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マーケットビュー

月曜 野村雅道の今週注目!の経済指標 マーケットが注目する指標を大胆解析

「円高と世界的株安は日銀やFRBへの催促相場となろう」
(中国・ギリシャ・トルコ・朝鮮半島、ジャクソンホール、フィッシャー副議長、月末週、月例経済報告、米GDP確定、独IFOなどに注目)

更新日:2015年8月24日

8月24日(月)−8月28日(金)

今週の予想:
ドル円=119-124、ユーロドル=1.11-1.16、ユーロ円=136-141

全体

主要15か国の株価番付では利上げ観測のある英国FTが11位、米国ダウが12位と弱くマイナス圏である。少々の利上げにも耐えられないような状況で利上げをしてもいいのだろうか。株価対策は日銀やFRBのミッションではないが、円高や世界同時株安を放置すればデフレへ近づいていくだろう。今週は中国・ギリシャ・トルコ・朝鮮半島と海外要因で振らされるが、日本株は海外要因には弱い歴史がある。

米ドル=「利上げ観測に耐えられない米国株価がデフレを招く」

米金利が低下し、米国株価が中国や日本より下落している中で、FOMC議事録では利上げ観測がやや後退した。それでもセントルイス連銀ブラード総裁は世界成長をめぐる市場の弱い見通しには同意しないとし、引き続き利上げを支持する姿勢を明示した。フィッシャーFRB副総裁が8月29日にジャクソンホールで予定している講演で、9月利上げに関する手掛かりを示すかどうか注目されている。
またFOMC議事録では、いつになく海外情勢に触れている。そこからは海外要因も考慮する姿勢もうかがえる。米ドルにも言及している。ドルの強弱の良し悪しは言わないが、ドル高が成長率を抑制しているとの表現は使っている。少々の利上げ観測に耐えられない株価も不安であり、やや立ち直った感のあるユーロが買われドルが売られがちとなってきた。 今週は上方修正されるとみられる2Q・GDPが発表される。

ユーロ=「米英利上げ観測後退で先週は上昇した」

ユーロ圏内の事象より米国FOMC議事録が予想よりタカ派でなかったことから、ドルが売られてユーロが買われ、先週ユーロはスイスに次いで強い通貨となった。ユーロ圏内指標では2Q・GDPを無難にこなし、7月製造業PMIも若干の改善を見せた。英米の利上げ観測後退がユーロを押し上げた。
独連銀月報では今年後半の独経済は消費拡大や輸出増加を受けて力強い成長を維持するものの、世界経済の見通しは中国経済急減速のリスクの高まりによって不透明になっていると指摘した。独国内での実質所得の大幅な拡大、ユーロ圏の回復、ユーロ安、主要貿易相手の米英の成長加速から独経済が恩恵を享受するとの予想し、「国内外の需要をけん引役に、比較的強い成長」が見込まれるとした。ギリシャについても、支援や観光収入などにより経済が緩やかに回復していくと楽観的な見方を示した。ギリシャ・チプラス首相は辞任を表明、おそらく総選挙となるが、推定されていたことであり、政権与党SYRIZAから25名の離党者が出て新党を設立したが、今のところまだSYRIZAが優勢にようである。政権与党にチプラス首相の政策に反対するものが出たことでの総選挙であり、筋としては驚くべきことでもない。

英ポンド=「米国同様に利上げ観測後退」

8月6日のスーパーサーズデーでカーニー総裁がインフレが当分は弱いとの見通しを示して以来、195円を上抜けないようになった。またギリシャ問題が一旦解決し、2Q・GDPや製造業PMIも無難のこなしたユーロが上昇、対価としてポンドが売られていることもある。
金融政策委員会採決では1人を除き全員が、物価上昇圧力は直ちに利上げをするほど強くはないとの見解で一致したことでポンドは下落、また世界でこれだけ株価が下落すれば米国ともに利上げ観測が後退する思惑もある。
英中銀フォーブス金融政策委員は、英国経済は底堅いが世界的に物価には下押し圧力が強いとして、利上げ時期を判断することの難しさを強調した。フォーブス委員は、利上げの詳細な時期は事前に予測することができないとするカーニー中銀総裁の意見を繰り返した。英中銀は最近のポンド値上がりや原油価格の再下落により、物価下押し圧力は少なくとも来年の半ばまで続くとしている。

