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マーケットビュー

月曜 野村雅道の今週注目!の経済指標 マーケットが注目する指標を大胆解析

週末にギリシャ支援拒否、中東テロ、中国利下げ報道。今週は米雇用、短観など、GPIF運用状況は

更新日:2015年6月29日

6月29日(月)−7月3日(金)

今週の予想:
ドル円=120-125、ユーロドル=1.07-1.12、ユーロ円=132-137

全体=「ギリシャ問題、中東テロ、中国利下げ、米雇用、短観、GPIFもあり」

EU側のギリシャ支援拒否で今朝のシドニーはリスク回避の円買いドル買いが活発化している。ユーロの他、ランドやトルコの下げもきつい。ギリシャ情勢はこの文を書いている間にも刻々と変化するかもしれない。
(ちなみにトルコ総選挙の後に続き、筆者はトルコリラを今朝買いました)

ギリシャの議会は、財政緊縮策の賛否を問う国民投票を実施することを28日未明に可決した。一方、ユーロ圏19カ国は27日、ギリシャへの金融支援をめぐり緊急の財務相会合を開き、現行支援を延長せず、6月末で終了させることを決めた。支援継続の道を断たれたギリシャは、別の支援を得られなければ、デフォルトに陥る可能性が濃厚となった。
ダイセルブルムユーログループ議長は、ギリシャが26日夜に一方的に交渉を打ち切ったことを明らかにした上で、「残念だが支援は30日で終了せざるを得ない」と述べた。ただ「さらに交渉するためのドアは開かれている」とも述べ、再交渉の可能性に含みを残した。これに対しギリシャのバルファキス財務相は「支援拒否はユーロ圏財務相会合の信頼を傷つける」と批判。一方で、「30日の最後の瞬間までギリシャ政府は戦い続ける」と語り、なお合意は可能だと楽観姿勢を崩さなかった。

また週末には中国の人民銀行が利下げを行った。最近の中国株の暴落に配慮したものだろう。中東に目を移せば、チュニジア、クウェート、ソマリアそしてフランスでイスラム過激派による同時テロが起きた。

今週はこれらに加え米国雇用統計、日銀短観や自民党の一部よる報道規制発言、そしてそろそろ発表されるGPIFの1-3月の運用実績なども注目したい。これだけいろいろあると、どの通貨に避難するかが問題となる。ドルかポンドか円か(ただ20世紀と違って円は避難通貨としては買われていない。20世紀は円は番付トップ、21世紀は主要9通貨中、8位である。円へのヘッジは短命だろう)

米ドル=
「指標順調でドル高、金利上昇、株価は弱い」

先週の米指標(住宅、GDP確報、耐久財、個人所得・支出など)はまずまずであった。米金利はそれにつれて上昇。ドルも全面高となった。ただ株価は金利上昇を嫌気して下落した。今週は、金曜日が独立記念日の振替休日のため、木曜日に雇用統計が発表される。最近の改善しつつある失業保険申請者数などからも見ても悪い数字は出ないだろうが、市場は予想をわずかに上下するだけで過剰反応するので、それにはデイトレでついていきたい。中長期では逆張りのチャンスも狙いたい。他の通貨では英国を除けば弱い材料が多く、それもドル買いを誘発する。注意すべきはFOMCのスタッフが声明以外でもドル高の悪影響について発言したりする時だろう。

ユーロ=
「ギリシャ6月30日支払期限、7月5日国民投票、債務は誰が負担?」

ギリシャの問題はまだ流動的だがIMF、EU、ECBは融資延長を拒否した。これからはデフォルトの事務手続きとなるのだろう。元本の棄損は誰が負うのだろう。そのような想定はとっくに債権団が行っているだろうが。資金が入ってこなくなるギリシャはどうなるのだろう。債権団の緊縮政策より厳しい状態を享受しなければならない。アルゼンチンのようにデフォルト後、世界経済の成長で債務返済ができることは、現在の低成長下の世界では難しい。中国やロシア、AIIBに頼るのだろうか。こういう事態をなったのは債権団に責任がある。ギリシャの残務処理が落ち着けばユーロは急騰し欧州のデフレ要因ともなろう。短期にはユーロ売り、中長期にはユーロ買いだろう。膨大な貿易黒字についてギリシャが抜けてさらに増大することが予想される。
若干だが改善の見込みが出てきた欧州経済も、ギリシャ問題でしばらく停滞するかもしれない。今週は消費者物価指数 ECB理事会議事要旨も注目したい。

