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  5. 野村雅道の今週注目!の経済指標

マーケットビュー

月曜 野村雅道の今週注目!の経済指標 マーケットが注目する指標を大胆解析

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 ・日時 : 2013年3月21日(木) 20:00〜21:30 
 ・講師 : 野村 雅道氏

ID為替の第一人者として投資家から絶大な人気を誇る野村雅道氏をお迎えし、インターバンクでの長年のご活躍とご経験に基づく為替相場の見通しについてお話をいただきます。

米ドル独歩高の中、米雇用、各国政策金利・貿易収支発表など

更新日:2013年3月4日

3月4日(月)−3月8日(金)

今朝のシドニーではドル円で93.65-70まで上昇するも、東京オープン後は先週のNY終値とほぼ同じ水準で推移している。米国の債務自動削減発令は相場には影響していない。週末に出たニュースでは中国の2月の非製造業PMIが54.5となり1月の56.2から低下した。製造業PMIも低下しているので中国の景気動向や株価が心配である。

今年はドルが強い。ドル独歩高は2005年以来である。米国HIA(本国投資法=海外にある米国拠点から米国への利益回金には税金を優遇する)でドル買いが殺到した時以来だ。それ以外にはドル全面高は記憶にない。2005年は需給が変わったということで米国のファンダメンタルズとは関係がなくドルが上昇した。相場はいつも世にいうファンダメンタルズよりも貿易などの需給に従う。資本需給も時に影響を与えるが長続きしない。それはデイトレの売買より長い長期的な投機的売買に過ぎない。

では今年の米に何が変わっているかというと、経済指標の改善で短期的な資本が流入していることと貿易収支への思惑だろう。話題になっているシェールガス革命でアラブを凌ぐエネルギー輸出大国となるという思惑だ。実際12年12月の貿易赤字は385億ドルと11月の486億ドルの赤字、11年12月の517億ドルの赤字から縮小した。これはHIAのような時限的なものではなく長期的に継続する要因であるので、米国の貿易収支、輸出の伸びは今後も注目していきたい。今週は1月貿易収支の発表があり予想は430億ドルの赤字である。

その他米国は債務上限問題からの歳出自動削減が発効した。経済成長に悪影響があるがいずれまた与野党妥協するとの観測があり株価には影響を与えなかった。ある意味歳出自動削減は財政赤字拡大を防ぐ健全な仕組みとも思える。
今週の米国は2月雇用統計の発表がある。失業率が7.9%、非農業部門雇用者数が+15.1万人の予想だ。人員削減する企業のニュースが多くあまり期待できないが、これもシェールガス関連でいかに雇用が増えるかどうかにもかかっている。

豪RBA、カナダ中銀、日銀、BOE、ECBが政策金利を決定する。その他ポーランド、ブラジル、インドネシア、マレーシアも政策金利を決定する。

豪は4Qの民間設備投資は前期比減少したが、今年度の設備投資見通しは前年度比4%上昇したので、今週の利下げは据え置きでもう少し様子見しようという予想となっている。先週初は33%あった利下げ見通しが、設備投資の改善で17%に減少している。カナダ中銀は昨年来、利下げを示唆してきたが4QGDPや小売売上が冴えず今回も据え置きとなろう。日銀も政府が景気判断を上方修正しているので現状維持となろう。BOEは景気後退、格下げというネガティブ要因もあるが株価は上昇を続けていること、既に史上最低金利にあることもあり今回は据え置きか。ECBは先週は利下げの噂が出た。イタリア政局不安で市場がデリケートになっているだけにユーロ安に効いたが、利下げするならばイタリア要因ではなく、弱い景気指標やインフレの低下(現在CPI1.8%=2月)を見通してのことだろう。今年は年後半の景気回復を示唆しており景気指標もマチマチとなっているだけに据え置きではないだろうか

貿易収支は米国、日本、中国、豪、カナダが発表する。米国シェールガス革命、中国の輸出の伸び、豪の資源ブームのピーク説がどう表れるか。日本は1月の国際収支の所得収支と2月上中旬貿易統計をみたい。

