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マーケットビュー

月曜 野村雅道の今週注目!の経済指標 マーケットが注目する指標を大胆解析

ゴールデンウィーク期間中の「マーケットビュー」掲載予定について
4月末から5月上旬のゴールデンウィーク中、誠に勝手ながら『マーケットビュー』は以下のスケジュールで掲載させていただきます。 何卒よろしくお願いいたします。

日付

掲載

ご執筆者

4月28日(火)

和田仁志氏

4月29日(水)

×

4月30日(木)

山中康司氏、津田穣氏

5月1日(金)

野村雅道氏、松崎美子氏

5月2日(土)

×

5月3日(日)

×

5月4日(月)

×

5月5日(火)

×

5月6日(水)

×

5月7日(木)

山中康司氏、津田穣氏

※「○」は掲載日、「×」は掲載をしない日となります。

4月は全面ドル安、ユーロがギリシャ、CPI、テクニカル面で反発、来週は米雇用と豪週間

更新日:2015年5月1日

5月1(月)−5月8日(金)

今週の予想:
ドル円=117-122、ユーロドル=1.09-1.14、ユーロ円=130-135

全体

4月が終わった。ドルは全面安となった。3月のFOMCでのドル高けん制発言が効いている。円は対ドルで若干の円高となったが、他の通貨の対しては円安推移となっている。例年の新年度の円高要因はあるが、年金、ゆうちょ、かんぽ、生保などの外債や外株見合いの円売りが続いているからだろう。
米1QGDPの減速と失業保険申請者数の改善、FOMCの行方、日銀の物価目標の引き下げ、NZ中銀の利下げ示唆、英GDPが予想より下振れたことなど、材料は多い。来週も多数の豪の指標、ギリシャ支払い期限到来、米雇用統計、中国貿易収支など重要指標が多い。
GWウィークであるがポジションを持っている限り油断せずに立ち向かいたい。

米ドル

米GDPは予想を上回る減速となった。FOMCではドル高の影響を認めながらも、金融政策に関しての声明はそれほどハト派ではなかった。また昨日の米失業保険申請者数が2004年以来の大幅改善を見せたことで、来週の雇用統計のも楽観的な見方が出るかもしれない。ただ今年の米株価は利上げ観測もあることから弱い。米株価の下落はドル売りにも繋がっていくだろう。米株価が引き続き下落傾向となれば、FOMCも慎重な取り組みを示すことはあろう。来週は雇用統計のほかに ISM製造業・非製造業景況指数の発表がある。1Qの景気減速が一時的だというFOMCの見方を裏付けるものとなるかどうか。

ユーロ

ユーロは今週ここまで最強通貨となっている。対ドル、対円でも3%以上の上昇となっている。テクニカルで4月半ばからボリンジャーバンド下限で下ヒゲを出し始めたこと、ギリシャが債務問題解決のための新チームを結成したこと、4月のユーロ圏消費者物価指数で、5カ月ぶりのデフレ脱却が確認されたことなどが上昇の要因として挙げられる。欧州先進国金利は大きく上昇し、ギリシャの金利は低下した。他の経済指標もそれほど強くはないが、独が2015年の成長率見通しを引き上げたりしていることもユーロ上昇の背景にあった。
ただこの急騰でボリジャーバンドの上限を一気に上抜いたので少し慎重になりたい。

英ポンド

注目の英1Q・GDPは前期比で減速し、予想を下回る成長率となった。前期比+0.3%。昨年4Qの+0.6%を下回り、2012年10−12月以来の低水準となった。予想は+0.5%であった。今週のユーロの急騰もあり、対ドルや対円ではユーロほど上昇しなかった。対ユーロでは約2%の下落となった。5月7日に総選挙を控え、景気回復のかじ取りは与党・保守党が最善と主張するキャメロン首相には痛手となる可能性がある。
世論調査によれば、自由民主党と連立政権を組む保守党の支持率は、野党・労働党と互角で、いずれの政党も総選挙で過半数を得られない状況を示唆している。投票先を決めかねている多くの有権者が最終的には経済運営を手掛かりに票を投じてくれると保守党や自由民主党が期待していることを考えると、成長減速は大変歓迎されないニュースとなった。
保守党が政権を握れば公約である「2017年までにEU離脱の意思を問う国民投票の実施」がなされる。EU離脱となるとEU域内での「ヒト・モノ・カネ」の自由な移動が英国には保証されなくなる。

