FXなら安心と信頼のFX|セントラル短資FX

  • 法人のお客さま
  • サイトマップ
  • よくあるご質問
  • お問い合わせ
  • 推奨環境
  1. セントラル短資FX
  2. マーケット情報
  3. マーケットビュー
  4. 野村雅道の今週注目!の経済指標

マーケットビュー

月曜 野村雅道の今週注目!の経済指標 マーケットが注目する指標を大胆解析

中国 小売、鉱工業、欧州GDP 米 小売、鉱工業、ミシガン

更新日:2015年8月10日

8月10日(月)−8月14日(金)

今週の予想:
ドル円=121-126、ユーロドル=1.08-1.13、ユーロ円=134-139

全体

資源価格の下落が止まらない。米英日の中銀はいずれ消費者物価が2%に近づくと見ている。それは昔の常識ではなかろうか。世界的な生産余剰の中で2%上昇は難しい。過去の常識から抜け出したい。

米ドル=
「米雇用統計発表後、株価とドルが下落、金利は低下でも利上げするのだろうか」

利上げの条件の一つである雇用情勢の改善が7月雇用統計で確認され、FRBが9月に利上げに踏み切るとの観測が市場で強まってきているとの報道が多いが、米長期金利は低下、米株価は下落、ドルも下落している。本当に米国景気が強ければすべて逆の動きとなっているだろう。やはりFRBの二つのミッションのうちの物価の安定が心もとない。原油価格はさらに下落し45ドル(WTI)を割り込んだ。CRB指数は200を割り込んでいる。
消費者物価は前年比で0%前後の推移となっている。NYダウは年初来で2.5%下落している。諸手を上げて利上げする状態にはないように思う。鉄鉱石や乳製品が1年で50%以上下落していることに代表されるように原油以外の資源・農産物価格の下落も大きい。
利上げをしても、リーマンショック後の景気回復で利上げした豪、NZ、カナダなどがこぞって利下げに追い込まれたと同じような状態になるのであろう。FRBのミッションには入っていないが株価が下がっている状況で利上げすれば、個人消費の停滞にもつながってくるだろう。ドル高で企業収益も伸び悩んできている。

ユーロ=「2Q・GDPの発表あり、ギリシャ債務交渉遅々ながら進む」

アテネ証券取引所が再開し、初日の8月3日は予想通り大幅下落したが予想の20%下落より小さい16%下落となった。ただ週後半は2日連続で上昇した。ユンケル欧州委員長は、ギリシャに対する新たな金融支援が今月中にまとまる公算が大きいとの見方を示した上で、できれば20日までの合意が望ましいと述べた。20日にはECBが保有する34億ユーロのギリシャ国債の償還を控えている。
さて今週はユーロ圏と加盟各国の2Q・GDPが発表される。ユーロ圏は前年比+1.3%の予想で1Qの1.0%を上回る予想である。独は1.5%で1Qの1.0%を上回る予想。8月14日はフランスから先に数字が出るので、それも参考にしたい。既に発表されたスペインの2Q・GDPはが改善した。先週の6月小売売上や独工業生産は冴えなかったのは気がかりである。今週は欧州ZEW景況感調査も発表される。ユーロドル自体は2月より1.10を中心に小動きとなっている。年初は通貨番付の最下位(9位)であったが、資源通貨の下落とギリシャ問題の遅々としながらも前に進んだことで6位に浮上している。

英ポンド=「スーパーサーズデーでポンド下落。利上げ観測進まず」

先週は英中銀政策金利決定と四半期インフレ報告、英中銀政策委員会議事録、カーニー英中銀総裁会見が同時刻に行われるスーパーサーズデーであった。インフレ進展と利上げ観測との事前予想は裏切られた。
カーニー総裁はインフレが当分は弱いとの見通しを示した。8月の金融政策委員会採決では1人を除き全員が、物価上昇圧力は直ちに利上げをするほど強くはないとの見解で一致した。委員会採決では8対1で、政策金利を過去最低の0.5%に据え置くことを決めた。利上げを主張したのがマカファティー氏1人だったのは予想外だった。少なくとも2委員が利上げを主張すると見込んでいた。物価報告では、今年のインフレ率見通しを下方修正した。ポンドドルは狭いボリバンであったがボリバン下限を下抜く下落を見せた。

