FXなら安心と信頼のFX|セントラル短資FX

  • 法人のお客さま
  • サイトマップ
  • よくあるご質問
  • お問い合わせ
  • 推奨環境
  1. セントラル短資FX
  2. マーケット情報
  3. マーケットビュー
  4. 野村雅道の今週注目!の経済指標

マーケットビュー

月曜 野村雅道の今週注目!の経済指標 マーケットが注目する指標を大胆解析

2008年以来の7月、8月足連続陽線で晩秋の円安へ向かう

更新日:2014年8月25日

8月25日(月)−8月29日(金)

今週の予想:ドル円101-106、ユーロドル1.30-1.35、ユーロ円135-140

今朝のシドニー市場(日本時間午前6時半ごろ)ではドル円は104円台に上昇していたが、全面円安ではなく、全面ドル高で他の通貨もドル高となっているのでクロス円は円安となっていない。先週のFOMC議事録やイエレン議長講演、米地区連銀総裁らの発言でゼロ金利解除の時期が早まったという市場の見方を反映しているのだろう。

さて現在の各国中銀の金融政策が引締め、現状維持、あるいは緩和方向にあるか、また通貨に対しての姿勢などをまとめてみた。

  • 金融引締め気味=米、英、南ア
  • 現状維持中立=豪、NZ、加、日本
  • 緩和観測=ユーロ圏(スイス)
  • 通貨高懸念=豪、NZ、ユーロ
  • 通貨安懸念=南ア

今年のここまでの通貨番付とその変動幅は以下の通りで、昨年と比べれば極めて静かな動きである。
8月22日付けで、1位豪ドル(円との差は2.96%)、2位NZドル(0.73%)、3位円、4位ポンド(-1.29%)、5位米ドル(-1.34%)、6位南アランド(-3.0%)、7位スイス(-3.64%)、8位カナダ(-4.28%)、9位ユーロ(-5.0%)となっている。

昨年は1年を通じて円安で対ドル、ユーロ、NZ、スイスなどでは20%以上の円安となっていた。ウクライナ紛争など海外情勢の緊迫、FRB、BOE、ECBなどの金融政策の行方、豪RBA、NZ中銀などの通貨高懸念、日本の消費増税など騒がれるニュースもあったが、せいぜいここまでで5%内での動きは、日々の銀行のTTSとTTBの差にすぎないくらい小さなものとなっている。 小さな変動ながら、それなりにニュース、需給、ファンダメンタルズ、当局の意向を反映して動いている。

首位争いをしているオセアニアの豪やNZは成長率は、2%から3%台、財政状況も良好、それでも両国ともに財政規律を緩めない。NZは財政黒字化もまもなく達成する。ともに輸出先第一位は中国であり、豪は鉄鉱石、NZは乳製品が主要輸出産品。中国景気の影響を大きく受けるようになっているし、中国からの資本流入は活発であり移民も多い。豪は鉱山ブ−ムのピークが過ぎ、トヨタ始め主要自動車メーカーが生産を中止したこともあり、当局の通貨高懸念は強く、また雇用の不安も出ている。NZは2011年2月の大震災からの復興で強く景気回復してきたが、やや一服、雇用の伸び悩み感もあり年内利上げ観測が後退している。
両国の中銀ともに通貨高懸念を有し、自国通貨の売り介入の示唆もしているので、一時的に下落することはあるが、他国比ファンダメンタルズ、財政状況が良好、また金利も高いことで海外からの資金が流入し、通貨もすぐに戻す展開となっている。今年はここまで円より強い両通貨であり、今後もこの基調を大きく変えることはないだろう。また通貨高懸念は対米ドルについてであるので、今月豪ドルが対円で年初来高値を更新してもRBAからは特にコメントは出ていない。

