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マーケットビュー

月曜 野村雅道の今週注目!の経済指標 マーケットが注目する指標を大胆解析

今週のマーケット「月末の輸出に介入が対応するか」

更新日:2010年9月27日

9月27日(月)−10月1日(金)

週末には武富士破たんや日銀総裁の追加金融緩和策示唆などのニュースも流れている。心配なのは中国のフジタの拘束された社員の事である。

先週金曜日の午後にドル円が84円台半ばから85円台へ一気に上昇するような動きがあったが、結局ほどなく84円台へ戻し、結局NY終値は84円20銭と金曜の始値の84.36銭より円高で1日を終えた。

介入責任者の玉木財務官は「為替介入の有無、コメントしない」、五十嵐財務副大臣は「介入は財務大臣の専管事項であり、何も聞いていない(、副大臣が無責任な)。」と発言した。また菅首相も「為替介入については聞いていない」とした。

おそらく市場での数百本(1本=百万ドル)の資本玉が出たことと「白川総裁が辞任するとの噂」で上昇したのだろう。菅首相や五十嵐副財務大臣が嘘をつき後で追及されるリスクをとる必要はないからだ。介入の噂でドルを買った人も支えがなくなり、徐々にドルロングを落としていったのだろう。また万が一介入していたとしても、結果はまったく無残なものであったので介入していないということで終わったほうが良さそうだ。

さて日米首脳会談が終了した。ドル円介入には言及されなかったようだが、菅首相は事前のFTのインタビューで「為替に急激な変化があれば介入は不可避」と語った。また前原外務大臣はWSJのインタビューで「日本政府による更なる為替介入実施の可能性あり。この先の介入に関しては、米国や欧州との緊密な強力を維持するとするも、協調介入は予想していない」と発言した。82円台の介入から察するに、80円を割らせたくないという介入の基本方針のようだ。これは2000年-2004年の100円を割らせないための105円あたりからの介入を手法が似ている。

米中首脳会談ではオバマ大統領は人民元の切り上げを求めたが、温家宝首相は「米国議会から要請されている20%の人民元切り上げは多くの中国の輸出業者を破綻に追い込む。米中の貿易不均衡は投資、貿易構造を反映したもの、人民元のレートは経済的問題であって、政治的に利用されるべきではないし、米国の財政赤字とは関係がない」と答え平行線を辿った。ただ米下院歳入委員会は24日、中国に人民元の切り上げを迫る対中制裁法案を可決した。下院本会議で今週にも可決されるとの見通しだ。法案は、不当に安い輸入品に相殺関税をかけることとなろう。しかし米国が生産していない商品に関税を増税すれば米国の消費者の負担増となるだけだ。

また尖閣諸島問題は国の威信を大きく傷つける結果となった。まだ問題が解決したわけでもなく今後もこの結果は日本の外交、経済に大きく影を落とすだろう。

米国本会議で制裁法案可決なら円相場にも売り介入している円にも買い圧力がかかろう。輸出が出やすく、外貨投資が伸び悩んでいるのでやはり円買いを止めるには介入しかないだろう。

日銀の短観があるが既には発表されている財務省・内閣府の法人企業統計予測と同じく、現状改善、先行き悪化となるだろう。

要人の発言も多い週となる。菅首相所信表明、バーナンキFRB議長、ガイトナー財務長官議会証言、トリシェ総裁などだ。

米国の指標ではケース・シラー住宅価格や金曜日に個人所得など多くの指標が出る。また米国景気の低迷とユーロ圏景気の持ち直しでユーロ中心にドル安が進むこととなる。

日本は円高対策のために4兆円規模の補正予算が打ち出されるようだが、いつものように円高で苦しむ業者にお金が行き届かず、ただ国の借金が増えるだけの結果となろう。介入で相場を安定させるのが一番効率的なのであるが旧態依然の手法だ。

【今週の注目指標】

9/27
(月)

(日)貿易統計、企業向けサービス価格指数
(香港)貿易収支
(ユーロ圏)マネーサプライM3・季調済
(米)シカゴ連銀全米活動指数、ダラス連銀製造業指数

9/28
(火)

(日)自動車各社の生産・販売実績
(独)GFK消費者信頼感指数、消費者物価指数・速報値
(仏)消費者支出
(英)全国住宅価格、第2四半期GDP・改定値、第2四半期経常収支
(米)週間チェーンストア売上、週間レッドブック大規模小売店売上、S&P/ケース・シラー住宅価格指数、リッチモンド連銀製造業指数、消費者信頼感指数

9/29
(水)

