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マーケットビュー

月曜 野村雅道の今週注目!の経済指標 マーケットが注目する指標を大胆解析

G-7、ギリシャ問題、月末週、生保決算(外貨投資動向)、
南アGDP、カナダ政策金利

更新日:2015年5月25日

5月25日(月)−5月29日(金)

今週の予想:
ドル円=119-124、ユーロドル=1.07-1.12、ユーロ円=131-136

今朝のシドニー市場では、ギリシャが「6月のIMF融資返済の資金がない」と発言したことで、ユーロドルが一旦1.0970あたりまで売られた。ドル円が121.50近辺で推移している。本日は25日でゴトビのドル買いが出ると思われがちだが、海外は休場の市場が多いので当日決済物である仲値取引は少なくなる。ドル円はボリンジャーバンドの上限を越えており行きすぎにも気をつけたい。夕刻はいつものように機関投資家の外債・外株買いの円売りも出るだろう。

全体

先週金曜には日米欧の中銀総裁らが発言した。いずれの発言も以下のように大きな問題はない。今週のドイツでのG-7でもギリシャ問題を除けば議論の対立は起きないだろう。為替については米国でドル高を抑制する為替条項問題が下院で議論されるが、G-7に出席するルー財務長官は為替条項に否定的なのでG-7では言及されないだろう。

  • 黒田日銀総裁=
    景気は穏やかな回復を続けている、個人消費の底堅さが増している。物価2%に達するのは2016年度の前半ごろ。現時点で追加緩和が必要だとは考えていない。
  • ドラギECB総裁=
    成長は上向き、インフレ期待は持ち直した、潜在成長率は危機前の水準を下回っている状況が続くと予想する。
  • カーニー英中銀総裁=
    緩やかなペースで利上げを進めていく状況となっている、ポンド高からの持続的な障害に気を配らなければいけない、ここ最近、賃金の弱さが幾分見られる。
  • イエレンFRB議長=
    1Qの減速から持ち直すともに、国内外の向かい風も収まり始める見通しで年内に利上げすることを示唆。

米ドル

経済指標はマチマチだが、弱い数字より強い数字、インフレ上昇を示唆するものに反応しやすい状況にある。さらにイエレン議長も年内利上げを示唆したことでさらにそれが強まるだろう。米国4月コアCPIは前月比で0.3%上昇し13年1月以来の大きな伸びとなった。前年同月比は1.8%上昇。1Qは経済成長が低迷したものの、コアCPIが上昇基調を示していることからFRBは年内に金融引き締めに動くとみられている。ただ今週金曜日は1Q・GDP改定値の発表があり、大きく下方修正される予想であり一波乱起きそうだ。為替条項は下院での議論を見守りたい。

ユーロ

上昇も速かったが下落も速い。下げる時は景気減速と金利低下、ギリシャ債務問題などであるが、その逆の流れでは貿易黒字も大きいため上昇の速さにもついていけないことがあろう。G-7でギリシャ問題も議論されようが、独のショイブレ財務相やバイトマン連銀総裁は厳しい意見を述べるが、独仏首脳、ユンケル・ユーロ議長、モスコビシ欧州委員、IMFなどは妥協点を見つけようと努力しているようだ。ギリシャの長期金利も大きくは反応していない。株価も年初来は安定している。
景気についてはまだ力強さはないが、仏・伊中心に若干改善を示している。独連銀も5月月報では、経済の上向きの動きは年内続く、との認識を明らかにした。独政府・連銀ともには、今年および来年の実質経済成長率を1.8%としている。 今週は独4月小売売上の発表がある。

英ポンド

英国も米国同様GDP改定値の発表があるが米国のようにぶれることはないだろう。総選挙での保守党が過半数を獲得したこと、小売売上の改善で上昇もインフレの低下や米ドルの上昇で反落した。カーニー英中銀総裁の「緩やかなペースで利上げを進めていく状況となっている。ポンド高からの持続的な障害に気を配らなければいけない、ここ最近、賃金の弱さが幾分見られる」という発言もポンド売りを進めた。4月CPIは半世紀余りで初のマイナスだった。ただ英中銀は、インフレ率低下は一時的なもので「年末にかけて顕著に上昇していく」との見通しを示している。
また英中銀は英国の欧州連合(EU)離脱に備え、経済に及ぼすリスクの調査に着手したことが分かった。BOEはこの作業を秘密裏に進める計画だったが、広報担当幹部が英紙ガーディアンの編集者に電子メールを誤送信し、表沙汰になった。

