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マーケットビュー

月曜 野村雅道の今週注目!の経済指標 マーケットが注目する指標を大胆解析

年度末為替、ルー米財務長官の中国訪問、ギリシャ財政再建計画提出、日銀短観、米雇用統計、新年度為替へ

更新日:2015年3月30日

3月30日(月)−4月3日(金)

今週の予想:
ドル円=116-121、ユーロドル=1.07-1.12、ユーロ円=127-132

週末にはいくつかの中国の存在感を高めるニュースが伝えられた。ダボスフォーラムの中国版であるボアオフォーラムでは、習中国国家主席は陸と海のシルクロード沿いに巨大経済圏を構築する「一帯一路」構想を通じ、新たな経済秩序を主導する姿勢を鮮明にした。中国人民銀行周総裁は、「中国はデフレの兆候を警戒する必要がある。世界経済の成長鈍化とコモディティー価格の下落を注視している」発言した。また「外為規制の合理化に取り組み、最終的には資本勘定における人民元の交換性を実現できる」としたが、これは秋のIMFでSDRの構成通貨となる狙いがあると見られている。
話題になっているアジアインフラ銀行(AIIB)では、豪やデンマークが新たに参加を表明し、参加国は42カ国となった。参加に慎重な米国はルー財務長官が中国を訪問、中国要人と本日会談する。

全体

前回、今年の通貨番付で米ドルがスイスに抜かれ2位となったとしたが、先週はさらに円にも抜かれ3位となった。一連のFOMCのドル高警戒発言は続き、先週末はイエレンFRB議長が「ドル高が輸出の重しとなる可能性」と述べた。年初からクロス円は円高推移が継続しているが、ここでドル円も円高となれば、日本企業や投資家の投資家の採算悪化にも繋がってくるだろう。円安・株高要因がなければ日本の回復はあり得ない。

米ドル

ゼロ金利解除の正当性を主張する米地区連銀総裁達の発言が続くが、米国指標の改善がついていっていないだけに米株の上昇もなく、NYダウは年初来マイナス圏となった。ナスダックはまだ3%程度の上昇だが、20%超の独株、10%超の日中株と比べると見劣りがある。雇用だけは少しずつ改善している。今週は3月雇用統計の発表がある。FRBがゼロ金利解除を示唆しても、米国金利は指標の弱さやインフレ低下により反応して低下している。FOMC自らもGDP成長率見通しを昨年12月の2.6〜3.0%から2.3〜2.7%に下方修正、インフレ率(食料などを除くコア指数)見通しは昨年12月の1.5〜1.8%から1.3〜1.4%に引き下げる中での利上げ示唆は市場に迷いをもたらすだろう。先週発表された4Q・GDPは再び下方修正された。

ユーロ

ユーロドルは下げ止まっている。米国のドル高警戒とユーロ圏の経済指標の若干ながらも改善の兆しがあるからだ。
さてギリシャ問題では本日3月30日に「経済改革の約束をどう履行するかについての計画」をEUに提出する。ギリシャは改革をどう進めるかを示さない限り、銀行支援資金も他の救済資金も受け取ることができなくなる。
必要な経済改革を実施するとギリシャが債権団を納得させられるかどうかが判明する。ギリシャが計画を提出した後は、復活祭の連休に入る前に債権団やユーロ圏財務省の当局者が同計画書を吟味することになる。
今週の欧州は雇用統計、消費者物価指数とECB理事会の議事要旨の発表がある。

英ポンド

カーニーBOE総裁は「エネルギー価格の低下により英国のインフレ率は極めて低い水準にとどまっているものの、次の政策変更は利上げになる可能性が高い」との見解を明らかにした。
またブロードベントBOE副総裁は「英国では過去数カ月間インフレ率が低下しているものの、長期にわたるデフレに陥る公算は小さい。インフレ率は2016年初めにベース効果によって前年比で大きく押し上げられる。食料とエネルギー価格が来年再び急落しない限り、総合インフレ率はかなり大幅に上昇する見込みだ。景気後退をもたらす事態は想定しにくい。原油価格の下落により可処分所得が増加しており、消費が活性化される公算が大きいとし、賃金は上昇しはじめ小売売上高も増加している」と説明した。
ただ中銀の要人二人の発言でもポンドは大きく上昇しなかった。ポンドが強いとすれば、弱いユーロの対価として買われていることが大きな要因であろう。ある意味他力本願であり、ユーロの景気指標が改善するとユーロポンド相場が上昇しポンドが弱含んでいる。

