FXなら安心と信頼のFX|セントラル短資FX

  • 法人のお客さま
  • サイトマップ
  • よくあるご質問
  • お問い合わせ
  • 推奨環境
  1. セントラル短資FX
  2. マーケット情報
  3. マーケットビュー
  4. 2011年バックナンバー
  5. 野村雅道の今週注目!の経済指標

マーケットビュー

月曜 野村雅道の今週注目!の経済指標 マーケットが注目する指標を大胆解析

今週のマーケット「世界はゆっくりと出口戦略へ」

更新日:2011年4月25日

4月25日(月)−4月29日(金)

世界経済の大きな流れは出口戦略へ向かっている。先週はマイナーだが(ブラジルはマイナーではなく主流だが)、タイ、スウェーデン、ブラジルが利上げを行った。タイ中銀は政策金利を0.25%引き上げ2.75%、スウェーデン中銀は0.25%引き上げ1.75%、ブラジルは0.25%引き上げて年率12.00%とした。

何も大きなパニックを伴う経済的な事象がなければ景気は回復しインフレは高まる。遅かれ早かれ欧米も利上げへ向かうだろう。皆が浮かれバブル状態にならず慎重であれば景気は回復していくだろう。怖いのは慢心だけだ。日本は経済的には慢心出来る状態ではないが制度的には、特に政府や独占企業の慢心状態があり今回の大震災に伴うパニックにも繋がっている。ということで若干のブレはあっても日本を除く世界経済のインフレを伴う回復は続き、リスク選好の円安(除く米ドル)が続くだろう。

今週の米国GDPがどうであれ、流れは変わらないだろう。米企業決算も概ね好調である。米国はFOMCがあり、バーナンキFRB議長の会見がある。出口戦略について議論が高まっていたが先週は経済指標も弱いものが出てきてやや後退している。米国はその他ケース・シラー住宅価格指数やシカゴ購買部協会景気指数などがあり来週の雇用統計へと続く。

中国はGDPなど景気指標が強く、インフレも高く、株価も底堅いが、利上げ懸念は消えず小波乱(資源国通貨への)は続く。中国人民銀行は近く、シンガポールで人民元取引の決済を行う中国の銀行を選定する見込みである。また人民銀行がシンガポール金融管理局(MAS)を適格外国機関投資家に認定する意欲も示している。人民元を今アジア市場中心に流通域を拡大させようとしている。さらに BRICsに南アフリカを加えてBRICSとしより貿易取引を緊密化させようとしている。成熟して資金不足に陥っているG-7から次第に成長力・資金力のあるBRICSが主導権を握ろうとしているのは間違いないだろう。中国はリーマンショック時の米金融機関、また今回の欧州債務国にも資金を投入している。中国の全方位的資源外交とともに金融市場にも大きな影響を与えるようになってきた。

中国が台頭すると相対的に位置が低下するのが日本である。日本は雇用統計、CPIなど重要指標が発表される。日銀政策決定会合や展望リポートもあるが、何をやっても日銀の政策が実際の数字に表れず景気回復に繋がらないのが歯がゆい。また為替介入は3月17日以来行われていないが、やらないとドルが下がるのは重力(実需の)法則で仕方はない。せっかく人民元が切り上げているのに円がそれ以上に切り上がっては元も子もない。4月、5月は需給的にドル円が下押すが、次第に円安へと戻っていくだろう。ドル円以外のクロス円ではファンダメンタルズの差異で円安傾向が続く。

ユーロ圏は「2010年ユーロ圏財政赤字の対GDP比率」発表される。ギリシアなど債務に苦しむ国もあるが日本と比べたら小さな赤字である。それでも赤字を是正する姿勢である。日本のように規律がないと今回の地震のような時に財源がなくなってしまうのだろう。平常時からリスクを考えた財政運営をしないといけない。独のCPIにも注目したい。英国は何といってもウィリアム王子結婚式があり御祝儀買いが入るかもしれない。1QGDPの確報もある。豪は1QのCPI。景気指標が回復しているだけに、CPI次第では5月の利上げにも繋がってくる。NZ中銀も政策金利を今週決定するが経済指標が強くない中でNZドルだけが強くなっている状態では利上げは出来ない。NZ高懸念の発言が出るかもしれない。住宅建設許可、貿易収支の発表もある。

