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マーケットビュー

月曜 野村雅道の今週注目!の経済指標 マーケットが注目する指標を大胆解析

今週のマーケット
「スペイン銀救済後、次はギリシャ総選挙、日本は景況感調査」

更新日:2012年6月11日

6月11(月)−6月15日(金)

最大1000億ユーロのスペインの銀行救済報道でユーロ当局、米国、IMF、G-7が以下のように歓迎のコメントを発していることもあり今朝のシドニーはユーロ高が進んでいる。約1%ユーロが対ドル、対円で先週NY終値比上昇した。

  • ユーロ圏財務相=スペインの銀行の資金増強に向けて、同国に最大1000億ユーロの支援を行うことで合意した。 予想される必要額に加え、あらゆる資金需要に応えることのできる額として、総額1000億ユーロを見込んだ
  • IMFラガルド専務理事=ユーロ圏が合意した支援策について、IMFが試算した必要額と一致している。スペインの銀行システムに必要な資金需要が完全に満たされるとの確信を提供するものだ
  • ガイトナー財務長官=スペイン経済の健全性にとって重要な措置であるとともに、財政統合に向けた具体的なステップだ
  • G-7=スペインの銀行部門の資本増強計画と、ユーロ圏財務省による支援表明を歓迎する。これらの措置は、ユーロ圏が一段と強固な金融および財政統合に向かう上で重要な進展だ

さらにスペイン・ラホイ首相は「これはスペインのみならずユーロの勝利」とまでも言っているが、やや楽観的すぎるだろう。如何に債務を返済するかの見通しが出るまで市場は納得しない。

さて中国は6月9日、10日に経済指標を発表したが、こちらは小売、工業生産が悪化し、インフレも低下した。先週は先んじて中国は利下げに踏み切ったが、上海株式市場には好影響を与えていない。さらなる景気刺激策が待たれる。5月貿易収支だけが輸出、輸入とも過去最大の金額となったことは明るいニュースだ。欧州向け輸出は減少だが、米国、アジア向けが急伸している。

今週はスペイン銀行への最大1000億ユーロへの支援を受けてとりあえずユーロ買いとなろうが、またギリシャ再選挙やフランスの選挙を前にした不安定な面も見せるだろう。緊縮派と成長促進派のせめぎあいが続く。ただギリシャ再選挙の後は、メキシコG-20首脳サミットや米FOMCがあり、また世界が安定に向けてフォローアップしよう。ギリシャがユーロを離脱しようがしまいが、要はギリシャ国民がお金を返すかどうかだ。急進左派ツイプラス党首は債務負担軽減、緊縮政策軽減は訴えるも、ユーロ離脱の意志はないようだ。ただ共同債発行など金利統一がなく、通貨統合だけではギリシャ景気の回復のスピードは遅くなる。共同債発行への独の譲歩がカギだ。独は実質マルクを切り下げたユーロで輸出振興となっているが、ギリシャは実質ドラクマ切り上げで輸出や観光が伸び悩む。独の一人勝ちへは批判が集まり是正の動きはある。

世界経済の牽引車の中国景気の減速は続く。日本から見れば羨むべき成長率、インフレ率だが、数年前から見ると減速しているのでそれは世界経済も減速させる。さらなる緩和策や財政出動が必要だが、政府は不動産価格抑制策を継続し市場を落胆させた。労働コストの安い中国からより安いヴェトナム、カンボジア、ミヤンマーへ海外企業の工場を移転させられ、雇用安定に必要な8%成長も達成できなければ、資源国を含め先進国への影響も大きい。適切な刺激策がとられることを待ちたい。

米国も雇用回復にペースが衰え、他の経済指標がマチマチとなっている。期待されたバーナンキ議長の議会証言ではQE3やツイストオペ延長の具体的な発言はなかったが、もう一段景気悪化すれば決断するであろうことは、地区連銀総裁達の発言から伺える。今週も地区連銀総裁達の講演は多い。またS&Pは米国の格付けを「AAプラス」に据え置くと発表し、米共和・民主両党が2013年初めに予想される大型減税の打ち切りと財政支出の削減が重なる「財政の崖」の回避に向け歩み寄ることを期待するとの立場を示した。