英ポンド=
「対円で11週連続陽線ならず。ギリシャ問題での避難通貨としての買いは続く」

11週連続陽線にはならなかった。ただ先週は、ほぼ寄り引き同時とも言える僅かな値幅の陰線であった。米国指標改善での米金利上昇でポンドが対ドルで下落したからだ。今週はギリシャ問題で、対ユーロ中心にポンドが買われるだろう。6月初旬には0.73台まで上昇したユーロポンドが0.70割れとなるだろう。英国もそれほど強い経済指標、インフレ指標が出ていないが、英中銀が米国の後を追って利上げの示唆をする機会が多くなっている。
その空気を織り込んでポンドは買い続けられており、今年は米ドルよりも強い。他に買いやすい通貨もないという積極的ではないポンド買いのような気もする。賃金は上昇しているが、インフレはまだ低いままである。中銀は賃金の上昇から今後のインフレ見通しを引き上げているが。英国内の要因よりも、ユーロからの避難として買われている。

人民元=
「株価急落で利下げ実行、ただ急落させたのも政府・人民銀行」

週末に人民銀行が利下げに踏み切った。景気減速に加え、株価が急落したことを配慮したのであろう。ただ株価を急落させたのも、信用取引規制強化、SHIBOR上昇を放置していた政府と中銀である。なかなか政府の居心地のいい株価に安定させるのは難しそうだ。為替のほうは対ドルで小幅の上昇を見せているが、ドル円も底堅いために人民元は安定している。米国に対して人民元の介入の減少を表明したが、実際の相場状況からは介入で対ドル相場を安定させていると言わざるをえない。
6月29日はAIIB設立協定署名式がある。また設立過程では世銀から8人が協力したと言われている。AIIB、MSCIへの採用、SDRの構成通貨入りと人民元の国際化には積極的である。
 中国では主要な指標のHSBCの製造業などのPMIだが、この指標は廃止されるようだ。一部ではより政府の恣意的な指標の発表が多くなると言われている。

豪ドル=
「中銀の通貨高懸念続く、団子天井か」

財政黒字化を目指す政府予算案は好感されたが逆にIMFは財政を緩めて景気刺激を勧告した。NZとともに主要輸出品(豪は鉄鉱石)の下落ほど為替が下がっていないことにRBAは不満を持っている。団子天井となるか。RBAは成長・インフレも弱いことを強調している。雇用、GDPは改善しているが、小売、貿易収支は悪化している。1Q設備投資も悪化。RBAはさらなる利下げ・豪ドル安を示唆。利下げの懸念は住宅投資が過熱することである。大手企業の人員削減は続くトヨタも、GM、フォードに続き工場撤退を表明したが、代替職への調整が進んでおるのか雇用統計への影響は表われていない。今週はRBA総裁の講演がある。

NZドル=
「NZ中銀執拗に牽制、NZドル高と乳製品下落を」

利下げ、GDP悪化でNZは下落したものの、NZ中銀はまたもやNZドル高けん制を行った。乳製品価格は50%以上下落するもNZドルは数%しか下落していないのが中銀の不満である。次回の政策金利決定は7月23日。小売・不動産投資は強い。1Q経常収支はエネルギー輸入減少で黒字となった。5月貿易収支も黒字化した。中銀はオークランドの不動産投資過熱より低インフレ抑制を選んだ。今年のNZドルはユーロに抜かれ、今年の通貨番付最下位となっている。NZ経済研究所の2017年の成長率予想は3%。1QはCPI、PPIの低下、失業率の悪化と弱い数字が多かった。対豪ドルとのパリティは、豪の政策金利据え置きや雇用統計改善でやや遠のいている。来年度の財政は黒字化を目標とする。

南アランド=「ギリシャ問題で連れ安か、インフレ懸念あり、上昇ライン下抜き」

上昇を続けてきた南アランドも先週金曜は当面の上昇ラインを下抜いた。ギリシャ問題でのユーロ下落を受けて連れ安となるか。成長率見通しはIMFや世銀に下方修正されている。電力不足が成長率を抑制している。中銀はインフレ懸念を有しているのはコアCPIがインタゲ上限の6%を超えるとみているからである。5月CPIは予想を小幅上回った。6月の格付け見直しは各社現状維持となった。財務相が今後は財政赤字が縮小するとしたことを評価したとみられる。15年度財政赤字目標は2.5%で14年の3.9%から改善見込み。良い話としてはアフリカ大陸自由貿易圏の設立が計画されていることがある。GDP、失業率、HSBC製造業PMIは悪化している。公務員ストの恐れも例年通りある。ロシアや中国との結びつきは強い。原油は輸入国であり、原油下落の悪影響はない。今週は貿易収支の発表がある。またマリカナ鉱山虐殺問題(虐殺なのか公務なのか)が再び議論となり政府が批判されている。