カナダは2月GDPの発表、インフレ懸念が高まってきた南アはPPIの発表がある。またIMFは世界経済の見通しを発表する。

【今週の注目指標】

4/25
(月)

(日)企業向けサービス価格指数 全産業活動指数、自動車生産・販売、スーパー売上
(米)新築住宅販売件数
(南ア)休場(家族の日)
(その他)ウェリントン、シドニー、香港、フランクフルト、パリ、チューリッヒ、ロンドン (イースターマンデー)

4/26
(火)

(豪)シドニー休場(アンザック・デー)
(日)百貨店売上
(スイス)貿易収支
(ユーロ圏)2010年財政赤字の対GDP比率
(米)S&P/ケース・シラー住宅価格指数、消費者信頼感指数、リッチモンド連銀製造業指数

4/27
(水)

(日)商業販売統計、建設機械出荷額
(豪)第1四半消費者物価
(韓国)GDP
(南ア)休場(自由の日)
(独)GFK消費者信頼感調査、消費者物価指数・速報、
(英)第1四半期GDP・確報値
(米)耐久財受注、FOMC政策金利発表

4/28
(木)

(NZ)RBNZオフィシャル・キャッシュレート
(日)失業率、有効求人倍率、家計調査、消費者物価指数、鉱工業生産・速報、日銀金融政策決定会合、住宅着工、建設工事受注、自動車生産輸出、為替介入実績
(香港)貿易収支
(独)失業者数、失業率
(英)GFK消費者信頼感調査
(南ア)生産者物価指数
(米)第1四半期GDP・速報値、第1四半期個人消費・速報値、新規失業保険申請件数、中古住宅販売保留

4/29
(金)

(日)東京休場(昭和の日)
(NZ)住宅建設許可、貿易収支
(スイス)KOF先行指数
(仏)生産者物価指数
(ユーロ圏)CPI、マネーサプライM3、消費者信頼感・確報失業率
(加)GDP
(米)PCEデフレーター、PCEコア・デフレーター、個人所得、個人支出、シカゴ購買部協会景気指数、ミシガン大消費者信頼感指数・確報値 、雇用コスト指数

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り※チャートはクリックで拡大できます

前回の「注目通貨ペア!」

ドル円
NZドル円

【ドル円】 予想レンジ:81-86
米国格付け見通し引き下げでドルが弱いとも言うことが出来るが、例年の4月中旬と同じ動きである。3月末の外貨投信の剥げ落ちと輸出のドル売り始動という需給からの流れである。

(先週の予想は以下の通り)
昨年GW中の5月4日にドル円は94.99をつけたが、5月6日には93.98から87.94へと6.04の円高となった。昨年の5月4日の94.99からは7.05の円高だ。これは今年の3.17の79.78から76.25への3.53の円高より激しかった。ただ昨年のドル円の下げは米国株価市場での誤発注がありNYダウが急落してそれがドル円に波及した。 

それ以前のドル円のGW明けをチェック(GWから5月半ばまで)09年は99から93、08年は105から102、07年は119で横ばい、06年は113から107、05年は105から104であった。やや円高か横ばいで円安とはなっていない。5月連休明けで輸出が始動すること、5月半ばの米国債券利金払いなどがドル下げの要因である。

先週は3月25日-29日の上昇ラインを下抜け、今度は4月11日-12日の下降ラインに沿って下落している。ともに波乱なく上昇、下降を続ける秩序正しい動きである。その下降ラインを下方に平行移動して4月12日の安値に合わせたラインを引き、その二本の下降ラインのバンドの中で推移しよう。5日移動平均線は4月12日に終値83.55で下向きとなっている。短期のトレンドは5日移動平均線などを見ればいいだろう。細かく取りたい時はローソク足、トレンドラインの上抜け、下抜け、さらに細かくとりたい時はP&Fを利用したい。現在一目均衡表の雲は82.44-48で極めて狭くいつでも簡単に抜けてしまうだろう。ボリンジャーバンドは78.92-86.14でまだ中位(82.53)より上にある。いつも行っていることだがドル円はトレンドラインに素直に、またボリンジャーバンドの中で秩序正しく動いている。3月17日の76円をつけたボリンジャーバンドの下抜けなどは行き過ぎを示唆している。薄商いで実需の取引のないシドニーで起こった珍時である。

