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木曜 津田穣のG´Day! (グダイ!) 豪ドルレポート 豪州からホットな最新情報をお届け

みんなそろそろ良いニュースが欲しいのでは?

更新日:2011年10月6日

豪ドルここまでのレビュー

先週から今週にかけて(9/29-10/6)のレンジ: 
 AUDUSD 0.9386-0.9878 AUDYEN 72.03-75.89


この1週間の豪ドルは“大きく下げてやや戻す展開”だった。
引き続き欧州債務問題に振り回された1週間であった。先週は財政目標未達を理由に一時ギリシャを離れていたトロイカ調査団が再びギリシャに戻って調査を開始したり、フィンランド・独でEFSF(欧州金融安定ファシリティー)規模拡充法案がそれぞれ可決されるなど一定の進展も見られたが、不安払拭には程遠い状況であった。
先週金曜日のニューヨーク市場では“コダック社破産法申請か”の報からNY株価も大幅下落し、ユーロ/ドル1.33台後半、豪ドル/ドル0.96台半ば、豪ドル円74円台半ばの安値圏で越週した。

今週になってからもギリシャが2日に承認した2012年予算案で2011年、2012年ともに財政赤字削減目標を達成できないとの見通しが明らかになり、EFSF機能拡充問題や民間セクターの関与問題なども依然として不透明感強く、またスロバキアは未だEFSF拡充法案を批准していないなどリスク回避の動きが活発で、今週火曜日にはユーロ/ドル1.31台半ば、豪ドル/ドル0.93台後半、豪/ドル円72円近辺の安値まで続落した。
その後フィナンシャルタイムズの記事でEU各国が協力して欧州銀行に資金を注入すると伝えられ相場は反発。

ムーディーズがイタリア国債を3段階格下げしたにもかかわらず、ショートカバーも手伝ってユーロ/ドル1.33台後半に反発。
また豪ドルは昨日発表された8月の小売売上高が+0.6%と前月に続いて予想を上回る堅調であったことにもサポートされて0.96台まで、豪ドル/円も74円台まで値を戻している。

豪ドル見通し

向う1週間の予想レンジ :
 AUDUSD 0.9500−0.9900  AUDYEN 72.50-76.50

向う半年の予想レンジ : 
 AUDUSD 0.90-1.10  AUDYEN 70.00-95.00

足元のセンチメント― 徐々に底入れ
足元の予想― 依然不安定だが徐々に押し目買い/買い戻し優勢に

市場はまさにSafe Haven通貨と非Safe Haven通貨のせめぎ合いである。
その意味では先週から今週にかけても“催促相場”が続き、主要国の株価(日、欧、米、豪、中国など)は軒並み年初来安値を付け、また商品相場(CRB)も今年初めて300を割り込んだ。
また今週初には非Safe Haven通貨であるユーロ/ドルが一時最安値1.31台半ば、ユーロ/円が100円台後半、豪ドル/ドルが0.93台後半、豪ドル/円が72円近辺まで値を下げて、先週月曜日(26日)の「下ヒゲ」水準を下抜けしたのが印象的であった。

先週はトロイカ調査団が再びギリシャに戻り、またフィンランドやドイツでEFSF拡充法案が可決されるなど一定の前進を見たが、市場の催促相場を満足させるには至らず。
今週も月曜日のEU財務相会談でEFSF拡充策、民間セクター関与問題、欧州銀行の資本増強など多くの議論がなされた模様であるが、何一つ満足な結果が得られたわけではない。つまりギリシャ問題一つにしても簡単に結論が出ない訳だ。トロイカ調査団の調査結果が出るのは10月も月央以降との話。更にギリシャは2011、2012年財政赤字予想を出しているが、両年共に財政目標を達成しない見込みであり、ギリシャ国内では緊縮財政反対のストライキが多発するなど依然問題山積である。

また火曜日にはムーディーズがイタリアの国債格付けを3ノッチ引き下げてA2にすることを発表し、「トリプルAより下の国は更なる格下げの可能性がある」と警告しているのは不気味。

資金調達難から経営困難が取り沙汰されるベルギーに本拠を置く欧州有数の公的金融機関であるDexiaに対しては、仏とベルギー両政府が支援を約束しているが、同行は2008年に両国政府が既に救済の手を差し伸べており、また今回は欧州銀行に対するストレステスト実施後たかだか3カ月程度での問題発覚である点、更に銀行のバランスシート悪化はDexiaの問題に留まらないなど、やはり欧州問題のしわ寄せは銀行に来ると言うことであろう。本日にも発表されるDexia解決策の内容を注視したい。