トルコリラ=「外部要因で下げ、国内は若干平穏」

今朝は再びトルコリラ円相場は下窓を開けた。6月7日の総選挙での政権与党の過半数割れ以来である。ギリシャ債権団のギリシャへの支援拒否報道によるものだが、トルコリラはユーロよりもシドニーでは下げていた。ギリシャの隣国さらに週末の中東・北アフリカやフランスでの同時テロの影響もあったかもしれない。
先週は政策金利の決定があったが、予想通り7.5%で据え置きとなった。決定会合の前日にまたもやゼイベクチ経済相から「中銀は利下げする必要がある」との圧力的発言があった。中銀は声明で、短期的には食料価格の調整などによりインフレ鈍化が見込まれるとしながらも「最近の為替相場の動向がコア指標の改善を遅らせている」と指摘した。「国際市場の不透明性やエネルギー、食料価格の変動も踏まえ、慎重な金融政策ス
タンスを維持することが必要」との認識を示した。与党が過半数を割り込んだことを受け、市場では、中銀にインフレ対応に注力できる余地が生まれるとの期待が出ている。
選挙後の指標(1QGDP、3月失業率、1Q経常収支)が改善したこと、与党からの利下げ圧力が減じていること、トルコリラ安を中銀が懸念していることで、ギリシャ問題を除けば相場は落ちついてきている。個人的には昨年末に売ったポジションを買い戻している。今週は6月CPIの発表がある。

 

【今週の注目経済指標】

6/29
(月)

(日)鉱工業生産・速報、資金循環統計速報
(香港)小売売上
(独)消費者物価指数・速報
(米)中古住宅販売成約
(その他)AIIB設立協定署名式

6/30
(火)

(NZ)住宅建設許可
(日)住宅着工戸数
(仏)生産者物価指数
(独)雇用統計
(英)経常収支、GDP・確報値
(ユーロ圏)失業率、消費者物価指数・速報
(南ア)貿易収支
(加)GDP
(米)S&P/ケース・シラー住宅価格指数、シカゴ購買部協会景気指数、消費者信頼感指数

7/1
(水)

(日)日銀短観
(中)製造業購PMI、HSBC製造業PMI改定値
(豪)住宅建設許可件数
(スイス)SVME購買部協会景気指数
(英)製造業PMI
(米)ADP雇用統計、建設支出、ISM製造業景況指数、エネルギー省の石油在庫統計、チャレンジャー人員削減数

7/2
(木)

(豪)貿易収支
(日)マネタリーベース
(英)建設業PMI
(ユーロ圏)PPI、 ECB理事会議事要旨
(南ア)BER消費者信頼感指数
(米)非農業部門雇用者数、失業率、新規失業保険申請件数、製造業新規受注

7/3
(金)

(豪)小売売上
(中)HSBCサービス部門PMI
(トルコ)CPI
(英)サービス部門PMI
(ユーロ圏)小売売上 
(米)独立記念日の前日で米国市場休場

7/5
(日)

(ユーロ圏)ギリシャ国民投票

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り ※チャートはクリックで拡大できます

前回の「注目通貨ペア!」

ドル円
NZドル円

【ドル円】 予想レンジ:119-124、景気回復順調、貿易赤字縮小 VS GPIFの外国投資
住宅、GDP、耐久財、個人消費などの米景気指標が改善し米金利も上昇しドル円も122円台から一時124円台へ上昇した。終値は123.88。

