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マーケットビュー

月曜 野村雅道の今週注目!の経済指標 マーケットが注目する指標を大胆解析

今週のマーケット 「BRICS財務相会議とFOMCに注目」

更新日:2011年9月20日

9月20(火)−9月23日(金)

今週はBRICS財務相会議を注目している。世銀・IMF総会に先んじて22日に行われる。先週は中国がイタリア国債に投資する報道も流れたが、やはり日米欧ともに自国の債務問題があり、南欧債務国もラストリゾートとして中国を始めとするBRICS諸国に頼らざるを得ない。ここで何らかの支援策に言及出来れば通貨ユーロも落ち着くだろう。経済の覇権が欧米から移る兆しとなるかもしれない。BRICS財務相会議が終われば世銀・IMF総会があり、その流れでラガルドIMF専務理事やトリシェECB総裁などの講演もある。

ギリシャはEU・IMFもギリシャ支援を続ける予定だが国民が増税・緊縮政策に耐えられずデモで抵抗し話が難航している。ギリシャ首相は今週国連総会に出席する予定であったが、野党との緊縮政策での交渉を取り止め、それが週初のユーロ売りに繋がった。先週はサルコジ仏大統領、メルケル独首相、パパンドレウ・ギリシャ首相の首脳会談でギリシャへの金融支援が再確認されたこと、日米欧主要5中銀による年末越えのドル資金供給措置を受けて1.3937ドルまで反発したのであったが。今朝はS&Pのイタリア格下げでまたユーロが売られている。

米国はFOMCがある。日本と異なり雇用にも責任を持つFOMCだけに現在は苦しい立場に置かれている。既に2013年半ばまで超低金利を維持することを表明し、これだけでも異例の金融緩和なのだが市場は貪欲で実際の結果が出るまで次の一手を常に要求してくる。ツイストオペレーション(短期債を売り、長期債を買い、長期金利の低下を狙う)には触れるだろうが、QE3に言及しなければ失望という流れにもなってくる。またオバマ大統領は富裕層中心の増税で財政赤字削減策を表明したが野党の反対もあり前途多難だ。

英国は、21日に公表される9月7-8日の英中銀金融政策委員会議事録での、インフレ見通しや資産購入枠拡大に関する協議を見極める展開となる。スイスフランは中銀がスイス安政策を打ち出してユーロスイスが約20%上昇(スイス安)して膠着しているが、ユーロスイスが再び下落すれば、参考レンジを取り上げるなどの強い声明からはまた次の手を打ってくる執拗さはあるだろう。

NZは2QGDPの発表がある。予想は強かった1Qの前期比+0.8%から減速して+0.5%だ。大震災からの復興で他国より遅れて回復し始めたので相対的に強い指標が続き、NZドルは年初からの通貨の強さでスイスフランに次いで2位にある。緊急避難的に2.5%に下げていた政策金利を3%に引き上げてもいいのだが、ここにきて世界経済の減速が始まり、遅かれ早かれNZにも波及してくるであろうという観測で先週金利は据え置かれた。2QGDPも弱ければ利上げが少し遠のくだろう。現在ラグビーワールドカップが行われているが、これが終われば総選挙となる。今のところ与党の支持率が高い。

豪はやはり景気指標が弱い。特に雇用が弱くなっている。インフレも今後低下する見通しが強い。民間銀行は年末頃に利下げと予想している。既に住宅ローン金利を引き下げている。RBAは若干それよりも慎重だが本日の議事録に注目したい。中国は人民銀行幹部が再び金融引き締めを示唆し株価が下落している。不動産価格の上昇が止まらないからだ。

南アフリカは今週CPIと政策金利決定がある。詳しくは日本円同様に後述したい。 

【今週の注目指標】

9/20
(火)

(豪)RBA議事録
(日)景気動向指数・改訂値、資金循環統計、粗鋼生産量、全国百貨店売上高、基準地価、月例経済報告
(香港)失業率
(独)生産者物価指数、ZEW景況感調査
(ユーロ圏)ZEW景況感調査
(スイス)貿易収支
(加)景気先行指数、卸売売上高
(米)住宅着工件数、建設許可件数

9/21
(水)

(日)貿易統計、全産業活動指数
(NZ)経常収支
(南ア)消費者物価指数、小売売上高
(英)BOE議事録
(加)消費者物価指数
(米)中古住宅販売件数、FOMC政策金利発表 (ECB理事会)

9/22
(木)

(NZ)GDP
(日)全国スーパー売上高
(香港)消費者物価指数
(加)小売売上高
(ユーロ圏)消費者信頼感・速報、鉱工業新規受注
(米)住宅価格指数、景気先行指数、新規失業保険申請件数
(南ア)中銀政策金利発表

9/23
(金)

(ユーロ圏)PMI製造業・サービス業指数

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り※チャートはクリックで拡大できます

前回の「注目通貨ペア!」

ドル円
NZドル円

【ドル円】 予想レンジ:75-80
依然小動きが続く。秋なので輸出のドル売りは減っているが、外貨投信の売れ行きは思わしくなく投資家からの円売りも出ずドルの上昇もない。