【NZドル円】 予想レンジ:64-69
1Q・CPIが予想より低下して64円台まで下落したが、米格付け見通し引き下げでのドル下げの流れ、また商品価格上昇に連れ65後半まで戻した。

(先週の予想は以下の通り)
NZドル、NZ株は堅調継続。NZドルは対ドル、対円に加え最近の経済指標ではNZよりも強い豪ドルに対しても強い。株価も底堅い。豪ドルドルは4月11日、12日に調整の下げで4月8日の高値1.0581を現在まだ上抜けないが、NZドルは対ドルで4月8日高値の0.7832を抜け0.7996となり0.8に迫ろうとしている。

相変わらず経済指標に強いものはない。というか経済指標があまり発表されない。これがNZスタイル。何も発表されないから判断もつきにくい。沈黙は金なのだろうか。3月製造業景況感が発表されたが50.1とこれは前回50.2を下回った。NZ経済研究所(NZIER)は依然 先行きの見通しには悲観的だ。3月調査の景況感調査では、国内ビジネス環境が「悪化する」と回答した企業は「向上する」と回答した企業より11%多い結果となった。昨年の12月四半期調査では1%多くの企業が「悪化する」と回答しており、今回、悲観的な企業が増えた。

需給面ではNZ中銀は昨年、「円キャリー取引はリーマンショック以降行われていない(私個人的には2003年頃から継続であるが)」というリポートを発表した。ただ最近のリスク選好の流れで5%後半のNZ国債に資金は流れているだろう。また昨年9月、今年2月のクライスチャーチの大地震での再保険の国内流入による NZドル買いはNZ現地紙でも報道されているところだ。また乳製品価格の上昇はもちろん購入金額を上げてNZ買いを増加させている。

日本と同じように地震の被害にあったNZだが日本と違って既に被害総額、復興プランが出来ている。さらに中銀ではなく財務相がもう金利を下げる必要はないといったこともサポートとなった。復興プランは以下の通りである。「政府は85億ドルの地震費用が必要だ。地震費用から財政黒字への回帰は難しくなるがやがて財政黒字を達成できる。地震の影響による歳入減少は30億ドルに満たない。2011年財政赤字は160億ドルを上回る可能性がある。企業減税は行わない。クライストチャーチは復興への活動を始めている」

今朝は1QCPIが発表され、ほぼ予想通りの前年比+4.5%(予想+4.6%)となった。10年4Qは前年比+4.0%であった。28日には政策金利決定となる。まだ地震被災もあり据置となろうが、会合後のコメントでインフレに言及するかどうか。インフレターゲットは2%から3%なので上限を超えている。ただ雇用に力強さが見えないのが弱点だ。

地震関連では国内第2大手のAMI保険会社に対し、政府は救済のために5億ドルを提供する事を発表した。大地震の影響で被災請求に対する費用の支払いが不可能であると政府に救済を求めていたからだ。今後の保険請求額が未定なことから最悪の状況になった場合、10億ドルの救済もありえる、つまり納税者がそれだけ負担することの可能性もイングリッシュ財務相は示唆している。

来週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

来週の「注目通貨ペア!」

ドル円
豪ドル円

【ドル円】 予想レンジ:79-84
3月17日から上昇を始め、4月6日の85.53まで小刻みに上昇し反落、小刻みに下落しまだ歯止めがかかっていない。富士山のような綺麗な形となっている。4月18日-19日の下降ラインは20日に上抜いたが、上ヒゲも長く81円台に突入している。5日移動平均線も下向きのまま。3月17日の安値76.25と4月6日の高値85.53の半値の80.89が下値のポイントであろう。ここで80を割らせると介入の意味もなくなってくる。一目均衡表の雲は79.94-80.10で薄い。一旦上抜いた4月18日-19日の下降ラインもサポートとなるだろう。本日なら上述の半値の80.89あたりである。

今後のGWへ向けての先週述べた通りである。例年はやや円高か横ばいで円安とはなっていない。5月連休明けで輸出が始動すること、5月半ばの米国債券利金払いなどがドル下げの要因である。

