FXなら安心と信頼のFX|セントラル短資FX

  • 法人のお客さま
  • サイトマップ
  • よくあるご質問
  • お問い合わせ
  • 推奨環境
  1. セントラル短資FX
  2. マーケット情報
  3. マーケットビュー
  4. 野村雅道の今週注目!の経済指標

マーケットビュー

月曜 野村雅道の今週注目!の経済指標 マーケットが注目する指標を大胆解析

中間期末円買いと外貨投信、日銀短観、ECB政策金利、米 雇用統計

更新日:2014年9月29日

9月29日(月)−10月3日(金)

今週の予想:ドル円106-111、ユーロドル1.24-1.29、ユーロ円136-141

急激な円安という声を聞くが、今年の円は主要9通貨番付で4位であり、どちらかと言えばやや強い。歴史的に急激な円高は数多くあるが、急激な円安は見たことがない。
ドル円で1日に10円以上動けば急激かもしれないが今年はオープンから9カ月で4円程度の円安で静か。(98年に2日で24円、3カ月で36円の円高になったこともあったが、円売り介入はなかった。85年から3年連続で40円ずつ円高で、240円から120円になったのが急激というのにふさわしい)

さて週末に出たニュースでは8月中国工業利益が前年比-0.6%と7月の+13.5%から落ち込んだこと、香港で民主化を求めるデモに対し警官隊が催涙弾を発砲したこと(金融市場は通常通り開始される予定である)、イラクのイスラム国からクルド人がトルコに逃れたが、トルコ内の反政府クルド人勢力と結びつく可能性があるとの報道などがあった。

全体的には全面ドル高が進んでいる。主要9通貨では豪ドルを抜いて首位にたった。ルー財務長官の「強いドル」支持発言、米2Q・GDPが上方修正されたことがドルを後押ししている。FOMCが「相当な期間」のゼロ金利を維持する文言を残したが、政策金利見通しを引き上げたこと、その後の景気指標も雇用保険を含めまずまずであることがドルを引き上げた。今週も週末の9月米雇用統計の非農業部門雇用者数が21.5万人と強い数字が予想されていることから、結果はともあれ織り込み期間はドル買いに振れよう。為替政策を管轄しない一部FRB幹部はドル高がインフレを抑制するとしてこれ以上のドル高に慎重だ。米国は貿易収支も発表される。今年は毎月400億ドル超の赤字を出し続けているだけに、これが続くとドル売り要因となり長期的なドル高は続かないが「ゼロ金利」の文言を維持か否かで騒いでいるうちはあまり貿易収支は材料とはなっていない。

欧州は、5月のドラギ総裁の「低インフレ抑制のために何でもやる」発言以来、ユーロドルが1.39台から1.26台へ大きく下落している。ただユーロ円は142円から138円と小幅の下落に留まっている。ユーロ安を狙う、あるいは大きな変動を狙うならば対ドルでの取引が動きが速いが効率的だろう。欧州は今に始まったことではなく、常に他国より低成長だ。ただそれでも通貨が強かったのは、やはり膨大な貿易黒字があるからだろう。今週はECB政策決定会合がある。ドラギ総裁がこれ以上利下げが出来ないので「非伝統的金融政策」とるかどうかがカギとなる。ドイツ連銀だけは「非伝統的金融政策」やユーロ相場の下落には反対するだろうが、現在は稀にしかいい景気指標が出ないので緩和派が押し切るだろう。
ドイツ政府は3Qは景気回復するとしているが、その結果が出るのは11月になる。かなり売られているので、いい指標が連続すれば大きく戻す可能性はある。

英国はユーロが売られているので対価としても買われ、さらにカーニー総裁の利上げ発言でも上昇した。スコットランド独立投票で一時180円後半まで伸びたが、それを上抜くには9月19日-25日の下降ラインを上抜けるかどうか。来週が政策金利決定であり、現在は利上げ派が政策委員に2名いる。それが増えるかどうか。

