FXなら安心と信頼のFX|セントラル短資FX

  • 法人のお客さま
  • サイトマップ
  • よくあるご質問
  • お問い合わせ
  • 推奨環境
  1. セントラル短資FX
  2. マーケット情報
  3. マーケットビュー
  4. 野村雅道の今週注目!の経済指標

マーケットビュー

月曜 野村雅道の今週注目!の経済指標 マーケットが注目する指標を大胆解析

ギリシャ結論出ず、日銀・ECB・イエレン議長、中国GDP、ベージュブック、米CPIなど

更新日:2015年7月13日

7月13日(月)−7月17日(金)

今週の予想:
ドル円=120-125、ユーロドル=1.08-1.13、ユーロ円=134-139

全体=「ギリシャ、中国株、FRBで一喜一憂」

ギリシャ問題は先週末の流れからすると、そろそろ何らかの結論が出そうな雰囲気であった。しかし現時点ではまだ結論が出ず7月15日に先送りされたが、そこで結論が出るかも疑問である。明日、日本ではギリシャ・サムライ債の満期が来る。
ユーロ圏は12日、ギリシャ問題をめぐり財務相会合に続き緊急首脳会議を開催した。首脳会議ではギリシャに対し、新たな金融支援に関する協議を開始するために、今週中に主要な改革案を法制化するよう求めた。
また、支援の条件を満たせなかった場合に一時的にユーロ圏から事実上離脱させるというドイツ案も盛り込んだ(ただし、この文言はカッコでくくられており、同意していない財務相がいるもよう)。

一方中国株価についても一喜一憂の状態が続く。またそれらよりは小さなことであるが、FRBの利上げ観測にも一喜一憂する。一喜一憂を上手くとらえるのが為替ディーラーの仕事かもしれない。ディーラーは一喜一憂せず冷静に勝利を重ねていきたい。

米ドル=「指標にもFRBにも一喜一憂」

経済指標も一喜一憂だが、FRBの発言なども一喜一憂。雇用が強くなりかけたところで6月雇用統計は非農業部門雇用者数が予想を下回り、労働参加率が62.6%と、1970年代後半の水準まで低下したこと、時間あたり賃金は前月比横ばいとなり、前月の同+0.2%から伸びが縮小した。前年比でも+2.0%と、前月の同+2.3%から鈍化した。FRBでは7月8日のFOMC議事録でやや利上げ観測が後退したところへ、イエレン議長が「年内のどこかの時点でFF金利を引き上げ、金融政策の正常化を始めるのが適切と予測している」との認識を示した。今週は議長の議会証言がある。
米ドルについては、「ドル高が米国からの輸出の需要を抑えている」と指摘した。もし米国の景気が落ち込み始めればドル高抑制にも注力してこよう。
ただ「いつ利上げか」の質問には辟易しているようで、「最初の利上げ時期に過度に重きを置くべきではない。その後の利上げの道筋がより重要だ」と強調した。今週の米金融を含め主要企業の決算にも注目したい。

ユーロ=
「ギリシャ離脱の影響は小さくないことがわかってきた、ユーロ圏首脳はそれに配慮できるか」

本文を執筆時点では、まだギリシャ債務問題の行方はわかっていない。ギリシャに改革実行力はあるかどうかの疑問の声が出ており、まだ結論が出ていない。ただどうなろうと、EU側、ユーロ圏側は破局に向かう措置はとらないように思う。ギリシャのユーロ離脱になれば他のユーロ圏諸国にも悪影響が出るし、IMFや米国との関係も損ないかねない。実現性はまだ不透明だが、ロシアや中国がよりギリシャへ深耕していくことも考えられ、軍事上にも影響を及ぼすことは西側も避けたいだろう。ギリシャ・ユーロ圏側双方にとっても苦渋となるが、世界経済への影響がより小さい結論が出るように思う。
ようやく下げ止まった感のあるユーロ圏経済においては、今週はZEW景況感指数などを見てECB理事会となる。ギリシャ不安が残れば金融政策どころでなく、資金供給をいかに増やすかどうかだけの理事会となってしまうだろう。景気もギリシャも、若干だが良い兆しが出ていることを大事にしていくのではないだろうか。

