FXなら安心と信頼のFX|セントラル短資FX

  • 法人のお客さま
  • サイトマップ
  • よくあるご質問
  • お問い合わせ
  • 推奨環境
  1. セントラル短資FX
  2. マーケット情報
  3. マーケットビュー
  4. 2010年バックナンバー
  5. 野村雅道の今週注目!の経済指標

マーケットビュー

月曜 野村雅道の今週注目!の経済指標 マーケットが注目する指標を大胆解析

今週のマーケット
「米雇用統計、日銀と政局、ECB、中国PMI、RBA」

更新日:2010年8月30日

8月30日(月)−9月3日(金)

2008年に大田弘子経済財政政策担当大臣が「残念ながら、もはや日本は『経済は一流』と呼ばれる状況ではなくなった」と発言したことがあった。中国の台頭もあり日本経済はジリ貧状態にある。日本は輸出を業としている国だ。そこで変動相場制を採用するということは輸出企業の収益減から、輸出企業の海外への移転に繋がる。それが変動相場制の道理である。本当にそうなることを覚悟して採用しているなら政府があたふたするのもおかしい。もしそれが嫌ならダーティーフロートというか介入を実施すべきだろう。協調介入か単独介入かは重要ではない。要は円売り介入をしてドル売りを吸収しないといけない。もちろん一時的に円安に戻っても日本が輸出大国を目指す限りまた円高の波は押し寄せてくる。平時にそうなった場合にどうするか考えておかなければならない。現政権はそれが欠如していたようだ。

ただ漸くマスコミにも叩かれ菅政権も円高対策に取りかかりそうだ。為替のコメントをすべき財務大臣までが職務放棄とも思えるべき瞬間的な受け答えしかせず、介入について聞かれると逃げるように立ち去っていくのは恥ずかしいばかりであった。為替政策の担当の意識や説明責任がまったく欠如している初めての財務大臣だろう。円高発言の多かった藤井元財務大臣でさえ詳しく説明はしていた筈だ。

さて菅首相・日銀総裁会談や日銀緊急会合の話まで出ているが、まずはきちんと逃げずに説明すべきだろう。日本は経常黒字国なので円高にならざるを得ないが応急手当的な介入と長期的な為替政策、為替リスクの管理を整えて置くべきだろう。円高になってからアンケートをとっても遅すぎる。今週は9月14日の民主党代表選挙もありそれを考慮しても何らかの対策を打ち出し国民的理解を得ようとしてくるだろうし、小沢派は景気対策の無策を批判してくるだろう。

さて日本はともかく今週は米国8月雇用統計を軸に展開する。予想は失業率が9.6%、非農業部門雇用者数は10.6万人の減少だ。前哨戦のADP雇用者数、チャレンジャー社人員削減数、失業保険申請者数や住宅指数、ISMなど米国指標は数多くあり、日本で円高対策を行っても夜のNYで覆されるリスクは留意したい。

また31日には各国指標や日本の外貨投信の払い込みも集中する多忙な日となる。

ECBは政策金利の発表がある。ウェーバー独連銀総裁の「資金供給を来年まで制限しない」という発言でユーロが売られてきたが、GDP、独IFO景況指数、独GFK消費者信頼感調査、ユーロ圏製造業新規受注など経済指標は悪くはない。ただギリシア債券金利が11%後半まで1%近く上昇してきたのが不安である。

豪はまだ選挙の決着がつかずハングパーラメント状態であるが、そこで2QGDPが発表される。1Qの前年比+2.7%より小幅高の+2.8の予想だ。中国は8月PMIを発表する。

全体的には景気が減速しているが、2008年後半に比べればずっと落ち着いているわけで、一つの弱い指標でその国の通貨を大きく売り込過ぎることには注意したい。


【今週の注目指標】

8/30
(月)

(日)菅首相日銀総裁会談?、日銀臨時会合?、地域経済動向
(NZ)貿易収支、マネーサプライ、NBNZ企業信頼感
(豪)住宅価格、企業利益、企業在庫
(ユーロ圏)景況感指数、消費者信頼感(改定値)
(英)休場
(加)第2四半期経常収支、鉱工業製品価格
(米)個人所得、個人支出、PCEデフレータ

8/31
(火)

(NZ)住宅建設許可
(豪)第2四半期経常収支、住宅建設許可件数、小売売上
(日)日銀成長基盤強化支援の資金供給〔第1回〕、鉱工業生産・速報、小売業販売額・速報、大型小売店販売額・速報、平衡操作実施状況、住宅着工、建設受注、自動車生産輸出、(インド)2QGDP
(香港)小売売上高、月次政府財政収支
(独)失業率、失業者数
(英)GFK消費者信頼感調査、消費者信用残高、マネーサプライM4
(ユーロ圏)消費者物価指数・速報、失業率
(南ア)貿易収支
(加)7月GDP、第2四半期GDP
(米)S&P/ケース・シラー住宅価格指数、シカゴ購買部協会景気指数、消費者信頼感指数、FOMC議事録