中国は世界経済の浮沈、特に資源国経済の浮沈を握るが、景気減速の兆候が多く、内外ともに14年、15年の成長率見通しを引き下げている。また政府は抜本的な景気対策は打たずに構造改革を重視し、金融緩和も従来の主張通り穏便なので景気の急回復は期待できない。
インフレが2%に低下しているがテコ入れ策はない。そこで出てきた周人民銀行総裁辞任観測であるが、今のところ人民銀行は否定している。景気減速で資源重要が減り、資源価格が下落しているので豪ドルやNZドルの下落要因となっている。ただ上海株価指数だけは、香港・上海株式市場の交流もあり上昇し、今年の主要国株価指数ではトップに立っている。10月1日からは国慶節休暇が始まるが景気指標はいくつか発表される。国慶節では4億8千万人の人口移動があるようだが、これが景気を活性化できるかどうか。

先週はNZドルが対ドルで3.2%、対円で3%、豪ドルが対ドルで1.9%、対円で1.6%下落した。G-20でも為替について特段の言及もなく、それぞれの通貨が最近は対ドルで下落していたので、NZ中銀総裁の介入示唆を含め強いNZドル高懸念は意外であった。NZドルの下げが豪ドルの下げを誘った。中国景気の減速もあり、資源価格が下落し資源国通貨が大きく下げた。

豪、NZともに5月あたりから貿易黒字が減少し始め、現在は赤字の月が続いていることが両国の当局が通貨高懸念をもつ原因だろう。
豪では鉄鉱石、石炭、NZでは乳製品の下落が続く。日本も円高時代は輸出業者が悲鳴を上げたものだが、日本の場合は現地生産で逃げたところもあったが、豪やNZの主要輸出商品は資源なので他国への生産移転が出来ないのも悩みどころだ。NZはその農業の落ち込みをサービス産業が補ったまずまずの2Q・GDPが発表された直後であったので中銀総裁の発言は影響が大きかった。
両国ともにインフレがそれほど心配する状況にないことも通貨安誘導を続けている要因であろう。円安より速い資源国通貨安となっているが、今後はインフレ指標次第でもある。もちろん資源価格が下げているのでCPIも低下するが、住宅価格がどれくらい上昇を続けるかが焦点となってくる。ひとたび上昇すれば、両国とも財政状況がいいだけに海外から資金流入が増加する地合はある。

南アランドは豪、NZよりは下げ幅が縮小したが、やはり米ドル金利の上昇、資源価格の下落、株価指数が5万ポイントを割り込んだことで下落。マーカス総裁の退任は一時的なショックで終わったが、次期総裁も景気減速とインフレ高騰のなかでの金融政策のかじ取りは難しいと思われる。中国とは鉄道建設、ロシアとは原発建設で経済関係の結びつきは強まっている。

【今週の注目経済指標】

9/29
(月)

(日)貿易統計、臨時国会召集
(香港)小売売上
(独)消費者物価指数
(米)個人所得・支出、PCEデフレーター、中古住宅販売成約

9/30
(火)

(NZ)住宅建設許可
(日)失業率、鉱工業生産、家計調査、商業販売、勤労統計、住宅着工件数、自動車生産、為替平衡操作
(仏)生産者物価指数
(独)雇用統計
(英)GDP・確定値
(ユーロ圏)失業率
(南ア)貿易収支
(加)GDP
(米)ケース・シラー住宅価格指数、シカゴ購買部協会景気指数、消費者信頼感指数

10/1
(水)

(豪)小売売上
(日)日銀短観
(中)製造業PMI、国慶節
(ユーロ圏)製造業PMI(確報値)
(英)製造業PMI
(米)ADP民間雇用者数、ISM製造業景況指数、建設支出

10/2
(木)

(豪)貿易収支、住宅建設許可
(日)企業物価見通し、生活意識に関するアンケート調査
(英)建設業PMI
(ユーロ圏)生産者物価指数、ECB政策金利
(米)企業人員削減数(チャレンジャー社)、新規失業保険申請件数、ドラギECB総裁会見、製造業受注 

10/3
(金)

(中)非製造業PMI
(ユーロ圏)サービス業PMI(確報値)、小売売上 
(英)サービス業PMI
(米)非農業部門雇用者数、失業率、貿易収支、ISM非製造業景況指数