人民元=「指標悪化、株価乱高下でも人民元は安定」

 週末に7月貿易収支、消費者物価指数、生産者物価指数が発表された。7月輸出 は前年同月比8.3%減、輸入は8.1%減少した。貿易収支 は430億ドルの黒字。国内投資の弱さに加えて外需の不振で、李首相が掲げる2015年の7%前後の経済成長目標の達成は危うい状況にある。中国政府は建設プロジェクトの資金調達で特別債を発行する計画など、新たな成長促進策を打ち出しているが、国際的な準備通貨としての人民元の位置付けを目指しているため元相場の押し下げは控えている。 7月消費者物価指数は前年比1.6%増で目標の3%より低い。

生産者物価指数は5.4%減。また7月の各種PMIも以下のように弱かった。
政府版製造業PMI 前50.2 予50.1 結果50.0
政府版非製造業PMI 前53.8 結果53.9
財新製造業PMI確報 前48.2 予48.3 結果47.8
政府があの手この手を尽くして急落した株価対策が効いたのか先週は+2.2%と下げ止まった。株価の急落や乱高下にもかかわらず人民元は政府管理下で安定している。

豪ドル=詳細は後述致します

NZドル=
「乳製品価格下落、雇用悪化、低インフレだが先週は外部要因で戻す」

2Q・雇用統計では失業率が5.9%となり、1Qの5.8%から上昇。民間部門の賃金は1Q比0.5%増、前年同期比では1.8%増。賃金の伸びは引き続き抑制的となっている。2Q・CPIが弱く、依然低インフレが続く。また乳製品価格も引き続き下落しており中銀が示唆する利下げ観測は残っている。ただ先週は豪RBAの声明で豪ドルのこれ以上の下落を望む文言が削除され豪ドルが上昇したことによる連れ高と週末の米ドル下げという海外要因で戻している。今週は2Q・小売売上に注目したいが1Qの前期比2.7%増から2Qは0.5%増に縮小する予想となっている。 また中国景気減速による乳製品価格下落で中国以外の国へ販路を拡大したいNZだが、TPP閣僚会合で日本などに低関税を要求している。今年最弱通貨であるが、それでも中銀の通貨高懸念は消えない。来年度の財政は黒字化を目標としている。

南アランド=
「中国減速・資源安・国内景気低迷続くもドル安で小戻し」

中国景気減速、資源安で下落7月下旬より下落していたが、先週、先々週と下げ止まった。国内要因ではなく、ギリシャ証券取引所再開や債務返済交渉が遅々ながら進んでいることでユーロも下げ止まっていること、豪ドルなど資源通貨も下げ止まったこと、米ドル、米株が米7月雇用統計発表後下げたことにもよる。ただ週末の中国7月貿易統計では輸出入ともに減少したので南アにとってもいい材料ではない(南アの貿易相手国では中国が輸出入ともに1位である)。先週も今週も重要指標はない。資源価格の下落は止まったわけではなく、ドル高が少し調整で下落し始めたことでの南アランドの戻しであった。中銀はコアインフレの上昇を警戒しており今後も利上げ観測がある。ただ今年の成長率予想は2%程度で新興国としては低い。
財政赤字縮小の努力が見られ格付けは現状維持となっている。

トルコリラ=「再総選挙実施ならAKPが過半数を獲得の可能性あり」

7月消費者物価指数は前年比で6.81%と6月の7.2%より低下した。失業率もまだ9%台だが。年初の11%からは改善している。1Q・GDPは前年比2.3% であったが、新興国としては低い。トルコ中銀は四半期インフレ報告で、年末の物価上昇率見通しを6.8%から6.9%へとわずかに上方修正し、2016年の見通しは5.5%に据え置いた。一方で下半期の緩やかな経済成長と経常赤字の改善も予想し、当面は急激な政策変更をしない姿勢を示唆した。

6月の総選挙で過半数議席獲得に失敗した与党公正発展党(AKP)の連立政権樹立に向けた交渉は、ほとんど進展していない。ただトルコで今すぐ解散・総選挙を行えば、AKPが再び十分な票を集め、過半数議席を確保する可能性のあることが、最新のSONARの世論調査でわかった。仮に今すぐ総選挙を行った場合、AKPは42.9%の票を獲得し、単独政権を失う結果となった6月の得票率40.9%を少し上回る。トルコ軍とクルド人勢力との衝突が起きると、愛国主義的ムードが広がる傾向があり、有権者は単独政権による安定を求める可能性がある。