人民元

1QGDPは予想通り7%となったが3月工業生産、小売売上は予想を下回った。
ただ株価は強い。年初来37%の上昇を見せている。2位の独DAXの16%、日経の11%上昇を大きく引き離している。景気減速は認めざるを得ないところだが、追加金融緩和期待、香港・上海株式交流促進などの規制緩和、現代版シルクロードの開発、自由貿易区の拡大など、財政出動拡大、AIIBも含めアジア地区経済への進出拡大なども好感されている。本日は製造業・非製造業のPMIの発表があるが来週はこのところ伸びない輸出入が注目されている4月貿易収支や追加金融緩和に影響する消費者物価指数などの発表がある。

豪ドル

来週はRBAが政策金利を決定する。0.25%引き下げて2.0%とする予想が多い。
1QCPIが落ち着いたこと、雇用統計の改善で上昇したが、RBA総裁が利下げ、豪ドル下落を示唆した。問題は金融緩和しすぎて住宅投資は過熱することだ。豪経済に大きく影響する(輸出入先でともに1位)の中国貿易収支は輸出入ともに減少している。RBA理事会は政策金利据え置きとしたものの、声明は依然と変わらず、利下げ余地を示した。成長は平均を下回り、豪ドルは高いとRBAは認識している。ただ豪ドルはNZドルのパリティーから小反発した。
もう一つ不安要因はゴールドマン・サックスがS&Pによる豪の最上級格付けを2003年以来で初めて失うリスクがあると指摘したことだ。商品価格の下落や経済成長の鈍化、政府提出法案の議会通過の難しさを背景に豪財政の悪化に拍車が掛かると予想され、ソブリン格付け「AAA」の見通しを「ネガティブ」とする状況につながる可能性があるという。
豪経済は鉱山投資ブームの終わりや中国の景気減速に加え、鉄鉱石などの主要輸出品の値下がりによる連邦政府の歳入減少で苦戦を強いられている。ホッキー財務相が5月12日の予算案提出時に、550億豪ドルに上るさらなる財政面の欠陥を明らかにすると予想している。

NZドル

今週は豪ドルほどの伸びは見せなかった。中銀総裁補が利上げしないと発言し、また首相のスキャンダルもあった。NZ中銀は予想通り、政策金利を据え置いたが声明で「NZドルの水準は不当かつ持続不可能である。需要が弱まりインフレ圧力が低下すれば利下げの可能性もある。現在利上げは検討していない。為替レートの上昇について我々の主要な輸出価格が低下し、不愉快である」とした。豪RBAと同様にかなり対ドルで通貨は下落したが、まだ不満なのは、主要輸出産品の乳製品価格に反転の兆しが見えないからだろう。
ただ住宅投資、個人消費が強く、また移民増、旅行者増により景気の底堅さが続いていることで豪ほどの利下げ圧力がまだ高まっていないことは言えよう。

南アランド

詳細は後述致します

トルコ

6月に総選挙がある。それも背景にあって、エルドアン大統領が強いインフレ傾向にもかかわらず利下げ要求を繰り返したりしたことで、国への信頼感が失われてトルコリラは売られ、年初来約13%下落している。ユーロドルの下落に連れたこともあるが、ユーロの下落率より大きい。来週は4月消費者物価指数の発表がある。2014年のGDP伸び率は前年比2.9%だった。13年の4.2%を下回り、トルコ経済の減速傾向が鮮明になっている。内需の不振が響いた。14年4Qは前年同期比2.6%成長だった。新興国としては、南ア同様に成長率が低い。

 

【今週の注目経済指標】

5/1
(金)