豪ドル

自力ではないが、政策金利を据え置いた後、FOMCがあり、米ドル高に警戒感が出て豪ドルを持ち上げた。ただRBA議事録やスティーブンスRBA総裁の経済に対しての慎重な見方は変わらず。またRBAは豪ドル高を依然懸念している。雇用統計はやや改善。政策金利は2.25%で据え置かれたが5月に再利下げの予想が強い。企業景況感指数は弱い。NZほどの景気の強さはない。中国主導のAIIBに参加を決定した。財政収支悪化で格下げ懸念あり。アボット首相は党内不信任案を退けるも不安な状況が続く。政府・RBAともに2014年成長見通しを引き下げ。大手企業の人員削減は続きトヨタもGM、フォードに続き工場撤退を表明している。財政赤字は増加で黒字目標を達成できない。

NZドル

詳細は後述致します

南アランド

先週の政策金利は予想通り据え置かれた。CPIは低下しているがコアはまだ5.8%あるからだ。南アフリカ中銀ハニハフ総裁は政策金利決定会合後の会見で「南アフリカの2015年GDP成長率は2.2%の見通し。南アランドはインフレリスクに支えられているが依然として不安定」と述べた。インフラ整備はまだ不十分で電力大手のエスコム社が格下げされている。再び賃金ストの懸念が出てきている。1月製造業生産は弱かった。4Q・GDPは前回、予想ともに上回ったが政府の2015年の成長見通しは下方修正された。中銀のインフレ見通しも下方修正されている。4Q・失業率は改善したが水準は高すぎる。南アは原油の輸入国であり原油安は経済にメリット。ただ全体的な資源価格下落が南アにも押し寄せてきている。

【今週の注目経済指標】

3/30
(月)

(日)鉱工業生産、貿易統計(3月上旬)
(独)消費者物価指数
(米)個人所得支出、PCEデフレーター、中古住宅販売

3/31
(火)

(NZ)住宅建設許可
(日)住宅着工、自動車生産・輸出
(香港)小売売上
(仏)生産者物価指数
(トルコ)GDP
(独)雇用統計
(英)経常収支、GDP確報
(ユーロ圏)失業率、消費者物価
(南ア)貿易収支
(加)GDP
(米)S&P/ケース・シラー住宅価格、シカゴ購買部協会景気指数、消費者信頼感指数

4/1
(水)

(豪)住宅建設許可
(日)日銀短観、日銀半期展望レポート
(中)製造業PMI
(ユーロ圏)製造業PMI確報
(英)製造業PMI
(米)ADP民間雇用者数、ISM製造業景況指数、建設支出

4/2
(木)

(豪)貿易収支
(日)企業物価見通し、生活意識に関するアンケート調査
(英)建設業PMI
(ユーロ圏)ECB理事会議事要旨
(加)貿易収支
(米)貿易収支、新規失業保険申請件数、製造業受注

4/3
(金)

NZ、豪、香港、シンガポール、独、英国市場が休場、聖金曜日で米国は株式、商品市場が休場。債券市場は短縮取引
(中)HSBCサービス業PMI
(米)非農業部門雇用者数、失業率 、平均時給、週平均労働時間 、労働参加率

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り ※チャートはクリックで拡大できます

前回の「注目通貨ペア!」

ドル円
南アランド円

【ドル円】 予想レンジ:117-122、年度末で薄商い、年金のドル買いが出るか。FOMCはドル高警戒
イエレン議長を始め、米地区連銀のドル高警戒発言、米4Q・GDP下方修正でドル円は一時118円台をつけ下落した。

---先週の予想は以下の通り---

日本は年度末で取引が手控えられる。介入は銀行の為替業務が1日の内で最も繁忙する仲値決定の時間は控える当局の気遣いがあった。このところ、夕刻に年金など機関投資家の外貨買いが目立つが、決算で取引を手控えたい銀行に配慮して、今週は外債・外株買いを控えるかどうかも注目したい。個人向けの外貨投信は今週は少し多くなり、来週から4月1日にかけてさらに増える。

