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マーケットビュー

月曜 野村雅道の今週注目!の経済指標 マーケットが注目する指標を大胆解析

今週のマーケット
「EU首脳会議、介入は、米GDP、EU中国首脳会議」

更新日:2011年10月24日

10月24日(月)−10月28日(金)

今朝はドル円ほぼ変わらず、他通貨は若干ドル高でシドニー市場がスタートした。介入の可能性は後述するように低いが一応想定しておきたい。介入があるとすれば仲値決定後が一般的だ。

今週はEU首脳会議、EU中国首脳会議、米国3Q・GDPを中心に展開する。対ドルで史上最高値を更新した円だが、晩秋の円安需給でドル以外の通貨に対しては弱いので円売り介入に大義名分が立ちにくい。8月のスイス売り介入時はスイス全面高であった。

さて週末のEU首脳会議は以下のようになったがより包括的な具体論は26日に発表される。

  • 金融機関の経営を安定させるため、域内の銀行に総額1000億ユーロ規模とされる資本増強を求める措置についてはおおむね合意した。
  • 「EFSF」の支援能力の拡充については、具体策を巡って、ECBも関与させたいとするフランスと、反対するドイツなどとの間で歩み寄りが見られたものの、合意には至らず。
  • 財政危機に陥っているギリシャの債務を減らすため、国債を保有する民間の銀行に債務を大幅に削減するよう求めることについても銀行側との交渉が続いている。
  • 26日に再度EU首脳会議を開いて包括的な対策で最終的に合意する為ぎりぎりの交渉が続いている。

ユーロドルは今月はここまで1.33から1.39まで上昇しているように市場は債務問題改善の議論を期待している。「議論―紛糾―決裂―再開―議論―妥協」という流れで遅々だが進んでいくのが欧州のリズムであろう。なんらかの失望材料があってもそれで終わりでなくまた進んでいく。それは戦後6カ国で始まった欧州石炭鉄鋼共同体から続いている。

さてタイミングが良すぎると思われるが、EU中国首脳会議も開催される。既に個別でユーロ各国に資金援助を行っている中国だが、やや景気減速でもそれを継続出来るかどうかにも注目したい。ただ根本は、最近は減速している独経済を中心に欧州経済が回復基調に戻せるかどうかにかかっている。今月は通貨とともに欧州株は回復してきている。

米国は3QGDPが発表される。2Qの前期比年率1.3%から3Qの予想は+2.3%となる。株価も底堅くなっているが、この通りの数字が出ればリスク選好で円安株高の流れとなろう。その他米国は主要企業の決算や耐久財受注、ケース・シラー住宅価格指数など数多くの指標が出る。

心配なのは中国上海株の下落である。今年は日独株が二桁以上の下落を見せているが上海はそれより弱い。金融引き締めや3Q・GDPの減速が影響している。多くの国が中国を輸出相手国の上位にしているだけに、中国の回復がない限り、リーマンショック以降のような強い世界の回復にならない。欧州債務問題の解決にも影響してこよう。

今週は豪、NZ、独、日本などがCPI(消費者物価指数)を発表する。景気減速でなかなか物価は上昇しない。各国とも前期比伸びないだろう。豪は既にRBAが利下げを示唆している。11月1日の政策金利決定の大きな材料となる。CPIとPPIが発表される。NZは「今週の注目通貨」で詳述したい。独のCPIは前月と変わらない予想だ。カナダは政策金利決定があるが1%で据え置き予想だ。 南アはPPIの発表がある。先週のCPIや小売売上は強かったが南アランドは強くない。今年の通貨番付の最下位を走っている。工業資源価格の下落、貿易相手国1位の中国の景気減速も効いているのだろう。スイスは8月に中銀の自国通貨安宣言と大規模介入で売られていたが、やや一休みし、再び通貨番付首位にいる円に迫ってきている。EU首脳会議がまとまればスイスは対ユーロで売られるだろう。英国ではキング英中銀総裁が、CPIの上昇率は9月にピークに達した後、2012年に「急速」に低下するとの見方を示している。