今週の豪は政策金利のほか4QGDP、住宅建設許可、小売売上、貿易収支、経常収支、TDインフレ指数、企業業績、求人広告、AIG各種指数、外貨準備が発表される。昨年から景気指標は全体的に弱含みである。ギラード首相の支持率も低下している。

中国は春節明け以降の株価が低迷したのは不動産投資抑制策やIPO再開観測での需給悪化懸念であった。またHSBC製造業PMI悪化も影響した。政府はIPO再開観測を否定し株の下げが収まった。今週は全人代が開催される。習政権が本格的に発足する。指標は2月貿易収支、2月非製造業PMI、2月サービス業PMI、2月CPI、PPI、小売売上、工業生産、固定資産投資の発表がある。貿易収支は88.5億ドルの赤字予想となっている。 

【今週の注目経済指標】

3/4
(月)

(豪)住宅建設許可件数
(日)マネタリーベース
(香港)小売売上
(英)PMI建設業
(ユーロ圏)生産者物価指数

3/5
(火)

(豪)経常収支、小売売上、RBA政策金利
(中)サービス部門PMI(HSBC)、全人代
(ユーロ圏)EU財務相理事会、小売売上 
(英)PMIサービス業
(米)ISM非製造業景況指数

3/6
(水)

(豪)GDP
(ユーロ圏)GDP・改定値
(米)ADP全国雇用者数、製造業受注指数、地区連銀経済報告(ベージュブック)
(加)中銀政策金利、Ivey購買部協会指数
(その他)ポーランド中銀政策金利、ブラジル中銀政策金利

3/7
(木)

(豪)貿易収支
(日)景気動向指数・速報、日銀金融政策決定会合、外貨準備高、ESPフォーキャスト調査
(スイス)失業率
(仏)貿易収支
(独)製造業受注
(英)BOE政策金利
(ユーロ圏)ECB政策金利
(米)貿易収支、非農業部門労働生産性・確報、新規失業保険申請件数、消費者信用残高
(加)国際商品貿易、住宅建設許可
(その他)インドネシア中銀政策金利、マレーシア中銀政策金利

3/8
(金)

(NZ)製造業売上高
(日)GDP・二次速報、経常収支、貿易収支、金融経済月報・基本的見解、2月上中旬貿易統計、景気ウォッチャー調査
(中)貿易収支
(スイス)消費者物価指数
(独)鉱工業生産
(加)住宅着工件数、雇用統計
(米)雇用統計、卸売在庫

3/9
(土)

(中)CPI、PPI、固定資産投資、工業生産高、小売売上

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り ※チャートはクリックで拡大できます

前回の「注目通貨ペア!」

ドル円
南アランド円

【ドル円】 予想レンジ:92-97、月末輸出、リパトリ、M&Aなど
イタリア総選挙で中道左派が上院で過半数をとれずユーロ不安となりリスク回避の円買いとなったが、バーナンキ議長発言で量的緩和早期縮小観測が後退し週後半はリスク選好の円売りが出て戻す。週足は下ヒゲの長い陰線となる。

(先週の予想は以下の通り)
日本の注目点は日銀総裁の人事であったが、上述したように黒田氏、岩田規久男氏と金融緩和派、デフレ脱却派が提示される見込みとの報道でシドニー市場ではドル円は94.70あたりまで上昇した。ただ円安が世界的に注目されているだけあって、政府などから急激な動きへのけん制もでるので気をつけたい。もちろん、デフレ抑制を崩す元の円高まで戻すことはないだろうが。

今週末から3月に入るが、日本の法人の動きは年度末決算を控え取引が減少しよう。ここからはリパトリの円買いと昨年は活発化したM&Aの円売りの応酬となろう。月例経済報告があるが景気判断が上方修正されれば一時的に円売りの勢いが衰えるだろう。また英中銀キング総裁は東京で講演する。今年は円と同じように安いポンドでもあり、先週末格下げされた英国経済などをどう語るか注目したい。
また月末に入ったので月末の輸出が仲値決定後散発するだろう。また最近の円安傾向を受けて証券では外貨投資の設定が増加している。顧客の投資センチメントが上向いているか試金石となる。

