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マーケットビュー

月曜 野村雅道の今週注目!の経済指標 マーケットが注目する指標を大胆解析

日 貿易統計、イエレン議長講演、FOMC・BOE議事録、英米加南アCPI、欧中PMI、NZ財政・経済見通し

更新日:2014年8月18日

8月18日(月)−8月22日(金)

今週の予想:ドル円100-105、ユーロドル1.32-1.37、ユーロ円135-140

シドニー市場ではウクライナ東部の情勢を巡って、ロシア、ウクライナ、ドイツ、フランスの4カ国の外相によるベルリンでの会談が終了したとの報道があった。シュタインマイヤー独外相は「ウクライナをめぐる協議は厳しかった。ウクライナをめぐる協議はいくつかの問題で進展」と発言している。

先々週の金曜(8月8日)はドル円がイラク空爆で下げ、ウクライナのロシア軍撤退で上昇した。先週金曜(8月15日)はその逆でイラク・マリキ首相退陣でドル円は上げたが、ウクライナ軍が侵入したロシア装甲車を銃撃したことで下げて終わった。チャート的には先々週金曜のドル円、クロス円は下ヒゲで上昇、先週金曜に波高し線、上ヒゲを出して上昇一服し一週間を終えた。ただポンド円は他のクロス円と異なり終始弱含み推移した(利上げ観測後退、BOEのポンド高懸念あり)。

米国は経済指標が良いもの悪いものマチマチである。この状況では賃金の伸び悩みで金融緩和を継続、ゼロ金利解除の時期を明確にしないイエレン議長の姿勢は変わらないだろう。週後半にはイエレン議長講演を始め、日銀黒田総裁も参加するカンザスシティー連銀主催の経済シンポジウムがある。FOMC議事録や消費者物価、住宅関連指標なども注目したい。米国金利は量的緩和策縮小にもかかわらず低下、米ドルも貿易赤字の影響もあって主要通貨番付の5位であり強くはない。

ユーロはさすがドラギ総裁というか、5月8日の「インフレ低下を抑制するために何でもやる発言」で1.39から1.33へ下落した。8月に入ってはなべ底状態になって下げ止まっているが、一気に下がらないのは膨大な貿易黒字によるものだろう。ただ経済指標はなかなか強いものが見られず、先週はZEW景況感指数が大幅悪化、2QGDPもゼロ成長となった。量的緩和によって南欧債に資金が流入し、海外分はユーロを支えることとなっている。ウクライナ紛争の影響はあるが、大きく一気には動かず、長期化による小幅安の繰り返しとなるだろう。

英国は米国同様に、GDPや雇用はまずまずであるが、賃金の伸び悩みで利上げ観測が後退している。カーニー英中銀総裁もポンド高をけん制したこともあり、先週は唯一対円で円高ポンド安となった。今週はBOE議事録、消費者物価指数、小売売上などの発表がある。

中国は2Q・GDPや製造業PMIの改善、輸出の大幅増があったが、7月小売や工業生産は冴えず、緩やかな景気回復が続いている。政府は小出しだが連続して景気対策や規制緩和を行っており、株価には好影響が出ており、世界の主要株価でもナスダックとトップ争いをしている。今週はHSBC製造業PMIの発表がある。

豪は雇用や小売が弱い。インフレもターゲット上限の3%となっているが、今後のRBAの見通しは3%以下で落ち着くとのこと、炭素税の廃止も考慮しているのだろう。年内は現在の金融緩和を維持し景気回復を図る見通しである。またRBAは強い豪ドル高懸念を有している。ただ財政状況が良好で他国比長期債利回りが高いことから、資金流入も続くこと、中国の景気減速がとまったことなどが買い支えとなっている。今年の主要通貨番付で首位である。

NZはこれから重要イベントが続く。8月19日には選挙前に義務付けられている経済・財政見通しの公表、9月11日の政策金利決定、9月20日に総選挙がある。2Qの雇用統計では失業率は改善したが、雇用者数の伸びは予想を下回った。豪RBA同様にNZ中銀やキー首相も通貨高懸念を有しているのは主要輸出品目の乳製品価格が下落しているからだ。ただ、豪以上に財政状況は良好で黒字化もまもなく達成する見込みなので4%台のNZ国債には海外資金が流入してきている。チャート的にはまだ窓の下で推移している。

