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マーケットビュー

月曜 野村雅道の今週注目!の経済指標 マーケットが注目する指標を大胆解析

今週のマーケット
「誰が景気刺激出来るのか、米歳出削減、中国金融引き締めで」

更新日:2011年8月8日

8月8日(月)−8月12日(金)

G-7緊急電話会議後の声明

  • 米財政赤字削減策やギリシャ支援を歓迎
  • 必要なら協調行動
  • 無秩序な動きには適切に協力-為替

野田財務相
「日本政府として市場安定、成長確保を期待」、「介入うんぬんよりまずは市場を注視」

先週初めは米国政府債務上限引き上げ問題で揺れたが今週は先週末NY市場引け後に発表されたS&Pの米国債格付け引き下げの影響でまた市場が荒れるものと見られてG-7各国は財務相緊急会議を行うようだ。米ドル資金供給体制を十分にし、日本などが米国債の購入を継続するということを表明するのだろう。ただここに米国債最大保有国の中国が加わっていないのは片手落ちだろう。今や中国を抜きにして欧米債務問題は解決しない。中国は既にギリシャ国債やEFSF(欧州安定化基金)債を購入して安定化に寄与している。

米国債格下げより重視していることは中国の金融引き締めや米国のQE2終了、さらには政府債務上限引き上げに関し歳出削減が盛り込まれたことだ。これでは世界経済は減速に追い込まれる。この兆しは年初からあり、白金、パラジウムなどの工業資源価格の低下が始まっていた。世界の主要株価は先週のダウ急落もあり年初からのプラス圏の市場はなくなった。これまで欧米債務問題の不安でヘッジとして買われていた金・銀も下げ始めている。

ここへS&Pの米国債格下げがあった。米国にとって初めてのことでショックは大きいが、日本国債の格下げを見てもわかるように長い目で見れば大きな影響はない。格下げ以前と同じことが淡々と進む。景気減速で金利は下がり、株価も下がる。ただ通貨ドルはそれほど素直ではない。資源価格下落などのリスク回避する流れで資源売りドル買いも出ることがある。先週は円売り介入にも拘わらず資源国通貨は弱かった。売り介入していない豪ドル,NZドル、南アランド、カナダドルが円よりも下げた。それらの通貨でドル買いが出ていたのであった。

今週は中国では再び上昇すると見られている7月CPIを始め貿易収支など多くの指標が発表される。CPIは食品価格の上昇に歯止めがかからない中、市場では7月のCPI上昇率が6月の6.4%を超えるとみる向きが多い。また中国当局が米国債格下げで今後の米国債投資についてどのようなコメントを出すかも注目される。

米国はFOMCがある。先週末の雇用統計はやや改善したものの慎重な姿勢は崩せない。ただ量的緩和策などの再開はないだろう。景気は減速しているが日本の大震災の影響を考慮すればそれほど深刻ではないからだ。米国を始め中国など今週は貿易指標が日、独、英、加などで 発表される。短期的な影響はないが中期的トレンドを作っているのは貿易収支である。また今週はNZ、米、中、南アなどが小売売上を発表する。消費の低迷する国、底堅い国とマチマチだ。豪も消費を中心に弱いが、炭素税の導入の負担もあり景気減速予測の強まりで利下げ予測も強い。今週は豪雇用統計がある。ただIMFなどは、インフレは高止まりで利上げを推奨している。民間は利下げ、IMFは利上げと予測が分かれている。

NZの景気指標は底堅く、震災での緊急避難的利下げをした政策金利をもとの3.0%へと秋以降戻す予想が強く、それが弱い豪ドルとの格差を作り上げている。ただ世界経済が減速すればNZドルも頭を抑えられるだろう。

欧州はギリシャの債務問題が一息ついたと思ったらイタリア、ポルトガルなどの債務に焦点が移りつつある。EU当局は問題国の国債購入を表明しているので大事には至らないだろう。それよりも景気次第である。今週はECB月例報告がある。英国は、景気指標はやや弱いがインフレ懸念は強く、今週はBOEのインフレレポートが発表される。

日本は民主党では国際経済問題、外交問題に不安な面が出ている。国内問題もしっかりしているわけでもないが、官僚も使いこなせず、政策の停滞は続くだろう。介入も金額を出すわりには効率が悪い気がする。先の話だが8月15日発表の2QGDPは大震災後のサプライチェーンの寸断や電力不足などが景気を下押しし、前期比-0.6%(年率換算で-2.5%)と、3四半期連続のマイナス成長になるとの予想だ。不況なら円高という日本独自のパターンとならなければいいが、そうなると株価は8000円を割り込んでしまう。 

【今週の注目指標】

8/8
(月)

(G7)G-7緊急会議、
(日)国際収支、景気ウォッチャー調査
(スイス)失業率

8/9
(火)

(日)マネーストックM2+CD、工作機械受注、消費動向調査
(中国)CPI、PPI、小売売上、鉱工業生産、固定資産投資
(インドネシア)中央銀行金融政策委員会、
(南ア)休場(ウーマンズ・デー)
(独)国際収支
(英)鉱工業生産、製造業生産高、貿易収支
(加)住宅着工件数、
(米)単位労働費用、非農業部門労働生産性、FOMC政策金利発表