【今週の注目指標】

10/24
(月)

(NZ)ニュージーランド休場(レイバーデー)
(豪)生産者物価指数
(日)貿易統計
(ユーロ圏)総合PMI、製造業PMI、サービス部門PMI、鉱工業受注
(米)シカゴ連銀全米活動指数

10/25
(火)

(NZ)消費者物価
(香港)貿易収支
(英)経常収支
(加)小売売上高、中銀政策金利発表
(米)S&P/ケース・シラー住宅価格指数、消費者信頼感指数、住宅価格指数、リッチモンド連銀製造業指数

10/26
(水)

(豪)消費者物価
(日)企業向けサービス価格指数
(米)耐久財受注、新築住宅販売件数

10/27
(木)

(NZ)RBNZオフィシャル・キャッシュレート、貿易収支
(日)日銀金融政策決定会合、 日銀展望リポート、商業販売統計速報
(ユーロ圏)マネーサプライM3、消費者信頼感・確報
(南ア)生産者物価指数
(米)GDP・速報値、個人消費・速報値、新規失業保険申請件数、中古住宅販売保留
(独)消費者物価指数・速報

10/28
(金)

(日)失業率、有効求人倍率、家計調査、全国消費者物価指数、鉱工業生産・速報
(スイス)KOF先行指数
(米)個人所得、個人支出、PCEデフレーター、コア・デフレーター、雇用コスト指数、ミシガン大消費者信頼感指数・確報値

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り※チャートはクリックで拡大できます

前回の「注目通貨ペア!」

ドル円
豪ドル円

【ドル円】 予想レンジ:75-80
先々週の週足陽線から先週は陰線となった。独仏首脳の銀行資本増強での合意やEFSF機能拡充を全17カ国で可決したがその具体策で市場に疑念強くリスク回避の円買いが進んだ。

(先週の予想は以下の通り)
外部要因の改善でのリスク選好と「晩秋の円安」の需給で円は3週連続陽線となった。8月のS&Pによる米国格下げも落ち着き米株価も上昇している。欧州債務問題では独仏首脳やバローゾ欧州委員長がリーダーシップを発揮して銀行の資本増強に務め、EFSF機能拡充では漸く17カ国すべてが可決することとなったからだ。需給的には秋になり年度初めから先行してドルを売っていた輸出勢が一服、コンスタントに買いを入れ、また寒くなるとそれが増す輸入勢のドル買いが出るからだ。個人の投資家も8月、9月は損切りの売りが目立ったが、9月下旬からは一旦整理がついたか落ち着いてきた。ユーロ円などクロス円に損切り買いが増えていることがドル円を押し上げている。

日本もいろいろ問題が多い。膨大な財政赤字、年金受給年齢延長問題、TPP問題がある。貿易収支ではかつての黒字大国から今年は48年ぶりに赤字となりそうだ(8月で1.5兆円の赤字)。外貨投信も残高が徐々に減少し全体では国力の衰えは否めない。それが素直に円安に反映すれば回復の道も開けるが、実際には円は景気には関係のない経常黒字の大きさで高値圏で推移し政府も傍観している。今週は月例経済報告や日銀支店長会議がある。

テクニカルでは主要9通貨の年間番付では首位を維持しているが再びスイスに若干追いつかれてきた。年足陰線。9月は4カ月ぶりに陽線。今月も陽線スタート。日足は先週後半からやや日々の値幅が拡大してきた。膠着・のんびり相場に慣れたものとしては注意したい。またついに一目の雲に接してきた(雲は77.40-78.70)。狭いボリバンの上限に接してきている(76.21-77.30)。5日移動平均線は10月2日に上向く。雲に入れば7月8日以来となる。