人民元=「財新中国製造業PMIが2008年の金融危機以来の低い水準に」

中国は株価急落を抑制するためにあの手この手を尽くしている。資金供給や公的機関の買い支えの他に規則に違反して上場企業株式の保有を減らした株主を厳格に処罰する方針を示し、すでに52件の疑わしいケースについて調査を開始した。中国当局は6月中旬に始まった株式市場の下落に歯止めをかける狙いで、保有率が5%以上の株主による保有株売却を禁止している。それにもかかわらず先週上海株価指数は製造業PMIの悪化もあり、週間で11.54%下落し、世界同時株下げを主導した。
国内外の需要がともに弱まり生産活動の足かせとなり、在庫が積み増しされた。労働力需要も2009年1月以来の低水準で、景気回復の兆しはまだ見えない。また、状況打開には中国政府が金融緩和や財政支援を実施する必要があるとして、今週にも0.25ポイントの利下げと1ポイントの預金準備率引き下げを実施するとみられている。

豪ドル=
「9月初旬までは中国の指標・株価に影響されよう。今週RBA総裁発言あり」

RBA声明での豪ドル下落文言削除で下げ止まった豪ドル円も中国景気減速と資源価格の下落で先週は2%下げで90円を割り込んだ。豪株価も下落した。18日に公表されたRBA議事録では経済成長を支援するため緩和策が依然として適切だと指摘され、通貨下落が鉱業への投資主導型経済からのシフトを後押ししているとの認識が示された。またここ数カ月にわたり経済活動は全般に一層ポジティブとなっている。豪ドルがさらに下落すれば、純輸出改善を通じて経済に刺激を与えるとの見通しを示した。ただ9月初旬の豪国内指標発表までは中国の指標や上海株価動向に左右されよう。
中国人民元の基準値設定方法変更については、ロウRBA副総裁は、予測困難な事態の連鎖反応が起きる可能性があるとして注視していることを明らかにした。中国景気減速を受けた動きであればネガティブな材料になる一方、これまでの相場上昇の巻き戻しで市場自由化に向けた動きであればポジティブな材料になる可能性があると指摘した。
今のところ雇用者の伸びや小売売上、住宅投資は力強い。

NZドル=「ミルク価格下げ止まるも、上海株下げもあり横ばいにとどまる」

先週は中国景気速、世界株安の中でも、こじっかり推移した。乳製品価格の反発やロシアのNZ産乳製品の輸入再開も好感された。キー首相が7月下旬に(過去1年間で25%下落したNZドルについて)「下落のペースが予想より速かったと発言」してから下げ止まっている。ただ年間通貨番付11通貨中では10位でまだまだ弱い。経済指標も弱い。2Q失業率は1Qより1ポイント悪化、2Q小売売上冴えず、2Q製造業PMIも冴えなかった。また2Q・CPIも弱くインフレは低下したままで中銀は金融緩和を維持するだろう。震災復興需要のあった建設業も伸び悩んでいる。望みは移民の需要で民間消費は伸びていることだ。また財政状況は良く来年度の財政は黒字化を目標としている。

南アランド=「今週は2Q・GDPの発表、中国景気減速・資源安の影響でるか」

今週は2Q・GDPの発表である。中国景気減速・資源安の影響でるか。今年の成長予想は2%であるが、新興国としては低すぎるし、さらに下方修正される可能性もある。一方7月CPIはインフレ懸念を残した。コアCPIの5.4%は高い。電力不足で電気料金の値上げも効いている。既に中銀は今年利上げを行ったが再利上げの予想も出ている。さらに中銀総裁はタカ派である。中国は南アの貿易相手国では輸出入ともに第一位である。
プラチナ鉱山会社のロンミンやグレンコアが人員削減を計画している。15年度財政赤字目標は2.5%で14年の3.9%から改善したことで格付け各社は格付けを現状維持としている。中国との通貨スワップを締結している。原油は輸入国であり、原油下落の悪影響はない。

