FXなら安心と信頼のFX|セントラル短資FX

  • 法人のお客さま
  • サイトマップ
  • よくあるご質問
  • お問い合わせ
  • 推奨環境
  1. セントラル短資FX
  2. マーケット情報
  3. マーケットビュー
  4. 2011年バックナンバー
  5. 野村雅道の今週注目!の経済指標

マーケットビュー

月曜 野村雅道の今週注目!の経済指標 マーケットが注目する指標を大胆解析

今週のマーケット 「日欧GDP、日銀金利、米CPI・住宅など」

更新日:2011年11月14日

11月14日(月)−11月18日(金)

今朝のシドニーはユーロを中心に円以外の通貨でドルが下がっている。欧州債務危機への対応に失敗したイタリアのベルルスコーニ首相の退陣を受け、元欧州委員会競争政策担当委員のマリオ・モンティ氏が新内閣の首班に指名されたからだ。モンティ氏が首相に正式に就任するには、新内閣の陣容が議会で承認される必要がある。与党はすでにモンティ内閣を支持する意向を表明しており、今週に実施が見込まれる議会採決での承認はほぼ確実となっている。
先週債務返済が困難になるとみられるイタリア10年債が7.25%まで上昇したが現在は6.5%まで低下している。
ギリシャは既に元ECB副総裁のパパデモス首相が就任した。両国とも新政権は政治家というよりテクノクラートがリーダーとなる。国際金融情勢に通じた実務家に期待する。

もちろん新政権で財政状況がすぐさま改善することはないが、一歩前進する。次第に国民も状況を把握し緊縮財政に耐えることに歩み寄っていくだろう。反対のデモや暴動は長続きしない。ただ報道は今後も債務問題の深刻さを書きたて、格付け会社は格下げへと向かうだろうが、今までもそうであったが悲観的報道による売り相場も長続きしないので手堅くポジションは手仕舞うべきだろう。為替相場は行ったり来たりの繰り返しである。日本のように突出した経常黒字が円高を導く国は別だがユーロ圏は経常収支は全体でフラットに近いゆえ相場は行ったり来たりとなる。

今週は日欧の3QGDPが発表される。日本については後述したい。ユーロ圏3QGDPは前期比+0.2%、前年比+1.4%となる。債務問題で財政緊縮となり企業・個人の心理を悪化させている。ECBは景気下振れリスクに配慮し11月3日に既に政策金利を0.25%引き下げて1.25%とした。インフレが目標値を超えているものの景気回復を優先した。

米国はCPI、住宅着工など多くの指標を発表する。まだインフレの芽は見えない。3QGDPの改善で金融政策は現状維持の状態だが、11月23日に迫った政府債務上限問題、雇用情勢も改善しない中でQE3の準備はできている。ただ米国株価は好調で世界の市場では数少ない年初来プラス圏にある市場だ。

中国はCPIが6%から5%に低下し金融緩和期待もあるが温首相が不動産価格高騰抑制策を続けると表明し、金融緩和で続いていた株価上昇に水を差している。今週は住宅価格の発表がある。

英国は雇用、BOE四半期リポートがあるが、ここのところのポンドは小動きである。低成長とインフレ懸念という金融政策でのジレンマはあるが焦点がユーロとなっているだけに動きづらいようだ。豪はRBA議事録。前回は利下げを行ったがまだ12月もインフレ低下見通し消えず再利下げの予想がある。NZは26日に総選挙を控えているが財政状況が苦しいだけにやや陰りを見せている景気に対策は打ち出しにくい。また外部要因の悪化で当初、年末の利上予想は来年へと先送りされている。今朝の3Q小売売上は強くNZドルを上昇させている。

南アはインフレがターゲット上限に近づいているが成長率を下方修正しているだけに利上げは難しい。また過激な行動言動をする青年リーダーマレマ氏の党員資格を5年間はく奪したが、貧困層に人気があるだけに暴動などに繋がる可能性もあろう。

全体的に明るい見通しはないが、世界フラット化へ先進国の勢いが低下しているということだろう。その分新興国が伸びている。

【今週の注目指標】

11/14
(月)

(NZ)小売売上
(日)3QGDP、鉱工業生産・確報、投信概況
(仏)経常収支
(ユーロ圏)鉱工業生産

11/15
(火)

(豪)RBA議事録
(仏)3QGDP、非農業部門雇用者・速報
(独)3QGDP、独ZEW景況感調査
(英)消費者物価指数、小売物価指数
(ユーロ圏)3QGDP、ZEW景況感調査、貿易収支
(米)生産者物価指数、小売売上、ニューヨーク連銀製造業景気指数、企業在

