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マーケットビュー

月曜 野村雅道の今週注目!の経済指標 マーケットが注目する指標を大胆解析

今週のマーケット
「ギリシャ、スペイン信用不安と米国雇用統計」

更新日:2012年5月28日

5月28日(月)−6月1日(金)

今朝のシドニー市場では、ギリシャの一部の世論調査で緊縮派の新民主主義党(ND)が  急進左派連合(SYRIZA)をリードしていると発表したこと、英サンデータイムズ紙が「EUが金融機関からの課徴金により経営難の銀行を救済する計画に取り組んでいる」との報道でユーロや資源通貨が買われている。ドル円は本日はNY市場休日で原則、仲値取引も行われないので静かである。

さてギリシャ総選挙などを含めた欧州債務問題も小康したかと思うと悪材料が出る。先週後半も伊モンティ首相が「ギリシャはユーロに残留、共同債発行の示唆」をしたので小康したが、先週金曜にはスペインで銀行格下げ、バンキアへの資本注入、カタルーニャ地方からの政府支援要請の3連発でスペイン国債利回りが上昇し、再び欧州株が売られ米国株に波及し先週末は、円高ユーロ安で終えていた。今週も欧州が材料となるが今朝は上述のように楽観的な報道が出た。

中国の景気減速もリスク回避の流れとなり、円高、株安、資源安、金利低下が続く。金利は主要国では低下しているが、重債務国は上がり続けている。中国の成長見通しは世銀や民間銀行で引き下げられている。さらに、小売、鉱工業生産、製造業PMIも冴えない。中国と欧州 の景気減速で世界経済が縮小してきている。中国は政府版製造業PMIの発表に注目したい。温家宝首相の内需拡大策表明も上海株価上昇に繋がっていない。リーマンショック後の4兆元ほどの景気対策は期待できない。

さて今週は5月米国雇用統計の発表がある。予想は失業率が8.1%、非農業部門雇用者数が15.0万人増加である。4月の11.5万人より改善する見込み。最近の経済指標では米国が一番マシな状況にある。事前に発表されるADP雇用者数、チャレンジャー社人員削減数、新規失業保険申請者数などもチェックして微調整したい。その他ケース・シラー住宅価格やシカゴ購買部協会景気指数などの発表がある。

欧州は雇用統計や独のCPIがあるが、注目はやはり、共同債などの財政統合への議論だろう。独が強硬に反対するが、ここしか債務問題の落とし所はない。為替の統一あって財政の統一がなければ潤うのはドイツだけであることに批判が出よう。欧州問題は独次第だ。 英国はBOEの追加緩和観測とGDP下方修正があったがポンドはまだ年初来の通貨番付でトップにいる。ただ英株価は大きく下落している。

スイス、カナダ、南アが1QGDPを発表する。これら中堅国のGDPも減速すれば日本の景気にも影響するだろう。スイス政府は、スイスフラン建て預金に対する課税を検討するとの観測で売られる場面もあった。あらゆる手段でスイス高を防ごうとしている。

資源国の豪、NZも高金利国のイメージがなくなるほど金利が低下(豪長期金利は3.16%、NZは3.58%)している。景気減速とインフレ低下からだ。ただこの両国は来年度には財政黒字化を達成する見込みである。自国の国債保有を海外に依存していることから、財政基盤をしっかりする方針だ。評価したい。 

【今週の注目経済指標】

5/28
(月)

(日)日銀金融政策決定会合議事要旨、企業向けサービス価格指数、 自動車各社生産・販売実績、地域経済動向、大証NYダウ先物上場
(米)NY休場(聖霊降臨祭月曜日)
(スイス)チューリッヒ休場

5/29
(火)

(日)失業率、有効求人倍率、家計調査、商業販売統計速報
(南ア)GDP
(独)消費者物価指数速報
(米)S&P/ケース・シラー住宅価格指数、消費者信頼感指数
(その他)トルコ中銀金融政策決定会合

5/30
(水)

(NZ)住宅建設許可
(豪)小売売上
(日)5月上旬分の貿易統計
(スイス)KOF先行指数 (ユーロ圏)マネーサプライM3、消費者信頼感確報
(英)消費者信用残高、マネーサプライM4
(米)中古住宅販売成約
(その他)ブラジル中銀政策金利

5/31
(木)

(豪)民間設備投資、住宅着工
(日)鉱工業生産速報、毎月勤労統計速報、自動車生産・輸出実績、住宅着工、建設工事受注、外国為替平衡操作実施状況
(香港)小売売上、月次政府財政収支
(スイス)GDP
(仏)生産者物価指数
(独)雇用統計
(英)GFK消費者信頼感調査
(ユーロ圏)消費者物価指数確報
(南ア)生産者物価指数、貿易収支
(米)企業人員削減数 ADP全国雇用者数、GDP・改定値、新規失業保険申請件数、シカゴ購買部協会景気指数
(加)経常収支
(その他)アイルランドEU新財政協定を巡る国民投票