8/10
(水)

(日)第3次産業活動指数、企業物価指数、月例経済報告、日銀金融政策決定会合議事要旨
(中国)貿易統計
(南ア)小売売上高
(独)消費者物価指数確報
(英)BOEインフレレポート
(米)卸売在庫、卸売売上高、月次財政収支
(ノルウェー)中銀金利発表

8/11
(木)

(豪)雇用者数変化、失業率
(日)機械受注、東京都心オフィス空室率、首都圏・近畿圏マンション市場動向、投信概況、
(韓国)中央銀行金融通貨委員会
(ユーロ圏)ECB月例報告
(加)新築住宅価格指数、国際商品貿易
(米)貿易収支、新規失業保険申請件数

8/12
(金)

(NZ)小売売上
(日)鉱工業生産確報、オプションSQ
(香港)GDP
(ユーロ圏)鉱工業生産
(米)小売売上、ミシガン大消費者信頼感指数速報、企業在庫

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り※チャートはクリックで拡大できます

前回の「注目通貨ペア!」

ドル円
NZドル円

【ドル円】 予想レンジ:74-79
輸出業者を中心とする経済界の要求もあり今年3月17日につけた76.25を防衛する為の大規模円売り介入が8月4日行われ、何とか週足では陽線となった。ただ欧米中銀への委託介入なしの東京市場だけの単独介入であったので欧米市場でのドル売りを誘った。

(先週の予想は以下の通り)
上述した米政府債務上限問題と日本のFXレバレッジ倍率引き下げを前に、損切りの売りの注文が先週末から76.50あたりに入っている。

さて8月のドル円は過去17年を調べると6回ドル上げ、11回ドル下げであった。7月は逆に12回ドル上げ、5回ドル下げであったが今年はドル下げで終えた。需給のクセも時代とともに変わってくる。7月は夏のボーナス見合いの外貨投資が活発化してドル高となることが多かったが、最近は外貨投資に回すお金も少なくなってきたようで残高伸び悩んでいる。そうなるとこれまで積み上げてきた外貨投資のリターンである利金や配当だけ入ってくることとなる。それを円に換える時にドル売りが出てドルが下落する。利金・配当といっても今や貿易黒字をしのぐ月1兆円以上となっている。

8月は米国債の利金の払いや9月中間決算の利払いなどで円買いが増えてドル安となりやすい。今世間では円売り介入を求める声が輸出業者から出てきているが、円は今年は独歩高ではない。円より強い通貨はスイス、NZドル、ユーロ、豪ドルなどがある。円だけが単介入することはG-7やG-20から異論が出るだろう。もし介入をしても持続性はないだろう。

テクニカルではドル円は年足陰線、月足7月は今年一番長い陰線となった。週足4連続陰線。日足はボリバン下限に沿って下落している。一目均衡表の雲下限(80.81)は上にあり遠い。移動平均線5日線は下向き。7月26日-29日の下降ラインに沿う。反転上昇の兆しが見えない。

【NZドル円】 予想レンジ:65-70
週足では陰線となった。日銀円売り介入で一時68をつけたが、欧米債務問題や中国の金融引き締め観測でリスク回避の流れでNZドルも売られ66台前半での越週となった。

(先週の予想は以下の通り)
依然NZドルは強い。対ドルでは変動相場制開始以降の高値を更新し続けている。また今年の年間通貨番付ではスイスについで2位である。円は先週7位から5位へ上昇したがそれでも円高で騒ぎ始めている。ただNZドルはリーマンショック後の下げも急激であった。上げも速い。人口400万人程度の国の小さな市場なので致し方ない。それは南アランドの動きにも言えることだ。ボラティリティーが高い通貨の一つだ。

経済指標では先週は6月貿易収支、7月NBNZ企業信頼感指数、6月住宅建設許可などがあった。貿易黒字は2.3憶NZドルで黒字は6カ月連続となった。前月は5.51億NZドルの黒字であった。輸出は乳製品、食肉、木材の価格上昇により、輸入は石油や肥料製品の上昇により、ともに前年比で増加した。企業信頼感指数は47.6と前月46.5から改善した。ただ住宅建設許可(前月比)は予想の+3.0 %より悪化の-1.4%となった。

強かった1QGDP、2QCPIであったが政策金利は据置となった。NZ中銀は「3月に実施した利下げを長期間据え置く必要はほぼない、経済は予測よりも力強く拡大している」としたが為替については「通貨高がNZ経済の足を引っ張る、通貨高が継続すれば、今後利上げの必要性は低下する見込み」とした。前回の対ドルでのNZドル売り介入は2007年6月に0.76レベルであった(これは失敗)が現在は0.86から0.87台、日々変動相場制以降の高値を更新している。政府当局からの通貨高懸念は強い。対円では2007年につけた97.73と比べると平凡な相場である。かつては批判していた日本からの円キャリー取引は現在は活発化していないと中銀は言及している。NZ株価は将来的な利上げ観測や米欧の債務問題が重しとなって弱かった。