 

【今週の注目経済指標】

8/10
(月)

(日)国際収支、企業倒産 消費動向調査 景気ウオッチャー調査 
(米)労働市場情勢指数

8/11
(火)

(独)ZEW景況感調査
(ユーロ圏)ZEW景況感調査 
(加)住宅着工件数 
(米)非農業部門労働生産性 単位労働費用

8/12
(水)

(日)日銀金融政策決定会合議事要旨(7月14・15日分)、企業物価指数 第3次産業活動指数 
(中)小売売上 鉱工業生産 固定資産投資 不動産投資 
(英)雇用統計 
(ユーロ圏)鉱工業生産

8/13
(木)

(日)機械受注 
(仏)消費者物価指数
(米)小売売上 新規失業保険申請件数

8/14
(金)

(NZ) 小売売上
(香港)GDP 
(仏) GDP・速報値
(独) GDP・速報値
(ユーロ圏)GDP・速報値
(米) 生産者物価指数 鉱工業生産 ミシガン大消費者信頼感指数・速報値

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り ※チャートはクリックで拡大できます

前回の「注目通貨ペア!」

ドル円
NZドル円

【ドル円】 予想レンジ:121-126、2Q・GDPマイナス予測に日銀はどう反応するか?GPIF円売り 対 原油価格下落円買い
ロックハート・アトランタ連銀総裁の9月利上げ示唆で125円台へ上昇も米雇用統計発表後の金利低下、株下げで124円前半へ下落した

---先週の予想は以下の通り---

今年は円高とも円安とも言えない中途半端な位置にあるが、円高傾向となっている資源国通貨は7月さらに円高方向へ動いた。円安傾向となっている対スイス、ポンド、米ドルには小動きとなった。
黒田総裁は追加金融緩和を否定している。ただ2Q・成長率はマイナスの見通しであり、現実化すると野党の政権批判もあるのでその対応が見ものである。株価上昇、125円に近い円安の下で追加緩和は実際ないだろうが、市場の声は変化を求めるので緩和否定は円高に振れることとなろう。これまでのように円高となったところにGPIFの円売りが入ってくるかも注目したい。

景気回復の足取りが重くなっている。6月家計の消費支出は前年同月比2.0%減と2カ月ぶりにマイナスになった。一方、6月有効求人倍率は1.19倍と前月と同じで、雇用は引き続き堅調さを保っている。景気指標はまだら模様だ。6月の家計調査によると、1世帯あたり消費支出は26万8652円と、物価の影響を除く実質で前年同月比2%減った。5月は4.8%増で、消費増税後初のプラスに転じていた。衣料品などの被服および履物が13.3%減って全体を押し下げた。天候不順や百貨店のバーゲン開始が7月に後ずれしたことなどが響いた。交際費などその他の消費支出は4.6%減、自動車購入など交通・通信も1.1%減った。 消費者心理を冷やしたのは、身近な物価の値上がり傾向だ。失業率や有効求人倍率は90年代前半の水準に近いにもかかわらず、個人消費の本格回復に結びついていない。2Q鉱工業生産指数は前期比1.5%減となるなど、足取りの重い状況が続いている。民間エコノミストの間ではマイナス成長になるとの見方が広がっている。

(テクニカル)「7月9日-28日の上昇ラインがサポート」
日足は横ばい、団子天井となり123.0まで下落するも小康。7月28日-29日の上昇ラインは下抜いた。7月30日-31日の下降ラインを形成できるかどうか。7月9日-28日の上昇ラインがサポート。5日線上向き。ボリバン上位。雲の上。
週足は7月6日週-13日週の上昇ラインに沿うも7月20日週のカブセ的陰線で、そのラインを下抜く。1月12日週-4月27日週の上昇ラインがサポート。上値抵抗はボリバン上限。
月足はやや伸び悩んでいる。6月-7月の下降ラインが出きるのかどうか。ボリバン上位。6月はボリバン上限に近づいて反落、7月は陽線だが下抜いた5月-6月の上昇ラインを越えられなかった。14年8月-10月の上昇ラインは維持できるのか。