【豪ドル円】 予想レンジ:78-83
RBA議事録ではインフレの落ち着きと利下げの示唆があった。欧州債務問題改善でリスク選好も一服しやや円高推移となった。

(先週の予想は以下の通り)
外部要因、内部要因ともに好転した。外部要因ではサルコジ仏大統領とメルケル独首相が「欧州の銀行の資本を増強する。独仏は完全に同意している。成長と金融の機能を確実にするため、経済が必要としている措置だ」と発言したことで市場は好転した。ギリシャのデフォルトへの懸念の高まりを受け銀行が十分な資本を持つため「必要なあらゆる措置」を取ると明言した。EFSF機能拡充問題も難航したスロバキアを含めすべての国が承認した。また10月23日のEU首脳会議、11月3日のG-20サミットまでに計画をまとめると約束した。また中国上海市場の株価上昇もリスク選好の流れに寄与した。今週の中国は2QGDP、小売売上など重要指標が発表される。

国内要因はまだマチマチであったが9月雇用統計が改善し豪ドルを上昇させた。予想が、失業率が5.3%、新規雇用者数は+1万人のところそれぞれ5.2%、+2.04万人となった。直前に発表された9月ANZ求人広告が前月比-2.1%(8月は-0.7%)と悪化していたので意外な強さであった。9月NAB企業景況感指数は-2で8月の-8より改善した。同じく企業信頼感指数は+2と8月の-3より改善した。ただ今月の焦点は下旬に発表される3QCPIだ。2Qは洪水の被害で果物価格が上昇しインフレターゲットを超えていたが、そこからは落ち着いてくるだろう。ターゲットの3%を切ればまた利下げ思惑が強くなる。その前の18日にRBA議事録の発表がある。長期金利は7月半ばのウエストパック銀行の利下げ予測以来、欧州債務問題不安もあり5%から4%を割り込むところまで低下したが、先週からは株価上昇に連れ4%半ば近くまで戻している。

テクニカルでは豪ドル円は年間では陰線、月足は5カ月連続陰線であったが今月は長い陽線に転じている。先々週の週足の長い下ヒゲが効いて先週は週足大陽線となった。日足はボリバン下限から反発して現在はボリバン上限に近い。バンドは72.26-80.99.5日移動平均線は10月7日から上向いている。9月29日-30日の下降ラインを上抜いた。現在は10月4日-5日の上昇ラインに沿っている。一目の雲にも近寄ってきた。上昇ラインを下に切る時だけ注意したい。

さて炭素税導入提案以来、支持率が低下しているギラード政権であるが、政府は、低迷する支持率回復を狙い、新たな法人・個人減税策を打ち出すようだ。スワン財務相が税フォーラムで明らかにした。法人減税をめぐっては、特に世界的な景気低迷と豪ドル高の影響を受けている製造業や観光業向けを検討。個人減税では、課税最低限引き上げによる低所得層に対する優遇策を導入する方向だ。ただスワン財務相は具体的な実施時期への言及は避け、今後半年の検討を経て「国内経済が減税策に耐えられる限りにおいて実行する」と述べた。  
  世界的に景気が鈍化しているため、豪政府が目指す2013年7月までに財政黒字化も暗雲が立ち込めており、減税策が実行できるかは不透明な部分もある。

来週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

来週の「注目通貨ペア!」

ドル円
NZドル円

【ドル円】 予想レンジ:74-79
円は対ドルでは戦後最高値を更新したが、8月8日の緊急G-7での「市場が決めた相場を支持する」の声明以来介入は行われていない。円高対策が打ち出されたが、円安へ需給を変えるような政策はなかった。総額5000億円規模だが、現在の日本の対外純資産は約3兆ドル、1円 の円高で3兆円の資産目減りとなるなかで一時的な5000億円の対策はないよりましだが相場を円安に持っていくことは出来ない。介入を行っても大規模、持続性のあるもの、各国協調的なものになることは難しい。また今月だけを見るとここまで円の独歩高ではなく、主要9通貨で7位の順位という円が総合的には弱い月であるだけに日本の介入に欧州の同意は得にくい。

今週は外貨投信の払い込みが数件あるが、今年はお金が集まらず、残高は減少を続けているのが実態である。日銀政策決定会合があるが、大震災から落ち込んだ景気からは持ち直しているというだけでは材料にならないだろう。需給では75円台に入れば損切りの売りが控えている。また今週は月末週なので輸出のドル売りも後場に増えるだろう。雇用など月末指標の発表、日銀総裁会見、野田首相所信表明がある。海外著名コンサルタント会社が、日銀が国債購入を大幅に増額するとの観測レポートを出したことで海外勢の円売りを誘った。

