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マーケットビュー

木曜 津田穣のG´Day! (グダイ!) 豪ドルレポート 豪州からホットな最新情報をお届け

まさに豪ドルの通貨特性オンパレードの動き!

更新日:2011年7月14日

豪ドルここまでのレビュー

先週から今週にかけて(7/7-7/14)のレンジ: 
AUDUSD 1.0524-1.0793 AUDYEN 83.10-87.72

この1週間の豪ドルドルの動きは“下げて大幅上昇”、豪ドル円は“大幅に下げて小戻し”。豪ドルドルが高値圏を回復する一方、米ドル円の78円台への下落を受けて豪ドル円は軟調地合となった。

先週木曜日は、予想より強い豪州6月雇用統計(就業者数は+15千人予想に対して、+23.4千人)と同日のECBによる利上げを受けたユーロドルの上昇(1.43台後半に)にサポートされて豪ドルドルも1.07台後半、豪ドル円87円台後半に上昇したが、金曜日の弱い6月米雇用統計に水を差される形となって伸び悩んだ。

今週週初は、週末に発表されたギラード政権の“炭素税実施要領”に対する警戒感や中国の6月CPIが6.4%と予想を上回る強い数字になったことも豪ドル弱材料と見なされた。 欧州財務相会合におけるギリシャ問題の解決先送りや同国の一部デフォルト容認論、更にはイタリアやアイルランド財政問題の不透明感からユーロは火曜日には1.38台前半に急落し、豪ドルドルも1.05台前半に下落した。豪ドル円は火曜日早朝のシドニー市場で米ドル円が78円台半ばに急落したことを背景に、一時83円台前半に突っ込んだ。

しかし昨日は発表された中国の第二四半期GDPが+9.5%と予想値+9.3%を上回り、その他の指標(鉱工業生産、小売売上高)も総じて堅調であったことから豪ドル買い戻しが活発化した。また昨日はフィッチによるギリシャの格下げ(デフォルト対象となるCCC格付け)があったが、同時にイタリアは“財政目標を堅持する限り債務は持続可能”との発表もあり、欧州懸念には一服感が出始めた。

NYタイムのバーナンキFRB議長の半年に一度の議会証言は財政問題、米経済に関していずれも楽観的論調見られず、むしろ“必要とあれば追加緩和を示唆した”部分に市場は反応して “ドル売り/通貨買い”が活発化し、ユーロは1.42台後半まで反発し、豪ドルも一時1.08近辺まで値を飛ばした。 豪ドル円は米ドル円の軟調と相殺し合いながら84円前半から85円台前半での揉み合いとなった。

豪ドル見通し

向う1週間の予想レンジ :
AUDUSD 1.0550-1.0850  AUDYEN 83.00-87.00
向う半年の予想レンジ : 
AUDUSD 0.93-1.13  AUDYEN 78.00-98.00

足元のセンチメント―豪ドルドルはブルセンチメント、豪ドル円はベアセンチメント
足元の予想―米ドル円に注目。大幅続落なら豪ドル円も一旦底値割れ。米ドル円が反発すれば豪ドル円も元の85-88円レンジに。豪ドルドルの1.08以上は利食い売り強く依然1.04-1.08中心のレンジ取引との見方

この1週間の豪ドル相場はまさに“投機通貨”の本性をむき出しにした動きであった。今週前半までの動きは、先週の強い豪州6月雇用統計を背景として“コツコツ溜まった豪ドルロング”が欧州不安を材料に落とされた動き。また中国の強いGDP発表を受けて商品相場が大きく反発し、商品通貨豪ドルをサポートした。

そして昨日のバーナンキ議長の議会証言以降は、今度は“豪ドルは米ドルの受け皿”としての側面に脚光があたり、米ドルの対主要通貨下落を受けて対米ドルで1.08近辺まで上昇した。つまり“資源通貨、リスク通貨”として主役を張る局面と、米ドルワイズな動きになった場合の“脇役”という二つの顔があるわけで、現在どちらの顔で舞台に上がっているのかを見極める必要があろう。