南アはGDPが下方修正され、失業率も25%と高いままである。経済指標も弱い。ただインフレはターゲット上限の6%を越え、豪やNZと異なり、中銀は通貨安懸念を有している。中銀は景気減速、高インフレでかじ取りは難しいが、それを今年は何とかバランスし、株価も上昇、海外資金の流入もあり、今年はいつもの最弱通貨ではなく、中位程度の位置を保っている。意外と底堅いのは、世界中に5%を超える高金利は数少なくなっているからだろう。

【今週の注目経済指標】

8/18
(月)

(中)主要70都市の新築住宅価格動向
(香港)失業率
(ユーロ圏)貿易収支
(米)NAHB住宅市場指数

8/19
(火)

(NZ)生産者物価、経済・財政見通し
(豪)RBA議事録
(英)消費者物価指数、生産者物価指数
(米)住宅着工、消費者物価指数、建設許可

8/20
(水)

(日)貿易統計
(独)生産者物価指数
(南ア)消費者物価指数
(英)BOE議事録
(米)FOMC議事録(7月29・30日)

8/21
(木)

(中)HSBC製造業PMI
(香港)消費者物価指数
(スイス)貿易収支
(仏)PMI製造
(独)PMI製造業、PMIサービス業
(ユーロ圏)PMI製造業、PMIサービス業、消費者信頼感・速報
(英)小売売上
(米)新規失業保険申請件数、フィラデルフィア連銀景況指数、中古住宅販売
(その他)カンザスシティー連銀主催の経済シンポジウム(米ワイオミング州、ジャクソンホールにて、21〜23日)

8/22
(金)

(加)小売売上、消費者物価指数
(米)イエレン議長講演@ジャクソンホール

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り ※チャートはクリックで拡大できます

前回の「注目通貨ペア!」

ドル円
豪ドル円

【ドル円】 予想レンジ:100-105、2Q・GDPは想定内だが悪化予想
先々週末に出たウクライナ緊張緩和報道でドル円は102.71まで上昇も、先週末金曜は再び緊張が高まり週の上昇幅を縮小した。

---先週の予想は以下の通り---

日本は政府・日銀ともに景気回復と順調な物価上昇の判断を維持している。日銀黒田総裁は輸出の弱さに言及したが、7月中旬までの貿易統計では輸出は前年比4.7%伸びている。ただそれでも日経平均が下落、円高が進んでいるのは、フレッシュな政策が出てこないからであり、賃金上昇はあっても消費増税で相殺されてリスク資産投資の勢いがなくなっているのだろう。晩秋の円安が見込まれる時期に向けて、さらに消費増税も計画されていることもあり、積極的な政策が打ち出されるだろう。年金がより株価本位制(GPIF)に向かうなら政策も出していかねばならない。今週は消費増税で減速すると予想される2Q・GDPの発表がある。
先週は日経は世界中の株価指数の中では大きく下落したものの一つである。空爆や国境紛争の緊張、デフォルト問題は日本で起きたようだ。リスク回避の円買いなどと安心してはいけない。

「本邦7月上中旬の貿易統計」
黒田中銀総裁は輸出の弱さを示唆したが、7月上中旬の貿易統計は輸出が伸びている。貿易赤字も縮小している。

【平成26年 7月上中旬分貿易統計(速報)(単位:百万円,%)】

  26年7月上中旬  25年7月上中旬 伸 率
輸 出 3,902,538 3,728,269 4.7%
輸 入 4,426,155 4,554,596 -2.8%
差 引 △523,617 △826,327 -36.6%

(テクニカル)
7月末から下旬ヒゲの多い相場が続く。先週後半3日は下ヒゲ、上ヒゲ、下ヒゲと続くが終値はほぼ3日とも同じであった。8月11日月曜は金曜の下ヒゲとゴトビ要因で上昇が予想されるが8月5日-6日、6日-7日の下降ラインが上値抵抗。下値は5月21日-7月10日の上昇ラインがサポート、その下はボリバン下限となる。5日線下向き。週足はボリバン上限から反落、現在はほぼボリバンの中位にいる。月足は2月-3月の上昇ラインを下抜いたが4月-5月の下降ラインを上抜いた。年足は07年-08年の下降ラインを上抜け、12年-13年の上昇ラインに沿っているが、今年はここまで陰線。

