FXなら安心と信頼のFX|セントラル短資FX

  • 法人のお客さま
  • サイトマップ
  • よくあるご質問
  • お問い合わせ
  • 推奨環境
  1. セントラル短資FX
  2. マーケット情報
  3. マーケットビュー
  4. 野村雅道の今週注目!の経済指標

マーケットビュー

月曜 野村雅道の今週注目!の経済指標 マーケットが注目する指標を大胆解析

G20、中国重要指標、ECB理事会、さくらリポート、ベージュブック、豪 雇用、米 CPI・ミシガン・小売など

更新日:2015年4月13日

4月13日(月)−4月17日(金)

今週の予想:
ドル円=117-122、ユーロドル=1.04-1.09、ユーロ円=125-130

 「今週はG20だが 為替はどうなるのだろう」

  • 渡辺JBIS総裁・・・
    ドル高による輸出力の低下に対して米国には「フラストレーション」があるが、人為的なものではなく、円や人民元を叩く感じはない。G-20で為替は議題にはならない
  • 黒田日銀総裁・・・
    米国でドル高の輸出・製造業などへの影響が指摘されている
  • FOMC議事要旨・・・
    幾人かの参加者は、ドルの一段の上昇は米国の純輸出と経済成長を当面の間、抑制する可能性が高い
    大きな問題にはまだなっていないが、小さな問題になりつつある。

全体

新年度に入った。ドル円は相変わらず120円を中心に膠着しているが、クロス円はスイスを除き円高推移している。主要9通貨番付で円は3位、今年の通貨3強はスイス、ドル、円である。ユーロが最弱、その弱いユーロの対価として買われているポンドや、資源国通貨が中位にいる。資源国通貨の中では原油安に連動しやすいカナダや利下げ思惑が消えない豪ドルがやや弱い。2013年、14年は円独歩安であったがそのリズムに変調をきたしていることは間違いない。今年は円全体で見れば強い。それは原油安からくる貿易赤字縮小によるものである。
年金のドルや外貨買いでその円買いを相殺している部分はあるが、その円売りは資産配分の変更が完了すればなくなるのだろう。また海外からの日本株買いにともなう円買いも出ている。

また利上げを示唆している通貨は全体の中ではやや強い。米ドルやポンドだ。利下げの可能性のある豪ドル、また緩和続行中のユーロは弱い。NZや南アランドの金融政策は中立的だ。カナダは金融政策というより原油の動きに大きく左右される。円について追加金融緩和は暫くないとの思惑が円売りを抑制している。

米ドル

米国は6月利上げについて賛否が分かれている。ミネアポリス連銀コチャラコタ総裁は「2016年下期まで利上げ開始を待つべき。利上げは米経済を悪い方向に押しやる恐れがある。時期尚早な利上げ開始は、支出や所得、雇用、価格を押し下げるだろう」としているが、リッチモンド連銀ラッカー総裁は「6月のFOMCで利上げを行うことに引き続き強い正当性がある。その後の経済動向次第で利下げに逆戻りしたとしても何ら問題ない。
最近の弱い経済指標は、ドル相場やエネルギー価格の変動、悪天候が影響しているとし、一部の弱さは一時的と考える十分な理由がある」としている。またサマーズ元財務長官は、「早すぎる利上げは大きな間違いだ」と懸念を示した。「今は、景気の過熱やインフレを心配するというよりも景気の悪化を懸念すべき。物価の上昇は進むかもしれないが、心配するレベルではない。機が熟す前にFRBが行動するのは適切ではなく大きな間違いだ」と述べた。
一方、ドルの上昇は企業収益を悪化させたり、コアインフレを抑制させたりしていることでの意見は一致している。ただ通貨安競争でドル高を強いられているとの認識はまだないのでG-20では大きく為替相場については取り上げられないだろう。取り上げられればサプライズとなる。その他主要金融機関の決算やベージュブック、CPIに今週は注目したい。

ユーロ

ギリシャがIMF融資を4月9日に返済したことで、ギリシャ債券の利回りも低下したが、ユーロドルは下落した。先週は対ドル、対円で全日陰線となった。ECBが量的緩和を続けていることで、ユーロ圏全体の金利水準が低下していることもある。景気指標は改善している。それほどユーロ圏の今後の景気動向に悲観的でないのは、好調な株価動向を見ていてもわかる。米国の利上げ思惑がユーロを依然売りに傾けている要因だろう。今週はECB理事会があるが、これまでの量的緩和政策の継続の確認に終わるだろう。