11/16
(水)

(日)日銀金融政策決定会合
(英)失業率、失業保険申請件数、BOE四半期インフレレポート
(ユーロ圏)消費者物価指数
(米)消費者物価指数、対米証券投資、鉱工業生産、設備稼働率、NAHB住宅市場指数

11/17
(木)

(NZ)生産者物価指数
(日)金融経済月報・基本的見解
(香港)失業率
(英)小売売上
(ユーロ圏)建設支出
(米)住宅着工件数、建設許可件数、新規失業保険申請件数、フィラデルフィア連銀景況指数

11/18
(金)

(中)主要70都市住宅価格
(独)生産者物価指数
(加)消費者物価指数、景気先行指数
(米)景気先行指数

11/20
(日)

(スペイン)総選挙

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り※チャートはクリックで拡大できます

前回の「注目通貨ペア!」

ドル円
豪ドル円

【ドル円】 予想レンジ:76-81
日銀の円売り介入効果が薄れ、介入週の半値以下となった。週後半欧州問題進展でリスク選好の動きがあったが、ドル円での円売りには繋がらず(クロス円は円売り勝り円安)

(先週の予想は以下の通り)
日本は今週より来週14日(月)の3QGDPが注目される。大震災からの復興で前期比+1.5%、年率+6.2%と高い伸びが予想されている。

10月31日の今年3回目の為替介入は75円台で始まり先週終値も78円台となった。効果がないわけでもない。問題は持続性である。貿易黒字は激減しているが所得黒字と国内不況の為でお金が必要になった法人や個人が外債を償還する円買い圧力がある。介入は3月、8月、10月で約12兆円程度となっているだろう。これで経常黒字分をほぼ相殺した感じだろう。後は個人・法人の外債償還の円買いを相殺すればいい。

ただ晩秋なので3月や8月の介入時のようなリパトリや利払いの円買い圧力はなく、また輸出予約の季節的なはげ落ちでの円買い圧力はない。円相場はドル円の円高は目立つがクロス円では落ち着いてきている。

少し興味のある話がある。国家戦略会議で元日銀副総裁岩田一政氏が円高是正に向けて50兆円規模の「金融危機予防基金」の創設を提案していることだ。日銀が円で外債を50兆円購入し、損失を財務省が負担する仕組みで、為替介入資金を市場に放置する非不胎化介入と同様の効果が得られるとしている。これに対し、日銀の白川方明総裁は、円高がマクロ経済に与える影響を深刻に認識しているとし、日銀は思い切った金融緩和を続けていると応じた。願わくは現役日銀副総裁時代に提案して欲しかったものだ。

テクニカルでは年足陰線。9月、10月は連続陽線。今月は介入の反動で陰線スタートであったが、先週寄り引き同時まで戻す。週足は介入週で大陽線。日足はボリバン上限を上抜いたがそこからバンド内へ戻り、まだバンド上限で推移(バンドは75.39-78.40)。雲上スレスレで踏みとどまっている(雲は76.81−78.09)。10月17日-20日の下降ラインを上抜け。スイスの介入と同じように介入の高値は抜けないが高値圏でもみ合っている。5日線上向き。

【豪ドル円】 予想レンジ:79-84
週前半はギリシャに続いてイタリア債務問題懸念でリスク選好後退となり豪ドルも売られたが週後半は両国も新政権誕生の報道でやや買い戻されて越週した。

(先週の予想は以下の通り)
10月の豪ドルは主要9通貨で最強であった。対円で10.52%、対ドルで8.92%、対NZドルで2.84%上昇した。年間ではまだ5位であるが10月はMVP並みのパフォーマンスであった。世界全体がリスク選好の流れになると豪ドルは強い。資源価格の上昇も豪ドルを押し上げた。7月半ばから続いている市場の利下げ予測もこなして上昇した。特に先週は中国が中小企業向けの景気対策を打ち出したこと、金融引き締め感が後退したこと、上海株が週を通じて全日陽線となったことも輸出相手国1位が中国だけに好影響を及ぼした。カンタス航空の長引くストに嫌気が差した経営陣は営業停止という手段に出て心配されたが仲裁機関が運行再開を命じ解決へ向かっている。

主に外部要因で引き上げられた豪ドルであったが内部要因はやはり以前ほどの強さはない。雇用、小売売上、住宅など月替わりで強弱マチマチの数字が出る。他国と比べればまだ良好な状態であるが。ただ金融機関の資本力や流動性には問題がないと中銀は説明している。