英ポンド=「ユーロ高で反落、今週はCPIと雇用統計」

ギリシャ債務問題では、先週末までは、何らかの進展があるという期待でユーロが意外と底堅く推移し、これまでギリシャ不安でユーロの対価として買われていたポンドが売られ、ポンド円やポンドドルも、ユーロほどの底堅さはなかった。避難通貨(パーキングカレンシーとも言われる)としての役割が減退した。
英国の国内指標は弱くはないが、すこぶる強いわけでもなかった。ユーロ不安がポンドを押し上げていた感が強い。1Q・GDPが上方修正され、賃金関連指標も強くインフレ押し上げ要因が上向き始めている、生産性にも改善の兆しが出ているなどの好材料はある。一方で英中銀エコノミストは、これまでのポンド高が成長に及ぼす悪影響が、賃金上昇に伴う効果を上回る恐れがあると指摘。ポンド相場が5月以降、3%上昇しており、今後2年間で国内インフレ率や成長率を押し下げると予想している。また、オズボーン財務相の最低賃金を段階的に40%引き上げる案は、逆に、自然失業率を引き上げて実体経済にマイナスの影響を及ぼす恐れがあるとの見方がある。
今週は金融政策に敏感な指標のCPI、雇用統計に注目したい。

人民元=
「今週重要指標、GDP、小売、工業生産、株価対策へ影響」

今週は重要指標の2Q・GDP、6月小売売上、工業生産、貿易収支等が発表される。GDP予想は前年比6.8%、15年の成長率目標は7%である。中国株式市場の暴落も先週後半は収まった。再び年間での上昇率は主要株価市場でトップにたった。この株価回復が持続できるかどうかは、今週の経済指標が重要な役割を果たす。
また、政府の株価対策は以下のようなものである。人民元・円相場は対ドルで安定しているだけに、ドル円の動きに大きく影響される。

    (中国株価対策)

  • 国営金融機関の資本規模を拡大し相場安定を担わせるほか、長期的な株式市場への資金流入を支援
  • 株式需給の悪化懸念を誘う新規株式公開(IPO)は抑制する方針
  • 年金基金の株式投資規制の緩和
  • 外国人投資家に人民元建てA株などの売買を認める適格外国機関投資家(QFII)の投資枠拡大
  • 香港との投資信託の相互取引
  • 中国・深セン証券取引所に上場する11社が、幹部による自社株購入を発表
  • 中国金融先物取引所は、19口座を対象に1カ月間の空売り停止措置を発動、中国証券監視当局は相場操縦の疑いで調査に入る

豪ドル=
「中銀の通貨高懸念。鉄鉱石下落続く。今週も中国株価動向が影響」

RBAは予想通り政策金利を据え置いた。資源景気の弱さ、低インフレという状況は変わっていない。ただ、5月の利下げ効果を様子見といったところである。小売売上げ弱さもある。雇用は意外と改善している。先週も雇用改善と中国株の持ち直しが豪ドルを支えた。団子天井から下窓開けが2回あった。予算案は好感されたが、逆にIMFは財政を緩めて景気刺激を勧告している。RBAの豪ドル高懸念は強い。RBAはさらなる利下げ、豪ドル安を示唆している。1Q設備投資は悪化している。利下げの懸念は住宅投資が過熱することである。

NZドル=「今週の2Q・CPIが政策金利決定を左右しよう」

週足が5週間ぶりに陽線となった。今週は6月CPIの発表、これが23日の政策金利に大きく影響するだろう。乳製品価格の下落はまだ続いている。 復興需要のあった建設業も伸び悩んでいる。ただ、移民の需要で民間消費は伸びている。今月利下げ観測や、年内さらに、3回で0.75%下げて2.5%にする観測が出てきている。今年最弱通貨であるが、中銀の通貨高懸念は消えない。利下げとGDP悪化とギリシャ不安でNZは下落してきた。1QはCPI、PPIの低下、失業率の悪化と弱い数字が多かった。住宅投資過熱の抑制は金融政策以外のもので行われる。来年度の財政は黒字化を目標としている。

南アランド=
「来週CPIと政策金利。ギリシャ・中国問題で波乱、珍しい週足」

5週連続で週足が陽線であるが下落しているという珍しいローソク足となっている。ギリシャ問題不安で2週連続下窓を開け、その週内はなんとか戻しているからである。今年は例年に比べれば堅調に推移していた南アランドも、経済の結びつきが深いユーロ圏でのギリシャ問題不安、中国株価指数の大幅下げで10円台を維持できなかった。
今週はまだその二国に影響されよう。来週は国内要因である6月CPI発表と政策金利決定がある。CPIは中銀がコアの上昇で利上げを示唆しているが、最近の原油価格下落もある。CPIを踏まえての翌日の政策決定会合となる。
良い材料は、5月貿易収支が大幅改善、黒字となったこと。輸出が伸び、輸入が減少し内容も悪くはない。また、先のことだがアフリカ大陸自由貿易圏の設立が計画されていることがある。6月の格付け見直しは現状維持となった。15年度財政赤字目標は2.5%で、14年の3.9%から改善したことが評価された。IMF・世銀は電力不足によるインフラ整備の遅れで15年成長見通しを下方修正している。