スイスとNZは政策金利の発表があるが据え置きとなる見込み。スイスはこれ以上金利引き下げの余地はない。介入などでユーロスイスを1.20以上にしている決意の固さは立派だが、1.20から大きく上昇しないのも不思議である。 NZはNZドル高で利下げも示唆していた中銀だが、0.84台から0.76台まで下落したのでほっとしているところ。経済指標は強くはないが、1QGDPは震災復興でやや強めの数字が出ること、欧州の流動的な情勢もあり様子見ということもあり、据え置きとなろう。IMFもNZのGDP成長率の上昇(2012年は2.3%程度)とインフレ懸念からの利上げを示唆している。

豪は利下げ後にGDPや雇用が改善して豪ドルは反転上昇している。豪RBAスティーブンス総裁は1Qの成長率が予想を上回る前年比4.3%となるなど指標はそれほど悪くないとコメントした。今週は大きな指標なく、欧州と中国情勢に影響されよう。

【今週の注目経済指標】

6/11
(月)

(NZ)製造業売上高
(豪)シドニー休場(女王誕生日)
(日)法人企業景気予測調査、消費動向調査、マネーストック(仏)鉱工業生産

6/12
(火)

(日)第3次産業活動指数、企業物価指数
(仏)非農業部門雇用者確報
(英)鉱工業生産、製造業生産高
(米)輸入物価指数、月次財政収支
(その他)インドネシア中銀金融政策決定会合

6/13
(水)

(日)機械受注
(仏)消費者物価指数
(独)消費者物価指数確報
(ユーロ圏)鉱工業生産
(米)生産者物価指数、小売売上高、企業在庫
(その他)タイ中銀金融政策決定会合

6/14
(木)

(NZ)RBNZオフィシャルキャッシュレート
(日)鉱工業生産確報
(香港)鉱工業生産、生産者物価指数
(スイス)スイス中銀政策金利発表
(ユーロ圏)ECB月例報告、消費者物価指数確報
(加)設備稼働率、新築住宅価格指数
(米)経常収支、消費者物価指数、新規失業保険申請件数
(その他)フィリピン中銀金融政策決定会合

6/15
(金)

(日)日銀金融政策決定会合
(ユーロ圏)貿易収支
(英)商品貿易収支
(米)NY連銀製造業景気指数、対米証券投資、鉱工業生産、設備稼働率、ミシガン大消費者信頼感指数速報

6/16
(土)

(その他)エジプト大統領選決選投票(17日まで)

6/17
(日)

(仏)仏議会選挙・第2回投票
(その他)ギリシャ再選挙

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り※チャートはクリックで拡大できます

前回の「注目通貨ペア!」

ドル円
豪ドル円

【ドル円】 予想レンジ:76-81 介入期待、なければ失望円買い
G-7緊急電話会議、スペイン銀行救済報道観測でリスク選好の流れとなり円売りが進んだ。 

(先週の予想は以下の通り)
円高が進んだ。年初から3月あたりは主要9通貨番付では円は最下位であったが3位にまで浮上している。基本的な需給では「円高、円安も彼岸まで」ということで春分から秋分は輸出予約先行で円高になりやすく、秋分から春分は円安になりやすい。輸出と輸入業者で活発に売買する時期が違うからだ。だからこの時期に円高を止めるには介入が必要となる。今日は日銀総裁の講演があるが、介入は財務相の管轄なので為替には多く触れないだろう。財務大臣や財務官が円高牽制の発言は行うだろう。

今週は4月貿易収支や5月上中旬貿易統計があり赤字を示すだろうが、市場での売買はリーズ&ラグズ(日本の場合は輸出が春から売り予約を増やし、輸入は秋以降に買い予約を増やすので貿易収支通りの相場になるには時間差が出てくる)で円売りが出にくい。さらに年金を始め機関投資家が外貨投資に消極的というか、処分もするので円買い要因となっている。円高で年金資産が大幅に減少している。