年足は陽線。2012年-13年の上昇ラインに沿い3年連続陽線だが13年-14年の上昇ラインは下抜きそうで抜かなかった。ただまだ要注意。

【NZドル円】 予想レンジ:79-84、中銀は依然追加利下げとNZドル下落示唆、今週は失業率発表
失業率悪化も、豪ドルの上昇(RBAの通貨下落文言削除、雇用統計と小売売上改善)で連れ高となった

---先週の予想は以下の通り---

(ポイント)
*NZ中銀は依然、追加利下げ、NZドルの下落を示唆している
*次回政策会合は9月10日である
*今週は失業率の発表
*貿易収支は年間で赤字である
*TPPはNZの乳製品の低関税要求に他国が同意せず大筋合意に至らず
*中銀は予想通り利下げを行った
*政府・中銀ともに乳製品安を通貨安で相殺したいようだ
*2Q・CPIが弱く、乳製品価格の続落があった
*求人広告も悪化
*対豪ドルではパリティーから大きく遠のいた
*復興需要のあった建設業も伸び悩んでいる
*移民の需要で民間消費は伸びている
*今年最弱通貨であるが、中銀の通貨高懸念は消えず
*ここまでも利下げ、GDP悪化とギリシャ不安でNZは下落した
*来年度の財政は黒字化を目標とする
*14年8月はNZ売り介入を行ったが9月は商業ベースの小額にとどまった

(NBNZ企業信頼感指数悪化)
先週金曜日の7月NBNZ企業信頼感指数悪化で82円から81円半ばへ下落

(ウィーラー中銀総裁発言、追加利下げ、NZドル下落示唆)
ウィーラー中銀総裁は7月29日、減速する経済を支援し、インフレ率を目標水準に戻すためにさらなる利下げが必要になるとの見解を示した。
インフレ率は来年半ばごろに目標水準に回復するとの見通しを示すとともに、NZドルはさらに下落する必要があると指摘した。
政策金利は、一連の指標に加え、経済見通しに関するわれわれの評価、中銀の物価安定目標達成に必要な金利水準に関する判断に左右されると述べた。
ウィーラー総裁はNZ経済の成長率は、商品価格の下落と低インフレによって潜在成長率を下回る年2.5%前後となっていると指摘。「経済成長率を潜在成長率付近で保ち、消費者物価指数(CPI)上昇率を中期の目標水準に戻すためには、一段の金融緩和が求められる可能性がある」と述べた。
インフレ率については、向こう9-12カ月で中銀が目指す1-3%の中間値に徐々に戻るとの見方を示した。6月末時点のインフレ率は0.3%。
市場では、9月10日の金融政策決定会合で0.25%の利下げが、年末までにさらに0.25%の利下げが予想されている。
ウィーラー総裁は、大幅な追加利下げ観測については「経済がリセッションに向かっている場合にのみありうる」と述べた。
中銀は先週、景気減速と低インフレを理由に政策金利を3%に引き下げ、追加利下げの可能性を示唆していた。
総裁は、NZドルは過去3カ月で約14%下落したが、現在の環境下では依然高すぎると指摘。「輸出商品価格の下落と向こう2年の対外純債務の悪化が予想されていることを踏まえると、為替レートのさらなる下落が必要だ」と述べた。
さらに、米国と英国の利上げ観測もNZドルに対する圧力になるとの見方を示した。

(貿易動向)
6月の貿易収支は予想外の赤字となった。輸入が大きく増加した一方、輸出が減少した。6月は6000万NZドルの貿易赤字。予想は1億NZドルの黒字だった。
6月の輸出は3.3%減少、輸入は7.6%増加した。
6月末までの1年間の貿易赤字は28億5,000万NZドルに拡大し、2009年6月以来の大幅赤字となった。予想は27億NZドルだった。
輸出減少は、粉乳など乳製品の輸出が29%減少し、材木、果実や肉製品の増加分が相殺されたことが要因。ただ、輸出額は6月としては過去最高を記録した。
年間では輸出は1.3%増、輸入は9%増となった。

(日本への牛肉や乳製品の輸出が増えるか)
TPP交渉で、日本政府が日本の牛・豚肉の関税について、米国との合意水準を豪やNZ、カナダなどの参加各国にも適用する方向で調整しようとしていたがNZがさらなる低関税を要求し決裂した。日本の牛肉輸入量のうち9割以上を交渉に参加する米国や豪、カナダ、NZが占める。