英ポンド

ポンドもそれほど強くはないのだが、まだ将来的に利上げ観測があり、量的緩和継続中のユーロに対しては買われている。
先週は政策金利が予想通り0.5%に据え置かれた。2月CPIが前年比変わらずとなったことを受け、英中銀への利上げ圧力が緩んでいる。今週は3月CPIの発表がある。他に売られた要因としては、2月貿易収支で赤字幅が予想を上回り、7か月ぶりの水準に拡大した。輸出額が4年強ぶりの水準まで落ち込んだことが響いた。 ロンドン近郊で油田が発見されたようだが、まだ原油相場にも為替相場にも影響していない。

人民元

先週発表された3月CPIが依然低水準にあることから、追加金融緩和期待が高まり上海株価指数は上昇を続け、独DAXの世界の主要株価指数のトップ争いをしている。経済は「新常態」の名のもとに中速度の成長を目指しているが、今週は貿易収支、GDP、小売売上、工業生産など主要指標が発表される。豪やNZばかりでなく中国貿易に大きく依存している国は多く、為替相場の一時的な変動のみならず中期的な各国の成長にも影響するだろう。AIIBの設立が大きく報道されているが、その他にもBRICS銀行、シルクロード基金などでも中国は国際金融界に存在感を示している。
(香港市場の中国本土からの資金が流入し、香港ドルが上昇、当局は香港ドル売り介入をしていることも付記したい)

豪ドル

先週の政策金利は据え置かれた。市場の織り込みは利下げ、エコノミストは据え置きを予想していたが、豪ドルの買い戻しが強く先週は最強通貨となった。ただ国内要因で買われたわけでもないので、まだ不安は残る。今週は3月雇用統計の発表があるが、事前に発表された3月求人広告数は前月比-3.6%となっている。政策金利据え置きでNZドルとのパリティーは若干遠のいた。今週は中国の主要指標にも影響され、また米ベージュブックでドル高懸念が表明されるかにも注目したい。政府・RBAともに2014年成長見通しを引き下げ、豪ドル高を依然懸念している。企業景況感指数は弱い。財政赤字は増加しており黒字目標を達成できない。まだ国内から豪ドルを押し上げる要因はない。

NZドル

中銀の金融政策のバイアスは昨年の引き締めから中立に変わっており、今後の景気指標次第だとしている。4月20日にCPIの発表があり、それを踏まえて30日に政策金利の決定がある。またインフレ低下は財政の黒字化を遅らせている。かなり下落したNZドルだが、キー首相は依然NZドル高懸念を有している。ただ中銀総裁は「現状の対ドル相場に満足している」と発言している。主要輸出品の乳製品価格は再び下落し始めている。豪ドル同様、今週の中国の重要指標の発表に影響されよう。豪との景況感格差はあり、NZは住宅投資、個人消費、移民増、旅行者増により景気の底堅さが続いている。4Q失業率は悪化するも、内容は改善している。インフレの低下がNZドルの売り要因となる。

南アランド

詳細は後述します

 

【今週の注目経済指標】

4/13
(月)

(日)機械受注、マネーストック、企業物価指数、日銀支店長会議、さくらリポート、日銀金融政策決定会合議事要旨(3月16・17日)
(中)貿易収支

4/14
(火)

(英)消費者物価指数、生産者物価指数
(ユーロ圏)鉱工業生産
(米)小売売上、生産者物価指数

4/15
(水)

(中)GDP、小売売上、鉱工業生産、固定資産投資
(仏)消費者物価指数
(トルコ)失業率
(ユーロ圏)貿易収支、ECB理事会
(南ア)小売売上
(米)NY連銀製造業景気指数、鉱工業生産、NAHB住宅市場指数、米地区連銀経済報告(ベージュブック)、対米証券投資
(加)中銀政策金利

4/16
(木)

(豪)雇用統計
(米)新規失業保険申請件数、住宅着工件数、建設許可件数、フィラデルフィア連銀景況指数
(その他)G20

4/17
(金)