2月貿易統計は前年同月比で赤字が47%減少と昨年10月以来の大幅赤字減少傾向は続いている。2-3月は例年通りドル高となっているが(ただ3月オープンが119.64、年初オープンは119.79なので、円高の可能性も大いに残している)。4月の新年度以降はより輸出のドル売りが増加するのでTV報道ほどの手放しの円安は続かないだろう。クロス円では既に今年はスイスを除いて円高推移している。クロス円での円高は後々の企業収益にも響いてくるだろう。1-3月期の法人企業景気予測調査での全産業景況感も前回より悪化している。企業のベアが行われているのは結構だが、円安株高のハシゴが外れると思わぬ結果となる。年度末でも年金の外貨投資が続くか、多く設定されている外貨投信に個人のお金が集まるかどうかにも注目したい。

(テクニカル)
FOMCでドル円が下落し、一時戻したが、3月10日-17日の下降ラインは上抜けることが出来なかった。3月18日-20日の上昇ラインを維持できるか。1月16日-2月6日の上昇ラインがやや長めのサポートであったが近付いてきた。5日線は下向いた。3月10日の長い上ヒゲも効いている。ボリンジャーバンドの中位より若干下にいる。3月6日-12日の上昇ラインがサポート。2月26日-3月5日の上昇ライン、2月20日-26日の上昇ラインを次々と下抜いている。週足は4連続陽線から先週は陰線に転じた。2月2日週-23日週の上昇ラインを下抜いた。月足は11月-12月、10月-11月の上昇ラインを下抜いている。14年8月-9月の上昇ライン、14年10月-15年2月の上昇ラインがサポート。14年12月-15年2月の下降ラインを上抜いていたが、今月は上ヒゲが長くなってきた。年足は2002年-2007年の下降ラインを上抜いた。2012年-13年の上昇ラインに沿い3年連続陽線だが13年-14年の上昇ラインは下抜くと思っていたら、年初来では僅かに陽転となった。

【南アランド円】 予想レンジ:9.50-10.50、政策金利は据え置きか、FOMCドル高懸念でランド反発
政策金利は予想通り据え置かれた。米株下落によるリスク回避の流れで南アランドは下落した。

---先週の予想は以下の通り---

(ポイント)
*政策金利は据え置きか(コアがまだ5.8%と高い)
*エスコム社が格下げ
*モルガン・スタンレーでは南アに厳しい見通し
*FOMCドル高警戒でランド反発
*再び賃金ストの懸念あり
*電力供給に問題があるエスコムはCEOを更迭
*1月製造業生産は弱い
*4Q・GDPは前回、予想ともに上回った
*しかし政府の2015年の成長見通しは下方修正された
*中銀のインフレ見通しも下方修正されている
*4Q・失業率は改善
*南アは原油の輸入国であるであり原油安は経済にメリット
*資源価格下落が南アにも押し寄せてきた

(トピックス)

「政策金利は据え置きか」
2月CPIは低下継続、ただコアは5.8%であることから政策金利は据え置きとなろう。

「2月CPI」
2月CPIは、前年比3.9%上昇となり、1月の4.4%から鈍化。前月比は0.6%上昇、前月は0.2%減。コアインフレ(食品、酒類以外の飲料、ガソリン、エネルギー価格を除く)は前年比5.8%上昇で変わらず、前月比は1.3%上昇で前月の0.4%から加速した。

「経常収支」
第4四半期の経常赤字は国内総生産(GDP)比5.1%と、第3四半期の5.8%から予想以上に低下した。中銀によると、国内のストが減少したことや輸出相手国の景気が改善したことで輸出が拡大した。通貨ランドの下落も経常赤字の縮小に寄与した。
2014年全体では経常赤字のGDP比は5.4%、13年は5.8%。第4四半期の貿易赤字は350億ランドと第3四半期の770億ランドから減少した。
プラチナなどの貴金属のほか石炭や鉄鉱石などの輸出が大幅に増加した。工業製品の輸出も伸びた。