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り ※チャートはクリックで拡大できます

前回の「注目通貨ペア!」

ドル円
豪ドル円

【ドル円】 予想レンジ:106-11、月末の輸出、中華決算のリパトリの円買い VS 外貨投信の円売り
安倍首相の地方経済への円安影響を調査するとの発言で下げるも、全体的なドル高と期末の外貨投信設定による円売りで上昇。

---先週の予想は以下の通り---

黒田日銀総裁が円安容認、ルー米財務長官がドル高容認をした。ただ意外だったのは日本の産業界のトップが「これ以上の円安を望まない」という発言をしたことだ。かと言って相場を止めることはできない。また円高デフレ不況でも望んでいるのだろうか。円安にしても輸出が伸びないとか、賃金も上げられないということは円安がまだ十分ではないからだと思う。黒田総裁や浜田教授からはリーマン前の水準という言葉を聞くことがあるが、それなら2007年-08年の100円-120円程度が適切だと思っているのではないだろうか。ただトレンドは貿易収支次第だろう。赤字が続けば自然とさらなる円安となるし、赤字が縮小すれば円高になるだろう。今のところ輸出が伸びて貿易赤字が縮小する数字は出ていない。

日本は貿易赤字に加え、景気回復も不透明になっていることで円が売られている。9月下旬・中間期末はここ5年では円安にはなっていないが、今年もそうであっても一時的で10月からは再び円売りが出てくるだろう。月末の輸出やリパトリの円買いが出る季節だが、月末はかなりの外貨投信の払い込みがある。

今週の外貨投信払い込みは金曜以外少ないが、来週の月末は多い。 払い込みスケジュールは以下の通りである。29日、30日に注目したい。

22(月)

UBSグローバルAM グローバルCB

23(火)

 

24(水)

 

25(木)

フィデリティ投信 フィデリティ・エマージング社債 ニッセイAM 世界ハイブリッド証券戦略

26(金)

ゴールドマン・サックスAM GS MLPインフラ関連証券ファンド 三井住友AM 米国バンクローン パインブリッジ・インベストメンツ グローバル銀行・保険ハイブリッド証券 、ダブルエンジン 金融機関ハイブリッド証券  大和投信 りそな米国優先リート証券ファンド

29(月)

野村AM アジア・リートオープン 三菱UFJ投信 世界金融ハイインカム証券 大和投信  成果リレー(ブラジル国債日本国債) 野村AM バンクローンファンド  国際投信 金融機関債ファンド

30(火)

野村AM 円高豪ドル安トレンド 円安豪ドル高トレンド、円高ユーロ安トレンド、円安ユーロ高トレンド、円高ドル安トレンド、円安ドル高トレンド、野村AM 米国国債4倍ベア、 米国国債4倍 米国株スーパーベア 、米国株スーパーブル  大和住銀投信投資顧問 世界優先証券ファンド 大和投信 優先リート・オープン  ニッセイAM 日本外貨建て債券  三菱UFJ投信 G金融機関ハイブリッド証券 大和住銀投信投資顧問 世界優先証券ファンド 三菱UFJ投信 G金融機関ハイブリッド証券  ニッセイAM 為替H短期高利回り社債F  国際投信 先進国高利回り社債F 日興AM USバンクローンファンド 日興AM ニュージーランドドル債F  大和投信  米国バンクローン

(テクニカル)
98年の8月-2007年6月の月足下降ライン、また年足の2002年-2007年の下降ラインいずれも今月上抜いて、達成感が出た。
先週金曜はボリバン上限で上ヒゲが出たので少し弱含むことはあろう。月曜は仲値で外貨需要が多いので午前10時以降のプライスアクションを注目したい。9月17日-19日の上昇ラインの上で始まるか下で始まるか。9月8日-17日、8月29日-9月5日、8月8日-18日の上昇ラインがサポート。
ボリバン上限を越えたらドル買いも用心したい。5日線上向き。
週足は8月25日週の長い下ヒゲで3連続陽線となった。勢いがあり、ボリバン上限を大きく超えている。9月1日週-9月8日週の上昇ラインがサポート。月足は長い下降ライン1998年8月(147.63)と2007年6月(124.10)の下降ラインを上抜いた。直近では今年2月-3月の上昇ラインを下抜いたが4月-5月の下降ラインを上抜いた。年足は冒頭に述べた通り、2002年-2007年の下降ラインを上抜いた。2012年-13年の上昇ラインに沿っている。