(フォンテラ社がリストラ)
NZ乳業大手フォンテラ社が523名をリストラすることを発表した。対象となるのが主にNZ国内からの人事、ファイナンス、情報システム部門で、今回の人員削減で4億NZかかるものの、このリストラにより年間6千万NZドルの節約が出来るという。
現在世界全体でフォンテラ社はおよそ18,000人を雇用しており、うち11,500名が国内にいる。セオ・スピアリングス最高経営責任者は世界の乳業マーケットに勝ち残るためには避けられないことで業務効率化の一環だとコメントしている。

(テクニカル)
「ダブル上ヒゲ、狭いボリバン。4月以来の2週連続週足陽線」

上ヒゲを出した7月23日、7月29日の翌日は下落した。ただキー首相の言う「予想より早い下落」を尊重し、これまでのような継続的な大幅下落とはならなかった。
年初来の安値の80.45をつけた7月16日-7月27日の上昇ラインがサポートだが先週一旦下抜いた。6月10日-7月23日の下降ラインは上抜いた。6月10日-7月29日の下降ラインが上値抵抗。狭いボリバンの中位。5日線上向き。
週足。漸くボリバン内へ戻す。6月8日週-29日週の下降ラインは上抜いた。ここ2週の上ヒゲは長いが2週連続陽線で4月以来となった。
月足は2月-4月の上昇ラインを下抜き5月-6月、4月-5月の下降ラインに沿っている。12年6月-15年2月の長い上昇ラインも下抜いた。月のボリバン下限へ到着し小康。
年足は陰線。昨年の安値の81.43を下抜き80.45へ。13年-14年の上昇ラインを下抜いている。12年-13年の上昇ラインも下抜き。その下のサポートは09年-12年の上昇ライン。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円
豪ドル円

【ドル円】 予想レンジ:121-126、原油さらに下落で貿易赤字縮小進む。2Q・GDPマイナス予測。GPIFは買い継続

黒田日銀総裁は、「追加緩和に踏み切った昨年10月と現在を比べ、原油価格の下落幅、企業や家計の予想物価上昇率、さらに経済の需給ギャップのいずれも現在とは違うと述べ、現時点で追加緩和が必要な状況ではない」との見方を示した。
景気については「輸出、生産のこのところの鈍い動きは一時的とみられる」としながらも、先行きについては「輸出は海外経済の回復、あるいは既往の円安の下支え効果などを背景として、ある程度振れは伴いつつ緩やかに増加していくと考えている。生産もこうした輸出の増加、あるいは在庫調整の進ちょくに伴い、振れを伴いつつ緩やかに回復していく」と語った。

やや楽観的なようにも思える。原油価格の下落は最近速い。また日本の2Q・GDPは個人消費沈滞と輸出不振の影響で3四半期ぶりにマイナスに転じるとの予測が出ている。平均で2.2%減少の予想。3Qは賃金引き上げや夏のボーナス増加などの影響で再び増加すると予想されるが、緩やかな回復水準にとどまるだろうとの見方となっている。

円相場は、今年に円安になっている対ドル、対ポンドなどに対して5%以下の小さな下落幅だが、ユーロや資源通貨に対しては5%超の円高となっていることも日本の輸出にとっては昨年ほどのメリットはないだろう。

(テクニカル)「8月5日-6日、8月4日-5日の上昇ラインを下抜き」
先週はボリバン上限に達した後、反落した。8月5日-6日、8月4日-5日の上昇ラインを下抜いた。7月27日-28日、4月30日-7月8日の上昇ラインがサ ポート。5日線はまだ上向き。ボリバン上位。上値抵抗は終値では超えられない125.0。
 週足は7月6日週-13日週の上昇ラインに沿うも7月20日週のカブセ的陰線で、そのラインを下抜く。2週連続陽線も先週は上ヒゲが長くなっている。
7月6日週-27日週の上昇ライン、1月12日週-4月27日週の上昇ラインがサポート。上値抵抗はボリバン上限。
月足はやや伸び悩んでいる。6月-7月の下降ラインが出きるのかどうか。ボリバン上位。6月はボリバン上限に近づいて反落、7月は陽線だが下抜いた5月-6月の上昇ラインを越えられなかった。14年8月-10月の上昇ラインは維持できるのか。
年足は陽線。2012年-13年の上昇ラインに沿い3年連続陽線だが13年-14年の上昇ラインは下抜きそうで抜かなかった。ただまだ要注意。