人民元

上海株価指数は年初来44%の上昇となった。4月小売、工業生産は減速、CPIは低下するも金融緩和で短期金利は低下傾向が続く。また米国から圧力、SDRの構成通貨となるためにも人民元は強含んでいる。出来るだけ介入を避け交換性を実現化していく意気込みはあるだろう。李首相は人民元安を望まずと発言している。政府の大型プロジェクト、「一帯一路」政策、預金保険制度の設立、自由貿易区の拡大など財政出動や改革にも積極的である。自民党二階総務会長が率いる訪中団は習主席と会談するなど日中関係の改善が見られていることは双方の経済にとって有益となろう。6月には日中財務対話、米中戦略・経済対話が控えている。

豪ドル

史上最低の政策金利で一服感が出たが、景気減速、インフレ低下が続いている。またRBAの通貨高懸念は続き、鉄鉱石価格下落も収まらない。今週は重要な指標はなく、6月第1週のGDPなどの指標待ちとなる。6月の政策金利決定は引き下げたばかりなのでさすがに様子見となるも、年内追加利下げ観測はある。ただ、一つの利下げの懸念は住宅投資が過熱することだ。
来年度予算案は赤字予想より縮小し好感された。RBAは景気見通し、インフレ見通しを下方修正している。中国景気減速の影響も出ている。日本郵便は豪物流大手を65億豪ドルで買収するが為替への影響はあるだろう。

NZドル

主要9通貨番付で8位まで下落している。1QはCPI、PPIの低下、失業率の悪化と弱い数字が多かった。一方、小売売上は堅調、また住宅投資は過熱気味であるが、NZ中銀は利下げも示唆し始めた。住宅投資過熱の抑制は金融政策以外のもので行われることも金融緩和の余地がでてくることになった。6月11日の政策金利決定会合で市場は40%程度利下げを織り込んでいる。
ただ来年度の予算では財政黒字化を目標としており、財政面では豪と同様に他国と比べて不安はない。やはり問題は主要輸出産品の乳製品価格の下落である。また中国景気の減速で最大輸出先は中国から再び豪に変わった。

南アランド

南アランドは主要通貨番付5位と例年に比べれば健闘している。政策金利は予想通り5.75%に据え置かれた。ただ中銀はただ、原油高や物価の伸びを上回る賃上げ、通貨ランドの下落によって、今後物価上昇率が上振れし、数カ月中に利上げを迫られる恐れがあると示唆した。CPIは、4月は4.5%。中銀は16年1Qには目標レンジ上限の6%を突破すると予想している。
中銀ハニハフ総裁は「物価見通しの悪化からは、政策金利を維持する今の姿勢をずっと続けられないことが分かる。金融政策委員会はより長期の物価見通しを損ないかねない予想物価上昇率やその他の要素をこれからも丹念に点検し、適切な時期に動く用意がある」と述べた。 6月はS&Pとフィッチが南ア格付けの見直しを行うが、ムーディーズは近い将来に格付けを変更するような要因はみられないとしたこともランドを支えた。
中銀は、2015年のGDP見通しを2.2%から2.1%に下方修正、コアCPI見通しを5.5%から5.6%に上方修正、2016年のコアCPI見通しを5.2%から5.4%に上方修正している。今週は1Q・GDP 生産者物価指数 貿易収支などの発表がある。

トルコ

高金利の南アランドとトルコリラが底堅い。南アは利上げ示唆とムーディーズの格付け維持によるものだが、トルコは総選挙前の世論調査で、現エルドアン政権がさらに勢力を増して強権政治を強めることはないという観測が出ていることからだ。穏健な政治を期待できる思惑が出ている。強権すぎれば金融政策も政治のいいなりになり国際金融界からも不信感を抱かれることとなる。
政策金利は予想通り7.5%に据え置かれた。中銀は声明で「最近の為替相場における変動の高まりによって、コアインフレの改善は限られている」と指摘。「世界市場の不透明な状況や、エネルギー・食品価格の変動も踏まえると、金融政策で慎重姿勢を維持する必要がある」との認識を示した。
週足では12月8日週-1月12日週の長い下降ラインを上抜けた。ただ経済ファンダメンタルズや政治情勢や隣国シリア情勢には不安がある。そのリスクを理解した上でのレバレッジ管理は重要だろう。