英国ポンドは昨年来インフレの上昇と雇用の改善で利上げ観測が出て上昇してきたが、カーニー総裁の賃金の伸び悩みで利上げに否定的な発言が出て7月、8月は上昇を止めていた。しかし最新のBOE議事録では利上げに賛成する委員がでてきたことや、カーニー総裁は先週、一転して、「実質賃金が持続的に上がっていくと確信しなければならないが、利上げ実際にそうなることを待つ必要はない」と発言し下げ止まった。いずれ利上げ方向へ向かうだろうが、その前にスコットランドの独立を問う住民投票という波乱要因がある。貿易赤字の国だけに下げ始めると実需の需給も付いてくることになる。

米ドルは昨年来、量的緩和の縮小、さらにゼロ金利の解除で米ドルが上昇する見方が多かったが、それほど強くはない。ちょうど番付の真ん中。シェールガス革命での貿易赤字縮小はあるが、まだまだ膨大な貿易赤字がドルの続伸は阻むのだろう。ゼロ金利解除については地区連銀総裁達は、早めの解除の意見を持つものが多いが、イエレン議長はやはり英国同様に賃金上昇を待ちたいようである。

南アは低成長と高い失業率に対し、インフレターゲットを越える6%台のインフレで金融政策のかじ取りが難しい。また鉱山ストが長引き、成長率を抑制してきた。格付けも引き下げられて良い話はないのだが、通貨は意外とこじっかりとしている。一気に利上げに走らず小出しの利上げだけを行う南ア中銀の慎重な政策が好感されて、海外からの資金流入が続いている。株価指数も年初来10%以上の上昇を続けている。ただ貿易収支は赤字なので資本の逆流には注意を要する。また南ア政府もエボラ熱の防疫体制を強固なものにしようとしているが、感染があれば一時的であれ通貨の下落を招くだろう。先週はアフリカンバンクの破たんとムーディーズによる4大銀行の格下げがあり、ランドは伸び悩んだ。

スイスは今年最弱のユーロと半ば連動しているので、ここまで弱くなっている。スイス中銀は対ユーロで1.20よりスイスを上昇させない決意があるが、ファンダメンタルズ格差があり、介入で抑えなければ自然と再び1.20へ近付いてくるだろう。

カナダは資源国でありながら、低成長と雇用も安定せず売りこまれている。インフレは徐々に上昇してきているが低成長なるがゆえに利上げにいくまでは時間がかかろう。

今年の最弱通貨はユーロである。ただ円に対して5%安と大きなものではない。景気減速、低インフレにウクライナ問題で売りこまれている。5月のドラギ総裁の低インフレ抑制のために何でもやる、との発言以来ユーロは下落している。マイナス金利も導入、一時は30%以上あったギリシャ金利は5%台に、他の南欧金利も2%から3%へ低下、独金利は1%を割り込んでいる。ドラギ総裁はインフレの観点から為替相場も重視している。ただ最下位といえども、この程度の下落幅で留まっているのは膨大な貿易黒字によるものだろう。明日はウクライナ・ロシア・EUの外相会議がある。
(ドル円については後述したい)

【今週の注目経済指標】

8/25
(月)

(香港)貿易収支
(英)ロンドン休場(サマー・バンクホリデー)
(独)IFO景況指数
(米)新築住宅販売件数

8/26
(火)

(NZ)貿易収支
(南ア)GDP
(米)耐久財受注、住宅価格指数、ケース・シラー住宅価格指数、消費者信頼感指数、リッチモンド連銀製造業指数

8/27
(水)

(トルコ)政策金利決定

8/28
(木)

(中)工業企業利益
(香港)小売売上
(独)雇用統計
(南ア)生産者物価指数
(独)消費者物価指数
(米)GDP・改定値、新規失業保険申請件数、中古住宅販売

8/29
(金)

(NZ)住宅建設許可
(日)失業率、消費者物価指数、鉱工業生産、為替平衡操作
(仏)生産者物価指数
(ユーロ圏)消費者物価指数、失業率
(南ア)貿易収支
(加)GDP
(米)個人所得、PCEデフレーター、シカゴ購買部協会景気指数、ミシガン大消費者信頼感指数・確報値