(スイス)小売売上
(英)雇用統計
(加)小売売上、消費者物価指数
(米)消費者物価指数、ミシガン大消費者信頼感指数・速報

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り ※チャートはクリックで拡大できます

前回の「注目通貨ペア!」

ドル円
豪ドル円

【ドル円】 予想レンジ:116-121、米雇用悪化の反応は今夜から、日銀緩和期待はでてくる
FOMCでは6月利上げに関し意見が分かれるも、米株価の上昇を受けて、また日本の機関投資家のドル買いもあり上昇した。

---先週の予想は以下の通り---

過去5年をみても4月、5月にドル円は上昇し難い。年度後半(10月-3月)とは違った流れとなっている。例年と異なるのは、年金、郵貯などが日本国債を売ってその資金で外債や外株を購入していることだ。ただそれが年初から続いているとしても、ここまでドルの上がりやすい1-3月でも大きなインパクトはなかった。毎日相場を見ていると夕刻にそれらしき動きが出るが、トレンドとならない。長期間続くわけでもなく、どこかで打ち止めとなるだろう。それより年金がいつも同じレベルでドル円を買うような芸のないことをしていいのかと思う。私ならそんなポジションの取り方はしない。年金は他人のポジションではないので気になる。

日銀は政策決定会合を開催する。原油安などによる物価下落について、「一時的な現象」との見方を維持しており、早期の追加金融緩和には慎重な姿勢を変えてない。米国の流れで株安が進む中で日銀が何もやらないと、ドル円が会合をきっかけに売られる場面も出てくるだろう。ただ日銀が追加緩和政策をとっても、上半期は影響しないのは、黒田バズーカ第一段が4月に出てドルが上がったのは1カ月だけで その夏には円高となった。バズーカ第二段は晩秋に出たので円売り需要と相まって急激に円安が進んだのである。

(テクニカル)
年足で再び陰線となった。3月26日-30日の上昇ラインを下抜いている。3月10日-17日の下降ラインが上値抵抗。1月16日-3月26日がサポート。ボリバン下限が近い。新年度の円高で雲の中、下へ突入するか。雲の下に落ちれば2014年の7月以来だが、もちろんそれも新年度の円買いが影響した。機械的に買い続ける年金軍団がドルを買い支えることが出来るのか、我々の年金だけに大事に扱って欲しい。5日線は先週金曜で下向く。ボリバン下限。週足は3連続陰線となった。「円高円安も彼岸まで」という例年の実需の需給を表している。月足は11月-12月、10月-11月の上昇ラインを下抜いている。14年8月-9月の上昇ラインがサポート。14年10月-15年2月の上昇ラインは下抜いた。年足は2002年-2007年の下降ラインを上抜いた。2012年-13年の上昇ラインに沿い3年連続陽線だが13年-14年の上昇ラインは下抜くのではないか。

【豪ドル円】 予想レンジ:87-92、利下げ予想は市場は織り込むも、エコノミストは現状維持予想
RBAが政策金利を据え置いたことで、豪ドルショート筋からの買い戻しが入って上昇した。

---先週の予想は以下の通り---

(ポイント)
*政策金利引き下げは市場では織り込まれている
*エコノミストは据え置きが多い
*リオ・ティントは鉄鉱石下落の中、増産に踏み切る
*NZドルは豪ドルとパリティーに近い
*FOMCで米ドル高に警戒感が出て 豪ドルを持ち上げたが、再びRBA利下げ観測が強まり豪ドルは下げている
*中国の株価は上昇しているが景気指標は弱い
*政府RBAともに2014年成長見通しを引き下げ
*RBAは豪ドル高を依然懸念
*企業景況感指数は弱い
*利下げは住宅バブルを生む懸念がある
*大手企業の人員削減は続く トヨタもGM、フォードに続き工場撤退を表明
*財政赤字は増加で黒字目標を達成できず
*格付けはAAAを確認(S&Pとフィッチ)

(トピックス)

「政策金利見通し」
今年は、2月に予想を裏切って利下げ、3月は予想を裏切って据え置きとなった。さて今回は、市場はさらに利下げ確率を高めて75%となっている。ただエコノミストの予想は、それほど利下げに傾いておらず、27人のうち7人だけが利下げを予想している(ブルームバーグ調べ)。