トルコリラ=「今月はここまで最強通貨」」

トルコリラは年初来では対円で10%安と、主要9通貨で最弱のNZドル同様に安い。ただ、今月はここまでほとんどの通貨が円高となる中で対円では0.79%高と最強である。材料的には良くない。連立政権の枠組みはまだ整っていない。イスラム過激派ISILへの不安もある。高インフレの中で6月インフレがやや低下したことが好感されたのだろうか。今週は4月失業率の発表がある。3月の10.6%から若干改善して10.0%の予想である。来週は政策金利の決定がある。
日本のFXからも資金がトルコリラに流れていることが推測され、それがトルコリラを押し上げていることもあるだろう。 

 

【今週の注目経済指標】

7/12
(日)

(EU)首脳会議

7/13
(月)

(日)第3次産業活動指数 
(中)貿易収支 

7/14
(火)

(ユーロ圏) 鉱工業生産 ZEW景況感調査
(英)消費者物価指数 生産者物価指数 
(独)ZEW景況感調査 
(ギリシャ)サムライ債償還(117億円)
(米)小売売上 

7/15
(水)

(日)日銀金融政策決定会合
(中)小売売上 鉱工業生産 GDP 
(トルコ)失業率
(英)雇用統計
(仏)消費者物価指数 
(南ア)小売売上
(米)NY連銀製造業景気指数 生産者物価指数 鉱工業生産 米地区連銀経済報告(ベージュブック) 
(加)中銀政策金利 

7/16
(木)

(NZ)消費者物価 
(日)金融経済月報 安保関連法案衆院通過(?)
(ユーロ圏) 貿易収支 ECB理事会 
(米) 新規失業保険申請件数 NAHB住宅市場指数 フィラデルフィア連銀景況指数 対米証券投資

7/17
(金)

(トルコ)イスタンブール休場(砂糖祭)
(米)消費者物価指数 住宅着工件数 建設許可件数 ミシガン大消費者信頼感指数
(加)消費者物価指数 

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り ※チャートはクリックで拡大できます

前回の「注目通貨ペア!」

ドル円
南アランド円

【ドル円】 予想レンジ:120-125、リスク回避の円買いは限定的。GPIFの運用状況を見たい
ギリシャ債務問題不透明感、中国株下落で120円台後半まで下げるも週後半はギリシャ問題への進展観測、中国株反発で122円台後半へ戻した

---先週の予想は以下の通り---

ドル円は黒田日銀総裁の円安けん制発言で125円から少し遠くなった。今年の1-5月貿易収支が昨年同期より約5兆円赤字が縮小しているが、円高とならないのはGPIFを中心とする外貨投資による円売りが円高を相殺してからだろう。
そろそろ1-3月のGPIFの運用状況が公表される時期なので、円相場推移のより明解な説明がつけられる。

本日は日銀支店長会議が開催される。すでに政府や日銀は「緩やかな景気回復」という認識を示しているので、公表される内容も似通ったものとなる。追加金融緩和は否定するだろう。支店長発言で円安けん制発言が出るかどうかに注目したい。ギリシャ問題については日本の債権が小さいことから直接の影響はないだろう。リスク回避の円買いも21世紀になってからは一時的にしか出ない。貿易黒字縮小、貿易赤字下ではそういう円買いも限定的となる。むしろ出遅れた円売りの出番となるだろう。

(テクニカル)
(下窓で推移、下窓で推移、雲、ボリバン下限)
先週は下窓を開けてスタート。ボリバン下限から一旦戻すも。7月2日の上ヒゲで下押しした。6月8日‐24日の下降ラインに沿っている。今朝はギリシャ国民投票で緊縮政策が否定され、円相場はリスク回避で買われドル円も下落しボリバン下限を下抜いたが、現在は(午前8時)はボリバン内に戻している。下限下抜く、雲の中にも一旦入った。6月30日-7月1日の上昇ラインを下抜いた。