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り ※チャートはクリックで拡大できます

前回の「注目通貨ペア!」

ドル円
南アランド円

【ドル円】 予想レンジ:100-105、貿易統計、2Q・GDPで消費の落ち込みは深刻
FOMC議事録で「多くの参加者は予想以上に景気が回復すれば、利上げは前倒しできるとした」としたこと、ウクライナ問題で緊張がやや収まったこともありドル円は上昇し一時104円台をつけた。

---先週の予想は以下の通り---

8月のここまでの展開としては、円は対スイスと南アランド以外に対しては円高であり、普通の8月の動きである。これから輸出の出やすい8月下旬に向かうが、過去5年では大きくは円高に向かっていない。ここ2年では円安にもなっており、やはり貿易赤字のなせるわざであろう。

今週はその日本の7月貿易統計が発表される。中旬までは輸出が前年比4.7%が伸び、輸入が2.8%減少しているので、赤字幅の縮小も予想されるだろう。円安でも輸出が伸びないというが、だからといって円高にすれば、再び不況風が吹くだろう。また2QGDPの落ち込みは想定内というが、後述したように、8%の消費増税以上に価格は上昇している。これを賃金上昇に反映しないと今後も消費は伸びていかないだろう。
消費者にとっては実質消費税が13%台になったようなものだ。これで日銀の政策が現状維持、社会保険料などの国民負担が増えれば、現在は公共事業で押し上げようとしているが、景気は回復しないだろう。

(消費税8%は実質13.7%、10%になれば実質15.8%の消費者負担)
値段にうとい私でも想定の範囲内以上に物価が上がっている感じがあり、それが消費を低迷させているのではないだろうか。感触ではなく実際に消費税5%の時に税込100円だった商品が消費税8%の時には102.6円になるものが108円となっているからか。消費税10%では、本来は104.76になるものが、おそらく110円となるのだろう。実際には現在は消費税8%が実質13.7%、10%になれば実質15.8%となる。ただでさえ日本の物価は世界でも高いのだから、これでその地位をゆるぎないものとするだろう。でも値段を決めるのは売り手の勝手だからどうしようもないか。良心的な経営者が出てくることを待つか、便乗値上げ分を従業員に分けて消費を盛り上げて景気を良くすることか。
国税庁も値段を引き上げることは税収増に繋がるから文句は言わないだろう。景気はこれからが大変、正念場になりそうだ。想定外の落ち込みが続くかもしれない。

(テクニカル)
先々週8月8日の長い下ヒゲ相場も1週間経てば、波高し線が出て一服した。8月1日-5日の下降ラインを上抜けなかった。週前半は持ちこたえても輸出が増える月末にはやや円高になるか。8月11日-12日の上昇ラインを下抜けるかどうか。ボリバンでは上限に近付けず、中位よりやや上。5日線はまだ上向き。7月18日-8月8日の上昇ラインがサポート。
 週足は陽線だが上ヒゲが実体比長く売り圧力がある。7月28日週-8月4日週の下降ラインと7月21日週-8月4日週の上昇ラインの間にある。 月足は2月-3月の上昇ラインを下抜いたが4月-5月の下降ラインを上抜いた。年足は07年-08年の下降ラインを上抜け、12年-13年の上昇ラインに沿っているが、今年はここまで陰線。

【南アランド円】 予想レンジ:9.0-10.0、今週CPI、来週は2Q・GDP
アフリカンバンク破たんと4大銀行の格下げでランドは売られるも、円もそれ以上に売られ小幅上昇。