【豪ドル円】 予想レンジ:95-100、鉄鉱石価格下げ止まり、中国指標に揺れる、通貨高懸念は和らぐ
NZ中銀のNZドル高への強い懸念、中国景気減速見通し、資源価格が弱含み推移したことで下落。

---先週の予想は以下の通り---

(ポイント)
RBA議事録は内容変わらず=金融緩和継続、豪ドル高懸念、鉱山業不振など
対ドルで下落しているので通貨高懸念は和らぐ
雇用統計は事前の求人広告が改善を示していたこともあり大幅改善した
ただパートが大幅増であったこと、抽出サンプルの変更で大きな変化が起きたことで数字の信ぴょう性が疑われ、豪ドルは一時上昇もその後は下げ続けた
中国の一連の指標が悪化したことも豪ドル売りに繋がった
豪がテロ警戒レベルを引き上げた
住宅建設、小売売上、2Q・GDP、貿易収支はまずまず
政府は2014年成長見通しを引き下げ
2014年インフレ見通しは炭素税の廃止で見通しを引き下げた
通貨番付の首位は維持するも米ドルに迫られる
RBAは年内は政策金利を据え置くだろう
大手企業の人員削減は続く トヨタもGM、フォードに続き工場撤退を表明
財政赤字は増加で黒字目標を達成できず
格付けはAAAを確認(S&Pとフィッチ)

(国内要因)
・8月失業率
 前6.4% 予想6.3% 結果6.1%
・8月新規雇用者数
 前-0.03万人 予想+1.50万人 結果+12.10万人

(海外要因)
ケアンズG-20では為替については特別な指摘はなかった。
スコットランド独立に関わる住民投票は独立反対派が勝利し混乱は落ち着いた。今後は利上げについてが英ポンドの焦点になろう。
欧州は鉱工業生産など指標が僅かだが改善、3Qの成長見通しも2Qからは回復するとの見方でユーロも買われているが、米金利の将来の引き上げ観測では売られている。
クロス円が強いのは、ドル円での円安が主導している。円以外のドル相場は下落しているものが多い。
注目の米国FOMCはゼロ金利を「相当期間維持する」文言は変わらず。ただ政策金利見通しが引き上げられたことで、ドルは買われた。雇用の緩みへの懸念は示唆された。先週の失業保険申請者数は改善するなど多くの指標は回復を示し、株価も上昇している。
日銀黒田総裁が現在の円安を容認したり、必要ならば躊躇なく追加緩和策を行うとしたことからドル円は109円に一時のせた。もちろん貿易赤字、秋の輸入のドル買い活発化が基調にある。
資源国通貨は対ドルでやや弱いがドル円が引き上げてクロス円は上昇。通貨高懸念が強い、豪RBA、NZ中銀もほっとしているだろう。
中国は多くの指標が弱かったが、金融緩和策は財政出動期待で株価は大きくは下落していない。

(トピックス)

「雇用統計大幅改善」
8月雇用者数は過去最大の増加となった。追加利下げに慎重な中銀当局の姿勢を裏付ける結果となり、豪ドルは一時上昇した。
雇用者数は前月比12万1,000人増加。パートタイムの大幅増が寄与した。統計局は調査グループの入れ替えが今回の数字に影響したと説明している。予想は1万5,000人増だった。失業率は6.1%と、12年ぶりの高水準だった前月の6.4%から低下した。
RBAは2年間わたる金融緩和局面で政策金利を過去最低の2.5%に引き下げており、住宅市場の持ち直しで内需が喚起されている。豪中銀は今年、一定期間の金利安定を示唆している。8月のフルタイム雇用者数は前月比1万4,300人増、パートタイム雇用者数は過去最大の10万6,700人増となった。労働参加率は65.2%と、前月の64.9%から上昇した。

「低調で豪ドル売りに繋がった先週の中国指標」
貿易黒字は拡大も輸入が減少 (前年比)
8月貿易収支=+498.4億ドル、予想+400億ドル
  輸出=+9.4% 予想+9.0%(前年比)
  輸入=-2.4% 予想*3.0% 
8月CPI=2.0%、予想2.20%
8月小売売上=11.9% 予想12.1%
8月鉱工業生産=6.9%、予想8.8%
8月固定資産投資=16.5% 予想16.9%

