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マーケットビュー

月曜 野村雅道の今週注目!の経済指標 マーケットが注目する指標を大胆解析

今週のマーケット「円は昔の独歩高の強さはない」

更新日:2011年5月30日

5月30日 (月) − 6月3日 (金)

2000年からのドル円やクロス円の年足を見た。ドル円では陽線が5回、陰線が6回だが、ユーロ円は陽線が9回、陰線が2回。今年も陽線だ。他のクロス円でも陽線の年のほうが多い。ただリーマンショックなどパニック的なものがあると陰線となる。日本の現状を見ると財政赤字、株安、給与減少、雇用減少、老後の不安もあるので円を売りたくなるが、実需は貿易黒字、経常黒字であるので円買いが多い。パニックがあれば思惑の円売りの巻き戻しがあって急激な円高となる。ただ2000年と比べればドル円以外の多くは円安となっている。思惑の円売りも間違ってはいない。日本が1980年から90年代のような円独歩高とはなっていないことは確かである。全体的な国力の衰退がある。先週は、円は米ドルには強かったが他通貨にはマチマチの動き、年初来では主要9通貨中7位である。

さて今週は日本の政局も焦点である。内閣不信任案の提出も予想されている。政局不安は株安になっても円安に結び付かないこともあるのでムードだけの取引は注意したい。

今週はまた雇用週間でありGDP週間ともなる。また最近景気減速ながらインフレ懸念があり、金融引き締め、株価下落が続く中国が製造業PMIを発表する。米国は4月末の1Q・GDPを発表して以来、弱い指標が多くなってきた。バーナンキ議長が予測した通り景気は減速している。今週の5月雇用統計の予想は失業率が8.9%、非農業部門雇用者数が+19.5万人である。また政府債務上限問題も不安材料として残っている。希望は株価が底堅く推移していることだ。いつものように雇用統計前の企業人員削減数、ADP雇用者数、失業保険申請数もチェックしたい。日本も雇用統計や法人企業統計、5月上旬の貿易統計がある。政局も党首討論もあり、内閣不信任案問題も残っている。日銀は国際コンファランスを行う。

1Q・GDPでは洪水の影響で減速すると見られている豪のGDP (予想前期比-0.3%、前年比+1.8%) を始め、カナダ、スイス、南ア、ブラジル、インドが発表する。資源国のGDPが多いので減速して資源価格が下落すればリスク選好の後退の可能性も出てくる。

ユーロ圏も雇用統計がある。ギリシアの流動性危機問題もまだ結論が出ていない。ただ全体としては景気回復途上でインフレ懸念は英国ほどではないが残っている。ギリシアより全体の景気と米国との比較も忘れずにいたい。スイスはGDPの他に小売売上などもあるが市場最高 値を更新中であり当局の通貨高懸念も出るかもしれない。週末にはポルトガル総選挙がある。

資源国では豪がGDPの他に住宅、経常収支、小売売上の需要指標が出る。NZは貿易と住宅指標がある。南アもGDPと貿易収支、最近はインフレ指標のCPIとPPIが落ち着いてきたのでやや弱含んでいる。

月末は投信の払い込みや生保の地震保険のリパトリの円売りもあり需給相場となろうが月初からはファンダメンタルズの相場、米雇用統計の織り込み相場となろう。ECBトリシェ総裁、ガイトナー米財務長官の講演や証言もある。

【今週の注目指標】

5/30
(月)

(英) ロンドン休場
(米) 全米市場休場
(NZ) 貿易収支、5月上旬貿易統計
(加) 第1四半期経常収支、GDP

5/31
(火)

(豪) 住宅建設許可件数、経常収支
(日) 失業率、有効求人倍率、家計調査、鉱工業生産、住宅着工戸数、建設工事受注、為替介入実績、自動車生産・輸出実績、建設機械出荷額
(インド) GDP
(スイス) GDP
(独) 失業者数、失業率
(香港) 小売売上
(ユーロ圏) 消費者物、価指数速報、失業率
(南ア) GDP、貿易収支
(加) 中銀政策金利発表
(米) ケースシラー住宅価格指数、シカゴ購買部協会景気指数、消費者信頼感指数

6/1
(水)