(豪)生産者物価指数
(日)失業率、有効求人倍率、消費者物価指数、家計調査
(中)製造業PMI、非製造業PMI
(英)製造業PMI
(米)ミシガン大学消費者信頼感指数(確報)、ISM製造業景況指数、建設支出

5/4
(月)

(豪)住宅建設許可件数
(中)HSBC製造業PMI・確報
(伊)製造業PMI
(トルコ)消費者物価指数
(スイス)製造業PMI
(南ア)失業率

5/5
(火)

(豪)貿易収支、RBA政策金利
(香港)小売売上
(英)PMI建設業
(ユーロ圏)生産者物価指数
(米)貿易収支、ISM非製造業景況指数

5/6
(水)

(NZ)失業率
(豪)小売売上
(伊)PMIサービス業
(英)PMIサービス業
(ユーロ圏)小売売上
(米)ADP全国雇用者数、非農業部門労働生産性、単位労働費用

5/7
(木)

(豪)雇用統計
(日)マネタリーベース
(米)新規失業保険申請件数

5/8
(金)

(豪)RBA四半期金融政策報告
(中)貿易収支
(スイス)失業率、消費者物価指数
(独)鉱工業生産、貿易収支、経常収支
(英)貿易収支
(加)住宅着工件数、雇用統計
(米)雇用統計

5/9
(土)

(中)消費者物価指数、生産者物価指数

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り ※チャートはクリックで拡大できます

前回の「注目通貨ペア!」

ドル円
豪ドル円

【ドル円】 予想レンジ:116-121、3月貿易統計は33カ月ぶりに黒字、今週は日銀政策決定会合
弱い米1Q・GDPや日銀が追加緩和策をとらなかったことで、118円半ばまで下落するも、 昨日の米失業保険申請者数が2004年4月以来15年ぶりの低水準となったことで買い戻され、一時119円後半をつけた。

---先週の予想は以下の通り---

企業収益も良く、株価も強い。物価も原油価格に振らされるがそれを除けば落ち着いている。これでは追加金融緩和はないだろう。黒田総裁も「景気は企業・家計ともに前向きな循環メカニズムにある、個人消費も駆け込み需要の反動の影響も収束、需給ギャップは先行きも改善、物価安定目標2%達成まで量的・質的緩和を継続する、原油安などで物価目標2%達成までは道半ば」と発言している。黒田総裁も言うようにサプライズ的なものを期待しても何もないだろう。

注目の3月貿易統計は黒字化した。既に輸出予約している分もあるので黒字だからすぐに円買いが殺到するわけではないが、今後も黒字が定着すれば円高となる。また原油価格は今年は戻しており、これが続けば再び輸入増加となるが、政府は原発再稼働の方向に向かっているので貿易赤字のこれまでのような拡大にはならないだろう。
季節的な円買い要因に、機関投資家の円売りが対抗するが、年金を始めとする機関投資家の円売りはそれぞれの目標金額までの限定的なものなので長期間の円安効果はないだろう。長期間の円安が続かないとわかった時に機関投資家はどうするのだろう。最近は高利回り債券もないので、金利差で円高をカバーするには相当な期間が必要となる。

(テクニカル)
ドル円には珍しく6連続陰線でボリバン下限に達したところで反発。4月20日-21日の上昇ラインをつくりつつも4月23日に下抜き再びボリバン下位へ。5日線は上向きから横ばいへ。4月13日-23日の下降ラインが上値抵抗。ボリバン下限と3月26日-4月20日の上昇ラインがサポート。週足は3連続陰線から陽転も120円台を維持できず下落。先週はほぼ寄り引き同時。ただ上ヒゲが長い。3月9日週-16日週の下降ラインが上値抵抗。狭い週のボリバンの中位。黒田バズーカラインを下抜く。月足は10月-11月の上昇ラインを下抜いている。14年8月-9月の上昇ライン、すなわち黒田バズーカラインを下抜きそうだ。14年10月-15年2月の上昇ラインは下抜いた。年足はまた陰転。米ドルとの2位争いが目まぐるしい。2002年-2007年の下降ラインを上抜いた。2012年-13年の上昇ラインに沿い3年連続陽線だが13年-14年の上昇ラインは下抜くのではないか。

