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マーケットビュー

月曜 野村雅道の今週注目!の経済指標 マーケットが注目する指標を大胆解析

今週のマーケット
「欧州は紆余曲折遅々前進、日銀政策決定会合、日中領土問題」

更新日:2012年9月18日

9月17(月)−9月21日(金)

昨日は先週のFOMCのQE3決定からのリスク選好の流れが株債券資源など各市場で一服するも、円だけはリスク回避でも引き続き売られた。日中領土問題で中国での反日デモが拡大していることや、今週の日銀政策決定会合での緩和期待があるからだ。

さて欧州債務問題はこれまでも繰り返しているように「ユーロ崩壊論」もあるが、実際は「紆余曲折遅々前進」のペースで進んでいく。7月26日のドラギ総裁の「何でもやる」発言から、9月17日でユーロ円は 94.97から103.23(8.7%上昇)へ、ユーロドルは1.2154から1.3111(7.87%上昇)となった。対ポンドでは2.97%、対スイスでも1.29%上昇し、真夏のユーロ高となった。昨夏はもっと激しい夏、アルプズの夏でスイスが対ユーロで約20%下落した。欧州もやるときはやる。これが欧州風。今後もギリシャの緊縮政策延長、スペインがECBに救済を求めるかどうか、銀行監督一元化などの問題もあるが、また同じようなペースで進んでいくだろう。ユーロ相場も経常収支が黒字ゆえ、急落はない。今週はZEW景況感指数を注目したい。経済指標も若干改善の兆しが出ている。

今週は中国は製造業PMIの発表がある。景気刺激策は発表されているが、まだ市場の反応は鈍い。新しい習近平体制へ向けてさらに具体的な対策の表明が必要だ。また中国の反日暴動も経済的に大きなリスクとなる。

米国はFOMCのQE3の効果待ちとなるが指標は相変わらずそれほど弱くはない。ただ(失業率が高止まりする)雇用の安定がミッションのFRBとしては今回QE3に踏み込まざるを得なかった。長期金利はFOMC決定にもかかわらず将来のインフレ懸念で利回りが上昇している。これはQE3効果を減殺することになり心配だ。

豪は本日はRBA議事録がある。3つの海外要因(欧米中=豪ドル見通しで詳細後述)で上昇したが、国内要因は弱く、利下げ観測も出てくるだろう。NZは2QGDPの発表があるが1Qよりは前期比で縮小する見込みである。南アはスト暴動でランドは弱いが豪ドル同様に海外要因で下げ止まった。青年リーダー・マレマ氏に絡む政局不安もありまだ要注意だ。一時は10%を超えていたCPIも5%を割り込んだ、雇用不安、経常赤字拡大もあり、今週発表の8月CPIが低下すれば、さらなる利下げ観測が出てくる。ただ株価は史上最高値を更新するほど強い。これら3国は米国のQE3による自国通貨上昇を懸念している。カナダはこれら3国に比べると最近の経済指標は良い。またカナダドル動きは米ドルに連れることも多く他の3資源国とは異なる動きをすることが大きい。

【今週の注目経済指標】

9/17
(月)

(日)東京休場(敬老の日)
(ユーロ圏)経常収支、貿易収支
(米)ニューヨーク連銀製造業景気指数

9/18
(火)

(豪)RBA議事録
(香港)失業率、月次政府財政収支
(英)消費者物価指数、小売物価指数
(独)ZEW景況感調査
(ユーロ圏)ZEW景況感調査
(米)経常収支、対米証券投資、NAHB住宅市場指数

9/19
(水)

(NZ)経常収支
(日)日銀金融政策決定会合、景気動向指数改訂値
(南ア)消費者物価指数、小売売上高
(ユーロ圏)建設支出
(英)BOE議事録
(米)住宅着工件数、建設許可件数、中古住宅販売件数

9/20
(木)

