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マーケットビュー

月曜 野村雅道の今週注目!の経済指標 マーケットが注目する指標を大胆解析

今週のマーケット 「G-7は世界経済縮小に具体策なし」

更新日:2011年9月12日

9月12日(月)−9月16日(金)

今朝のシドニー市場ではG-7で欧米債務問題や円相場について具体的に効力のある声明が含まれていなかったことで先週末同様にリスク回避する動きとなっている。円相場は東京市場に入れば休み明けゴトビ要因もあり午前中は少しはドル買いが出るだろう。

さて週末に行われたG-7の声明では参加国の「景気減速回避と財政均衡を目指す」という矛盾することを強調していたようだ。景気減速だが財政出動が出来ない苦しい状態を示している。家計なら節約しないと大変な問題になるが、政府は節約せず増税して乗り切ろうとする。景気がより後退し、結局税収は減収となるのではないか。円相場については後述するが「市場が決めた相場を支持する」で原則、介入に楔を打たれたような感じだ。介入しても持続性のある介入は出来ないだろう。

ただ今年の世界の景気減速の根本的な原因は中国の金融引き締めであったのだろう。中国の自動車購入制限は世界経済に悪影響を与えた。その結果先週はスウェーデンのサーブの破綻にも繋がったとも言える。年初来、過去2年と違って中国自動車市場の縮小で世界の自動車株や自動車の触媒に使われるパラジウム価格が下落していた。中国の自動車市場が一度破綻したGMのみならず世界の自動車会社を支えてきたのは間違いなかったがその流れが今年は止まった。老齢化する先進国経済を中国を中心とするBRICSが引っ張ってきたがBRICSまで減速するとこの結果は仕方がないだろう。我々はより現金化しやすい資産ににしたり生活を縮小するか、逆に海外に雄飛する道を選んでいかないといけない。世界経済がフラット化する痛みを先進国は感じ続けるだろう。ただそれは破綻ではなく普通に戻ることだ。少しは覚悟しておきたい。

今週は年間通貨番付で円とともに首位争いをしているニュージーランドとスイスが政策金利を決定する。スイスは据置予想だが8月からの断固たるスイス高抑制策について説明があるだろう。ニュージーランドは緊急避難的な利下げを解除してもいい状況にあるが、今暫く世界経済の減速を様子見といったところで据置予想が多い。利上げは年末になると見られているが最近の主要輸出品の食品価格の下落も考慮するだろう。

日本は日銀短観とほぼ同じ調査内容の法人企業予測調査がある。現在の状況ではなかなかいい景況感は出ないだろう。欧州はユーロが急落しているが、下げ止まるとしたらボリンジャーバンド下限を大きく下回っているという「行き過ぎ」くらいだ。トリシェ総裁が債務問題について画期的な発言が出来るかどうか。南欧債務国債権を保有する独銀の株中心に下落する独株式市場も注目したい。ユーロはギリシア債務問題だけで騒いでいる時は通貨は下落しなかったが独株まで急落すると下げを速めた。BIS中央銀行総裁会議にも注目したい。

米国はバーナンキ議長の講演がある。地区連銀総裁のなかにはさらなる金融緩和を示唆するものもいる。議長がQE3に言及するか。弱い予想のPPI、CPIの結果次第でもある。またオバマ大統領の約4500億ドル雇用対策法案が可決されるか、その財源はどうなるのだろう。

中国はCPI上昇率が前月より低下した。これが金融政策の変化になれば株も上昇、世界的なリスク選好に繋がる。注目したい。週末発表された中国8月貿易収支は、輸入が前年比30.2%、輸出が24.5%増えて貿易黒字は177.6億となった。人民元相場切り上げプレッシャーで中国景気を冷やすと世界経済にも跳ね返ってくるかもしれない。

【今週の注目指標】

9/12
(月)

(日)企業物価指数、法人企業景気予測調査、第3次産業活動指数、日銀金融政策決定会合議事要旨
(豪)貿易収支

9/13
(火)

(NZ)製造業売上
(日)投信概況、臨時国会召集
(英)商品貿易収支、消費者物価指数、小売物価指数
(南ア)経常収支
(米)輸入物価指数、月次財政収支

9/14
(水)

(日)鉱工業生産・確報
(ユーロ圏)鉱工業生産
(英)失業率、失業保険申請件数
(加)設備稼働率
(米)生産者物価指数、小売売上高、企業在庫 、大連世界経済フォーラム

9/15
(木)

(NZ)政策金利
(香港)鉱工業生産指数、生産者物価指数
(スイス)鉱工業生産、中銀政策金利発表、ECB月例報告
(ユーロ圏)消費者物価指数
(英)小売売上高
(米)消費者物価指数、経常収支、ニューヨーク連銀製造業景気指数、新規失業保険申請件数、鉱工業生産、設備稼働率、フィラデルフィア連銀景況指数