「エスコム格下げ」
S&Pは国営電力会社エスコムの長期格付けを「BBB-」から「BB+」に引き下げ、ジャンク級に。コスト上昇などで同社の経営環境がまだ落ち着いていないと判断し、見通しは「ネガティブ」に据え置いた。
エスコムでは先週、最高経営責任者(CEO)と3人の上席幹部が突然停職となった。S&Pは「同社のコーポレートガバナンス(企業統治)および独立企業としてのクレジットプロファイル(信用度)に対する信頼感が薄れた」と指摘した。

「フラジャイル・ファイブから抜け出せず、モルガン・スタンレー見通し」
通貨が脆弱な「フラジャイル・ファイブ」と呼ばれた5カ国のグループは、3カ国に縮小した。FOMCが量的緩和をいつ縮小し始めるか検討していた2013年8月に、モルガン・スタンレーが、ブラジル、インド、インドネシア、トルコ、南アフリカ共和国の5カ国をこのように命名した。
FOMCが06年以来初の利上げの開始時期を検討している今、インドとインドネシアは影響を免れそうだ。モルガン・スタンレーのエコノミストらは両国が十分な経済改革を実施し、「従来の成長モデルから距離を置き、転換点を超えた」との見方を示した。
インドではインフレ率が13年末の半分となり経常赤字も縮小。投資家はモディ首相の脱官僚主義の政策を歓迎、政府は財政赤字削減にも取り組んでいる。
インドネシアではウィドド政権がガソリン補助金を撤廃したほか、GDPの1.9%への財政赤字圧縮を目指している。
モルガン・スタンレーは両国が必要な調整のそれぞれ85%と65%を達成したと見積もった。
一方、残りの3カ国についてはトルコがせいぜい10%、ブラジルが15%の達成度、南アフリカに至ってはほとんど何もしていないとモルガン・スタンレーは評価している。
これら3カ国では経常赤字とインフレが高止まりしているほか、汚職の拡大や中央銀行への政府の圧力といった政治問題もある。
モルガン・スタンレーのエコノミストらは、これら諸国にとって事態は改善する前に悪化すると予想。米利上げとドル高が行動を促す「カタルシス」になるかもしれないとみている。「今後1年−1年半の間に事態が十分に悪くなり、そこで初めて改善に向かうだろう」とエコノミストらはコメントした。

(テクニカル)
ボリバン下限下抜けから反発。2月26日-3月5日の下降ライン、3月10日-12日の下降ラインを上抜いた。5日線は上向いた。3月13日-18日の上昇ラインがサポートライン。週足は2月9日週-2月16日週の上昇ライを下抜けた。2月23日週-3月2日週の下降ラインに沿う。ボリバン下限を下抜けたが反発し2月23日週-3月2日週の下降ラインを上抜けるか。
月足は10月-11月の上昇ラインを下抜いたが12月-1月の下降ラインを上抜いた。14年2月-10月の上昇ラインがサポートで下抜けるか微妙なところ。年足は06年-08年の下降ラインを上抜いているがその後の伸びが無く横ばい推移している。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円
NZドル円

【ドル円】 予想レンジ:116-121、新年度からは輸出もドルを売りだす。ドル買いは公的資金と外貨投信

今週は3月31日の年度末決算という特殊要因の売買がある。相場の大きな流れとは関係ないが、決算日の仲値決定時には大玉が飛び交いボラティリティーが一時的に高まるかもしれない。翌4月1日は日銀短観がある。既に同内容の調査である財務省の法人企業景気予測調査では前回より景況感が悪化している。ところが短観の事前予想は前回より改善するとなっている。微妙なところだが、良ければ日銀の追加緩和期待が遠のき円買いが出てくるだろう。悪くとも、現在の株価の流れではリスク回避の動きの円高になる可能性も高い。4月に入れば、輸出業者も新年度でドル売りを加速し始める。例年5月には円高となることが多いのも、その需給効果が出てくるからであろう。

資本面では月末、月初と数多くの外貨投信の払い込みがある。個人がさらに投信を買う余裕があるかどうかをチェックできる。
また最近続いている機関投資家の外債・外株投資絡みの円売りにも気をつけたい。毎日夕刻ごろから活発化することが多い。米株が下落傾向にあるなか機械的に買い続けることには疑問が残る。我々の大事な年金である。損失が出た時の責任の取り方はどうでもいいが、ヘッジ方法などは想定してもらいたい。年金運用のパフォーマンスが悪化して、再び消費増税となるのは避けたい。