(NZ)GDP
(日)貿易統計、9月金融経済月報・基本的見解(日銀)
(香港)消費者物価指数
(スイス)貿易収支、鉱工業生産
(独)生産者物価指数
(英)小売売上
(米)新規失業保険申請件数、フィラデルフィア連銀景況指数、景気先行指数
(ユーロ圏)消費者信頼感速報
(南ア)中銀政策金利

9/21
(金)

(加)卸売売上高、消費者物価指数

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り※チャートはクリックで拡大できます

前回の「注目通貨ペア!」

ドル円
NZドル円

【ドル円】 予想レンジ:75-80
78円の損切売りを執行し77円前半に下落するもFOMCでQE3を決定したことで、リスク選好の他通貨買い円売りが入ってドル円は78円台を回復して週を終えた。

(先週の予想は以下の通り)
ついに円相場は、今年は「弱い」「崩壊だ」と言われてきたユーロやプラチナ鉱山ストへの発砲死亡事件で揺れる南アランドにも抜かれ、通貨番付の最下位となった。首位はカナダである。2位NZドル、3位ポンド、4位豪ドル、5位米ドル、6位スイス、7位ユーロ、8位南ア、最下位 円。日本の貿易の赤字化は伊達ではない。ただ長期的にはまだ対ドルでは、ニクソンショック以降では米国の赤字垂れ流しが続きで円高レベル、また日本の報道はドル円相場しか伝えないこともあって円高の雰囲気は収まっていない。クロス円は21世紀になってからは対ユーロ、スイス、豪ドル、NZドル、カナダに対しては円安推移である。日本の弱点は貿易が円高傾向にある米ドルを主に使用していること。このまま米ドルでの円高を放置していたら第二、第三のエルピーダ、シャープが生まれる。個人投資家はドルを選ぶ必要はないので21世紀はリーマンショックでの円急騰はあったが全体では他通貨への投資で上手く運用出来ているだろう。ただ円との他通貨との金利差縮小は昔ほどの金利収益を上げさせない。

今週は法人企業景気予測調査がある。日銀短観と同内容の調査なので先に発表されるこれを注目したい。政府は既に景気判断を下方修正したが、日銀は結果の伴わない景気回復とインフレ上昇の見通しを変えていない。ただ朝日新聞は18、19日の金融政策決定会合で、景気の現状判断を下方修正するとしている欧州危機の余波で中国などの景気が減速している影響で、日本の輸出や生産が停滞し、景気回復の遅れが鮮明になっているためだ。

日本は韓国に格付け(フィッチ)で抜かれ、購買力平価での年収も抜かれた。韓国だけを問題にするのでないが、今後も他の国に抜き去られ差をつけられる可能性は大きい。

取引の現実に戻れば、損切のドル円の売りが78.0近辺に入ってきている。

 (テクニカル)
8月30日-31日の下降ラインを上抜いていたが、雲の上に出られず、米雇用統計悪化で再びボリバン下限近くまで下落した。下限は77.88.損切売りは78絡みにある。月曜日はゴトビであるが78.50まで戻すのも難しいだろう。5日線は横ばい。週足は7月30日週-8月13日週の上昇ラインを下抜くが8月20日-27日週の下降ラインを上抜く三角もちあい。ただ先週の上ヒゲで売り圧力が勝るか。月足は4月-5月の下降ラインを上抜いているが横ばい4ヶ月。8月は上ヒゲ残す。年足はかろうじて陽線。

【NZドル円】 予想レンジ:61-66、政策金利、外部要因改善、国内まだ弱い
政策金利は予想通り据え置きとなった。ボラード総裁はNZドル高懸念発言を行ったが、FOMCでのQE3決定でのリスク選好の流れで上伸した。

(先週の予想は以下の通り)
(ポイント)
政策金利は9月13日発表(据え置き予想)
2QGDP成長率は0.4%から0.6%の予想(9月20日発表)
欧州債務問題改善でリスク選好、NZドル買続く
NZドル高で酪農製品の輸出金額の受領が減少
年初来の通貨番付ではカナダドルに抜かれ2位に下落
ボラード中銀総裁はNZドル高に懸念を表明

