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マーケットビュー

月曜 野村雅道の今週注目!の経済指標 マーケットが注目する指標を大胆解析

今週のマーケット
「FOMC、短観、中国景気対策、格付け会社はなど」

更新日:2011年12月12日

12月12日(月)−12月16日(金)

朝方、ラトビアにあるSWEDBANKでATMに長い行列が並んだためデフォルトの噂が広まったがラトビア金融当局が否定した。ただ若干ユーロは下落している。ラトビアの銀行も他国同様破たんしたり国有化されているところもあるので神経質になっていたのだろう。噂だけでも数十ポイントは動くのが為替市場である。

さてEU首脳会議が終わった。一歩前進。今週以降はまた格下げ会社S&Pが動くが通貨とはあまり関係がない。米国は8月にS&Pに格下げされて以来堅調推移している。EUの対策が上手く運ぶかどうかは景気回復次第であるが、世界経済の原動力の中国は金融緩和へ向かうものの、輸出の伸び悩み、不動産価格の価格下落による不動産関連企業の不振、自動車販売の減少、製造業PMIの低下などから景気減速は続いている。抜本的な景気対策が今週開催される「中央経済工作会議」で打ち出されるかどうか。インド、ブラジルも景気減速では欧米景気回復のスピードも遅くなり税収増も見込めず債務問題解決への道のりも険しくなる。ただ重債務国を破たんさせることは貸し手国の破たんにも繋がるゆえ、遅々たるもまた格下げ会社の邪魔も入るが改革が繰り返し続けられるだろう。メルケル独首相が「マラソン」に例えているのは状況を把握しているということだろう。

EU首脳会議をもう少し詳しく見ると、ギリシャ発の債務危機の再発防止に向けて、単年度の財政赤字を国内総生産(GDP)の0.5%以下に抑えることを柱とした財政規律の強化策で基本合意している。「ユーロ共通債」導入問題は来年6月まで先送りする(廃案にならなかったことが驚きだ)。

また救済資金を供給する欧州金融安定ファシリティー(EFSF)の後継となる欧州安定メカニズム(ESM)については、発足を2012年7月に前倒しすることを決定した。現在は4400億ユーロ規模のEFSFと併用すれば、イタリアやスペインなどの国債購入、欧州銀行への資本増強、資金繰り難に陥った国への緊急融資などに充てる財源を多めに確保できる。IMFを通じた支援の仕組みでは、ユーロ圏各国の中央銀行などがIMFに融資、その財源をユーロ圏の危機国向けの融資に回せるようにする。先進国や中国などの新興国にも協力を要請する。

また中国人民銀行が、外貨準備の運用利回り向上のため、総額3000億ドルを運用する新機関を設立すると報道されたことやカタールが、ユーロを支援するため、EFSFへの出資などを検討していることは好材料となった。

米国はFOMCが開催されるが政策金利は0.25%で据え置きされるだろう。追加緩和の可能性はあるし準備も出来ているが11月雇用統計など改善が見られる指標が多いからだ。また11月CPIも発表される。予想は前月比+0.1%、前年比+3.5%。
英国はEUの財政規律を強化する政府間協定に反対してEUから孤立したがそれがいい方向へ向かうか悪い方向へ向かうかも英国の景気次第だ。今週は雇用、CPI、小売売上など重要指標が発表される。

スイス安政策をとり続けるスイスは政策金利を決定するが現状維持となろう。CPIが低下しているが日本同様に下げる余地は限られている。ただECBが利下げしているだけに何か緩和含みのメッセージを出さないとスイス買いに繋がる可能性がある。

豪、NZも景気減速している。欧州債務問題が影響しているが欧州に何かあるとリスク回避の流れで主役のユーロよりも大きく動くのが最近の特徴だ。南アも同様だが、今週はCPI、PPIが発表される。CPIはインフレターゲットの上限にいるが、景気減速ですんなりと利上げには踏みこめない苦悩がある。

【今週の注目指標】

12/12
(月)

(豪)貿易収支
(日)企業物価指数、消費動向指数、工作機械受注
(米)月次財政収支

12/13
(火)

(日)第3次産業活動指数、投信概況
(香港)鉱工業生産、生産者物価指数
(独)ZEW景況感調査
(英)消費者物価指数、小売物価指数
(ユーロ圏)ZEW景況感調査
(米)小売売上高、米企業在庫、FOMC政策金利発表

12/14
(水)

(日)鉱工業生産・確報
(南ア)消費者物価指数
(英)失業率、失業保険申請件数
(ユーロ圏)鉱工業生産季調済
(ノルウェー)中銀政策金利
(加)景気先行指数
(米)輸入物価指数

12/15
(木)

(日)日銀短観・12月概要及び要旨
(南ア)生産者物価指数
(スイス)鉱工業生産、中銀政策金利発表
(ユーロ圏)ECB月報、消費者物価指数
(英)小売売上高指数
(加)設備稼働率
(米)生産者物価指数、経常収支、NY連銀製造業景気指数、新規失業保険申請件数、対米証券投資、鉱工業生産、設備稼働率、フィラデルフィア連銀景況指数