6/1
(金)

(日)法人企業統計調査
(中)製造業PMI
(ユーロ圏)製造業PMI確報、失業率
(英)製造業PMI
(米)個人所得、個人支出、PCEコア・デフレータ、非農業部門雇用者数、失業率、建設支出、ISM製造業景況指数
(加)GDP
(その他)ブラジルGDP

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り※チャートはクリックで拡大できます

前回の「注目通貨ペア!」

ドル円
南アランド円

【ドル円】 予想レンジ:77-82 横ばい
フィッチの日本国債格下げ、4月貿易統計の赤字拡大などでドル買い円売りが出るも、欧州信用不安問題ではリスク回避のドル売り円買いも出た。小幅上昇。

(先週の予想は以下の通り)
日銀が金融政策決定会合を開く。金融政策は現状維持となる見込み。2月と4月に相次いで打ち出した計20兆円にのぼる長期国債の買い入れ増を軸にした緩和措置の効果を見極めることになるが、現状維持でも何か的を得た声明を出さなければ会合をきっかけに日経下落、リスク回避の動きがでるかもしれない。

また日本は4月貿易統計を発表する。予想は4700億円の赤字である。赤字でも年度初めは輸出が先行するので円買いが進んでいた。また個人や機関投資家の外貨投資が冷え込んでいるのも円安が加速しない原因である。外へ投資する元気がなく、外へ行くのは為替が起きないIMFへの600億ドル出資だけだ。生保の決算もあるが、その外貨投資動向もチェックしたい。

日本の機関投資家の外貨投資残高は減少している。これも円高要因の一つ。「かんぽ」は2012年3月期では1年前と比べると1000億円程度減少して7237億円から6186億円に、民間の生保では日本生命は同期間で10兆1094億円から10兆4528億円へ3434億円増加している。公的年金では年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)はまだ2012年3月の数字は出ていないが、2011年12月は20兆117億円で2011年3月の22兆円5202億円から2兆5085億円減少している。2011年3月から3大機関投資家で約2兆円減少となっている。

(テクニカル)
5月9日-14日の上昇ラインを5月17日に下に切り再びボリバン下限に下落(下限は78.93)。雲下へ下落。5日線は5月17日に下向きに転じた。ボリバン下限だが、若干上ヒゲで、下にはヒゲがない坊主状態は気になる。週足では先週は4月23日週-30日週の下降ラインを上抜いたが、またそのラインに近づきつつある。週のボリバン下限の75までは余地がある。月足もボリバン下限の73.76まで余地がある。4月は2月-3月の上昇ラインを下抜き今月は陰線に転じた。年足は2007年−8年の下降ラインを上抜いたままである。

【南アランド円】 予想レンジ:9.1-9.8 弱含みだがユーロが上がれば追随も
フィッチの日本国債格下げで上昇するも、欧州信用不安では南アへの影響が大きく、小幅南アランド安で終わる。政策金利は予想通り据え置きとなった。

(先週の予想は以下の通り)
(ポイント)
政策金利(24日)は据え置き予定、前日にCPI発表
中銀の声明は利下げも示唆するか
外部要因(米雇用悪化、中国景気減速、欧州政局混乱)が悪化継続
国内も雇用が悪化

(推移)
先週も引き続きランドは対円、対ドルで下落した。長期金利は低下継続。株価も大幅下落。資源価格も金を除いて下落している。

(国内要因)
1Q失業率は昨年4Qから悪化した。先週の3月小売売上は予想の6.6%を僅かだが上回った。 3月CPIは6.0%でインフレターゲトの上限となったが、今週の4月CPI予想は6.2%と前回を上回る。欧州信用不安問題が南ア経済にも影響しているだけに、24日の政策金利決定は据え置きの予想が多いが、声明では国内外の景気の弱さも示唆し利下げの可能性にも触れるだろう。

(海外要因)
減速している中国が内需拡大策を発表して上海株は上昇したが持続性がない。ギリシャ、スペインで預金流出の報道があり欧州信用不安問題は残る。米もJPモルガン金融損失などで金融株弱い。リスク回避の流れ変わらず。

(トピックス) 「通貨番付」
2月、3月は主要9通貨番付の首位にいたが、4月に3位に落ち、その後 米ドル、円にも抜かれ5月18日現在ではブービーの8位である。最下位は豪ドルでカナダを除き、豪ドル、NZドル、南アランドの資源国通貨が弱い。中国景気減速、欧州債務問題でリスク回避の流れとなっている。

