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マーケットビュー

月曜 野村雅道の今週注目!の経済指標 マーケットが注目する指標を大胆解析

今週のマーケット「貿易・金利週間、QE3は」

更新日:2011年6月6日

6月6日 (月) − 6月10日 (金)

何度も繰り返してきたが、やはりユーロドルは反発した。昨年からギリシャショックと言われながらユーロドルは1.18から1.49まで上昇した。今年もおそらく同じ展開が予想される中で再びギリシャ債務が大変だ、格下げだなどでユーロを売る雰囲気が醸成されたが昨年同様の展開となった。今後もポルトガル、アイルランドでも同様の問題でユーロ売りを煽られるが冷静になりたい。

EU・IMFは予想通りギリシャへの追加支援を決定した。ムーディーズのギリシャ格下げもユーロ相場に影響がなかった。市場はギリシャ問題とユーロ相場を結びつけすぎている。ギリシャがユーロを離脱するならそうだがその代償はあまりにも大きいので避ける努力はなされる。憲法を一つにし、税制も統一、今度はユーロ圏財務省の動きまで出ている。統一によるメリットも大きいのである。もちろんギリシャの財政問題は強烈なインフレがない限り改善するには時間がかかるだろう。トリシェ総裁が今週は2度、またリプスキーIMF専務理事代行が東京で講演を行い、ギリシャについて触れるが過剰反応はしないほうがいいだろう。ポルトガルの総選挙の結果も注目したい。

今週は金利週間である。豪、NZ、英、EUにブラジル、韓国、インドネシアもある。インフレ懸念が徐々に高まるが若干景気減速の感があり、今回は豪、NZ、英、EUは現状維持だろう。米国のQE2が今月で終わり、QE3も議論されているが、世界中、いや米国自身でもインフレ懸念が高まっている中でそれは難しいだろう。インフレに苦しむ新興国から米国に批判が集中しよう。QE3をやれば米国が為替操作国、物価上昇操作国として認定されるだろう。中国は5月CPIが5%半ばの予想で利上げ観測もある。米FRBの責務は物価と雇用の安定だが、雇用がやや不安でありインフレ懸念が有る中ではQE3は難しい。4月からの景気減速はバーナンキ議長も予想していた通りで、先週オバマ大統領は、景気指標の弱さは日本の震災による部品の供給が遅れている為としている。この理由が正しければ減速は一時的で米国側の問題ではないということになる。米国はバーナンキ議長の講演やベージュブックの発表もある。

また今週は貿易週間でもあり米、中、加、日、ユーロ圏が貿易収支を発表する。日本は既に貿易統計で貿易赤字が発表されているので見どころ所得収支くらいであるが、中国と米国の数字は市場に影響しよう。中国の輸出の増減は資源国のみならず先進国の景気への影響も大きい。5月の予想は198億ドルの黒字である。4月米国貿易赤字の予想は486億ドルでこれが30年以上続くドル安の要因である。

日本はGDP二次速報、景気動向 景気ウォッチャーなどがある。豪・NZと洪水や地震被災があった国は1Qの指標に強さは見られないが、資源需要で通貨は底堅く推移している。NZ当局は予想される金利据置後、NZドル高懸念を示唆しよう。南アは1QGDPがまずまずであった。今年は金は上昇しているが工業資源の白金、パラジウムの伸び悩みで通貨は円よりも弱く最下位である (主要9通貨番付) 。カナダは今年は大きくは動いていない。今週は住宅建設許可、Ivey購買部協会指数、住宅着工、新築住宅価格指数、国際商品貿易、雇用など多くの指標がある。

【今週の注目指標】

6/6
(月)

(ユーロ圏) 生産者物価指数
(加) 住宅建設許可、Ivey購買部協会指数
(その他) 香港、上海、台湾休場 (端午節) 、ウェリントン休場 (女王誕生日)

6/7
(火)

(日) 景気動向指数・速報、外貨準備高
(豪) RBAキャッシュターゲット
(スイス) 消費者物価指数
(ユーロ圏) 小売売上高
(独) 製造業受注
(米) 消費者信用残高

6/8
(水)

(日) マネーストックM2+CD、国際収支、景気ウォッチャー調査、企業倒産
(スイス) 失業率
(独) 経常収支、貿易収支
(仏) 貿易収支
(ユーロ圏) 第1四半期GDP確報
(独) 鉱工業生産
(加) 住宅着工件数
(米) 地区連銀経済報告 (ベージュブック)
(その他) ブラジル政策金利、OPEC総会

