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マーケットビュー

月曜 野村雅道の今週注目!の経済指標 マーケットが注目する指標を大胆解析

今週のマーケット
「CRBがリーマンショック前に近づき各国出口戦略へ」

更新日:2011年4月11日

4月11日(月)−4月15日(金)

休日に二つのニュースが出た。米国はかろうじて予算案を通し懸念されていた政府機関の閉鎖を回避した。また中国の1-3月貿易収支は7年振りの赤字(10.2O億ドルの赤字)となった。

さて先週は金利週間であったが、ECB、中国人民銀行は利上げを行い、日銀、RBA、BOEは金利を据え置いた。米国FRBも徐々に出口戦略へ向かっていると考えたい。まだQE2など異例な金融緩和を継続するものがいるが、CRB指数などは急上昇しており徐々にリーマン前に近づいている。CRB指数はリーマンショック直前に473まで上昇、翌09年1月の200割れ寸前まで下落してその後、現在の360台までの上昇を続けている。360は07年の後半のレベルである。政策金利でいえば欧米では3%から4%であった。今週は欧米がCPIを発表するので今後の出口戦略へのヒントが出てくるだろう。世界各国が出口戦略へ向かえるということは、リスク選好の流れとなり円安方向へ向かうだろう。ただ短期的には後述(ドル円見通し)するように需給的に、テクニカル的に一息ついているので今週は、ドル上昇は一服となろう。

今週は週後半が充実している。14日からは中国ではBRICS会議、ワシントンではG-7、G-20中央銀行・財務相会議、IMF世銀総会と続く。BRICS会議をG-7より注目したい。また中国はGDP、CPI、PPI、工業生産高、小売売上高、固定資産投資を発表する。世界成長の根源である中国の経済指標は注目すべきだろう。株価は再三の利上げ、預金準備率引き上げにもかかわらず今年は底堅い動きだ。インフレ率上昇も高度成長による自然なものである。韓国、インドネシア、カナダが政策金利を決定する。

米国はかろうじて予算案を通し政府閉鎖の危機を免れたが、政府債務の上限が近く、今後とも予断を許さない。債券の売り=利回り上昇にも繋がるだろう。米国の企業業績は1Qは好調。今週はチェース、BOAなどが決算を発表する。

日本は先週は景気ウオッチャー指数が大幅低下した。地震の影響が指標に表れ始めている。日銀支店長会議、月例経済報告、投信概況の発表がある。年初来唯一トリプル安が続く国である。まだ地震や原発の被害状況がつかめないのが不安である。被害金額がわからなければ対策も打ちようがない。

ユーロ圏はCPIの他にZEW景況感指数、英国はCPIに雇用統計がある。豪はNYで中銀総裁の講演がある。商品価格急騰で資源国通貨が上昇しているがそれへの懸念が出るかどうか。豪は雇用が再び逼迫しだしている。今月後半のCPIも強ければ5月は利上げとなるだろう。南アやカナダも指標が改善しているものが多くインフレ懸念が出始めているので通貨高は容認される。NZドルも強いが内部要因はまだ弱いのが気がかりである。NZ当局者は常々通貨高懸念を表明している。

アフリカ・中東では依然リビア、コートジボワール、イエメン、シリアの内乱が収まらない。これらは原油価格上昇に繋がっている。

【今週の注目指標】

4/11
(月)

(日)機械受注、日銀支店長会議 地域経済報告
(仏)鉱工業生産
(その他)IMF世界経済見通し

4/12
(火)

(日)日銀金融政策決定会合議事要旨、工作機械受注実績、ESPフォーキャスト調査
(韓国)中銀金融通貨委員会
(インドネシア)中央銀行理事会
(独)消費者物価指数・確報、ZEW景況感調査
(英)商品貿易収支、消費者物価指数、小売物価指数
(ユーロ圏)ZEW景況感調査
(加)新築住宅価格指数、国際商品貿易、中銀政策金利発表
(米)輸入物価指数、貿易収支、月次財政収支、地区連銀経済報告(ベージュブック)

4/13
(水)

(日)月例経済報告、企業物価指数、投信概況
(仏)消費者物価指数
(英)失業保険申請件数、失業率
(ユーロ圏)鉱工業生産
(米)小売売上高、企業在庫
(その他)IMF世界金融安定リポート

4/14
(木)

(NZ)小売売上高
(日)首都圏・近畿圏マンション市場動向
(ユーロ圏)ECB月例報告
(米)新規失業保険申請件数、生産者物価指数
(その他)G-7、G-20、BRICS会議

4/15
(金)

(日)鉱工業生産・確報
(中国)GDP、CPI、PPI、工業生産高、小売売上高、固定資産投資
(ユーロ圏)消費者物価指数、貿易収支
(米)消費者物価指数、ニューヨーク連銀製造業景気指数、対米証券投資、設備稼働率、鉱工業生産、ミシガン大消費者信頼感指数・速報値