(日) 党首討論
(中国) 製造業PMI
(豪) GDP
(タイ) 中銀金融政策決定会合
(スイス) 小売売上、購買部協会景気指数
(ユーロ圏) 製造業PMI確報
(英) 製造業PMI
(米) 企業人員削減数、ADP民間雇用者数、ISM製造業景況指数、建設支出

6/2
(木)

(日) 法人企業統計調査
(豪) 貿易収支、小売売上
(米) 新規失業保険申請、製造業受注 、労働生産性指数

6/3
(金)

(NZ) 住宅建設許可
(ユーロ圏) サービス業PMI確報、GDP改定値
(英) サービス業PMI
(米) 非農業部門雇用者数 、失業率、ISM非製造業景況指数
(ブラジル) GDP

6/5
(日)

(ポルトガル) 総選挙
(ペルー) 大統領選決選投票

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り※チャートはクリックで拡大できます

前回の「注目通貨ペア!」

ドル円
NZドル円

【ドル円】 予想レンジ:79-84 
週前半はやや円安方向へ向かったが、後半はGDPなど米景気指標の弱さもあり欧州通貨やNZドルが急騰するのにつれて5月23日-24日の上昇ラインを下抜き81円割れとなった。

(先週の予想は以下の通り)
引き続き横ばいから若干円安推移を予想する。5日移動平均線は5月11日に上向きに反転してからスポット相場も上昇している。4月12日に下向きに転じていた中期的トレンドは5日移動平均線の向きを参考にしている。例年通りに4月半ばからGW中は円高、それ以降は輸出予約の一服で円高が止まる展開となっている。一段の円安には資本収支、すなわち外貨投資の伸びが必要だ。トレンドラインでは5月13日-17日の上昇ラインで支えている。その下に5月5日-13日の上昇ラインがある。気になるのは先週の木曜日に出た上ヒゲの売り圧力だ。

またボリバン上限に近づいてきた。現在の上限は82.71である。ただバンドは狭く下限は80.0である。また一目の雲に入っているが雲も狭く80.89-82.56である。要は小動きであり、その中でやや円安である。デイトレでは小刻みで丁寧な売買を行いたい。ドル円は多くの時間はこのように小動きである。そしてたまに飛び出す急激な円高だが年に数度なので常に市場を見て変化に気づかないとなかなか狙いうちは出来ない。急激な円高は経常黒字の積み重ねによるものだが、暫くは震災の影響で赤字となりそうなので急落の可能性はさらに減っていくだろう。

今週は25日 (水) に4月貿易統計が発表される。4月上中旬は7868億円の赤字であったが、4月全体の予想は赤字の約7000億円である。震災の影響で赤字となることが世界でも注目するところだろう。今週の需給は月末で少しは輸出は出るが全体では4月からの輸出予約の先取りも一服して円買いが細っているので、ドル円の膠着から若干の円安相場が続くだろう。外債や外貨投信の払い込みは5月末まで数件ある。4月は外貨投信残高が約6000億円増加していた。実需では円売りがやや多い週となろう。

需給では利食いの売り買い、損切りとも大きな歪みなく、ここからは急騰、急落のエネルギーは感じられない。 

【NZドル円】 予想レンジ:63-68 
従来の買い需要と中国のNZ国債投資報道で上昇するも、NZ銀行の格下げ (ムーディーズ) でやや反落した。

(先週の予想は以下の通り)
GW後は例年通り持ち直している。日本の輸出企業の輸出予約一服で円買いが縮小していることもある。資源価格の下げでリスク選好の後退で弱含むこともあるがNZドルは需給に支えられ小高い。株価も小高い。需給に支えられているというのは、一つは酪農製品価格の上昇で輸出金額が伸びていること、もう一つは昨年9月と今年2月のカンタベリー地方での地震での再保険金収入でのNZ買いが起きている。NZとしては1Qの経常収支は37年振りに黒字になると予想されている (6月22日発表) 。

ただ地震の影響で6月23日の発表される1QGDPは前期比マイナス0.1%となると見られている。カンタベリー地方を除けばプラス0.2%でカンタベリー地方が-2.8%になる予想である。

さて先週発表された2011/12年度 (7―6月) 分予算案は好感されたようだ。今後4年間で財政均衡を図るための資産売却案を明らかにした。社会保障関連の支出削減などで債務を抑制するほか、2月の地震関連での支出も捻出する緊縮財政案となっている。