 

【今週の注目経済指標】

5/25
(月)

(日)貿易統計
(その他)仲値取引原則なし(香港、フランクフルト、スイス、ロンドン、NY休場)

5/26
(火)

(NZ)貿易収支
(日)企業向けサービス価格指数
(南ア)GDP
(米)耐久財受注、住宅価格指数、S&P/ケース・シラー住宅価格、新築住宅販売件数、消費者信頼感指数、リッチモンド連銀製造業指数

5/27
(水)

(日)日銀金融政策決定会合議事要旨(4月30日分)、月例経済報
(中)中国工業企業利益
(加)中銀政策金利
(その他)G-7

5/28
(木)

(香港)貿易収支
(スイス)貿易収支
(南ア)生産者物価指数
(英)GDP改定値
(米)新規失業保険申請件数、中古住宅販売成約

5/29
(金)

(NZ)住宅建設許可
(日)消費者物価指数、家計調査、失業率、鉱工業生産
(スイス)GDP
(仏)生産者物価指数
(南ア)貿易収支
(加)GDP
(米)GDP改定値、シカゴ購買部協会景気指数、ミシガン大消費者信頼感指数・確報値

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り ※チャートはクリックで拡大できます

前回の「注目通貨ペア!」

ドル円
豪ドル円

【ドル円】 予想レンジ:117-122、GDP、日銀政策決定会合、黒田総裁会見
日経平均が依然堅調でリスク選好の円売りが機関投資家中心に活発化、また米国コアCPIの上昇、イエレンFRB議長の年内利下示唆で119円から121円半ばまで上昇した。

---先週の予想は以下の通り---

今週は1Q・GDP成長率の発表がある。前期比+0.4%、前期比年率で+1.6%の予想。消費増税による反動減の影響は一巡しつつあるものの、依然として消費者の節約志向が強く個人消費の回復が鈍いことや、企業が設備投資に対して慎重な姿勢を崩していないことが主な要因となっている。ただ黒田日銀総裁は「今の段階で追加緩和を行う必要はない。物価が上昇し始める時期は従来見通しと変わっていない」としている。米国がドル高に神経質なところでもあり、ドル高に繋がりやすい追加金融緩和を躊躇していることもあろう。自民党内部からもこれ以上の円安を危惧する声も出ている。もちろん円安のほうが経済は潤うのだが、潤わない人からの不満の声にも配慮し始めた。
GDPを確めてからの日銀政策決定会合となる。
新年度の輸出の円買いも出て僅かにドル円は下落しているが、やはり国策としての年金、ゆうちょ、かんぽの外貨投資がドル円を支えている部分もあるので他通貨ほどの最近のドル安傾向とはなっていない。米国の為替条項の議論も気になるところでもある。米国がドル高を望まない以上、日本のKY(かんぽ・ゆうちょ)やGPIFが円売りを続けられるかどうか。

(テクニカル)
5月13日-14日の下降ラインは上抜くも、先週金曜は上ヒゲを残した。5月5日-12日の下降ラインが上値抵抗。ボリバン上限、下限でターンを繰り返しているが現在は中位。一目の雲の下。5月14日-15日の上昇ラインがサポート。ここを下に切るとボリバン下限へ。120円を越えた5月5日、5月8日は上ヒゲを残し、119円を割った4月17日、20日、4月29日、30日は下ヒゲを残している。5日線は下向きとなった。
週足は3月23日週以降横ばい。狭い週のボリバンの中位。3月9日週-16日週の下降ラインは上抜いた。最近見ていない3週連続陰線となるか。
月足は3月以降横ばい。10月-11月の上昇ラインを下抜いている。14年8月-9月の上昇ライン、すなわち黒田バズーカラインを下抜きそうだ。14年10月-15年2月の上昇ラインは下抜いた。年足はほぼ寄り引き同時、年間の高値は122.02、安値は115.84で6.18円の幅。小さいわけでもないが、すぐに119-120あたりに戻ってきてしまう。2012年-13年の上昇ラインに沿い3年連続陽線だが、13年-14年の上昇ラインは下抜きそうで抜かない。

