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マーケットビュー

木曜 津田穣のG´Day! (グダイ!) 豪ドルレポート 豪州からホットな最新情報をお届け

不退転の欧州共同体

更新日:2011年10月27日

豪ドルここまでのレビュー

先週から今週にかけて(10/20-10/27)のレンジ: 
 AUDUSD 1.0146-1.0524 AUDYEN 77.84-79.97

この1週間の豪ドルは“上げて反落後、小反発”だった。引き続き欧州ソブリンリスクが市場の焦点となる中、豪州国内でも注目の第三四半期の消費者物価指数が発表された。

先週の木曜日にはリビアのカダフィ大佐死亡の報が流れ中東民主化への期待も高まる中、ギリシャ議会では2回目の採決で緊縮財政法案が可決されて、第六次融資80億ユーロ実施の目途が立ち市場センチメントは好転した。

週末のEU首脳会談への期待感もありユーロ/ドル1.39近辺、ユーロ円106円台まで上昇し、豪ドルも1.03台後半、79円台まで値を上げて越週した。この“通貨買い”ドル売りの流れを受けてドル円は先週75.78の戦後安値を付け今週も一時75.71に安値を更新している。週末のEU首脳会談では「包括戦略合意」の方向性は確認されたが、具体策の協議は26日の第二回会談に持ち越された。

今週も週初はギリシャ問題解決への期待感や、発表された中国の10月HSBC製造業PMIの強い数字を受けてリスク選好の動きが高まり、ユーロは1.39台半ば、106円台半ば、豪ドルも一時1.05近辺、79円台後半まで連れ高となったが、火曜日にはEU首脳会談を控えて種々の思惑が錯綜して過度の期待感が後退した。

一方、豪州サイドでも水曜日の第三四半期消費者物価指数発表を控えて豪ドルは1.04割れ、79円近辺に反落した。昨日発表された豪州第三四半期消費者物価指数は全項目で前年比+3.5%と予想通りであったがRBAの重視する基調インフレ率は予想値2.7%に対して2.45%と弱めであり、豪ドルは1.04割れ、78円台前半に下落した。

その後EU首脳会談前に独下院でEFSFレバレッジ策を可決したことを好感してユーロは1.39台後半に反発したが、ギリシャ債のヘアカット率でEU側と民間銀行側で調整が難航との報があり、一時1.38近辺に急落するなど乱高下。結局EU首脳会談の声明草案を好感して、1.39台後半、106円台を回復し、豪ドルも1.04台後半、79円台後半に値を戻している。

豪ドル見通し

向う1週間の予想レンジ :
 AUDUSD 1.0200-1.0600  AUDYEN 77.00-81.00

向う半年の予想レンジ : 
 AUDUSD 0.90-1.10  AUDYEN 70.00-95.00

足元のセンチメント― 徐々にブルセンチメントに
足元の予想― 押し目買いにより下値は堅い。ユーロ不安軽減すれば上値トライか。

金融市場は10月上旬に取り敢えずボトムを打った形で回復しつつある。年央特に8月以降欧州ソブリン懸念が一気に高まり、10月の初旬に“投げ売り”が出たが、その後曲がりなりにも“半値戻し地点”まで戻ってきたことになる。

欧州債務問題も第一段階として先週ギリシャ議会で緊縮財政法案が可決されて第六次融資の目途が立ち、第二段階として昨日のEU首脳会談(2度目)の草案で「EFSFを4倍位のレバレッジにして1兆ドル規模への拡大を目指す」指針が決まったようで、市場もある程度好感している。

今後EFSF拡充の原資をどこに求めるか(中国、ブラジルなどの新興国への要請もあろう)、ギリシャ債のヘアカット率、欧州銀行の資本増強問題など詰めるべき課題は多いが、取り敢えずは独仏衝突やEU27カ国の分裂などによる“空中分解の危機”は乗り越えたようにも思える。ギリシャ債のヘアカット率にしても民間銀行側は40%カットを主張しEU側は60%に固執しているようであるが、一番被害をこうむるのは渦中にある当のギリシャの金融機関であろう。

ただ思うに、いくら国債は元本が保証されているとは言え、その元本保証をオーバーライドするのがデフォルトであり、この元本ヘアカットは取りも直さず部分的デフォルトである。もし個人投資家が高利回りの新興国国債を買って、その国がデフォルトしてもそれはソブリンリスクであり補償など決してされない訳で、やはり金融機関に対するある種の“too big to fail”理論が働いているのであろう。