先週始め時点での予想では、市場の利下げ織り込みは66%であった。利下げの要因は以下の通り。
『にわかにRBAの利下げ見通しが強まってきている。市場では4月7日の利下げを66%織り込んでいる。FOMCでのドル高けん制発言で一旦戻したが、RBA利下げ見通しが強まり下げ始めている。鉄鉱石価格が下落し始めたこと、成長見通しが下方修正されていること、企業信頼感指数が弱いことが背景にある。中国景気減速で豪からの輸出の減少も想定される。もちろんインフレの低下もあるが、このあたりは原油価格の下落が一時的かどうかを判断するのが難しいだろう。雇用がそれほど悪化していないことは前回据え置きとなった理由の一つであるが、それを上回る利下げ要因も増えてきている。鉱業部門主導の成長からの移行は容易ではないということだろう。
前回のRBA議事録では「平均を下回る成長ペースとなっている経済を支援するため追加利下げが必要となる可能性がある。成長とインフレをめぐる現在の見通しに基づき、金融政策の一段の緩和が適切となる可能性が生じるかもしれない」となっている。唯一の懸念は利下げが住宅価格高騰に繋がることだろう。』

「2月貿易収支」
2月の貿易収支は、12億5600万豪ドルの赤字となった。予想(13億豪ドルの赤字)に近かった。赤字は11カ月連続。前月は10億0300万豪ドルの赤字だった。
2月の輸出額は前月比1%増の278億7400万豪ドル。モノ輸出の内訳を見ると、鉄鉱石を中心とする金属鉱石・鉱物が3.6%減、原料炭を含む石炭が2.9%増、その他鉱物燃料が3.1%増、食肉が0.1%増、穀物が22%増。非貨幣金は13億8600万豪ドルで7.6%増加した。
輸出先は国別で、中国65億6,100万豪ドル、日本35億7,100万豪ドル、韓国14億900万豪ドルで、日中韓が全体の55%を占めた。
輸入額は2%増の291億2,900万豪ドル。うち乗用車などの非産業用輸送機械は16億7,500万豪ドル(前月は16億8,000万豪ドル)だった。
輸入先は国別で、中国51億200万豪ドル、米国19億5,600万豪ドル、日本15億5,300万豪ドルの順となった。

「鉄鉱石価格下落でも増産計画?」
リオ・ティントの鉄鉱石部門は、豪における鉄鉱石の供給能力増強について、「今年央には年間3億6千万トン体制への引き上げが完了する。フル生産に引き上げた後は、ボトルネック解消などを通じて、3億6千万トンを上回る供給体制を整えたい」と語り、能力増強を確実に実行していくとの方針を示した。
海上貿易における鉄鉱石の需給は、中国の鉄鋼生産の増加ペース鈍化や、大手サプライヤーによる能力増強などを背景に緩和状態が続き、スポット価格も1トン当たり50ドル前後(本船渡し価格)で低迷している。
こうした環境下での拡張、増産についてリオ・ティントは「3億6千万トン体制への引き上げは中長期の需要見通しに基づき実行している。中国の成長ペースは確かに鈍化しているが、2030年には粗鋼生産10億トンに達するとみている。また中国以外のアジア地域でも今後需要が拡大していく」として、拡張は中長期的に見て株主や顧客の利益につながると強調した。
価格低迷下でも増産が可能な理由については「我々は世界でトップクラスの低コストサプライヤー。現在、鉄鉱山における現金ベースの生産コストは1トン17ドル。生産効率をさらに高めることで、生産コストをさらに引き下げていく」と述べた。増産による固定費負担の軽減、豪ドル安も増産を可能にしていると説明した。

(テクニカル)
弱い。対NZドルでは史上最安値を更新中。3月30日は窓開けで下落してオープン。7連続陰線の後、先週金曜は短い陽線も上ヒゲが長い。3月20日-23日の上昇ライン、やや長い2月3日-3月19日の上昇ラインを下抜けた。3月25日-26日の下降ラインに沿っていたが上抜けることが出来るか。一目の雲の下。ボリバン下限、5日線下向き。週足は11月24日週-12月8日週の下降ラインを上抜いた。ただ3月16日-23日週の上昇ラインが維持できず下抜いている。月足は1月-2月、12月-1月の下降ラインを上抜くも再び、12月-1月の下降ライン内に戻る弱さがある。11月-12月の各下降ラインが上値抵抗。2月-3月の上昇ラインを下抜く。
年足は2009年-12年の上昇ラインを下抜く。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円
南アランド円