9/16
(金)

(ユーロ圏)国際収支
(米)対米証券投資、ミシガン大消費者信頼感指数

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り※チャートはクリックで拡大できます

前回の「注目通貨ペア!」

ドル円
豪ドル円

【ドル円】 予想レンジ:74-79
G-7前の政府日銀の円高けん制よりも、スイス中銀のスイス高抑制策や週末のユーロの急落(ギリシアデフォルトの噂や独シュタルクECB理事辞任報道で)で円の連れ安(ドル高)となった。

(先週の予想は以下の通り)
日本は新政権でも円高緊急対策を打ち出すというが円高介入については前回も述べたがやはり慎重だ。財政出動というか輸出補助金のようなものでは為替相場は円安にはならない。需給的に円安となりやすい晩秋を待つしかない。政治家は日銀頼みの発言も多いが既に金利は低水準で量的緩和も行っているので新しい政策は今週の日銀政策決定会合からは出てこないだろう。

今週はまた2QGDP二次速報があるが先週の設備投資が大幅マイナスとなっただけに下方修正されるだろう。その他、国際収支、機械受注、景気ウォッチャー調査がある。76円でドル円相場が膠着している。下がりにくい感じもする。そうなるとG-7声明(市場の決めたレートを支持する)にもあったように財務省・日銀が介入しにくいので「かんぽ」「郵貯」「年金」などに買わせているのではないかという噂が出てくる。ただそういうことは実際にはない。「かんぽ」、「年金」、「民間生保」それぞれが海外投資を増やす方針がないし実際の公表されている数字を見ても外貨投資は増えていない。毎月1兆円を超える経常黒字が円高の要因であり、投機筋が円を買っているからではない。

テクニカルでは年足陰線。8月月足は介入あったが上ヒゲのある陰線。先週週足は陽線。日足はボリバン下位で横ばいだ。8月19日-31日の上昇ラインの抵抗は生きている。8月26日-31日の下降ラインを上抜いているので下げ一辺倒ではない。5日移動平均線は上向く。雲下限ははるか上にあり遠い。9月中間決算へ向けての円買いは残る。個人法人ともに外貨投資に元気なし。なべ底から若干上昇したがまた底へ。下限はボリバンで75.81。雲の下限は78.62。この間で推移か。中国では大連で世界経済会議が開催される。

【豪ドル円】 予想レンジ:78-83
週後半下落し週足は陰線となった。2QGDPは予想を上回ったが雇用統計が前回より悪化、また週末はギリシアデフォルトの噂とドイツのシュタルクECB理事辞任のニュースでユーロの急落に連れ安となった。

(先週の予想は以下の通り)
豪ドルは先週上伸した。株価はやや下落した。6月に発表された前期比-1.2%となった1QGDP以来、消費、住宅が弱く、最近は雇用も伸び悩んでいた。7月半ばには民間銀行が利下げ予想をするまでにもなっていた。ただ先週の7月建設許可、小売売上、民間設備投資などが強含み推移したことが豪ドル上昇させた。欧米株下落でリスク回避の動きもあったがよく耐えてきている。週末だけは米国雇用統計の悪化で下落した。

相場は先週末下落して8月9日-26日の上昇ラインに接している。ここを下抜ければボリンジャーバンド下限の78.06あたりが下の目標となる。年足は陰線。月足は4か月連続陰線。今月も陰線スタートとなった。8月8日週(週足)の長い下ヒゲが効いていたが8月8日週-22日週の上昇ラインを下抜くかも注意したい。ボリバン下限抜きからは戻し8月の高安の半値を上抜く。5日線上向き。雲はまだ上(85.19)にある。

また豪政府や中銀はスワン財務相の豪ドル売り介入否定に続き、スティーブンス総裁やバテリーノ副総裁も介入を否定した。介入は2008年10月の豪ドル買い米ドル売り介入以来行っていない。ただスティーブンス総裁は1豪ドル=1.1米ドルを超える水準には懸念を示している。

またスティーブンス豪RBA総裁は「豪ドル高が若干の引き締めとなっていることを認識、インフレ統計は引き続き懸念要因である。インフレの上昇圧力を緩和するため行動する可能性がある。理事会は今後数ヵ月にわたって慎重に政策を判断する」としている。今週の判断材料は2QGDP(予想前期比+1.0%)、8月失業率(予想5.1%)、新規雇用者数(予想+1.0万人)である。ただそれらの発表前に政策金利が決定されるので予想は慎重に据置である。