【豪ドル円】 予想レンジ:92-97、雇用統計が大幅悪化、中国景気は改善
WESTPAC消費者信頼感指数の改善や週中ではウクライナ緊張の緩和観測があり上昇した(週末は再びウクライナ緊張が高まり上げ幅縮小)。

---先週の予想は以下の通り---

(ポイント)
政策金利は予想通り据え置きとなった。声明も前回と大きく変わらず
雇用統計は予想から大きく悪化した
ただまだ通貨番付の首位に立っている
CPIはインフレターゲットの上限に達しているが今後の見通しは低下傾向である
雇用と小売売上はまだ弱い
RBAスティーブンス総裁が強く豪ドル高を懸念
中国経済指標は改善
RBAは、年内は政策金利を据え置くだろう
中国向け鉄鉱石価格を値下げしたがその分輸出量を増やしてカバーしている
ケントRBA総裁補は失業率はまだ高い状態が続くと発言
1Q・GDPは小幅改善
RBAデベル総裁補の資本流入減少発言あり
大手企業の人員削減は続く、トヨタもGM、フォードに続き工場撤退を表明
財政赤字は増加で目標を達成できず
格付けはAAAを確認(S&Pとフィッチ)

(国内要因)
今週は大きな指標はない。

(海外要因)
オバマ大統領のイラク空爆承認でドル円が下落、その後はロシアがウクライナとの国境付近で実施していた軍事演習を終了したことでドル円は戻した。異なる地域の紛争での反応で相場が上下した。 
米国は先週もISM非製造業、新規失業保険申請者数が改善した。米国発の株価下落のように見えるが米国株は週間では上昇した。2Q・GDPは予想を大きく上回り、雇用統計はで雇用者数増加が予想を下回ったがまずまずの景気回復が続いている。
欧州は長引く景気低迷とウクライナ問題で株価が年初来マイナス圏となっている。マイナス金利や量的緩和の効果がまだ出ていないのだろう。今週のZEW景況感指数や2Q・GDPが注目材料。英国は中銀総裁の賃金上昇が見られないという発言から利上げ観測が後退しジリ安推移が続いている。
中国の株価は先週世界の株価が下落する中で上昇した。2Q・GDPや製造業PMIの改善があり、また7月貿易収支は輸出に大幅増加で黒字が拡大した。中国の景気回復が顕著になれば、やや停滞している豪、NZなどへも好影響を与えるだろう。
NZは、消費者物価上昇が落ち着いてきたことや、2Q失業率は大幅改善したが就業者数の伸びが予想を下回ったこと、乳製品価格が続落していることで売られ、通貨番付の2位の地位を円に奪われた。

(トピックス)

「政策金利据え置き」
RBAは8月5日は予想通り政策金利を2.5%に据え置くことを決定した。最後の利下げから1年が経ったが、金利の安定期間を設けることが賢明との判断を示し、まだ当面は金利が据え置かれることを示唆した。
RBAは為替相場が歴史的に高水準で、景気を支援はしないと指摘するにとどめ、レートを押し下げるような積極的な表現は見受けられなかった。
スティーブンス総裁は「今後、緩和的な金融政策が需要喚起と成長促進を下支えする」「鉱山投資の減速に直面する中で、長期にわたる金利据え置きは正当化される」とした。

「成長率、インフレ見通し」
RBAは、8月8日政策リポートを公表し、政策金利を当面現行の水準で安定的に維持すると表明した。
「維持可能なペースでの需要増加の支援となるよう金融政策を策定している。インフレ率は目標値に沿った水準にある」と表明。「現在の見通しによると、政策金利は安定期間が続くというのが最も良識的なシナリオだ」との見解を示した。
2014年GDP成長率見通しについては当初の2.75%から2.5%に引き下げた。2015年の予想レンジは2.5-3.5%、2016年に関しては2.75-4.25%とした。
2014年末の基調インフレ率見通しは、炭素税の廃止などを理由に、当初の2.5%から2.25%に引き下げた。一方、2015年末に関しては2.25-3.25%とし、これまでの予想の2.0-3.0%から上方修正した。