12/16
(金)

(インド)インド準備銀行金融政策決定会合
(ユーロ圏)貿易収支
(米)消費者物価指数

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り※チャートはクリックで拡大できます

前回の「注目通貨ペア!」

ドル円
南アランド円

【ドル円】 予想レンジ:76-81
先々週の中国預金準備率引き下げ、日欧米中銀の協調資金供給策でリスク選好となったが、先週は欧州債務問題懸念が蒸し返され下落となった。ただ円売りドル買い介入警戒感は残っている。

(先週の予想は以下の通り)
日本は3QGDPの2次速報や短観と同じ内容、いや調査対象が多い法人企業景気予測調査がある。指標が良ければ円安、悪ければ円高となることが多い。常々晩秋の円安と言っていたが晩秋は終わった。10月はその通り円安となっていたが11月は月末は戻したもののドル円、クロス円は陰線となった。ただ4月から続いていた円高傾向は昨年同様に晩秋で止まっている。やはり輸出予約のはげ落ち、海外企業の12月へ向けたリパトリが影響している。12月も1月も状況は基本的に変わらないだろう。変わるとすれば日本のリパトリ(これも日本企業の儲け次第で金額が変わってくる)が出始める2,3月でそれが過ぎれば再び4月から輸出の円買いがスタートする。

3QGDP2次速報は先週発表された法人企業統計で国内の設備投資額が、前年同期と比べて9.8%減の8兆6183億円となり、2四半期連続のマイナスとなった。東日本大震災の影響で投資を控える動きが続いたうえ、鉄鋼業など海外需要の低迷による投資の抑制も響いた。 これで9日に発表する3QGDPは下方修正されるだろう。

政治では一川防衛大臣の辞任の可能性が高まっている。いつもながらだが政策以外のことで停滞する。政策が進んでもそれが消費増税や年金負担増につながればますます日本のコスト高となり円高と相まって競争力が落ちていくだろう。

(テクニカル)
年足陰線。ただオープン81.22なので大きな動きではない。円は通貨番付では首位。9月、10月は連続陽線。11月陰線だが12月のオープン以降も10月-11月の月足上昇ラインを維持している。週足は2週連続陰線の下降ラインを上抜き2週連続陽線へ。日足はボリバン中位から上伸。バンドは76.62-78.53。雲上へ(雲は76.46-76.74)。11月29日-30日の下降ライン上抜く。11月18日-25日の上昇ラインを維持。5日線は11月23日から上向く。

(需給)
利食いや新規の売買は膠着しているが、ポジション的にはドルショートが出来あがっており、返しの損切の買いが少し増えて上昇圧力となっている

【南アランド円】 予想レンジ:9.4-10.4
外部要因に振らされる展開となった。ECB総裁が重債務国国債買い入れ拡大を否定したことでリスク回避の流れで売られたが、EU首脳会議で一定の債務問題改善策が取られ週末はやや買い戻された。

(先週の予想は以下の通り)
南アランドは対ドル、対円で上昇、南ア株価指数も上昇した。国内要因は冴えなかったが外部要因が南アランドを大きく上昇させた。

国内では3QGDPは前期比年率1.4%増と、市場予想の1.9%を下回る成長にとどまった。欧州の債務危機で製品輸出の需要が鈍化した。2Qの1.3%増からは景気拡大が加速した。

また10月の貿易収支は96億ランドの赤字と、9月の25億ランドの黒字から大幅な赤字に転落した。赤字幅は市場予想の25億ランドを大きく上回った。主要貿易相手である欧州への 輸出が減少した。
しかしながらこの二つの弱い材料にもかかわらず南アランドが上昇したのは中国がついに3年ぶりに商業銀行の預金準備率を0.5%引き下げ金融緩和の姿勢を示したからだ。貿易の最重要相手国の中国が引き締め政策から転換すれば大きい。さらに人民銀行が預金準備率引き下げを発表した数時間後、日米欧の主要中銀は、世界の金融市場における流動性欠如の回避に向け、協調的な措置を講じる方針を表明した。世界の市場は人民銀行の預金準備率引き下げと日米欧の主要中銀による協調行動の表明を好感し、上昇した。また米国のADP雇用者数、シカゴ購買部協会景気指数、中古住宅販売件数、建設支出、ISM非製造業の改善も投資リスク選好の流れを後押しした。

さて南ア自体の金融政策だが10月CPIがインフレターゲット上限の6.0%に達した。しかし3QGDPが予想を下回ったことや、25%の高い失業率を考慮すればすんなりと利上げに踏み切れないのが苦しいところだ。若年層の失業率は50%に上る。グリーン革命という環境産業を発展させて雇用増を図るプランも出てきているが貧困層の現状への不満は強い。 政策金利決定は来年となるので今しばらく欧州債務問題への取り組みを見ながら展開となる。