【豪ドル円】 予想レンジ:93-98、史上最低の政策金利で一服感、ただ景気減速、インフレ低下続く
史上最低金利の2%まで利下げ後の一服感、予算案で財政赤字が予想より縮小し97円まで上昇していたが、米ドルの堅調さや豪のファンダメンタルズの弱さ(鉄鉱石価格の下落、インフレ低下、雇用悪化など)は変わっていないことで再び売られ、95円前半へ下落した。

---先週の予想は以下の通り---

(ポイント)
*RBAは予想通り利下げ。利下げ一服感が出たことで豪ドルが戻している
*利下げの懸念は住宅投資が過熱すること
*4月雇用統計は悪化
*予算案は赤字予想より縮小で好感された
*日本郵便は豪物流大手を65億豪ドルで買収する
*4月NAB企業景況感指数は悪化
*RBAは景気見通し、インフレ見通しを下方修正
*中国貿易収支は輸出入ともに減少
*成長は平均を下回り、豪ドルは高いとのRBAの認識
*豪ドルはパリティーから反発
*中国は利下げを行った
*大手企業の人員削減は続く トヨタもGM、フォードに続き工場撤退を表明

(トピックス)

「予算」
来年度(2015年7月−16年6月)の財政赤字は予想を下回る見通し。政府による景気てこ入れで、純債務は21年ぶりの高水準に膨らむと見込まれている。12日公表された予算案によれば、来年度の財政赤字は351億豪ドルで、対GDP比2.1%となる見通し。予想は400億豪ドルだった。 純債務は対GDP比8%と、10年度の3.3%を大きく上回り、1996年度に記録した18.1%に迫る見込み。予算案によれば、経済成長の強まりに伴い、財政赤字は17−18年度に144億豪ドル、18−19年度は69億豪ドルに縮小し、その翌年は黒字が予想されている。

「日本郵便が豪物流大手買収、65億豪ドル」
豪物流最大手トール・ホールディングスは13日に株主投票を行い、日本郵便が今年2月に提示した総額65億豪ドルの買収案を承認した。 

「NAB企業景況感指数」
4月NAB企業景況感指数
前+6 結果+4

「IMF、RBA見通し」
IMFは2016年のGDP成長率を0.1ポイント上方修正し3.2%になるとの予想を明らかにした。金融政策と豪ドル安が非資源分野の活動を支援すると判断した。RBAは最新の四半期経済見通しの中で、15/16年度のGDP成長率の中間値を0.5ポイント下方修正し、2.5%になるとした。経済全体で投資が落ち込むとするなど、IMFより悲観的な見通しとなった。

IMFはGDP成長率は13年に2.1%、14年に2.7%。ただ、今年のGDP成長率については0.1ポイント下方修正の2.8%とした。IMFは「交易条件が急速に悪化し、資源関連と公共投資が減少して、今年下期の経済成長は大幅に減速する」としている。

RBAは、失業率が16年半ばには6.5%のピークに達し、少なくとも17年まで6%以上にとどまる。16/17年度のGDP成長率の中間値を3.25%(前回3.5%)に下方修正、基調インフレ率は17年半ばまで2.75%以下になる――など、軟調な経済見通しを示した。
RBAは前回2月には、16年に経済が回復すると予想していたものの、調査した結果、すべての分野にわたって投資が落ち込むとの見解に変わったとみられる。 また、RBAが「見通しを査定し続け、必要に応じて政策を調整する」と言及したことから、追加利下げにオープンな構えと見る向きもある。