また先般ユーロ国サイドを批判した英国のキャメロン首相にサルコジ大統領がかみついたと言う“事件”が報道されているが、ユーロ17カ国を包み込むEU27カ国(非ユーロ国10カ国)の二重構造が更に問題を複雑化しているようだ。

いずれにしても我々より進化した欧州共同体は必ず困難を乗り越えて、より強いユーロ圏にグレードアップすると信ずるが、TPP加盟の是非でさえ議論紛糾する日本などは、共通通貨圏の発想など全く受け入れないであろう。

通貨ユーロの先行きについても「そもそも共通通貨圏など無理があり、瓦解は時間の問題」と考えるか「国際通貨の枠組みを先取りした偉業」と考えるかで、ベア・ブル大きく異なってこよう。

ただ既にその人口においても、GDP(名目)においてもEU(欧州連合)は今や米国を上回っており、逆戻りはしないであろう。

さて豪ドル。この一週間も欧州問題に振らされたが、基本的にはユーロ同様に10月初旬の底値を離れた感じである。やはりパリティー下では資源関連輸出の豪ドル買い需要や、アジア中銀の買いが豪ドルをサポートした模様である。

昨日発表された第三四半期の消費者物価指数はRBAの重視する基調インフレ率(アンダーライイング・インフレーション)が予想を下回り、再び11月1日利下げ観測が高まっている。もちろん利下げとなれば我々庶民にはありがたいが、ただ生活実感としては当地の物価は異常に高い。シドニーの物価はニューヨークの1.4倍であるそうだ。水道代はこの1年で倍になったし、電気代も1.5倍になった。資源大国でこのありさまである。

今回のCPIの細目を見てみると、医療費、果物・野菜価格(当地では果物・野菜価格のインフレ率へ及ぼす影響がかなり大きい。信じられないがハリケーンでクイーンズランド州のバナナの生産が減少すると、食料代全体が押し上げられる)の大きな下落が電気代、水道代、衣料代、旅行費用の上昇を打ち消したそうであるが、ちょっと信じられない。

さてこのQ3CPIが予想を下回り、11月利下げ観測が高まって昨日豪ドルは発表後100ポイントほど落ちたが、今現在昨日の高値を抜いて豪ドル/ドル1.04台後半、豪ドル/円79円台後半まで値を上げている。

11月1日RBA理事会において利下げがあるか?利下げの三元方程式では“雇用”が強くて×、“欧州問題”も悪化はしておらず、△あるいはどちらかと言うと×、“CPI”のみが○である。従って国際情勢(欧州問題)をどうとらえるかによるが、個人的には据え置きのように思える。

RBAが利下げを行った場合の豪ドル相場への影響については、まさにその時の欧州情勢によると言える。というのは今回たとえ利下げがあっても、これが利下げサイクルの始まりとはならず、おそらく調整色の強い単発的な利下げとなるであろう。従って欧州問題が改善しておれば、むしろ利下げの国内経済への好影響が評価されて豪ドルが大きく下落する地合とはならないであろう(下落も一過性)。

一方、欧州問題が再度悪化すれば、利下げが更に追い打ちとなり、今回の安値0.93台、72円台を再びトレースする可能性があろう。今後の欧州問題の進捗状況及び11月1日のRBA理事会に注目したい。

Joe式豪ドル週替わりindex

独自の手法で10項目について豪ドル相場にとっての好悪インパクトをそれぞれ最弱評価から最強評価まで「-10―+10」でランク付けし、現状を総合判断したもの。したがって総合indexは理論的には最弱-100で最強+100となる。Indexが大きくプラス、マイナスに傾いている時がチャンス。
現状分析であり、今後を予測する機能はあまりないが、ポジション造成や閉じる際の参考にはなる。

 

ポイント

今回
index

前回
index

ファンダメンタルズ

良い―9月雇用統計、失業率5.2%(予想5.3%、前回5.1%)、就業者数+20.4千人(予想+10.0千人、前回-10.5千人)
8月WESTPAC景気先行指数+0.8%(前回+0.6%、8ms high)8月小売売上高+0.6%(予想+0.2%、前回+0.6%)
悪い―Q3CPI全項目前期比+0.6%(予想+0.6%、前回+0.9%)前年比+3.5%(予想+3.5%、前回+3.6%)、RBA基調CPI前期比+0.3%(予想+0.6%、前回+0.6%)前年比+2.45%(予想+2.7%、前回+2.55%)、 Q3NAB企業信頼感-4(前回+5)、9月熟練工求人-1.3%(前回-0.6%)