---先週の予想は以下の通り---

麻生財務相は「経済の好循環が確実に生まれつつある」とし、黒田日銀総裁は「企業部門で前向きの投資スタンスが維持されている、景気は穏やかな回復を続けている、量的・質的金融緩和は所期の効果を発揮している、物価の基調は着実に高まり、物価2%達成は2016年度前半ごろ」としていることから追加金融緩和へ向かうことはあり得ない。日銀短観と同内容の法人企業景気予測調査では自社の景況は冴えないとしながらも、世の中の景況感は改善しているとしている。ちょっと妙である。ただ設備投資は改善している。
為替相場では3月FOMCでドル高に言及して以来、米ドルは対ユーロで下げているが、対円では上昇している。そういうこともあり黒田日銀総裁がさらなる円安への警戒感を発したのだろう。ただ当局の発言だけで相場が動くのは一時的でやはり実需が伴わないといけない。
今年の貿易需給では5月までで約1.6兆円の赤字、昨年同月まででは6.8兆円の赤字である。5.2兆円の円買いが減少している。ただGPIF・ゆうちょ・かんぽ、民間生保が外債や外株を同金額(5.2兆円)以上買っていれば貿易赤字縮小分は相殺することとなり、円安が続く要因となっている。
GPIFの1-3月の運用状況がわかれば、より推測しやすくなる。GPIFの運用は政府がその外国投資分のペースをコントロールできるので、円安が想定以上過ぎれば、そのペースを調整できる。ただ資産配分の見直しの目標が決まっているので終わりはある。テクニカルでは後述するようにドル円は節目の上昇ラインを下抜いている。

(テクニカル=前回触れた5月14日-5月18日の上昇ライン崩れる)
前回触れた5月14日-18日の上昇ラインが崩れた。6月17日の上ヒゲが効いて先週末は連続陰線。6月17日-18日の下降ラインに沿う。その上の抵抗線 は6月8日-17日の下降ライン。サポートは4月30日-5月14日の上昇ライン。5日線は下向き。ボリバン下限は122.0あたり。
週足は週のボリバンの上限を上抜いて上昇した後、5月18日週-25日週の上昇ラインを下抜いて連続陰線。1月12日週-4月27日週の上昇ラインがサポート。
月足は3月-4月の下降ラインを上抜きボリバン上限へ。今月は陰線スタート。14年8月-10月の上昇ラインは維持している。 
年足は陽転。2012年-13年の上昇ラインに沿い3年連続陽線だが13年-14年の上昇ラインは下抜きそうで抜かなかった。ただまだ要注意。

【NZドル円】 予想レンジ:82-87、利下げで下窓の後GDPも悪化、乳製品も下落続く
引き続き、NZ中銀よりNZドル高懸念、利下げ示唆が繰り返されるも小幅下落にとどまった。

---先週の予想は以下の通り---

(ポイント)
*1Q・GDPは予想、前期比ともに下回った
*乳製品価格の下落が影響している
*小売・不動産投資は強い
*6月11日の政策金利決定では意外な利下げとなりNZドルは急落した
*1Q経常収支はエネルギー輸入減少で黒字となった
*中銀はさらなる利下げやNZドルの下落を示唆している
*中銀はオークランドの不動産投資過熱より低インフレ抑制を選んだ
*中銀はNZドルを下落させ輸出業者の収益向上を目指している
*NZドルはユーロに抜かれ今年の通貨番付最下位となっている
*NZ経済研究所の2017年の成長率予想は3%
*1QはCPI、PPIの低下、失業率の悪化と弱い数字が多い。一方小売売上は堅調、また住宅投資は過熱気味だ。
*住宅投資過熱の抑制は金融政策以外のもので行われる
*1Q雇用統計では賃金が伸び悩んだ、失業率は予想を下回った
*対豪ドルとのパリティは、豪の政策金利据え置きや雇用統計改善でやや遠のく
*来年度の財政は黒字化を目標とする
*キー首相もNZドル高懸念を示唆
*乳製品価格は再び下落し始めた
*14年8月はNZ売り介入を行ったが9月は商業ベースの小額にとどまった

(1Q・GDP予想・前回下回る)
2015年1Q・GDPは、前期比0.2%増となった。鉱業や乳業が低調で、予想の0.6%増を大幅に下回った。GDPが前期比で小幅な伸びにとどまった背景について「石油とガスが主因。国際価格の下落を受けて、生産や開発が低調だった」と説明した。鉱業部門は前期比7.8%下落した。農業も2.3%下落。干ばつや乳製品価格低下を反映し、牛乳生産量が落ち込んだ。
一方、小売り・住宅は2.4%増。旧正月期を中心にした中国からの訪問者数増加が寄与した。