6/9
(木)

(日) 第1四半期GDP二次速報、オフィス空室率 、消費動向調査
(NZ) RBNZオフィシャル・キャッシュレート
(豪) 新規雇用者数、失業率
(インドネシア) 中銀政策会合
(仏) 第1四半期非農業部門雇用者確報
(英) 商品貿易収支、BOE政策金利発表
(ユーロ圏) 欧州中銀金融政策発表
(加) 新築住宅価格指数、国際商品貿易
(米) 新規失業保険申請件数、貿易収支、卸売在庫、FRRB資金循環統計

6/10
(金)

(日) 第3次産業活動指数、企業物価指数
(韓国) 中銀金融通貨委員会
(中) 貿易統計
(独) 消費者物価指数確報
(仏) 鉱工業生産
(英) 鉱工業生産、製造業生産高、生産者物価指数
(加) 雇用ネット変化、失業率 第1四半期労働生産率
(米) 輸入物価指数、月次財政収支

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り※チャートはクリックで拡大できます

前回の「注目通貨ペア!」

ドル円
ユーロ円

【ドル円】 予想レンジ:78-83 
日本は震災、政局不安、株下げと悪い材料は多かったがユーロドル上昇を見ながら下落した。

(先週の予想は以下の通り)
いつも通りだが政局が混迷している。自作のマニフェストも実現出来ない菅政権に危機が対処出来るかという不安もあるが、直接首相を選べない現制度では誰がなっても同じようなもどかしさは残るだろう。政局混迷は為替相場より株価下落に影響する。そうなるとリスク選好の後退となり悪い円高となる可能性は残る。大震災の影響で輸出が減少しているがそれでも月末の輸出が出たことと大震災の再保険で海外からの日本への送金での円買いも出ているのだろう。ただ月末の外貨投信の払い込みの円売りもある。

個人投資家の需給では先週後半から81.0あたりに入り始めた損切りの売りが80円半ばあたりにもある。本日は5月上旬の貿易統計も発表される。昨年も一昨年も5月上旬は赤字なので今回も赤字が出ても驚くことはない。GWの影響で輸出が減少するのだろう。昨年は2167億円の赤字。これに震災の影響 (輸出の減少による貿易赤字の拡大) が加わるかどうか。

テクニカルでは先週木曜に5月23日-24日の上昇ラインを下に切った。トレンドラインを抜ける時には素直になりたい。26日-27日の下降ラインが出来、それに沿って下落している。5日移動平均線も先週木曜に下向いた。5月5日-13日の上昇ラインも下に切ったので上昇ラインの当面のサポートがなくなった。そういう時は既に上抜いた下降ラインを引っ張ってきたい。19日-20日の下降ラインなら月曜のサポートは79.80あたり、12日13日の下降ラインなら78.80となる。ただボリバン下限、現在は80.11だがこれを下抜いた時は突っ込み売りは控えたい。 

【ユーロ円】 予想レンジ:113-118 
ギリシャ格下げなどもあったが予想通りIMF・EUの追加支援の合意があり高値圏で越週した。

(先週の予想は以下の通り)
ユーロドルはギリシャ問題に拘わらず上昇している。ギリシャ問題は短期の流動性がつくかどうかである。昨年同様に6月にIMFからの新たな融資パッケージが下りるかどうかもカギとなる。また加盟国、IMFはユーロ圏からギリシャを脱退させる覚悟はないだろう。いや脱退させる想定は加盟の時になかったに違いない。日本の原発事故を想定しなかった事と似ている。現状では脱退させれば加盟国により悪影響が出るだろう。さらにギリシャは資金の市場調達から撤退している。資本の流れもないのにギリシャの債務問題でユーロを売っても自分で買い戻すことになっているのが先週の相場だったのだろう。ユーロ全体の景気は徐々に回復している。またインフレ懸念も消えたわけでもない。ギリシャだけにとらわれてはいけない。

5月20日に5月16日-17日の上昇ラインを下抜いて下落している。のべつまくなしに下落しているのではなく20日に下落した。しかし、5月20日-23日の下降ラインを上抜いてからはリズムが変ってきた。ギリシャ債務の悲観的なニュースが出ても20日の安値を下抜くことはなかった。現在は一目均衡表の雲の下には落ちず横ばいしている。雲は114.87-118.18。5日線はまだ下向いているのが弱いところ、上向きになれば買い出動したい。