テクニカルでは年間番付首位を維持して年足は陰線である。10月は陽線から陰線に転じた。始値は77.12であった。日足は先週は一目の雲に入らず、金曜に大きく下落した。10月12日-17日の上昇ラインを下抜け、狭いボリバンの下限も一旦下抜いた(ボリバン=76.17-77.27)。一目の雲は77.04から。5日移動平均線は10月19日に下向き下落した。7月8日以来の雲入りはならず。10月17日-20日の下降ラインを下に平行移動して先週金曜の安値に接した下降ラインを下値抵抗としたい。本日月曜なら75.70あたりが第一ポイント。次は10月12日の安値に接したラインでこれは75.30。上値のポイントはオリジナルの下降ラインの76.80や雲下限の77.04となる。

【NZドル円】 予想レンジ:59-64
NZドルは外部要因で振れた。先々週は独仏首脳の奔走で欧州債務問題改善への進展が見られリスク選好でNZドルも上伸した。先週はEU首脳会議を前に市場が期待するほどの具体策は出ないのではという危惧から下げたが週末に銀行の資本増強がEU首脳会議で合意の見通しでやや戻して越週した。

依然外部要因で振らされる展開が続くが今週は国内要因が多くなる。3QCPI、10月NBNZ企業信頼感指数、政策金利、10月貿易収支と続く。2QCPIは前年比+5.3%とインフレターゲットの上限3.0%を大きく上回ったが、その後の世界経済の減速によるNZの主要輸出品の酪農製品価格も下げているので3Qはやや低下し+4.9%の予想だ。政策金利は据え置きが予想されている。地震への緊急避難的に下げた2.5%の政策金利であったが、世界経済の減速、欧州債務問題での混乱で据え置かれる予想が多い。ただ今後12カ月では予想の平均では0.33%の利上げが行われるとなっている。またボラード総裁の直近のコメントは「地震からの復興で最低5年間経済成長とインフレ圧力が押し上げられ、金融刺激策の必要性が解消されている」となっている。世界への配慮を除けば利上げを行いたいということだろう。為替については「依然として過大評価されている」との見方を示しているがこれは政府も共有している。ただ介入など何らかの行動に出る可能性は極めて低い。
さてNZの格付けではフィッチとS&Pが経常赤字は対外債務で格下げし、最上級に置いているムーディーズと2段階の差がついている。今後のムーディーズの動向が気になるところだが、イングリッシュ財務相は10月18日、「最近、ムーディーズの関係者と会談した。NZに関して何らかの兆しは示唆されなかった」などと発言した。格付け会社と財務相(企業では財務担当者)と面談することは普通にあることだが、据え置きか格下げの判断を公表する日が近くなっているのだろう。注意したいが、もし格下げされてNZドルが売られても、反応は一時的、長くて1日程度だろう。またフィッチは政府保証のANZとウエストパック銀行の債券をAA+からAAへ格下げしたがこれは先のソブリン格付け格下げに従ったものだ。
物価についてはここ4カ月下落していたフォンテラ社の乳製品オークション価格だが漸く下げ止まってきている。来週は9月貿易収支の発表があるがまだ輸出金額増加への反映はないだろう。
今週は久々にNZの国内要因を注目する週であるが、引き続き欧州債務問題、減速しつつある中国経済からも目を離せない。

テクニカルではNZドル円は今年はここまで陰線。8月までは陽線であったが9月に円より弱くなった。ただ今月はここまで月足は陽線となっている。週足は10月3日の週に下げていたところから寄り引き同時、翌10月10日週に大陽線、先週はやや下げた。日足は10月4日-12日の上昇ラインを下に切っている。ボリバン下限から回復していたが、上限や雲の下限に近づく前に小反落した。ボリバンは57.54-62.98。一目の雲は63.76-65.10。5日移動平均線は下向きである。

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