5月14日-6月30日の上昇ラインも下抜いた。4月30日-5月14日の上昇ラインがサポート。5日線下向き。週足は弱い。5月18日週-25日週、5月18日週-6月8日週の上昇ラインを下抜いた。6月8日週-22日週の下降ラインに沿っている。1月12日週-4月27日週の上昇ラインがサポート。
月足は3月-4月の下降ラインを上抜きボリバン上限へ。6月は反落。14年8月-10月の上昇ラインは維持しているが接してきた。
年足は陽転。2012年-13年の上昇ラインに沿い3年連続陽線だが13年-14年の上昇ラインは下抜きそうで抜かなかった。ただまだ要注意。

【南アランド円】 予想レンジ:9.30-10.30、ギリシャ問題で伸び悩む、利上げ観測は継続、5月貿易収支改善
ギリシャ国民投票において緊縮案が否定され、週初から下げ9.57をつけるも、週後半はギリシャ問題進展観測や急落していた中国株の巻き戻しで上昇9.84で週を終えた

---先週の予想は以下の通り---

(ポイント)
*5月貿易収支は大幅改善、黒字となった
*輸出が伸び、輸入が減少し内容も悪くはない
*利上げ観測は残る
*BRICS開発銀行が批准、AIIBが続こう
*IMFが再び電力懸念を示唆
*5月CPIは予想を小幅上回る
*5月小売売上は予想を大きく上回る
*電力料金値上観測もあり、さらにインフレが上昇する懸念がある
*格付けは現状維持
*IMF・世銀は15年成長見通しを下方修正
*アフリカ大陸自由貿易圏の設立が計画されている
*GDP、失業率、HSBC製造業PMIは悪化している
*公務員ストの恐れはある
*炭素税導入を計画(豪は失敗して廃止)
*エスコム社の格下げがあった
*中国との通貨スワップを締結
*原油は輸入国であり、原油下落の悪影響はない
*15年度財政赤字目標は2.5%で14年の3.9%から改善

(トピックス)

(通貨番付)
ここまで年間通貨番付では5位で中位にいる。中国減速での資源通貨の下げがあるが、カナダ、豪、NZよりは強い。利上げ観測が支えている

(5月貿易収支が大幅黒字)
5月貿易収支で4月が-14億ZAR、予想が-31億ZARのところ+50億ZARと大幅黒字となった。週央の上昇要因となった。輸出が40億ランド増加し、輸入が25億ランド減少した。

(概況)
成長率見通しはIMFや世銀に下方修正されている。電力不足が成長率を抑制している。中銀はインフレ懸念を有しているのはコアCPIがインタゲ上限の6%を超えるとみているからである。5月CPIは予想を小幅上回った。6月の格付け見直しは各社現状維持となった。財務相が今後は財政赤字が縮小するとしたことを評価したとみられる。15年度財政赤字目標は2.5%で14年の3.9%から改善見込み。良い話としてはアフリカ大陸自由貿易圏の設立が計画されていることがある。5月貿易黒字は大幅改善した。ただGDP、失業率、HSBC製造業PMIは悪化している。公務員ストの恐れも例年通りある。ロシアや中国との結びつきは強い。原油は輸入国であり、原油下落の悪影響はない。

(BRICS開発銀行、AIIB)
中国全人代常務委員会は7月1日、ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの新興5カ国(BRICS)で交わしたBRICS開発銀行の設立合意書を批准した。
BRICS開発銀行(正式名称:新開発銀行)には、中国は総額410億ドルの出資を表明していることから、出資額に基づいて決まる議決権の比率は39.5%と参加国で最大となる。
BRICS開発銀の授権資本額は1,000億ドルで、最初の資本金500億ドルは5カ国が等しく分担する。先月、全人代が合意書を批准すれば、中国は出資金として100億ドルを同行に拠出すると伝えていた。ロシアとインドは4月に合意書を批准済みという。同行は本部を上海に設置し、初代総裁はインドから選出される。

BRICS開発銀行は、世界銀行など欧米中心の国際金融機関に対抗し、中国が中心となって推進しようとしている国際開発銀行2行のうちの1行。もう1行のアジアインフラ投資銀行(AIIB)には、すでに英国やドイツを含む57カ国が参加を表明している。

(テクニカル)
(下窓のまま、ボリバン下限下抜きからは反発)