私は中期的には(長期的には豪ドル上昇トレンドと思っている)豪ドル反落を見ているが、その主因として米国の出口戦略発動による米ドル反発(豪ドルの脇役化)や中国景気の調整局面入りを考えているが、いかんせん、これらの実現は先送り状態である。 また多少話題になっている米国の本国投資法第二弾(米ドルリパトリ)が実施されれば大きな豪ドル反落要因となろう。

さて欧州問題。たしかにギリシャやイタリアやポルトガルやアイルランドがデフォルトしようが、国自体が消滅する訳ではなく、それがために金融市場が閉鎖されることもないであろう。ただしかし、サブプライムローン証券が世界金融危機の引き金になったように、ジャンク級の劣後国債(今でも誰かが保有しているはず)や金融大量破壊兵器と称されるCDS(クレジットデフォルトスワップ)などのクレジットデリバティブという“毒まんじゅう”が世界中の銀行、そして経済を疲弊させる可能性が排除された訳ではない。

私は信用リスク方面の専門家ではないが、金融危機勃発後3年目を迎えて未だにゼロ金利から脱却できない米国の状況を考えると、今回の毒まんじゅうも軽視できないのかもしれない。

さて、足元の豪ドルドルは再び見慣れたレンジ(1.04-1.08)の上限に差し掛かっている。本日もスワン財務相は「豪ドル高は交易条件改善を反映」と胸を張っているようだが、どうも支持率過去最低に悩むギラード政権の“私も豪ドル同様に強いのよ”というカラ元気であるように見えるのは穿った見方か?

また日本の大震災直後と違って、米景気不安や米国債務上限引き上げ問題などの難問、さらにバーナンキ議長のハト派的証言を背景としての米ドル安であれば、ドル円に対する協調介入は出にくいであろう。まさに“リスク回避の円買いVS 日本の個人投資家の豪ドル円買い”の構図であるが、投機的円買いが“短期勝負”であるのに対して投資家の円投外貨投資は“より長期的視野である”ことを考えると、やはり“下がったところは買い”が正解なのではなかろうか。

また豪ドル円をロングにするにも、豪ドル円を買うよりは、下がったところで米ドル円を先に買い、豪ドルドルは時間差攻撃で将来的に下がったところを買うというオペレーションが良くワークするように思う。 まさにボリンジャバンドそのままに、現在豪ドルドルは足元のレンジの上限近くに、豪ドル円はレンジの下限近くにいるように思う。

Joe式豪ドル週替わりindex

独自の手法で10項目について豪ドル相場にとっての好悪インパクトをそれぞれ最弱評価から最強評価まで「-10―+10」でランク付けし、現状を総合判断したもの。したがって総合indexは理論的には最弱-100で最強+100となる。Indexが大きくプラス、マイナスに傾いている時がチャンス。
現状分析であり、今後を予測する機能はあまりないが、ポジション造成や閉じる際の参考にはなる。

 

ポイント

今回
index

前回
index

ファンダメンタルズ

強い―6月雇用統計、就業者数+23.4千人(予想+15千人、前回-0.5千人)比、失業率4.9%(予想4.9%、前回4.9%)
弱い―6月NAB企業信頼感0(前回+6)、企業景況感2(前回0)、 7月WESTPAC消費者信頼感指数-8.3(前回-2.6)(2008年10月以来の落ち込み)

-1

+2

市場センチメント
(リスク値)

昨日NYダウ反発。VIX恐怖指数は19.91と高い。欧州不安根強いが、一服感も。中国の高いGDPと米国のQE3の思惑でセンチメントミックス

-1

-2

市場ポジション

短期筋の豪ドルショートは減り、若干ロングに

-1

-2

商品相場

原油98ドル台に、金は1585ドルに史上高値更新、CRBは349に上昇

+4

+3

金利(当局)

RBA理事会(7/5)で追加利上げの示唆なし。一部利下げ観測?