(テクニカル)
年足大陰線。主要通貨の中で断トツの最下位。月足は10月は陽線であったが11月は陰線。週足3週連続陰線であったが先週はその下降トレンドラインを上抜いて陽線。日足は11月14日-11月15日の下降ラインは上抜けて11月24日-25日の上昇ラインを形成した。8日連続陽線となった。雲は9.67-10.06。ボリバンは下限から反発して位に。バンドは8.94-10.06。5日移動平均線は上向いた。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円
NZドル円

【ドル円】 予想レンジ:75-80
日本は今週短観があるが先週の法人企業景気予測調査で既に景況感の悪化は示されておりその通りの結果となるだろう。注目の大王製紙やオリンパスの決算がある。11月投信概況で外貨投信残高も発表されるが今年の残高減少は円高の要因だ。悪いことがあれば需給面から円は強くなるのが特徴である(海外へ投資する余裕がなくなるから)。また自動車重量税軽減が円高対策となるようだが、自動車業界を救っても円安には転じない対策となるだろう。むしろ輸出が伸びて円高を加速してしまう「円高にする対策」となる。増税も国民の可処分所得を減少させ消費が弱まり円高につながる。12月9日には為替を担当する財務官が首相と会談しているようだが介入に踏み込めるかどうか。冬場なので輸出予約ははげ落ちて円買い圧力が弱まっているのが輸出業者にとっては救いだろう。

(テクニカル)
年足陰線。9月、10月は連続陽線。11月陰線。今月はほぼ動かず。週足は2週連続陰線の下降ラインを上抜き2週連続陽線へ。先週はまたその上昇ラインを下抜いた。行ったり来たり。日足はボリバン中位。バンドは76.71-78.24。雲に絡む(雲は77.55-77.55)。11月29日-30日の下降ライン上抜いているがまた下降ラインに近づく。ただ12月8日はそのラインで止まり下ヒゲを出し戻った。11月18日-25日の上昇ラインは下に切っている。5日線は下向く。11月29日-30日の下降ラインと11月18日-25日の逆三角持ち合い。

【NZドル円】 予想レンジ:58-63
NZドルはやや弱い。株価も下落している。中国預金準備率引き下げ、日米欧中銀の協調資金供給、雇用統計など米指標の改善で投資リスク選好となったが、肝心の中国株が上昇せず、ECBドラギ総裁の「国債買い入れは拡大せず」「成長率見通しの引き下げ」でリスク回避に転じNZドルは下落となった。EU首脳会議で一定の前進があったので小戻しはした。ただEU債務問題解決には相当の時間がかかる。じっくり取り組みたい。
さてNZ政策金利は据え置かれた。中銀の声明は以下の通りであった。

・内需はゆっくりとしたペースで拡大
・世界情勢は悪化している
・世界および国内見通しは9月の時よりも悪化
・政策はしばらくの間、引き続き景気支援
・世界景気鈍化のNZへの影響は限定的

前回までの声明に盛り込んでいた利上げを示唆する文言は外した。
ボラード総裁は声明で「世界的な状況の異例の不透明性と、内需の緩やかなペースを踏まえれば、据え置くのが現在のところ賢明」と述べた。中銀は期間90日の銀行短期証券金利が来年3月には2.8%、6月には3.0%、12月には3.6%になると見込んでいる。9月の見通しは3.1%、3.7%、4.3%だったので下方修正となった。またロイター調査ではエコノミスト12人が来年前半の利上げを、残りは下期かそれ以降の利上げを予想している。

中銀はまた、国内銀行の資金調達に問題はなく国内預金も増加しているが、新規に調達する場合に欧州債務危機の影響を感じるだろうと指摘した。「これが政策金利と比べて国内のリテール金利上昇圧力につながる可能性がある。金融政策はこの圧力を考慮に入れる必要がある」とした。中銀は当面は緩やかな成長を見込んでいるが、200億NZドルの震災復興が来年後半には需要を急速に押し上げると見込んでいる。2012・1Qの成長率は1.1%から0.7%に下方修正したが、それ以降は上方修正した。

(テクニカル)
*NZドル円=年足陰線。年初始値は62.97なので大きな下落ではない。月足は10月は陽線。10月末に介入があったが11月は陰線で10月分の上げをかなり失っている。今月も陰線スタート。週足は10月31日週の波高し線をきっかけに3週連続下落も先週はその下降ラインを上抜いて陽線。先週は続かず陰線。日足は11月25日-28日の上昇ラインを下抜く。ボリバン中位。雲上に出られず。5日移動平均線は下向く。11月24日からの高値安値の半値は59.04。

*NZドル米ドル=年足はほぼ寄り引き同時。月足は10月の上昇分を11月は半分ほど相殺。10月の安値も一時割り込んだが月末に戻した。今月は陰線スタート。週足は4連続陰線後下降ラインを上抜け上昇も先週は陰線。日足は11月25日-29日の上昇ラインを下抜く。ボリバンでは中位。まだ。雲の下。5日移動平均線は下向く。11月25日からの高値安値の半値は0.7623。

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