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  5. 津田穣のG´Day! (グダイ!) 豪ドルレポート

マーケットビュー

木曜 津田穣のG´Day! (グダイ!) 豪ドルレポート 豪州からホットな最新情報をお届け

ゴールデンウィーク期間中の「マーケットビュー」掲載予定について
4月末から5月上旬のゴールデンウィーク中、誠に勝手ながら『マーケットビュー』は以下のスケジュールで掲載させていただきます。 何卒よろしくお願いいたします。

日付

掲載

ご執筆者

4月25日(月)

野村雅道氏

4月26日(火)

和田仁志氏

4月27日(水)

山中康司氏

4月28日(木)

津田穣氏

4月29日(金)

×

5月2日(月)

野村雅道氏、当社社員

5月3日(火)

×

5月4日(水)

×

5月5日(木)

×

5月6日(金)

津田穣氏、松崎美子氏

※「○」は掲載日、「×」は掲載をしない日となります。

1.10で取り敢えず達成感

更新日:2011年5月6日

豪ドルここまでのレビュー

この1週間(4/28-5/6)のレンジ 
  AUDUSD 1.0535-1.1010 AUDYEN 84.31-89.57

この一週間豪ドルは“高値更新後大幅下落”となった。前半は米ドルの全面地合となった。ドルスイス0.85台の史上安値、豪ドルは1.10の変動相場制移行後の高値、ドルカナダは0.94台と3年半ぶりの安値など、いわば米ドル独歩安でドルインデックスは2008年7月以来の安値72台まで下げた。

この間豪ドル円は豪ドルの上昇とドル円の下落が相殺し合いながらも88〜89円台と堅調推移した。しかしながら、小職ならずともドル売りポジションの記録的な積み上がりは市場参加者の周知であり、今週後半、特に昨日になって、かなりのoverboughtであった豪ドル、ユーロなどのリスク通貨が一気に売り戻される展開となった。

イベント、材料の多い1週間であった。先週木曜早朝のFOMC結果発表に始まり、米国の第一四半期GDP、今週に入って米軍によるビン・ラディン殺害、RBA理事会、ポルトガルへの救済策決定、そして昨日のECB理事会。今週初に向けては先週のFOMCで米国金融緩和策の継続が確認されたことと弱い第一四半期GDPを受けてドル安が進行。しかしビン・ラディン殺害に関連して報復テロ懸念が世界的に強まり、加えて今週発表された欧米の経済諸指標が軟調であり、世界的に景気回復が鈍化しているとの見方がリスク回避の動きを誘う結果となった。

また昨日は注目のECB理事会後のトリシェ総裁の会見で“冒頭の強いインフレ懸念文言が除外されたこと”から6月利上げ観測が後退したこと、及び“強いドルが重要とのFRB議長発言に同意”との発言からユーロが大幅に下落した(1.49近辺から1.45近辺に)。

一方、豪州国内でも月曜日に豪ドルは1.10のテクニカルポイントを達成していただけに、火曜日のRBA理事会で早期利上げを示唆する文言が見られなかったことから徐々に利食いの売りが活発化した。昨日は豪州経済のアキレス腱とも言える“弱い個人消費”を裏書きするかのように、発表された3月の小売売上高が-0.5%(予想+0.5%、前回+0.5%)と弱かったことから豪ドルは軟化した。

欧州市場に入ってからはECB理事会後のユーロ急落にフォローし、原油や金価格の大幅下落に同調しながら1.05台前半、84円台前半まで大幅値を崩した。その後、本日発表されたRBAの“四半期金融政策報告書”で今年後半から来年にかけてのインフレ見通しが上方修正されたこと(2.75%→3.0%)から1.07台、86円台に小反発している。

豪ドル見通し

向う1週間の予想レンジ AUDUSD 1.0450-1.0850  AUDYEN 84.00-88.00
  向う半年の予想レンジ AUDUSD 0.95-1.15  AUDYEN 80.00-100.00

足元のセンチメント―ややベアセンチメント。大幅下落の後で買い戻しに慎重。
足元の予想―戻り売りと下値での押し目買いの揉み合い。

豪ドルは1.10、90円で今年の天井を見たか?ずるい回答かもしれないが「天井を見たかどうかは分からないが、床もそんなに遠くない」と答えたい。

豪ドル相場の特徴として「コツコツ、ドスンの法則」と申し上げた。これは、豪ドル相場は平時には“コツコツ”と上昇し、何か有事が発生すると“ドスン”と落ちるという意味であるが、この“ドスン”は何も青天の霹靂(ヘキレキ)であるとんでもない有事のみならず、ポジション調整によっても起こりうる。その意味では前号で“実が熟すまで柿は落ちない”とタイトルしたが、今週は柿もかなり熟していたということであろう。