リスク回避での円買いも入りそれを止めるには円売り介入しかないだろう。あるいは欧州信用不安、中国景気減速に何らかの対処がとられる時だろう。

(テクニカル)
ボリバン下限を下抜いている。やや行き過ぎなのでバンド内の78.50以上に一旦戻すだろう。先週金曜は下ヒゲを出している。ドル円より戻しが先週見られたユーロがカギだろう。その前に5月30日-31日の下降ラインを上抜かないといけないが。5日線は下向いたまま。 週足ボリバンでは中位で下限の75近辺の下げ余地はある。ここでは3月19日週-4月2日週の下降ラインに沿う。月足でもボリバン下限の74.33まで余地がある。4月は2月-3月の上昇ラインを下抜き5月は陰線に転じた。年足は2007年−8年の下降ラインを上抜いたままである。

【豪ドル円】 予想レンジ:73-78 政策金利引き下げ0.25か0.5%か
 政策金利0.25%引き下げ後、1QGDP、5月雇用統計の改善で上伸した。

(先週の予想は以下の通り)
(ポイント)
4月雇用統計は改善したが先週の小売、住宅指標が悪化し6月5日の政策金利決定は0.25%利下げ予想となっている
今週は政策金利の他、GDP、雇用、貿易と重要指標が続く
財政黒字計画についてフィッチが達成は難しいとした

(推移)
豪ドルは引き続き対ドルで下落、対円では横ばい推移。株価は下げた。リスク回避の流れは続いている。

(国内要因)
4月雇用統計は改善していたが、先週の4月小売売上、4月住宅建設許可が悪化した。 豪の長期金利は3%を割り込み2.77%となっている。

今週は、今朝は5月のTDインフレ指数、1Q企業収益、ANZ求人広告があり、5日の1Q経常収支の後政策金利が発表される。市場のコンセンサスは0.25%の利下げであるが0.5%予想も出てきている。欧州信用不安、中国景気減速も加味しているのだろう。

政策金利決定後は1QGDP、5月雇用統計、4月貿易収支と重要指標の発表がある。

(海外要因)
依然、ギリシャは6月17日再総選挙を前にユーロ離脱の話題がある。スペインは銀行格下げ、バンキアへの資本注入、カタルーニャ地方からの政府支援要請などの不安がある。中国は製造業PMI低下など景気減速があり、リスク回避で豪ドルが売られている状況は変わらないが、アイルランドでの国民投票による財政規律の強化を義務づけるEUの新財政協定を批准したこと、ECBによるスペイン国債買い入れの噂などで先週末ユーロを若干戻させた。

(トピックス) 「フィッチ」
フィッチは「豪の財政黒字化計画の達成は難しい。失敗すれば格付けに影響する」と厳しいコメントを残している。

(テクニカル)
5月23日-24日の上昇ラインを下抜き30日-31日の下降ラインが出来ているが、先週末はそれをユーロの戻しもあり上抜いて終えた。週初のユーロの動きを注視したい。ボリバン下限を一旦下抜いたが先週終値ではバンド内に戻している。下限は75.18.5日線は下向き。

週足は6連続陰線だがボリバン下限に達している。週のボリバン下限は74.92.月足は3月、4月、5月と3連続陰線。年足も陰転。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円
南アランド円

【ドル円】 予想レンジ:77-82 横ばい
欧州信用不安問題、中国景気減速、米雇用悪化、日銀介入観測など様々なニュースがあったが、ドル円の需給で言えばいつものように月末(5月)下落、6月は上昇という輸出入のリーズ&ラグズでいつも通り動いているだけだ。月末には輸出業者は支払いの為にドル売りを加速するが、月初はそれがはげ落ちる。今週は外貨投信の払込も数件ある。中旬の需給ということでそれほどの歪みはなく、週初はスペイン銀行救済を受けリスク選好の円売りが出て、週後半はギリシャ選挙もあり円売りに慎重になろう。