---先週の予想は以下の通り---

(ポイント)
6月小売売上は前月比、予想比減少した
南アのアフリカンバンクが破たん
世銀、IMF、南ア中銀は成長見通しを引き下げ
しかし金融市場は活況を呈している
中銀の金融政策へ海外が信頼を置いている
世界中低金利の中で低下しているとはいえ南ア債券の6%台は魅力があるようだ
インフレ見通しは低下を予想している
政策金利は0.25%引き上げられ5.75%となった
0.25%の小幅の引き上げはインフレ懸念と成長減速のジレンマによるもの
ただ投資家からは今回の小幅な引き上げが評価されている
マーカス中銀総裁は景気減速もリセッション入りは否定
今年は海外から債券市場への資金流入が増加しランドを支えている
2Q失業率はさらに悪化した
ネネ財務相が経済の低迷と公的債務の負荷の増大を強調
相次いで格下げされている
7月1日よりの金属労組ストが終結
ズマ大統領が経済立て直しの演説を行った
1Q・GDPは弱い予想をさらに下回った。
ANCが政権を維持したことをムーディーズは評価した
停電リスクあり、電源インフラが不足している

(国内要因)
6月小売売上は前年比で前月+2.4%、
今週は7月CPI、来週は2Q・GDPの発表

(海外要因)
オバマ大統領のイラク空爆承認でドル円が下落、その後はロシアがウクライナとの国境付近で実施していた軍事演習を終了したことでドル円は戻した。異なる地域の紛争での反応で相場が上下した。しかし先週末は、ウクライナ軍がロシア装甲車を銃撃したことでドル円が下落して週を終えた。
米国は2Q・GDPは予想を大きく上回り、雇用統計はで雇用者数増加が予想を下回ったがまずまずの景気回復が続いている。問題は賃金の伸び悩みでそれについては今週のイエレン議長の講演を待ちたい。
欧州は長引く景気低迷とウクライナ問題で株価が年初来マイナス圏となっている。2Q・GDPもゼロ成長となり金利が低下している。ZEW景況感指数も大幅悪化となった。英国は中銀総裁の賃金上昇が見られないという発言から利上げ観測が後退している。
中国は2Q・GDPや製造業PMIの改善、7月貿易収支は輸出に大幅増加で黒字が拡大した。ただ先週の小売、工業生産は予想を下回った。

(トピックス)

「アフリカ・バンク・インベストメン破たん」
南アのアフリカ・バンク・インベストメント(ABIL)が破たんの危機に瀕した際、南ア中銀は貧困層が資金へのアクセスを奪われないようこれを救済するために、通常の業務を営む金融企業に協力を打診した。
救済計画では、100億ランドの資金調達の引き受け企業にバークレイズ・アフリカ・グループやファーストランドなど複数の金融機関が指名された。基金の管財人はパブリック・インベストメント・コープが務める。ABILは通常の銀行融資で必要とされる担保資産を持たない貧困層を相手に、最高60%の年利で融資を提供している。
破たん懸念が深刻になる中、ABILの株価は1週間で95%暴落。マーカス総裁は低所得者層320万人への銀行サービスと信用供与を維持するために、救済は必要だと訴えた。

「経済成長」
IMF は世界経済見通しを更新する中で、南アの経済成長率見通しについて、2015年に関しては2.7%を維持する一方で、2014年に関しては1.7%に引き下げた。これは1年弱で3期連続の成長率の引き下げであり、各地域のストライキの影響や、国際的に弱い需要を反映している。IMF は増大する地政学上のリスクにより、石油価格が急激に上昇し、それによって南アフリカにおける燃料価格の高騰及びインフレを引き起こすと警告している。(現実には原油価格は下落しているが?)

「景気減速も金融市場は活況」
インフレターゲットを越えている6月6.6%のCPIであったが、政策金利引き上げ幅が0.25%にとどまったことを好感し海外から資金が流入し株、ランドが上昇、債券利回りも低下している。

「資源価格」
プラチナ鉱山ストが終了し生産が回復に向かうことからプラチナ価格は下落している。金や銀も弱いが、パラジウムは自動車産業の需要から底堅く推移している 

「日本の南ア関連投資」
電通は海外子会社を通じて南アフリカの広告会社「クリムゾン・ルーム社」(ヨハネスブルク市)の株式60%を取得すると発表した。ルーム社13年12月期の売り上げ総利益が約1億8000万円だった。商品やサービスを体験するイベントを通じ、ブランドの認知度と好感度を高めるセールス・プロモーション事業に強みを持つ。
NTTは南アフリカ子会社「ディメンション・データ」を通じ、オーストラリアのITコンサルティングサービス会社「オークトン」の全株式を取得すると発表した。買収額は約162億円(1億7100万豪ドル)。数カ月以内の手続き完了を予定している。 