(推移)
NZドルはここ一週間で対円、対ドルで上昇。株価は小幅上昇

(国内要因)
2Q交易条件は-2.6%で1Qの-2.3%を下回った。8月ANZ商品価格は+0.5%で7月の-0.4%から上昇。今週は政策金利決定で据え置きの予想。他に住宅価格、製造業指数、食品価格、消費者信頼感指数、非居住者のNZ国債保有率などの発表がある。

(海外要因)
ECB理事会は南欧諸国の国債無制限買い取りを独の反対はあったが決定した。これにより欧州債務問題へ一つ進展したこととなりリスク選好のNZドル買いとなった。米国雇用統計は悪化。中国は依然景気指標の改善は見られないが、政府の公共事業承認で株価が急騰した。今週のFOMCは量的緩和策(QE3)が焦点となる。 

(キー首相訪日)
キー首相が9月9日から12日まで訪日する。今週末にロシアのウラジオストクで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議出席後、日本に立ち寄る。11日に野田首相と会談し、両国の関係強化や地域の課題について議論する予定。
昨年2月のクライストチャーチの地震で大きな被害を受けたNZと日本は、緊急援助隊の派遣を含め相互に支援を行っており、これを通じて深めた絆を確認する

(雇用改善見通し)
NZ失業率は1Qの6.7%から6.8%へ悪化した。しかし政府は強気の見方で2014年までには6%を下回るという見通しを発表した。カンタベリー地方の震災復興とベビーブーム世代の消費増加がその要因としている。

(NZは23位、国際競争力ランキング)
世界経済フォーラム「2012年版 国際競争力ランキング」ではNZは25位から23位へ上昇した。豪は20位。中国は3つ下げて29位。インフラ整備状況、マクロ経済環境、ビジネス環境、教育水準など12項目における評価から算定する。今年の1位はスイス(4年連続)、2位はシンガポール、3位はフィンランドで、日本は1つ下げて10位。ブラジルが48位、南ア52位、インド59位、ロシアが67位だった。

(テクニカル)
ECB理事会の前に結果を予想したようにNZドルは上昇していた。8月21日-23日の下降ラインを上抜いていた。5日線は上向く。ボリバン下限から中位へ戻す。ボリバンは62.23-64.77。週足は7月23日週の長い下ヒゲで上昇していたがミニ団子天井を経て下落、その後米雇用統計悪化で8月20日週-27日週の下降ラインを上抜いて今週はスタートする。5月28日週-7月23日週の上昇ラインは下抜きのまま。月足は4月-5月の下降ラインを上抜いたまま。年足は陽線。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円
豪ドル円

【ドル円】 予想レンジ:76-81、日中領土問題
円は今年ここまでの年間通貨番付では最下位である。「崩壊」と言われるユーロや「スト暴動」の南アランドよりも弱い。スイス売り介入を続けるスイスフランよりも弱い。それは日本経済のメリットとなり評価したいが、ドル円が戦後の歴史的円高の水準を抜けだせず、かつ日本の貿易は輸出で49.2%もドルを使っているので経済への影響は大きい。アジア貿易では50.2%、欧州貿易でも14.8%ドルを使用しているので、ドルでの長期的円高推移がエルピーダ、シャープなどの苦境を招いている。個人は2000年以降、分散投資をしているので影響は小さいというか、円安メリットもあるが、昔からドル投資一辺倒の機関投資家や輸出企業は苦しくそれは我々の年金にも響いてくる。

オスプレイ、竹島、尖閣諸島、北方四島などで対外的に何も言えないのと同じように、為替でも米国に対して何も言えないことが輸出企業の今後の破たんを招く。

さて今週は日銀が政策決定会合を開催する。政府は後述するように2回連続景気判断を下方修正しているが日銀が「景気回復」の判断が続けば円高になりかねない。ECBの国債買い入れ、FOMCのQE3などのように市場の民意を汲み取らないといけない。日本の投資家では投信概況や今週の資金循環統計でも見られるように円高で外貨投資への積極的姿勢は見られなくなり、外貨資産の取り崩しで円高となる。せっかくECBやFRBがリスク選好の流れを作ってくれているのに、水を差してはいけない。