しかし他のブログでも数週間前から「高値達成後反落」との予想を繰り返してきたが、毎週言っていればいつかは当たるものである。シカゴIMMの9万枚の豪ドルロングコントラクトにRSIの80%以上という客観的事実から見れば、短期筋の市場ポジションはかなりパンパンの豪ドルロングであったことは間違いなく、上記諸材料がポジション調整を促し、商品相場の反落とシンクロナイズして下落したと言うことであろう。

史上高値に湧く豪ドルで、当地の通貨アナリストの中でもブル派は1.30などというレベルを口にしているが、ただ実際当地に住んでいると海外の見方との温度差を感じることも多い。

豪ドル動向を見る上で、欧州ソブリンリスク(ポルトガル救済で片付いた訳ではない)や地政学的懸念もさることながら今後の最大のポイントはやはり米経済・米国金融政策の行方にあると思う。

第一四半期の米国GDPはじめ諸指標が軟調であることは予測できたことであるが、はたして4月以降の諸指標が改善されるか?

またドル安局面ではハト派の権化であるバーナンキ議長及びその一派のコメントのみがクローズアップされていたが、ここに来て再びタカ派のFRB当局者のコメントが目につきだした。世界金融危機の震源地である米国の金融当局者が引き締め転換に消極的になるのは分かるが、今後の経済状況いかんではいつ出口戦略に舵を切っても不思議ではなく、その時には豪ドルのトレンドにも変化が訪れよう。

豪州国内でもイベントが続く。今週のRBA理事会に本日のRBA四半期金融政策報告書ときたが、来週は10日(火)に連邦予算案発表、12(木)に4月雇用統計発表、そして6月初には第一四半期GDPが発表される。諸外国から見れば、“資源ブームに沸く豪州”と一くくりされがちだが、当地では資源・非資源産業の“産業の二重構造化(格差)の弊害”が毎日のように紙上をにぎわせているし、国民は貯蓄率を高めて個人消費を控えめにしている。

また連邦予算案では緊縮財政が前面に出されようが、これに関連して国民に負担を強いる炭素税や鉱物資源利用税(MRRT)導入(いずれも来年7月導入予定)問題から与党労働党の支持率が低下しているなど、国内にも問題山積の状態である。

また50年来の交易条件の改善が景気の牽引車となっており、スワン財務相自ら「中期的に見て豪州経済は非常に強い」と本日も発言しているが、それには“中国はじめアジア経済が失速しない限り”という但し書きが付くであろう。

また豪州産業連盟(AI :Australian Industry Group)は財務相とRBAに対して、“介入も一つのオプション”として、競争力回復のための豪ドル高阻止を要請している。

ただ今回ある程度調整された豪ドルであるが、足元大きく崩れる地合にはないと思う。下記OZ NOWにも書いたが今年になってからアジア各国の中銀が豪ドルを積極的に買っているという。理由は外貨準備における通貨分散投資の一環とのことであるが、中銀も一般投資家同様に豪ドルの持つメリットは無視できないのであろう。

係る中銀を含む世界の投資家需要による押し目買いが下値をサポートしよう。

Joe式豪ドル週替わりindex

独自の手法で10項目を豪ドルにとって最弱評価から最強評価まで「-10―+10」で分類し、現状を総合判断したもの。したがって総合indexは理論的には最弱-100で最強+100となる。Indexが大きくプラス、マイナスに傾いている時がチャンス
現状分析であり、今後を予測する機能はあまりないが、ポジション造成や閉じる際の参考にはなる。

 

ポイント

今回
index

前回
index

ファンダメンタルズ

3月小売売上高が-0.5%(予想+0.5%)と5カ月ぶりの低水準。3月住宅建設許可は+9.1%(予想+5.0%)と高かったが、こちらは月次の変動が元々激しい

-2

+4

市場センチメント
(リスク値)

