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マーケットビュー

月曜 野村雅道の今週注目!の経済指標 マーケットが注目する指標を大胆解析

今週のマーケット 「夏の円高続く」

更新日:2012年7月23日

7月23(月)−7月27日(金)

今朝のシドニー市場は先週NYの流れを受けユーロ安円高、リスク回避の流れとなっている。ユーロ円は一時95円を割り込んでいる。今朝は独誌シュピーゲルで、「IMFがギリシャの今後の融資実行を停止か」の観測記事が話題となっているようだ。ただIMFは今週ギリシャと協議する予定があるのでまだ事実は不明だ。

スペインの成長率見通し引き下げ、スペイン地方政府の資金難、スペイン国債利回りの上昇、独与党が「ギリシャは救済条件不履行ならユーロ離脱を」と発言したことによるものだ。さらに欧米景気指標悪化、中国景気減速などいろいろ材料はあるが、いつもこの時期から8月は円高が進むことが多い。特にクロス円にその傾向が目立つ。ユーロは発足以来の13年間で8月に円安になったのは1年だけだ。円安になるには報道よりも夏を過ぎなければいけない。

ただリスク回避の流れになっているのは、世界経済の牽引車が不在であること。中国は意図したものと言え景気が減速し、インフレも落ち着いている。預金準備率引き下げ思惑はあるが、不動産価格抑制策は維持していく見込みだ。今週はHSBC版の製造業PMIの発表がある。

米英は2QGDPを発表する。米国は前期よりは減速、英国は1Qに引き続きマイナス成長となる。米国は7月31日-8月1日のFOMCでの追加緩和観測が高まってきている。ただ大統領選挙を前に財政問題がクローズアップされ、いわゆる「財政の崖」で景気刺激のための財政出動どころか、通常の政府業務にも支障を来す恐れがある。

欧州は製造業、サービス業のPMIの発表、独はさらにIFO景況感指数の発表がある。先週末はスペインのバレンシア地方政府が中央政府に財政支援を求めると報じられた。欧州債券市場でスペインやイタリアなどの国債利回りが上昇し、ユーロが主要通貨に対して売りこまれた。  ギリシャ政府は24日に「トロイカ」(EU、ECB、IMF)に対して緊縮財政措置の緩和を要請する。ただ独政府は、「ギリシャによる緊縮財政措置に関する条件の緩和は容認しない。合意した改革を履行すべきであり、出来なければユーロから離脱すべき」などと警告している。その他いつものようにメルケル独首相を始め欧州の船頭達からの発言にも注意したい。

民間が健闘する米国ではアップルやフェイスブックなどのIT企業やフォード、ボーイングの製造業が決算を発表する。欧州ではLIBOR問題で揺れているバークレイズやクレディスイスが決算発表する。

資源国通貨も夏の円高でやや売られている。もちろん年間ではそれぞれ円より強含み推移しているが(除く南アランド)。NZは2Q・CPIが1.0%とインフレターゲットの下限に達した。大地震で緊急避難的に2.5%とされた政策金利が引き上げられる可能性は小さくなっていく。市場では一部利下げ思惑も出ている。豪は2Q・CPIを発表するが1Qよりさらに低下しインフレターゲットの下限以下となる。

南アは先週やや意外であったが政策金利を5.5%から5.0%へ引き下げた。利下げは年末にずれ込むと予想されていたが、南アもインフレが落ち着き、インフレターゲット内に落ちてきたこと、また重要貿易相手国の欧州や中国の景気減速の南アへの影響を回避するためだ。

【今週の注目経済指標】

7/23
(月)

(豪)生産者物価指数
(香港)消費者物価指数
(ユーロ圏)消費者信頼感・速報

7/24
(火)

(独)PMI製造業・速報、PMIサービス業・速報
(香港)貿易収支
(ユーロ圏)PMI製造業・速報、PMIサービス業・速報
(加)小売売上高
(米)リッチモンド連銀製造業指数、住宅価格指数

7/25
(水)

(NZ)貿易収支
(豪)消費者物価
(日)通関ベース貿易収支
(独)IFO景況指数
(英)GDP・速報値
(米)新築住宅販売件数

7/26
(木)

(NZ)RBNZオフィシャル・キャッシュレート
(独)GFK消費者信頼感調査
(ユーロ圏)マネーサプライM3
(米)耐久財受注、新規失業保険申請件数、中古住宅販売成約

7/27
(金)

(日)全国消費者物価指数
(スイス)KOF先行指数
(独)消費者物価指数・速報
(米)GDP・速報値、個人消費・速報値、ミシガン大消費者信頼感指数・確報値

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り※チャートはクリックで拡大できます

前回の「注目通貨ペア!」

ドル円
豪ドル円

【ドル円】 予想レンジ:76-81、弱含み
4週連続陰線となった。欧米と中国景気の減速、欧州信用不安問題でのリスク回避や日本の投資家が海外投資意欲を失っていることで例年通り夏の円高となっている。

