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マーケットビュー

月曜 野村雅道の今週注目!の経済指標 マーケットが注目する指標を大胆解析

今週のマーケット
「紆余曲折・離合集散しつつ進むのが欧州スタイル」

更新日:2012年7月2日

7月2(月)−7月6日(金)

今朝のシドニーは若干の円安、豪ドル高で始まった。欧州首脳合意(***)のニュースは先週金曜の日本時間の午前から出始めて消化していたので、今朝は穏やかな動きだ。

 ***合意内容の要約は以下の通り***

  • 銀行に欧州安定メカニズム(ESM)や欧州金融安定基金(EFSF)から直接資本注入できる仕組みで合意。また南欧国債の買い取りも検討
  • 成長戦略として1200億ユーロ規模の資金を投入することでも一致
  • スペインの銀行支援では、金融安全網からの資本注入に関して、破綻した時の債権の優先順位を付けず民間投資家と同じ条件とする
  • EU域内の銀行の監督や救済などの制度を一元化するいわゆる「銀行同盟」についても話し合われ、年内に創設に向けた提案をまとめることで合意
  • EUの政策金融機関である欧州投資銀行(EIB)の増資を財源にした融資や、EUの低所得地域向け補助金である「構造基金」の活用などを盛り込む
    (「共同債」導入は先送り)

******

ただこれだけやっても、「具体策がない、先送り、政策が小出し」などといつものように批判されるが、また問題があれば、議論し、何度も申し上げているように、「紆余曲折しながら進んでいく」流れとなる。共同債発行先送りとなったが、長期的な目標として別に掲げられた。 

17カ国が統合しようとする困難さはあるが第二次大戦後からもずっとこのような感じで離合集散を続けまとまっていくのが欧州だ。はるかに小さい単位の与党内をまとめきれない日本とは違う。

今週はECB、BOE、RBAが政策金利を決定する。ECBは予想では0.25%の利下げ予想であるが、先週末のEU首脳会議後の市場の落ち着き、CPIが目標の2.0%を超える2.4%となっていることを考えれば据え置きでもいいだろう。利下げするとすれば、政治への配慮といった意味合いになる。英BOEは政策金利は据え置き、資産買い入れ額の500億ポンド増額の予想、豪RBAは利下げが2回続いたが今回は最近の雇用とGDP改善で据え置き予想となっている。

米は6月雇用統計の発表がある。予想は失業率が8.2%、非農業部門雇用者数が+9.6万人だ。最近の景気指標は弱く、かつ政府は財政赤字問題もあり財政出動が難しい。頼りはFRBの量的緩和観測だけとなる。

世界中の景気を減速させているのは欧州信用不安問題よりも中国景気の減速だろう。7月1日(日)に発表された中国6月製造業PMIは50.2と前月の50.4より悪化、HSBC版製造業PMIとともに弱い。3年ぶりに利下げをしたが、財政出動が小出しなので株価上昇にも結びつかない。中国自体は年間成長率目標の7.5%を達成するだろうが、前年からの減速は世界経済に影を落としている。それだけこれまで中国頼みであったということだろう。

【今週の注目経済指標】

7/2
(月)

(日)日銀短観
(中国)PMI改定値(HSBC)
(香港)香港休場[香港特別行政区設立記念日の翌日]
(英)製造業PMI
(ユーロ圏)失業率、製造業PMI(確報値)
(米)ISM製造業景況指数、建設支出

7/3
(火)

(豪)住宅建設許可件数、中銀(RBA) 政策金利
(中国)非製造業PMI
(ユーロ圏)生産者物価指数
(米)製造業受注、株式市場が独立記念日前日で短縮取引

7/4
(水)

(豪)小売売上
(米)休場[米国独立記念日]
(中国)サービス部門PMI(HSBC)
(ユーロ圏)サービス業PMI(確報値)、小売売上
(英)サービス業PMI
(その他)スウェーデン中銀政策金利、ポーランド中銀政策金利

7/5
(木)

(豪)貿易収支
(日)日銀支店長会議、東京都心オフィス空室率
(独)製造業受注
(英)英中銀政策金利
(ユーロ圏)欧州中銀政策金利
(米)米企業人員削減数、ADP民間雇用者数、新規失業保険申請件数、ISM非製造業景況指数
(その他)マレーシア中央銀行金融政策決定会合

7/6
(金)