「雇用統計」
4月雇用統計では、就業者数は前月比2,900人減少し、失業率は6.2%となった。予想は、就業者数が5,000人増、失業率が6.2%。就業者のうちフルタイムは2万1,900人減。
労働参加率は64.8%で予想と一致した。
労働市場の改善が本格化していない状況が明らかになった。ただ、3月の就業者数は4万8200人増に上方修正された。2月は3万8,000人増。 RBAは政策金利を過去最低の2%に引き下げる一方、雇用の伸びは力強いと指摘した。

「政策金利引き下げ」
RBAは政策金利を0.25ポイント引き下げ、史上最低水準の2%にした。今年2月の2.25%への引き下げに続く追加利下げで、景気を刺激し、豪ドル高を抑制したい構え。インフレ見通しから追加利下げの余地があると判断したという。
コモディティ価格の下落や軟調な企業投資と政府支出が豪経済の重しになっていると指摘。豪ドルの為替レートは対米ドルで著しく下落してきたものの、コモディティ価格の大幅な下落を受けて、一層下げる必要があるとした。RBAスティーブンス総裁は先に、1豪ドル=0.75米ドルを下回るべきとの考えを示していた。
ホッキー財務相は「これで設備投資など資金調達しやすくなる。今こそお金を借りる時だ」と景気浮揚への期待感を示した。
ただし、投資家の需要が過熱し、シドニーやメルボルンの住宅価格がさらに押し上げられるとの懸念も広がっている。RBAは「シドニーの住宅価格は堅調に上昇し続けており、住宅市場に生じうるリスクを分析するため他の当局と協力している」とした。豪ドルは今回の利下げの発表を受けて、RBAの緩和バイアスが一服したとの憶測が高まったことから上昇した。
投資家らは、2015年第1四半期のCPI上昇率が年率1.3%と、RBA目標値(2〜3%)の下限を下回ったことや、主要輸出品価格と資源投資の減少を受けて、年末までに1.75%に追加利下げすると予想している。

(テクニカル)
4月29日-30日の下降ラインを上抜く。4月15日-5月5日の上昇ラインに沿う。ただ5月14日はカブセ的な陰線で先週後半はジリ安。5月6日-7日の下降ラインは上抜く。ボリバン上位、雲の上。5日線はまだ上向き。週足は6週連続陽線。11月24日週-12月8日週の下降ラインを上抜いた。3月23日週-4月6日週の下降ラインを上抜く。4月13日週-4月27日週の上昇ラインがサポート。週のボリバン上限に近づいた。月足は12月-1月の下降ライン、11月-12月の下降ラインを上抜いた。13年8月-15年2月の上昇ラインが支持。年足は2009年-12年の上昇ラインを下抜いたが下ヒゲを伸ばし戻してきている。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円
南アランド円

【ドル円】 予想レンジ:119-124、新年度の輸出円買い出るが、機関投資家の円売りも旺盛

1Q・GDPは予想を上回った。それを受けて日銀黒田総裁は「今の段階で追加緩和を行う必要はない。物価が上昇し始める時期は従来見通しと変わっていない」と従来の発言を繰り返した。日銀にとって、政策遂行は順調であり、株価も強い。円相場も安定しており何か行動することはないだろう。
為替需給では新年度の円買いは出るもののGPIF、ゆうちょ・かんぽ、民間生保の外貨買い円売りが続き例年の円高の動きとはなっていない。今週は生保の決算があり1-3月の外貨運用の金額も出てくるので4月以降の動きも類推したい。おそらく5月末にはGPIFやかんぽ・ゆうちょの動きがわかってくるだろう。GPIFなどは外貨運用の金額が限られているので、どこで運用が休止するかも類推できるだろう。ただ一斉に団体行動で円売りをしかけるのは逆に円買いも一斉になることがあり心配である。

また4月貿易統計が発表される。3月は黒字となったが、4月は3,500億円程度の赤字である。また月末なので消費者物価指数、家計調査、失業率、鉱工業生産などが発表される。
IMFは「日本は円安への依存を避けるために経済政策が必要」としている。現在は機関投資家の国策的円売りが続いている。日銀の円売り介入のようなものとなっている。一部自民党政治家も円売り懸念も出ているが全体的には円安が景気回復継続には必要で逆になると再びデフレ懸念も出てくる。ただ円安円高を決定するのは貿易収支次第だろう。

