、足元は調整反落の可能性がある。

豪ドル/円に関しては円の需給バランスが円売りに傾きつつあることや、80円以下での豪ドル転換のチャンスが遠のいた日本の個人投資家の買い意欲が下値をサポートしよう。
ただ豪州国内要因よりはギリシャ情勢に対する懸念が再び高まりつつある点が要注意で、来週20日(月)のギリシャ債の大規模償還や重要事項が最終的に決定される見込みの同日のユーロ圏財務相会合、更には3月の仏大統領選や4月のギリシャの総選挙に向けて波乱含みとなりそうだ。

Joe式豪ドル週替わりindex

独自の手法で10項目について豪ドル相場にとっての好悪インパクトをそれぞれ最弱評価から最強評価まで「-10―+10」でランク付けし、現状を総合判断したもの。したがって総合indexは理論的には最弱-100で最強+100となる。Indexが大きくプラス、マイナスに傾いている時がチャンス。
現状分析であり、今後を予測する機能はあまりないが、ポジション造成や閉じる際の参考にはなる。

 

ポイント

今回
index

前回
index

ファンダメンタルズ

良い(強い)
1月雇用統計、就業者数+46.3千人(予想+10.0千人、前回-35.6千人)失業率5.1%(予想5.3%、前回5.2%)(2/16)
1月NAB企業信頼感+4(前回+3)、企業景況感+2(前回0)(2/14)

12月住宅融資残高+2.3%(予想+1.8%、7ms high)(2/13)(1/18)

悪い(弱い)
12月小売売上高-0.1%(予想+0.2%、前回+0.0%)(2/6)
12月住宅建設許可件数-1.0%(予想+2.0%)(2/2))

+3

-2

市場センチメント
(リスク値)

ギリシャ不安再浮上。
NYダウ引けは前日比-97ポイントの12,781ドル。本日オフショアでは-54ドル、VIX恐怖指は+1.68の21.14でセンチメント悪化。

-3

+1

市場ポジション

シカゴIMMのロングは75,095 コントラクト(2/7付)にやや減少。短期筋のポジションはロングかなり減る。

-2

-3

商品相場

原油101ドル台に上昇、金は1720ドル台に下落。CRBは+1.00の314.95。

+2

-1

金利(当局)

2月利下げせず。来月の利下げを市場は65%織り込む。米豪10年債利回り格差2.0%にやや拡大。

+1

+3

需給

M&Aがらみ豪ドル買い需要。しかし中国はじめ景気減速だと需要減も。

+2

+2

テクニカル

豪ドル/米ドル、豪ドル/円共に一目均衡表の雲の上のはるか上で離れすぎ? 豪ドル/ドルのボリンジャーバンドの上限が下降し、一方豪ドル/円の上限は依然上昇。RSIは豪ドル/米ドル57%、豪ドル/円65%でoverbought減る。豪ドル/米ドルは先週末にピークアウトか?今週も「上ヒゲ」が目立つ。

-4

+2

米ドル強弱

ドルインデックスは79.80に上昇。

-2

+2

中国関連

1月CPIは前年比+4.5%(予想+4.0%、前回+4.1%)、1月製造業PMI(50.5、前月は50.3)でやや予想を上回る。4GDP8.9%(予想8.7%、前回9.4%)、12月小売売上高は+18.1%、鉱工業生産は+12.8%で予想よりやや強い。本日上海総合指数はあまり動意なし。

+2

+2

その他(政治など)

遊技機規制問題で無所属議員の支持失い下院は与党75人:野党74人。新資源税、炭素税法案下院通過したが与党支持率再び低下(29%)、豪ドル高弊害論、資源/非資源産業格差論、難民問題

-1

-1

総合index(現状)

依然やや売りバイアス

-2

+5

【豪ドルドル チャート】

※チャートはクリックで拡大できます

【豪ドル円 チャート】

※チャートはクリックで拡大できます

OZ NOW

“RBA利下げせず”のその後の影響

先週のRBA金利据え置き後、豪州4大銀行はじめ主な豪銀が住宅融資金利(モーゲージ金利)を6〜15bp引き上げたことが当地では話題になっている。
リーマンショック以来豪州の住宅産業は低迷しているが、昨年11月と12月の利下げを受けて12月の住宅融資は前月比+2.3%と久々の強い伸びを示したが、今回の融資金利引き上げでまた冷やされることをエコノミストは懸念している。
また今週になってからANZは経費節減と経営効率化のために10月までに1000人の人員削減を発表したが、これら銀行の動きに対してギラード首相やスワン財務相から非難の声が上がっている。

ギラード首相はANZを名指しにして「融資金利を引き上げ、同時に人員削減計画を発表して、その双方の責任を他に転嫁する姿勢は非難に値する」とまで言っている。
市場では今回の豪銀による融資金利引き上げが3月の利下げを促進するとの見方もあり、現在3月の利下げを市場は65%程度織り込んだ金利水準となっている。

ただ今週RBAのデベル総裁補は「豪銀の行動にRBAの金融政策は影響されない」と述べるとともに、「昨年年央以降銀行の資金調達コストが大幅に上昇したことは認めるが、世界の金融システムは落ち着きを取り戻しつつあり、銀行の調達コストも今後低下する」との見通しを明らかにした。欧州ソブリンリスクが深刻化して以来世界的に銀行の調達コストの上昇が顕著であるが、格付け会社の豪銀格下げを受けて豪銀の調達コストが更に上昇した。

スワン財務相は豪銀がRBAの据え置きをよそに融資金利を引き上げたことを議会で非難した上で「世界的に不安定な金融市場にも関わらず、豪銀は世界の銀行水準からみても巨額の利益を得ている」と発言したが、これに対してコモンウエルス銀行のNarev CEOは「今週住宅融資金利を引き上げる前は、CBAは新規住宅融資部門で損失を出していた」と発言しスワン財務相の発言「豪銀の融資マージンは金融危機前の水準を回復した」との発言を真っ向から否定するなど、政府と豪銀間のけん制が続いている。

今回豪銀がRBAの決定とは異なった独自の政策を取ったことにより、今後RBAが利下げを行った場合にも、利下げに追随して融資金利を引き下げるという従来のパターンが当てはまらなくなった見る向きが増えている。
またデベル総裁補の発言にもかかわらずRBAの利下げインセンティブを損なう可能性も考えられる。

 

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