(先週の予想は以下の通り)
日本は日銀が景気持ち直しを表明したが、最近の5月機械受注、6月景気ウォッチャー調査、6月消費者態度指数などは悪化している。日銀の楽観論がさらなるデフレを招く懸念はある。物価上昇要因が消費増税や復興景気によるものだけなら寂しいものだ。また夏のボーナスは減少する。可処分所得が減少すれば投資意欲も衰え円高要因となる。

外貨投信残高は依然、低水準にいる。6月外貨投信残高は22.5兆円となり、5月の22.3兆円から約2,000億円増加したが、今年になってからは22兆円から24兆円で推移している。2002年は5.5兆円程度であったが、そこから2007年のピーク36.9兆円まで急増した。円安トレンドを作った。リーマンショック以降20兆円を割りそうになったが、2009年には30兆円近くに回復した。そこからはジリ貧である。個人の自由に使えるお金が減少して海外投資する余裕もないのだろう。夏のボーナス期の外貨投資は過去の話となった。 

(テクニカル)
6月29日-7月3日の上昇ラインは下を切りジリ安推移している。6月1日-20日の上昇ラインも下に切った。雲下に出そうだ。ボリバン(78.61-80.37)では下限に近い。5日移動平均線は下向いた。ゆっくりとボリバン下限に到達するか。週足は5月28日週-6月4日週の上昇ラインを下に切り3連続陰線。今週も陰線スタート。月足は4月-5月の下降ラインを上抜いている。年足は2007年−8年の下降ラインを上抜いたままである。

【豪ドル円】 予想レンジ:78-83、CPI待ち、利下げ思惑あり
RBA議事録で利下げ思惑が後退したことで週前半は強含んだが週末は欧州信用不安問題で若干下落した

(先週の予想は以下の通り)
(ポイント)
6月雇用統計は5月に比べ悪化。
RBAはまだ資源景気による恩恵があるとしている。
今日はRBA議事録の発表あり。
CPI、PPIを経て次回政策金利決定は8月7日。
中国は景気減速を示す指標が続き追加緩和策が期待されている
ユーロ圏首脳会議での合意は評価すべき。紆余曲折だがゆっくりと改善している。

(推移)
豪ドルはここ1週間、対ドルで上昇、対円で下落。株価はやや下げた。

(国内)
6月豪雇用統計は、失業率は5月の5.1%から5.2%へ、新規雇用者数は5月の+3.89万から-2.7万人と悪化した。1QGDP、5月雇用統計が底堅かっただけに失望感が広がった。
その他では7月ウエストパック消費者信頼感は6月+0.3%のところ+3.7%、 5月住宅ローン貸出は4月+0.5%、予想+1.0%のところ-1.2%となった。これらはマチマチだ。
RBAのフィリップ・ロウ副総裁は「経済は依然として資源ブームによる非常に大きな恩恵を受けている」とした。また豪の金利については「信用コストの上昇により、政策金利はそうでない場合に比べ、1.5%ポイント程度低くせざるを得なくなっているがゼロ%近くまで低下する可能性は非常に低い。 銀行規制の強化や銀行に対する世界的な不信感で借り入れコストが上昇しているからだ」と加えた。

(海外)
中国でCPI,PPIが発表されたが、いずれも予想を下回ってインフレが低下した。中国は輸入減少、2QGDP減速で、追加金融緩和策の期待が出てきたので、豪ドルを先週末はやや押し上げることとなった。
米国はFOMCでの金融緩和観測後退があるものの、米企業決算ではJPモルガン決算はそれほど悪化しなかった。今週はバーナンキ議長の議会証言、多くの米主要企業決算がある。欧州信用不安問題は、いつもの紆余曲折のペースで進んでいる。

(トピックス)「利下げの可能性は?」
多くのアナリストは依然として、2Qのインフレ率が予想通り落ち着いた水準となった場合、8月には再び利下げされる可能性があると見ている。1Qのインフレ率は1999年以来の低水準となる2%に低下し、RBAが目標とする2%から3%のレンジの下限となった。
先進国の多くは景気低迷に苦しみ、欧州や米国の債務問題も解決されていない。新興国経済も鈍化しており、これらのリスクを考慮すれば、RBAがさらに利下げするとの見方に変わりはないとの意見がある。1QGDP、5月雇用統計は力強いものとなったが、6月は一転新規雇用者数が減少したように不安定なところもある。

(テクニカル)
6月1日のボリバン下限から上限まで到達しゆっくりと反落している。ユーロ首脳合意で出来た6月29日-7月3日の上昇ラインは下抜いてしまった。かろうじて雲の上に留まっている。5日線は下向きに転じている。7月5日-6日の下降ラインの下に位置している。週足は5月28日週-6月4日週の上昇ラインが支えている。まだ中位であり上値下落余地はある。月足は4月-5月の下降ラインを上抜いた。年足は陽線。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円
南アランド円