【豪ドル円】 予想レンジ:90-95、1Q・CPIは、RBA総裁が利下げ、豪ドル下落を示唆、ただ住宅投資は過熱
政策金利据え置き、雇用統計改善、コアCPIの落ち着きで95円後半まで上昇したが、昨日の米失業保険申請者数の大幅改善でドル高豪ドル安となり、豪ドル円も94円台前半に反落した。

---先週の予想は以下の通り---

(ポイント)
*政策金利据え置き、雇用統計改善、CPIの若干の上昇で底堅くなった
*RBA総裁は利下げ、豪ドル下落を示唆
*利下げできないとしたら住宅投資過熱に配慮
*中国貿易収支は輸出入ともに減少
*RBA理事会は政策金利据え置きとしたものの、声明は依然と変わらない
*成長は平均を下回り、豪ドルは高いとのRBAの認識
*豪ドルはパリティーから小反発
*中国は預金準備率引き下げ
*企業景況感指数は弱い
*大手企業の人員削減は続く トヨタもGM、フォードに続き工場撤退を表明
*財政赤字は増加で黒字目標を達成できず
*格付けはAAAを確認(S&Pとフィッチ)

(トピックス)

「1Q・CPI」
1Q・CPIは前年同期比で1.3%。前期比では0.2%の上昇と前期に引き続き減速している。ガソリン価格下落の影響から、12年2Q以来の低水準となった。原油価格のぶれだけではRBA利下げ判断は難しいだろう。昨年4Qに続き、RBA年間インフレ目標値(2〜3%)の下限を下回った。ボラティリティーの高い価格の影響を取り除く潜在インフレ率は前期比0.6%上昇し、前年同期比で2.35%だった。
0.6%の上昇率はRBAの6月までの年率予測の2.25%とほぼ一致しており、金融政策に今回の結果が与える影響は小さいことから、追加利下げは延期になると予想する見方がある。一方、国内需要の低迷を受けて5月の利下げ予想を維持するなど、利下げを予測するものもある。 インターバンク先物は現在、5月利下げの可能性を約45%織り込んでいる。

「RBA議事録」
金融緩和に対する家計部門の反応は「いつになく不透明」だ、追加利下げを判断する前にさらなる経済指標を待つ必要がある、設備投資の見通しが悪化する可能性がある
・現在の金融政策は緩和的であり、経済を支援しているとメンバーは考えている
・金利が非常に低く、家計のレバレッジが高水準となる中、金利変更や資産価格の変動に対する借り手や預金者の反応は通常とは異なり不透明だとメンバーは言及した
・2014年の鉱業投資が13%減となり、今年も減少する公算が大きい
・原油安で石油・ガスセクターの投資が「若干削減」される可能性があるとした上で、聞き取り調査や先行指標を踏まえると、非鉱業投資は「今後1年程度、抑制された状況が続く可能性が高く、減少する公算もある」
・「追加緩和が今後適切となる可能性がある、今後の会合でそうした行動が必要かどうかを引き続き見極める」と説明した。
・為替相場の下落は均衡の取れた経済成長の達成を支援へ
・主要な商品相場の最近の下落を考慮すれば、豪ドルが一段と下落する公算が大きい

「RBA総裁」
利下げが「完全に無益」というところまでは来ていないとし、金融政策はなお有効だ。
必要なら追加緩和を行う用意があるとしたが、利下げによる住宅価格や家計債務への影響を慎重に見極める考えも示した。

(テクニカル)
4月10日-13日の下降ラインを上抜く。3月24日-4月10日の下降ラインも上抜く。4月15日-21日の上昇ラインに沿う。ボリバン上位、雲の上限に近い。5日線上向く。
週足は3週連続陽線。ここ2週間は下ヒゲもあり底堅い。11月24日週-12月8日週の下降ラインを上抜いた。3月23日週-4月6日週の下降ラインを上抜く。2月2日週-3月30日週の上昇ラインがサポート。月足は12月-1月の下降ラインを上抜いた。11月-12月の下降ラインは上値抵抗。13年8月-15年2月の上昇ラインが支持。年足は2009年-12年の上昇ラインを下抜く。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円
南アランド円