トルコリラ=「年間では対ドルで24%、対円で18%下落」

連立政権樹立ならず、11月1日の今年2度目の総選挙が決定した。一応与党の思惑通りであるが、その通り実現できるだろうか。現在、ISやPKK(クルド人の非合法武装組織のクルディスタン労働者党)との戦いとなっていることを踏まえて愛国心が高まれば、与党に票が集まるといった思惑である。
米国は、トルコのISへの攻撃が不十分として不満を漏らしている。国内でのテロ事件も報道されているが、いざとなれば米国が出てくることは考えられる。
先週の政策金利は7.5%で据え置かれた。インフレが6%台とやや低下していたからである。中銀は依然インフレを警戒しているが、政権からは利下げ要求が常にある。今年のトルコリラは対ドルで 対ドルで24%、対円で18%下落している。政権としては通貨下落で3Qに輸出が伸びることを期待している。先週は8月20日に久々に長い下ヒゲが出た。ただ翌日はまた陰線と心もとない。四重苦(IS、PKK、連立ならず、インフレ懸念)はまだ晴れない。
なお、ECBはトルコの銀行システムは今後、急速な与信の拡大を抑える必要があるとの見方を示した。もちろん拘束力はないが、ECBはEUに加盟する可能性のある国の銀行について調査報告書を公表している。

 

【今週の注目経済指標】

8/25
(火)

(独)GDP・確報、IFO景況指数
(香港)貿易収支
(南ア)GDP
(米)住宅価格指数、S&P/ケース・シラー住宅価格指数、新築住宅販売件数、消費者信頼感指数、リッチモンド連銀製造業指数 

8/26
(水)

(NZ)貿易収支
(豪)スティーブンスRBA総裁あいさつ
(日)月例経済報告
(米)耐久財受注

8/27
(木)

(スイス)鉱工業生産
(南ア)生産者物価指数
(米)GDP・改定値、新規失業保険申請件数、中古住宅販売成約、米カンザスシティー連銀主催の経済シンポジウム(米ワイオミング州、ジャクソンホールにて、29日まで)

8/28
(金)

(日)失業率、消費者物価指数
(中)工業利益
(仏)生産者物価指数
(スイス)GDP
(英)GDP・改定値
(独)消費者物価指数
(米)個人所得、個人支出、PCEデフレーター、ミシガン大消費者信頼感指数・確報値 

8/29
(土)

(米)フィッシャーFRB副議長(米国のインフレについて)

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り ※チャートはクリックで拡大できます

前回の「注目通貨ペア!」

ドル円
南アランド円

【ドル円】 予想レンジ:121-126、2Q・GDPマイナス予測。日銀追加緩和は?7月貿易統計にも注目したい
中国景気減速、世界的株安やFOMC議事要旨でやや利上げ観測が後退し下落。

---先週の予想は以下の通り---

いよいよ本日午前8時50分に4−6月期のGDPの発表がある。前期比−0.5%、前期比年率で−1.8%の予想。マイナス成長の要因は個人消費が低迷していることと輸出が弱いことだ。昨年の消費増税をきっかけに、低所得者層中心に節約志向が広がっている。株高の恩恵を受けている層と節約層に二極化しており、大企業中心の賃上げだけでは、消費の弱さを補えていないようだ。ただここまでの企業収益や株価動向からはなかなか日銀が追加緩和策をとることはないだろう。追加対策をとることは見通しを誤った日銀やアベノミクスの敗北にも思える。人事の変更も出てくることになる。
また7月貿易統計の発表がある。予想は530億円の赤字だが、前年は9,640億円の赤字であったことを考えると大幅な赤字縮小となる。原油価格の下落や川内原発再稼働で原油輸入金額はさらに減少して貿易黒字に戻っていくだろう。それは円高要因である。ただGPIFの外債、外株買いによる円売り、生保などの海外企業買収での円売りがあり、貿易赤字縮小の円買いと拮抗する。
さて人民元相場で通貨安競争が話題になったように、今後のさらなる円安は世界から批判される可能性も出てくるだろう。20世紀の円高のように一気に突き進むことは、資本の円売りや財政赤字など日本の劣化でないだろうがこれまでの円安の勢いは衰えるだろう。また、何か世界のどこかでパニック的事象があってリスク回避の円買いが出ると言われるが、21世紀にはそのような持続的なリスク回避的円買いは起きていない。膨大な貿易黒字がないとそのようなことは起きないだろう。