9/1
(水)

(NZ)ANZ商品価格
(豪)第2四半期GDP、AIG製造業指数、商品価格
(中国)製造業購買担当者景気指数(PMI)
(日)自動車販売台数
(ユーロ圏)製造業PMI確報
(英)製造業PMI
(米)MBA住宅ローン申請指数、チャレンジャー社人員削減数、ADP民間雇用者数 、ISM製造業景況指数、建設支出、新車販売台数
(ブラジル)政策金利発表

9/2
(木)

(豪)7月貿易収支
(日)マネタリーベース、対外対内証券売買
(スイス)第2四半期GDP
(ユーロ圏)第2四半期GDP確報値、7月生産者物価指数、ECB政策金利発表
(スウェーデン)中銀金利発表
(米)新規失業保険申請件数、仮契約住宅販売指数、労働生産性指数、製造業受注、7月中古住宅販売保留指数

9/3
(金)

(豪)サービス業指数
(日)第2四半期法人企業景気予測調査−設備投資
(スイス)消費者物価指数
(ユーロ圏)サービス業PMI、小売売上高
(英)サービス業PMI
(米)非農業部門雇用者数、失業率、ISM非製造業景況指数

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り※チャートはクリックで拡大できます

前回の「注目通貨ペア!」

ドル円
豪ドル円

【ドル円】 予想レンジ:83-88
首相・財務相の円高に対する的確なコメントがなかったためにドル円は83円に突入するも週後半は首相から「円高に断固たる措置をとる」との発言があり85円台へ戻した。

(先週の予想は以下の通り)
日本では今週菅首相と白川日銀総裁が会談することでまだ調整中のようだ。民主党党首選も絡み、円高済対策に絡む追加金融緩和措置に対する思惑は続く。産経新聞報道では昨年12月に導入した新型オペの規模を現行の20兆円から30兆円に増額、期間を3カ月から6カ月に伸ばす可能性などが伝えられているが、円売り介入が示唆されなければ市場は再度円買いを進める可能性がある。また日本の7月貿易統計の発表があるが7月上中旬ではその伸びを縮小しており、中国の輸入も伸びが縮小しているだけに注目したい。テクニカルでは8月11日-12日の緩やかな上昇ラインを下抜いている。ボリンジャーバンドでは下限でなんとか反発している。移動平均5日線は下げから横ばいとなってきている。景気指標が弱いもの出始め、今年の成長見通しも下方修正されているので円急騰とはならないだろう。

【豪ドル円】 予想レンジ:73-78
豪選挙で過半数をとる政党が出なかったことと円高で73円台をつけるも、週後半は豪ドルウリダシ債の払い込みと円高牽制発言で76円台へ戻す

(先週の予想は以下の通り)
豪下院選挙結果を受けて豪ドルが売られている。豪選挙結果は現在でABCテレビでは労働党が72議席、自由党保守連合は73議席、緑の党1議席、独立系4議席となり、単独過半数(76議席)をとる政党が誕生しなかった。英国同様に国会はハングパーラメント状態(宙ぶらりん)となっている。ギラード首相と野党・保守連合のアボット党首は共に「緑の党」や無所属の議員との間で政策協議を始めている。 同時に実施された上院(定数76)選でも、予想勢力分野は労働党31、保守連合34とどちらも過半数に達しなかった。緑の党が改選前の5から9議席に伸ばし、キャスチングボートを握る見通しだ。緑の党は米環境保護団体「シー・シェパード」とは友好関係にある。政局不安定でまずは豪ドルが売られている。ただ政治は妥協の産物だ。次第に落ち着いてきて経済のファンダメンタルズによる相場へと戻っていくだろう。いつものように中国本位性の豪ドル相場になっていくだろう。現在は一目均衡表の雲の下に落ちて、ボリンジャーバンドの下限近くとなっているが、バンドの下限を大きく逸脱しない程度で推移、次のリバウンドを狙うだろう。

来週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

来週の「注目通貨ペア!」

ドル円
南アランド

【ドル円】 予想レンジ:84-89
最近は誰もが月のクセを気にしてくれるようになった。月のクセがあるということは、為替はまさに投機でなく需給で動くことを認めてくれるようなもので需給論者の私にとってはうれしいことである。ただここ16年間の9月はドル上げ8回、ドル下げ8回で特徴がない。過去3年はドル下げであった。9月は中間決算の円買いがあるが前倒しで8月に出ていることもありそれほど特徴のある月ではない。