【ドル円】 予想レンジ:117-122、追加金融緩和見送り、年金の円売りあるも基本は貿易収支

前回予想した通り、日銀の追加金融緩和は見送られた。黒田総裁は「景気は穏やかな回復基調を続けている。家計・企業ともに前向きの循環メカニズムが持続する。消費者物価は2016年度前半に2%に達したあとは平均的にみて2%前後で推移する。今の段階で追加緩和を行う必要はない。物価基調に変化が生じ、必要ならば躊躇なく調整を行う。出口に関する議論はなかった。物価が上昇し始める時期は従来見通しと変わっていない」などと発言して円高を誘ったが、NY市場では米新規失業保険申請者数の大幅改善でドル円は上昇した。
例年通りの新年度の円高の兆しはあるが、それを抑制しているのは年金など機関投資家の日本株買い、外債買い、外株買いだろう。ただそれでも昨日は日経が500円以上も下落するなど、流れを止められないこともある。年金、ゆうちょ、かんぽなどのリスク資産の買い増しは限度がある。増え続けるニューマネーで投資するのではなく、国債を売った資金での投資である。新しい資産配分目標値までに達すると終わる。その時に円高、株安の流れを止めることはできないだろう。円安の一番大きな要因である貿易赤字も大幅縮小している。3月は小額ながらも黒字となった。例年の円高推移しやすい季節に入ってくる。昨年末から続けている円買いポジションはそのままにしている。

(テクニカル)
4月中旬のボリバン下限からの反発も上位に達せず、雲の途中で小反落した。4月20日-21日の上昇ラインを下抜いて下落。雲の下に下落。ただ昨日は4月23日-27日の下降ラインを上抜いて上昇した。5日線下向き。4月13日-23日の下降ラインが上値抵抗。
週足は3連続陰線から陽転も120円台を維持できず下落。先々週はほぼ上ヒゲつきの寄り引き同事で今週初めの下げに繋がっている。ただ米失業保険の改善で上昇。3月9日週-16日週の下降ラインは上抜く。黒田バズーカ上昇ライン(14年10月13日週-15年2月2日週)を下抜く。
月足は10月-11月の上昇ラインを下抜いている。14年8月-9月の上昇ライン、すなわち黒田バズーカラインを下抜きそうだ。14年10月-15年2月の上昇ラインは下抜いた。年足はまた陰転。2002年-2007年の下降ラインを上抜いた。2012年-13年の上昇ラインに沿い3年連続陽線だが13年-14年の上昇ラインは下抜くのではないか。

【南アランド円】 予想レンジ:9.7-10.3、CPI落ち着く、株価急騰、外国人排斥運動

(ポイント)
*外国人排斥運動は続くが、排斥運動に反対する呼び掛けも起きている
*エスコム社の格下げがあった
*南ア株価は再び急騰し始めた
*3月CPIは依然落ち着いている
*外国人排斥運動が激化し、ズマ大統領はAA会議出席を取りやめた
*中国との通貨スワップを締結
*原油は輸入国であり、原油下落の悪影響はない
*15年度財政赤字目標は2.5%で14年の3.9%から改善、但し所得税は増税される
*中銀総裁=2015年GDP成長率は2.2%の見通し。ランドはインフレリスクに支えられているが依然として不安定
*再び賃金ストの懸念あり
*4Q・GDPは前回、予想ともに上回った
*しかし政府の2015年の成長見通しは下方修正された
*中銀のインフレ見通しも下方修正されている
*4Q・失業率は改善

(トピックス)