(NZ)8月貿易収支、マネーサプライ
(豪)先行指数
(日)日銀短観
(スイス)KOF先行指数
(ポーランド) 政策金利発表
(ユーロ圏)消費者信頼感・確報値
(英)マネーサプライM4・確報値
(南ア)消費者物価指数
(加)鉱工業製品価格
(米)住宅ローン・借換え申請指数

9/30
(木)

(NZ)住宅建設許可、企業信頼感指数
(豪)住宅建設許可件数、住宅販売、民間信用
(日)対外及び対内証券売買契約等の状況(週次)、鉱工業生産・速報値、商業販売統計、自動車生産・輸出実績、住宅着工戸数、大手建設受注、為替介入実績
(台湾)中銀金融政策決定会合
(仏)生産者物価指数
(独)雇用統計
(ユーロ圏)消費者物価指数・速報値
(南ア)生産者物価指数、貿易収支
(加)GDP
(米)第2四半期GDP・確報値、第2四半期個人消費・確報値、新規失業保険申請件数、シカゴ購買部協会景気指数
(その他)パリ国際自動車ショー

10/1
(金)

(豪)AIG製造業指数、RBA商品価格
(日)臨時国会召集、首相所信表明演説、有効求人倍率、完全失業率、家計調査、東京CPI(コア)(前年比)、消費者物価指数(コア)(前年比)新車販売台数
(中国)製造業購買担当者景気指数
(ユーロ圏)製造業PMI 失業率英・製造業PMI
(米)個人所得、支出(前月比)、PCEコア・デフレータ(前月比/前年比)、9月ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)、ISM製造業景況指数、建設支出、新車販売台数

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り※チャートはクリックで拡大できます

前回の「注目通貨ペア!」

ドル円
豪ドル円

【ドル円】 予想レンジ:83-88
ほぼ予想のレンジ内で推移したが、介入は行われなかったようだ。また日米首脳会談では介入については触れられず、菅首相が「介入は終わっていない」と示唆するにとどまった。

(先週の予想は以下の通り)
輸出が増加、個人・法人ともに海外投資に勢いがなくなっていること、政府の企業アンケートでもこれ以上の円高では海外移転も考えているなどの材料で政府は2004年以来の円売り介入に踏み切った。海外からは反発の声も聞こえるが一旦円売り介入を始めた以上腰砕けになれば政権まで揺り動かすので介入は継続されるだろう。ただ海外からの圧力に弱い日本なのでそれが心配だ。

円売り介入が実施されたが年足では陰線のままだ。年始値は92.97.このあたりが輸出企業のドル円の採算レートのようだ。月足は5月から4カ月連続陰線であったが今月は介入でここまで陽線で、6月-8月の下降ラインを上抜け、5月-6月の下降ラインにトライしようとしている。日足はボリンジャーバンド上限、一目均衡表の雲下限間近でこう着している。5日移動平均線は上向いている。介入がチャートの形を変えようとしているが、介入を止めると元の黙阿弥の円高となろう。今のところ東京市場終了後や東京市場休場の時やスキマ市場も注視、介入体制をとっているようだ。

来週は9月日銀短観の発表があり改善が予想されているが、先行きは円高の影響もあり悪化となる見込みだ。これもありドル円相場が下落した時には介入が行われるだろう。こう着からやや円安推移を予想する。 

【豪ドル円】 予想レンジ:79-84
底堅く推移したが先々週ほどの伸びはなかった。豪ドルドルは上伸したが、ドル円の介入が継続されず円高に振れたからだ。

(先週の予想は以下の通り)
5月の利上げ打ち止めで下落してきた豪ドル円であったが、ここにきて回復している。7月小売売上高と7月住宅建設許可件数、2QGDP、7月雇用統計が改善した。また8月TDMIインフレ指数は+3.0%(前年比)、9月消費者インフレ期待は+3.1%となりインフレ懸念も起きている。これだけそろえば利上げ予想も高まってくるが、昨日豪中銀ロウ総裁補が利上げを示唆したので豪ドルは上伸し81円台にのせた。一方株価は利上げ示唆で下落した。

政局も漸く落ち着いてきた。労働党と保守連合で過半数をとれずハングパーラメント状態となっていたが無所属の議員が労働党支持を表明し76-74とまことに僅差ながらギラード新政権(2期目)が誕生した。またギラード首相はラッド前首相を外相に起用し党内不和論を抑える行動をとった。

豪ドルや豪株の堅調さを支えているのはいつもながら中国経済だ。先々週末に発表された中国の鉱工業生産、小売売上などの一連の指標は力強いものとなった。また中国経済も過熱を抑えつつ急激な下落を避けようとする政策をとっている。温家宝首相は天津で開催されている世界経済フォーラムで「中国は世界経済のエンジンになる」という決意を表明した。一番恩恵を受ける国は豪であろう。4月の高値88円はまだ遠いがゆっくりと近づいていくだろう。