日足は先週月曜日にギリシャ支援拒否で下窓を開けた。窓埋めに向かったが、ならず。ただボリバン下抜け分は戻す。先週金曜はギリシャ国民投票前で下落。6月25日-26日の下降ラインに沿う。6月29日-7月2日の上昇ラインは下抜け。5日線下向き。今朝は再び下窓を開けてオープンも仲値の円売り需要も強く、かろうじてボリバン内に回復している。
週足は5週連続陽線も5月25日週は伸び悩み、5月18日週の高値を上抜くことはできず下落。「陽の陽はらみ」。その後戻すもギリシャへの支援拒否で下窓を開け下落。ただ先週は一時窓を埋めた。14年10月-15年3月の上昇ラインは生きている。
5月25日週-6月1日週の下降ラインは上抜いたが上ヒゲを残して先週を終える。
月足は12月-2月の下降ラインを上抜いた。14年2月-10月の上昇ラインがサポートだが下抜きにトライしている。14年12月-15年5月の下降ラインが上値抵抗。
年足は06年-08年の下降ラインを上抜いているがその後の伸びが無く横ばい推移している。荒れる南アランドにしては静か。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円
NZドル円

【ドル円】 予想レンジ:120-125、GPIF資産見直しは目標圏に。貿易収支との需給の兼ね合いに注目

ようやくだが、GPIFの年金積立金管理運用独立行政法人の26年度の運用状況が発表された。着実に運用資産見直しを行っている。国債を売り、日本株、外国債券、外国株を購入している。各資産の運用目標に近づいているし、かい離率を考慮すれば、目標に達しているとも言える。GPIFの資産配分見直しで日本株が上昇、持続的ドル買い介入効果のある外国投資で円安が維持された。かい離率の許容幅が大きいだけに、まだドルを買い続けることもできるが、GPIFの性質上、これ以上の積極的リスクをとって柔軟性がなくなるのは避けたいと予想したい。下がったらまた外貨を買える余裕を残してくるだろう。他の相場変動要因である、貿易収支においては、原油価格が再び下げ始め、原発再稼働の声も出ているので貿易赤字の縮小傾向は続いていくだろう。ギリシャ問題が進展しても、リスク選好の円売りは長続きしないだろう。

ただ、東日本大震災からの円安で、やはり景気回復には通貨安が重要だということを学習した。日本が対外純資産であることを考えれば当然である。
そのあたりは学習効果で、昔の円高デフレに舞い戻るようなことはしないでほしい。今週は14日にギリシャ・サムライ債の償還がある。日銀金融政策決定会合は現状維持となろう。また予想される安保関連法案の衆院での強行採決があるとすれば、マインドは悪くなるだろう。

(テクニカル)「6月5日-24日の下降ラインが上値抵抗」
先週は再び下窓を開けてスタート。ただ1回目の下窓(6月29日)同様に週内に窓を埋めている。6月5日-24日の下降ラインまで迫っている。これを上抜けることができるかどうか。ちょっと急だが7月9日-10日の上昇ラインがサポート。ボリバン下限下抜きからは反発し中位、雲の中。5日線上向くか。4月30日-5月14日の上昇ラインがサポート。
週足は弱い。5月18日週-25日週、5月18日週-6月8日週の上昇ラインを下抜いた。6月8日週-22日週の下降ラインに沿っている。今週この下降ラインを 上抜いて始まるかどうか。1月12日週-4月27日週の上昇ラインがサポート。
月足は3月-4月の下降ラインを上抜きボリバン上限へ。6月は反落し5月-6月の上昇ライン下抜き。14年8月-10月の上昇ラインは維持しているが接してきた。
年足は陽転。2012年-13年の上昇ラインに沿い3年連続陽線だが13年-14年の上昇ラインは下抜きそうで抜かなかった。ただまだ要注意。

【NZドル円】 予想レンジ:80-85、2Q・CPIが政策金利決定を左右しよう

(ポイント)
*ギリシャ問題、中国株動向など外部要因も相場を左右する
*今週はCPIの発表、これが23日の政策金利に大きく影響する
*乳製品価格の下落続く
*復興需要のあった建設業も伸び悩んでいる
*移民の需要で民間消費は伸びている
*今月利下げ観測や、年内さらに3回で0.75%下げて2.5%にする観測が出てきた
*今年最弱通貨であるが、中銀の通貨高懸念は消えず
*利下げ、GDP悪化とギリシャ不安でNZは下落した
*1QはCPI、PPIの低下、失業率の悪化と弱い数字が多い
*住宅投資過熱の抑制は金融政策以外のもので行われる
*1Q雇用統計では賃金が伸び悩んだ、失業率は予想を下回った
*来年度の財政は黒字化を目標とする