【ドル円】 予想レンジ:75-80
夏の円高が続く。8月はドル円よりもクロス円の円高確率が高い。欧米指標悪化、欧州信用不安問題、中国景気減速などリスク回避での円買いもある。ただ例年通りの円高の需給によるところが多い。外債の利金の払いや中間決算へ向けたリパトリの円買いだ。

日本は貿易赤字だが、資本収支面では海外へ投資する元気がなく、過去の投資のリターンである金利収入の円買いで、なかなか円安展開とならない。増税、東電電気料金値上げでは、日銀の望む物価高は達成されても、残るのは可処分所得が減って元気のない日本経済だけだろう。円高には介入警戒感が出てくるが昨年も3度ほぼ同じ76円レベルで円売り介入を行ったが、円安へ持っていって景気を浮揚させようとする気概は政府にはない。

今週は、6月貿易統計は赤字が1400億円程度に縮小する予想だ。

さて昨年、日本は3度円売り介入している。東日本大震災後の3月18日に6925億円、8月4日に4兆5129億円、10月31日から11月4日に9兆916億円。介入水準は3月が76円から、8月も76円から、10月は75円から、ほぼ同じレベルが介入スタート点だ。

(テクニカル)
前回予想通りジリ安推移しボリバン下限へ下落した。6月1日-20日の上昇ラインも下に切り7月12日-18日の下降ラインに沿っている。雲下に落ちる。5日線は下向きのまま。ボリバンは下限を拡大しているのでまだ下げる可能性はある。週足は4連続陰線、6月25日週-7月9日週の下降ラインに沿っている。週足のボリバン下限の76.79には下げ余地がある。月足は4月-5月の下降ラインを上抜いている。年足は2007年−8年の下降ラインを上抜いたままである。

【南アランド円】 予想レンジ:9.0-10.0
(ポイント)
予想外の政策金利引下げは欧州債務問題など外部要因が大きく国内への波及を避けたい
株価は利下げで上昇
南ア国債利回りは5.38%まで低下
国内要因からの利下げではないのでランドの下落も限定的だろう
6月CPIは前月からさらに低下、5月小売売上は予想を上回った
中国は景気減速とインフレ低下。追加金融緩和策が打ち出されるか

(推移)
ランドは対円、対ドルで下落した。長期金利は6%割れ継続。株価は上昇した。資源価格は小幅下落した。主要9通貨の強さでは円に抜かれ一つ順位を下げ7位へ。

(国内)
政策金利は先週、5.5%から5.0%へ引き下げられた。インフレが漸くインフレターゲット内に入ってくるまで低下してきたので年末までに利下げがあるというのが市場予想であったが、前倒しでの引き下げとなった。マーカス中銀総裁は声明で利下げに踏み切った背景として、「前回会合以来、世界経済の見通しが悪化している。ユーロ圏では金融危機の解決に向けて有意義な進展が欠如し、依然としてグローバルな金融経済の不安定要因であり続け、南ア経済の下振れリスクとして今後も脅威となっていく懸念がある」と指摘した。 5月小売売上は予想前年比+5.2%のところ+6.4%、6月CPIは予想+5.5%のところ+5.5%となった。

(海外)
中国でCPI、PPIが発表されたがいずれも予想を下回ってインフレが低下した。中国は輸入減少、2QGDP減速で、追加金融緩和策の期待が出てきているが、まだ具体策は出ていない。米国も景気減速で金融緩和観測期待がある。欧州信用不安問題では先週末スペインの成長率見通し引き下げや国債利回りの上昇でリスク回避の流れとなっている。

(トピックス)アフリカへ融資
中国の胡錦濤主席は7月19日、北京でのアフリカ協力フォーラム閣僚級会議で、向こう3年間でアフリカ諸国に対し200億米ドルの融資を実行する方針を明らかにした。資金はインフラ建設や農業、製造業などの分野に充てられる。中国側の狙いはアフリカの資源獲得とみられている。会議には、南アフリカのズマ大統領ら約50カ国の首脳や閣僚、国連の潘基文事務総長らが出席した。ここ10年で中国とアフリカとの貿易額は約16倍に拡大した。ただ中国企業が現地で多くの中国人を雇用するため、現地労働者は失職の不安を抱えている。劣悪な待遇が原因で労働争議も起きている。環境汚染も顕在化している。

(テクニカル)
7月4日-5日の下降ラインを上抜いたが先週末下落し、またそのラインまで下落した。ボリバン(9.35-9.86)下位へ。前回上下動く余地があると書いたが上に行って下に落ちた。6月1日-26日の長い上昇ラインは上値抵抗となろう。5日線は下向き。週足はボリバン下限に達してから5月28日週-6月4日週の上昇ラインに沿って上げていたが3週連続陰線でそのラインを下に切った。ボリバン下限は8.93。月足では4月-5月の下降ラインを上抜いて7月入りしたが、7月はここまで陰線。年足はわずかに陰線。円とデッドヒートである。

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