また本日のECB理事会では、12月で退任するトリシェ総裁が置き土産として利下げを発表するとの観測があるが、むしろ“空気が読めずに”行われた今年の2回にわたる利上げ(4月、7月)の謝罪会見になるのではなかろうか。
いや、やはりインフレ率が3%に上昇しており、先見の明を自画自賛しておしまいか。
いずれにしても欧州問題で市場が催促しているのは“意見の統一”と“クイックアクション”であろう。具体的にはギリシャへの80億ユーロ追加支援確定もさることながら、その前に@ヘアカットを含むギリシャ債務の再編とA欧州銀行への資本増強政策を時限付きで明らかにすべきであろう。
当地アナリスト分析など見ても、欧州問題は長引くにつれ日を追うごとに悲観的見方が伝染拡大しているように思える。

悲観的見方の伝染から世界的に株価が更に下落し、資産価値が失われて経済活動が委縮するという負のスパイラルが起これば、世界景気の二番底が現実味を帯びてくる。
ショート攻めの好きなヘッジファンドならずとも、我々でもいい加減に欧州問題解決の進捗の遅さにイライラし始めている。ベアマーケット大好き人間もそろそろ明るいニュースが欲しいのではなかろうか?

さて豪ドル、早いものでパリティー下にもぐってから既に2週間が経過した。
欧州問題に加えて、下の<OZ NOW>で述べたように11月利下げ観測が高まっており、豪ドルも簡単にはパリティー上に戻らないであろう。
ただ今週発表された8月の諸指標(貿易収支、住宅建設許可件数、小売売上高)はいずれも強い数字であり、2,3カ月前の豪ドルブルセンチメント時であれば、更に豪ドル押し上げとなった内容であった。

またRBAの次なるステップについても、当地エコノミストの見方は依然として、利上げ・利下げの見方に二分されている。
因みにFinancial ReviewがQuarterlyに実施する著名エコノミスト20人の今後3カ月、6カ月後の豪ドル及びオフィシャルキャッシュレートの予想は平均値が豪ドル/ドル3カ月先 1.04(レンジ0.93-1.12)、6カ月先 1.04(レンジ0.95-1.12)であり、金利は3カ月先4.75(レンジ4.50-4.75)、6カ月先 4.75(レンジ4.00-5.00)と、豪ドルは意外に堅調を見ており、また金利も金利フューチャープライス程は下を見ていない。
(金利フューチャーは向こう1年で1.60%の利下げを織り込んでいる)

また豪ドル需給との関連で言えば、例年年末に向けて来年度の鉱山資源価格の大筋が決まるために、その輸出予約カバーが出ることもあり、豪ドルが堅調推移する傾向にある。
参考までに申し上げると過去10年で第4四半期に豪ドルが明確に大幅下落したのは2008年のリーマンショックのみという結果。
欧州不安=豪ドル下落であるために、他人の土俵の先行きを占うのは困難であるが、希望も含めてそろそろ底値を確認するように思う。

Joe式豪ドル週替わりindex

独自の手法で10項目について豪ドル相場にとっての好悪インパクトをそれぞれ最弱評価から最強評価まで「-10―+10」でランク付けし、現状を総合判断したもの。したがって総合indexは理論的には最弱-100で最強+100となる。Indexが大きくプラス、マイナスに傾いている時がチャンス。
現状分析であり、今後を予測する機能はあまりないが、ポジション造成や閉じる際の参考にはなる。

 

ポイント

今回
index

前回
index

ファンダメンタルズ

良い―Q2GDP +1.4%(予想+0.6%、前回+1.0%前年比)、+1.2%(予想+1.0%、前回-0.9%前期比)
8月貿易収支+3.1bio(予想+2.0bio、前回+1.8bio)、8月住宅建設許可件数+11.4%(予想+1.0%、前回+1.8%)
8月小売売上高+0.6%(予想+0.2%、前回+0.6%)
悪い―8月雇用統計、失業率5.3%(予想5.1%、前回5.1%)、就業者数-9.7千人(予想+10.0千人、前回-100人)

+2

-3

市場センチメント
(リスク値)