(テクニカル)
ドル円=5月半ばのボリバン下位より一気に上限へ上昇した。5月12日-13日の下降ラインを上抜き、5月15日の長い上ヒゲもこなした。先週金曜は5月20日-21日の下降ラインを上抜き、ボリバン上限越えとなった。5月14日-18日の上昇ラインがサポート。
一旦下抜いた5月18日-19日の上昇ラインが上値抵抗となる。5日線上向き。週足は3月23日週以降横ばいであったが、3月9日週-5月4日週の下降ラインを上抜き、週のボリバンの上限へ上昇した。4月27日週-5月11日週の上昇ラインがサポート。月足はちょっと異変。3月-4月の下降ラインを上抜いた。年足は陽転。ほぼ寄り引き同時、年間の高値は122.02、安値は115.84で6.18円の幅。2012年-13年の上昇ラインに沿い3年連続陽線だが13年-14年の上昇ラインは下抜きそうで抜かない。

【南アランド円】 予想レンジ:9.70-10.70、政策金利据え置きも将来の利上げを示唆、ムーディーズ格付け維持で堅調

(ポイント)
*CPIは4.5%、小売は弱い、政策金利は予想通り据え置き
*今週は1Q・GDPや失業率の発表
*南ア中銀総裁は将来の政策金利引き上げを示唆
*6月はS&Pとフィッチが南ア格付けの見直しを行うがムーディーズは現状維持を表明
*エスコム社の格下げがあった
*外国人排斥運動は続くが、排斥運動に反対する呼び掛けも起きている
*中国との通貨スワップを締結
*原油は輸入国であり、原油下落の悪影響はない
*15年度財政赤字目標は2.5%で14年の3.9%から改善
*再び賃金ストの懸念あり
*4Q・失業率は改善

(トピックス)

「政策金利据え置き」
南ア中銀は、政策金利を想通り5.75%に据え置いた。昨年7月以降、政策金利は変更されていない。中銀はただ、原油高や物価の伸びを上回る賃上げ、通貨ランドの下落によって、今後物価上昇率が上振れし、数カ月中に利上げを迫られる恐れがあると示唆した。
CPIの前年比上昇率は4月に4.5%に加速。中銀は2016年1Qには目標レンジ上限の6%を突破すると予想している。
中銀のハニハフ総裁は会見で「物価見通しの悪化からは、政策金利を維持する今の姿勢をずっと続けられないことが分かる。金融政策委員会はより長期の物価見通しを損ないかねない予想物価上昇率やその他の要素をこれからも丹念に点検し、適切な時期に動く用意がある」と述べた。
総裁の発言を受けて市場関係者は、7月にも利上げがあるとみている。

「南ア中銀 成長、インフレ見通し」
南ア中銀は、2015年のGDP見通しを2.2%から2.1%に下方修正、コアCPI見通しを5.5%から5.6%に上方修正、2016年のコアCPI見通しを5.2%から5.4%に上方修正した。

「格付け」
ムーディーズ=近い将来に格付けを変更するような要因はみられない。
(ムーディーズはS&Pと違ってやたらに下げない印象あり)

「為替不正?」
南アフリカ競争委員会は5月19日、通貨ランド関連の外為取引をめぐってトレーダーらが談合していたとし、仏BNPパリバや米シティグループ などの本社や南ア子会社の調査に着手したことを明らかにした。

(テクニカル)
5月7日、5月12日には下ヒゲを出して反発し再びボリバン上限へ。5月8日は5月6日-7日の下降ラインを上抜き、さらに4月29日-5月6日の下降ラインを上抜いた。5日線は上向き。5月7日-12日の上昇ラインがサポート。先週後半2日間はボリバン上限を越えたので小反落。週足は4月6月週-4月13日週、4月6日週-27日週の下降ラインを上抜いた。12月1日週-2月23日週の下降ラインも上抜き強い。4週連続陽線。週のボリバン下限からは反発。月足は10月-11月の上昇ラインを下抜いたが12月-1月の下降ラインを上抜いた。14年2月-10月の上昇ラインがサポート。12月-2月の下降ラインは上抜いた。年足は06年-08年の下降ラインを上抜いているがその後の伸びが無く横ばい推移している

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