(テクニカル)
ギリシャ総選挙後は下げがきつい。5月4日-8日の下降ラインに沿ってまだ下落している。ボリバンも下限を拡大しているが、それに絡んで下落している。5日線は下向いている。雲の下。週足は4月16日週-4月23日週の上昇ラインを下抜いた。週のボリバン下限(9.0)までまだ余地がある。月足では10月から横ばい推移から11月-1月の上昇ラインを下抜いた。月足のボリバン下限は9.10.年足も陰線に転じる。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円
NZドル円

【ドル円】 予想レンジ:77-82 こじっかり
日銀が景気回復、物価の上昇を示唆するが世界景気の減速、資源国でさえインフレが低下してそういう状況になるのかは疑わしい。今週は5月上旬貿易統計や法人企業統計調査がある。フィッチが日本国債をAプラスへ引き下げたことも頭にいれておきたい。

前回取り上げたように日本の機関投資家、特に年金などは海外投資を減少させており円買い要因となっているが、今週は個人向けに外貨投信の払込が数件ある。個人も外貨投資に消極的であれば、貿易赤字でも円安進行のスピードが遅くなる。

(今週の外貨投信払込)
29(火)新生インベストメント・マネジメント 新エマージング・カレンシー
30(水)大和証券投信 米国厳選株Fイーグルアイ、野村 エマージング・ソブリン
31(木)三井住友AM 米国短期ハイ・イールド・ボンド、BNYメロン・アセットAM 米国製造業株式ファンド、三井住友AM 日興コタック・インド債券、日興AM アジア資源ファンド
1(金)大和住銀投信投資顧問メキシコ債券オープン、三菱UFJ/AMP Gインフラ債券

(テクニカル)
地味ながら5月18日-23日のなだらかな上昇ラインに沿う。ボリバンは78.83-81.25。5日線は5月24日に上向く。5月16日-17日の下降ラインとの三角もちあい。週足ボリバンでは中位。ここでは3月19日週-4月2日週の下降ラインに沿う。月足ではボリバン下限の73.82まで余地がある。4月は2月-3月の上昇ラインを下抜き今月は陰線に転じた。年足は2007年−8年の下降ラインを上抜いたままである。

【NZドル円】 予想レンジ:58-63 こじっかり
(ポイント)
NZドルが対ドルで0.8台から0.75へ下落しているので政策金利引き下げ圧力は幾分か減じた
外部要因では依然欧州信用不安と中国景気減速あり
1QGDPは強い予想が出てきた

(推移)
NZドルは引き続き対円、対ドルで下落した。株価も下落した。

(国内要因)
NZ貿易収支は予想4億NZの黒字のところ3.55億NZドルの黒字となった。 今週の住宅建設許可、NBNZ企業信頼感を経て6月14日の政策金利決定となる。市場は現在、0.25%の利下げが行われる可能性を33%織り込んでいるが、NBNZは1Q経済成長率は、2011年2月に起きた地震からの復興活動に支えられ加速しそうとの見通しを発表した。
クライストチャーチ地域を含む南島の経済活動が1.3%拡大したこと、大半のセクターが上向きになってきていることによるものだ。住宅・商業用ビルの建設許可件数や不動産販売件数で強めの数字が出たほか、求人広告が好転し、雇用も小幅ながら増加している。一方で、小売売上高、ホテル宿泊件数、商品相場は低調だった。1QGDPは6月21日に発表される。

(海外要因)
中国は内需拡大策を発表し温家宝首相も景気刺激策をとることを表明するも、5月HSBC製造業PMIは悪化し上海株も伸び悩んでいる。欧州情勢はパパデモス前ギリシャ首相の「ギリシャはユーロを離脱することも想定する」との発言でユーロと株が下落している。外部要因ではNZへのリスク選好での投資はない。

(イングリッシュ財務相)
先週金曜日にイングリッシュ財務相は「より低いNZドルを歓迎する」、「NZドル安は輸出業者を刺激する」と発言した。

(テクニカル)
短期のトレンドラインの上抜き、下抜きの繰り返し。5月17日-18日の下降ラインを5月21日上抜いたが、23日に18日-21日の上昇ラインを下抜いている。されどボリバン下限に達することなく小動き。23日に下ヒゲを出しているからだろう。5日線は長らく下向いていた(5日線の向きに従った取引ではかなり収益が出ている)が先週金曜に上向いた。雲の下、ボリバン下位。週足は4連続陰線から先週は上下ヒゲの長い足で一服の様相だ。月足の状況は変わらず。8月-11月の下降ラインを上抜いたが、1月-2月の上昇ラインは下抜いている。今月は陰線。年足は一旦陰線となったが現在はかろうじて陽線。

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