来週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

来週の「注目通貨ペア!」

ドル円
NZドル円

【ドル円】 予想レンジ:75-80
G-7声明での為替に関する文言は8月8日にG-7史上初めて採用された「市場が決めた相場を支持する」が繰り返された。為替相場は原則市場が決めるもので介入はしないということだろう。もちろん1985年以降G-5、G-7で書かれている「急激な変化には対処」するはいつものように挿入されている。これを安住大臣が「G-7各国の理解が得られたとする」のは人が良すぎる。また財務省幹部の話として「単独介入が排除されているとは思っていない」はこれまでの「断固たる措置をとる」発言からは弱いものだ。

今週はいつもの週より外貨投信の払い込みはあるようだ。ただここ1年個人、法人ともに外貨投資残高が伸びていないのは円高要因だろう。投機筋の円買いではなく、日本の投資家の円売りがなくなって、経常黒字の円買いだけが市場に残り円高となっている。
今週の外貨投信払い込みは以下の通りである。

12(月) レオス・キャピタルワークス アジアセレクト株式ファンド
15(木) ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ  USハイ・イールド債券
16(金) 日興AM 世界の高配当株式、BNYメロン・アセット・マネジメント・ジャパン BNYメロン・Gリート通貨選択型

テクニカルでは年足陰線。8月の月足は介入あったが上ヒゲのある陰線となっている。今月は欧州通貨の下落に若干反応し陽線スタート。先週週足は陽線。日足はボリバン下位からスイスの中銀のスイス高抑制策のお陰で中位へ上昇している。8月19日-31日の上昇ラインは生きている。8月26日-31日の下降ラインを上抜いているので下げ一辺倒ではない。5日移動平均線は上向く。雲下限(現時点では78.57)に近づく。9月中間決算へ向けての円買いが残るが「なべ底」は継続している。底堅く推移しよう。

【NZドル円】 予想レンジ:62-67
NZでラグビーワールドカップが始まった。日本も参加している。さてその経済効果はどうだろう。ワールドカップ大使のマカリー氏は、このイベントがもたらす大きな利益に期待を寄せている。NZのよい特質が注目されることにより、ビジネスチャンスが増えるという見解だ。RBNZ(NZ準備銀行)は、長期的に見て、収益が望めるかには疑問を持っている。NZドルが高いのも、収益増加を困難にしている要因の一つであるという。国際的な調査からしても、カップ開催中の経済的効果に対しては、あまり楽観的になるべきではないという見方が多い。ただ二度の震災で落ち込んだ雰囲気が明るくなるだけでもいいではないだろうか。

先々週末の米国雇用統計の悪化から世界的なリスク回避の流れとなりNZドルも売られ一旦持ち直した後、ギリシアデフォルトの噂や独シュタルクECB理事の辞任の報道で再び下落した。ご存知のようにスイス中銀は具体的な相場水準を掲げてスイス高抑制策をとっている。今年の通貨番付で断トツの首位となっていたスイスが急落しているのでNZとの差はわずかとなっている。現在かろうじてスイスが首位、NZドルが2位、円がユーロを抜いて3位に上がってきている。

NZが首位戦線に躍り出たのは、やはり大震災で景気回復が他国より遅れて始まったことにある。緊急避難的な政策金利の0.5%引き下げ(3.0%から2.5%)も好影響を与えた。1QGDP成長率の上昇、輸出増、小売、住宅、雇用の改善などがNZドルを押し上げてきた。ただ8月後半に発表されたNBNZ企業信頼感が低下し、また若干であるがインフレ期待指数が低下した。主要輸出品目の酪農製品価格も下落している。他国が景気減速すればいずれその波がNZにも押し寄せてくるだろう。ただ今のところは「まだ他国よりマシ、政策金利も年末には元には戻すだろう(3.0%に)」という感じで他の通貨より強い。インフレは消費税引き上げで上昇していたが次第に落ち着いてくるだろう。

政治的には11月に総選挙があるが与党国民党がリードしている。安定的な政権が財政赤字縮小へ向けて努力していることも好感されているだろう。

選挙が終わって年末あたりまでは、底堅い推移をするだろう。そこで利上げがないような国内経済状況となればそれは深刻だが。

今週は政策金利発表があるが予想は据置だ。世界経済の減速をもう少し様子見しようといったところだ。また次期財務大臣候補の噂もあるボラード中銀総裁は成長とインフレ見通しを発表する。

NZドル円は年足かろうじて陽線である。主要9通貨番付では2位。8月月足は陰線。9月も陰線スタート。8月8日週(週足)の長い下ヒゲが効いていたが8月8日週-22日週の上昇ラインを下抜いた。日足はボリバン中位。雲に届かずまた下落。8月9日-19日の上昇ラインを下抜いている。ボリバン下限の62.45あたりを狙うかもしれない。

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