-2

+3

市場センチメント
(リスク値)

NYダウは+162の11,869ドル。本日オフショアでは+24ドル、VIX恐怖指は-2.36の29.86。センチメント改善。

+2

-2

市場ポジション

シカゴIMMのロングは少し増えて23,353コントラクト(10/18付)。短期筋のポジションは依然ややロング。

-1

-1

商品相場

原油91ドル台に反落、金は1723ドルと堅調。CRBは-3.83の316.15。

-1

-2

金利(当局)

Q3のCPIは予想をやや下回り、11月利下げ観測高まる。RBAインフレ見通しを引き下げ。

-2

-1

需給

M&Aがらみ豪ドル買い需要、資源関連輸出、しかし中国はじめ景気減速だと需要減も。

+2

+2

テクニカル

豪ドル/ドルは一目均衡表の雲の上、豪ドル/円は雲の上部。ボリンジャーバンドの上限でステイ。そろそろ短期移動平均線が長期に「golden cross」する可能性あり。RSIは豪ドル/ドル61%、豪ドル/円58%と依然ややoverbought。

+2

-2

米ドル強弱

ドルインデックスは76.16に下落

+2

-1

中国関連

10月HSBC製造業PMIは51.1%と5カ月ぶりの高水準。Q3GDPは9.1%と予想より弱い数字。9月鉱工業生産、小売売上高は堅調。中国景気スローダウン懸念、不動産バブル懸念(温首相―高い成長率は困難になる)、言論統制、人民元切り上げ観測、上海指数は本日+17

+2

-2

その他

炭素税法案下院通過、資源新税見直し論、与党支持率やや戻る、豪ドル高弊害論、資源/非資源産業格差論、難民問題

-2

-2

総合index(現状)

やや買いバイアスに

+2

-8

【豪ドルドル チャート】

※チャートはクリックで拡大できます

【豪ドル円 チャート】

※チャートはクリックで拡大できます

OZ NOW

豪ドル相場の見方

  • 豪ドルには二つの顔@米ドルの受け皿A豪ドル特有の要因(資源通貨、高金利通貨)
    @基本的に米ドルが強ければ豪ドルは弱い。逆もまた真。したがってリスク選好で豪ドルが上昇局面となっても、米国が本格的に出口戦略を実施しドル金利上昇となれば、豪ドル米ドルの頭が重くなる展開が予想される。
    A米ドルに脚光が当たっていない時には豪ドルは独自の特色(資源通貨、高金利通貨)に基づいた動きとなりやすい。
  • 昔から豪ドルは“恐怖指数”ならぬ“平和指数”―投資/投機通貨の宿命
    “ 世の中平和だと豪ドル上昇、世の中不穏になると豪ドル下落”
    平時に“コツコツ”有事に“ドスン”の法則−マーケットが平静であれば、高金利通貨豪ドルには資金が流入するので、じり高傾向になる。しかし一旦有事が発生すると、流入していたホットマネーが急激に流出する(ストップロス売りの発動)ので大幅に下落することになる。
  • 長い目で見れば高金利通貨、資源通貨の強みを持つ豪ドルは堅調地合を保つと予想される。しかし一旦“危機”、“有事”などのリスク要因が”発生すればポジションの“なだれ”=買いポジションの手仕舞いが起きる
        →投資通貨としては長期保有で金利差享受
        →最悪の場合は為替を起こさずに豪ドルのまま“お買い物”
        −お土産から不動産投資まで−
  • 豪ドルは主要通貨に比べて変動要因が多く市場規模は小さい
        →引き出しが多いわけで仕手筋は自分の都合の良い材料を前面に出して
         通貨を動かす

主な変動要因

リスク要因

1) 世界経済
2)米ドル動向
3)商品相場
4)国内景気
5)RBAの金融政策

1)米ドルの大幅上昇
2)中国の金融引き締め→アジアのバブル・バースト
3)欧州ソブリンリスク
4) 北東アジアの地政学的懸念
5)保護貿易主義の台頭

→次なるリスクは何?

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