「豪ドルを下落させた雇用統計詳細」
7月の失業率が6.4%に上昇。先月の悪化に続き、過去12年間で最悪の水準となった。市場は前月から横ばいの6.0%を維持すると予想していたが裏切られた形。アボット政権の緊縮財政が雇用市場に及ぼす今後の悪影響を指摘する声もある中、対象となったサンプル集団などの変更がもたらした結果とする専門家もいる。
エコノミストは、調査上の変更点について「今回から被雇用者の割合が少ないサンプル集団に変わった。また求職者のカテゴリーに、これまで含まれていなかったインターネットを利用する求職者などを含めている」と指摘し、失業率悪化に影響を与えた可能性があると指摘している。
ただ失業率で米国(6.2%)を上回ったのは2007年以来初めて。JPモルガンのエコノミストは「失業ではなく、移民による人口増加に見合った雇用創出が問題だ」と指摘した。また、あるエコノミストは「今年7カ月間で10万9,000人分のフルタイム雇用が生まれており、世界金融危機が起きた2008年以降で最も良い結果だ」と述べた。またANZ銀行が発表する求人広告件数も、6〜7月は拡大傾向にある。
被雇用者数は前月から0.01%(300人)減の1,157万6,600人となった。内訳はフルタイムが同約0.2%(1万4,400人)増の807万7,400人、パートタイマーが同約0.4%(1万4,800人)減の349万9,200人。労働参加率は同0.1ポイント上昇の64.8%だった。パートタイマーの雇用減少が被雇用者数を引き下げている。
また、7月の総労働時間は前月比約0.9%減の16億1,100万時間。

「資源大手リオ・ティント住宅ローン債務の拡大」
英豪資源大手リオ・ティントの上半期決算は、実質ベースの利益が前年比21%増の51億1600万ドルと予想を上回った。設備投資とコストを予想を上回るペースで圧縮した一方で、鉄鉱石を増産した。
CEOは「成長への堅固な基盤があるため、今後は現金での株主還元が大幅に増加することになる」との見通しを示した。
鉄鉱石価格は今年に入り29%値下がりしているが、鉄鉱石部門の利益は10%増の46億8000万ドルと、実質ベースの利益全体の92%を占めた。 

(テクニカル)
7月10日、7月18日、19日にはボリバン下限を下抜いたが、行きすぎで反発、24日にはボリバン上限近くまで回復した。その後は7月24日の「波高し線」、団子天井もあり、下落、先週金曜は再びボリバン下限を大きく下抜いた。終値は若干の陽線、長い下ヒゲを残し上昇圧力が残った。5日線下向き。週足は6月30日週-7月7日週の下降ラインは上抜いた。その下降ラインは先週の下落にサポートとなった。7月14日週-21日週の上昇ラインは下抜く。週のボリバンの下限下抜きからは戻す。月足は2月-3月の上昇ラインがあったが下抜いた。年足は2009年-12年の上昇ラインを下抜きそうだ。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円
南アランド円

【ドル円】 予想レンジ:100-105、貿易統計、2Q・GDPで消費の落ち込みは深刻

8月のここまでの展開としては、円は対スイスと南アランド以外に対しては円高であり、普通の8月の動きである。これから輸出の出やすい8月下旬に向かうが、過去5年では大きくは円高に向かっていない。ここ2年では円安にもなっており、やはり貿易赤字のなせるわざであろう。

今週はその日本の7月貿易統計が発表される。中旬までは輸出が前年比4.7%が伸び、輸入が2.8%減少しているので、赤字幅の縮小も予想されるだろう。円安でも輸出が伸びないというが、だからといって円高にすれば、再び不況風が吹くだろう。また2QGDPの落ち込みは想定内というが、後述したように、8%の消費増税以上に価格は上昇している。これを賃金上昇に反映しないと今後も消費は伸びていかないだろう。
消費者にとっては実質消費税が13%台になったようなものだ。これで日銀の政策が現状維持、社会保険料などの国民負担が増えれば、現在は公共事業で押し上げようとしているが、景気は回復しないだろう。