「中国のみならず韓国も南アへ投資増大」
サムスン電子が年内の稼働を目標に南アフリカ共和国にテレビ工場を建設中だ。
年末までに貿易港ダーバン近隣にテレビの生産工場を設立する予定だ。 投資規模は30億〜40億ランドと伝えられた。
現代自動車は、南アのベノニ組立工場で操業を開始したことを明らかにした。
9月の正式な操業開始に先立ち、7月から中型商用トラックの組み立てを始めたという。
来年からはピックアップトラックの組み立てにも従事するとした。

(テクニカル)
8月8日の長い下ヒゲで上昇し、先週金曜の「波高し線」線で上昇も一服か。ボリバン下限下抜きから、上限上抜きまでもあった。5日線上向き、まだボリバン上位。8月11日-13日の上昇ラインは下抜いている。7月28日-8月5日の下降ラインは上抜いている。そのラインも下値支持となるだろう。8月11日-15日、8月8日-15日の上昇ラインがある。 週足では8月4日週の長い下ヒゲで先週は上昇。ボリバン中位に押し上げた。先週はやや長い上ヒゲを残した。月足は2月-3月の上昇ラインを下抜き、3か月連続陰線もその後は横ばい。5月-6月の下降ラインを上抜いている。7月陽線、今月も陽線スタート。年足は06年-08年の下降ラインを上抜いている。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円
NZドル円

【ドル円】 予想レンジ:101-106、貿易赤字で真夏の円高も消滅。ただ今週は後場の月末の輸出の売りに注意

円は例年通り上半期は輸出先行の時期なので円高推移しているが、貿易赤字国となったこともあり、その円の上げ幅はいつになく小さい。また2008年以来の7月、8月連続陽線になりそうだ。需給的に円安になりやすい晩秋に繋がっていくだろう。2Q・GDPが1Q比‐6.8%となり消費の大きな落ち込みが見られている。日銀は想定内というが、8%消費増税に加えて便乗値上げも多い。賃上げが追いつかない物価高である。公共事業などで追い込みをしているが、10%への増税を国民に納得させるには追加金融緩和や景気刺激策が必要だろう。現状の小幅だが株安円高では消費者の財布の紐は緩まない。

日々のトレードでいえば、先週後半もそうであったが、月末に入ったので、月末の輸出が出やすい。それは後場に出ることが多いので、前場は仲値決定でドル円が上昇しても、欧州時間は輸出の売りが散発して一時的に小緩むことがある。

(生活は低下している)
前回消費税8%は便乗値上げもあり実質13.7%、10%になれば実質15.8%の消費者負担になると書いたが、それが数字にも表れてきている。内閣府が行った「国民生活に関する世論調査」によると、去年と比べて生活が向上したと感じるかどうか尋ねたところ、「向上している」が6%、「低下している」が20.9%、「同じようなもの」が72.9%。「向上している」と答えた人は、去年の調査より1ポイント余り増えた一方、「低下している」と答えた人も、去年の調査より4ポイント余り増え、6年ぶりに前の年を上回った。内閣府は「国民の景気回復への実感は高まってきているが、4月の消費税率の引き上げに伴って消費行動が慎重になり、負担感も高まったのではないか」としている。