4/16
(土)

IMF・世銀総会

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り※チャートはクリックで拡大できます

前回の「注目通貨ペア!」

ドル円
豪ドル円

【ドル円】 予想レンジ:82-87
予想レンジ内であるが先週末は2連続陰線で3月17日からのドル円急騰に一服感を示した。

(先週の予想は以下の通り)
過去17年間の4月、5月のドル円の当落を見ると4月が8回上げの9回下げ、5月が9回下げの8回上げと需給上の歪みはない。4月は新年度で輸出予約が出始める。歴史的には円高傾向なので年度前半に輸出業者は予約のかなりの部分をとる。年度後半は少なくなるのでドル円が晩秋あたりから底堅くなるのは昨年から述べている通りだ。輸入は歴史的に円高傾向なので年度初めに一気に輸入予約を入れることはない。また資本筋だが年金・かんぽ・郵貯など民間も含め、年度初めは若干他の月より外貨投資を増やす。以上、輸出・輸入・資本を合わせると需給が拮抗しやすいのだろう。

ただ今年は東日本大地震で輸出が影響を受けて減少するだろう。やや長い目の輸出予約をとろうとしても輸出金額が生産停止もあることから確定しないのでそれは出来ない。輸出予約が減少すればその分ドルが底堅くなろう。3月地震以降の貿易統計を注目したい。

76.25から84.73とボリバン下限大きく下抜きからボリバン上限上抜きとすさまじい相場であった3月後半。ただボリバン下限を下抜いた日の長い下ヒゲほどではないが、漸くやや長い上ヒゲを残し先週金曜は終わった。ややドル円相場も落ち着きを見せただろう。センチメント が弱い時はボリバン下限であり絶好の買い場であり、ボリバン上限超えは絶好の売り場となることが多い。ただそれを実行するのはセンチメントの逆をやることとなるので難しいかもしれない。ボリバンは先週末で79.48-84.00、移動平均5日線は上向き、一目均衡表の雲は82.66 −68と狭い。3月25日-29日の上昇ラインがサポートしている。ボリバン上限が拡大すればさらなる上伸もあるが、さらなるドル買いにはやや気をつけたいボリバンの位置である。日本の原発不安と輸出が減少するかがポイントだろう。

【豪ドル円】 予想レンジ:85-90
雇用統計改善でレンジの後半まで上昇した。今月後半のCPIの発表あり。これも強ければ5月は利上げか。

(先週の予想は以下の通り)
今週は豪ドルにとって重要週だ、2月貿易収支(予想12億豪ドル)、政策金利(予想据置)、2月雇用統計(予想失業率5.0%、新規雇用者数+2.4万人)が発表される。その他にもインフレ指標のTDインフレ指数や外貨準備も発表される。

豪ドル円は3月17日の74.25から先週金曜の87.59と13円以上昇した。実に11日連続陽線だ。ボリバン下限下抜けから上限へ一気に上昇した。バンドは現在78.43-87.17である。5日移動平均線は上向き、3月21日-23日の上昇ラインがサポートしている。

また豪ドルは米ドルに対し3月17日に0.9683まで下げたが先週金曜は1.0395のボリンジャーバンド上限まで上昇し日本の震災前の水準や1983年からの変動相場制導入後の高値を更新した(ちなみに変動相場制導入前は1.0から1.5の管理相場。対円では150円から400円台もあった)。

乱高下した理由(ただ結局は元通り)は下げは日本の震災でのリスク回避行動、ドル円が80円を割り大量の損切りを執行する時に丁度薄商いのシドニーにあたりプライスがなく下値、下値を叩いていった。

上げは3月17日の東京市場に入り通常の需給で市場も厚くなり下げ止まり、損切りを執行された人、実需筋から買いが入った。日銀の資金供給、G-7協調円売り介入も効果があった。28日英バークレー銀行の豪マクワリー銀行買収の噂で買いが出たが、実際にその取引が出るわけでもなく思惑買いの売り戻しも早かった(買収には為替が伴わないものが多い)。昨年12月洪水災害の再保険金請求での豪へのリパトリの買いはあっただろう。これは雰囲気だけだが、豪もNZも原発導入を行わない方針が好感以上、豪ドルは乱高下したが、終わってみれば地震前戻りさらに上昇となった。

長期的には豪は資源国であり中国を始めとする新興国からの需要で景気が良いということもあるが、最近の経済指標はあまり良いものがない。強みであった雇用も伸び悩み、住宅指標も弱い。洪水災害でGDPを押し下げることもある。企業業績、株価も弱い。金利は据え置かれている。ただそれもほぼ数字が把握され想定内のものとなってきたのだろう。

豪は元々は経常赤字国で通貨が弱含みしやすい国だが、2000年からの中国の高度成長での資源需要で経常収支も黒字になる年も出てきている。高金利での資金流入は売り戻しもあるので気をつけたい。