(消費税8%は実質13.7%、10%になれば実質15.8%の消費者負担)
値段にうとい私でも想定の範囲内以上に物価が上がっている感じがあり、それが消費を低迷させているのではないだろうか。感触ではなく実際に消費税5%の時に税込100円だった商品が消費税8%の時には102.6円になるものが108円となっているからか。消費税10%では、本来は104.76になるものが、おそらく110円となるのだろう。実際には現在は消費税8%が実質13.7%、10%になれば実質15.8%となる。ただでさえ日本の物価は世界でも高いのだから、これでその地位をゆるぎないものとするだろう。でも値段を決めるのは売り手の勝手だからどうしようもないか。良心的な経営者が出てくることを待つか、便乗値上げ分を従業員に分けて消費を盛り上げて景気を良くすることか。
国税庁も値段を引き上げることは税収増に繋がるから文句は言わないだろう。景気はこれからが大変、正念場になりそうだ。想定外の落ち込みが続くかもしれない。

(テクニカル)
先々週8月8日の長い下ヒゲ相場も1週間経てば、波高し線が出て一服した。8月1日-5日の下降ラインを上抜けなかった。週前半は持ちこたえても輸出が増える月末にはやや円高になるか。8月11日-12日の上昇ラインを下抜けるかどうか。ボリバンでは上限に近付けず、中位よりやや上。5日線はまだ上向き。7月18日-8月8日の上昇ラインがサポート。
 週足は陽線だが上ヒゲが実体比長く売り圧力がある。7月28日週-8月4日週の下降ラインと7月21日週-8月4日週の上昇ラインの間にある。 月足は2月-3月の上昇ラインを下抜いたが4月-5月の下降ラインを上抜いた。年足は07年-08年の下降ラインを上抜け、12年-13年の上昇ラインに沿っているが、今年はここまで陰線。

【南アランド円】 予想レンジ:9.0-10.0、今週CPI、来週は2Q・GDP

(ポイント)
6月小売売上は前月比、予想比減少した
南アのアフリカンバンクが破たん
世銀、IMF、南ア中銀は成長見通しを引き下げ
しかし金融市場は活況を呈している
中銀の金融政策へ海外が信頼を置いている
世界中低金利の中で低下しているとはいえ南ア債券の6%台は魅力があるようだ
インフレ見通しは低下を予想している
政策金利は0.25%引き上げられ5.75%となった
0.25%の小幅の引き上げはインフレ懸念と成長減速のジレンマによるもの
ただ投資家からは今回の小幅な引き上げが評価されている
マーカス中銀総裁は景気減速もリセッション入りは否定
今年は海外から債券市場への資金流入が増加しランドを支えている
2Q失業率はさらに悪化した
ネネ財務相が経済の低迷と公的債務の負荷の増大を強調
相次いで格下げされている
7月1日よりの金属労組ストが終結
ズマ大統領が経済立て直しの演説を行った
1Q・GDPは弱い予想をさらに下回った。
ANCが政権を維持したことをムーディーズは評価した
停電リスクあり、電源インフラが不足している

(国内要因)
6月小売売上は前年比で前月+2.4%、
今週は7月CPI、来週は2Q・GDPの発表

(海外要因)
オバマ大統領のイラク空爆承認でドル円が下落、その後はロシアがウクライナとの国境付近で実施していた軍事演習を終了したことでドル円は戻した。異なる地域の紛争での反応で相場が上下した。しかし先週末は、ウクライナ軍がロシア装甲車を銃撃したことでドル円が下落して週を終えた。
米国は2Q・GDPは予想を大きく上回り、雇用統計はで雇用者数増加が予想を下回ったがまずまずの景気回復が続いている。問題は賃金の伸び悩みでそれについては今週のイエレン議長の講演を待ちたい。
欧州は長引く景気低迷とウクライナ問題で株価が年初来マイナス圏となっている。2Q・GDPもゼロ成長となり金利が低下している。ZEW景況感指数も大幅悪化となった。英国は中銀総裁の賃金上昇が見られないという発言から利上げ観測が後退している。
中国は2Q・GDPや製造業PMIの改善、7月貿易収支は輸出に大幅増加で黒字が拡大した。ただ先週の小売、工業生産は予想を下回った。