NYダウは+131の10,940ドル。本日オフショアでは-38ドル、VIX恐怖指は-3.01の37.81。依然ギリシャ不安根強い欧州懸念一服。

-1

-2

市場ポジション

シカゴIMMのロングはごく少数(9/27付け)。短期筋のポジションはショートやや減る。

+3

+2

商品相場

原油安値75ドルから79ドルに反発、金は1644ドルに反発。CRBは+5.4の298.77。

+2

-2

金利(当局)

10月は金利据え置きも、11月利下げ観測高まる。インフレ見通しを引き下げ。9/21のRBA議事録では中期的インフレ懸念に言及。インフレ懸念を依然持っている。RBAは市場の大幅利下げ観測に懐疑的。

-2

-1

需給

M&Aがらみ豪ドル買い需要、資源関連輸出、しかし中国はじめ景気減速だと需要減も。

+2

+3

テクニカル

10/4の「下ヒゲ」が効いている。ボリンジャーバンド下限から上放れるか?RSIは豪ドル/ドル33%、豪ドル/円35%と一時の25%近辺から戻る。

+3

+1

米ドル強弱

ドルインデックスは79.00と依然強い。

+1

+1

中国関連

今週は国慶節で休場。9月の製造業PMIは51.2(前回50.9)で3カ月ぶりの高値。9月の非製造業PMIは59.3(前回57.6)、中国景気スローダウン懸念、不動産バブル懸念(温首相―高い成長率は困難になる)、8月インフレ指数はやや軟化、言論統制。人民元切り上げ観測。

-2

-3

その他

炭素税不評、資源新税見直し論、与党支持率低下(ギラード支持率30%割る)、豪ドル高弊害論、資源/非資源産業格差論、難民問題

-2

-2

総合index(現状)

買いバイアスに

+6

-6

※チャートはクリックで拡大できます

※チャートはクリックで拡大できます

OZ NOW

RBA 利下げの条件は?

今週のRBA理事会では一部の利下げ予想をよそにRBAは11ヶ月連続の金利据え置きとしたが、市場では11月利下げの思惑が更に高まっている。
11月のRBA理事会は11月1日(火)に開催されるが、11月1日は豪州で最大の競馬レース“メルボルンカップ”が毎年開催される日である。全国にあるTABと呼ばれる馬券売り場には長蛇の列ができ、このレースだけはお祭り気分で競馬に興味のない人でも老若男女が馬券を買うのである。

ただ今回は金融街の賭け屋(レースから相場まで何でも賭けられる)ではメルボルンカップよりも“11月1日に利下げがあるかないか”で盛り上がりそうである。
というのは今回のRBAの声明文の内容が前回よりハト派的であるからだ。つまり8月の声明では「現在の金融政策維持が賢明」とだけ述べているのに対して今回は「インフレ状況が改善していることから、必要とあれば金融政策からのサポートを実施できる」と述べているためだ。利下げ派はこの声明をもって11月利上げ観測を強めている。
実際に金利先物市場では来月の25bpの利下げを完全に織り込み、また向う1年間で1.6%の利下げを織り込んだ状態となっている。

ただ当地のエコノミストの見方は依然として次の一手が利上げか利下げかで分かれているのが現状。利上げ派と言ってもさすがに年内利上げを読む向きはおらず年内は据え置きと見るものがほとんど。更に来年の利上げ予想にしても“欧州債務危機が軽減すれば”という但し書きが着く。
またRBAの声明でも「今後の国内外の諸状況を勘案した上での決断」と明言しており、特に以下3点が重なる場合には利下げの可能性が高まろう。

  1. 来週13日(木)に発表される9月雇用統計が不冴。
    今年の4月に4.9%であった失業率は7月に5.1%に、8月に5.3%に上昇したが、9月に再び5.3%またはそれ以上となり、また2ヶ月連続で減少した就業者数が9月も低調であれば利下げの対象となる。

  2. 10月23日(水)に発表される第3四半期の消費者物価指数(基調)が2〜3%のターゲットの中間程度に落ち着くこと。

  3. 向う一ヶ月で欧州債務不安が緩和しない場合。

この3つの中でもやはりRBAにとって一番気になるのは2番目の第3四半期CPIであり、大いにその結果に注目すべきであろう。
いずれにしてもRBAが既に金融緩和バイアスに移行したと考えるのは時期尚早で、従来ややタイト気味であったスタンスをニュートラルに戻したと言うべきであろう。
11月に利下げをするとすればリーマンショックの後2009年4月に3.0%の史上最低レベルに下げて以来であり、また最後の利上げを行った昨年の11月から丸1年周年での利下げということになる。

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