来週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

来週の「注目通貨ペア!」

ドル円
NZドル円

【ドル円】 予想レンジ:77-82
今後日々菅首相の「本日辞任」のリスクがつきまとうだろう。巧妙な不信任回避作戦であったが、人の心は文章や法律で揺り動かせず逆に人心が離反する結果となった。法律、文書の前に心である。

さてドル円は前回申し上げたようにプラザ合意以降の円独歩高の傾向は2000年で終わっている。2000年からの現在までも円は主要通貨で6番目の強さにすぎない。その理由は2000年から中国が台頭し日本の地位が低下したこと、またユーロ誕生で米国の地位が低下、また米国の経常収支の赤字は縮小する傾向はない。リーマンショックのようなパニックがあればわけのわからぬ円買いが起きるが通常は日米で通貨の最下位争いをしている。ドル円は貿易赤字になった需給要因より米国減速からくる下げのセンチメントほど下がらないだろう。

直近ではドル円は、先週前半は若干のリバウンドはあっても5日移動平均線の向きを変えるほどのものではなく、米景気減速につれて下落した。5月31日-6月1日の下降ラインに沿って下落している。その上値抵抗は81.0あたりになろう。その下降ラインを平行移動して先週金曜の安値に合わせれば79.80あたりが下値抵抗となろう。さらにその下には消極的だが5月26日-27日の下降ラインが77.50、5月19日-20日の下降ラインが78.50あたりでサポートしよう。ただその前にボリンジャーバンド下限が80.01にある。これを大きく下抜いた時は突っ込み売りより底値拾いのチャンスを狙いたい。80円を割った時の当局の懸念も注目だが、前回の介入のように欧州当局に依頼するのは時間はかかる。また政局で忙しいので円相場を見ている時間はないかもしれない。

個人投資家の需給では先週初めから損切りの売りが増えだし下落へと繋がっている。現在も80.0や79.90に売りが入っている。一方損切りの買いは殆どないのでポジションはロングなのだろう。ただ貿易面では赤字なので、ドルや外貨売り切りの取引は少ない。ドル円が下げるとしたらユーロに連れることとなる。買ったら売る、売ったら買うなどの小刻みな売買が必要だろう。実需のフォローは少ないのでドルショートを助けてはくれない。

【NZドル円】 予想レンジ:62-67
NZドルは5月の日本のGW中はビンラディン殺害での資源価格の下落や円高からのリスク選好の回避で弱含んだが、連休明けからは強い。先週は1NZドル=0.8米ドルを割ることなく推移している。NZドル高で輸出業者が打撃を受けるとしている政府当局は頭の痛いところであろう。0.8台で越週するのはリーマンショック以前の強い相場でもなかった。

5月は対豪ドルでも強かった。豪ドルNZドル相場は1.37から1.29台へ下落 (豪ドル安NZ高) した。ただ6月1日の豪の1QGDPは予想通り、洪水の影響を受けて前期比マイナス成長となったが、材料出尽くしと今後の復興を期待して1.31台へ戻している。ボリンジャーバンドではNZドルドル、NZドル円ともに一旦上限に達した後、小反落している。

4月住宅建設許可 (前月比) は前回+2.2%、予想+0.5%のところ今回は-1.6%となり弱かった。最近の指標はCPI,PPIともに強く、貿易黒字は拡大している。NBNZ企業景況感指数も改善した。

今月下旬の1QGDPは震災の影響で前期比マイナスが予想されている。これは当局また市場も織り込み済みなので、大きな悪材料とはならないだろう。洪水の豪のように1QGDP減速後は復興景気が予想されている (日本も日銀が同じような復興景気を予想しているが日本は被害の規模が大きく原発問題も残るだけに事情は違う) 。

需給面ではスキムミルクなどの酪農製品価格が上昇し貿易黒字が拡大している。地震保険のリパトリのNZ買いが加わってNZを上昇させている。1Q経常収支は1974年以来37年ぶりに黒字になる予想だ。

今週は政策金利決定があるが、まだ震災を配慮して据置が予想されている。決定後にNZ中銀のボラード総裁がNZドル高懸念を示すものと予想されている。またOECDはインフレ懸念より「年末近くに利上げを開始する必要」としている。

また中国のNZ債券投資の報道があった。さらに海外からのNZへの投資を以前よりも受け入れる姿勢をNZ財務省は示していることもNZを押し上げた。弱い材料は主要銀行が格下げされたことである。 NZに対する円キャリートレードはまだNZ短期金利が3%前後と低いので活発ではない。現在のNZ投資は長期の債券購入なので短期的なポジション保有の調整での売りでの急激な下げもないだろう。

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