【ドル円】 予想レンジ:117-122、日銀支店長会議、さくらリポートで景気回復確認か、機関投資家のドル買い、海外投資家の日本株買い

日銀黒田総裁は「物価の基調は着実に改善している。2015年度中心とする期間に物価は2%に達する可能性が高い。2015年度も企業収益は増益が続く見込み、前向きな投資スタンスが維持されている。雇用者所得の伸びがかなり高まる」と発言しているところから、追加金融緩和の見込みは殆どないだろう。今週開催の日銀支店長会議や「さくらリポート」(地域経済報告)でも景気上向きの判断が下されるだろう。法人企業景気予測調査や日銀短観が若干不冴えの内容となったが、まだ政策の変更には至るほどのものではない。これだけ見れば円売り材料も多くないのだが、どこまで年金などの円売りでドル円を支えきれるかということ、クロス円は既に円高傾向に入っている。海外からの日本株買いがあるようだ。円安が長続きするには貿易赤字の継続が必要不可欠であるが、そこもリズムに変調をきたしている。

(テクニカル)
大きな動きではなく、狭い範囲内で行ったり来たりしている。4月1日-3日の下降ライン、3月10日-17日の下降ラインを上抜いて上昇も、4月6日-8日、4月6日-9日の上昇ラインを下抜いている。上昇力も限界がある。ボリバン下限から上昇しボリバン上限は近く121.25あたり。3月26日-4月6日の上昇ライン、1月16日-3月26日がサポート。ボリバン下限が近い。5日線は4月7日に上向く。週足は3連続陰線から先週は陽転。3月9日週-16日週の下降ラインが上値抵抗だが近い。狭い週のボリバンの中位よりやや上にいる。月足は10月-11月の上昇ラインを下抜いている。14年8月-9月の上昇ラインがサポート。14年10月-15年2月の上昇ラインは下抜いた。年足は前回陰線となったと書いたが、先週は再び陽転。昨年12月から120円を中心に横ばい推移し年足も陰陽を繰り返している。2002年-2007年の下降ラインを上抜いた。2012年-13年の上昇ラインに沿い3年連続陽線だが13年-14年の上昇ラインは下抜くのではないか。

【南アランド円】 予想レンジ:9.5-10.5、指標マチマチ、株価急騰、中国と通貨スワップ、今週は小売売上

(ポイント)
*今週は小売売上の発表
*北アフリカほどの政局混乱はないが、外国人排斥運動やISIS参加の動きがあった
*株価は先週急騰した
*経済指標はマチマチ(PMIは改善、景況感指数は悪化)
*中国との通貨スワップを締結
*原油は輸入国であり、原油下落の悪影響はない
*15年度財政赤字目標は2.5%で14年の3.9%から改善
*但し所得税は増税される
*2月貿易赤字は拡大
*中銀総裁=2015年GDP成長率は2.2%の見通し。ランドはインフレリスクに支えられているが依然として不安定
*エスコム社が格下げされた
*FOMCドル高警戒でランド反発も米株下落でリスク回避の流れで売られる
*再び賃金ストの懸念あり
*1月製造業生産は弱い
*4Q・GDPは前回、予想ともに上回った
*しかし政府の2015年の成長見通しは下方修正された
*中銀のインフレ見通しも下方修正されている
*4Q・失業率は改善

(トピックス)

「14年度財政は」
南アフリカのネネ財務相は1日の記者会見で、2014/15年度(14年4月1日-15年3月31日)の歳入が9,864億ランド(820億ドル)だったことを明らかにした。ただ予想されていた歳出の推計には言及せず、財政赤字の推計を6月に示すと述べた。
財務相によると、政府は2月時点で14/15年度の歳入目標を9,936億ランドに設定していた。
財務省高官は会見で「2014/15年度の財政赤字は確かに2月時点の予算見通しよりも低い水準になるだろう」と説明した。財務省は2月、14/15年度の財政赤字を1,524億ランドとする見通しを示していた。これはGDPの3.9%に相当する。

「15年度財政は」
財務省は2015/16年度の予算案を発表した。今後3年間で財政赤字をGDP比で3.9%から2.5%に縮小する目標を掲げ、そのために個人所得税率の引き上げのほか、たばこ税、酒税や燃料税などの増税を打ち出した。他方、深刻化するエネルギー不足の問題を解決し、経済を加速させるため、電力をはじめとする社会インフラへの支出拡大に努める姿勢を示した。