(経常収支)
1Q経常収支は、実質 ベースで、6億6,000万NZドルの黒字だった。原油価格の下落や、観光客の支出増を背景に、四半期としては1年ぶりの経常黒字計上となった。 2014年4Qの経常収支は31億7,000万NZドルの赤字だった。
3月31日までの1年間の経常収支は86億NZドルの赤字。赤字額は、対国内総生産(GDP)比率で3.6%となり、2013年1Q以来の高い水準に達した。
年間の経常収支が悪化したのは、乳製品の価格下落に伴い輸出収入が急減したため。
一方で、海外からの観光客による支出が過去最高になった。

(イングリッシュNZ財務相)
われわれは為替レートが一段と軟化する期間が必要と発言。

(通貨番付で最下位)
今年はギリシャ問題で弱いと言われてきたユーロにも抜かれ、主要9通貨番付で最下位となっている。

(AIIBに参加表明)
2015年6月16日、NZがアジアインフラ投資銀行(AIIB)への参加を表明したと報じた。
今後5年間で約8700万ドルを出資する計画で、15日にAIIB参加を発表したジョン・キー首相は「AIIBによるアジアのインフラ市場への投資は地域の経済成長に有利。NZの経済発展にも恩恵をもたらす」と抱負を述べた。

(テクニカル=下窓開けてもまだ弱い)
予想外の利下げ、GDP悪化で下窓を開けてからも下落続く。6月11日-12日の下降ラインに沿っていたがさらに下げて一時ボリバン下限を下抜いている。5日線下向き。今年の安値(2月3日)の84.04に近い。長いサポートであった14年10月16日-15年2月3日の上昇ラインも下抜いている。
週足は2月2日週-4月13日週の上昇ラインを下抜いた。4月27日週の上ヒゲの下押し効果があった。週の雲の下に下落。4月27日週-5月25日週の下降ラインに沿っている。ボリバン下限下抜き。
月足は1月-2月の下降ラインを上抜いたが、2月-4月の上昇ラインを下抜き4月-5月の下降ラインに沿っている。12年6月-15年2月の長い上昇ラインも下抜いた。
年足は陰線。13年-14年の上昇ラインを下抜いている。12年-13年の上昇ライン下抜き。その下のサポートは09年-12年の上昇ライン。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円
豪ドル円

【ドル円】 予想レンジ:120-125、不穏な海外情勢で円買いも。ただ本道は貿易とGPIFが決める

今朝はギリシャ支援拒否で円が買われ、122円台となった。

さて政府・日銀は「緩やかな景気回復」という認識である。今週は日銀短観があるが、すでに発表された同内容の財務省法人企業景気予測調査でもまずまずの景況感を示したので、短観も同じ結果となるだろう。株価も順調すぎる上昇、緩やかな円安も続いている。政府も日銀黒田総裁が円安けん制と取られない発言を訂正させた(?)ように、円高デフレの怖さは認識しているようなので、さらなる円安に対外的に配慮しても、急速な円高は株安にもつながり今までの努力を水泡に帰する可能性もあるので、望んでいないだろう。
貿易赤字の大幅縮小による円高を避けさせているのはGPIFの円売りであるが、そろそろ1-3月の運用状況が発表されるので分析してみたいところだ。ギリシャや同時テロ、中国株急落など不穏な海外情勢でヘッジと円買いが入ってくる場面もあるだろうが、あくまでも貿易とGPIFの需給を中心にとらえていきたい。

(テクニカル)
(ヒゲの多く出る相場、翌日には生かせるが長続きしない)
今朝は下窓を開けた。5月14日-18日の上昇ラインが崩れ、戻る時もあったがそのラインが上値抵抗となった。6月24日の上ヒゲで翌日下げるも先週末は陽転。5月14日-6月22日の上昇ラインは下抜いた。6月8日-24日の下降ラインが上値抵抗。5日線上向き。ボリバン下限。
週足は週のボリバンの上限を上抜いて上昇した後、5月18日週-25日週の上昇ラインを下抜いて連続陰線。ただ先週は6月8日週-15日週の下降ラインを上抜いて陽線。めまぐるしい。再びボリバン上限へ1月12日週-4月27日週の上昇ラインがサポート。
月足は3月-4月の下降ラインを上抜きボリバン上限へ。今月はここまで僅かに陰線。上ヒゲ長い。14年8月-10月の上昇ラインは維持している。  年足は陽転。2012年-13年の上昇ラインに沿い3年連続陽線だが13年-14年の上昇ラインは下抜きそうで抜かなかった。ただ、まだ要注意。