(テクニカル)
8月8日の長い下ヒゲ相場も8月15日に波高し線が出て一服したが、19日には波高し線の高値102.70を上抜け、7月30日-8月1日の下降ラインを上抜いた。20日の大陽線でボリバン上限を上抜けて上昇速度を緩めているが104.19をつけている。19日-20日、8日-15日などかなり急な上昇ラインがサポート。緩やかな上昇ラインは7月18日-8月8日のライン。5日線上向き、一目の雲のはるか上。
週足は7月28日週-8月4日週の下降ラインを上抜け大陽線となっている。週のボリバンの上限も大きく上抜いている。7月21日週-8月4日週の上昇ラインや8月4日週-11日週の上昇ラインがサポート。月足は2月-3月の上昇ラインを下抜いたが4月-5月の下降ラインを上抜いた。またちょっと長いが98年8月と07年6月の下降ラインを上抜けようとトライしている。104.50あたりがポイント。年足は07年-08年の下降ラインを上抜け、12年-13年の上昇ラインに沿っているが、今年はここまで陰線。

【NZドル円】 予想レンジ:85−90、選挙前経済・財政見通しは下方修正、9月11日の政策金利は据え置きか

(ポイント)
選挙前経済・財政見通しではGDP成長率の下方修正や財政黒字見通しの縮小があった
9月11日に政策金利決定
9月20日に総選挙
通貨番付では2位
乳製品価格の下落が続いている
ただ成長率や財政状況は他国に比べれば良好
下窓を開けてからの下げは一服、反発し始めている
NZ中銀同様キー首相も通貨高懸念を有している
雇用統計では失業率は改善したが、雇用者数の伸びは予想を下回った
2Q・CPIは予想をわずかに下回ったことが、政策金利決定後の声明にも表れ、今後の利上げペースは緩慢になることが予想される
2QGDPは1Qからやや減速すると見られている
NZ経済研究所の企業景況感調査も2Qは低下
雇用もまだ安定しているとは言えない
フィッチは格付け見通しを引き上げた
IMFはNZドルが5%から15%過大評価されているとした
貿易収支の黒字が続く、中国への乳製品輸出増によるもの
震災復興と移民増も景気回復の要因

(国内要因)
2014年2QPPIは、前期比0.5%低下した。乳製品の国際相場低迷を反映し、酪農家出荷価格が11%下落したことが響いた。電力料金低下を受け、電力・ガス費も8.4%下落した。PPIは前年同期比では2.5%上昇した。

(海外要因)
ウクライナはまだ小競り合いはあるが、欧州とロシアの停戦へ向けた動きは続いている。イラクやガザ地区での紛争は長期的に続くも世界の経済への影響は小さい。エボラ熱がさらに拡大することのほうが悪影響をもたらすこととなろう。
カンザスシティー連銀主催経済シンポジウムではイエレン議長が「賃金はインフレの上昇の影響を受けることなく上昇する余地がある」と発言し、若干だがハト派から脱却したと受け取られた。米国経済指標の改善は続いている。
日本は2QGDPでの消費の不冴えで今年度のGDP成長率見通しが下方修正されている。よほど景気対策に力を入れないと、10%消費増税は円滑に事が運ばないだろう。
欧州は依然景気低迷とインフレ低下が続く。2Q・GDPもゼロ成長となり金利が低下している。ただ膨大な貿易黒字があり、需給的にはユーロの買いも出てきている。英国は中銀総裁の賃金上昇が見られないという発言から利上げ観測が後退していたがBOE議事録では利上げ賛成も2人でたこともありポンドが戻している。
中国は2Q・GDPや製造業PMIの改善、7月貿易収支は輸出に大幅増加で黒字が拡大したが小売、工業生産は予想を下回り先週発表されたHSBC製造業PMIも悪化した。堅調であった上海株価指数も上げ一服となっている