イングリッシュ財務相は、今後4年で債務返済しながら財政黒字に戻すための予算とした。格付け会社から好ましい評価を得る内容としたとも発言している。政府が民間の格付け会社に言及するのも興味深い。現在S&Pとフィッチの2社が見通しを「ネガティブ」としているがこれにより格下げ懸念が後退したと見られている。

新年度の財政赤字はGDP比で4.7%となる。14年度の財政黒字化に向け、歳出削減、借入削減や国有資産の一部売却などを進める。NZ航空株も売却する。公的債務水準は14年度でGDP比で29.6%となる。日本とは比べ物にならないくらい健全だがNZでは家計貯蓄率が低水準のため対外借り入れに大きく依存しており、高格付けを維持することが必要となっている。格付け会社は今回の予算案に対して財政赤字の削減の努力が見られるとして評価している。

全体的に見れば、予想された通り景気指標は地震の影響で力強さに欠けるも2Q以降の復興をラグビーワールドカップ、その後の総選挙に絡め盛り上げたいようだ。

来週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

来週の「注目通貨ペア!」

ドル円
ユーロ円

【ドル円】 予想レンジ:78-83
いつも通りだが政局が混迷している。自作のマニフェストも実現出来ない菅政権に危機が対処出来るかという不安もあるが、直接首相を選べない現制度では誰がなっても同じようなもどかしさは残るだろう。政局混迷は為替相場より株価下落に影響する。そうなるとリスク選好の後退となり悪い円高となる可能性は残る。大震災の影響で輸出が減少しているがそれでも月末の輸出が出たことと大震災の再保険で海外からの日本への送金での円買いも出ているのだろう。ただ月末の外貨投信の払い込みの円売りもある。

個人投資家の需給では先週後半から81.0あたりに入り始めた損切りの売りが80円半ばあたりにもある。本日は5月上旬の貿易統計も発表される。昨年も一昨年も5月上旬は赤字なので今回も赤字が出ても驚くことはない。GWの影響で輸出が減少するのだろう。昨年は2167億円の赤字。これに震災の影響 (輸出の減少による貿易赤字の拡大) が加わるかどうか。

テクニカルでは先週木曜に5月23日-24日の上昇ラインを下に切った。トレンドラインを抜ける時には素直になりたい。26日-27日の下降ラインが出来、それに沿って下落している。5日移動平均線も先週木曜に下向いた。5月5日-13日の上昇ラインも下に切ったので上昇ラインの当面のサポートがなくなった。そういう時は既に上抜いた下降ラインを引っ張ってきたい。19日-20日の下降ラインなら月曜のサポートは79.80あたり、12日13日の下降ラインなら78.80となる。ただボリバン下限、現在は80.11だがこれを下抜いた時は突っ込み売りは控えたい。

【ユーロ円】 予想レンジ:113-118
ユーロドルはギリシア問題に拘わらず上昇している。ギリシア問題は短期の流動性がつくかどうかである。昨年同様に6月にIMFからの新たな融資パッケージが下りるかどうかもカギとなる。また加盟国、IMFはユーロ圏からギリシアを脱退させる覚悟はないだろう。いや脱退させる想定は加盟の時になかったに違いない。日本の原発事故を想定しなかった事と似ている。現状では脱退させれば加盟国により悪影響が出るだろう。さらにギリシアは資金の市場調達から撤退している。資本の流れもないのにギリシアの債務問題でユーロを売っても自分で買い戻すことになっているのが先週の相場だったのだろう。ユーロ全体の景気は徐々に回復している。またインフレ懸念も消えたわけでもない。ギリシアだけにとらわれてはいけない。

5月20日に5月16日-17日の上昇ラインを下抜いて下落している。のべつまくなしに下落しているのではなく20日に下落した。しかし、5月20日-23日の下降ラインを上抜いてからはリズムが変ってきた。ギリシア債務の悲観的なニュースが出ても20日の安値を下抜くことはなかった。現在は一目均衡表の雲の下には落ちず横ばいしている。雲は114.87-118.18。5日線はまだ下向いているのが弱いところ、上向きになれば買い出動したい。

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