(トピックス)

「アフリカ・バンク・インベストメン破たん」
南アのアフリカ・バンク・インベストメント(ABIL)が破たんの危機に瀕した際、南ア中銀は貧困層が資金へのアクセスを奪われないようこれを救済するために、通常の業務を営む金融企業に協力を打診した。
救済計画では、100億ランドの資金調達の引き受け企業にバークレイズ・アフリカ・グループやファーストランドなど複数の金融機関が指名された。基金の管財人はパブリック・インベストメント・コープが務める。ABILは通常の銀行融資で必要とされる担保資産を持たない貧困層を相手に、最高60%の年利で融資を提供している。
破たん懸念が深刻になる中、ABILの株価は1週間で95%暴落。マーカス総裁は低所得者層320万人への銀行サービスと信用供与を維持するために、救済は必要だと訴えた。

「経済成長」
IMF は世界経済見通しを更新する中で、南アの経済成長率見通しについて、2015年に関しては2.7%を維持する一方で、2014年に関しては1.7%に引き下げた。これは1年弱で3期連続の成長率の引き下げであり、各地域のストライキの影響や、国際的に弱い需要を反映している。IMF は増大する地政学上のリスクにより、石油価格が急激に上昇し、それによって南アフリカにおける燃料価格の高騰及びインフレを引き起こすと警告している。(現実には原油価格は下落しているが?)

「景気減速も金融市場は活況」
インフレターゲットを越えている6月6.6%のCPIであったが、政策金利引き上げ幅が0.25%にとどまったことを好感し海外から資金が流入し株、ランドが上昇、債券利回りも低下している。

「資源価格」
プラチナ鉱山ストが終了し生産が回復に向かうことからプラチナ価格は下落している。金や銀も弱いが、パラジウムは自動車産業の需要から底堅く推移している 

「日本の南ア関連投資」
電通は海外子会社を通じて南アフリカの広告会社「クリムゾン・ルーム社」(ヨハネスブルク市)の株式60%を取得すると発表した。ルーム社13年12月期の売り上げ総利益が約1億8000万円だった。商品やサービスを体験するイベントを通じ、ブランドの認知度と好感度を高めるセールス・プロモーション事業に強みを持つ。
NTTは南アフリカ子会社「ディメンション・データ」を通じ、オーストラリアのITコンサルティングサービス会社「オークトン」の全株式を取得すると発表した。買収額は約162億円(1億7100万豪ドル)。数カ月以内の手続き完了を予定している。 

「中国のみならず韓国も南アへ投資増大」
サムスン電子が年内の稼働を目標に南アフリカ共和国にテレビ工場を建設中だ。
年末までに貿易港ダーバン近隣にテレビの生産工場を設立する予定だ。 投資規模は30億〜40億ランドと伝えられた。
現代自動車は、南アのベノニ組立工場で操業を開始したことを明らかにした。
9月の正式な操業開始に先立ち、7月から中型商用トラックの組み立てを始めたという。
来年からはピックアップトラックの組み立てにも従事するとした。

(テクニカル)
8月8日の長い下ヒゲで上昇し、先週金曜の「波高し線」線で上昇も一服か。ボリバン下限下抜きから、上限上抜きまでもあった。5日線上向き、まだボリバン上位。8月11日-13日の上昇ラインは下抜いている。7月28日-8月5日の下降ラインは上抜いている。そのラインも下値支持となるだろう。8月11日-15日、8月8日-15日の上昇ラインがある。 週足では8月4日週の長い下ヒゲで先週は上昇。ボリバン中位に押し上げた。先週はやや長い上ヒゲを残した。月足は2月-3月の上昇ラインを下抜き、3か月連続陰線もその後は横ばい。5月-6月の下降ラインを上抜いている。7月陽線、今月も陽線スタート。年足は06年-08年の下降ラインを上抜いている。

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