今週の重要指標は2Qの失業率。1Qは予想の6.7%、前期の6.8%とより低い6.6%であった。さらに改善すれば利上げに近づいていくだろう。懸念はNZが地震の影響でやや他国に遅れて景気回復が始まった。豪や他の先進諸国、中国は景気は現在減速気味である。豪はNZとは逆に利下げ観測も出てきた。それらの国の景気減速の影響がいつNZに訪れるかも一つの焦点だ。
テクニカルでは対円、対ドルでもボリンジャーバンドに張り付いて上昇してきたが、その上限で若干伸び悩んでいる。

来週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

来週の「注目通貨ペア!」

ドル円
南アランド円

【ドル円】 予想レンジ:75-80
7月中旬の80円あたりからからダラダラと下落してきたドル円であったが、さすが3月17日の76.25を政府当局も割らせたくないと思ったか、8月4日に政府日銀は大規模介入(推定4兆円超)を行った。ただ東京市場だけの単独介入であり欧米市場では委託介入も行われなかったようで欧米ではドル円は売られた。7月の1日あたり平均出来高が86.86億ドルのところ8月4日の出来高は1039.43億ドルと約12倍となった。円売り介入がありながら円は年間では主要9通貨番付で7位から5位に上昇した。年足は陰線、月足7月は今年一番長い陰線であったが今月は介入もあり陽線スタート。日足はボリンジャーバンド下限からは反発した。一目均衡表の雲下限はまだ上にあり遠い。移動平均線5日線は上向いた。7月26日-29日の下降ラインは上抜いてから介入決行された。暫くはこのラインがサポートとなろう。本日月曜では77.10あたりである。

今週は7月投信概況の発表がある。リーマンショックで外貨投信残高は36兆円から20兆円まで減少したが09年、10年と30兆円近くまで増加し円相場を、特にクロス円相場を安定させた。ただ今年は30兆円を前に足踏みが続いている。個人の外貨投資が伸び悩み円売りが続かず、これまでの外貨投資の蓄積である金利や配当の受け取りから来る円買い圧力が残っている。貿易収支は大震災で赤字となっているが、経常黒字は毎月1兆円を超えており円高要因となっている。今週は外貨投信の払い込みが数件あるが来週には米国債中心に金利の受け取りという円買い要因もある。個人の外貨投資に勢いがなければ、日銀介入で相場を安定させるしかない。ただ国際的にはトリシェ総裁が先週の日銀介入を批判したようにあまり協力的でないようだ。ドル円が下がれば介入期待もあり75-80の推移か。 

【南アランド円】 予想レンジ:10.80-11.80
先週8月4日の相場は印象的であった。日銀の大規模(4兆円超と推定される)介入で東京市場では11.40から11.70へと上昇したが、欧米では円売りの委託介入もなく下げ始めた。また欧米債務問題や中国金融引き締めでリスク回避の動きがでてドルランドが上昇(ランド安)ランド円は東京での介入にもかかわらず下落11.39で引け陰線となった。実体の約10倍の長い上ヒゲが出た。

年初から南アランドは弱い。その要因は中国がリーマンショック以降2年間の景気刺激策を終了しインフレ抑制の為、金融引き締めを行ったからだ。また北京市の自動車購入制限などもあり自動車の触媒であり南アで世界シェアを殆ど締めている白金やパラジウムの価格が下落していることがある。世界の債務不安で金銀は上昇しているが景気に敏感な白金・パラジムは下落している。さらに資源投資の一因となっていた米国金融量的緩和が6月に終了、先週は米国政府債務上限引き上げ合意に絡み歳出削減で今後の景気刺激策も期待できなくなった。米中揃っての景気刺激策後退が南アランドに押し寄せている。ランドは対ドル、対円で下落、また南ア株価指数は先々週の847ポイントに続き先週も1947ポイント下落、3万を割り込んだ。

資源価格に売りが入れば対価として米ドルが買われドルランドが上昇する。円相場はスイスフランほどヘッジで買われていないが、やはり逃避目的で資金が流入している。

引き続き外部要因がランドを押し下げている。日本の個人投資家の需給では11.20あたりから損切りの売りが入っているようだ。

南アの国内要因はそれほど悪くない。GDP、消費、製造業もまずまずだ。CPIも徐々に上昇している。ただ上述の米中、そして欧州の不確かな状況ではすぐさま利上げをする雰囲気でもない。欧米中の景気減速の波が押し寄せる可能性もある。まだランドが反転するきっかけはない。

その他のニュースでは最大与党のANC青年部のリーダーの主張する鉱山業の国有化議論も影を落としていることや、公務員のストが予定されていてそれが景況感指数(カギソ指数)を押し下げていること、観光収入はサッカーW杯をピークに減少しているなど少し悪い材料も出てきている。

テクニカルでは南アランドは今年は依然通貨番付で最下位となっている。年足は陰線、月足は3カ月連続陰線、今月も陰線スタートだ。日足は8月4日の日銀円売り介入でも陰線となった。長い上ヒゲも出して売り圧力を示した。一目均衡表の雲に届かず下落している。ボリンジャーバンド(11.12-12.08)の下限に近付いている。5日移動平均線は下向きである。

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