さて本日は「日銀短観」と同内容の「法人企業景気予測調査」が発表される。震災復興があるので景況感は良くなって当然であろう。ただ最近の企業倒産の増加や、空室率の上昇を見ると油断できない。また消費増税は予想されうる東電の値上げとともに、ただでさえ税金以外の負担が大きい日本の企業、国民を苦境に追い込むだろう。円という通貨は好況で円売り、不況で円高となるので、企業や個人の負担増で投資に余裕がなければ、また不況の円高という流れとなる恐れがある。ただ消費増税を先送りした場合はムーディーズなどは、財政状況の悪化から日本国債の「格下げ」を示唆している。

(テクニカル)
先週初めから4連騰したが週末、ユーロドルや他の通貨ペア(クロス円も)でカブセ線が出て下落するにつれてドル円も下落。 6月5日-6日の上昇ラインを下に抜いた。次の支えは6月1日-5日の上昇ラインである。スペイン銀行支援と休み明けゴトビで月曜はリスク選好でドル円も上振れるも6月5日-6日の上昇ラインが上値抵抗となろう。5月23日-29日の下降ラインもサポートとなる。5日線は6月6日に上向いている。ボリバンは下限下抜きから中位へ戻した。 週足は3月19日週-4月2日週を上抜くかどうかがポイント。月足は4月は2月-3月の上昇ラインを下抜き5月は陰線に転じた。今月は陽線スタートで4月-5月の下降ラインを上抜いて始まる。年足は2007年−8年の下降ラインを上抜いたままである。

【南アランド円】 予想レンジ:9.1-9.8 強い
(ポイント)
今週は4月小売売上の発表がある。年初からプラス成長だが伸び悩んでいる。
景況感指数は欧州信用不安問題が影響して悪化した
南ア国債入札は順調であった。シティーの世界国債インデックスへの採用で海外からの買いが入っている

(推移)
ランドはここ1週間で対円、対ドルで上昇した。長期金利はやや低下。株価は大きく上昇。資源価格は小幅下落した。南アランドは主要9通貨の強さでは今年は最下位に転落している。

(国内要因)
今週は4月小売売上の発表がある。2月7.2%、3月6.8%で4月は予想が4.6%とさらに低下する。1QGDP(前期比年率)は昨年4Qの+3.2%は下回ったが、予想の+2.4%を上回る2.7%となった。CPIはインフレターゲットの上限の6.9%にとどまっている。5月企業信頼感指数は92.8と4月の94.3から低下した。2002年11月以来の最低のレベルだ。欧州信用不安の影響が大きい。総じて弱くもなく、強くもない指標が続く。

(海外要因)
スペインの3つのショック(銀行格下げ、バンキア資本注入要請、カタルーニャ地方政府支援要請)、中国製造業PMI悪化と利下げ、米雇用悪化と不安材料が続いた後、G-7緊急電話会議、ECB利下げ示唆で持ち直し、6月9日(土曜)は休日でもスペイン銀行への最大1000億ユーロ支援報道や中国インフレ低下や小売、工業生産の悪化が続いた。月曜はスペイン銀行救済でリスク選好のランド買いがでるだろう。

(トピックス)「南ア国債入札へ」
南アが5つの国債の発行の発表を予定している。海外からの投資家からの需要があり入札は順調になると予想され、先週10年国債の利回りは6.3%台から6.2%台へ低下した。欧州信用不安問題である程度は南アも「セイフヘブン」の意味合い、また流動性もあり買いが入る模様だ。また以前お伝えしたように、南ア国債がシティグループの世界国債インデックスに採用されたことも買いが入っている要因である。

(テクニカル)
ユーロドルの上昇につられた。5月30日-31日、5月30日-6月1日、5月4日-5月30日の下降ラインを次々に上抜ける。ただ6月7日はカブセ線が出て8日の下げとなったが、スペインが銀行救済でEUへ財政支援要請との報道で下ヒゲを残して終え、今週の上昇が見込まれる。ボリバン中位。5日線上向く。週足は6連続陰線で週のボリバン下限に到達してから反発。4月30日週-5月7日週の下降ラインを上抜いた。月足では10月から横ばい推移から11月-1月の上昇ラインを下抜いた。今月は陽線スタート。年足はほぼ寄り引き同時。

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