(テクニカル)「7月9日−8月12日の上昇ラインがサポート出来るか」
ボリバン上限から反落。7月27日−28日の上昇ラインを下抜いた。7月9日−8月12日の上昇ラインがサポート。5日線は横ばい。ボリバン中位よりやや上。週足は3週連続陽線も上ヒゲが長いのが気になるところ。6月1日週−8日週の下降ラインは上抜いている。4月27日週−7月6日週の上昇ラインがサポート。月足は6月−7月の下降ラインを上抜いた。ボリバン上位。6月はボリバン上限に近づいて反落、7月は陽線だが下抜いた5月−6月の上昇ラインを越えられなかった。14年8月−10月の上昇ラインは維持できるのか。
年足は陽線。2012年−13年の上昇ラインに沿い3年連続陽線だが13年−14年の上昇ラインは下抜きそうで抜かなかった。ただまだ要注意。

【南アランド円】 予想レンジ:9.2-10.2、中国減速・資源安でランドが安い。今週CPI、来週GDP
引き続き中国減速・資源安でランドが下落した。

---先週の予想は以下の通り---

(ポイント)
*今週はCPIと小売、来週は2Q・GDPの発表がある
*中国景気減速は中国を貿易相手国の第一位とする南ア経済にとって悪い影響がある
*中銀は利上げを行った。中銀総裁はタカ派である
*資源価格も下落傾向
*6月CPIは予想を下回ったが5月より上回った
*政策金利は予想通り0.25%引き上げられ6.0%となった
*今年の成長率予想は2.0%程度で低い。原因は電力不足
*プラチナ鉱山会社のロンミンは人員削減を計画している
*IMFが再び電力懸念を示唆
*電力料金値上観測もあり、さらにインフレが上昇する懸念がある
*格付けは各社現状維持
*アフリカ大陸自由貿易圏の設立が計画されている
*公務員ストの恐れはある
*炭素税導入を計画(豪は失敗して廃止)
*エスコム社の格下げがあった
*中国との通貨スワップを締結
*原油は輸入国であり、原油下落の悪影響はない
*15年度財政赤字目標は2.5%で14年の3.9%から改善

(トピックス)

(今週は7月CPI、小売売上)
今週は注目の7月CPIが発表される。6月は予想の前年比5.0%を下回る4.7%でああったが5月の4.6%を上回った。その後南ア中銀は政策金利を5.75%から6.0%へ引き上げた。
通貨下落でインフレがあおられる公算が大きいため、1年ぶりに利上げに踏み切った。
インフレ率は中銀が目標とする3−6%のレンジに昨年9月以降とどまっているものの、通貨ランドの下落と今後見込まれる食料品値上がりと電力コスト上昇によってレンジ上限を超える恐れがある。中銀見通しによれば、来年1−3月(第1四半期)に6.9%でピークに達する見込みとした。ハニアフ中銀総裁は「インフレ圧力の高まりやリスクに対処しない場合、インフレ期待の高止まりが固定化する恐れがあり、引き続き段階的な政策正常化への道筋をたどることを決定した。名目賃金の伸びも依然高く、根強いインフレ高進につながっている」と発言している。中銀総裁はタカ派である。 7月CPIは5.0%の予想となっている。原油安の影響はCPIを低下させるかもしれないが、南アCPI上昇の要因は賃金上昇圧力である。
7月小売売上の予想は6月の前年比+2.4%から改善見込みの+3.4%である。

(来週は2Q・GDPの発表)
中国や欧州景気減速を受けて今年の南アの成長率も低い。15年は2%程度の成長率見通しである。新興国としては物足りない。欧州はギリシャ支援問題の合意に達したが、ユーロ圏2Q・GDPは予想に若干届かなかった

(中国の人民元基準値算出方法変更と南ア経済)
8月11日中国人民銀行は、人民元相場の基準となる対ドルの為替レ−トの「基準値」の算出方法を変更すると発表した。人民銀行は市場で取引される人民元の水準を基準値の上下2%以内に制限している。これまでは基準値は銀行から毎朝報告される為替レートをもとに人民銀行が決めていたが、市場の実勢レートとの差が大きかった。8月11日からは、基準値を市場の前日終値などを参考に決め、市場の実勢を反映しやすくした。これに伴い人民銀行は8月11日の基準値を前日から約2%切り下げた。
中国の輸出が人民元安で増加することが予想されるより、それほど中国の輸出が伸びないのかという中国景気減速観測が強まり、南アなどの新興国株や新興国通貨が売られた。
南アの貿易相手国では輸出入ともに中国が第一位であるので中国の一挙手一投足が市場に与える影響は大きい。