円高・デフレを一時的に止めるか、あるいは長期的な政策を議論する余裕があるか。日銀が週明けにも臨時会合を開催し追加金融緩和に踏み切るとの一部報道があった。菅首相は「為替市場の過度な変動は経済・金融の安定に悪影響及ぼす。必要なときは断固たる措置を取る」と漸く週末に発言した。マスメディアも円高のことを大きく取り上げているだけに今回は逃げない政策が期待できるだろう。

テクニカルでは8月23日−24日の下降ラインを上抜け、24日‐25日の上昇ラインを形成中である。5日移動平均線はまだ下降中だ。8月11日‐12日の上昇ラインを下抜いてからは横ばいであったが、売り注文がジリジリと下げてきて、月末の輸出で85割れとなった。ボリンジャーバンドの現在のレンジは84.02‐87.57、下限の下抜きからは戻ってきた。7月28日‐8月5日の下降ラインもサポートした 。外貨投信の払い込みも月末に集中、週前半は底堅く推移、その後は米国雇用統計やその前に発表されるADP雇用統計などを見て振れる。

【ランド円】 予想レンジ:11.20-12.20
現在6.5%の政策金利を引き下げる意見も出始めている。先週発表された7月CPI(前年比)が前回+4.2%、予想+4.0%のところ、今回+3.7%となった。一昨年はインフレターゲットを大きく超えて10%以上であったことを考えると、急速に低下、いまやターゲットの3%-6%の下限に近いほうとなっている。7月PPI(前年比)、前回+9.4%、予想+8.6%、今回+7.7%と前回及び予想を下回った。10%近い賃上げを要求する組合が多く賃金面からのインフレ不安は残っている。ゴーダン南ア財務相は「インフレを示すデータ、素晴らしい」と語った。さて同じく先週発表された2QGDPは(前年比年率換算)前回4.6%、予想3.9%、今回3.2%となった。これも事前に南ア中銀総裁や副総裁が1Qよりも低下すると示唆していたのでそれほど大きな驚きはなく市場に大きな混乱はなかった。2010年のGDPは約2.9%の見通しとされている。

為替相場については、ゴーダン南ア財務相は「政府は依然としてランド高を懸念、ランドに目標水準を定めていない事は、行動しない事を意味するものではない」としているが中銀総裁などは不介入方針を示唆してきた。

ランドが底堅く推移しているのも金が世界経済不透明の中で安全資産として買われていることもある。また金よりも堅調なのはパラジウムでその恩恵をランド相場も受けている。

今週の指標では7月貿易収支がある。またズマ大統領は大規模訪中団を組んだ。貿易拡大を目ざしている。南ア全土に新幹線網を敷くことも打ち出した。失業率の25%はさておき、いい指標は出ている。6月小売売上高は(前年比)、前回+4.6%、予想+7.2%、今回+7.4%、6月製造業生産は0.7%(予想-0.6%)となっている。スタンダード銀行も決算も良好であった。

テクニカルではランド円は11円前半までリスク回避の動きで売られたが、週後半は米国株や貴金属相場が持ち直しリスク選好の流れとなりやや上昇した。8月24日-27日の上昇ラインがサポートとなっている。ボリンジャーバンドは現在11.46-12.00となっている。4日振りに一目均衡表の雲の中へ戻している。底堅い動きが継続しよう。

メルマガ無料配信中!

メルマガの配信をご希望の方は右のボタンより登録ページへお進みください。

マーケットビュー メルマガ登録

セントラル短資FXで取引をはじめる 当社でお取引をご検討の方

無料セミナ―を受講する

セントラル短資FXが提供する無料セミナー

「マーケットビュー」執筆陣も出演中。外貨投資の基本からFXのトレードテクニックまで各種セミナーを開催しています。

取引をはじめる

オンラインでスピード口座開設 最短翌営業日で開設

口座開設

!
  • ※当社による情報サービスは、お客さまの投資判断に当たって参考となる情報の提供を唯一の目的としており、断定的な判断の提供や特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
    当社および情報提供者は、情報の正確性、完全性、適時性等を保証するものでは一切なく、情報の内容を予告なく変更する場合があります。また、当該情報の利用によって生じたいかなる損害についても、一切責任を負うものではありません。投資の最終判断は、お客さま自身で行ってくださいますようお願いします。
    当社が提供する情報の著作権は、セントラル短資FX株式会社または情報提供者に帰属します。当社の事前の承諾なく情報の全部または一部を引用、複製、転送などにより利用することを禁じます。
マイページログイン
口座開設
わからないことは
0120-30-8806 携帯電話・PHSからもご利用いただけます。
ご利用いただけない場合 03-6833-0250

受付時間:午前07:00〜午後09:00(平日)
※口座開設をご検討中のお客さまは
午前08:00〜午後07:00(平日)