(今週の外貨投信払い込み予定)

3/30(月)

DIAMアセットマネジメント 米国リート・オープン、三菱UFJ投信 アセアン真成長株式ファンド、三菱UFJ投信 好配当海外株ファンド、新光投信 スマート・アロケーション

3/31(火)

パインブリッジ・インベストメンツ PB 米国優先REIT パインブリッジ・インベストメンツ PB・G金融機関ハイブリッド証券   ニッセイAM 外国株式インデックス、 新光投信 みずほラップファンド  大和投信 りそな米国優先リート証券ファンド 大和投信 外貨建てニッポン社債 三菱UFJ投信 グローバル金融機関ハイブリッド、国際投信 先進国高利回り社債 大和住銀投信投資顧問 ワールド優先証券ファンド

4/1(水)

野村AM 新興国株ファンズ  世界好配当株投信、外国株インデックス、新興国債券ファンズ、 G・アセット・モデル、G・ボンド・アクティブ、世界REITインデックス、 外国債券インデックス、ブルーベイ・TR、 スマートプレミアム、米国国債部分ラダー、 ハイ・イールド ボンド オープンA、世界REITファンド、豪州債券ファンド、外国債券アクティブ

4/2(木)

JPモルガンAM 北米高配当株プライム

4/3(金)

パインブリッジ・インベストメンツ 先進国金融機関ハイブリッド証券

(テクニカル)
陰線が増えてきている。3月26日は長い下ヒゲとなったが、3月23日-24日の下降ラインを上抜けなかった。3月10日-17日の下降ラインも上値抵抗。ボリバン下限下抜きからは反発している。5日線下向き。3月18日-20日の上昇ライン、1月16日-2月6日の上昇ラインを下抜いた。週足は2月2日週-23日週の上昇ラインを下抜いた。3月16日週-23日週の下降ラインが出来るかどうか。月足は11月-12月、10月-11月の上昇ラインを下抜いている。14年8月-9月の上昇ライン、14年10月-15年2月の上昇ラインがサポート。14年12月-15年2月の下降ラインを上抜いていたが、今月は上ヒゲが長くなってきた。年足は2002年-2007年の下降ラインを上抜いた。2012年-13年の上昇ラインに沿い3年連続陽線だが13年-14年の上昇ラインは下抜くのではないか。

【NZドル円】 予想レンジ:87-92、FOMCのドル高懸念で上昇も、中国PM悪化や米株下落によるリスク回避の流れで下落。国内要因はまずまずである

(ポイント)
*年初来対ドルで下落していたNZドルはFOMCでのドル高けん制で戻す場面もある
*ただ米株下落や中国指標の悪化では売られている
*2月貿易収支は予想の黒字を下回った
*住宅投資、個人消費、移民増、旅行者増により景気の底堅さが続く
*4Q・GDPも改善
*NZ株価指数は過去最高値をつけた
*対豪ドルでパリティーに近付いてきた
*日本とのTPP交渉は進展していない
*ミルク汚染問題があったが、環境テロと思われる。実害はない
*NZ中銀が再び不動産規制を強化しようとしている
*中銀総裁発言でNZドルは反発(現状の対ドル相場に満足している)
*1Qインフレ期待は前回より低下
*4Q小売売売上は予想を上回った
*4Q失業率は悪化するも、内容は改善
*14年8月はNZ売り介入を行ったが9月は商業ベースの小額にとどまった

(2月貿易収支は予想の黒字を下回る)
2月貿易収支は5,000万NZドルの黒字。ただ黒字額は、予想の3億5,000万NZドルを大きく下回り、発表直後NZドルは売られた。
輸出は前月比6.7%増。輸入も6.7%増。2月末までの1年間の貿易収支は21億8,000万NZドルの赤字。赤字額としては2009年8月以来の大きさとなった。予想は18億2,000万NZドルの赤字だった。赤字拡大の一因は大型民間航空機の輸入で、これを除いた赤字額は8億7,600万NZドル。