(選挙前経済・財政見通し)
イングリッシュ財務相は、今後4年の財政黒字見通しを下方修正した。一段の景気鈍化が見込まれる中での税収減が背景。
2015年6月までの1年間の財政黒字見通しは2億9700万NZドル。5月の予算案公表時点での見通しである3億7200万NZドルから下方修正された。その後の財政黒字見通しも下方修正。今年は純債務が若干膨らんでピークを付ける見通し。
建設の伸び、移民、交易条件が景気の押し上げ材料となるものの、コモディティ価格が下落し、高金利環境が経済活動に影響し始めることで成長は鈍化する見通し。
3年に1度の総選挙の前に、「PREFU」と呼ばれる最新の経済・財政見通しを示すことが、法律により定められている。
財務相は、同国の財政収支は赤字が6年続いたあと、黒字に戻った事実を指摘。黒字化を危機にさらすことはしないと強調したほか、支出を拡大しすぎて金利に圧力がかかる事態も避けるとの方針を示した。財務相は「財布の紐を大幅に緩める余裕はない」と主張。「黒字を維持し、純債務を削減することが、第1の責務だ」と述べた。
また「成長のけん引役の一部が予算案公表時の想定を若干上回る見通しだが、その他はやや弱まった」と指摘した。景気全般の見通しは引き続き堅調だが、選挙戦で一部政党が示す増税や支出拡大の方針が阻害要因になるとの見方を示した。
2015年3月までの1年間のGDP伸び率見通しは、予算案の4%から若干下方修正され3.8%となった。その後の期間の見通しは、予算案とほぼ同水準に据え置かれた。
NZのGDPは、14年3月までの1年間は3.8%増加。コモディティ価格高などを背景に6年ぶりの高成長を記録した。

(乳製品価格) 
GDT(世界乳製品価格)は2年来の安値をつけている。NZ輸出の主要品目だけに下落は悪影響。それゆえにNZドルは安くしたいところ。

(選挙前世論調査)
与党国民党の支持率は少し下落しているが政権維持は可能だろう。(NZヘラルド紙)

(テクニカル)
2週連続陽線となったが、引き続き7月24日に開けた下窓の下で推移している。8月8日のボリバン下限下抜きからは反発。8月8日の長い下ヒゲから、8月5日-8日の下降ラインを上抜き、上昇。8月13日-14日の上昇ラインは下抜き、8月8日-13日の上昇ラインが支持。5日線は上向く。ボリバン上限近くで小反落。窓の下限の87.60.雲の下限が上値抵抗。
週足は、6月2日週-9日週の上昇ライン、5月26日週-6月2日週の上昇ラインも下抜いたが7月14日週-21日週の下降ライン、7月14日週-8月4日週の下降ラインを上抜いた。月足は12年6月-9月なだらかな上昇ラインを下に切った。12年6月-13年9月の上昇ラインも維持できない。4月-5月の下降ラインは上抜け。年足は一旦陰線となったが、また陽線に復活。

メルマガ無料配信中!

メルマガの配信をご希望の方は右のボタンより登録ページへお進みください。

マーケットビュー メルマガ登録

セントラル短資FXで取引をはじめる 当社でお取引をご検討の方

無料セミナ―を受講する

セントラル短資FXが提供する無料セミナー

「マーケットビュー」執筆陣も出演中。外貨投資の基本からFXのトレードテクニックまで各種セミナーを開催しています。

取引をはじめる

オンラインでスピード口座開設 最短翌営業日で開設

口座開設

!
  • ※当社による情報サービスは、お客さまの投資判断に当たって参考となる情報の提供を唯一の目的としており、断定的な判断の提供や特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
    当社および情報提供者は、情報の正確性、完全性、適時性等を保証するものでは一切なく、情報の内容を予告なく変更する場合があります。また、当該情報の利用によって生じたいかなる損害についても、一切責任を負うものではありません。投資の最終判断は、お客さま自身で行ってくださいますようお願いします。
    当社が提供する情報の著作権は、セントラル短資FX株式会社または情報提供者に帰属します。当社の事前の承諾なく情報の全部または一部を引用、複製、転送などにより利用することを禁じます。
マイページログイン
口座開設
わからないことは
0120-30-8806 携帯電話・PHSからもご利用いただけます。
ご利用いただけない場合 03-6833-0250

受付時間:午前07:00〜午後09:00(平日)
※口座開設をご検討中のお客さまは
午前08:00〜午後07:00(平日)