政府は今月の月例経済報告で、世界経済の減速を背景に企業の生産や個人消費が伸び悩んでいることなどから「景気回復の動きに足踏みがみられる」として、景気判断を2か月連続で下方修正した。政府が2か月連続で景気判断を引き下げるのは、いわゆるリーマンショックで景気が悪化した2008年10月から2009年2月にかけて、5か月連続で下方修正して以来。先行きについては「当面は弱めの動きが見込まれる」としており、信用不安が続く欧州だけでなく米国や中国などの景気の減速が、日本経済に悪影響をもたらすおそれがあるとして懸念を示している。

 (テクニカル)
9月7日-11日の下降ライン上を上抜いた。ボリバン下限下抜けから、一気に中位へ戻す。ただまだ雲の中に入れない。5日線は上向く。週足ではボリバン下限から反発した。長い下ヒゲでさらなる反発を狙う。週足は8月20日-27日週の下降ラインを上抜く。月足は4月-5月の下降ラインを上抜いているが横ばい4ヶ月。8月は上ヒゲ残す。年足はかろうじて陽線。

【豪ドル円】 予想レンジ:80-85、利下げ観測あり
(ポイント)
国内要因は弱い
資源ブーム終焉議論あり
ECB国債買い入れと独憲法裁判所の国債買い入れの合憲判断、FOMCでのQE3決定、中国の景気刺激策期待で上昇。ただいずれも中期的な景気押し上げには疑問が残る
RBAは豪ドル高に懸念を示している
利下げ観測あり

(推移)
豪ドルは前回より対ドル対円で上昇、株価も上昇

(国内要因)
7月小売売上、2QGDP、8月新規雇用者数も弱かった。国内指標に力強さなし。銀行貸し出し、NAB企業信頼感も弱かったが、WESTPAC消費者信頼感指数、住宅着工、自動車販売は強かった。今日は9月4日の政策金利据え置き分の議事録の発表がある。他にWESTPACとコンファレンスボードの景気先行指数がある。豪ドルの上昇は国内要因でなく海外要因によるものだ。

(海外要因)
ECB国債買い入れと独憲法裁判所の国債買い入れの合憲判断、FOMCでのQE3決定、中国の景気刺激策期待で上昇している。ただ今週の中国株価は弱い。日中領土問題での抗議行動が経済活動に支障をきたせば豪ドル売りに繋がるという発想からだ。欧州ではギリシャの緊縮財政延長問題を注視したい。

(トピックス) 利下げ議論も出てきている
FOMCでQE3が決定し、異例の低金利を維持する時間軸を延長したことを受けて豪ドルが対米ドルで上昇している。豪RBAにも利下げ圧力が強まってきている。豪ドル高は資源ブーム終焉の議論の中で輸出にも打撃を与えるからだ。豪では資源が輸出の半分以上を占めている。歴史的には豪ドルは、商品価格の動向に追随する傾向があり、これが経済の緩衝材になってきたが最近はこの相関性が崩れ、鉄鉱石や石炭など主要輸出品目の価格が大幅下落しても豪ドルは高止まりしている。それは世界の投資家が比較的高い利回りを提供する財政状況の良い豪ドル債の購入に動いているからだ。

(テクニカル)
豪ドル円=8月21日-22日、8月29日-30日の下降ラインを連続して上抜け上昇。ボリバン上位まで上昇(ボリバン79.76-83.69)。9月5日-6日の上昇ラインがサポート。5日線は上向き。雲の上へ。週足は8月20日週-27日週の下降ラインは上抜き、9月3日-10日の上昇ラインを形成。ボリバン中位。月足は6月-7月の上昇ラインを下抜く。年足は陽線。

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