-1

-1

需給

M&Aがらみ豪ドル買い需要、鉱山資源輸出増(フォスター買収観測)

+3

+3

テクニカル

豪ドルドルはボリンジャバンドの上限付近、豪ドル円はバンドの下限と“違う顔”。一昨日の「下ヒゲ」効いて昨日は“大陽線”。RSIは豪ドルドル56%、豪ドル円41%。昨日大幅上昇の調整の可能性も

-2

-2

米ドル強弱

ドルインデックス75.12に下落、バーナンキのハト派発言

+4

-2

中国関連

昨日中国のQ2GDP+9.5%と予想を上回り、株価大幅上昇。本日上海総合指数はやや続伸して始まっている。

+3

-2

その他

炭素税不評、資源新税見直し論、与党支持率低下(ギラード支持率30%割る)、豪ドル高弊害論、資源/非資源産業格差

-2

-2

総合index(現状)

買いバイアスに転換

+6

-5

※チャートはクリックで拡大できます

※チャートはクリックで拡大できます

OZ NOW

私の足の下にも天然資源?!

豪農業資源経済局(ABARES)はこのほど、2011/2012年度(先月締め)の豪州産一次産品(鉱物・金属、エネルギー、農産物)の輸出額を発表したが、前年度比18%増の約2,560億ドルと過去最高を記録する見込みとなった。 一次産品のうち最大の鉱物・金属の輸出額は、主に鉄鉱石と製鉄原料炭の価格上昇を背景に17%増の1,300億ドルで、商品別では鉄鉱石が17%増の653億ドル、原料炭が31%増の417億ドル、金が33%増の181億ドル、アルミナ(酸化アルミニウム)が32%増の71億ドルなど。

エネルギーも25%増の890億ドルで発電用の燃料炭が31%増の183億ドル、原油が20%増の138億ドル、液化天然ガス(LNG)が4%増の100億ドルなど。 鉱物・金属とエネルギーを合わせた鉱業部門全体の輸出額は20%増の2,180億ドル。 一方、農産品の輸出額は7%増の341億ドルとなる見通しで主力の小麦が13%増の62億ドル、牛肉が2%減の42億ドル、羊毛が1%増の30億ドル、綿花が55%増の24億ドル、乳製品が2%減の23億ドルなど。

ところで、“地下に大量の石炭が眠る!”シドニーの市街地で、新たな天然ガス供給源として期待が高まる炭層ガスの開発計画が浮上している。炭層ガスとは地下の石炭層にふくまれるメタンガスでエネルギー源としての利用開始は比較的最近だが、Qld(クイーンズランド)州では発電燃料などに本格的に利用されている他、NSW(ニューサウスウェールズ)州でも開発が進んでいる。

探鉱の計画が持ち上がっているのはシドニー市街中心から南西に5キロ離れたセント・ピーターズにある運河沿いの産業用地で、炭層ガスの探鉱・開発を手掛けるダート・エナジー社が早ければ今年9月にはボーリング調査を行い、来年初めには試験掘りを始める計画とのこと。ダート・エナジー社は既にシドニー都市圏のほぼ全域を含む広範囲の探鉱権を有しており、現在州政府による認可が停止しているため探鉱は遅れているが、5年以内には生産を軌道に乗せたいとしている。 同社幹部は「誰の庭でも見境なく掘り返すと言う訳ではなく、住宅地から可能な限り離れた産業用地での小規模開発にとどめる」としているが、環境保護政党グリーンズ(緑の党)は「シドニー中の空き地を炭層ガス井だらけにしてはいけない」と更に1年間の認可停止を求めている。

資源豊富な国で、なにもシドニーを掘り返さなくても?と思うが、莫大な投資が必要な海底油田・ガス田開発に比べて、炭層ガスは比較的短期間・小規模の開発で済むらしい。 スワン財務相は本日も「豪ドル高は交易条件を反映したもの」と発言しているが、商品相場が堅調なうちは豪ドル高にも目を瞑るのであろう。 ただ資源ブームに頼りきる豪州経済に危うさを感じるのも事実。

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