(日・NZ首脳会談)
安倍首相とNZキー首相は3月24日の首脳会談で環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉の妥結に向けて連携する方針を確認した。ただ、NZが関税協議で原則自由化にこだわるのに対し、日本は重要農産品5分野の関税保護を求める国会決議もあり、両国の溝は深い。このままでは早期妥結を阻む障壁となりかねないのが実情だ。
キー首相の来日にはTPP交渉を担当するグローサー貿易相も同行し、甘利明TPP担当相と会談した。
日本側には交渉が時間切れとなる懸念が強まる中で、原則論に固執するNZへのいらだちがある。日本はNZが輸出を増やしたい乳製品で無関税か低関税の輸入枠を新設したり、拡大したりすることで同国の理解を得たい考え。だが、NZは強硬姿勢を崩そうとせず、協議は平行線をたどっている。 TPP交渉では、日本にとって米国との関税協議が最大の懸案だが、NZに加え、カナダとの関税協議も遅れている。カナダは総選挙を控え国内の反発を招く交渉に後ろ向きな姿勢が目立つ。

(甘利・グローサー会談進展せず)
甘利TPP担当相は3月25日、グローサー貿易相と会談。TPP交渉全体の早期妥結に向け、日本とNZの2国間の事務レベル交渉を加速させることで一致したが、NZが輸出を増やしたい乳製品の関税の取り扱いをめぐり、意見の隔たりが大きいことも浮き彫りになった。
会談後、甘利氏は「ほかの国との交渉よりNZが極めて遅れていると申し上げた」と強調。「事務折衝も今後1度か2度のつもりでやらなければ、交渉はまとまらないと申し上げた」とも述べた。

(グローサー貿易相が米国の為替制裁条項導入に反対)
グローサー貿易相は、米議員らが環太平洋連携協定(TPP)に為替操作への制裁条項の導入を求めていることに関し、「現実的ではない」と批判した。
グローサー貿易相は、現在のドル高が常に続くわけではないと指摘。「ルールは一方通行ではなく、米国に使われる可能性もある」と語り、制裁条項は米国に跳ね返ると警告した。また、TPPを「今日の解決策ではなく、今後20年のための策」と述べ、目先の損得でルールを定めるべきではないとの考えをにじませた。
米自動車業界などでは輸出の妨げとなるドル高に不満が拡大。与野党から為替制裁条項の導入を求める声が出ており、TPP交渉の早期妥結に重要な大統領貿易促進権限(TPA)法案の調整が遅れている。 

(移民、訪問者の増加続く、経済に好影響)
強い経済力に伴い、NZはますます多くの外国人を魅了している。最大グループはインドから学生ビザで入国する人たちで、2月の総数では4,800人となっている。年間ベースでは、NZへの到着数は、NZを出発数よりも5万5,100多く、この7カ月間連続して最高記録を示している。
移民者として到着する人の数もウナギ登りで、11万2,500人以上。逆にNZから海外に出てゆく人の数は、5万7,500人と2003年11月以来最低数となっている。エコノミストによると、移民数のピークがいつになるかを見極めるのは困難という。
先月は中国の春節であったこともあり、前年の同時期と比較すると、ニュージーランドへの来訪者は14パーセント増となった。
年間では記録的な291万人の来訪があった。最大グループは中国からの旅行者、その次はオーストラリア、アメリカ合衆国と続く。

(テクニカル)
4Q・GDP改善で上昇していたが、3月23日にボリバン上限に達して反落している。3月20日-23日の上昇ライン、3月18日-20日の上昇ラインを下抜いた。3月11日-18日週の上昇ライン、2月3日-3月11日の上昇ラインがサポート。3月25日-26日の下降ラインに沿う。5日線下向き。ボリバンでは中位より若干上にある。
週足は3月2日週-9日日週の下降ラインを上抜いたが3月9日週-16日週の上昇ラインまで下落している。月足は12年6月-9月なだらかな上昇ライン、12年6月-13年9月の上昇ラインは下抜いている。14年10月-11月の上昇ラインも下抜いているが2月は陽線。1月-2月の下降ラインを3月は上抜いている。年足は陰線スタートで13年-14年の上昇ラインを下抜いている。

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