(日)6月上中旬の貿易統計
(スイス)消費者物価指数
(独)鉱工業生産
(英)生産者物価指数、ハリファックス住宅価格
(加)失業率、雇用者数変化、住宅建設許可、6月Ivey購買部協会指数
(米)非農業部門雇用者数、失業率

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り※チャートはクリックで拡大できます

前回の「注目通貨ペア!」

ドル円
豪ドル円

【ドル円】 予想レンジ:78-83 しっかり
月末の輸出、欧州信用不安でのリスク回避で79円前半まで下げたが週末の欧州首脳合意でリスク選好の円売りも出た。ただ週足は陰線にとどまる。

(先週の予想は以下の通り)
月末週でもあり四半期末週でもある。月末の輸出以外に、特殊玉も出やすい。外貨投信の払込もある。今週は雇用、家計調査など月末指標の他に6月上旬分貿易統計の発表がある。赤字が続くか。また消費税増税法案の採決と民主党内の造反問題がある。日銀には2名の金融緩和推進派の民間エコノミストが日銀審議委員に加わり、追加緩和期待が高まる。

円高で苦しむ日本経済だ。一方通貨安で潤っている国もあるに違いない。それが米国だろう。それは20年以上下落し続ける日経に比べ、その間上昇を続け安定している米国株価を見ればわかる。その米国でも生産基地を海外に移すのは為替の問題だけでなく賃金の低廉さを求めてであろう。日本と同じように貿易黒字を批判されマルク高となっていたドイツはユーロ通貨統合でユーロ圏全体では貿易収支が均衡し、為替での悩みはなくなった。為替戦略のないのは日本だけだ。戦略は米国、独、中国にはある。スイスも打ち出してきた。

(テクニカル)
6月13日-15日の下降ラインを上に切った。ボリバン上限に達した。ボリバンは拡大傾向にあるのでまだ天井とはいえない。要観察である。雲中にも入った。上昇ラインはさらに角度を上げて6月20日-21日のラインに。急すぎることは気をつけたいところだが、先週金曜は下ヒゲで支えた。5日線上向き。週足は3月19日週-4月2日週を上抜けた。雲の上に出そうだ。月足は4月-5月の下降ラインを上抜いている。年足は2007年−8年の下降ラインを上抜いたままである。

【豪ドル円】 予想レンジ:79-84 しっかり
国内指標の改善に加え、欧州首脳会議合意を受けて上昇した。

(先週の予想は以下の通り)
(ポイント)
1QGDP、5月雇用は予想を上回って改善した
次回政策金利決定は7月3日。現状では据え置き予想となるだろう
豪に影響を大きく与える中国は景気減速でついに政策金利を引き下げた。さらに景気刺激策をとるだろう
欧州主要4カ国は「財政緊縮と成長促進の両立」で一致した

(推移)
豪ドルは、ここ1週間で対ドルで下落、対円では上昇。株価は若干下落した

(国内要因)
予想外に強かった1QGDPや、大きく改善した5月雇用統計の余韻あり豪ドルを対円で底堅くさせている。対ドルでは弱い。一方6月インフレ期待指数は2.3%と5月の3.1%から低下している。
直近の住宅、小売、景況感指数などは弱い
6月下旬は重要指標はないままに7月の政策金利決定となる。前回が小幅の0.25%引き下げとなったこと、雇用、GDPが強かったこともあり、7月3日の政策金利は現状維持か

(海外要因)
中国の6月製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値が48.1と5月の48.4を下回り下落した。米国も雇用悪化に続き住宅や景況感指数も弱い。FOMCはオペレーション・ツイストの延長を決めたが、まだ効果は経済指標や株価にも現れていない。欧州はギリシャで新政権が樹立したことで一旦落ち着いているが、製造業PMI、消費者信頼感指数は弱い。先週末には伊独仏スペインのユーロ圏4カ国首脳 がEUのGDPの1%に相当する1300億ユーロ規模の成長促進策の必要性で一致した。これがリスク選好に繋がるか。

(トピックス) 「RBA議事録」
 (6月5日開催分)
「金融政策には若干より刺激的とする余地あり、インフレ見通しで利下げの余地があった。失業率はある程度上昇する見込み、豪ドルの上昇は一時的だろう」

(テクニカル)
6月1日のボリバン下限から上限まで到達し若干反落している。6月1日-4日の上昇ラインは下抜いた。6月8日-12日のややなだらかな上昇ラインは生きている。現在のボリバンは75.51-81.50。5日移動平均線は上向きのままである。週足は6連続陰線の後ボリバン下限から反発したが雲の上に出そうだ。月足は3月、4月、5月と3連続陰線。6月はここまで陽線で4月-5月の下降ラインの上値抵抗に挑戦中。年足は陽転。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円
ランド円