さてRBAは、先週は市場予測通り0.25%の利下げを行った。民間予測は7月からインフレの収束を取りあげていたがそれが事実となって表れてきていた。3QCPIは小幅な伸びを示したものの、基調インフレ率は予想を大きく下回った。3Qの総合インフレ率は前期比0.6%となった。基調インフレ率は前期比0.3%にとどまり、市場予想0.6%を下回った。2002年以来の低水準となった。また10月TDインフレ指数も前年比2.6%と9月の2.8%から低下した。インフレの収束と現在の金利では融資残高が伸びないということも利下げ要因となった。今週は雇用統計の発表があるが、弱ければ12月のさらなる0.25%の利下げにつながるだろう。先物金利市場は織り込み始めている。

テクニカルでは豪ドル円は年間では短い陰線だ。月足は5カ月連続陰線であったが10月は大陽線となった。今月は陰線スタート。日足はボリバン下限から日銀介入でボリバン上限を一旦越えた。現在はバンド内。雲の上にいる。雲の上は7月以来である。10月26日-27日の上昇ラインは下に切っている。そのラインが上値抵抗となろう。10月31日-11月1日の下降ラインは上抜いている。晩秋の円安需給は豪ドル円を支えている。5日線上向きでこじっかりとした動きとなるが雇用統計には気をつけたい。

来週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

来週の「注目通貨ペア!」

ドル円
NZドル円

【ドル円】 予想レンジ:75-80
本日は3QGDPが発表される。4四半期ぶりにプラス成長となる見込み。予想は前期比+1.5%、前期比年率+5.9%の予想だ。大震災によるサプライチェーンの寸断から生産が回復し消費マインドも改善し成長率を押し上げる。ただ一時的な現象と見られ今後は欧州債務問題やタイ洪水、また円高などで景気下振れが続くとされる。ギリシャショック、イタリアショック、米国財政赤字問題など、少し古くはリーマンショック、ドバイショック、上海ショックなど何があろうと日本株が世界で一番下落しデフレを進行することが心配である。政府はその都度、外部要因と説明して対策を怠っておりジャパンショックに気が付いていない。結果的に日本は円高デフレ株安政策をとっているとしか思えないし、今後の増税での消費減やTPPによる物価の低下はそれを加速するだろう。

本日はまた10月投信概況が発表される。このところ残高は減少し続けている。6月は27.9兆円、7月27.2兆円、8月25.8兆円、9月23.5兆円。今年の3度の介入は合計で約12兆円と推定されている。経常黒字は1-10月で約10兆円なのでそれは介入で賄っている。ただ資本収支の面ではこのように外貨投信の残高減少、また機関投資家、企業、個人も外債、外株を処分している。また東日本大震災での海外からの保険金の流入もある。まだ介入を行わないと円高は止められないし、介入は休んでも輸出の円買いは日々出る。介入をすることの是非はともかく需給的には円売りが足りない。それを円を買っているのは投機筋と言って逃げてはいけない。日本の10月31日の円売り介入に対し、既に世銀ゼーリック総裁、ECBパラモ専務理事、米財務省コリンズ次官補などが批判しているが週末来日したラガルドIMF専務理事は「各国で連携した協調介入のほうが望ましいとしつつ、為替レートの過度の変動や無秩序な動きを許容しないG-7の声明と合致する」と理解を示した。 ラガルド専務理事は仏財務大臣時代にも日本の介入について好意的な発言を行っている。3月のレゼコー紙とのインタビューで、「中央銀行による介入には驚きの要素が必要だと指摘。IMFとG-7には日本を支援する用意がある」と語っている。 

また日銀は政策決定会合を行う。スイス中銀は宣言通りユーロスイスを年初来安値から約23%上昇(スイスフランの下落)させてほぼ年初始値にまで戻している。日銀も財務省と協力して日銀の目標である「物価安定」通り政策を変更すべきだろう。FRBは雇用と物価の安定という二つの目標を負わされているが日銀は一つだけなので楽である。それもできないということは、デフレはさらに進行していくだろう。

(テクニカル)
ドル円=年足陰線。円は再びスイスを抜いて通貨番付首位となった。9月、10月は連続陽線。今月は介入効果薄れ陰転。先週は陰線となり先々週の大陽線の半値を下回った。日足はボリバン中位まで下落してきた。下限は75.45である。10月31日-11月1日の下降ラインと接する ところ。上限は78.70。雲中へ落ち雲の下も近い(雲は76.86-78.09)。11月7日-8日の下降ラインに沿う。5日線下向きである。