(南ア・パテル経済開発相発言)
南ア・パテル経済開発相は、失業の拡大と商品安に見舞われている鉱業部門は「苦境に陥っている」と述べた。鉱業部門は国内総生産(GDP)の約7%を占める。

(テクニカル)「再びボリバン下位へ」
日足はダラダラと下げている。先週は火曜日から4連続陰線。
8月11日−13日の下降ラインに沿う。7月22日−8月7日、7月17日−22日週の下降ラインが上値抵抗。5日線下向き。ボリバン下限。
6月22日週からの週足は6週連続陽線でも伸びなかった。6月22日週−7月13日週の下降ラインが上値抵抗。ボリバン下限。
月足は14年2月−10月の上昇ラインは下抜いた。14年12月−15年5月の下降ラインが上値抵抗。7月は陰線。
年足は06年−08年の下降ラインを上抜いているがその後の伸びが無く横ばい推移している。荒れる南アランドにしては静か。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円
NZドル円

【ドル円】 予想レンジ:19-124、月末輸出、株下げでの円高、マイナス成長と低インフレでの日銀の対応は、補正予算は

ドル円は一目均衡表の雲の下に出ている。ここ最近は一時的に雲の下に出ることはあっても、長居しないので円安基調が続いている。今回は定着しそうだ。
外部要因では中国景気減速、上海株安がある。朝鮮半島の緊張もある。特に日本の貿易で輸出相手先の2位(1位の米国とほぼ変わらず)、輸入相手先の1位となっている中国の動向は大きく日本に影響する。株下げはリスク回避の円高にもなる。これまでの数々の海外での「ショック」がつく事件では、ショックの当事国の株より日経平均の下落率が一番大きくなっていたのが心配である。
国内では2Q・GDPがマイナスとなった。ここまでの株価の堅調さ、企業収益の良さから、日銀は物価が低くても追加緩和策を否定している。これ以上日経平均が下落し続けると催促相場にもなる。株価下落は円高につながる。貿易赤字縮小でも円安のペースが落ちてきているので、油断していると思わぬ落ち込みにもなるだろう。日本は好況ならば円安、不況ならば円高とダブルでやってくるので怖い。本田内閣参与は補正予算を示唆し始めた。
さて今週は月末なので輸出も出やすくなっている。GPIFはまだ株買い、外貨買い余力があると思われるが、株の下げ基調、円高基調を踏みとどめるような派手なことはしないだろう。GPIFが出やすい夕刻には円安に振れることにも気をつけたい。

(テクニカル)「サポートラインを下抜く、14年8月-10月の月足上昇ラインは維持できるのか」
ボリバン上限から反落し一気に下限下抜きへ。7月27日-28日の上昇ラインを下抜き小康して一気に下落。7月9日-8月12日の上昇ラインも下抜く。5 日線は下抜く。
週足は7月27日週から3週連続陽線も上ヒゲが長いのが気になるとしていたが、大幅下落した。7月6日週-8月3日週の上昇ラインを下抜いてボリバン 中位。4月27日週-7月6日週の上昇ラインがサポートできるか。
月足は今月6月-7月の下降ラインを上抜いたが下抜き返す。ボリバン上位。6月はボリバン上限に近づいて反落、7月は陽線だが下抜いた5月-6月の上昇ラインを越えられなかった。14年8月-10月の上昇ラインは維持できるのか。
年足は陽線。2012年-13年の上昇ラインに沿い3年連続陽線だが13年-14年の上昇ラインは下抜きそうで抜かなかった。ただまだ要注意。

【NZドル円】 予想レンジ:78-83、中国混乱でも大きく動揺せず、ミルク価格下げ止まる

(ポイント)
*ミルク価格は減産とロシア輸入拡大観測で下げ止まる
*金融緩和と乳製品価格で下落してきたNZドルが下げ止まった
*7月から長い横ばい推移をしている
*2Q失業率は1Qより1ポイント悪化
*2Q小売売上冴えず
*2Q製造業PMIも冴えず
*今年は6月から大きく下げていたので、キー首相の発言は買戻しを誘発した