(先週の予想は以下の通り)
G-7声明での為替に関する文言は8月8日にG-7史上初めて採用された「市場が決めた相場を支持する」が繰り返された。為替相場は原則市場が決めるもので介入はしないということだろう。もちろん1985年以降G-5、G-7で書かれている「急激な変化には対処」するはいつものように挿入されている。これを安住大臣が「G-7各国の理解が得られたとする」のは人が良すぎる。また財務省幹部の話として「単独介入が排除されているとは思っていない」はこれまでの「断固たる措置をとる」発言からは弱いものだ。

今週はいつもの週より外貨投信の払い込みはあるようだ。ただここ1年個人、法人ともに外貨投資残高が伸びていないのは円高要因だろう。投機筋の円買いではなく、日本の投資家の円売りがなくなって、経常黒字の円買いだけが市場に残り円高となっている。
今週の外貨投信払い込みは以下の通りである。

12(月) レオス・キャピタルワークス アジアセレクト株式ファンド
15(木) ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ  USハイ・イールド債券
16(金) 日興AM 世界の高配当株式、BNYメロン・アセット・マネジメント・ジャパン BNYメロン・Gリート通貨選択型

テクニカルでは年足陰線。8月の月足は介入あったが上ヒゲのある陰線となっている。今月は欧州通貨の下落に若干反応し陽線スタート。先週週足は陽線。日足はボリバン下位からスイスの中銀のスイス高抑制策のお陰で中位へ上昇している。8月19日-31日の上昇ラインは生きている。8月26日-31日の下降ラインを上抜いているので下げ一辺倒ではない。5日移動平均線は上向く。雲下限(現時点では78.57)に近づく。9月中間決算へ向けての円買いが残るが「なべ底」は継続している。底堅く推移しよう。

【NZドル円】 予想レンジ:62-67
先週は予想通り政策金利は据置となった。また欧州債務問題に関しては独仏首脳とギリシャ首相の会談でギリシャがユーロ通貨統合から離脱しないことが確認されたり、中国などBRICS諸国が今週欧州支援について議論することが好感されややリスク選好の流れとなりやや戻したが今週は再びギリシャ問題懸念によりリスク回避で売られてスタート。

(先週の予想は以下の通り)

NZでラグビーワールドカップが始まった。日本も参加している。さてその経済効果はどうだろう。ワールドカップ大使のマカリー氏は、このイベントがもたらす大きな利益に期待を寄せている。NZのよい特質が注目されることにより、ビジネスチャンスが増えるという見解だ。RBNZ(NZ準備銀行)は、長期的に見て、収益が望めるかには疑問を持っている。NZドルが高いのも、収益増加を困難にしている要因の一つであるという。国際的な調査からしても、カップ開催中の経済的効果に対しては、あまり楽観的になるべきではないという見方が多い。ただ二度の震災で落ち込んだ雰囲気が明るくなるだけでもいいではないだろうか。

先々週末の米国雇用統計の悪化から世界的なリスク回避の流れとなりNZドルも売られ一旦持ち直した後、ギリシアデフォルトの噂や独シュタルクECB理事の辞任の報道で再び下落した。ご存知のようにスイス中銀は具体的な相場水準を掲げてスイス高抑制策をとっている。今年の通貨番付で断トツの首位となっていたスイスが急落しているのでNZとの差はわずかとなっている。現在かろうじてスイスが首位、NZドルが2位、円がユーロを抜いて3位に上がってきている。

NZが首位戦線に躍り出たのは、やはり大震災で景気回復が他国より遅れて始まったことにある。緊急避難的な政策金利の0.5%引き下げ(3.0%から2.5%)も好影響を与えた。1QGDP成長率の上昇、輸出増、小売、住宅、雇用の改善などがNZドルを押し上げてきた。ただ8月後半に発表されたNBNZ企業信頼感が低下し、また若干であるがインフレ期待指数が低下した。主要輸出品目の酪農製品価格も下落している。他国が景気減速すればいずれその波がNZにも押し寄せてくるだろう。ただ今のところは「まだ他国よりマシ、政策金利も年末には元には戻すだろう(3.0%に)」という感じで他の通貨より強い。インフレは消費税引き上げで上昇していたが次第に落ち着いてくるだろう。

政治的には11月に総選挙があるが与党国民党がリードしている。安定的な政権が財政赤字縮小へ向けて努力していることも好感されているだろう。

選挙が終わって年末あたりまでは、底堅い推移をするだろう。そこで利上げがないような国内経済状況となればそれは深刻だが。

今週は政策金利発表があるが予想は据置だ。世界経済の減速をもう少し様子見しようといったところだ。また次期財務大臣候補の噂もあるボラード中銀総裁は成長とインフレ見通しを発表する。

NZドル円は年足かろうじて陽線である。主要9通貨番付では2位。8月月足は陰線。9月も陰線スタート。8月8日週(週足)の長い下ヒゲが効いていたが8月8日週-22日週の上昇ラインを下抜いた。日足はボリバン中位。雲に届かずまた下落。8月9日-19日の上昇ラインを下抜いている。ボリバン下限の62.45あたりを狙うかもしれない。