【豪ドル円】 予想レンジ:90-95、豪RBA声明と雇用・小売売上で上昇

(ポイント)
*政策金利は据え置かれたが豪ドルの下落を示唆する文言は削除され豪ドルは上昇
*2Q・CPIの基調インフレが落ち着いている
*7月雇用統計や6月小売売上も強かった
*住宅関連指標は強い
*7月求人広告も改善した
*スティーブンス総裁は最近の豪ドル安を評価し豪ドルは一旦下げ止まる
*中国指標悪化、上海株大幅安で豪ドル、豪株も下げる
*市場はまだ年内利下げを見込むものもいる
*鉄鉱石価格下落は続く
*予算案は好感されたが逆にIMFは財政を緩めて景気刺激を勧告
*利下げの懸念は住宅投資が過熱すること
*大手企業の人員削減は続く トヨタもGM、フォードに続き工場撤退を表明

(市況)
先週は豪ドル週間であり政策金利決定と雇用、小売、貿易などの指標が発表された。政策金利は予想通り据え置きとなったが、一段の通貨下落が必要との文言を声明から削除したことで豪ドルが買い戻された。豪ドルは主要商品の大幅な値下がりに適応しつつあると表現を和らげた。7雇用者数は増加し、労働参加率も上昇、7月小売売上も改善した。

(RBA金融政策四半期報告書)
金融政策四半期報告書で、来年の平均成長率予想を引き下げたものの、景気が改善しつつある兆候が増える中で失業率はピークに達しているとの認識を示した。労働市場の改善と通貨安で、追加の景気刺激策を求める圧力が和らいでいる。RBAは16年の平均成長率予想を2-3%と、5月時点の2.5−3.5%から引き下げた。今年2月と5月の利下げ効果がなお経済に浸透しつつあるとした。基調インフレ率については予見可能な将来において、中銀の目標レンジである2-3%内で推移する、との見通しを示した。

(テクニカル)
「6月26日-7月31日の下降ラインを上抜いてボリバン上位へ」

7月半ばの団子天井から下落しボリバン下限へ下落。小康後、6月26日-7月31日の下降ラインを上抜いて上昇しボリバン上位へ。ボリバン上限に近い。8月4日-7日の上昇ライン、7月28日-8月4日の上昇ラインがサポート。5日線上向き。
週足は5月から伸び悩み団子天井状態から下落しボリバン下限で4週間もみ合った後、6月22日週-7月20日週の下降ラインを先週上抜いた。11月17日週-5月11日週の下降ラインが上値抵抗。
月足は5月、6月と上ヒゲを出し、7月の下落につながった。4月-5月上昇ラインは下抜いている。ボリバン下限へ到達した後、今月は反発し、6月-7月の下降ラインに近づいてきた。年足は2009年-12年の上昇ラインを下抜いた。

メルマガ無料配信中!

メルマガの配信をご希望の方は右のボタンより登録ページへお進みください。

マーケットビュー メルマガ登録

セントラル短資FXで取引をはじめる 当社でお取引をご検討の方

無料セミナ―を受講する

セントラル短資FXが提供する無料セミナー

「マーケットビュー」執筆陣も出演中。外貨投資の基本からFXのトレードテクニックまで各種セミナーを開催しています。

取引をはじめる

オンラインでスピード口座開設 最短翌営業日で開設

口座開設

!
  • ※当社による情報サービスは、お客さまの投資判断に当たって参考となる情報の提供を唯一の目的としており、断定的な判断の提供や特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
    当社および情報提供者は、情報の正確性、完全性、適時性等を保証するものでは一切なく、情報の内容を予告なく変更する場合があります。また、当該情報の利用によって生じたいかなる損害についても、一切責任を負うものではありません。投資の最終判断は、お客さま自身で行ってくださいますようお願いします。
    当社が提供する情報の著作権は、セントラル短資FX株式会社または情報提供者に帰属します。当社の事前の承諾なく情報の全部または一部を引用、複製、転送などにより利用することを禁じます。
マイページログイン
口座開設
わからないことは
0120-30-8806 携帯電話・PHSからもご利用いただけます。
ご利用いただけない場合 03-6833-0250

受付時間:午前08:00〜午後07:00(平日)