「IMFの見方が常識」
IMFは報告書にて「最近の円安は、日本の金融緩和姿勢に加え、日本の貿易赤字が拡大していることや、比較的安全な資産として円を買う動きが落ち着いたことなどを反映したもので、通貨安競争を懸念するのは行きすぎ。これまでの過度な円高が修正される動きだ。最近の相場の動きは経済実態などを反映したもの」とした。一方、日本の政策対応については「2%の物価上昇率の目標設定など、金融政策は正しい方向に向かっているが、より強力な緩和策が必要だ」とした。財政政策については「将来にわたって財政の安定を保つための確かな計画がない」と批判した。 

(テクニカル)
G-20前から終了後も横ばいと言うか高原状態となっていた。今朝は窓を開けて上昇し、団子天井からの下落の可能性が薄れた。2月8日-11日の上昇ラインは下抜くも、2月12日-14日の下降ライン、2月20日-21日の下降ラインは上抜いた。2月21日-22日の上昇ラインが出来るかどうか。1月9日-23日の上昇ラインがサポートとなる。5日線は下向いているが今日次第で上向く。ボリバンでは上位に位置している。
週足は6週連続陽線の後、2月4日週はほぼ寄り引き同時の陰線となりその後は伸び悩み。今朝は一時ここ3週間の高値の94.40を上抜いた。月足は4カ月連続陽線となった。今月も陽線。12月-1月の急な上昇ラインや9月-10月の上昇ラインが支える。年足は昨年初めに07年-08年の下降ラインを上抜いたまま12年は陽線となった。

【南アランド円】 予想レンジ:10-11、GDPと貿易収支の発表、株価急落、通貨はこじっかり
4QGDPは予想を上回るも、1月貿易収支が予想より大幅悪化となったために下落した。

(先週の予想は以下の通り)
(ポイント)
12月小売売上は改善
CPIは低下したが、算出方法変更の影響がある
今週は4QGDPや貿易収支の発表がある
CPI高止まりも政策金利は据え置かれている
通貨が上昇すると株価が弱くなる傾向がある
2006年-08年の下降ラインを上抜いてスタート
企業マインドは幾分改善されている
中国の景気指標は改善、2013年GDP成長予想も上方修正、輸出も伸びている
株価指数が弱い。鉱山企業の業績がストの影響で悪化
資源価格もドル高や需要減、米国QE3縮小観測で弱い
弱い雇用と低成長で格下げの可能性は残っている

(推移)
南アランドは対円、対ドルで下落、株価は大幅下落。主要通貨番付では7位のまま

(国内要因) 
1月CPIは予想の+5.8%から低下の+5.4%となった。低下はエネルギー関連指数の低下とCPIの算出基準が変更されたことにある。1月は石油価格が下落したが、その石油価格のCPIの寄与度は3.9%から5.7%に引き上げられていたのでCPI低下幅が大きくなった。ただ2月、3月は石油価格の上昇が予想されるのでCPIが再び上昇するとみられている。
今週は4QのGDPの発表がある。予想は前期比年率で+1.8%で前期の+1.2%より上昇する。
また貿易収支やPPIも発表される予定だ。

(海外要因)
FRBのQE3縮小観測で全体的にドルが強く、NZドルの下げにもつながっている。欧州は予想通り4QGDPが減速し、2013年のGDP成長率見通しも下方修正された。ZEW景況感指数や独IFO指数は改善したが、各種の企業PM指数は悪化した。春節休暇明けの中国市場はIPO再開での需給懸念や不動産引き締め策示唆で株価は弱くなっている。日本は4QGDPは減速した。円安相場についてG-20からは名指しでは批判されなかったが、通貨安競争を避ける声明が出された。