【豪ドル円】 予想レンジ:91-96、中銀の通貨高懸念続く、団子天井から下窓

(ポイント)
*予算案は好感されたが逆にIMFは財政を緩めて景気刺激を勧告
*NZとともに主要輸出品(豪は鉄鉱石)の下落ほど為替が下がっていないことに不満
*中銀の豪ドル高懸念は強い
*団子天井となるか
*RBAは成長・インフレも弱いことを強調
*雇用、GDPは改善
*小売、貿易収支は悪化
*RBAはさらなる利下げ 豪ドル安を示唆
*1Q設備投資は悪化
*利下げの懸念は住宅投資が過熱すること
*大手企業の人員削減は続く トヨタもGM、フォードに続き工場撤退を表明

(推移)
為替、株ともに下落

(トピックス)

「中国景気減速と中国株下落」
今年は中国景気の減速が主要話題となり豪ドルの売りにもつながっている。 さらに、バブルと言われるほど上昇していた株価がここ2週間で暴落し、これも豪ドルの頭を押さえた。ただ中国人民銀行は、週末に株価下落を配慮し利下げに踏み切った。

「求人件数改善」
3-5月の求人件数は前期比2.0%増の15万5800件と、2012年後半以来の高水準となり、労働需要の改善が示された。
前年同期からは6.3%増加した。
12-2月の求人件数は15万2700件(改定値)。
部門別では、民間部門が2.8%増の14万3300件と12年以来の高水準。公共部門は5.3%減少し、過去最低の1万2500件。連邦・州政府の緊縮政策が響いている。
求人件数は、労働市場の需給と雇用情勢の先行指標として重視されている。

「やはり中国が影響」
住宅に対する中国人の需要が急増しており、豪政府による違法購入者を一掃する取り組みが追い付いていない状態だ。政府が2月に違法住宅購入の取り締まりを発表して以来、売却を命じられた外国人は1人にとどまっている。クレディ・スイス・グループによると、中国人はすでにシドニーの新築住宅の4分の1近くを購入しており、その支出額は2020年までの6年間で2倍余りの600億豪ドルに達する見通しだ。
海外からの需要による価格上昇で豪人が住宅市場から締め出されるとの懸念が広がる中、ホッキー豪財務相は規定違反者に対し罰金の引き上げや禁錮刑を計画している。ただ、議会の調査で購入者の国籍記録簿の作成が求められてから6カ月余り経っても、データベースは依然未完成で、当局は海外勢の購入規模をしっかり把握できていない。
海外の購入者は豪州法によって新築住宅にほぼ限定されており、外国投資審査委員会(FIRB)の承認が必要。一時居住者はFIRBに承認されれば新築・中古住宅のいずれも購入できるが、離国の際に売却しなければならない。

「AIIBに出資、6月29日に署名式」
豪政府は、中国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)に対し、今後5年で9億3000万豪ドル出資する方針を明らかにした。出資額は第6位となる。
AIIBには英国やフランス、イランなど57カ国が参加を表明しており、資金規模は10,000億ドルに上る。
「AIIBへの参加は、経済成長と雇用の促進に向け、豪が近隣諸国や最大の取引先と連携する機会をもたらす」と指摘。「AIIBは民間セクターと緊密に連携する予定で、豪企業が(AIIBの)投資対象地域におけるインフラ整備の機会を活用するための道を開いている」と述べた。
ホッキー財務相は29日に北京で行われるAIIB設立協定の調印式に出席する予定。

(テクニカル)「団子天井から下窓」
5月14日のカブセ線、6月3日のカブセ線に似たような足で下落。狭いボリバン上限、下限を往復していた。6月10日-18日の上昇ラインを先週金曜日下抜いて雲の中へ下落。今朝は下窓を開けた。5日線下向く。ボリバン狭いので一気に下限へ。そして下限下抜きへ。4月2日-14日の上昇ラインがサポート。
週足は6週連続陽線後、週のボリバン上限に接し4月13日週-4月27日週の上昇ラインを下抜き下落した。ただ5月11日-18日の下降ラインは上抜き。横ばい推移。今朝は週の団子天井から下窓。
月足は12月-1月の下降ライン、11月-12月の下降ラインを上抜いた。13年8月-15年2月の上昇ラインが支持。ただ5月同様の上ヒゲを6月足も出している。4月-5月上昇ラインは下抜いている。
年足は2009年-12年の上昇ラインを下抜いた。

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