(利下げ観測あるも今週の2Q・CPIが重要)
2Q・CPI予想は前期比で+0.5%、前年比で+0.3%
前回の前年比+0.1%よりは上昇しそうだが、まだインフレターゲット下限の1.0%以下である。
NZ中銀は昨年7月までは4会合連続で金利を引き上げていたが、その後は据え置きを続け今年6月に0.25%の利下げを実施。低インフレと乳製品価格の下落が経済の重しとなるとされ、追加利下げも中銀は示唆している。

(財政黒字は早期達成か)
NZ財務省によると、2014年7月-2015年5月の財政収支は黒字となり、年度では予想外に黒字になるとの見方が強まった。法人・投資収入増で中核となる税収が増加、売上税の不振を補った。主要な歳出も予想を下回った。財務省は年度末までこの状態が続いたとしている。
最終的な年度収支は10月に公表する。
7-5月の損益除外財政収支は11億8000万NZドルの黒字。財政赤字は603億60000万NZドル、GDP比で25.3%。

(格付け据え置き)
フィッチは7月6日、NZの長期発行体デフォルト格付け(IDR)を「AA」に据え置いた。見通しはポジティブ。
NZの財政赤字は昨年時点の予想よりも緩やかなペースではあるが縮小が続いていると指摘した。地震に見舞われたクライストチャーチの復興事業、オークランドでの建設活動、移民の流入などが成長を押し上げると分析した。

(1Q・GDPおさらい)
前年比+2.6%と前期の3.5%から減速している。これまでの牽引役の建設業が減速、鉱業は原油安や資源価格の下落を受けてマイナスとなった。民間消費は伸びているが、民間投資や住宅投資の伸びは鈍化した。震災からの復興需要のあった建設部門が弱くなっている。

(テクニカル)「5週間ぶりに反発、まだ通貨番付最下位」
6月11日からの利下げ・GDP悪化による下窓相場、さらにギリシャ支援拒否での下窓で下落していた。
ただ、ようやく6月26日-7月3日の下降ラインを上抜いた。7月8日-9日、9日-10日の上昇ラインが出来た。5日線は上向いた。ようやくボリバン下限から小反発。6月10日-25日の下降ラインが上値抵抗。ボリバン下位。今年はまだ最弱通貨である。
週足。先は5週間ぶりに陽線となっている。6月8日週-29日週の下降ラインを上抜けるか。ボリバン下限以下である。一旦上抜いた6月8日週-15日週の下降ラインがサポートとなっている。
月足は2月-4月の上昇ラインを下抜き5月-6月、4月-5月の下降ラインに沿って下落している。12年6月-15年2月の長い上昇ラインも下抜いた。月のボリバン下限。
年足は陰線。昨年の安値の81.43を下抜き80.66へ。13年-14年、12年-13年の上昇ラインを下抜いている。その下のサポートは09年-12年の上昇ライン。

メルマガ無料配信中!

メルマガの配信をご希望の方は右のボタンより登録ページへお進みください。

マーケットビュー メルマガ登録

セントラル短資FXで取引をはじめる 当社でお取引をご検討の方

無料セミナ―を受講する

セントラル短資FXが提供する無料セミナー

「マーケットビュー」執筆陣も出演中。外貨投資の基本からFXのトレードテクニックまで各種セミナーを開催しています。

取引をはじめる

オンラインでスピード口座開設 最短翌営業日で開設

口座開設

!
  • ※当社による情報サービスは、お客さまの投資判断に当たって参考となる情報の提供を唯一の目的としており、断定的な判断の提供や特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
    当社および情報提供者は、情報の正確性、完全性、適時性等を保証するものでは一切なく、情報の内容を予告なく変更する場合があります。また、当該情報の利用によって生じたいかなる損害についても、一切責任を負うものではありません。投資の最終判断は、お客さま自身で行ってくださいますようお願いします。
    当社が提供する情報の著作権は、セントラル短資FX株式会社または情報提供者に帰属します。当社の事前の承諾なく情報の全部または一部を引用、複製、転送などにより利用することを禁じます。
マイページログイン
口座開設
わからないことは
0120-30-8806 携帯電話・PHSからもご利用いただけます。
ご利用いただけない場合 03-6833-0250

受付時間:午前08:00〜午後07:00(平日)