「RBA議事録」
・安定的な金利が最も賢明な道筋だろう
・為替相場は大半のファンダメンタルズに基づく予想を上回っている
・豪ドル相場はバランスのとれた成長への寄与度が低い
・労働市場は低迷気味で賃金の伸びは低い
・住宅価格の上昇に伴うリスクを注視する必要がある

「テロ警戒の豪でG-20」
アボット豪首相は、4段階あるテロ警戒レベルを上から2番目に一つ引き上げ、「テロ攻撃の可能性がある」と発表した。
豪では、少なくとも60人が、「イスラム国」など中東のイスラム教過激派組織の戦闘に参加しており、帰国したメンバーらによるテロへの警戒が強まっている。

「鉄鉱石価格下落継続見通し」
ゴールドマン・サックスは、今年が「鉄の時代」の終えんを告げる年になるとの見通しを示した。鉄鉱石価格は今年、供給が需要を上回ったため予想より早い時期に下落したとし、価格が回復する可能性は低いとの見方を示した。
今年は「新規生産能力がついに需要の伸びに追い付き、利益幅が歴史的平均値に戻り始める転換点である」と指摘。ゴールドマンは、海上輸送される鉄鉱石の2016年の価格予想を1トン当たり82ドルから79ドルに、17年の見通しについては85ドルから78ドルに、それぞれ下方修正した。来年の予想は80ドルに据え置いた。
競争力の低い鉱山が閉鎖を余儀なくされる一方、英・豪系リオ・ティント・グループなどの大手生産会社が、増産が価格下落の影響をしのぐと見込んで低コストの生産を増やしたため、鉄鉱石価格は今年、弱気相場入りした。ゴールドマンによると、価格は予想より早く下落した。同行は昨年11月に、鉄鉱石価格が今年、少なくとも15%下げる可能性が高いと予想していた。

(テクニカル)
9月15日に下窓を開けたが翌日すぐに窓埋めとなった、9月16日-18日の上昇ラインに沿って上昇。狭いボリバンの中位。5日線は上向き。9月11日-12日の下降ライン、9月9日-11日の下降ラインを上抜いた。今週は9月16日-18日の上昇ラインを下抜いて始まるかどうか。それを下抜くと8月8日-9月16日の上昇ラインがサポート。
 週足は8月4日週-11日週の上昇ラインを下抜いたが再びそのラインにトライした。ただ上抜けることは出来ず。週のボリバンの下限下抜きからは戻し上限越えとなっていたがバンド内に戻る。月足は2月-3月の上昇ラインがあったが下抜きまたそのラインへチャレンジしている。年足は2009年-12年の上昇ラインがあり、下抜きそうであったがやや戻している。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円
南アランド円

【ドル円】 予想レンジ:106-111、期末の円買い VS 外貨投信、短観景況感は前回より小幅落ち込むか」

昨年は円全面安で円は最弱通貨であったが、今年は最近では円は何故か急激な円安と報道されているが、弱くもなければ強くもない。(以下の表を参照) 

やはり中間期末の円買い要因も働いている。先週はドル円やポンド円は若干上昇し円売りとなったが、他の6通貨に対しては円高推移した。ただ先週金曜日は外貨投信の円売りも出て、さらに9月30日(火)も外貨投信の払い込みが多く、期末の円買いを相殺するだろう。外貨投信の円売りのピークは前回詳細を申し上げたように9月30日となる。それが終われば日銀短観であるが、事前に発表された3Q・法人企業景気予測の景況感が2Qより小幅マイナスとなっていたように、景況判断は小幅低下しよう。そうなると、国会でもアベノミクス批判や10%消費増税へ反対議論が巻き起こるだろう。現在、道路工事を中心とした公共事業で景気回復を目指している政府だが、さらなる対策をとってくるだろう。公明党の主張する軽減税を導入するかもしれない。GPIF改革のほかに、個人の可処分所得を増やすような政策が出れば、株や為替にも資金が流入するだろう。やらなければ逆の動きとなる。秋が深まってくるが、輸入の円売り活発となる季節である。晩秋、初冬から新年度までは今年も円売りの季節だろう。