【ドル円】 予想レンジ:77-82 しっかり
今年も半年が終わった。いろいろ言われながら円は今年は主要9通貨で最弱である。マスコミや予想する人々に叩きまくられているユーロよりも弱い。さらに円が最強通貨のような誤った報道も多い。そんなことは気にせずにやはり貿易の赤字化による円の弱さを認識しながら取引していきたい。
また年間の実需の需給が与える相場の影響も例年通り変わりはない。寒い時期は円安の需給になる。今年も春までドル円は円安推移し、4月からは円高推移している。晩秋には再び円安推移しよう。
日本は短観の発表がある。大企業製造業足元DIの予想は-4となっている。3月短観(-4)から横ばいとなる見通し。昨年12月短観以来同水準が続く見通しとなり、世界経済の減速が重荷となって業況感は改善していないとみられている。大企業非製造業は+7と予想され、3月から2ポイント改善する見通し。内需好調から緩やかながら改善が続く見込み。
また2012年度の設備投資は、大企業で前年度比+3.5%、景況感の低迷にもかかわらず堅調な見通しとなっている。
また日銀支店長会議がある。総裁を含め各支店長から景気持ち直し発言があり株価上昇に繋がればリスク選好の円売りとなる。
需給では月末の輸出のはげ落ちでこじっかり。

(テクニカル)
先週はEU首脳会議でユーロや豪ドルは大きく買われたが、ドル円は比較的小動きとなった。79.20を底に横ばい。79.20-40あたりは短いが下ヒゲが出て底堅さを物語っている。ボリバンも狭く(78.17-80.43)位置的にはやや上位。5日線は下向き。雲の下限には近い。  6月1日-20日の上昇ラインがサポートしている。 週足は3月19日週-4月2日週を上抜けたまま。5月28日週-6月4日週の上昇ラインでサポートしている。月足は4月-5月の下降ラインを上抜いてる。年足は2007年−8年の下降ラインを上抜いたままである。

【ランド円】 予想レンジ:9.4-10.2 しっかり
(ポイント)
5月CPIはインフレターゲット内へ低下、利下げ論も出てきている
欧州主要国が成長と緊縮財政の両立、また政府を介さない機構による銀行支援で合意し信用不安問題も一息ついている
南ア国債利回りは一時6.0%を割り込んだ(海外資金の流入)

(推移)
ランドはここ1週間で対円、対ドルで大きく上昇した。といっても先週金曜のEU首脳会合を受けての1日での上昇であった。長期金利は一時6%割れとなった。株価は下落。資源価格はパラジウムを除き上昇した。南アランドは先週の急騰で主要9通貨の強さでは8位から6位へ順位を上げた。

(国内要因)
先週発表された指標は5月貿易収支だけで、予想の-67億ランドより赤字拡大の-89億ランドとなった。

(海外要因)
中国の6月製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値はHSBCのもの、政府発表のものと悪化した。海外景気は中国に加え欧米も減速しているが、欧州の信用不安問題が短期的には先週の欧州首脳会議で改善したことで、リスク選好の流れが続く期待感は出来た。景気指標のフォロースルーを期待したいものだ。

(トピックス) 「JSE成長」
JSEとは南ア・ヨハネスブルグ・ストック・エクスチェンジの略である。欧州の信用不安問題がありながら、株式や債券には海外からの資金が流入している。株価では年初JSEインデックスは32000であったが、現在は33575で約5%高、10年債利回りも昨年の7%から6%割れまで低下している。南ア企業はバランスシートが強固、保守的な経営で内部留保も豊富であること、政府の財政赤字も問題なく、世界国債インデックスに採用されたことから海外投資家に見直され人気がでているようだ。商品資源価格の下落で鉱山業は伸び悩んでいるが他の産業や金融業は収益を上げている。

(テクニカル)
6月21日-22日の下降ラインを上に抜けて準備して先週金曜の大陽線となった。今のところボリバン上限(9.74)と雲の下限(9.76)まで迫っている。5日線は先週金曜に上向きとなった。週足はボリバン下限に達してから5月28日週-6月4日週の上昇ラインに沿っている。月足では4月-5月の下降ラインを上抜いて7月へ。年足は陽転。

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