また3月26日に行われたNSW州総選挙では与党労働党が大敗し野党自由党が躍進した。
内部的には良い材料がないが、外部要因(特にG-7の協調介入でのリスク選好)で支えられた。

内部要因のチェックは政策金利、雇用統計を待ちたい。雇用が改善すればさらに豪ドル上昇の可能性もあろう。85-90か。

来週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

来週の「注目通貨ペア!」

ドル円
ランド円

【ドル円】 予想レンジ:82-87
3月末から先週までは外貨投信の発行が多く、外貨債券の販売もあったが、今週は外貨投信は1件のみだ。円売り圧力は減少する。ただ月末の2週間とゴールデンウィークは発行が多くなっている。ちょっと今週は凪の週間かもしれない。また輸出業者も4月初旬は様子を見ても少しは先の予約の売りを入れ始めるだろう。3月上中旬の貿易統計は地震で生産設備が破壊されたことがあったが輸出・輸入ともに増加し黒字幅も増加した。まだ地震の影響が数字に表れていないかもしれない。また被災地の貿易港である仙台塩釜、八戸、日立港の日本全体の貿易額は小さい。被災地からの輸出部品の海外出荷は他の港からなされるかもしれないが、今後とも貿易動向は追っていきたい。ということで貿易需給はまだ円売りに傾かず、資本の需給ではやや円売りが落ち着いてきた。円債や株が売られていることからの円売りがあるが、ドル買いも一服感か。

ドル円の2本の上昇ラインのうち3月29日-4月1日の上昇ラインは下抜いた。3月25日-29日の上昇ラインはまだ生きている。後者をブレイクするポイントは84.20-30あたりだろう。需給状況では先週金曜あたりから利食いと損切りの売りの金額が買いを上回っている。地震被害での円売り思惑でのポジション取りはかなり進んでいるといったところだろう。これ以上他の誰かがドル買い円売りをしないと、自律的な下げとなる。ただ東京の午前中は仲値のドル需要があるので、もし下がるとしたら午後になることが多いだろう。

5日移動平均線はまだ上向きである。ボリンジャーバンド上限の85.70からはやや離れた(ボリバン下限は78.89)。連続陰線で先週金曜日はやや長い上ヒゲを出しているので気をつけたい。米予算で政府閉鎖は回避できたが、今後の予算作成も政府債務上限が近いので難航が予想される。今朝のシドニー(11日)での早急なドル売りは避けられるだろうが、テクニカルではこれまでの3月17日からの上昇のリズムを変えている。もう一度ドル買いの流れをつくるのは新たなニュースが必要だ。

【ランド円】 予想レンジ:12.20−13.20
3月17日から上昇を続けてきたが先週木曜、金曜は横ばいに終わり3月29日-4月1日の上昇ラインに接するようになった。ここを下抜ければ3月24日-29日の上昇ラインの12円半ばがサポートとなる。ボリンジャーバンドは11.07-12.89で若干上限から下へ少し離れた。5日移動平均線はまだ上向きだ。ランド上昇に一服感が出ている。週足はまだ勢いがあり、ボリンジャーバンドの上限を超えている。月足は10年6月からの11.0-12.0の揉み合いを上抜けたようだ。3月の長い下ヒゲが効いている。年足は陽線に転換している。

今年の資源価格は銀が最強である。金がそれに次ぐが白金やパラジウムは伸び悩んでいる。南アは金・銀・白金・パラジウムのすべてを量産するので白金、パラジウムが伸び悩んでも恩恵は受けている。株価も好調でJSE指数は3万2千台後半となっている。年初は3万2千前半であったがその後はリビア問題で一旦3万1千台へ下落していた。経済指標はまずまずだ。小売売上、製造業生産が強い。貿易赤字も減少している。投資も活発で鉄道の開発投資に970億ランドを新たに投資する。また外国資本の投資も歓迎の意を表しており、米国ウオルマートは20億から30億米ドル、日本の関西ペイントは2億6千万ドルの投資を行う。

インフレについてはまだCPIは3.7%でターゲット(3%から6%)の下限に近いがマーカス中銀総裁の今後のインフレ高騰懸念は強い。米国CRB指数は上昇基調にあり、欧州のCPIの上昇も次第に南アへ影響してくると思っている。世界中が出口戦略へ向かい始めているということはリスク選好となり南アランドや資源価格の上昇に繋がるのだろう。5月12日の政策金利決定へ今月下旬にCPIとPPIを注視したい。通貨についてはマーカス中銀総裁に続きムミネル副総裁も外貨準備を増やすが、ランドは強くも弱くもしないと発言している。ランド高抑制のスムージングオペレーション程度の介入は行うということだろう。

今週は14日に中国でBRICS会議が開催され南ア・ズマ大統領も初めて招待される。勢いのある国同士の会合だけに南アもその相乗効果を享受できるだろう。南アの問題点は20%を超える失業率とそれによる黒人の不満である。12.20-13.20のレンジか。

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