(トピックス)
「三菱東京UFJ銀行が南ア拠点を充実」
三菱東京UFJ銀行は南アに今春にも営業拠点を置く。南アの貿易投資庁と業務提携し、日系企業に南ア関連情報を提供する。旧東京銀行時代の1961年にヨハネスブルグの駐在員事務所を設置、今回は出張所に格上げする。

「ダットサンを南アに投入」
日産は新興国専用ブランド「ダットサン」を2014年に南アに投入する。トヨタやフォルクスワーゲンが先行する南ア市場で巻き返しを図る。日本円で50万円前後の低価格車を販売する

「中国との関係」
中国の楊外相は先週南アを訪問しマシャバネ国際関係・協力相と会談し、二国間関係および第5回BRICS首脳会合について意見交換した。楊外相は「中国と南アが国交を樹立して15年、双方のハイレベル往来により、政治的な相互信頼は強化され、各分野における協力も日増しに深まり、世界と地域の重大な問題に対する交流も順調に発展してきた。中国は南アと手を携えて双方の全面的戦略パートナー関係を前進していきたい」との考えを表明した。
マシャバネ国際関係・協力相は「南アと中国の全面的戦略パートナー関係の推進という方針は揺るがない。南アフリカは第5回BRICS首脳会合の準備を整えており、中国首脳の出席と南ア訪問を期待している。南アは今後、中国とより密接に協力し、相互協力が成果を収めることができるよう努力していく」と表明した。

(テクニカル)
2月8日-13日の上昇ラインを下抜き3連続陰線の後は、2月20日-21日の下降ラインを上抜いた。ボリバン上位。5日線は下向く。欧州通貨が弱いなか、南ア株価が弱い中で意外と堅調だ。トレンドラインの上抜け下抜けで小刻みにやっていきたい。週足は3週連続横ばい。月21日週、28日週の下ヒゲを原動力にして上昇した。ボリバン上限に張り付いている。月足も2月はここまで陽線となっている。10月-12月の陽線に沿う。年足は07年-8年の下降ラインを上抜いている。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円
NZドル円

【ドル円】 予想レンジ:91-96、実需手控え、リパトリとM&Aのせめぎあい

さあ3月。個人の方はあまり関係がないが多くの法人は3月の年度末決算を迎える。何が起きるかというと先ずは決算をぶらさないように取引が手控えられる。外銀は関係がないが、邦銀は3月下旬からは顧客のカバー中心で自己裁定は控えるように指示が出る(為替ディーラーの収益など銀行全体の収益から見るとブレてもとるにたらないのだが)。

海外収益の円転(リパトリともいう)と昨年最高額を記録したM&Aの円売りが出るが、散発するのでどのタイミングででるかは見極めにくい。ただ仲値を利用することも多いだろう。それが集中するのが今年は年度末の3月29日(金)となる。

実需の取引が出ないなら相場は一方向へは向かいにくい。投機筋は売ったら買う、買ったら売るので需給に影響はない。3月はよりヘッドラインニュースに忠実に反応し売り戻し、買い戻しも早い取引となろう。

ドル全面高でドル円も底堅いがG-20以降は通貨安競争のけん制や米国以外の国もほころびが目立つので円全面安とはなっていない。4月新年度からは貿易赤字といえども輸出が先行しやすいので、対円でのドル売りも出てくるだろう。

今週の日本は日銀金融政策決定会合、1月国際収支、2月上中旬貿易統計と黒田次期日銀総裁候補の国会での聴取に注目したい。白川総裁最後の会合となる。注目はやはり需給動向を決定する2月上中旬貿易統計だ。