「HSBC・PMIは改善」
HSBC3月購買担当者景気指数(PMI)は前月の50.0から51.6に改善し、5カ月ぶりの高水準となった。新規受注の伸びが昨年11月以来となる生産拡大につながったことが主な理由。3月は前月にわずかなマイナスを記録した民間部門の雇用も拡大した。需要の高まりで雇用が増加している。3月のデータは南アの民間企業における経営環境がことしに入って初めて好転したことを示唆している。ただ、国内生産の伸びは、3カ月連続マイナスとなった輸出受注の弱さによって相殺された。

「SACCI景況感指数は低下」
3月SACCI景況感指数は89.1。2月の92.8から低下した。

「外貨準備」
3月末外貨準備高はNet reservesで412億8千万ドル、Gross reservesで464億4千万ドルとなった。

「スワップ協定」
中国人民銀行は4月10日、南ア中銀と300億元規模の通貨スワップ協定を結んだと発表した。期間は3年間で必要に応じて延長が可能としている。

「外国人排斥、ISIS」
*このところ、外国人排斥の機運が高まり、華人経営の商店が放火や強盗などの被害に遭っているという。現地の中国公館は、華人住民に注意を呼びかけた。4月5日には東ケープ州で華人が経営する電器店が黒人2人に放火された。またリンポポ州でも銃を持った5人組が華人経営の商店を襲い、金品を出すよう要求した。その間に客が訪れたため、容疑者は逃走しようとしたが、店内にいた華人が発砲し、容疑者に死者が出た。
*ケープタウン空港で、イスラム過激派「ISIS」に参加するため渡航しようとした15歳の少女が保護されたことが分かった。
国家保安相は、少女はこれまでソーシャルメディアを通して見知らぬ人々と接触したり、ISISへの関心をうかがわせる資料を読んだりしていた。
ISISに勧誘された経緯や、旅費などの調達先は不明。警察と空港当局者は、少女がヨハネスブルク行きの便に搭乗して出国を企てているとの情報を受け、空港内で身柄を保護。家族に連絡して帰宅させたという。

(テクニカル)
3月25日-26日の下降ラインを上抜き8日連続陽線となっていたが、先週後半2日は連続陰線で、3月31日-4月1日の上昇ラインを下抜く。ボリバン上位からの反落。5日線は4月10日に下向く。4月9日-10日の下降ラインが上値抵抗。3月13日-31日の上昇ラインがサポート。週足は2月23日週-3月2日週の下降ラインを上抜いた。3月16日週-30日週の上昇ラインがサポート。上値抵抗は12月1日週-2月23日週の下降ライン。月足は10月-11月の上昇ラインを下抜いたが12月-1月の下降ラインを上抜いた。14年2月-10月の上昇ラインがサポートで下抜けるか微妙なところ。上値抵抗は12月-2月の下降ライン。年足は06年-08年の下降ラインを上抜いているがその後の伸びが無く横ばい推移している。

メルマガ無料配信中!

メルマガの配信をご希望の方は右のボタンより登録ページへお進みください。

マーケットビュー メルマガ登録

セントラル短資FXで取引をはじめる 当社でお取引をご検討の方

無料セミナ―を受講する

セントラル短資FXが提供する無料セミナー

「マーケットビュー」執筆陣も出演中。外貨投資の基本からFXのトレードテクニックまで各種セミナーを開催しています。

取引をはじめる

オンラインでスピード口座開設 最短翌営業日で開設

口座開設

!
  • ※当社による情報サービスは、お客さまの投資判断に当たって参考となる情報の提供を唯一の目的としており、断定的な判断の提供や特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
    当社および情報提供者は、情報の正確性、完全性、適時性等を保証するものでは一切なく、情報の内容を予告なく変更する場合があります。また、当該情報の利用によって生じたいかなる損害についても、一切責任を負うものではありません。投資の最終判断は、お客さま自身で行ってくださいますようお願いします。
    当社が提供する情報の著作権は、セントラル短資FX株式会社または情報提供者に帰属します。当社の事前の承諾なく情報の全部または一部を引用、複製、転送などにより利用することを禁じます。
マイページログイン
口座開設
わからないことは
0120-30-8806 携帯電話・PHSからもご利用いただけます。
ご利用いただけない場合 03-6833-0250

受付時間:午前08:00〜午後07:00(平日)