株価大幅下落、VIX指数上昇、リスク回避の動き活発

-4

+4

市場ポジション

短期筋の豪ドルロングはほぼ解消、しかし根っこはまだロング多い

-2

-5

商品相場

原油、金など大幅下落

-3

+3

金利(当局)

RBA理事会で追加利上げの示唆なし。しかし本日発表の四半期金融報告書では先行きインフレリスク上昇予想

-1

+2

需給

M&A(カナダのバリック・ゴールドの豪州銅山買収)、鉱山資源

+3

+3

テクニカル

RSI 豪ドルドル53%、豪ドル円はoversoldの43%に急落。豪ドル円はボリンジャバンド一旦下抜けして戻し。本日はここまで陽線だが「当て線」「入り首線」であれば、更に続落も。しかし足元は調整戻り暗示

+2

-2

米ドル強弱

ドルインデックス73.1→74.1

-2

+3

中国関連

依然引き締め観測高い

-1

+2

その他

炭素税、資源新税問題、与党支持率低下、豪ドル高弊害論

-2

-2

総合index

売りバイアスに転換

-12

+12

※チャートはクリックで拡大できます

※チャートはクリックで拡大できます

OZ NOW

アジア中銀の豪ドル買い活発化

豪ドルは4月に入ってから6%以上、また今年に入ってから7%以上対ドルで上昇している。 豪ドルは先日29年ぶりに変動相場制移行後の高値 1豪ドル=1.10米ドルまで上昇したが、今年に入ってから、特に4月の豪ドル高に一役買っているのがアジア各国中銀による豪ドル買いであるとの指摘がある。

その背景は外貨準備の通貨分散であり、理由は一般投資家と同じ商品価格の上昇や高金利に向かう投資選好であるが、更に最近米ドルの減価傾向が顕著になったことも豪ドル買いに拍車をかけた。

一般にアジアの中銀は自国通貨の対米ドルペッグを維持し、自国通貨の上昇速度をチェックするためにドル買い介入を行い、その結果自然にドルの外貨準備が蓄積する。しかし、米ドル先安観が根強い中、この米ドルリザーブを他通貨にシフトすることを積極的に行っている。

昨年末にロシア中銀は“外貨準備の幾らかを豪ドルにシフトする可能性があり、カナダドルは既に購入している”と発言している。

当地アナリストによるとアジア各国は4月に合計でUS$100bio以上外貨準備を増やしたが、この動きは3月のG7協調介入以来強まったと指摘する。

外貨準備構成通貨は歴史的に米ドル、ユーロ、円、ポンド、スイスフランであるが、IMFによると2009〜2010年にかけて、外貨準備における豪ドルを含む非伝統的通貨の額は従来の倍以上になったという。

また2008年の世界金融危機以来、アジア諸国の外貨準備は大幅に増加しており、韓国はUS$100bio増えて現在US$298.6bio、インドネシアは倍以上のUS$105.7bio、中国はUS$1tril増えて現在世界最大のUS$3.05trilとなっている。

そして上記のように溜まった米ドルのリサイクル手段として豪ドルなどに通貨分散することになる。

豪ドルが好まれる理由は、一般投資家同様に商品相場高や堅調な国内経済や、ステディーなソブリンレーティングに対するレバレッジ作用ということになる。

一方中銀は、短期投資家と異なり、頻繁に外貨準備通貨を入れ替えることをせず、長期間保有が前提となるため、今後米ドル下落が続くのであれば、更に豪ドル買いを進める可能性がある。

しかしながら、他方ではアジア各国の外貨準備の増加傾向に陰りが見られると言う兆候もある。

先週中国人民銀行は人民元を1993年以降、最高値である6.4905まで上昇させ、またインドネシアルピーは2004年以来の高値に、また韓国ウオンも2008年以来の高値となるなど、各国ともインフレ圧力抑制のために、ある程度自国通貨高を容認している可能性がある。

これは即ち介入による米ドル買いポジション増加のスローダウンを意味し、そのリサイクルとして豪ドル買いも従来ほど活発なものとはならないかもしれない。

今後アジア各国中銀による豪ドル買いが継続するか?足元、米ドル先安観が高く、通貨分散が更に進む可能性があるが、一方インフレ懸念が更に高まれば、ある程度の自国通貨高政策にシフトする可能性があり、今後米ドルの下落トレンドが転換することになれば、アジア各国中銀の通貨分散政策にも大きな変化が訪れる可能性もあろう。

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