(テクニカル)
イタリア総選挙をきっかけにリスク回避の円買いが進んだが、バーナンキ議長の量的緩和維持発言や米経済指標の持ち直しでリスク選好の流れも出て先週後半は円売りが進み2月25日のドル円急落(94.70→90.85)の半分以上を取り戻した。2月27日-3月1日の上昇ラインが維持できるかどうか。サポートが2月25日-26日の下降ラインとなるが、これは大きな開きがある。ボリバン下限の90.74、雲の上限の88.51となる。ボリバン上限は94.79である。5日線は上向き。週足は3週続いた横ばいから下げたが、週後半は長い下ヒゲを残しまた同じもみ合いへ戻した。11月12日週-12月10日週の上昇ラインがサポートした。引き続きこのラインがサポートしよう。月足もかろうじて12年11月-12月の上昇ラインを維持している。5か月連続陽線、今月は6ヶ月目。年足は07年-08年の下降ラインを上抜いて上昇中。

【NZドル円】 75-80、通貨番付2位に落ちる。G-20と中銀総裁発言で、次は政策金利とGDP

(ポイント)
G-20の円の通貨安競争の警戒、中銀総裁のNZドル高懸念からNZドルは弱い
小売売上や景況感指数、住宅投資は強い(ただ1月は前月比減少)
失業率は改善したが、労働参加率は低い
政策金利は据え置きが続くだろう
4QCPIはインフレターゲット以下
首相、中銀総裁、財務相が通貨高懸念を持っているが介入は中銀総裁は準備している、財務相は行わないというスタンス
政策金利や4QGDPの発表は3月半ば以降となる
今週発表された2つの中国製造業PMI(HSBCと物流協会)はともに弱い
年間通貨番付は米ドルに抜かれ2位へ

(推移)
NZドルはここ1週間で対円、対ドルで下落、株価は上昇した。

(国内要因) 
1月貿易収支は3億500万NZドルの赤字。2カ月ぶりの赤字。予想は1億2500万NZドルの黒字で、前月は5億3400万NZドルの黒字であった。輸出額は、前年同月比10.1%減の33億4900万NZドル。乳製品が16.1%減少。原油も43.2%減少。食肉は9.6%増、木材は6.4%増。輸入額は、6.0%減の36億5400万NZドルだった。
1月住宅建設許可は予想の-2.0%より改善し-0.4%となったが12月の+9.4%からは減少した

(海外要因)
伊総選挙での政局不安でリスク回避で円買い、ドル買い、資源国安が進んだ。欧州は予想通り4QGDPが減速し、2013年のGDP成長率見通しも下方修正された。ZEW景況感指数や独IFO指数は改善したが、各種の企業PM指数は悪化した。FRBのQE3縮小観測は昨日のバーナンキ議長証言で後退した。全体的にドルが強い。春節休暇明けの中国市場はIPO再開での需給懸念や不動産引き締め策示唆で株価は弱いがIPO再開の噂を当局が否定し株価は戻った。ただ先週の製造業PMIは弱い。今週は全人代となる。日本は4QGDPは減速した。円安相場についてG-20からは名指しでは批判されなかったが、通貨安競争を避ける声明が出された。

(干ばつで乳製品の輸出減少)
1月の乳製品の輸出額が前年同月比16.1%減少したが、これはNZ北島が干ばつで生産が減少したためである。輸出の減少でNZドルのさらなる上昇を止めたとしている。

(S&PはNZ不動産の急落を予想)
オークランドを中心にNZの不動産価格は上昇を続けているが、S&Pは急落のリスクを示唆した。世界経済の減速、NZの経常赤字でNZドルの下落が予想されること、供給増、物価上昇予想からの年末へ向けての利上げなどを要因としている。

(テクニカル)
2月20日のウィーラー総裁の介入準備の発言から、先週月曜早朝の上昇はあったものの団子天井から下落している。2月20日-21日の下降ラインを上抜くも短命。2月25日-26日の急な下降ラインを上抜いてからは3連続陽線。2月27日-3月1日の上昇ラインを形成した。ボリバン下限も近い。5日線は下向き。週足は7週間ぶりに陰線となった後は伸び悩みが続き12月24日週-31日週の上昇ラインを下抜け大陰線となった。ボリバンではまだ上位にある。月足は6月-9月のなだらかな上昇ラインからボリバン上限越え。5か月連続陽線。2月は上ヒゲのある陰線となった。年足陽線。

 

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