(テクニカル)
中間期末、下旬週でも週足は小幅ながらも陽線となった。98年の8月-2007年6月の月足下降ライン、また年足の2002年-2007年の下降ラインいずれも今月上抜いているからだろう。前回申し上げた通り、先々金曜はボリバン上限で上ヒゲが出たので少し弱含んだが、9月19日-22日の下降ラインを上抜くや、底堅くなり109円台で越週となった。依然9月8日-17日、8月29日-9月5日、8月8日-18日の上昇ラインがサポート。 ボリバン上限(現在110.36)までやや余地がある。やや下げる場面もあったが、5日線は下向かず。
週足は8月25日週の長い下ヒゲを起点に4連続陽線となった。ボリバン上限を大きく超えている。9月1日週-9月8日週の上昇ラインがサポート。月足は長い下降ライン1998年8月(147.63)と2007年6月(124.10)の下降ラインを上抜いた。直近では今年 2月-3月の上昇ラインを下抜いたが4月-5月の下降ラインを上抜いた。年足は冒頭に述べた通り2002年-2007年の下降ラインを上抜いた。2012年-13年の上昇ラインに沿っている。

【南アランド円】 予想レンジ:9.2-10.2、米ドル高、中国減速、資源安に揺れる

(ポイント)
米ドル高、中国減速、資源安に揺れる
株価指数は5万ポイントを割り込む
依然景気減速とインフレ高騰に悩む
政策金利は据え置かれた
8月CPIは6.4%と高止まりしている
7月小売売上は改善
ロシアの協力で原発8基を建設予定
マーカス中銀総裁は11月で任期を終えることを表明した
経常収支赤字が拡大
2Q・GDPはリセッションは免れたが予想は下回った
エボラ熱の予防策を講じている
南アのアフリカン・バンクが破たん
4大銀行の格下げがあった
世銀、IMF、南ア中銀は成長見通しを引き下げ
世界中低金利の中で低下しているとはいえ南アの6%台は魅力があるようだ
今年は海外から債券市場への資金流入が増加しランドを支えている
2Q失業率はさらに悪化した
ネネ財務相が経済の低迷と公的債務の負荷の増大を強調
相次いで国債が格下げされている
ズマ大統領が経済立て直しの演説を行った
停電リスクあり、電源インフラが不足している

(国内要因)
8月PPI
(前月比)
前+0.5% 予想+0.5% 結果+0.0%
(前年比)
 前+8.0% 予想+7.7% 結果+7.2%
今週は8月貿易収支が発表される

(海外要因)
日本は中間期末の円買い要因も働いているようで、ドル円やポンド円は若干上昇し円売りとなったが、他の6通貨に対して先週は円高推移した。ただ9月30日は外貨投信の払い込みが多く、期末の円買いを相殺するだろう。
全体的には全面ドル高が進んでいる。主要9通貨では豪ドルを抜いて首位にたった。ルー財務長官の「強いドル」支持発言、米2Q・GDPが上方修正されたことがドルを後押ししている。今週は9月米雇用統計の非農業部門雇用者数が21.5万人と強い数字が予想されている。
欧州は、5月のドラギ総裁の「低インフレ抑制のために何でもやる」発言以来、ユーロドルが1.39台から1.26台へ大きく下落している。ただユーロ円は142円から138円と小幅の下落に留まっている。今週はECB政策決定会合がある。ドラギ総裁がこれ以上利下げが出来ないので「非伝統的金融政策」とるかどうかがカギだろう。
英国はユーロが売られているので対価としても買われ、さらにカーニー総裁の利上げ発言でも上昇した。
さて世界経済の浮沈、特に資源国経済の浮沈を握る中国だが、景気減速の兆候が多く、内外ともに14年、15年の成長率見通しを引き下げている。また政府は抜本的な景気対策は打たずに構造改革を重視し、金融緩和も従来の主張通り穏便なので景気の急回復は期待できない。

(トピックス)