その中でドル買い要因としては先週よりも今週は外貨投信の払い込みが多いことである。またすぐには影響しないが日本の生損保が今年度は外貨投資を増加させる運用計画を揃って発表したことだ。日本の生保・損保は、かんぽを含めてバブル当時は世界の機関投資家と呼ばれているほど外貨投資に活発であったがバブル崩壊で外債保有残高を激減させた。今回の大震災で、生保の運用が変ってきた。これまでは外債投資は減少か横ばい、また為替取引をともなわないドル-ドル取引が主流となっていたが、大震災でリスクヘッジの為にこれまでより外貨投資を増やす見込みだ。円売りに繋がってこよう。

【豪ドル円】 予想レンジ:86-91
スティーブンスRBA総裁はワシントンG-20開催を前にNYで講演を行った。「豪が低金利を続ける事はリスクに繋がる。豪が資本規制を導入する可能性は低いが新興国は資本流入で自国通貨が強くなることを懸念している」と発言した。将来的な政策金利の再引き上げも示唆したと言えよう。同時にアジア経済の強さに言及したが、欧米より新興アジア各国との貿易取引が主となっている豪の自信の表れでもある。

最近は住宅は弱いが雇用、小売売上が底堅くなってきている。ただ豪ドル円の相場はドル円の動向が大きく影響し、3月の円売り協調介入後はドル円の上昇=豪ドル円の上昇であったが、4月8日にドル円が3月29日-4月1日の上昇ラインを下に切ってからは豪ドル円もやや弱含み推移している。その後は欧州での債務問題やS&Pによる米国格付けの見通し引き下げでリスク回避の動きもでているが資源価格の上昇もあり持ち直してきている。4月11日-15日の下降ラインを上抜いている。5日移動平均線は下降から横ばいとなっている。 

豪国内のファンダメンタルズは悪くない。ING の最新の4半期におけるウェルビーイング・インデックスによると、豪の家計支出は過去12ヶ月で7.5%上昇し、インフレ率2.7%の2倍以上となった。またオーストラリア商工会議所とウェストパック銀行は2011年1Qの工業動向調査結果を発表し商品需要やビジネス投資の拡大で、製造業も順調に推移していることが明らかになった。10年9月の指標は50.0まで低下したが、12月には52.5、11年3月には58.9と持ち直した。鉱業分野への投資の活発化や、クイーンズランド州の洪水復興需要に加え、金利上昇懸念もやや薄らぎ、企業の将来を予測する「今後の見込み指標」は66.6を記録し、1974年以来で最も高い数値になっている。

今週1QのCPI発表があるが予想の前年比3.0%=インフレターゲット上限を超えれば5月3日に政策金利決定でも利上げ観測が高まってこよう。

メルマガ無料配信中!

メルマガの配信をご希望の方は右のボタンより登録ページへお進みください。

マーケットビュー メルマガ登録

セントラル短資FXで取引をはじめる 当社でお取引をご検討の方

無料セミナ―を受講する

セントラル短資FXが提供する無料セミナー

「マーケットビュー」執筆陣も出演中。外貨投資の基本からFXのトレードテクニックまで各種セミナーを開催しています。

取引をはじめる

オンラインでスピード口座開設 最短翌営業日で開設

口座開設

!
  • ※当社による情報サービスは、お客さまの投資判断に当たって参考となる情報の提供を唯一の目的としており、断定的な判断の提供や特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
    当社および情報提供者は、情報の正確性、完全性、適時性等を保証するものでは一切なく、情報の内容を予告なく変更する場合があります。また、当該情報の利用によって生じたいかなる損害についても、一切責任を負うものではありません。投資の最終判断は、お客さま自身で行ってくださいますようお願いします。
    当社が提供する情報の著作権は、セントラル短資FX株式会社または情報提供者に帰属します。当社の事前の承諾なく情報の全部または一部を引用、複製、転送などにより利用することを禁じます。
マイページログイン
口座開設
わからないことは
0120-30-8806 携帯電話・PHSからもご利用いただけます。
ご利用いただけない場合 03-6833-0250

受付時間:午前08:00〜午後07:00(平日)