来週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

来週の「注目通貨ペア!」

ドル円
南アランド円

【ドル円】 予想レンジ:74-79
依然76円、77円で小動きを続けている。8月の円高からは一服しているのは、秋になるに連れ輸出のドル売りが減少するからだ。ただ膠着しているのは、スイス中銀のスイスフラン安政策でこれまで世界債務不安でヘッジ通貨として買われていたスイスフランから円をヘッジとして買う動きも出てドル円の頭を抑えている。需給的には売り買い拮抗している。8月半ばまで活発だった損切りの売りは少し減少しているがまだ残っている。

景気については先週発表された内閣府の3Q法人企業景気予測調査で景況判断BSIが改善した。日銀も9月の金融経済月報で、4ヶ月連続で景気の現状を上方修正した。供給面の制約が和らいだことで安定的に上向いてきている、生産や輸出は継続的に上向いており、震災前のレベルまでほぼ戻っているという。新政権はやや慎重な見方で、今週にも緊急円高対策を打ち出すようだ。ただ為替介入はG-7声明で楔を打たれているので難しい。介入の伴わない輸出業者への補助金という円高対策では円安にはならない。

今週は8月貿易統計の発表があるが3000億円の赤字の予想だ。貿易面からは円買い要因はないが、所得黒字の大きさで経常黒字は毎月1兆円を超える黒字となりこれが円買いとなっている。資本の海外への還流(円売り)では個人や生保、機関投資家も外貨投資に消極的となっているので大きく円売りに振れることはなくなっている。

テクニカルではボリンジャーバンドもかなり狭くなっている(76.14−77.65)。5日移動平均線は下向き。トレンドラインでは9月9日-12日の下降ラインを上抜いているがそのラインにまた下げて近づいている。需給と絡めれば急激に円高に振れることはないだろう。

【南アランド円】 予想レンジ:9.5-10.5
南アランドは2週連続で下落している。昨日は1ランド10円を割り込んだ。貴金属価格も弱い。ただ株価は先週は上昇した。すべてが弱くなっているわけでもない。今年は主要9通貨の中で最下位だ。次に弱い米ドルに対しても年初から米ドルが12.8%上昇、ランド安となっている。最弱である。ところが先週のマーカス南アフリカ準備銀行総裁はランドをさらに下落させることについての発言を行った。現在の1ドル=7.4ランドの水準は2009年初頭の水準より約22%ランド高だという(今朝は7.6台へ)。2009年初頭と言えばリーマンショックの影響がまだ続き世界的にリスク選好の回避行動が起きて資源国通貨が大幅に売られていた時でそのランド安の時代と比べるのも疑問があるが総裁がそこを基準に相場を考えているようだ。

マーカス総裁は「現在は財政赤字があるのでランドを安くする選択は限られている。保証は出来ない。為替レート操作だけでは競争力を取り戻すことも出来ない」とランド高懸念を示す製造業者に説明した。製造業者は1ドル=8.5までランド売りドル買い介入を行うことを求めている。南アの2QGDPは2011の1Q(前年同期比+4.5%)に比べて2Qは1.3%の増加に減速した。これは、予測値1.6%を下回る値である。各部門別では、製造業部門は-7%、鉱業は-4.2%、農業は-7.8%の成長となった。Nedbank は2011年の経済成長の予測値を3.4%から3.2%へ下方修正した。またスタンダード銀行も同予測値を3.8%から3.3-3.5%の成長率と下方修正した。南アフリカ財務省は2010年から約500億ドルの外貨準備を増加させた。またマーカス総裁はスイス中銀が参考相場紙制度を掲げたがそれを維持できるとは限らないとコメントしている。

さて2QGDP以外にも6月小売売上が予想を下回り、7月貿易赤字、2Q経常赤字も拡大し良い材料がないが、CPIはジリジリと上昇している。今週は8月CPI、7月小売売上の後に政策金利が決定される。予想は据置だろう。インフレ懸念もあるが世界経済の減速の波及を警戒するだろう。

今週はIMF世銀総会が週末ワシントンで開催される。大きな議題は欧米の債務問題である。それに先んじてBRICS諸国も会合し、欧州債務国へどれだけ援助出来るかを議論する。日本もそうだが欧米諸国の財政赤字も大きく資金援助する余裕が昔ほどない。成長率が高いBRICSが頼りになるが、その中では南アはやや成長率が低い。

需給では他のクロス円と異なり、ランド円は、最近は常に損切りの売りが入っていて売り圧力は残っている。ただ長期金利は6.8%あたりと豪、NZも5%以下となった今、魅力はあるので新規投資もまだ入ってくるようだ。

ランド円は年足陰線、月足は4カ月連続陰線。今月もここまで陰線である。8月の安値10.23を下抜いた。週足は8月8日週-22日週の上昇ラインを下抜く。8月4日の高値11.74と8月9日の安値10.23の間で推移したが下抜けボリバン下限も下抜いている。5日線は下向き。一目の雲はかなり上にある。

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