「資源価格下落」
南アの主要輸出品であるパラジウム、プラチナを含め、金、銀価格も下げている。

「南ア株価指数下落」
7月から史上最高値を更新し5万2000台にのせていたが、9月に入り続落、先週末終値は5万を割り込み、49690となった。

「マーカス総裁後任は?」
マーカス中銀総裁は11月に任期5年を終えて退任する。続投しない理由の一つに政府が金融政策に協力的でなかったことも挙げられている。後任選びが注目されているが2人の副総裁や財務省から、あるいはマーカス総裁のように外部から招へいされるか現在選任中である。いずれにせよ景気減速・インフレ高騰でのかじ取りは難しい。

「ロシアと原子力建設協力」
ロシアと南ア両政府は9月22日、原子力分野での戦略的パートナーシップ協定に署名した。南ア政府の声明によると、ロシア系企業が南アで最大8基(計960万キロワット)の原発を建設することを可能にする協定だという。
南アのエネルギー相は声明で「ロシアとの協力によって、2030年までに原子力で960万キロワットを出力するというわれわれの計画が実現するだろう」と述べた。
南アは1980年代に運転を開始した2基の原発を保有している。政府は電力不足の解消や石炭への依存度を減らすため、大規模原発を新規に建設する計画を明らかにし、ロシアのほかにも日本や中国、欧米の企業が受注に関心を示していた。

「外相発言、中国景気や鉄道建設」
南ア・マシャバネ外相が、「中国の高速鉄道技術に対する印象は深い。高品質で信頼でき、経済的な中国の高速鉄道が南アに進出することを歓迎する」と述べた。
また、中国経済の成長速度が鈍化したとされる問題では、「一部からは中国経済が減速したと指摘されているが、それは間違い。中国経済は減速していない。今は静かに再調整を進めているだけ。数字だけで転換中の中国経済のすべてを説明することはできない。中国経済は今、輸出を集中的に刺激するモデルから内需促進型に転換している」と語った。
中国の反腐敗問題については、「中国指導者の腐敗取り締まりは国にとって有益なこと。成功には政府指導者だけでなく国民の支持も必要だ」との考えを示した。

(テクニカル)
9月10日からの8連続陽線は途切れた。
9月15日-17日、9月15日-19日の上昇ラインを下抜く。9月19日-22日週の下降ラインが上値抵抗。狭いボリバンの上限から下限へ下落。5日線下向き。長い8月8日-9月15日の上昇ラインを下抜いた。
週足では8月4日週の長い下ヒゲで4週連続上昇したが、その後は横ばい。8月4日週-11日週の上昇ラインは維持できず。9月1日週-8日週の下降ラインを上抜いている。月足は2月-3月の上昇ラインを下抜き、3か月連続陰線もその後は横ばい。5月-6月の下降ラインを上抜いている。7月、8月陽線。ただ、今僅かに陰線に転じる。年足は06年-08年の下降ラインを上抜いている。

メルマガ無料配信中!

メルマガの配信をご希望の方は右のボタンより登録ページへお進みください。

マーケットビュー メルマガ登録

セントラル短資FXで取引をはじめる 当社でお取引をご検討の方

無料セミナ―を受講する

セントラル短資FXが提供する無料セミナー

「マーケットビュー」執筆陣も出演中。外貨投資の基本からFXのトレードテクニックまで各種セミナーを開催しています。

取引をはじめる

オンラインでスピード口座開設 最短翌営業日で開設

口座開設

!
  • ※当社による情報サービスは、お客さまの投資判断に当たって参考となる情報の提供を唯一の目的としており、断定的な判断の提供や特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
    当社および情報提供者は、情報の正確性、完全性、適時性等を保証するものでは一切なく、情報の内容を予告なく変更する場合があります。また、当該情報の利用によって生じたいかなる損害についても、一切責任を負うものではありません。投資の最終判断は、お客さま自身で行ってくださいますようお願いします。
    当社が提供する情報の著作権は、セントラル短資FX株式会社または情報提供者に帰属します。当社の事前の承諾なく情報の全部または一部を引用、複製、転送などにより利用することを禁じます。
マイページログイン
口座開設
わからないことは
0120-30-8806 携帯電話・PHSからもご利用いただけます。
ご利用いただけない場合 03-6833-0250

受付時間:午前08:00〜午後07:00(平日)