テクニカルでは短期ではボリンジャーバンド上限を超えているので過熱には注意したい。8月24日-25日の上昇ラインが支えている。5日移動平均線は上げている。

来週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

来週の「注目通貨ペア!」

ドル円
南アランド円

【ドル円】 予想レンジ:82-87
円は240円の時に開催されたプラザ合意以降独歩高を続けたが1995年で79.75をつけた後は、独歩高の展開をすることは少ない。大きく円高になったのは、LTCM破たん時の98年10月と08年10月のリーマンショックだ。それ以外では円の全面高、独歩高は少なく、ユーロやスイス、資源国通貨の後追いとなることが多い。パニック時ではわけがわからず、積み上げてきたポジションの整理という形で円が買われることとなるが、平時で冷静になると円を積極的に買う海外勢はおらず、ただ貿易収支の黒字で円が買われる。それも中国に生産シフトしているので80年、90年代ほどの黒字とはならず円高のスピードも落ちている。輸出をする日本人が円を買うだけであり海外勢は手を出してこない。それは国の借金や国の主体性のなさが反映している。

今年もギリシャショックなどもあったが年半ばからはドルは引き続き弱くなっているが、円が対価とし先頭に立つのではなく他通貨の後塵を拝している。この傾向は続くだろう。

5月から4カ月連続陰線で、今月は円売り介入を実施したが、ほぼ寄り引き同時になりつつある。介入した月に陰線で終われば財務省の能力が問われることとなろう。あるいは海外の圧力に屈したということだろう。日足では、介入した9月15日こそ上昇したが、その後は横ばいからジリ安となっている。先週金曜の介入の噂で上昇して下げたことで長い上ヒゲが出来て売り圧力を示している。9月21日-22日の下降ラインはサポートになるが、月曜は83.60、火曜は83.20あたりとなるだろう。5日移動平均線は下向き。ボリンジャーバンドは83.09-85.96である。一目均衡表の雲は85.98からだ。上は86近辺が抵抗となる。輸出が伸びているが、個人、機関投資家の外貨投資は伸び悩んでいる。浮上には円売り介入が必要だろう。

【南アランド円】 予想レンジ:11.50-12.50
ランドは底堅く推移した。ランド円は日銀の円売り介入で先々週上昇したが、その後は介入がなくドル円は下落したが、ユーロ高、豪ドル高に連れドルランドが下落(ランド高)となりランド円を支えた。ドルランドは一時7.0を割り込んだ。また引き続き株価や資源価格も上昇してランドを支えている。金は南アのHarmony Gold MiningのCEOが年末に1500ドルと予想した。また科学者では南ア石炭の生産が既にピークを過ぎ、今後生産量が減少する見通しを発表したこともランド高に繋がった。金は一時1300ドルにのせ、金よりも年初来上昇率の高いパラジウムや銀も強い。

経済指標も良好であった。7月小売売上高(前年比)は前回:+7.4%、予想:+7.1%、今回:+7.9%となり、2Q経常収支は前回:-1161億ZAR、予想: -773億ZAR、今回: -669億ZARとなった。経常収支改善はサッカーW・カップでの資金流入が寄与した。

南ア経済の好調さを労働者も認識しているので賃上げストライキも少々のことでは妥協しないのだろう。政府はまだ高い失業率に対し、110億ランドの資金で2万人の雇用を生み出す計画を打ち出した。

まずまずの相場環境で今週はCPI、PPIの発表がある。前回は利下げに繋がったCPIの低下があっただけに注目したい。中銀筋はこれ以上の利下げはないと示唆しているが、産業界や組合からはもう一段の利下げを望む声が強い。またランド高も懸念されている。中銀も原則は市場に任せるとしながらも、マーカス総裁は「ランド高は製造業にとって衝撃となる。強いランドに対する即効薬はない」と発言している。ゴーダン南ア財務相は「安定し競争力のある通貨を望む」、ズマ大統領は「経済は必要な雇用を創出する可能性がある、一段と競争力があり安定した為替相場を含めるべきだ」と懸念を示している。

年足はまだ陰線であるが、実体は短く、円と互角に推移している。月足はほぼ今年は12円からみで推移して安定度をしめしている。日足では日銀の円売り介入で12円台にのせたが、その後円高に振れても底堅いのはドルランドがジリ安推移しているからだ。位置的にはボリンジャーバンドの上限に近いところにいる。ボリンジャーバンドレンジは11.27-12.14。5日移動平均線はほぼ横ばいである。ドル円が先週長い上ヒゲを出していて下押し圧力はランド円にもかかってくるだろう。

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