【NZドル円】 予想レンジ:58-63
NZドルは先週対円、対ドルで下落した。対豪ドルでは横ばい。株価も横ばいとなった。外部要因では引き続き欧州債務問題が影響しているがギリシャからイタリアで、新政権誕生により一息ついている。中国は10月CPIがこれまでの6%台から5%台へ低下し金融緩和期待が高まるかに見えたが、温家宝首相が不動産価格高騰の抑制は続けると発言し株価が下落した。NZドルへの好影響はなかった。NZの経済指標は雇用、住宅、景況感、貿易で悪化していたが、先週は11月ANZ消費者信頼感指数が前月の112.2から109へ低下、10月食品価格は前月の-1.0%前月比から-1.3%、REINZ10月住宅指数は売上は増加したが価格は下落している。10月BNZ製造業指数は前月の50.5から46.5へ低下した。力強さのある指標は出てこないが今朝の3Q小売売上は前期比+2.2%と予想の+0.6%、2Qの+0.9%を上回る強いものとなった。今週はさらにPPIの発表がある。

さてボラード中銀総裁は欧州債務危機がNZ経済や金融市場にも影響してくると以下のように発言した。「ユーロ圏危機は、国内の銀行にとってオフショア債券市場へアクセスすることを困難にしている。資金需要の低迷に加え、国内銀行は十分な自己資本を持つことから、現時点で債券を発行する必要性はないとする一方、そうした情勢は近いうちに一変する可能性もある。各行が今後数カ月内に債券市場に戻った際には、資金調達コストは年初に比べかなり高くなるだろう」と述べた。NZの銀行は、慢性的な国内家計部門の低貯蓄率により、資金調達における対外依存度が高い。

一方キー首相は政府の債務より、民間、個人の債務問題を危惧していると発言した。S&Pは昨日、民間部門の債務はGDPの150%となっていることを公表した。既にS&PはNZを格下げしているが、今後はムーディーズがどう出るかがポイント。見通しの引き下げか、1段階程度の格下げはあるかもしれない。以上勘案し次回政策金利決定は12月8日であるが、2.5%で据え置きとなるだろう。

(選挙世論調査)
依然政権与党がリードしているが、11月第2週は国民党が50%を割り込んだこと(49.5%)は衝撃となっている。11月第1週は54.2%であった。労働党は29.1%から28.7%へ下落、緑の党が10.1%から12.6%へと伸ばした。

(テクニカル)
NZドル円は年足陰線。年初始値は62.97。月足は10月は陽線。10月末に介入があったが今月陰線スタートで10月分の上げを半分以上失っている。週足は先々週の上ヒゲの長い寄り引き同時線をきっかけに下げている。日足は日銀介入にもかかわらず上昇ラインを次々に下に切っている。介入で一瞬雲の上に出でたが雲の下限まで落ちている。雲は60.05-63.09。ボリバンは59.78-63.0。5日移動平均線は下向き継続。11月9日-10日の急な下降ラインは上抜いているので下げスピードは弱まるか。10月31日-11月9日の下降ラインを上回るか。

メルマガ無料配信中!

メルマガの配信をご希望の方は右のボタンより登録ページへお進みください。

マーケットビュー メルマガ登録

セントラル短資FXで取引をはじめる 当社でお取引をご検討の方

無料セミナ―を受講する

セントラル短資FXが提供する無料セミナー

「マーケットビュー」執筆陣も出演中。外貨投資の基本からFXのトレードテクニックまで各種セミナーを開催しています。

取引をはじめる

オンラインでスピード口座開設 最短翌営業日で開設

口座開設

!
  • ※当社による情報サービスは、お客さまの投資判断に当たって参考となる情報の提供を唯一の目的としており、断定的な判断の提供や特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
    当社および情報提供者は、情報の正確性、完全性、適時性等を保証するものでは一切なく、情報の内容を予告なく変更する場合があります。また、当該情報の利用によって生じたいかなる損害についても、一切責任を負うものではありません。投資の最終判断は、お客さま自身で行ってくださいますようお願いします。
    当社が提供する情報の著作権は、セントラル短資FX株式会社または情報提供者に帰属します。当社の事前の承諾なく情報の全部または一部を引用、複製、転送などにより利用することを禁じます。
マイページログイン
口座開設
わからないことは
0120-30-8806 携帯電話・PHSからもご利用いただけます。
ご利用いただけない場合 03-6833-0250

受付時間:午前07:00〜午後09:00(平日)
※口座開設をご検討中のお客さまは
午前08:00〜午後07:00(平日)