「外国人排斥暴動激化」
南ア議会は、アフリカ系移民を標的にした襲撃が相次いでいる事態を受け、議員らが地元に戻って有権者らに「外国人嫌悪」への反対を呼び掛けることができるように、来週から議会を休会することを決めた。ここ数週間、外国人を標的にした襲撃が相次ぎ、これまでに少なくとも7人が死亡、数千人が自宅を追われている。外国人に対する暴力を鎮めるため、南アフリカ政府は相次いで対策を打ち出している。
「普段通りのふりをして議事を進行することはできない」と国民議会(下院)のバレカ・ムベテ議長は語り、議員たちは「適切」な活動を行うために(議会から)放たれたと述べた。
また議会は声明を発表し、寛容の必要性を強調した。
「議会は、わが国における外国人を標的にした暴力、人種差別、そして不寛容に対する一致団結した非難の声に賛同する」(議会声明)。
「われわれがすべての人々に与えるべき尊厳と尊重は、われわれが人種差別や性差別に反対し自由と人権を求めて闘っていたときに、とりわけアフリカの人々たちによって繰り返しわれわれに対して示されてきたものだ」と声明は付け加えた。

「南アもAIIBに参加」
中国が主導する「アジアインフラ投資銀行」(AIIB)は、創設メンバーとして57か国が参加することになった。イギリスやドイツ、フランスなどの欧州主要国をはじめ、韓国やインドネシアやフィリピンなど東南アジア諸国、サウジアラビアやイラン、イスラエルなど中東諸国にブラジルや南アフリカなど、世界各地域の国々が名を連ねている。日本と米国は現段階では参加しない。一方で、同じく不参加のカナダは参加を検討しているとの報道がある。台湾や北朝鮮は中国から参加を拒否された。

「3月CPI」
3月CPIは前月+3.9%、予想+4.1%のところ4.0%となった。依然インフレターゲト3-6%の範囲内である。

「3月PPIと3月貿易収支」
・3月PPIは前年比で前月+2.6%、予想+2.7%のところ、3.1%となり下げ止まっている
・3月貿易収支は前月-87億ZAR、予想-65億ZARのところ+5億ZARとなった

「計画停電の影響」
南ア政府発表によれば、1月の鉱業及び製造業の生産量は減少しており、これは南ア国内の需要薄及び計画停電による影響を示している。鉱業の生産量に関しては、12月に3%減少したばかりであるが、1月には更に4.7%減少した。他方で、製造業に関しては、12月に0.9%上昇したが、1月には再び2.3%減少した。

「S&Pの南ア格付け見通し」
S&P社は、南ア国債の格付けが、少なくとも今後2年間、ジャンク・ボンドまで引き下げられない見込みである旨述べた。他方で、S&P社は、南ア政府が同国経済の低成長問題や、巨額に膨らむ経常収支赤字、公的機関の賃金の高さ、ESKOMをはじめとする公的企業の財政状況等の問題に取り組む必要がある旨付言し、ESKOMの電気供給能力や、公的機関の労使交渉等の今後の行方にも注目している旨述べた。S&P社は、昨年6月、南ア国債をジャンク・レベルの1つ上であるBBB-まで引き下げたが、同年12月には、今後の見通しをネガティブから安定へと変えた。同社の次回のレビューは、6月に行われる予定である。なお、フィッチ社も同様に6月にレビューを予定しているが、ムーディーズ社は、今後の予定を明示していない。

(テクニカル)
3月31日-4月1日の上昇ラインを下抜いてからはジリ安が続いたが、ユーロの堅調さを受け4月9日-17日の下降ラインを上抜けボリバン上位まで上昇した。ただ昨日は再び雲の中へ。4月27日-28日の急な上昇ラインは維持できなかった。5日線上向き。
週足は4月6月週-4月13日週の下降ラインを上抜いた。その上に12月1日週-2月23日週の下降ラインの上値抵抗あり。週のボリバン下限からは反発。月足は10月-11月の上昇ラインを下抜いたが12月-1月の下降ラインを上抜いた。14年2月-10月の上昇ラインがサポートで下抜けるか微妙なところ。上値抵抗は12月-2月の下降ライン。年足は06年-08年の下降ラインを上抜いているがその後の伸びが無く横ばい推移している。

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