(7月20日、過去1年間で25%下落したNZドルについて、下落のペースが予想より速かったと発言) ただ8月半ばで効力を失いつつある
*2Q・CPIが弱く、乳製品価格の続落があった
*求人広告も悪化
*復興需要のあった建設業も伸び悩んでいる
*移民の需要で民間消費は伸びている
*来年度の財政は黒字化を目標とする

(NZの乳製品価格が上昇)
NZ乳業大手フォンテラのGDT乳製品オークション価格(8月19日)が前回比14.8%と急騰した。ただ上昇要因は減産で、ミルクを飲む量が増えたわけでないのが気がかり。

(ロシアが乳製品輸入禁止を解除)
ロシアは2013年に導入したNZ産乳製品の一部に対する輸入禁止措置を解除した。欧州諸国からの乳製品輸入を禁止したことで、国内の乳製品不足が深刻化しているため。
禁輸措置は、2年前に世界最大の乳製品輸出会社、フォンテラ製品からボツリヌス菌が検出されたとの騒動がきっかけ。欧州がウクライナ問題をめぐる対ロシア経済制裁を延長したことに対抗し、ロシアは6月に西側諸国からの食料品輸入禁止を1年延長したことが背景にある

(2QのPPI、乳製品価格低下が影響)
2015年第2四半期(4〜6月)の生産者物価指数(PPI、産出物価ベース)は、前期比0.2%低下した。酪農家の出荷価格低下を背景に、酪農家の物価指数が5.5%、乳製品製造の指数が4.2%それぞれ低下した。一方、電力・燃料費の上昇を受け、多くの産業で指数が上昇。このうち農場の指数は前期は0.5%低下していたが、4〜6月期は0.4%上昇に転じた。
PPIは前年同期比では2.2%低下した。

(消費者信頼感指数悪化)
ANZとロイ・モーガンの8月のNZ消費者信頼感指数は、景気見通しの悪化が重しとなり、3年ぶり低水準となった。
8月の指数は109.8。前月の113.9から低下した。
同指数は100が楽観と悲観の分岐点。調査によると、個人の暮らしに関する長期および短期の見通しについて楽観的な見方は変わらなかった。
一方、向こう12カ月の経済全般の見通しについては悲観的な見方が増えた。乳製品価格の下落、失業率の上昇、NZドルの下落など、経済への逆風が強まっていることが背景にある。
今後2年間の消費者物価上昇率予想は3.5%と、前回調査の3.7%から低下した。

(海外からのNZ投資はカナダが一番)
この2年間NZへ投資しているのは、カナダ人が最も多いことが判明した。KPMGの調査で、2013年から14年にかけての海外投資は、22%がカナダからであるという結果が出た。これは主要取引での結果であるが、一般住宅不動産は除いている。
乳製品部門で最大と思われた中国は14%で第2位。そして13%の米国、11%のオーストラリアと続く。米国は土地の購入では最高の位置を占める。メディアで大いに騒がれている中国だが、実は海外投資全体の14%でしかないという結果であった。興味深いのは中国と香港は投資額の約半分を農業関連産業への投資でほとんどが酪農セクターだった。

(テクニカル)「日足長期横ばいから。中国問題でも動揺せず」
依然、きわめて狭いボリバンでの推移。5日線上向き。7月16日-8月12日の上昇ラインがサポート。年初来の安値の80.45をつけた日から始まる7月16日-7月27日の上昇ラインは下抜いたまま。
一目の雲の下限には近づいている。5月28日-6月10日の下降ラインが上値抵抗。鍋底からの上昇につながるか。
週足。漸くボリバン内へ戻す。6月8日週-7月27日週の下降ラインは上抜いたが、7月13日週-20日週の下降ラインを下抜いた。
月足では5月からの急激な下げの後、8月は漸く小康。2月-4月の上昇ラインを下抜き5月-6月の下降ラインに沿っているが、そのラインに近づいてきた。12年6月-15年2月の長い上昇ラインも下抜いた。月のボリバン下限で踏みとどまる。
年足は陰線。昨年の安値の81.43を下抜き80.45へ。13年-14年の上昇ラインを下抜いている。12年-13年の上昇ラインも下抜き。その下のサポートは09年-12年の上昇ライン。

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